JP4485859B2 - 燃料電池セルスタック及び燃料電池 - Google Patents
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Description
前記固体電解質及び外側電極が形成されていない部位もあり、その部位には、内側電極の上にインターコネクタが形成されている。この燃料電池セルを複数用意し、ガスマニホールドの両端に設けられたセル押え板の間に並行に固定し、燃料電池セルどうしを集電部材を用いて電気的に接続して燃料電池セルスタックを作製し、ハウジング内に収納する。
前記燃料電池セルに供給される燃料ガスと空気とは、前記内側電極及び外側電極を通って固体電解質まで輸送され、ここで電極反応を生じ発電が行われる。前記集電部材によって直列に接続した燃料電池セルスタックから、高電圧を取り出すことができる。
104<k<870×108bt2/L (単位N/m)
(燃料電池セルの幅をb(単位m)、厚みをt(単位m)、固定された燃料電池セルの付け根から燃料電池セルの発電素子部の中心までの長さをL(単位m)とする)に設定している。
前記集電部材が、複数の集電部材の組合せからなるものであれば、各集電部材のバネ定数の和が、前記不等式を満たすように、それぞれ集電部材のバネ定数を設定すれば良い。
図1は、燃料電池に使用される発電ユニット1a〜1dを示す斜面図である。
発電ユニット1a〜1dは、一方向(図1において紙面左上から右下の方向)に細長く延びる直方体形状の燃料ガスマニホールド2a〜2dを具備している。なお、図1には、作図の都合上、燃料ガスマニホールド2a〜2dの両端に設けられたセル押え部材を図示していないが、セル押え部材は、図2及び図3に番号"16"で図示している。
導電性支持体5は、上下方向に細長く延びる板状片であり、平坦な表裏両面と断面半円形状の両側面とを有する。導電性支持体5にはこれを上下方向に貫通する複数個(図示の場合は6個)の燃料ガス通路12が形成されている。
隣接する燃料電池セル3同士の間には、1つの燃料電池セル3の空気極8と他の燃料電池セル3のインターコネクタ10とを電気的に接続するための集電部材9が配置されている。
導電性支持体5は、鉄属金属成分と特定希土類酸化物とから形成することが好ましい。所要のガス透過性を備えるために開気孔率が30%以上、特に35から50%の範囲にあるのが好適であり、また、その導電率は300S/cm以上、特に440S/cm以上であるのが好ましい。
固体電解質7は、電極間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと空気とのリークを防止するためにガス遮断性を有するものであることが必要であり、通常、3〜15モル%の希土類元素が固溶したZrO2から形成されている。
インターコネクタ10は導電性セラミックから形成することができるが、水素を含む燃料ガス及び空気と接触するため、耐還元性及び耐酸化性を有することが必要であり、このためにランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO3系酸化物)が好適に使用される。インターコネクタ10は、導電性支持体5に形成された燃料ガス通路12を通る燃料ガス及び導電性支持体5の外側を流動する空気のリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが望まれる。
図3は、集電部材9によるセル間接続構造を説明するための断面図である。
前記燃料電池セルスタック4a〜4dには、それぞれ改質ケース13a〜13dが設けられて、これらにより、発電ユニット1a〜1dが構成されている。このセルスタック4a〜4dに、セルスタック4a〜4dで発生した電力を燃料電池外に取り出すための導電電極(図1,5においては図示せず)を取り付けて、ハウジング内に収容して、燃料電池を製作する。
図5を参照して説明すると、燃料電池組立体は略直方体形状のハウジング20を具備している。このハウジング20の壁面には適宜の断熱材料から形成された断熱壁、すなわち上断熱壁21、下断熱壁22、右側断熱壁23、左側断熱壁24、前断熱壁(図示せず)及び後断熱壁(図示せず)が配設されている。
前断熱壁及び/又は後断熱壁は着脱自在あるいは開閉自在に装着されており、前断熱壁及び/又は後断熱壁を離脱あるいは開動することによって発電燃焼室25内にアクセスすることができる。所望ならば、各断熱壁の外面に金属板などの外壁を配設することができる。
ハウジング20には、空気供給管54が設けられており、この空気供給管54は、上断熱壁21を貫通し、外部から室温程度の空気を後述する熱交換器34に取り込むようになっている。
一方、発電ユニット1a〜1dの上部には、改質ケース13a〜13dが設けられている。改質ケース13a〜13dは、図1に示すように、燃料電池セルスタック4a〜4dの上方を細長く延びるほぼ直方体形状の管である。
被改質ガス供給管82aは都市ガス等の炭化水素ガスなどの被改質ガス供給源(図示していない)に接続されており、被改質ガス供給管82aを介して改質ケース13aに被改質ガスが供給される。改質ケース13a内には燃料ガスを水素リッチな燃料ガスに改質するための適宜の改質触媒が収容されている。
被改質ガス供給管、燃料ガス送給管の配置に関しては、発電ユニット1cは上述した発電ユニット1aと実質上同一であり、発電ユニット1b及び1dは、発電ユニット1a及び1cに対して前後方向が逆に配置されているところが異なっている。すなわち、改質ケース13b及び13dと燃料ガスマニホールド2b及び2dとを接続する燃料ガス送給管(図示していない)が後側に配置され、被改質ガス供給管82b及び82dが改質ケースから下方に延び、ハウジング20の下を通ってハウジング20外に延出している。
1/2O2+2e-→O2-(固体電解質)
の電極反応が生成され、燃料極において、
O2-(固体電解質)+H2→H2O+2e-
の電極反応が生成されて、発電される。
そしてまた、燃焼ガスが熱交換器34の排出路30をジグザグ状に流動せしめられる際には、二重筒体50から導入された空気が熱交換器34の流入路をジグザグ状に流動せしめられる。かくして燃焼ガスと空気との間で効果的に熱交換されて空気が予熱される。
k=F/(x1−x2)
で定義する。kの単位は、N/mである。
″14″で表している。この発電素子部14自体の長さをdとする。燃料ガスマニホールド2a〜2dの上壁を番号″2″で表す。
σ=6FL/bt2 (1)
で表される。また、この燃料電池セル3の耐えうる強度をσmaxとすると、燃料電池セル3が破壊しない条件として、
F<σmaxbt2/6L (2)
である。
F>αwg (3)
という不等式を満たしている必要がある。
αwg<F<σmaxbt2/6L (4)
という不等式が導かれる。
一方、集電部材9から発電素子部14に加わる力Fは、集電部材9の縮み量をΔxと書くと、
F=kΔx (5)
と表される。この(5)式を、前記(4)式に代入すると、
αwg<kΔx<σmaxbt2/6L (6)
となる。
104<k<870×108bt2/L (単位N/m)(7)
と具体化される。つまり、この(7)式を満たすように、集電部材9のバネ定数kを選ぶと、集電部材9が燃料電池セル3の間に確実に保持されるとともに、燃料電池セル3の付け根の部分に過大な力がかかることもなく、信頼性の高い、長寿命の発電ユニット及び燃料電池を提供することができる。
集電部材A:バネ定数k=8×103(N/m)
集電部材B:バネ定数k=1.2×105(N/m)
集電部材C:バネ定数k=2.0×105(N/m)
集電部材D:バネ定数k=4.0×105(N/m)
セル幅bが0.025(m)、厚みtが0.003(m)、上壁2から発電素子部14の中心までの距離Lが0.05mの燃料電池セルを使用した。このとき、前記(7)式の右辺870×108bt2/Lの値は3.915×105であった。
2 燃料ガスマニホールドの上壁
2a〜2d 燃料ガスマニホールド
3 燃料電池セル
3a,3b,3c 環状部材
4a〜4d 燃料電池セルスタック
5 導電性支持体
6 燃料極
7 固体電解質
8 空気極
9 集電部材
10 インターコネクタ
12 内部ガス流路
14 発電素子部
16 セル押え部材
Claims (7)
- 一端部が固定され並列に配置された複数の燃料電池セルと、一端部が固定され前記燃料電池セル列の両側に配置されたセル押え部材と、前記燃料電池セル間及び前記燃料電池セルと前記セル押え部材との間にそれぞれ介装された集電部材とを備える燃料電池セルスタックであって、
前記燃料電池セルと前記セル押え部材との間に設置された集電部材のばね定数が、前記燃料電池セル間に設置された集電部材のばね定数よりも大きいことを特徴とする燃料電池セルスタック。 - 前記燃料電池セル間に設置された集電部材の、燃料電池セルスタックの並列方向に沿ったバネ定数kの範囲を、
104<k<870×108bt2/L (単位N/m)
(燃料電池セルの幅をb(単位m)、厚みをt(単位m)、固定された燃料電池セルの付け根から燃料電池セルの発電素子部の中心までの長さをL(単位m)とする)に設定していることを特徴とする請求項1記載の燃料電池セルスタック。 - 前記集電部材は、細長い弾性板片から構成され、この板片に平行な複数の切れ目を形成してそれぞれを集電片とし、当該集電片を前記板片の表面側及び裏面側に交互に突出させ、前記隣接する燃料電池セルの外面にそれぞれ当接可能な形状としてなる請求項1又は請求項2記載の燃料電池セルスタック。
- 前記集電部材が、複数の集電部材の組合せからなり、各集電部材のバネ定数の和が、前記不等式を満たすように、それぞれ集電部材のバネ定数が設定されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の燃料電池セルスタック。
- 複数の前記燃料電池セルを並列に配置し固定するためのガスマニホールドが設けられ、前記燃料電池セル及びセル押え部材の一端部は、前記ガスマニホールドに固定されている請求項1から請求項4のいずれかに記載の燃料電池セルスタック。
- 前記燃料電池セルには、内側電極、固体電解質及び外側電極が形成され、前記固体電解質及び外側電極が形成されていない部位の表面には前記内側電極とつながるインターコネクタが形成されている請求項1から請求項5のいずれかに記載の燃料電池セルスタック。
- 前記請求項1から請求項6のいずれかに記載の燃料電池セルスタックを、ハウジング内に収容してなることを特徴とする燃料電池。
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