JP4952011B2 - ガス混合器及び水素生成装置 - Google Patents
ガス混合器及び水素生成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4952011B2 JP4952011B2 JP2006082574A JP2006082574A JP4952011B2 JP 4952011 B2 JP4952011 B2 JP 4952011B2 JP 2006082574 A JP2006082574 A JP 2006082574A JP 2006082574 A JP2006082574 A JP 2006082574A JP 4952011 B2 JP4952011 B2 JP 4952011B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- flow path
- adjacent
- mixer
- mixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Description
このように、請求項2記載のガス混合器では、組成の異なるガスを均一に混合することができる。特に、第1ガス流路、第2ガス流路の仕切板積層方向の寸法が小さい構成、例えば、扁平構造やマイクロチャンネル構造では、単位隣接流路部の第1ガスと第2ガスとが合流する予備混合部において高いせん断力を受けてガス流方向に拡散する(流れが乱れる)ため、混合が促進される。
また、本ガス混合器では、第1ガスと第2ガスとの流量比が所定値である場合にガス導入部を通過する第1ガスの圧力損失と第2ガスの圧力損失とが略一致するため、両ガスを小さいエネルギで送出して混合することができる。
CnHm+n/2O2 → nCO + m/2H2 … (2)
CO+H2O ⇔ CO2+H2 … (3)
CO+3H2 ⇔ CH4+H2O … (4)
この改質反応の中で主となる式(1)の水蒸気改質反応は吸熱反応であり、かつ所定の温度以上(本実施形態では、700℃〜800℃程度)で行われることで、燃料電池14の運転温度と略同域である400℃〜500℃の燃料ガスを生成するようになっている。このため、改質器45は、改質部46に改質反応を行い得る熱を供給して改質反応を維持させる加熱部48を有している。加熱部48は、内部に酸化触媒49(図2参照)を有して改質部46に隣接して設けられており、燃料を触媒燃焼させて得た熱を隔壁50を介して改質部46に供給するようになっている。このため、燃焼ガス等の熱媒(流体)を介して改質部を加熱する構成のように熱量を温度に変換することなく、改質部46に熱量を直接的に付与することができる構成とされている。この実施形態では、改質器45は、図2に示される如く、改質部46と加熱部48とが隔壁部50を介して交互に積層されて熱交換型の改質器として構成されている。この図2に示される如く、酸化触媒49は、加熱部48の内面すなわち隔壁部50に固定的に支持されている。
(混合器の構成)
図2に示される如く、ガス混合器60は、アノードオフガス、冷却オフガスを、混合前に交互に積層配置された可燃ガス分割流路66、支燃ガス分割流路68に分割するガス流分割部70を備えている。この実施形態では、後述するプレート本体94を介して積層方向に隣接する1つの可燃ガス分割流路66と1つの支燃ガス分割流路68で隣接ユニット74が構成されており、ガス流分割部70は多数の単位隣接流路部としての隣接ユニット74が積層されて構成されていると把握することができる。
図6には、第2の実施形態に係るガス混合器110の要部が拡大された断面図が示されている。この図に示される如く、ガス混合器110は、可燃ガス分割流路66のアノードオフガスGaを同じ隣接ユニット74を構成する支燃ガス分割流路68側に案内するガイド部112を備える点で、第1の実施形態に係るガス混合器60とは異なる。ガイド部112は、切欠部102の上流側縁部102Aよりも下流側で可燃ガス分割流路66を矢印A方向に閉止して構成されている。
図7には、第3の実施形態に係るガス混合器120の要部が拡大された断面図が示されている。この図に示される如く、ガス混合器120は、ガイド部112に代えて同じ機能のガイド部122を備える点で第2の実施形態とは異なる。ガイド部122は、矢印A方向上流側の面が該上流側及び支燃ガス分割流路68側を共に向くテーパ面122Aとされており、アノードオフガスGaをスムースに支燃ガス分割流路68に案内するようになっている。ガス混合器120の他の構成は、図示しない部分を併せてガス混合器110の対応する構成と同じである。
図8には、第4の実施形態に係るガス混合器130の要部が拡大された断面図が示されている。この図に示される如く、ガス混合器130は、ガイド部112の下流に混合ガスGmを可燃ガス分割流路66側に案内するガイド部132が設けられている点で、第2の実施形態とは異なる。ガイド部132は、ガイド部112の下流側で支燃ガス分割流路68を矢印A方向に閉止して構成されている。すなわち、ガス混合器130では、多段案内部が形成されている。
図9には、第5の実施形態に係るガス混合器140の要部が拡大された断面図が示されている。この図に示される如く、ガス混合器140は、アノードオフガスGaを支燃ガス分割流路68側に案内するガイド部142と、冷却オフガスGrを可燃ガス分割流路66側に案内するガイド部144とが矢印A方向の同じ位置にそれぞれ設けられている点で、第2の実施形態とは異なる。
図10には、第6の実施形態に係るガス混合器150の要部が拡大された断面図が示されている。この図に示される如く、ガス混合器150は、ガイド部142、144に代えて同じ機能のガイド部152、154を備える点で第5の実施形態とは異なる。ガイド部152は、矢印A方向上流側の面が該上流側及び支燃ガス分割流路68側を共に向くテーパ面152Aとされており、アノードオフガスGaをスムースに支燃ガス分割流路68側に案内するようになっている。同様に、機能のガイド部154は、矢印A方向上流側の面が該上流側及び可燃ガス分割流路66側を共に向くテーパ面154Aとされており、冷却オフガスGrをスムースに可燃ガス分割流路66側に案内するようになっている。ガス混合器150の他の構成は、図示しない部分を併せてガス混合器140の対応する構成と同じである。
図11には、第7の実施形態に係るガス混合器160の要部が拡大された断面図が示されている。この図に示される如く、ガス混合器160は、1つの可燃ガス分割流路66と1つの支燃ガス分割流路68とで構成された隣接ユニット74に代えて、2つの可燃ガス分割流路66間に1つの支燃ガス分割流路68を挟んだ3層構造の隣接ユニット162を備える点で、第1、第2の実施形態とは異なる。
図12には、第8の実施形態に係るガス混合器170を構成する可燃ガス流路形成プレート90、支燃ガス流路形成プレート92が平面図にて示されている。これらの図に示される如く、可燃ガス流路形成プレート90、支燃ガス流路形成プレート92は、可燃ガス分割流路66をさらに分割する流路間隔壁104間の間隔W1が、支燃ガス分割流路68をさらに分割する流路間隔壁106間の間隔W2よりも狭く設定されている。この設定により、ガス混合器170では、アノードオフガスの流量と冷却オフガスの流量とが一定の流量比である場合(燃焼ストイキが略一定である場合)に、ガス混合器60でのアノードオフガスの圧力損失と冷却オフガスの圧力損失とが略一定となるように各部の寸法、形状が決められている。ガス混合器170の他の構成は、図示しない部分を併せてガス混合器60の対応する構成と同じである。
46 改質部
48 加熱部
60 ガス混合器
66 可燃ガス分割流路(第1流路)
68 支燃ガス分割流路(第2流路)
70 ガス流分割部(ガス導入部)
74 隣接ユニット(単位隣接流路部)
76 隣接ガス混合部
80 混合器本体(ガス導入部)
90 可燃ガス流路形成プレート(仕切板)
92 支燃ガス流路形成プレート(仕切板)
94 プレート本体(仕切板)
102 切欠部(連通路)
104 流路間隔壁(第1隔壁)
106 流路間隔壁(第2隔壁)
110・120・130・140・150・160・170 ガス混合器
112・122・132・142・144・152・154 ガイド部
162 隣接ユニット(単位隣接流路部)
Claims (4)
- 複数の仕切板を積層することで、第1ガスを導入するための第1ガス流路と、前記積層方向から見て前記第1ガス流路とで所定角度の鋭角を成す直線形状とされ第2ガスを導入するための第2ガス流路とが、前記仕切板を介して隣接した単位隣接流路部が複数形成されているガス導入部と、
前記ガス導入部を構成する各単位隣接流路部において前記第1ガス流路の下流端部と前記第2ガス流路の下流端部とを前記仕切板における下流端部側に設けられた連通路にて連通して、前記積層方向から見て前記第1ガス流路とでガス流方向が直線となるように設けられ、該単位隣接流路部毎に第1ガス流路の第1ガスと第2ガス流路の第2ガスとを混合するための隣接ガス混合部と、
前記隣接ガス混合部における前記連通路に対する下流側に配置され、前記第1ガスを第2ガス側に案内するガス案内手段と、
複数の前記隣接ガス混合部から流出した混合ガスを下流側の装置に供給する前に合流させる混合ガス合流部と、
を備えたガス混合器。 - 複数の仕切板を積層することで、第1ガスを導入するための第1ガス流路と第2ガスを導入するための第2ガス流路とが前記仕切板を介して隣接した単位隣接流路部が複数形成されているガス導入部と、
前記ガス導入部において前記積層方向及び第1ガスのガス流方向に延在し、前記第1ガス流路を区画する複数の第1隔壁と、
前記ガス導入部において前記積層方向及び第2ガスのガス流方向に延在し、前記第1ガスと第2ガスとの流量比が所定値である場合に前記第1ガス流路の圧力損失と第2ガス流路の圧力損失とが一致するように、前記第2ガス流路を区画する間隔が設定された複数の第2隔壁と、
前記ガス導入部を構成する各単位隣接流路部において前記第1ガス流路の下流端部と前記第2ガス流路の下流端部とを連通して設けられ、該単位隣接流路部毎に第1ガス流路の第1ガスと第2ガス流路の第2ガスとを混合するための隣接ガス混合部と、
複数の前記隣接ガス混合部から流出した混合ガスを下流側の装置に供給する前に合流させる混合ガス合流部と、
を備えたガス混合器。 - 前記ガス導入部は、前記積層方向及び第1ガスのガス流方向に延在し前記第1ガス流路を区画する複数の第1隔壁と、前記積層方向及び第2ガスのガス流方向に延在し前記第2ガス流路を区画する複数の第2隔壁とを有し、前記第1ガスと第2ガスとの流量比が所定値である場合に前記第1ガス流路の圧力損失と第2ガス流路の圧力損失とが一致するように、前記第1隔壁間の間隔と第2隔壁間の間隔とが設定されている請求項1記載のガス混合器。
- 供給された改質原料から水素含有ガスを生成する改質反応を行う改質部と、
供給された燃料を燃焼させて生じた熱を、前記改質反応を進行するための熱として前記改質部に供給する加熱部と、
燃料電池のアノード出口から排出された前記燃料としてのアノードオフガス及び前記燃料電池の冷媒出口から排出され前記アノードオフガスを燃焼するための酸素を含む冷却オフガスの何れか一方を前記第1ガスとするとともに他方を前記第2ガスとして、該燃料と支燃ガスとの混合ガスを前記加熱部に供給するために適用された請求項1〜請求項3の何れか1項記載のガス混合器と、
を備えた水素生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006082574A JP4952011B2 (ja) | 2006-03-24 | 2006-03-24 | ガス混合器及び水素生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006082574A JP4952011B2 (ja) | 2006-03-24 | 2006-03-24 | ガス混合器及び水素生成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007253094A JP2007253094A (ja) | 2007-10-04 |
JP4952011B2 true JP4952011B2 (ja) | 2012-06-13 |
Family
ID=38627858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006082574A Expired - Fee Related JP4952011B2 (ja) | 2006-03-24 | 2006-03-24 | ガス混合器及び水素生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4952011B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009208052A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | マイクロミキサー |
JP5266887B2 (ja) * | 2008-06-02 | 2013-08-21 | トヨタ紡織株式会社 | 燃料電池の排出ガス希釈装置 |
JP5516946B2 (ja) * | 2009-11-27 | 2014-06-11 | 東京瓦斯株式会社 | 固体酸化物形燃料電池のオフガス燃焼装置及びオフガス燃焼方法 |
EP2620208B1 (en) | 2012-01-25 | 2017-01-04 | General Electric Technology GmbH | Gas mixing arrangement |
CN112268979A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-01-26 | 浙江工业大学 | 基于气体混合器结构优化的天然气掺氢燃烧性能测量系统 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE432059B (sv) * | 1980-04-11 | 1984-03-19 | Munters Ab Carl | Blandningsanordning for blandning av strommande medier innefattande minst tva system av atskilda genomstromningskanaler |
JPS58137431A (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-15 | バルケ−デユル・アクチエンゲゼルシヤフト | 状態量の異なる少なくとも2つの部分流を混合する方法および装置 |
JPH09299775A (ja) * | 1996-05-15 | 1997-11-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 流体混合装置 |
DE19928123A1 (de) * | 1999-06-19 | 2000-12-28 | Karlsruhe Forschzent | Statischer Mikrovermischer |
JP3924128B2 (ja) * | 2001-02-26 | 2007-06-06 | 三洋電機株式会社 | 燃料電池システム |
-
2006
- 2006-03-24 JP JP2006082574A patent/JP4952011B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007253094A (ja) | 2007-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8968432B2 (en) | Rapid start fuel reforming systems and techniques | |
US6936238B2 (en) | Compact partial oxidation/steam reactor with integrated air preheater, fuel and water vaporizer | |
JP5227706B2 (ja) | 改質装置 | |
CN100369309C (zh) | 燃料电池系统用重整器及具有该重整器的燃料电池系统 | |
US7846594B2 (en) | Reformer and fuel cell system having the same | |
JP4952011B2 (ja) | ガス混合器及び水素生成装置 | |
US7081312B1 (en) | Multiple stage combustion process to maintain a controllable reformation temperature profile | |
JP4809113B2 (ja) | 熱交換型改質器 | |
US7537738B2 (en) | Fuel processing system having a membrane separator | |
JP4963372B2 (ja) | 反応器、反応器の製造方法、及び反応器用単位部材 | |
US8092949B2 (en) | Fuel cell system with fuel conversion reactor | |
US6602626B1 (en) | Fuel cell with internal thermally integrated autothermal reformer | |
US7416799B2 (en) | Oxidizer for a fuel cell system | |
JP4833597B2 (ja) | 水素供給装置 | |
JP4809117B2 (ja) | 熱交換型改質器及び改質装置 | |
JP4782492B2 (ja) | 水素供給装置 | |
JP5828690B2 (ja) | 燃料電池用原料供給装置、燃料電池システム | |
US20080023322A1 (en) | Fuel processor | |
JP2009091181A (ja) | 改質装置及び燃料電池システム | |
JP2001253703A (ja) | 燃料改質装置 | |
JP2001146401A (ja) | 積層型改質器 | |
EP3678244B1 (en) | Systems and methods for increasing solid oxide fuel cell efficiency | |
US9308509B2 (en) | Reformer | |
JP2007277063A (ja) | 反応器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120227 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |