JP4951746B2 - 携帯型rfidリーダライタ - Google Patents

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本発明は、筐体に、RFIDタグとの間でRFID通信を行うRFID通信手段と、無線機器との間で無線LAN通信を行う無線LAN通信手段とが設けられている携帯型RFIDリーダライタに関する。
従来より、RFIDタグとの間でRFID通信を行うRFID通信モジュールと、外部無線機器との間で無線LAN通信を行う無線LAN通信モジュールとを備え、RFID通信モジュールがRFIDタグから読取ったデータを無線LAN通信モジュールから外部無線機器に転送させたり、外部無線機器から無線LAN通信モジュールに転送されたデータをRFID通信モジュールからRFIDタグに書込んだりする携帯型RFIDリーダライタが供されている。この種の携帯型RFIDリーダライタにおいて、RFID通信モジュールに接続されているRFIDアンテナが直線偏波特性を有するアンテナであり、無線LAN通信モジュールに接続されている無線LANアンテナが直線偏波特性を有するアンテナであると、それら両者の配置関係によっては互いの偏波面が接近してしまい、互いの通信性能を低下させ合ってしまうという問題がある。一方、特許文献1には、RFID通信に係る機能ブロックの一部とBluetooth(登録商標)通信に係る機能ブロックの一部とを共有化する構成が開示されている。
特開2003−69486号公報
しかしながら、上記した特許文献1に記載されているものでは、直線偏波特性を有するRFIDアンテナの偏波面と直線偏波特性を有する無線LANアンテナの偏波面とが接近することに因る通信性能を低下させ合ってしまうという不具合を解決するには至っていない。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、筐体に、RFIDタグとの間でRFID通信を行うRFID通信手段と、外部無線機器との間で無線LAN通信を行う無線LAN通信手段とが設けられている構成において、互いの通信性能を低下させ合うことなく、互いに適切な通信性能を確保することができる携帯型RFIDリーダライタを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、RFIDタグとの間でRFID通信を行うRFID通信手段に接続されている直線偏波特性を有するRFIDアンテナと、外部無線機器との間で無線LAN通信を行う無線LAN通信手段に接続されている直線偏波特性を有する無線LANアンテナとが、各々が形成する偏波面が直交する関係に配置されている。これにより、直線偏波特性を有するRFIDアンテナの偏波面と直線偏波特性を有する無線LANアンテナの偏波面とが接近しない構成を実現することができ、互いの通信性能を低下させ合うことなく、互いに適切な通信性能を確保することができる。
また、請求項1に記載した発明によれば、筐体が長尺形状に形成され、RFIDアンテナとして2つのアンテナが設けられると共に無線LANアンテナとして2つのアンテナが設けられ、2つのRFIDアンテナは、筐体の水平面部に平行な水平面にあって筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されているアンテナと筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せにより構成され、2つの無線LANアンテナは、筐体の水平面部に平行な水平面にあって筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されているアンテナと筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せ、筐体の水平面部に平行な水平面にあって筐体の長手方向に沿って配置されているアンテナと筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せ、筐体の水平面部に平行な水平面にあって筐体の長手方向に沿って配置されているアンテナと筐体の水平面部に平行な水平面にあって筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せのいずれかにより構成されている。これにより、RFIDアンテナとして2つのアンテナが設けられると共に無線LANアンテナとして2つのアンテナが設けられている構成において、直線偏波特性を有するRFIDアンテナの偏波面と直線偏波特性を有する無線LANアンテナの偏波面とが接近しない構成を実現することができる。
請求項2に記載した発明によれば、筐体が長尺形状に形成され、RFIDアンテナとして1つのアンテナが設けられると共に無線LANアンテナとして1つのアンテナが設けられ、1つのRFIDアンテナは、筐体の水平面部に平行な水平面にあって筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置され、1つの無線LANアンテナは、筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されている。これにより、RFIDアンテナとして1つのアンテナが設けられると共に無線LANアンテナとして1つのアンテナが設けられている構成において、直線偏波特性を有するRFIDアンテナの偏波面と直線偏波特性を有する無線LANアンテナの偏波面とが接近しない構成を実現することができる。
請求項3に記載した発明によれば、筐体が長尺形状に形成され、RFIDアンテナとして1つのアンテナが設けられると共に無線LANアンテナとして2つのアンテナが設けられ、1つのRFIDアンテナは、筐体の水平面部に平行な水平面にあって筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置され、2つの無線LANアンテナは、筐体の水平面部に平行な水平面にあって筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されているアンテナと筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せ、筐体の水平面部に平行な水平面にあって筐体の長手方向に沿って配置されているアンテナと筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せ、筐体の水平面部に平行な水平面にあって筐体の長手方向に沿って配置されているアンテナと筐体の水平面部に平行な水平面にあって筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せのいずれかにより構成されている。これにより、RFIDアンテナとして1つのアンテナが設けられると共に無線LANアンテナとして2つのアンテナが設けられている構成において、直線偏波特性を有するRFIDアンテナの偏波面と直線偏波特性を有する無線LANアンテナの偏波面とが接近しない構成を実現することができる。
請求項4に記載した発明によれば、筐体が長尺形状に形成され、RFIDアンテナとして2つのアンテナが設けられると共に無線LANアンテナとして1つのアンテナが設けられ、2つのRFIDアンテナは、筐体の水平面部に平行な水平面にあって筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されているアンテナと筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せにより構成され、1つの無線LANアンテナは、筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されている或いは筐体の水平面部に平行な水平面にあって筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されている。これにより、RFIDアンテナとして2つのアンテナが設けられると共に無線LANアンテナとして1つのアンテナが設けられている構成において、直線偏波特性を有するRFIDアンテナの偏波面と直線偏波特性を有する無線LANアンテナの偏波面とが接近しない構成を実現することができる。
請求項5に記載した発明によれば、無線LANアンテナ切替手段は、RFID通信手段がRFIDタグとの間でRFID通信を行う毎に無線LAN通信手段が外部無線機器との間で無線LAN通信を行う態様では、RFID通信手段がRFIDタグとの間でRFID通信中にある毎に、2つの無線LANアンテナの各々の受信電界強度を測定し、それら2つの無線LANアンテナのうちいずれかを当該測定結果に基づいて動作アンテナとして択一的に切替える。これにより、RFIDタグとの間でRFID通信中にあるときに、2つの無線LANアンテナのうち受信電界強度が高い方を動作アンテナとして択一的に切替えることができ、無線LAN通信を行う場合の通信性能を適切に確保することができる。
請求項6に記載した発明によれば、無線LANアンテナ切替手段は、RFID通信手段がRFIDタグとの間でRFID通信を行う毎に無線LAN通信手段が外部無線機器との間で無線LAN通信を行う態様では、RFID通信手段がRFIDタグとの間でRFID通信を終了した直後毎に、2つの無線LANアンテナの各々の受信電界強度を測定し、それら2つの無線LANアンテナのうちいずれかを当該測定結果に基づいて動作アンテナとして択一的に切替える。これにより、RFIDタグとの間でRFID通信を終了した直後に、2つの無線LANアンテナのうち受信電界強度が高い方を動作アンテナとして択一的に切替えることができ、無線LAN通信を行う場合の通信性能を適切に確保することができる。
請求項7に記載した発明によれば、RFIDアンテナ切替手段は、RFID通信手段がRFIDタグとの間でRFID通信を行う毎に無線LAN通信手段が外部無線機器との間で無線LAN通信を行う態様では、無線LAN通信手段が2つの無線LANアンテナのうちRFIDアンテナのいずれとも偏波面が直交する関係に配置されている方を選択した後に、2つのRFIDアンテナの各々のRFIDタグ応答レベルを測定し、それら2つのRFIDアンテナのうちいずれかを当該測定結果に基づいて動作アンテナとして択一的に切替える。これにより、2つの無線LANアンテナのうちRFIDアンテナのいずれとも偏波面が直交する関係に配置されている方を選択した後に、2つのRFIDアンテナのうち応答レベルが高い方を動作アンテナとして択一的に切替えることができ、RFID通信を行う場合の通信性能を適切に確保することができる。
請求項8に記載した発明によれば、無線LANアンテナ切替手段は、RFID通信手段がRFIDタグとの間で予め設定されている設定回数分のRFID通信を行った後に無線LAN通信手段が外部無線機器との間で無線LAN通信を行う態様では、RFID通信手段がRFIDタグとの間で設定回数分のRFID通信を終了した直後に、2つの無線LANアンテナの各々の受信電界強度を測定し、それら2つの無線LANアンテナのうちいずれかを当該測定結果に基づいて動作アンテナとして択一的に切替える。これにより、RFIDタグとの間で設定回数分のRFID通信を終了した直後に、2つの無線LANアンテナのうち受信電界強度が高い方を動作アンテナとして択一的に切替えることができ、無線LAN通信を行う場合の通信性能を適切に確保することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を情報コード(1次元コードや2次元コード)に記録されているデータを光学的に読取る情報コード読取機能を有する携帯型RFIDリーダライタに適用した第1の実施形態について、図1ないし図6を参照して説明する。図1は、RFID通信アンテナ及び無線LAN通信アンテナの配置態様を概略的に示している。
携帯型RFIDリーダライタ1は、例えばプラスチック材からなる筐体2が上ケース3と下ケース4とが組合されて全体的に長尺形状に構成され、その上半部は情報コードに記録されているデータを光学的に読取る光学読取センサ(図示せず)の読取面と平行な開口面を有する読取り口5が設けられている光学読取部6とされ、その下半部はユーザが把持可能な把持部7とされている。把持部7は光学読取部6よりも僅かに幅狭な形状に成形されている。本実施形態においては、これ以降、筐体2の水平面部(上ケース3の平面部3a及び下ケース4の平面部4a)に平行な水平面にあって筐体2の長手方向をX軸方向、筐体2の水平面部に平行な水平面にあって筐体2の長手方向に直交する方向をY軸方向、筐体2の水平面部に平行な水平面に直交する方向をZ軸方向として説明する。
筐体2の内部には、RFIDタグ20(図2参照)との間でRFID通信を行うRFID通信モジュール8(本発明でいうRFID通信手段、RFIDアンテナ切替手段)が配置されていると共に、アクセスポイント21(本発明でいう外部無線機器)(図2参照)との間で無線LAN通信を行う無線LAN通信モジュール9(本発明でいう無線LAN通信手段、無線LANアンテナ切替手段)が配置されている。
RFID通信モジュール8は、第1のRFIDアンテナ8aと第2のRFIDアンテナ8bとの2本のアンテナ8a,8bを接続している。これら2本のアンテナ8a,8bは直線偏波特性を有するダイポールアンテナから構成されており、第1のRFIDアンテナ8aはエレメントの軸がY軸方向に沿って配置されており、第2のRFIDアンテナ8bはエレメントの軸がZ軸方向に沿って配置されている。RFID通信モジュール8は、送信データで変調処理された搬送波を第1のRFIDアンテナ8a及び第2のRFIDアンテナ8bのいずれかからRFIDタグ20に送信し、RFIDタグ20から送信された搬送波を第1のRFIDアンテナ8a及び第2のRFIDアンテナ8bのいずれかで受信し、その受信した搬送波を復調処理して受信データを抽出することにより、RFIDタグ20との間でデータ送受信を行う。この場合、RFID通信で使用する周波数帯域は例えば953[MHZ]帯域である。
無線LAN通信モジュール9は、第1の無線LANアンテナ9aと第2の無線LANアンテナ9bとの2本のアンテナ9a,9bを接続している。これら2本のアンテナ9a,9bは直線偏波特性を有するダイポールアンテナから構成されており、第1の無線LANアンテナ9aはエレメントの軸がY軸方向に沿って配置されており、第2の無線LANアンテナ9bはエレメントの軸がX軸方向に沿って配置されている。無線LAN通信モジュール9は、送信データで変調処理された搬送波を第1の無線LANアンテナ9a及び第2の無線LANアンテナ9bのいずれかからアクセスポイント21に送信し、アクセスポイント21から送信された搬送波を第1の無線LANアンテナ9a及び第2の無線LANアンテナ9bのいずれかで受信し、その受信した搬送波を復調処理して受信データを抽出することにより、アクセスポイント21との間でデータ送受信を行う。この場合、無線LAN通信で使用する周波数帯域は例えば2[GHZ]帯域或いは5[GHZ]帯域である。
図2は、上記した携帯型RFIDリーダライタ1の電気的な構成を機能ブロック図により示している。携帯型RFIDリーダライタ1は、制御部10と、上記したRFID通信モジュール8と、上記した無線LAN通信モジュール9と、表示部11と、キー入力部12と、画像認識モジュール13と、電源部14とを備えて構成されている。制御部10は、マイクロコンピュータを主体として構成され、制御プログラムを実行して携帯型RFIDリーダライタ1の動作全般を制御する。
表示部11は、筐体2にあって上ケース3の上面部3aに設けられている液晶表示器(図示せず)を有し、制御部10から表示指令信号を入力すると、その入力した表示指令信号に基づいて各種情報を表示する。キー入力部12は、筐体2にあって上ケース3の上面部3aに設けられているキートップ(図示せず)を有し、ユーザがキートップを操作した操作内容を表す操作検知信号を制御部10に出力する。画像認識モジュール13は、上記沖した光学読取りセンサが情報コードに記録されているデータを光学的に読取ったことに応じて画像信号を入力すると、その入力した画像信号から画像を抽出し、その抽出した画像に対して所定の画像認識アルゴリズムに基づいて画像認識を行って画像認識データを生成し、その生成した画像認識データを制御部10に出力する。電源部14は、バッテリ15から供給される電力から動作電力を生成して各機能ブロックに供給する。
RFID通信モジュール8は、筐体2の内部で拡張基板に実装される態様で設けられ、RF部16と、リーダライタ用IC17と、FPGA18と、CFカードインタフェース(I/F)19とを備えて構成されている。RFID通信モジュール8(RF部16)は、上記した第1のRFIDアンテナ8a及び第2のRFIDアンテナ8bのうちいずれかを動作アンテナとして択一的に選択する(切替える)選択回路(図示せず)を有しており、これら第1のRFIDアンテナ8a及び第2のRFIDアンテナ8bをのうちいずれかを動作アンテナとして択一的に選択してアンテナ選択ダイバーシチを行う。無線LAN通信モジュール9は、上記した無線LANアンテナ9a及び第2の無線LANアンテナ9bのうちいずれかを動作アンテナとして択一的に選択する(切替える)選択回路(図示せず)を有しており、これら第1の無線LANアンテナ9a及び第2の無線LANアンテナ9bをのうちいずれかを動作アンテナとして択一的に選択してアンテナ選択ダイバーシチを行う。
制御部10は、RFID通信モジュール8がRFIDタグ20との間で行うRFID通信と無線LAN通信モジュール9がアクセスポイント21との間で行う無線LAN通信とを制御することで、RFID通信モジュール8がRFIDタグ20から読取ったデータを無線LAN通信モジュール9からアクセスポイント21に転送させたり、アクセスポイント21から無線LAN通信モジュール9に転送されたデータをRFID通信モジュール8からRFIDタグ20に書込んだりする。
次に、上記した構成の作用について、図3ないし図6を参照して説明する。携帯型RFIDリーダライタ1がRFIDタグ20からデータを読取って(取込んで)当該読取ったデータをアクセスポイント21に転送する態様としては、RFIDタグ20からデータを1回読込む毎に当該読取った1回分のデータをアクセスポイント21に転送する逐次読取り転送と、RFIDタグ20からデータを予め設定されている設定回数分だけ読取った後に当該読取った設定回数分のデータをアクセスポイント21に転送する一括読取り転送との2種類がある。以下、それらの態様について順次説明する。尚、ユーザは携帯型RFIDリーダライタ1を操作することで逐次読取り転送及び一括読取り転送のうちいずれかを予め択一的に設定しておくことが可能である。
(1)逐次読取り転送
携帯型RFIDリーダライタ1は、逐次読取り転送を行う場合には、RFID通信モジュール8におけるRFID通信処理と無線LAN通信モジュール9における無線LAN通信処理とを並列に行う。
携帯型RFIDリーダライタ1は、RFIDタグ20からのデータ読取り指示が発生したか否かを監視している(ステップS1)。ここで、携帯型RFIDリーダライタ1は、ユーザがRFIDタグ20からのデータ読取り指示の操作を行ったことにより、キー入力部12からの操作検知信号に基づいてRFIDタグ20からのデータ読取り指示が発生した旨を判定すると(ステップS1にて「YES」)、RFIDアンテナ選択制御に移行する(ステップS2)。また、携帯型RFIDリーダライタ1は、RFIDアンテナ選択制御に移行することと並行し、第1のRFIDアンテナ8a及び第2のRFIDアンテナ8bのいずれとも偏波面が直交する関係に配置されている第2の無線LANアンテナ9bを動作アンテナとして選択し(ステップS11)、その選択した第2の無線LANアンテナ9bによりアクセスポイント21と接続させる(ステップS12)。
携帯型RFIDリーダライタ1は、RFIDアンテナ選択制御に移行すると、最初に第1のRFIDアンテナ8aを動作アンテナとして選択し(ステップS21)、その選択した第1のRFIDアンテナ8aでのRFIDタグ応答レベルを測定し、その測定値(LV1)を記憶する(ステップS22)。携帯型RFIDリーダライタ1は、続いて第2のRFIDアンテナ8bを動作アンテナとして選択し(ステップS23)、その選択した第2のRFIDアンテナ8bでのRFIDタグ応答レベルを測定し、その測定値(LV2)を記憶する(ステップS24)。
次いで、携帯型RFIDリーダライタ1は、第1のRFIDアンテナ8aでのRFIDタグ応答レベルの測定値(LV1)と第2のRFIDアンテナ8bでのRFIDタグ応答レベルの測定値(LV2)とを比較し(ステップS25)、前者が後者以上である旨を判定すると(ステップS25にて「YES」)、第1のRFIDアンテナ8aを動作アンテナとして選択し(ステップS26)、一方、前者が後者以上でない(前者が後者未満である)旨を判定すると(ステップS25にて「NO」)、第2のRFIDアンテナ8bを動作アンテナとして選択し(ステップS27)、RFIDアンテナ選択制御を終了してリターンする。そして、携帯型RFIDリーダライタ1は、RFIDアンテナ選択制御で選択したRFIDアンテナを用いてRFIDタグ20との間でRFID通信を開始させる(ステップS3)。
また、携帯型RFIDリーダライタ1は、RFIDアンテナ選択制御で選択したRFIDアンテナを用いてRFIDタグ20との間でRFID通信を開始させることと並行し、RFIDアンテナ選択制御で第1のRFIDアンテナ8a及び第2のRFIDアンテナ8bのうちいずれを選択したか否かを判定し(ステップS13)、第1のRFIDアンテナ8aを選択した旨を判定すると、その選択した第1のRFIDアンテナ8aと偏波面が直交する関係に配置されている第2の無線LANアンテナ9bを動作アンテナとする選択を継続し(ステップS14)、一方、第2のRFIDアンテナ8bを選択した旨を判定すると、その選択した第2のRFIDアンテナ8bと偏波面が直交する関係に配置されている第1の無線LANアンテナ9a及び第1の無線LANアンテナ9bのうちいずれかを動作アンテナとして選択する無線LANアンテナ選択制御に移行する(ステップS15)。
携帯型RFIDリーダライタ1は、無線LANアンテナ選択制御に移行すると、最初に第1の無線LANアンテナ9aを動作アンテナとして選択し(ステップS31)、その選択した第1の無線LANアンテナ9aでの受信電界強度を測定し、その測定値(RSSI1)を記憶する(ステップS32)。携帯型RFIDリーダライタ1は、続いて第2の無線LANアンテナ9bを動作アンテナとして選択し(ステップS33)、その選択した第2の無線LANアンテナ9bでの受信電界強度を測定し、その測定値(RSSI2)を記憶する(ステップS34)。
次いで、携帯型RFIDリーダライタ1は、第1の無線LANアンテナ9aでの受信電界強度の測定値(RSSI1)と第2の無線LANアンテナ9bでの受信電界強度の測定値(RSSI2)とを比較し(ステップS35)、前者が後者以上である旨を判定すると(ステップS35にて「YES」)、第1の無線LANアンテナ9aを動作アンテナとして選択し(ステップS36)、一方、前者が後者以上でない(前者が後者未満である)旨を判定すると(ステップS35にて「NO」)、第2の無線LANアンテナ9bを動作アンテナとして選択し(ステップS37)、無線LANアンテナ選択制御を終了してリターンする。そして、携帯型RFIDリーダライタ1は、第1の無線LANアンテナ9a及び第2の無線LANアンテナ9bのうち選択した無線LANアンテナによりアクセスポイント21と接続させる(ステップS16)。
すなわち、携帯型RFIDリーダライタ1は、RFIDアンテナ選択制御で第1のRFIDアンテナ8aを選択した場合には、無線LANアンテナ選択制御を行うことなく、第2の無線LANアンテナ9bを動作アンテナとする選択を継続するので、第2の無線LANアンテナ9bによりアクセスポイント21と接続させる。一方、携帯型RFIDリーダライタ1は、RFIDアンテナ選択制御で第2のRFIDアンテナ8bを選択した場合には、無線LANアンテナ選択制御を行うので、第1の無線LANアンテナ9a及び第2の無線LANアンテナ9bのうち受信電界強度が大きい方によりアクセスポイント21と接続させる。
次いで、携帯型RFIDリーダライタ1は、RFIDアンテナ選択制御で選択したRFIDアンテナを用いてRFIDタグとの間でRFID通信を開始させた後では、そのRFID通信を終了させたか否かを監視しており(ステップS4)、RFID通信を終了させた旨を判定すると(ステップS4にて「YES」)、無線LANアンテナ選択制御に再度移行し(ステップS17)、第1の無線LANアンテナ9a及び第2の無線LANアンテナ9bのうち受信電界強度が大きい方によりアクセスポイントと接続させ(ステップS18)、一連の処理を終了する。
以上に説明した処理により、携帯型RFIDリーダライタ1においては、逐次読取り転送を行う場合には、RFID通信処理と無線LAN通信処理とを並列に行うことにより、RFID通信中にあるときに、無線LANアンテナ選択制御を行うことで第1の無線LANアンテナ9a及び第2の無線LANアンテナ9bのうち受信電界強度が高い方を動作アンテナとして選択し、RFID通信を終了した直後にも、無線LANアンテナ選択制御を行うことで第1の無線LANアンテナ9a及び第2の無線LANアンテナ9bのうち受信電界強度が高い方を動作アンテナとして選択する。
(2)一括読取り転送
携帯型RFIDリーダライタ1は、一括読取り転送を行う場合には、RFID通信モジュール8におけるRFID通信処理と無線LAN通信モジュール9における無線LAN通信処理とを縦列に行う。
携帯型RFIDリーダライタ1は、RFIDタグ20から読取ったデータを一括転送する件数である設定回数を予め記憶している状態で、RFIDタグ20からのデータ読取り指示が発生したか否かを監視している(ステップS41)。ここで、携帯型RFIDリーダライタ1は、ユーザがRFIDタグ20からのデータ読取り指示の操作を行ったことにより、キー入力部12からの操作検知信号に基づいてRFIDタグ20からのデータ読取り指示が発生した旨を判定すると(ステップS41にて「YES」)、上記したRFIDアンテナ選択制御に移行する(ステップS42)。
次いで、携帯型RFIDリーダライタ1は、RFIDアンテナ選択制御で選択したRFIDアンテナを用いてRFIDタグ20との間でRFID通信を開始させ(ステップS43)、そのRFID通信を終了させたか否かを監視しており(ステップS44)、RFID通信を終了させた旨を判定すると(ステップS44にて「YES」)、読取り回数カウンタをインクリメントし(ステップS45)、インクリメントした読取り回数カウンタが設定回数に到達したか否かを判定し(ステップS46)、インクリメントした読取り回数カウンタが設定回数に到達していない旨を判定すると(ステップS46にて「NO」)、上記したステップS41に戻り、ステップS41〜S46を繰返して行う。
これに対して、携帯型RFIDリーダライタ1は、インクリメントした読取り回数カウンタが設定回数に到達した旨を判定すると(ステップS46にて「YES」)、上記した無線LANアンテナ選択制御に移行し(ステップS47)、無線LANアンテナ選択制御で選択した無線LANアンテナによりアクセスポイント21と接続させ(ステップS48)、一連の処理を終了する。
以上に説明した処理により、携帯型RFIDリーダライタ1においては、一括読取り転送を行う場合には、RFID通信処理と無線LAN通信処理とを縦列に行うことにより、RFID通信を終了した直後に、無線LANアンテナ選択制御を行うことで第1の無線LANアンテナ9a及び第2の無線LANアンテナ9bのうち受信電界強度が高い方を動作アンテナとして選択する。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、携帯型RFIDリーダライタ1において、第1のRFIDアンテナ8aをY軸方向に沿って配置し、第2のRFIDアンテナ8bをZ軸方向に沿って配置し、第1の無線LANアンテナ9aをY軸方向に沿って配置し、第2の無線LANアンテナ9bをX軸方向に沿って配置したので、第1のRFIDアンテナ8aが形成する偏波面と第2の無線LANアンテナ9bが形成する偏波面とを直交させることができ、第2のRFIDアンテナ8bが形成する偏波面と第1の無線LANアンテナ9a及び第2の無線LANアンテナ9bのいずれかが形成する偏波面とを直交させることができ、RFID通信と無線LAN通信とにおいて互いの通信性能を低下させ合うことなく、互いに適切な通信性能を確保することができる。
尚、上記した実施形態は、2つの無線LANアンテナの組合せとして、エレメントの軸がY軸方向に沿って配置されている第1の無線LANアンテナ9aとエレメントの軸がX軸方向に沿って配置されている第2の無線LANアンテナ9bとの組合せを説明したが、エレメントの軸がY軸方向に沿って配置されている第1の無線LANアンテナとエレメントの軸がZ軸方向に沿って配置されている第2の無線LANアンテナの組合せであっても良いし、エレメントの軸がX軸方向に沿って配置されている第1の無線LANアンテナとエレメントの軸がZ軸方向に沿って配置されている第2の無線LANアンテナの組合せであっても良い。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図7を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。上記した第1の実施形態は、RFID通信モジュール8が2本のRFIDアンテナ8a,8bを接続していると共に無線LAN通信モジュール9が2本の無線LANアンテナ9a,9bを接続している構成であるが、第2の実施形態は、RFID通信モジュール8が1本のRFIDアンテナを接続していると共に無線LAN通信モジュール9が1本の無線LANアンテナを接続している構成である。
すなわち、携帯型RFIDリーダライタ31において、RFID通信モジュール8は、エレメントの軸がY軸方向に沿って配置されているRFIDアンテナ8cを接続していると共に、無線LAN通信モジュール9は、エレメントの軸がZ軸方向に沿って配置されている無線LANアンテナ9cを接続している。尚、この場合は、RFIDアンテナ制御や無線LANアンテナ制御を行うことはない。
第2の実施形態によれば、携帯型RFIDリーダライタ41において、RFIDアンテナ8cをY軸方向に沿って配置し、無線LANアンテナ9cをZ軸方向に沿って配置したので、RFIDアンテナ8cが形成する偏波面と無線LANアンテナ9cが形成する偏波面とを直交させることができ、RFID通信と無線LAN通信とにおいて互いの通信性能を低下させ合うことなく、互いに適切な通信性能を確保することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図8を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第3の実施形態は、RFID通信モジュール8が1本のRFIDアンテナを接続していると共に無線LAN通信モジュール9が2本の無線LANアンテナを接続している構成である。
すなわち、携帯型RFIDリーダライタ41において、RFID通信モジュール8は、エレメントの軸がY軸方向に沿って配置されているRFIDアンテナ8dを接続していると共に、無線LAN通信モジュール9は、エレメントの軸がY軸方向に沿って配置されている第1の無線LANアンテナ9d及びエレメントの軸がX軸方向に沿って配置されている第2の無線LANアンテナ9eを接続している。尚、この場合は、RFIDアンテナ制御を行うことはないが、無線LANアンテナ制御を行うことにより、第1の無線LANアンテナ9d及び第2の無線LANアンテナ9eのうち受信電界強度が高い方を動作アンテナとする選択する。
第3の実施形態によれば、携帯型RFIDリーダライタ41において、RFIDアンテナ8dをY軸方向に沿って配置し、第1の無線LANアンテナ9dをY軸方向に沿って配置し、第2の無線LANアンテナ9eをX軸方向に沿って配置したので、RFIDアンテナ8dが形成する偏波面と第2の無線LANアンテナ9eが形成する偏波面とを直交させることができ、RFID通信と無線LAN通信とにおいて互いの通信性能を低下させ合うことなく、互いに適切な通信性能を確保することができる。
尚、この場合も、上記した第1の実施形態と同様にして、エレメントの軸がY軸方向に沿って配置されている第1の無線LANアンテナとエレメントの軸がZ軸方向に沿って配置されている第2の無線LANアンテナの組合せであっても良いし、エレメントの軸がX軸方向に沿って配置されている第1の無線LANアンテナとエレメントの軸がZ軸方向に沿って配置されている第2の無線LANアンテナの組合せであっても良い。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について、図9を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第4の実施形態は、RFID通信モジュール8が2本のRFIDアンテナを接続していると共に無線LAN通信モジュール9が1本の無線LANアンテナを接続している構成である。
すなわち、携帯型RFIDリーダライタ51において、RFID通信モジュール8は、エレメントの軸がY軸方向に沿って配置されている第1のRFIDアンテナ8e及びエレメントの軸がZ軸方向に沿って配置されている第2のRFIDアンテナ8fを接続していると共に、無線LAN通信モジュール9は、エレメントの軸がZ軸方向に沿って配置されている無線LANアンテナ9fを接続している。尚、この場合は、無線LANアンテナ制御を行うことはないが、RFIDアンテナ制御を行うことにより、第1のRFIDアンテナ8e及び第2のRFIDアンテナ8fのうちRFIDタグ応答レベルが高い方を動作アンテナとする選択する。
第4の実施形態によれば、携帯型RFIDリーダライタ51において、第1のRFIDアンテナ8eをY軸方向に沿って配置し、第2のRFIDアンテナ8fをZ軸方向に沿って配置し、無線LANアンテナ9fをZ軸方向に沿って配置したので、第1のRFIDアンテナ8eが形成する偏波面と無線LANアンテナ9fが形成する偏波面とを直交させることができ、RFID通信と無線LAN通信とにおいて互いの通信性能を低下させ合うことなく、互いに適切な通信性能を確保することができる。尚、この場合、エレメントの軸がY軸方向に沿って配置されている無線LANアンテナとであっても良い。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
RFIDアンテナ及び無線LANアンテナの配置態様は、RFIDアンテナが形成する偏波面と無線LANアンテナが形成する偏波面とが直交する関係を成立する場合であれば、他の配置態様であっても良い。
本発明の第1の実施形態を示すもので、アンテナの配置態様を概略的に示す図 電気的な構成を示す機能ブロック図 フローチャート(その1) フローチャート(その2) フローチャート(その3) フローチャート(その4) 本発明の第2の実施形態を示すもので、アンテナの配置態様を概略的に示す図 本発明の第3の実施形態を示すもので、アンテナの配置態様を概略的に示す図 本発明の第4の実施形態を示すもので、アンテナの配置態様を概略的に示す図
符号の説明
図面中、1は携帯型RFIDリーダライタ、2は筐体、3aは平面部(水平面部)、4aは平面部(水平面部)、8はRFID通信モジュール(RFID通信手段、RFIDアンテナ切替手段)、8a〜8fはRFIDアンテナ、9は無線LAN通信モジュール(無線LAN通信手段、無線LANアンテナ切替手段)、9a〜9fは無線LANアンテナ、20はRFIDタグ、21はアクセスポイント(外部無線機器)、31は携帯型RFIDリーダライタ、41は携帯型RFIDリーダライタ、51は携帯型RFIDリーダライタである。

Claims (8)

  1. 筐体に、RFIDタグとの間でRFID通信を行うRFID通信手段と、外部無線機器との間で無線LAN通信を行う無線LAN通信手段とが設けられている携帯型RFIDリーダライタにおいて、
    前記RFID通信手段に接続されている直線偏波特性を有するRFIDアンテナと前記無線LAN通信手段に接続されている直線偏波特性を有する無線LANアンテナとは、各々が形成する偏波面が直交する関係に配置され
    前記筐体が長尺形状に形成され、前記RFIDアンテナとして2つのアンテナが設けられると共に前記無線LANアンテナとして2つのアンテナが設けられ、
    前記2つのRFIDアンテナは、前記筐体の水平面部に平行な水平面にあって前記筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されているアンテナと前記筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せにより構成され、
    前記2つの無線LANアンテナは、前記筐体の水平面部に平行な水平面にあって前記筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されているアンテナと前記筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せ、前記筐体の水平面部に平行な水平面にあって前記筐体の長手方向に沿って配置されているアンテナと前記筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せ、前記筐体の水平面部に平行な水平面にあって前記筐体の長手方向に沿って配置されているアンテナと前記筐体の水平面部に平行な水平面にあって前記筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せのいずれかにより構成されていることを特徴とする携帯型RFIDリーダライタ。
  2. 請求項1に記載した携帯型RFIDリーダライタにおいて、
    前記筐体が長尺形状に形成され、前記RFIDアンテナとして1つのアンテナが設けられると共に前記無線LANアンテナとして1つのアンテナが設けられ、
    前記1つのRFIDアンテナは、前記筐体の水平面部に平行な水平面にあって前記筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置され、
    前記1つの無線LANアンテナは、前記筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されていることを特徴とする携帯型RFIDリーダライタ。
  3. 請求項1に記載した携帯型RFIDリーダライタにおいて、
    前記筐体が長尺形状に形成され、前記RFIDアンテナとして1つのアンテナが設けられると共に前記無線LANアンテナとして2つのアンテナが設けられ、
    前記1つのRFIDアンテナは、前記筐体の水平面部に平行な水平面にあって前記筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置され、
    前記2つの無線LANアンテナは、前記筐体の水平面部に平行な水平面にあって前記筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されているアンテナと前記筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せ、前記筐体の水平面部に平行な水平面にあって前記筐体の長手方向に沿って配置されているアンテナと前記筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せ、前記筐体の水平面部に平行な水平面にあって前記筐体の長手方向に沿って配置されているアンテナと前記筐体の水平面部に平行な水平面にあって前記筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せのいずれかにより構成されていることを特徴とする携帯型RFIDリーダライタ。
  4. 請求項1に記載した携帯型RFIDリーダライタにおいて、
    前記筐体が長尺形状に形成され、前記RFIDアンテナとして2つのアンテナが設けられると共に前記無線LANアンテナとして1つのアンテナが設けられ、
    前記2つのRFIDアンテナは、前記筐体の水平面部に平行な水平面にあって前記筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されているアンテナと前記筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されているアンテナとの組合せにより構成され、
    前記1つの無線LANアンテナは、前記筐体の水平面部に平行な水平面に直交する方向に沿って配置されている或いは前記筐体の水平面部に平行な水平面にあって前記筐体の長手方向に直交する方向に沿って配置されていることを特徴とする携帯型RFIDリーダライタ。
  5. 請求項1に記載した携帯型RFIDリーダライタにおいて、
    前記2つの無線LANアンテナの各々の受信電界強度を測定し、それら2つの無線LANアンテナのうちいずれかを当該測定結果に基づいて動作アンテナとして択一的に切替える無線LANアンテナ切替手段を備え、
    前記無線LANアンテナ切替手段は、前記RFID通信手段がRFIDタグとの間でRFID通信を行う毎に前記無線LAN通信手段が外部無線機器との間で無線LAN通信を行う態様では、前記RFID通信手段がRFIDタグとの間でRFID通信中にある毎に、前記2つの無線LANアンテナの各々の受信電界強度を測定し、それら2つの無線LANアンテナのうちいずれかを当該測定結果に基づいて動作アンテナとして択一的に切替えることを特徴とする携帯型RFIDリーダライタ。
  6. 請求項1に記載した携帯型RFIDリーダライタにおいて、
    前記2つの無線LANアンテナの各々の受信電界強度を測定し、それら2つの無線LANアンテナのうちいずれかを当該測定結果に基づいて動作アンテナとして択一的に切替える無線LANアンテナ切替手段を備え、
    前記無線LANアンテナ切替手段は、前記RFID通信手段がRFIDタグとの間でRFID通信を行う毎に前記無線LAN通信手段が外部無線機器との間で無線LAN通信を行う態様では、前記RFID通信手段がRFIDタグとの間でRFID通信を終了した直後毎に、前記2つの無線LANアンテナの各々の受信電界強度を測定し、それら2つの無線LANアンテナのうちいずれかを当該測定結果に基づいて動作アンテナとして択一的に切替えることを特徴とする携帯型RFIDリーダライタ。
  7. 請求項1に記載した携帯型RFIDリーダライタにおいて、
    前記2つのRFIDアンテナの各々のRFIDタグ応答レベルを測定し、それら2つのRFIDアンテナのうちいずれかを当該測定結果に基づいて動作アンテナとして択一的に切替えるRFIDアンテナ切替手段を備え、
    前記RFIDアンテナ切替手段は、前記RFID通信手段がRFIDタグとの間でRFID通信を行う毎に前記無線LAN通信手段が外部無線機器との間で無線LAN通信を行う態様では、前記無線LAN通信手段が2つの無線LANアンテナのうちRFIDアンテナのいずれとも偏波面が直交する関係に配置されている方を選択した後に、前記2つのRFIDアンテナの各々のRFIDタグ応答レベルを測定し、それら2つのRFIDアンテナのうちいずれかを当該測定結果に基づいて動作アンテナとして択一的に切替えることを特徴とする携帯型RFIDリーダライタ。
  8. 請求項1に記載した携帯型RFIDリーダライタにおいて、
    前記2つの無線LANアンテナの各々の受信電界強度を測定し、それら2つの無線LANアンテナのうちいずれかを当該測定結果に基づいて動作アンテナとして択一的に切替える無線LANアンテナ切替手段を備え、
    前記無線LANアンテナ切替手段は、前記RFID通信手段がRFIDタグとの間で予め設定されている設定回数分のRFID通信を行った後に前記無線LAN通信手段が外部無線機器との間で無線LAN通信を行う態様では、前記RFID通信手段がRFIDタグとの間で設定回数分のRFID通信を終了した直後に、前記2つの無線LANアンテナの各々の受信電界強度を測定し、それら2つの無線LANアンテナのうちいずれかを当該測定結果に基づいて動作アンテナとして択一的に切替えることを特徴とする携帯型RFIDリーダライタ。
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