JP4948929B2 - 耐熱性絶縁部材及び燃料電池用絶縁部材並びに燃料電池 - Google Patents

耐熱性絶縁部材及び燃料電池用絶縁部材並びに燃料電池 Download PDF

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Description

本発明は、Crを含有する合金の表面を絶縁性被覆層により被覆してなる耐熱性絶縁部材及び燃料電池用絶縁部材並びに燃料電池に関する。
次世代エネルギーとして、近年、例えば、燃料電池セルのスタックを収納容器内に収容した燃料電池が種々提案されている。
固体電解質形燃料電池は、複数の燃料電池セルを電気的に接続したセルスタックを収納容器内に収容して構成され、燃料電池セルの燃料極側に燃料ガス(水素)を流し、空気極側に空気(酸素)を流して600〜900℃の高温で発電される。燃料電池セル間を電気的に接続するためには、従来からフェルト状や板状の集電部材が用いられている。
燃料電池セルが収納される収納容器は、一般に加工性が容易な合金が採用され、さらに高温下で使用されることから、耐熱合金が望ましく採用され、このような耐熱合金として、Crを10〜30質量%含有する合金が一般的に用いられる。
しかしながら、Crを含有する合金を収納容器の壁材等の部材材料として使用し、燃料電池を長期間発電させると、壁材中のCrが壁材から収納容器内部の空間に拡散してしまい、拡散したCrは空気極と固体電解質との界面に達し、活性を劣化させてしまう。この現象はいわゆるCr被毒といわれ、燃料電池セルの発電能力低下をまねく結果につながることとなる。
このようなCr被毒を防止するため、従来、Crを含有する合金の表面をMn、Fe、Co、Niで被覆することが行われている(特許文献1参照)。
特表平11−501764号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されているように、Cr含有合金の表面をMn、Fe、Co、Niで被覆した場合、この被覆層によりCr含有合金からのCrの拡散をある程度抑制することができるものの、未だCrの拡散量が多いという問題があった。
本発明は、Cr拡散を有効に防止できる耐熱性絶縁部材及び燃料電池用絶縁部材並びに燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の耐熱性絶縁部材は、Crを含有する合金の表面を絶縁性の被覆層により被覆してなるとともに、前記合金と前記被覆層との間に、Zn及びMnを含有する酸化物からなる中間層が形成されている。また、前記被覆層はZnOからなることを特徴とする。さらに前記合金はMnを含有することを特徴とする。
本発明の耐熱性導電部材では、Crを含有する合金、特に合金がCr及びMnを含有する場合には、例えば、Znを含む被覆層を所定温度にて熱処理することにより、ZnOからなる被覆層と、この被覆層と合金との界面に、Zn及びMnを含有する酸化物からなる中間層が形成される。
この中間層のZn及びMnを含有する酸化物は、スピネル構造、コランダム構造、ウルツ鉱構造及び岩塩構造のうち少なくとも一種、またはこれらと類似の構造を有する金属酸化物である。特には、Zn及びMnを含有する酸化物は、(Zn,Mn)Mn及びZnO−MnO固溶体のうち少なくとも一種から形成される。
このような中間層は熱力学的に安定であるためにCrが固溶し難く、合金から被覆層へのCrの拡散が抑制されると考えられる。
しかも、Crの拡散を抑制する中間層は、絶縁性の被覆層、特にZnOからなる絶縁性の被覆層により被覆されているため、良好な絶縁性を得ることができる。このZnOからなる被覆層は、良好な絶縁性を得るためには、10μm以上であることが望ましい。また、被覆層の絶縁性は、700〜900℃で比抵抗が0.5Ωm以上であることが望ましい。
本発明の燃料電池用絶縁部材は、前記耐熱性絶縁部材からなることを特徴とする。このような燃料電池用絶縁部材では、合金から被覆層へのCrの拡散が抑制され、燃料電池の特性劣化を防止することができるとともに、合金の表面が絶縁性の被覆層により被覆されているため、導電性が要求されない、または絶縁性が要求される燃料電池用の部材として耐熱性絶縁部材を用いることにより、燃料電池用絶縁部材として良好な絶縁性を有することができる。
本発明の燃料電池は、収納容器内に燃料電池セルを収納してなる燃料電池であって、前記収納容器が、上記燃料電池用絶縁部材により形成されていることを特徴とする。また、収納容器内に燃料電池セルに供給される水素を生成する改質器を収納してなる燃料電池であって、前記改質器の外装容器が、上記燃料電池用絶縁部材により形成されていることを特徴とする。さらに、収納容器内に、マニホールドに設けられた燃料電池セルを収納してなるとともに、水素が前記マニホールド内を介して前記燃料電池セルに供給される燃料電池であって、前記マニホールドが、上記燃料電池用絶縁部材により形成されていることを特徴とする。
本発明では、燃料電池、例えば収納容器、改質器の外装容器、マニホールドを構成する部材を上記燃料電池用絶縁部材により形成したので、収納容器内へのCrの拡散が抑制され、燃料電池セルのCr被毒を抑制でき、これにより電圧低下の少ない長期信頼性に優れた燃料電池を得ることができるとともに、導電性が要求されない、または絶縁性が要求される収納容器の外装容器、改質器、マニホールド等を構成する部材が良好な絶縁性を有することができる。
本発明の耐熱性絶縁部材によれば、中間層によりCrの拡散を有効に抑制できるとともに、中間層が絶縁性の被覆層により被覆されているため、良好な絶縁性を得ることができる。従って、このような耐熱性絶縁部材を燃料電池用として用いることにより、合金からのCrの拡散が抑制され、燃料電池の特性劣化を防止することができるとともに、合金の表面が絶縁性の被覆層により被覆されているため、導電性が要求されない、または絶縁性が要求される燃料電池用の部材として耐熱性絶縁部材を用いることにより、良好な絶縁性を有することができる。
以下、本発明の燃料電池を図1、2及び図3を参照して説明する。図示の燃料電池は略直方体形状の収納容器2を具備している。この収納容器2の6個の壁面の外面には適宜の断熱材から形成された断熱壁(遮熱部材)、即ち上断熱壁4、下断熱壁6、右側断熱壁8、左側断熱壁9、前断熱壁(図示せず)及び後断熱壁(図示せず)が配設されている。収納容器2内には発電・燃焼室12が規定されている。
前断熱壁及び/又は後断熱壁は着脱自在或いは開閉自在に装着されており、前断熱壁及び/又は後断熱壁を離脱或いは開動せしめることによって発電・燃焼室12内にアクセスすることができる。所望ならば、各断熱壁の外面に金属板製でよい外壁を配設することができる。
収納容器2内の上端部には空気室(酸素含有ガス室)16が配設されている。空気室16は上下方向寸法が比較的小さい直方体形状のケース17内に規定されている。空気室16には、発電・燃焼室に向かって空気(酸素含有ガス)を送り込むための多数の空気供給管(酸素含有ガス供給手段)22aの上端が連通している。空気供給管22aの形状は円筒や中空板構造などが考えられる。図1、2では円筒の空気供給管22aを記載した。空気供給管22aは後述するセルスタック間に配置されており、セルの下端部において開口し、この開口部から空気が噴出する構造となっている。中空板構造の空気供給管22aは耐熱性合金で作製することができる。
収納容器2の両側部、更に詳しくは右側断熱壁8の内側及び左側断熱壁9の内側には、全体として平板形状である熱交換器24が配設されている。熱交換器24の各々は実質上鉛直に延在する中空平板形態のケース26から構成されている。
かかるケース26内にはその横方向中間に位置する仕切板28が配設されており、ケース26内は内側に位置する排出路30と外側に位置する流入路32とに区画されている。排出路30内には上下方向に間隔をおいて3枚の仕切壁34及び36が配置されている。更に詳述すると、排出路30内には、その前縁はケース26の前壁(図示していない)から後方に離隔して位置するがその後縁はケース26の後壁(図示していない)に接続されている形態の仕切壁34と、その前縁はケース26の前壁に接続されているがその後縁はケース26の後壁から前方に離隔して位置せしめられている仕切壁36とが交互に配置されており、かくして燃焼ガス排出路30はジグザグ形態にせしめられている。なお、所望ならばジグザグ形態の流路以外の形態でも良い。
同様に、流入路32内にも上下方向に間隔をおいて3枚の仕切壁38及び40、即ちその前縁はケース26の前壁(図示していない)から後方に離隔して位置するがその後縁はケース26の後壁(図示していない)に接続されている形態の仕切壁38と、その前縁はケース26の前壁に接続されているがその後縁はケース26の後壁から前方に離隔して位置せしめられている仕切壁40とが交互に配置されており、かくして流入路32もジグザグ形態にせしめられている。なお、所望ならばジグザグ形態の流路以外の形態でも良い。熱交換器24は、耐熱性合金から形成されている。
ケース26の内側壁の上端部には排出開口42が形成されており、排出路30は排出開口42を介して発電・燃焼室12と連通せしめられている。図示の実施形態においては、熱交換器24の各々の発電・燃焼室12側、即ち、燃料電池セル側、及び燃料電池セルの上下には、蓄熱材からなる蓄熱壁(遮熱部材)が配置されている。即ち右側蓄熱壁44a、左側蓄熱壁44b、前蓄熱壁(図示せず)及び後蓄熱壁(図示せず)、下蓄熱壁44e、上断熱壁44fが、セル集合体を取り囲むように配設されている。かかる右側蓄熱壁44a、左側蓄熱壁44bの上部には、排出開口42の下縁と実質上同高に位置して開口する開口部45が形成されており、排出開口42は開口部45を通して発電・燃焼室12に連通せしめられている。
ケース26の上壁における外側部には流入開口48が形成されており、流入路32はかかる流入開口48を介して空気室(酸素含有ガス室)16に連通せしめられている。熱交換器24、流入開口48は、ガス供給流路を構成している。流入路32の各々の後方には上下方向に細長く延びる二重筒体50(図1にその上端部のみを図示している)が配設されており、かかる二重筒体50は外側筒部材52と内側筒部材54とから構成されている。排出路30の下端部は外側筒部材52と内側筒部材54との間に規定されている排出路の下端部に接続されており、流入路32の下端部は内側筒部材54内に規定されている流入路に接続されている。二重筒体50も耐熱性合金から形成されている。
上述した発電・燃焼室の下部には4個の発電ユニット56a、56b、56c及び56dが配置されている。発電ユニット56a、56b、56c及び56dは、夫々、上述した空気供給管22a間に位置せしめられている。言い換えれば、発電ユニット56a、56b、56c及び56d間に、空気供給管22aが配設されている。
本発明の燃料電池では、図2に示すように、酸素含有ガス供給手段である同一内径の空気供給管22aを多数有しており、これらの空気供給管22aは、燃料電池セル集合体Aの外周部よりも中央部に多く配設されている。これにより、空気供給管22aにより供給される空気供給量は、燃料電池セル集合体Aの外周部よりも中央部が多くなっている。
即ち、複数の燃料電池セル62が一列に配設されてセルスタック60a、60b、60c及び60dが構成され、複数のセルスタック60a、60b、60c及び60dが、複数の燃料電池セル62が行列をなすように(燃料電池セルの配列方向と直角をなす方向に)所定間隔を置いて配列されており、セルスタック60a、60b、60c及び60d間に空気供給管22aにより空気が供給されるように構成されている。
複数の空気供給管22aは、それぞれのセルスタック60a、60b、60c及び60d間、及びセルスタック60a、60dの外側(燃料電池セル集合体Aの外側)に、かつ燃料電池セル62の配列方向に一列に配設されており、両側(燃料電池セル集合体Aの外側)に配置された空気供給管22aのピッチ(配設間距離)は同一であり、セルスタック60a、60b間、セルスタック60c、60d間に配置された空気供給管22aaのピッチは、その燃料電池セルの配列方向中央部が、その両側(図2(a)の上下)におけるピッチよりも狭くされ、セルスタック60b、60c間に配置された空気供給管22aのピッチは、その燃料電池セルの配列方向中央部が、その両側(図2(a)の上下)におけるピッチよりも狭くされ、かつ、ピッチの狭い範囲がセルスタック60a、60b間、セルスタック60c、60d間よりも広い領域とされている。空気供給管22aの配設間距離は、中央部にいくほど短い方が望ましい。
燃料電池セル62は、燃料ガス通路74が長さ方向に貫通して設けられており、該燃料電池セル62は、後述するように、燃料ガスマニホールド58aの上面上に立設して設けられている。
空気供給管22aの接続構造を具体的に説明すると、図2(b)に示すように、空気供給管22aが一列に配設された状態で、その一端部が板状体17aに固定された配管集合体18を複数作製するとともに、空気室16を構成するケース17のセルスタック側の壁17bに、セルスタック間の空間に位置する部分にスリット17cをそれぞれ形成し、該スリット17cに配管集合体18の空気供給管22aをそれぞれ挿入し、配管集合体18の板状体17aをセルスタック壁17bの上面に当接し固定されている。
空気供給管22aは断面がリング状をなしており、円筒状とされ、空気供給管22a内部を上から下へと空気を供給し、燃料電池セル62内部を下から上へと燃料ガスが供給される。
図1、2と共に、図3、4を参照して説明を続けると、発電ユニット56aは前後方向(図1において紙面に垂直な方向)に細長く延びる直方体形状の燃料ガスマニホールド58aを具備している。
燃料ガス室を規定している燃料ガスマニホールド58aの上面上にはセルスタック60aが装着されている。セルスタック60aは上下方向に細長く延びる直立セル62を燃料ガスマニホールド58aの長手方向(即ち前後方向)に複数個縦列配置(一列)して構成されている。図5に明確に図示する如く、中空平板状のセル62の各々は電極支持基板64、内側電極層である燃料極層66、固体電解質層68、外側電極層である酸素極層70、及びインターコネクタ72から構成されている。
電極支持基板64は上下方向に細長く延びる柱状の板状片であり、その断面形状は平坦な両面と半円形状の両側面を有する。電極支持基板64にはこれを鉛直方向に貫通する複数個(図示の場合は6個)の燃料ガス通路74が形成されている。燃料電池セル62の各々は燃料ガスマニホールド58aの上壁上に、例えば耐熱性に優れたセラミック接着剤によって接合される。
燃料ガスマニホールド58aの上壁には図1において紙面に垂直な方向に間隔をおいて左右方向に延びる複数個のスリット(図示していない)が形成されており、電極支持基板64の各々に形成されている燃料ガス通路74がスリットの各々に従って燃料ガス室に連通せしめられる。
インターコネクタ72は電極支持基板64の片面(図5のセルスタック60aにおいて上面)上に配設されている。燃料極層66は電極支持基板64の他面(図5のセルスタック60aにおいて下面)及び両側面に配設されており、その両端はインターコネクタ72の両端に接合せしめられている。固体電解質層68は燃料極層66の全体を覆うように配設され、その両端はインターコネクタ72の両端に接合せしめられている。酸素極層70は、固体電解質層68の主部上、即ち電極支持基板64の他面を覆う部分上に配置され、電極支持基板64を挟んでインターコネクタ72に対向して位置せしめられている。
セルスタック60aにおける隣接するセル62間には集電部材76が配設されており、一方のセル62のインターコネクタ72と他方のセル62の酸素極層70とを接続している。セルスタック60aの両端、即ち図5において上端及び下端に位置するセル62の片面及び他面にも集電部材76が配設されている。セルスタック60aの両端に位置する集電部材76には電力取出手段(図示していない)が接続されており、かかる電力取出手段は収納容器2の前断熱壁、後断熱壁、または下断熱材6を通して収納容器2外に延在せしめられている。所望ならば、セルスタック60a、60b、60c及び60dの各々に電力取出手段を配設することに代えて、適宜の接続手段によってセルスタック60a、60b、60c及び60dを相互に直列接続し、4個のセルスタック60a、60b、60c及び60dに関して共通の電力取出手段を配設することもできる。
セル62について更に詳述すると、電極支持基板64は燃料ガスを燃料極層66まで透過させるためにガス透過性であること、そしてまたインターコネクタ72を介して集電するために導電性であることが要求され、かかる要求を満足する多孔質の導電性セラミック(若しくはサーメット)から形成することができる。
燃料極層66及び/又は固体電解質層68との同時焼成によりセル62を製造するためには、鉄属金属成分と特定希土類酸化物とから電極支持基板64を形成することが好ましい。所要ガス透過性を備えるために開気孔率が30%以上、特に35乃至50%の範囲にあるのが好適であり、そしてまたその導電率は300S/cm以上、特に440S/cm以上であるのが好ましい。
燃料極層66は多孔質の導電性セラミック、例えば希土類元素が固溶しているZrO(安定化ジルコニアと称されている)とNi及び/又はNiOとから形成することができる。
固体電解質層68は、電極間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと空気とのリークを防止するためにガス遮断性を有するものであることが必要であり、通常、3〜15モル%の希土類元素が固溶したZrOから形成されている。
酸素極層70は所謂ABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電セラミックから形成することができる。酸素極層70はガス透過性を有していることが必要であり、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。
インターコネクタ72は導電性セラミックから形成することができるが、水素ガスでよい燃料ガス及び空気と接触するため、耐還元性及び耐酸化性を有することが必要であり、このためにランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)が好適に使用される。インターコネクタ72は電極支持基板64に形成された燃料ガス通路74を通る燃料ガス及び電極支持基板64の外側を流動する空気のリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが望まれる。
集電部材76は弾性を有する耐熱性合金から形成された適宜の形状の部材から構成することができる。
図4を参照して説明を続けると、発電ユニット56aは、セルスタック60aの上方を前後方向に細長く延びる長方体形状(或いは円筒形状)であるのが好都合である改質器78aも具備している。改質器78aの前面には燃料ガス送給管80aの一端即ち上端が接続されている。改質器78a及び燃料ガス送給管80aも耐熱性合金から形成されている。
燃料ガス送給管80aは下方に延び、次いで湾曲して後方に延び、燃料ガス送給管80aの他端は上記燃料ガスマニホールド58aの前面に接続されている。改質器78aの後面には被改質ガス供給管82aの一端が接続されている。被改質ガス供給管82aは改質器から下方に延び、収納容器2の下を通って収納容器2外に延出している。
被改質ガス供給管82aは都市ガス等の炭化水素ガスでよい被改質ガス供給源(図示していない)に接続されており、被改質ガス供給管82aを介して改質器78aに被改質ガスが供給される。改質器78aの外装容器内には燃料ガスを水素リッチな燃料ガスに改質するための適宜の改質触媒が収容されている。
図示の実施形態においては、改質器78aは燃料ガス送給管80aを介して燃料ガスマニホールド58aに接続され、これによって所要位置に保持されているが、所要ならば、図4に二点鎖線で図示する如く、例えば上記被改質ガス供給管82aの下面と燃料ガスマニホールド58aの後端部下面或いは後面との間に適宜の支持部材84aを付設することもできる。
図3において説明すると、発電ユニット56cは上述した発電ユニット56aと実質上同一であり、発電ユニット56b及び56dは、発電ユニット56a及び56cに対して前後方向が逆に配置されていること、従って改質器78b及び78dと燃料ガスマニホールド58b及び58dとを接続する燃料ガス送給管(図示していない)が後側に配置され、被改質ガス供給管82b及び82dが改質器から下方に延び、収納容器2の下を通って収納容器2外に延出している。
上述したとおりの燃料電池においては、被改質ガスが被改質ガス供給管82a、82b、82c、82dを介して改質器78a、78b、78c及び78dに供給され、改質器78a、78b、78c及び78d内において水素リッチな燃料ガスに改質された後に、燃料ガス送給管80a、80b、80c、80dを通して燃料ガスマニホールド58a、58b、58c及び58d内に規定されている燃料ガス室に供給され、次いでセルスタック60a、60b、60c及び60dに供給される。
セルスタック60a、60b、60c及び60dのセル62各々においては、酸素極において、
1/2O+2e→O2−(固体電解質)
の電極反応が生成され、燃料極において、
2−(固体電解質)+H→HO+2e
の電極反応が生成されて発電される。
発電に使用されることなくセルスタック60a、60b、60c及び60dから上方に流動した燃料ガス及び空気は、起動時に発電・燃焼室12内に配設されている点火手段(図示していない)によって点火されて燃焼される。周知の如く、セルスタック60a、60b、60c及び60dにおける発電に起因して、そしてまた燃料ガスと空気との燃焼に起因して発電・燃焼室12内は例えば800℃程度の高温になる。改質器78a、78b、78c及び78dは発電・燃焼室12内に配設され、セルスタック60a、60b、60c及び60dの直ぐ上方に位置せしめられており、燃焼炎によって直接的にも加熱され、かくして発電・燃焼室12内に生成される高温が被改質ガスの改質に効果的に利用される。
発電・燃焼室12内に生成された燃焼ガスは熱交換器24に形成されている排出開口42から排出路30に流入し、ジグザグ状に延在する排出路30を流動した後に二重筒体50の外側筒部材52と内側筒部材54との間に規定されている排出路を通して排出される。燃焼ガスが二重筒体50における排出路を流動する際には、二重筒体50における流入路を空気が流動し、燃焼ガスと空気との間で熱交換が行われる。
そしてまた、燃焼ガスが熱交換器24の排出路30をジグザグ状に流動せしめられる際には、空気が熱交換器24の流入路32をジグザグ状に対向するように流動せしめられる。かくして燃焼ガスと空気との間で効果的に熱交換されて空気が予熱される。
一方、空気は二重筒体50の内側筒部材54内に規定されている流入路を通して熱交換器24の流入路32に供給され、熱交換器24を通過して予熱(加熱)された空気は、空気室16に一旦貯留され、空気供給管22aを通って燃焼・発電室12のセルスタック間に供給される。この際、空気供給管22aはセルスタック60の燃料電池セル62の上端の燃料ガス通路74近傍で燃焼する燃焼ガス雰囲気中を通過する。従って、空気室16の予熱空気はセルスタック60上部の燃焼領域でさらに加熱され、高温に暖められた空気がセルに供給される。
そして、本発明では、収納容器2を構成する部材、収納容器2内に収納されている改質器78a、78b、78c及び78dの外装容器、マニホールド58a、58b、58c及び58dなど、導電性を要求されない燃料電池を構成する部材は、燃料電池用絶縁部材から構成されている。この燃料電池用絶縁部材は、図6に示すように、耐熱性を有する合金201を母材とし、その表面が中間層203、Znを含む絶縁性の被覆層202により被覆されている。
耐熱性を有する合金201はCrを含有しており、特には、Crを10〜30質量%含有する合金、例えばFe−Cr系合金、Ni−Cr系合金等が採用され、特にMnを含有するものである。また、被覆層202は、Znを含む材料、例えば、ZnOからなるものである。ここで、Znを含む材料としては、ZnO、又はZnOを主成分とし、CaO、Kを含有するもの等が挙げられるが、この中でもZnOが好ましい。尚、被覆層202は、一般的な絶縁材料、例えば、アルミナ、チタニア、絶縁性ガラス等で形成しても良い。
ZnOからなる被覆層202の厚みは、10μm以上、特には15μm以上であることが望ましい。また、その絶縁性は、実際の使用時温度で良好な絶縁性を示すという観点から、700℃で比抵抗値が0.5Ωm以上であることが望ましい。
また、本発明の燃料電池用絶縁部材は、合金201と被覆層202との間に、緻密質な中間層203が形成されている。この中間層203は、合金201に、被覆層202を形成するための、例えば、ZnOを含有するペーストを塗布し、所定温度で熱処理することにより、合金201の成分と反応し、被覆層202の形成とともに緻密質な層である中間層203を形成することができる。また、中間層203を形成する材料を塗布して熱処理することによっても作製することができる。
合金201のCrはガス化し、少しでも空隙があるとその空隙から拡散してしまうので、この中間層203は、合金201の表面全面に、かつより緻密に設けられる必要がある。被覆層202は、ディッピング(被覆層用ペースト中に合金201を浸漬する浸漬塗布法)、スプレー塗布法またはメッキや蒸着などの方法により被覆される。中間層203は、合金201の表面全面に、より緻密に設けられる必要があるという点から、0.5μm以上であることが望ましい。
ディッピングの場合、被覆層202の厚みは、10〜50μmが好ましく、より好ましくは10〜30μmである。ディッピング時のエアーの巻き込みなどにより空隙が生じる場合があるが、厚みを10μm以上とすることにより、エアーの巻き込みなどにより空隙発生を防止でき、50μm以下とすることにより、合金201との熱膨張差により被覆層202に発生する応力を最小限に抑制することができ、被覆層202作製も容易とすることができ、さらに、絶縁性を向上できる。
また中間層203の厚みは100μm以下、特に50μm以下、より好ましくは0.5〜10μmが望ましい。この範囲内であれば、Crの拡散を有効に抑制できるとともに、集電金属との熱膨張係数差により応力が発生することがなく、クラックが発生しない。
合金201への被覆層202の形成は、ディッピングによる場合は、熱処理により、或いは発電時の加熱により、前記中間層203を生成し、ZnO層からなる被覆層202を形成できる。
中間層203は、スピネル構造、コランダム構造、ウルツ鉱構造及び岩塩構造のうち少なくとも一種、またはこれらと類似の構造を持つ金属酸化物である。特に、主に(Zn,Mn)Mnからなるもので、ZnO−MnO固溶体を含有していても良い。
また、中間層、被覆層をスプレー塗布により形成することもできる。即ち、例えば、Znを含有するスラリーをスプレーにより塗布し、これを熱処理することにより、中間層及び被覆層を形成することができる。
尚、上記例では、合金中にMnを含有する場合について、熱処理により、被覆層を形成すると同時に、被覆層材料と合金材料の(Zn,Mn)Mnを含有する反応層(中間層)を形成した場合について説明したが、合金中にMnを含有しない場合等、中間層材料で中間層を形成した後、被覆層を形成することもできる。この場合、被覆層として、アルミナ、チタニア、絶縁性ガラス等を用いることができる。
以上のように構成された燃料電池用絶縁部材では、下記のような作用効果を発揮できる。即ち、固体電解質形燃料電池では発電させるために600〜1000℃程度の高温とする必要があり、収納容器内は600〜1000℃の高温となるが、このとき合金201からはCrがCrガスとなって拡散しようとする。しかしながら、合金201の表面に中間層203、ZnOからなる絶縁性の被覆層202が設けられた本発明の場合には、中間層203によりCrの外部への拡散が抑制できる。また、絶縁性の被覆層202が形成されているため、良好な絶縁抵抗を有することができる。
本発明者等によれば、理由は明確ではないが、合金201から拡散したCrは、合金201と被覆層202との界面付近において、Crの膜を形成するが、熱力学的な安定性により中間層にCrが固溶しにくいZn−Mn−O化合物層が生成し、緻密な中間層203が形成されるために、合金201から被覆層202の外部へCrが拡散せずに、Crガスが中間層203よりも外部に拡散することを抑制でき、燃料電池セルの空気極と固体電解質との界面にまで達するのを防止することができる。
さらにこの中間層203は緻密であるため、物理的にも気化した酸化Crガスが通過しにくい。
まず、平均粒径0.6μmのZnO粉末、アクリル系バインダーと、希釈材としてのミネラルスピリッツとを重量比で100:5:72になるように調合し、被覆層のディッピング液を作製した。
この後、厚さ2mm、縦20mm横20mmのFe−Cr系耐熱性合金板(Fe75質量%含有、残部Cr、Mn、Ni含有)からなる合金を、ディッピング液との濡れ性を高めるべく、大気中1050℃で熱処理し、この後、ディッピング液中に浸漬し、合金全面に塗布し、乾燥させた。この後、130℃で1時間、500℃で2時間脱バインダー処理した後、950〜1050℃で2時間、炉内で焼付を行い、表1に示す厚みの被覆層を形成した。作製された被覆層はZnOから構成されていた。被覆層と合金との間には、表1に示す厚みの中間層が形成されていた。尚、被覆層の厚みは、ディッピング液中における浸漬時間を変更することにより変更した。
そして、平均粒径0.5μmのLa0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8粉末(LSCF)と、アクリル系バインダーと、グリコール系溶剤を添加して得られたスラリー中に、被覆層が形成された合金を浸漬し、被覆層表面に、厚さ15μmのLSCF膜を形成し、テストピース(試料)を作製した。
このテストピースを、作製後、及び850℃で20%水蒸気を含む大気雰囲気に100時間晒した後、LSCF膜の断面をEPMA(波長分散型X線マイクロアナライザー)により確認した。EPMAの分析は日本電子製のJXA−8100を用い、測定条件として、加圧電圧15kV、プローブ電流2.0×10−7A、分析エリア50μm×50μmとした。また、分光結晶をLiFとした。被覆層とLSCF層との界面からLSCF層側に10μmのところで、Crの含有量に比例するカウントを測定し、その結果を表1に記載した。
尚、LSCF膜は、Crと容易に反応して反応生成物を形成するため、被覆層から外部にCrが拡散した場合には、必ずLSCF膜でCrの反応生成物を形成する。従って、LSCF膜の断面中におけるCrのカウントが小さいほど、被覆層から外部へのCr拡散量が少ないことになる。
また、TEM−EDS(エネルギー分散型X線分光分析装置)を用いて合金と被覆層との界面に生成した中間層の元素分析を行った。3万倍のTEM写真から中間層にはボイドがなく、緻密であることを確認した。また、合わせて電子回折像とTEM−EDSの解析結果から中間層はZnMnであることを確認した。
また、LSCF膜を形成しないテストピースを、850℃で20%水蒸気を含む大気雰囲気に100時間晒した後、合金の両側の被覆層上にPtメッシュをAg−Pdペーストで接合し、PtメッシュからPt線を引き出し、抵抗測定装置により700℃大気中での抵抗を測定し、その結果も表1に記載した。
Figure 0004948929
この表1から、被覆層を形成しない試料No.1では、LSCF膜側へのCrの拡散量がカウント数で35であり、Crが拡散していた。これに対し、本発明の試料No.2〜5ではLSCF膜側へのCrの拡散量がカウント数で2以下であり、100時間後も変化なく、Crの拡散を有効に防止できることが判る。しかも、本発明では、700℃における抵抗が0.05Ω以上であり、良好な絶縁性を有していることが判る。
本発明の燃料電池の好適実施形態を示す断面図。 空気室内から見た空気供給管の配設パターンを示すもので、(a)は平面図、(b)は分解斜視図。 図1の燃料電池に使用されている発電ユニット集合体を示す斜視図。 図3の発電ユニットを示す斜視図。 図3のセルスタックを示す断面図。 燃料電池用絶縁部材を示す断面図。
符号の説明
2:収納容器
62:燃料電池セル
58a、58b、58c及び58d:燃料ガスマニホールド
78a、78b、78c及び78d:改質器
201:合金
202:被覆層
203:中間層

Claims (7)

  1. Crを含有する合金の表面を絶縁性の被覆層により被覆してなるとともに、前記合金と前記被覆層との間に、Zn及びMnを含有する酸化物からなる中間層が形成されていることを特徴とする耐熱性絶縁部材。
  2. 前記被覆層はZnOからなることを特徴とする請求項1記載の耐熱性絶縁部材。
  3. 前記合金がMnを含有することを特徴とする請求項1又は2記載の耐熱性絶縁部材。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれかに記載の耐熱性絶縁部材からなることを特徴とする燃料電池用絶縁部材。
  5. 収納容器内に燃料電池セルを収納してなる燃料電池であって、前記収納容器が、請求項4記載の燃料電池用絶縁部材により形成されていることを特徴とする燃料電池。
  6. 収納容器内に燃料電池セル、及び該燃料電池セルに供給される水素を生成する改質器を収納してなる燃料電池であって、前記改質器の外装容器が、請求項4記載の燃料電池用絶縁部材により形成されていることを特徴とする燃料電池。
  7. 収納容器内に、マニホールドに設けられた燃料電池セルを収納してなるとともに、水素が前記マニホールド内を介して前記燃料電池セルに供給される燃料電池であって、前記マニホールドが、請求項4記載の燃料電池用絶縁部材により形成されていることを特徴とする燃料電池。
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