JP4949941B2 - 巻線装置及び回転電機の製造方法 - Google Patents

巻線装置及び回転電機の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、巻線装置及び回転電機の製造方法に係り、特に、巻線供給手段から供給された巻線を所定の形状に屈曲成形し、この所定の形状に予め屈曲成形された巻線を回転電機に備えられる巻線巻回部に巻回させる巻線装置及び回転電機の製造方法に関する。
従来、この種の巻線装置及び回転電機の製造方法としては次のものがある(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1に記載の例では、コイルボビンから供給されたコイルを一対のS字成形爪で両側から挟み込んで屈曲成形し、このコイルを巻枠に巻回させている。
特開2000−245092号公報 特開2003−244906号公報
しかしながら、特許文献1に記載の例では、一対のS字成形爪でコイルを屈曲成形する際に、コイルの送りを停止(若しくは減速)させる必要がある。このため、コイルの巻枠への巻回動作が中断(若しくは低速運転)される。従って、コイルの巻枠への巻回作業時における作業効率を向上させるためには改良の余地がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、巻線の巻線巻回部への巻回作業時における作業効率を向上させることが可能な巻線装置及び回転電機の製造方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の巻線装置は、巻線を供給する巻線供給手段と、前記巻線供給手段から供給される巻線を挟んだ両側に互いに対向して配置された一対のローラパンチを有し、前記一対のローラパンチを前記巻線の供給方向を接線方向として回転させながら前記一対のローラパンチで前記巻線を両側から挟み込んで所定の形状に屈曲成形する屈曲成形手段と、前記屈曲成形手段によって予め所定の形状に屈曲成形された巻線を回転電機に備えられる巻線巻回部に巻回させる巻線巻回手段と、を備え、前記一対のローラパンチの各外周部には、前記巻線巻回部に軸方向に並んで複数列に巻回される各巻線の列替え部を前記巻線に屈曲成形するための列替え部形成用突部が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の巻線装置によれば、一対のローラパンチを巻線の供給方向を接線方向として回転させながら、この一対のローラパンチで巻線を両側から挟み込んで所定の形状に屈曲成形し、この予め屈曲成形された巻線を回転電機に備えられる巻線巻回部に巻回することができる
すなわち、一対のローラパンチで巻線を両側から挟み込むことで巻線巻回部に軸方向に並んで複数列に巻回される各巻線の列替え部を屈曲成形することができる。
特に、一対のローラパンチの各外周部に列替え部形成用突部を設けるという簡単な構成によって巻線に所望の列替え部を形成することができる。
従って、各巻線を巻線巻回部に隙間を詰めた状態で巻回でき、巻線巻回部における巻線の占積率を向上できる。
また、一対のローラパンチで巻線を屈曲成形する際に、巻線の送りを停止させる必要がない。これにより、巻線の巻線巻回部への巻回動作が中断されることを防止でき、この結果、巻線の巻線巻回部への巻回作業時における作業効率を向上させることができる。
請求項に記載の巻線装置は、請求項に記載の巻線装置において、前記各列替え部形成用突部は、前記一対のローラパンチの回転に伴って互いに異なるタイミングで前記巻線と接触されることを特徴とする。
請求項に記載の巻線装置によれば、各列替え部形成用突部が一対のローラパンチの回転に伴って互いに異なるタイミングで巻線と接触されるので、巻線を潰してしまう等の不具合を生じさせることなく、巻線に所望の列替え部を形成することができる。
請求項に記載の巻線装置は、請求項又は請求項に記載の巻線装置において、前記各列替え部形成用突部は、互いに異なる形状の第一の列替え部形成用突起部及び第二の列替え部形成用突起部とされていることを特徴とする。
請求項に記載の巻線装置によれば、一対のローラパンチのそれぞれに設けられた互いに異なる形状の第一の列替え部形成用突起部及び第二の列替え部形成用突起部によって巻線に互いに異なる形状の第一の列替え部及び第二の列替え部を形成することができる。従って、巻線巻回部に巻線を複数層に巻回する場合でも、例えば、巻線巻回部に第一層目として巻回される巻線に第一の列替え部を形成し、巻線巻回部に第二層目として巻回される巻線に第二の列替え部を形成するなど、各層に応じた列替え部を形成することができる。
請求項に記載の巻線装置は、請求項に記載の巻線装置において、前記屈曲成形手段は、前記一対のローラパンチを互いに接離する方向に相対移動させるための接離方向移動機構を備え、前記第一の列替え部形成用突部及び前記第二の列替え部形成用突部は、前記各ローラパンチにおいて周方向にずれて設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の巻線装置によれば、各ローラパンチにおいて周方向にずれて設けられた第一の列替え部形成用突部及び第二の列替え部形成用突部の一方で第一の列替え部及び第二の列替え部の一方を形成する際に、一対のローラパンチを互いに離間する方向に相対移動させると共に巻線の供給方向を接線方向としてそれぞれ回転させて第一の列替え部形成用突部及び第二の列替え部形成用突部の他方を巻線に対し通過させることができる。従って、各ローラパンチにおいて周方向にずれて設けられた第一の列替え部形成用突起部及び第二の列替え部形成用突起部を選択的に用いることができ、巻線に互いに異なる形状の第一の列替え部及び第二の列替え部を形成することができる。
請求項に記載の巻線装置は、請求項に記載の巻線装置において、前記屈曲成形手段は、前記一対のローラパンチを軸方向に移動させるための軸方向移動機構を備え、前記第一の列替え部形成用突部及び前記第二の列替え部形成用突部は、前記各ローラパンチにおいて軸方向にずれて設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の巻線装置によれば、第一の列替え部形成用突部で第一の列替え部を形成する状態と、第一の列替え部形成用突部に対し各ローラパンチの軸方向にずれて設けられた第二の列替え部形成用突部で第二の列替え部を形成する状態との切り替えを一対のローラパンチの軸方向への移動により行うことができる。従って、各ローラパンチにおいて軸方向にずれて設けられた第一の列替え部形成用突起部及び第二の列替え部形成用突起部を選択的に用いることができ、巻線に互いに異なる形状の第一の列替え部及び第二の列替え部を形成することができる。
請求項に記載の巻線装置は、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の巻線装置において、前記屈曲成形手段は、前記巻線巻回手段によって前記巻線が前記巻線巻回部に軸方向に並んで複数列に巻回されたときに前記列替え部が前記巻線巻回部の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されるように、前記巻線に前記列替え部を形成することを特徴とする。
請求項に記載の巻線装置によれば、巻線が巻線巻回部に軸方向に並んで複数列に巻回されたときに列替え部が巻線巻回部の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されるように巻線に列替え部を形成することができる。これにより、巻線巻回部における巻線の占積率をより一層向上できる。
また、前記課題を解決するために、請求項に記載の巻線装置は、巻線を供給する巻線供給手段と、前記巻線供給手段から供給される巻線を挟んだ両側に互いに対向して配置された一対の回転体を有し、前記一対の回転体を前記巻線の供給方向を接線方向として回転させながら前記一対の回転体で前記巻線を両側から挟み込んで所定の形状に屈曲成形する屈曲成形手段と、前記屈曲成形手段によって予め所定の形状に屈曲成形された巻線を回転電機に備えられる巻線巻回部に巻回させる巻線巻回手段と、を備え、前記一対の回転体のうち一方は、前記巻線供給手段から供給される巻線をガイドするガイドローラとされ、前記一対の回転体のうち他方は、前記巻線巻回部に巻回される巻線のうち前記巻線巻回部の角部に位置される屈曲部を前記巻線に予め形成するための屈曲部形成用突部が外周部に設けられたローラパンチとされていることを特徴とする。
請求項に記載の巻線装置によれば、巻線供給手段から供給される巻線をガイドローラによってガイドしながら、ローラパンチの外周部に設けられた屈曲部形成用突部によって巻線に所望の屈曲部を形成することができる
すなわち、巻線巻回部に巻回される巻線のうち巻線巻回部の角部に位置される屈曲部を屈曲成形することができる。
これにより、各巻線を巻線巻回部に密着させた状態で巻回できるので、巻線巻回部の軸方向と直交する方向への巻線の拡がりを防止できる(特に巻線巻回部の角部における巻線の拡がりを防止できる)
また、前記課題を解決するために、請求項に記載の回転電機の製造方法は、一対のローラパンチを巻線供給手段から供給される巻線を挟んだ両側に互いに対向して配置した状態で、前記一対のローラパンチを前記巻線の供給方向を接線方向として回転させながら、前記一対のローラパンチで前記巻線を両側から挟み込んで所定の形状に屈曲成形する屈曲成形工程と、前記屈曲成形工程によって予め屈曲成形された巻線を回転電機に備えられる巻線巻回部に巻回する巻線巻回工程と、を含み、前記屈曲成形工程にて、前記一対のローラパンチの各外周部に設けられた列替え部形成用突部によって、前記巻線巻回部に軸方向に並んで複数列に巻回される各巻線の列替え部を前記巻線に屈曲成形することを特徴とする。
請求項に記載の回転電機の製造方法によれば、一対のローラパンチを巻線の供給方向を接線方向として回転させながら、この一対のローラパンチで巻線を所定の形状に屈曲成形する
すなわち、一対の回転体で巻線を両側から挟み込むことで巻線に列替え部を形成する。
特に、一対のローラパンチの各外周部に設けられた列替え部形成用突部を用いるという簡単な方法によって巻線に所望の列替え部を形成することができる。
従って、各巻線を巻線巻回部に隙間を詰めた状態で巻回でき、巻線巻回部における巻線の占積率を向上できる。
また、一対のローラパンチで巻線を屈曲成形する際に、巻線の送りを停止させる必要がない。これにより、巻線の巻線巻回部への巻回動作が中断されることを防止でき、この結果、巻線の巻線巻回部への巻回作業時における作業効率を向上させることができる。
請求項に記載の回転電機の製造方法は、請求項に記載の回転電機の製造方法において、前記屈曲成形工程にて、前記各列替え部形成用突部を前記一対のローラパンチの回転に伴って互いに異なるタイミングで前記巻線と接触させることを特徴とする。
請求項に記載の回転電機の製造方法によれば、各列替え部形成用突部を一対のローラパンチの回転に伴って互いに異なるタイミングで巻線と接触させるので、巻線を潰してしまう等の不具合を生じさせることなく、巻線に所望の列替え部を形成することができる。
請求項1に記載の回転電機の製造方法は、請求項又は請求項に記載の回転電機の製造方法において、前記屈曲成形工程にて、前記一対のローラパンチのそれぞれに設けられた互いに異なる形状の第一の前記列替え部形成用突起部及び第二の前記列替え部形成用突起部によって前記巻線に互いに異なる形状の第一の前記列替え部及び第二の前記列替え部を形成することを特徴とする。
請求項1に記載の回転電機の製造方法によれば、巻線巻回部に巻線を複数層に巻回する場合でも、例えば、巻線巻回部に第一層目として巻回される巻線に第一の列替え部を形成し、巻線巻回部に第二層目として巻回される巻線に第二の列替え部を形成するなど、各層に応じた列替え部を形成することができる。
請求項1に記載の回転電機の製造方法は、請求項1に記載の回転電機の製造方法において、前記屈曲成形工程にて、前記各ローラパンチにおいて周方向にずれて設けられた前記第一の列替え部形成用突部及び前記第二の列替え部形成用突部の一方で前記第一の列替え部及び前記第二の列替え部の一方を形成する際に、前記一対のローラパンチを互いに離間する方向に相対移動させると共に前記巻線の供給方向を接線方向としてそれぞれ回転させて前記第一の列替え部形成用突部及び前記第二の列替え部形成用突部の他方を前記巻線に対し通過させることを特徴とする。
請求項1に記載の回転電機の製造方法によれば、各ローラパンチにおいて周方向にずれて設けられた第一の列替え部形成用突起部及び第二の列替え部形成用突起部を選択的に用いることができ、巻線に互いに異なる形状の第一の列替え部及び第二の列替え部を形成することができる。
請求項1に記載の回転電機の製造方法は、請求項1に記載の回転電機の製造方法において、前記屈曲成形工程にて、前記第一の列替え部形成用突部で前記第一の列替え部を形成する状態と、前記第一の列替え部形成用突部に対し前記各ローラパンチの軸方向にずれて設けられた前記第二の列替え部形成用突部で前記第二の列替え部を形成する状態との切り替えを前記一対のローラパンチの軸方向への移動により行うことを特徴とする。
請求項1に記載の回転電機の製造方法によれば、各ローラパンチにおいて軸方向にずれて設けられた第一の列替え部形成用突起部及び第二の列替え部形成用突起部を選択的に用いることができ、巻線に互いに異なる形状の第一の列替え部及び第二の列替え部を形成することができる。
請求項1に記載の回転電機の製造方法は、請求項〜請求項1のいずれか一項に記載の回転電機の製造方法において、前記屈曲成形工程にて、前記巻線が前記巻線巻回部に軸方向に並んで複数列に巻回されたときに前記列替え部が前記巻線巻回部の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されるように前記巻線に前記列替え部を形成することを特徴とする。
請求項1に記載の回転電機の製造方法によれば、巻線が巻線巻回部に軸方向に並んで複数列に巻回されたときに列替え部が巻線巻回部の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されるように巻線に列替え部を形成するので、巻線巻回部における巻線の占積率をより一層向上できる。
また、前記課題を解決するために、請求項1に記載の回転電機の製造方法は、一対の回転体を巻線供給手段から供給される巻線を挟んだ両側に互いに対向して配置した状態で、前記一対の回転体を前記巻線の供給方向を接線方向として回転させながら、前記一対の回転体で前記巻線を両側から挟み込んで所定の形状に屈曲成形する屈曲成形工程と、前記屈曲成形工程によって予め屈曲成形された巻線を回転電機に備えられる巻線巻回部に巻回する巻線巻回工程と、を含み、前記屈曲成形工程にて、前記一対の回転体のうち一方の回転体としてのガイドローラによって前記巻線供給手段から供給される巻線をガイドしながら、前記一対の回転体のうち他方の回転体としてのローラパンチの外周部に設けられた屈曲部形成用突部によって、前記巻線巻回部に巻回される巻線のうち前記巻線巻回部の角部に位置される屈曲部を前記巻線に屈曲成形することを特徴とする。
請求項1に記載の回転電機の製造方法によれば、巻線供給手段から供給される巻線をガイドローラによってガイドしながら、ローラパンチの外周部に設けられた屈曲部形成用突部によって巻線に所望の屈曲部を形成することができる
すなわち、巻線巻回部に巻回される巻線のうち巻線巻回部の角部に位置される屈曲部を屈曲成形するので、各巻線を巻線巻回部に密着させた状態で巻回できる。
これにより、巻線巻回部の軸方向と直交する方向への巻線の拡がりを防止できる(特に巻線巻回部の角部における巻線の拡がりを防止できる)
[第一実施形態]
はじめに、図1乃至図10に基づき、本発明の第一実施形態について説明する。
図1には、本発明の第一実施形態に係る巻線装置10が示されている。この図に示されるように、本発明の第一実施形態に係る巻線装置10は、巻線供給手段としての巻線供給部12と、屈曲成形手段としての列替え部成形部14と、巻線巻回手段としての巻線巻回駆動部16と、制御部18と、を主要な構成として備えている。
巻線供給部12は、巻線20が巻回された例えばボビン等を備えて構成されており、このボビン等から巻線20を供給する構成とされている。
列替え部成形部14は、巻線20に後述する列替え部22を形成するためのものであり、一対の回転体としての一対のローラパンチ28,30と、回転方向駆動機構32と、接離方向移動機構34と、を有して構成されている。
一対のローラパンチ28,30は、巻線供給部12から供給される巻線20を挟んだ両側に互いに対向して配置されている。この一対のローラパンチ28,30は、同一の構成とされている。この一対のローラパンチ28,30の各外周部には、後述する如く巻線20を両側から挟み込んで巻線20に列替え部22を形成するための列替え部形成用突部36が設けられている。
各列替え部形成用突部36は、各ローラパンチ28,30の軸方向一端側から他端側にかけて延びる突条により構成されている。また、各列替え部形成用突部36は、より具体的には、互いに異なる形状の第一の列替え部形成用突起部36A及び第二の列替え部形成用突起部36Bとされている。
つまり、第一の列替え部形成用突起部36Aと第二の列替え部形成用突起部36Bとは、各ローラパンチ28,30において線対称とされており、巻線20と当接される各傾斜面が異なる方向を向いている。そして、この第一の列替え部形成用突部36A及び第二の列替え部形成用突起部36Bは、各ローラパンチ28,30において周方向にずれて設けられている。
回転方向駆動機構32は、例えばモータ装置等により構成されており、一対のローラパンチ28,30を巻線20の供給方向(矢印X方向)を接線方向として回転させる構成とされている。つまり、回転方向駆動機構32は、一対のローラパンチ28,30を矢印R方向に回転させる。
接離方向移動機構34は、例えばアクチュエータ装置等により構成されており、一対のローラパンチ28,30を互いに接離する方向(矢印Y方向)に相対移動させる構成とされている。
巻線巻回駆動部16は、列替え部成形部14によって予め列替え部22が形成された巻線20を回転電機60に備えられる巻線巻回部62に巻回させるためのものであり、巻線巻回駆動機構38と、軸方向駆動機構40と、を有して構成されている。
巻線巻回駆動機構38は、例えばモータ装置等により構成されており、後述する回転電機60に備えられる巻線巻回部62を支持すると共に、巻線巻回部62を軸方向回り(矢印P方向)に回転させる構成とされている。
軸方向駆動機構40は、例えばアクチュエータ装置等により構成されており、上述の巻線巻回駆動機構38により回転される巻線巻回部62を軸方向(矢印Q方向)に移動させる構成とされている。
制御部18は、例えば、電子回路等を備え、上述の回転方向駆動機構32、接離方向移動機構34、巻線巻回駆動機構38、軸方向駆動機構40の各動作を制御するように構成されている。
なお、図9には、上記構成からなる巻線装置10によって巻線20が巻回される巻線巻回部62(ボビン)が示されており、図10には、この巻線巻回部62を備えて構成された回転電機60が示されている。
巻線巻回部62は、図9に示されるように、筒状のボビン本体64を有すると共に、このボビン本体64の軸方向両側に周縁部に沿って一対のフランジ66,68が立設された構成とされている。この一対のフランジ66,68のうち一方のフランジ66には、巻線20を外部からボビン本体64へ導入するための切欠部70が設けられている。
回転電機60は、図10に示されるように、環状のステータコア72を有して構成されている。ステータコア72は、内コア74と外コア76とにより構成されている。内コア74には、複数のティース部78が設けられており、この複数のティース部78には、巻線20が巻回された巻線巻回部62が装着されている。外コア76は、内周面に嵌合凹部80を有しており、内コア74のティース部78の先端に設けられた嵌合凸部82に嵌合凹部80が嵌合されることで内コア74に一体に固定されている。
そして、本発明の第一実施形態に係る巻線装置10は、例えば、次の如く動作して巻線20を巻線巻回部62に巻回する。
ここで、図2(A)〜(E)には、巻線巻回部62に第一層目として巻回される巻線20に一対のローラパンチ28,30によって第一の列替え部22Aが形成される様子、図3(A)〜(E)には、巻線巻回部62に第二層目として巻回される巻線20に一対のローラパンチ28,30によって第二の列替え部22Bが形成される様子がそれぞれ示されている。
また、図4(A)〜(C)には、巻線巻回部62に第一層目から第三層目までの各層の巻線20が順次巻回される様子、図5(A)〜(E)には、巻線巻回部62に第一層目の巻線20Aが巻回される様子、図6(A)〜(E)には、巻線巻回部62に第二層目の巻線20Bが巻回される様子、図7(A)〜(E)には、巻線巻回部62に第三層目の巻線20Cが巻回される様子がそれぞれ示されている。
先ず、巻線装置10は、巻線巻回部62に第一層目の巻線20Aを巻回する。制御部18は、図示しないスタートスイッチ等が操作されると、図1に示される制御部18が巻線巻回駆動機構38を駆動させる。巻線巻回駆動機構38が駆動されると、この巻線巻回駆動機構38に支持された巻線巻回部62が矢印P方向に回転され、巻線巻回部62に巻線20が巻回される。また、巻線巻回部62に巻線20が巻回されることに伴って巻線供給部12から巻線20が供給され、一対のローラパンチ28,30間を巻線20が移動する。
また、制御部18は、回転方向駆動機構32を駆動させ、一対のローラパンチ28,30を巻線20の供給方向(矢印X方向)を接線方向として回転させる(図2(A)参照)。つまり、一対のローラパンチ28,30は、矢印R方向に回転される。
続いて、制御部18は、接離方向移動機構34を駆動させ、一対のローラパンチ28,30を互いに接近する側(矢印Y1側)に移動させる(図2(B)参照)。
これにより、一対のローラパンチ28,30は、互いに接近する側に移動された状態で回転する。そして、一対のローラパンチ28,30の各外周部に設けられた第一の列替え部形成用突部36Aによって巻線20が両側から挟み込まれ、巻線20に第一の列替え部22Aが形成される(図2(C)、図2(D)参照)。
なお、このときには、一方のローラパンチ28に設けられた第一の列替え部形成用突部36Aが先に巻線20と接触し、続いて、他方のローラパンチ30に設けられた第一の列替え部形成用突部36Aが巻線20と接触することで巻線20に第一の列替え部22Aが形成される。
続いて、制御部18は、接離方向移動機構34を反転駆動させ、一対のローラパンチ28,30を互いに離間する側(矢印Y2側)に移動させる(図2(E)参照)。これにより、一対のローラパンチ28,30が巻線20から遠ざかり、この一対のローラパンチ28,30の回転に伴って第二の列替え部形成用突起部36Bが巻線20を屈曲成形することなく通過される。
そして、制御部18は、巻線巻回駆動機構38を駆動させて巻線巻回部62を回転させながら、上述の第一の列替え部22Aを形成する動作を繰り返し行うと共に、軸方向駆動機構40を駆動させることによって巻線巻回部62を軸方向に徐々に移動させる。これにより、図5(A)〜(E)に示される如く、巻線巻回部62に第一層目の巻線20Aが巻回される。
また、このときには、図4(A)に示されるように、第一の列替え部22Aが巻線巻回部62の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置される。つまり、巻線巻回部62の軸方向に対して所定角度θ1傾斜する曲部設定線L1上に第一の列替え部22Aの一端側の曲部26Aが位置される。
なお、制御部18は、図4(A)に示されるように、第一の列替え部22Aが巻線巻回部62の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されるように、巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作を制御すると共に、この巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作と同期して回転方向駆動機構32の動作を制御する。
続いて、巻線装置10は、巻線巻回部62に第二層目の巻線20Bを巻回する。制御部18は、回転方向駆動機構32の駆動を継続させ、一対のローラパンチ28,30を巻線20の供給方向(矢印X方向)を接線方向として回転させ続ける(図3(A)参照)。
そして、制御部18は、接離方向移動機構34を駆動させ、一対のローラパンチ28,30を互いに接近する側(矢印Y1側)に移動させる(図3(B)参照)。
これにより、一対のローラパンチ28,30は、互いに接近する側に移動された状態で回転する。そして、一対のローラパンチ28,30の各外周部に設けられた第二の列替え部形成用突起部36Bによって巻線20が両側から挟み込まれ、巻線20に第二の列替え部22Bが形成される(図3(C)、図3(D)参照)。
なお、このときには、他方のローラパンチ30に設けられた第二の列替え部形成用突起部36Bが先に巻線20と接触し、続いて、一方のローラパンチ28に設けられた第二の列替え部形成用突起部36Bが巻線20と接触することで巻線20に第二の列替え部22Bが形成される。
続いて、制御部18は、接離方向移動機構34を反転駆動させ、一対のローラパンチ28,30を互いに離間する側(矢印Y2側)に移動させる(図3(E)参照)。これにより、一対のローラパンチ28,30が巻線20から遠ざかり、この一対のローラパンチ28,30の回転に伴って第一の列替え部形成用突部36Aが巻線20を屈曲成形することなく通過される。
そして、制御部18は、巻線巻回駆動機構38を駆動させて巻線巻回部62を回転させながら、上述の第二の列替え部22Bを形成する動作を繰り返し行うと共に、軸方向駆動機構40を駆動させることによって巻線巻回部62を軸方向に徐々に移動させる。これにより、図6(A)〜(E)に示される如く、巻線巻回部62に第二層目の巻線20Bが巻回される。
また、このときには、図4(B)に示されるように、第二の列替え部22Bが巻線巻回部62の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置される。つまり、巻線巻回部62の軸方向に対して所定角度θ2傾斜する曲部設定線L2上に第二の列替え部22Bの一端側の曲部26Bが位置される。
なお、制御部18は、図4(B)に示されるように、第二の列替え部22Bが巻線巻回部62の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されるように、巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作を制御すると共に、この巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作と同期して回転方向駆動機構32の動作を制御する。
続いて、巻線装置10は、巻線巻回部62に第三層目の巻線20Cを巻回する。このとき、巻線装置10は、上記第一層目の巻線20Aを巻線巻回部62に巻回したときと同様に巻線巻回駆動機構38、軸方向駆動機構40、回転方向駆動機構32及び接離方向移動機構34の動作を制御する。これにより、図7(A)〜(E)に示される如く、巻線巻回部62に第三層目の巻線20Cが巻回される。
また、このときには、図4(C)に示されるように、第一の列替え部22Aが巻線巻回部62の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置される。つまり、巻線巻回部62の軸方向に対して所定角度θ3傾斜する曲部設定線L3上に第一の列替え部22Aの一端側の曲部26Aが位置される。
なお、制御部18は、図4(C)に示されるように、第一の列替え部22Aが巻線巻回部62の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されるように、巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作を制御すると共に、この巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作と同期して回転方向駆動機構32の動作を制御する。
そして、以上の方法を他の巻線巻回部62についても同様に行い、複数の巻線巻回部62に巻線20をそれぞれ巻回する。また、この各巻線巻回部62を内コア74のティース部78に装着すると共に、内コア74に外コア76を一体に組み付けて回転電機60が組み立てられる。
そして、上述の本発明の第一実施形態に係る巻線装置10によれば、以下の作用及び効果を奏する。
ここで、本発明の第一実施形態に係る巻線装置10の作用及び効果をより明確化するために、先ず、比較例について説明する。図19には、比較例に係る巻線装置310が示されている。この比較例に係る巻線装置310では、巻線供給部312から供給された巻線20を一対の角状パンチ328,330で両側から挟み込んで巻線20に列替え部22を形成し、この巻線20を巻線巻回部62に巻回させている。
しかしながら、この比較例に係る巻線装置310では、一対の角状パンチ328,330で巻線20を屈曲成形する際に、巻線20の送りを停止(若しくは減速)させる必要がある。このため、巻線20の巻線巻回部62への巻回動作が中断(若しくは低速運転)される(図8(B)参照)。従って、巻線20の巻線巻回部62への巻回作業時における作業効率を向上させるためには改良の余地がある。
これに対し、本発明の第一実施形態に係る巻線装置10によれば、図2,図3に示される如く、一対のローラパンチ28,30を巻線20の供給方向(矢印X方向)を接線方向として回転させながら、この一対のローラパンチ28,30で巻線20を両側から挟み込んで巻線20に列替え部22を形成し、この予め屈曲成形された巻線20を回転電機60に備えられる巻線巻回部62に巻回することができる。
従って、一対のローラパンチ28,30を巻線20の供給方向を接線方向として回転させながら、この一対のローラパンチ28,30で巻線20を屈曲成形するので、一対のローラパンチ28,30で巻線20を屈曲成形する際に、巻線20の送りを停止させる必要がない。これにより、巻線20の巻線巻回部62への巻回動作が中断されることを防止でき(図8(A)参照)、この結果、巻線20の巻線巻回部62への巻回作業時における作業効率を向上させることができる(つまり高速連続運転が可能である)。
特に、本発明の第一実施形態に係る巻線装置10によれば、巻線20が太線とされても、巻線20を巻線巻回部62に巻回させる際に高速で列替えを行うことが可能となる。
また、本発明の第一実施形態に係る巻線装置10によれば、一対のローラパンチ28,30で巻線20を両側から挟み込むことで巻線巻回部62に軸方向に並んで複数列に巻回される各巻線20の列替え部22を屈曲成形することができる。従って、巻線20に列替え部22を形成することで、各巻線20を巻線巻回部62に隙間を詰めた状態で巻回できるので、巻線巻回部62における巻線20の占積率を向上できる。
また、本発明の第一実施形態に係る巻線装置10によれば、一対のローラパンチ28,30の各外周部に列替え部形成用突部36を設けるという簡単な構成によって巻線20に所望の列替え部22を形成することができる。
また、本発明の第一実施形態に係る巻線装置10によれば、図2,図3に示される如く、各列替え部形成用突部36が一対のローラパンチ28,30の回転に伴って互いに異なるタイミングで巻線20と接触されるので、巻線20を潰してしまう等の不具合を生じさせることなく、巻線20に所望の列替え部22を形成することができる。
また、本発明の第一実施形態に係る巻線装置10によれば、一対のローラパンチ28,30のそれぞれに設けられた互いに異なる形状の第一の列替え部形成用突起部36A及び第二の列替え部形成用突起部36Bによって巻線20に互いに異なる形状の第一の列替え部22A及び第二の列替え部22Bを形成することができる。従って、巻線巻回部62に巻線20を複数層に巻回する場合でも、上述のように、巻線巻回部62に第一層目として巻回される巻線20Aに第一の列替え部22Aを形成し、巻線巻回部62に第二層目として巻回される巻線20Bに第二の列替え部22Bを形成するなど、各層に応じた列替え部22を形成することができる。
また、本発明の第一実施形態に係る巻線装置10によれば、各ローラパンチ28,30において周方向にずれて設けられた第一の列替え部形成用突部36A及び第二の列替え部形成用突起部36Bの一方で第一の列替え部22A及び第二の列替え部22Bの一方を形成する際に、一対のローラパンチ28,30を互いに離間する方向(矢印Y2方向)に相対移動させると共に巻線20の供給方向を接線方向としてそれぞれ回転させて第一の列替え部形成用突部36A及び第二の列替え部形成用突起部36Bの他方を巻線20に対し通過させることができる(図2(E)、図3(E)参照)。従って、各ローラパンチ28,30において周方向にずれて設けられた第一の列替え部形成用突起部36A及び第二の列替え部形成用突起部36Bを選択的に用いることができ、巻線20に互いに異なる形状の第一の列替え部22A及び第二の列替え部22Bを形成することができる。
また、本発明の第一実施形態に係る巻線装置10によれば、巻線20が巻線巻回部62に軸方向に並んで複数列に巻回されたときに列替え部22が巻線巻回部62の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されるように巻線20に列替え部22を形成することができる(図4参照)。これにより、巻線巻回部62における巻線20の占積率をより一層向上できる。
[第二実施形態]
次に、図11乃至図14に基づき、本発明の第二実施形態について説明する。
図11には、本発明の第二実施形態に係る巻線装置110が示されている。本発明の第二実施形態に係る巻線装置110は、上述の本発明の第一実施形態に係る巻線装置10に対し、列替え部成形部14及び制御部18の代わりに列替え部成形部114及び制御部118が用いられている。なお、本発明の第二実施形態において、上述の本発明の第一実施形態と同一の構成については同一の符号を用いることとしてその説明を省略する。
列替え部成形部114は、巻線20に上述の列替え部22を形成するためのものであり、一対のローラパンチ128,130と、回転方向駆動機構32と、軸方向移動機構134と、を有して構成されている。なお、回転方向駆動機構32は、上述の本発明の第一実施形態と同一の構成とされている。
一対のローラパンチ128,130は、巻線供給部12から供給される巻線20を挟んだ両側に互いに対向して配置されている。この一対のローラパンチ128,130は、同一の構成とされている。この一対のローラパンチ128,130の各外周部には、後述する如く巻線20を両側から挟み込んで巻線20に列替え部22を形成するための列替え部形成用突部136が設けられている。
各列替え部形成用突部136は、より具体的には、互いに異なる形状の第一の列替え部形成用突起部136A及び第二の列替え部形成用突起部136Bとされている。つまり、第一の列替え部形成用突起部136Aと第二の列替え部形成用突起部136Bとは、各ローラパンチ128,130において線対称とされており、巻線20と当接される各傾斜面が異なる方向を向いている。
また、図12に示されるように、第一の列替え部形成用突起部136Aは、各ローラパンチ128,130の軸方向一方側(矢印Z1側)に設けられ、第二の列替え部形成用突起部136Bは、各ローラパンチ128,130の軸方向他方側(矢印Z2側)に設けられている。さらに、この第一の列替え部形成用突部136A及び第二の列替え部形成用突起部136Bは、図11に示される如く、各ローラパンチ128,130において周方向にずれて設けられている。
軸方向移動機構134は、例えばアクチュエータ装置等により構成されており、一対のローラパンチ128,130を軸方向に移動させる構成とされている。
制御部118は、例えば、電子回路等を備え、上述の回転方向駆動機構32、軸方向移動機構134、巻線巻回駆動機構38、軸方向駆動機構40の各動作を制御するように構成されている。
そして、本発明の第二実施形態に係る巻線装置110は、例えば、次の如く動作して巻線20を巻線巻回部62に巻回する。
ここで、図13(A)〜(D)には、巻線巻回部62に第一層目として巻回される巻線20に一対のローラパンチ128,130によって第一の列替え部22Aが形成される様子、図14(A)〜(D)には、巻線巻回部62に第二層目として巻回される巻線20に一対のローラパンチ128,130によって第二の列替え部22Bが形成される様子がそれぞれ示されている。
なお、本発明の第二実施形態に係る巻線装置110において、巻線巻回駆動部16によって巻線20を巻線巻回部62に巻回する動作については、上述の本発明の第一実施形態に係る巻線装置10と同様である。
先ず、巻線装置110は、巻線巻回部62に第一層目の巻線20Aを巻回する。巻線巻回部62に巻線20が巻回されることに伴って巻線供給部12から巻線20が供給されると、制御部118は、回転方向駆動機構32を駆動させ、一対のローラパンチ128,130を巻線20の供給方向(矢印X方向)を接線方向として回転させる(図13(A)参照)。つまり、一対のローラパンチ128,130は、矢印R方向に回転される。
そして、一対のローラパンチ128,130の各外周部に設けられた第一の列替え部形成用突部136Aによって巻線20が両側から挟み込まれ、巻線20に第一の列替え部22Aが形成される(図13(C)、図13(D)参照)。
なお、このときには、一方のローラパンチ128に設けられた第一の列替え部形成用突部136Aが先に巻線20と接触し、続いて、他方のローラパンチ130に設けられた第一の列替え部形成用突部136Aが巻線20と接触することで巻線20に第一の列替え部22Aが形成される。
そして、制御部118は、巻線巻回駆動機構38を駆動させて巻線巻回部62を回転させながら、上述の第一の列替え部22Aを形成する動作を繰り返し行うと共に、軸方向駆動機構40を駆動させることによって巻線巻回部62を軸方向に徐々に移動させる。これにより、図5(A)〜(E)に示される如く、巻線巻回部62に第一層目の巻線20Aが巻回される。
なお、制御部118は、図4(A)に示されるように、第一の列替え部22Aが巻線巻回部62の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されるように、巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作を制御すると共に、この巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作と同期して回転方向駆動機構32の動作を制御する。
そして、制御部118は、軸方向移動機構134を駆動させ、一対のローラパンチ128,130を軸方向一方側(矢印Z1側)に移動させる。これにより、第一の列替え部形成用突部136Aが巻線20と同一高さに位置される状態から第二の列替え部形成用突起部136Bが巻線20と同一高さに位置される状態に切り替えられる。
続いて、巻線装置110は、巻線巻回部62に第二層目の巻線20Bを巻回する。制御部118は、回転方向駆動機構32の駆動を継続させ、一対のローラパンチ128,130を巻線20の供給方向(矢印X方向)を接線方向として回転させ続ける(図14(A)参照)。
そして、一対のローラパンチ128,130の各外周部に設けられた第二の列替え部形成用突起部136Bによって巻線20が両側から挟み込まれ、巻線20に第二の列替え部22Bが形成される(図14(C)、図14(D)参照)。
なお、このときには、他方のローラパンチ130に設けられた第二の列替え部形成用突起部136Bが先に巻線20と接触し、続いて、一方のローラパンチ128に設けられた第二の列替え部形成用突起部136Bが巻線20と接触することで巻線20に第二の列替え部22Bが形成される。
そして、制御部118は、巻線巻回駆動機構38を駆動させて巻線巻回部62を回転させながら、上述の第二の列替え部22Bを形成する動作を繰り返し行うと共に、軸方向駆動機構40を駆動させることによって巻線巻回部62を軸方向に徐々に移動させる。これにより、図6(A)〜(E)に示される如く、巻線巻回部62に第二層目の巻線20Bが巻回される。
なお、制御部118は、図4(B)に示されるように、第一の列替え部22Aが巻線巻回部62の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されるように、巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作を制御すると共に、この巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作と同期して回転方向駆動機構32の動作を制御する。
そして、制御部118は、軸方向移動機構134を反転駆動させ、一対のローラパンチ128,130を軸方向他方側(矢印Z2側)に移動させる。これにより、第二の列替え部形成用突起部136Bが巻線20と同一高さに位置される状態から第一の列替え部形成用突部136Aが巻線20と同一高さに位置される状態に再び切り替えられる。
続いて、巻線装置110は、巻線巻回部62に第三層目の巻線20Cを巻回する。このとき、巻線装置110は、上記第一層目の巻線20Aを巻線巻回部62に巻回したときと同様に巻線巻回駆動機構38、軸方向駆動機構40、回転方向駆動機構32及び軸方向移動機構134の動作を制御する。これにより、図7(A)〜(E)に示される如く、巻線巻回部62に第三層目の巻線20Cが巻回される。
なお、制御部118は、図4(C)に示されるように、第一の列替え部22Aが巻線巻回部62の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されるように、巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作を制御すると共に、この巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作と同期して回転方向駆動機構32の動作を制御する。
そして、以上の方法を他の巻線巻回部62についても同様に行い、複数の巻線巻回部62に巻線20をそれぞれ巻回する。また、この各巻線巻回部62を内コア74のティース部78に装着すると共に、内コア74に外コア76を一体に組み付けて回転電機60が組み立てられる。
そして、上述の本発明の第二実施形態に係る巻線装置110によれば、以下の作用及び効果を奏する。
つまり、本発明の第二実施形態に係る巻線装置110によれば、図13,図14に示される如く、一対のローラパンチ128,130を巻線20の供給方向(矢印X方向)を接線方向として回転させながら、この一対のローラパンチ128,130で巻線20を両側から挟み込んで巻線20に列替え部22を形成し、この予め屈曲成形された巻線20を回転電機60に備えられる巻線巻回部62に巻回することができる。
従って、一対のローラパンチ128,130を巻線20の供給方向を接線方向として回転させながら、この一対のローラパンチ128,130で巻線20を屈曲成形するので、一対のローラパンチ128,130で巻線20を屈曲成形する際に、巻線20の送りを停止させる必要がない。これにより、巻線20の巻線巻回部62への巻回動作が中断されることを防止でき(図8(A)参照)、この結果、巻線20の巻線巻回部62への巻回作業時における作業効率を向上させることができる。
また、本発明の第二実施形態に係る巻線装置110によれば、第一の列替え部形成用突部136Aで第一の列替え部22Aを形成する状態と、第一の列替え部形成用突部136Aに対し各ローラパンチ128,130の軸方向にずれて設けられた第二の列替え部形成用突部136Bで第二の列替え部22Bを形成する状態との切り替えを一対のローラパンチ128,130の軸方向への移動により行うことができる。従って、各ローラパンチ128,130において軸方向にずれて設けられた第一の列替え部形成用突起部136A及び第二の列替え部形成用突起部136Bを選択的に用いることができ、巻線20に互いに異なる形状の第一の列替え部22A及び第二の列替え部22Bを形成することができる。
なお、本発明の第二実施形態に係る巻線装置110において、上述の本発明の第一実施形態に係る巻線装置10と同様な構成及び動作による作用及び効果は、上述の本発明の第一実施形態に係る巻線装置10と同様であるので、その説明を省略する。
[第三実施形態]
次に、図15乃至図16に基づき、本発明の第三実施形態について説明する。
図15には、本発明の第三実施形態に係る巻線装置210が示されている。本発明の第三実施形態に係る巻線装置210は、上述の本発明の第一実施形態に係る巻線装置10に対し、屈曲成形手段としての屈曲部成形部242が追加されると共に、制御部18の代わりに制御部218が用いられている。なお、本発明の第三実施形態において、上述の本発明の第一実施形態と同一の構成については同一の符号を用いることとしてその説明を省略する。
屈曲部成形部242は、巻線20に後述する屈曲部24を形成するためのものであり、第一のガイドローラ244と、第二のガイドローラ246と、ローラパンチ248と、回転方向駆動機構250と、を有して構成されている。なお、本発明の第三実施形態では、第一のガイドローラ244とローラパンチ248によって本発明における一対の回転体が構成されている。
第一のガイドローラ244、第二のガイドローラ246、ローラパンチ248は、各回転軸が上述の一対のローラパンチ28,30の回転軸と直交するように配置されている。また、第一のガイドローラ244及び第二のガイドローラ246は、巻線20と接触されており、巻線20との接触抵抗によって互いに矢印S方向に回転されながら巻線供給部12から供給される巻線20をガイドする構成とされている。また、ローラパンチ248の外周部には、巻線20に後述する屈曲部24を形成するための屈曲部形成用突部252が設けられている。
回転方向駆動機構250は、例えばモータ装置等により構成されており、ローラパンチ248を巻線20の供給方向(矢印X方向)を接線方向として回転させる構成とされている。つまり、回転方向駆動機構250は、ローラパンチ248を矢印S方向に回転させる。
制御部218は、例えば、電子回路等を備え、上述の回転方向駆動機構250の他に、回転方向駆動機構32、接離方向移動機構34、巻線巻回駆動機構38、軸方向駆動機構40の各動作を制御するように構成されている。
なお、上述の屈曲部24とは、巻線巻回部62に巻回される巻線20のうち巻線巻回部62の角部63(図9参照)に位置される部位に相当するものである。
そして、本発明の第三実施形態に係る巻線装置210は、例えば、次の如く動作して巻線20を巻線巻回部62に巻回する。
ここで、図16には、巻線20に屈曲部24が形成される様子が示されている。なお、本発明の第三実施形態に係る巻線装置210において、列替え部成形部14によって巻線20に列替え部22を形成する動作、及び、巻線巻回駆動部16によって巻線20を巻線巻回部62に巻回する動作については、上述の本発明の第一実施形態に係る巻線装置10と同様である。
巻線巻回部62に巻線20が巻回されることに伴って巻線供給部12から巻線20が供給されると、制御部218は、回転方向駆動機構250を駆動させ、ローラパンチ248を巻線20の供給方向(矢印X方向)を接線方向として回転させる。
これにより、ガイドローラ244及びローラパンチ248に巻線20が両側から挟み込まれ、ローラパンチ248の外周部に設けられた屈曲部形成用突部252によって巻線20に屈曲部24が形成される。
そして、制御部218は、巻線巻回駆動機構38を駆動させて巻線巻回部62を回転させながら、上述の屈曲部24を形成する動作、及び、上述の第一の列替え部22Aを形成する動作を繰り返し行うと共に、軸方向駆動機構40を駆動させることによって巻線巻回部62を軸方向に徐々に移動させる。これにより、図5(A)〜(E)に示される如く、巻線巻回部62に第一層目の巻線20Aが巻回される。
なお、制御部218は、図4(A)に示されるように、第一の列替え部22Aが巻線巻回部62の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されると共に、屈曲部24が巻線巻回部62の角部63に位置されるように、巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作を制御すると共に、この巻線巻回駆動機構38及び軸方向駆動機構40の動作と同期して回転方向駆動機構32,250の各動作を制御する。
そして、制御部218は、巻線巻回部62に第二層目の巻線20B、第三層目の巻線20Cを巻回させるときについても、上述の屈曲部24を形成する動作を行う。これにより、図6(A)〜(E)に示される如く、巻線巻回部62に第二層目の巻線20Bが巻回されると共に、図7(A)〜(E)に示される如く、巻線巻回部62に第三層目の巻線20Cが巻回される。
そして、以上の方法を他の巻線巻回部62についても同様に行い、複数の巻線巻回部62に巻線20をそれぞれ巻回する。また、この各巻線巻回部62を内コア74のティース部78に装着すると共に、内コア74に外コア76を一体に組み付けて回転電機60が組み立てられる。
そして、上述の本発明の第三実施形態に係る巻線装置210によれば、以下の作用及び効果を奏する。
つまり、本発明の第三実施形態に係る巻線装置210によれば、巻線巻回部62に巻回される巻線20のうち巻線巻回部62の角部63に位置される屈曲部24を屈曲成形することができる。これにより、各巻線20を巻線巻回部62に密着させた状態で巻回できるので、巻線巻回部62の軸方向と直交する方向への巻線20の拡がりを防止できる(特に巻線巻回部62の角部63における巻線20の拡がりを防止できる)。
また、本発明の第三実施形態に係る巻線装置210によれば、巻線供給部12から供給される巻線20をガイドローラ244によってガイドしながら、ローラパンチ248の外周部に設けられた屈曲部形成用突部252によって巻線20に所望の屈曲部24を形成することができる。
なお、本発明の第三実施形態に係る巻線装置210において、上述の本発明の第一実施形態に係る巻線装置10と同様な構成及び動作による作用及び効果は、上述の本発明の第一実施形態に係る巻線装置10と同様であるので、その説明を省略する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
例えば、本発明の第一実施形態では、列替え部22を形成するために円盤状のローラパンチ28,30が用いられていたが、例えば、図17に示されるように、棒状の回転部材48,50を用い、この回転部材48,50の両端に設けられた第一の列替え部形成用突部36A及び第二の列替え部形成用突起部36Bによって巻線20を挟み込んで巻線20に列替え部22を形成するようにしても良い。
また、本発明の第二実施形態においても、列替え部22を形成するために円盤状のローラパンチ128,130が用いられていたが、例えば、図18に示されるように、棒状の回転部材148,150を用い、この回転部材148,150の両端に設けられた第一の列替え部形成用突部136A及び第二の列替え部形成用突起部136Bによって巻線20を挟み込んで巻線20に列替え部22を形成するようにしても良い。
さらに、本発明の第三実施形態においても、屈曲部24を形成するために円盤状のローラパンチ248が用いられていたが、上記と同様な棒状の回転部材を用い、この回転部材の端部に設けられた屈曲部形成用突部252によって巻線20に屈曲部24を形成するようにしても良い。
また、本発明の第三実施形態では、巻線20をガイドするために第一のガイドローラ244及び第二のガイドローラ246が用いられていたが、第二のガイドローラ246が省かれていても良い。
また、本発明の第一及び第二実施形態において、一対のローラパンチ28,30,128,130は、回転方向駆動機構32によって回転されるように構成されていたが、巻線20と接触されると共に巻線20との接触抵抗によって回転されるように構成されていても良い。
同様に、本発明の第三実施形態において、ローラパンチ248は、回転方向駆動機構250によって回転されるように構成されていたが、巻線20と接触されると共に巻線20との接触抵抗によって回転されるように構成されていても良い。また、その一方で、ローラパンチ248だけでなくガイドローラ244,246も回転方向駆動機構250によって回転されるように構成されていても良い。
また、本発明の第一実施形態において、第一の列替え部形成用突部36A及び第二の列替え部形成用突起部36Bは、各ローラパンチ28,30に一個ずつ設けられていたが、複数個ずつ設けられていても良い。
同様に、本発明の第二実施形態において、第一の列替え部形成用突部136A及び第二の列替え部形成用突起部136Bは、各ローラパンチ128,130に複数個ずつ設けられていても良い。
また、本発明の第三実施形態において、屈曲部形成用突部252は、ローラパンチ248に一個設けられていたが、複数個設けられていても良い。
また、本発明の第一実施形態において、巻線巻回駆動機構38は、巻線巻回部62を軸方向回り(矢印P方向)に回転させることにより巻線巻回部62に巻線20を巻回させるように構成されていたが、フライヤやノズル等を備え、列替え部成形部14によって屈曲成形された巻線20を巻線巻回部62に対し旋回させることで巻線巻回部62に巻線20を巻回させるように構成されていても良い。
また、本発明の第一実施形態では、第一の列替え部形成用突部36A及び第二の列替え部形成用突起部36Bが各ローラパンチ28,30にそれぞれ設けられていたが、第一の列替え部形成用突部36Aのみを有する一対のローラパンチ28,30と、第二の列替え部形成用突起部36Bのみを有する一対のローラパンチ28,30とに分けられていても良い。
本発明の第一実施形態に係る巻線装置を示す図である。 第一の列替え部が形成される様子を示す図である。 第二の列替え部が形成される様子を示す図である。 巻線巻回部に各層の巻線が巻回される様子を示す図である。 巻線巻回部に第一層目の巻線が巻回される様子を示す図である。 巻線巻回部に第二層目の巻線が巻回される様子を示す図である。 巻線巻回部に第三層目の巻線が巻回される様子を示す図である。 比較例と比較した結果を説明する図である。 巻線巻回部を示す図である。 回転電機を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る巻線装置を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る一対のローラパンチを示す図である。 第一の列替え部が形成される様子を示す図である。 第二の列替え部が形成される様子を示す図である。 本発明の第三実施形態に係る巻線装置を示す図である。 本発明の第三実施形態に係るガイドローラとローラパンチを示す図である。 本発明の一実施形態の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態の変形例を示す図である。 比較例に係る巻線装置を示す図である。
符号の説明
10,110,210…巻線装置、12…巻線供給部(巻線供給手段)、14,114…列替え部成形部(屈曲成形手段)、16…巻線巻回駆動部(巻線巻回手段)、18,118,218…制御部、20…巻線、22…列替え部、24…屈曲部、26…曲部、28,30,128,130,248…ローラパンチ(回転体)、32,250…回転方向駆動機構、34…接離方向移動機構、36A,136A…第一の列替え部形成用突部、36B,136B…第二の列替え部形成用突部、38…巻線巻回駆動機構、40…軸方向駆動機構、48,50,148,150…回転部材(回転体)、60…回転電機、62…巻線巻回部、63…角部、64…ボビン本体、66,68…フランジ、70…切欠部、72…ステータコア、74…内コア、76…外コア、78…ティース部、80…嵌合凹部、82…嵌合凸部、134…軸方向移動機構、242…屈曲部成形部(屈曲成形手段)、244…第一のガイドローラ(回転体)、246…第二のガイドローラ、252…屈曲部形成用突部

Claims (14)

  1. 巻線を供給する巻線供給手段と、
    前記巻線供給手段から供給される巻線を挟んだ両側に互いに対向して配置された一対のローラパンチを有し、前記一対のローラパンチを前記巻線の供給方向を接線方向として回転させながら前記一対のローラパンチで前記巻線を両側から挟み込んで所定の形状に屈曲成形する屈曲成形手段と、
    前記屈曲成形手段によって予め所定の形状に屈曲成形された巻線を回転電機に備えられる巻線巻回部に巻回させる巻線巻回手段と、
    を備え
    前記一対のローラパンチの各外周部には、前記巻線巻回部に軸方向に並んで複数列に巻回される各巻線の列替え部を前記巻線に屈曲成形するための列替え部形成用突部が設けられていることを特徴とする巻線装置。
  2. 前記各列替え部形成用突部は、前記一対のローラパンチの回転に伴って互いに異なるタイミングで前記巻線と接触されることを特徴とする請求項1に記載の巻線装置。
  3. 前記各列替え部形成用突部は、互いに異なる形状の第一の列替え部形成用突起部及び第二の列替え部形成用突起部とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の巻線装置。
  4. 前記屈曲成形手段は、前記一対のローラパンチを互いに接離する方向に相対移動させるための接離方向移動機構を備え、
    前記第一の列替え部形成用突部及び前記第二の列替え部形成用突部は、前記各ローラパンチにおいて周方向にずれて設けられていることを特徴とする請求項3に記載の巻線装置。
  5. 前記屈曲成形手段は、前記一対のローラパンチを軸方向に移動させるための軸方向移動機構を備え、
    前記第一の列替え部形成用突部及び前記第二の列替え部形成用突部は、前記各ローラパンチにおいて軸方向にずれて設けられていることを特徴とする請求項に記載の巻線装置。
  6. 前記屈曲成形手段は、前記巻線巻回手段によって前記巻線が前記巻線巻回部に軸方向に並んで複数列に巻回されたときに前記列替え部が前記巻線巻回部の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されるように、前記巻線に前記列替え部を形成することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の巻線装置。
  7. 巻線を供給する巻線供給手段と、
    前記巻線供給手段から供給される巻線を挟んだ両側に互いに対向して配置された一対の回転体を有し、前記一対の回転体を前記巻線の供給方向を接線方向として回転させながら前記一対の回転体で前記巻線を両側から挟み込んで所定の形状に屈曲成形する屈曲成形手段と、
    前記屈曲成形手段によって予め所定の形状に屈曲成形された巻線を回転電機に備えられる巻線巻回部に巻回させる巻線巻回手段と、
    を備え、
    前記一対の回転体のうち一方は、前記巻線供給手段から供給される巻線をガイドするガイドローラとされ、
    前記一対の回転体のうち他方は、前記巻線巻回部に巻回される巻線のうち前記巻線巻回部の角部に位置される屈曲部を前記巻線に予め形成するための屈曲部形成用突部が外周部に設けられたローラパンチとされていることを特徴とす巻線装置。
  8. 一対のローラパンチを巻線供給手段から供給される巻線を挟んだ両側に互いに対向して配置した状態で、前記一対のローラパンチを前記巻線の供給方向を接線方向として回転させながら、前記一対のローラパンチで前記巻線を両側から挟み込んで所定の形状に屈曲成形する屈曲成形工程と、
    前記屈曲成形工程によって予め屈曲成形された巻線を回転電機に備えられる巻線巻回部に巻回する巻線巻回工程と、
    を含み、
    前記屈曲成形工程にて、前記一対のローラパンチの各外周部に設けられた列替え部形成用突部によって、前記巻線巻回部に軸方向に並んで複数列に巻回される各巻線の列替え部を前記巻線に屈曲成形することを特徴とする回転電機の製造方法
  9. 前記屈曲成形工程にて、前記各列替え部形成用突部を前記一対のローラパンチの回転に伴って互いに異なるタイミングで前記巻線と接触させることを特徴とする請求項に記載の回転電機の製造方法
  10. 前記屈曲成形工程にて、前記一対のローラパンチのそれぞれに設けられた互いに異なる形状の第一の前記列替え部形成用突起部及び第二の前記列替え部形成用突起部によって前記巻線に互いに異なる形状の第一の前記列替え部及び第二の前記列替え部を形成することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の回転電機の製造方法
  11. 前記屈曲成形工程にて、前記各ローラパンチにおいて周方向にずれて設けられた前記第一の列替え部形成用突部及び前記第二の列替え部形成用突部の一方で前記第一の列替え部及び前記第二の列替え部の一方を形成する際に、前記一対のローラパンチを互いに離間する方向に相対移動させると共に前記巻線の供給方向を接線方向としてそれぞれ回転させて前記第一の列替え部形成用突部及び前記第二の列替え部形成用突部の他方を前記巻線に対し通過させることを特徴とする請求項10に記載の回転電機の製造方法。
  12. 前記屈曲成形工程にて、前記第一の列替え部形成用突部で前記第一の列替え部を形成する状態と、前記第一の列替え部形成用突部に対し前記各ローラパンチの軸方向にずれて設けられた前記第二の列替え部形成用突部で前記第二の列替え部を形成する状態との切り替えを前記一対のローラパンチの軸方向への移動により行うことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の製造方法。
  13. 前記屈曲成形工程にて、前記巻線が前記巻線巻回部に軸方向に並んで複数列に巻回されたときに前記列替え部が前記巻線巻回部の軸方向に対し傾斜する方向に沿って並んで配置されるように前記巻線に前記列替え部を形成することを特徴とする請求項8〜請求項12のいずれか一項に記載の回転電機の製造方法。
  14. 一対の回転体を巻線供給手段から供給される巻線を挟んだ両側に互いに対向して配置した状態で、前記一対の回転体を前記巻線の供給方向を接線方向として回転させながら、前記一対の回転体で前記巻線を両側から挟み込んで所定の形状に屈曲成形する屈曲成形工程と、
    前記屈曲成形工程によって予め屈曲成形された巻線を回転電機に備えられる巻線巻回部に巻回する巻線巻回工程と、
    を含み、
    前記屈曲成形工程にて、前記一対の回転体のうち一方の回転体としてのガイドローラによって前記巻線供給手段から供給される巻線をガイドしながら、前記一対の回転体のうち他方の回転体としてのローラパンチの外周部に設けられた屈曲部形成用突部によって、前記巻線巻回部に巻回される巻線のうち前記巻線巻回部の角部に位置される屈曲部を前記巻線に屈曲成形することを特徴とす回転電機の製造方法。
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