JP4745622B2 - 集電部材、燃料電池セルスタック及び燃料電池 - Google Patents

集電部材、燃料電池セルスタック及び燃料電池 Download PDF

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Description

本発明は、固体電解質燃料電池セルを電気的に接続するために用いられる集電部材、並びにその集電部材を含む燃料電池セルスタック及び燃料電池に関するものである。
次世代エネルギーとして、近年、燃料電池が種々提案されている。このような燃料電池には、固体高分子形、リン酸形、溶融炭酸塩形、固体電解質形など、各種のものが知られているが、中でも固体電解質形燃料電池(SOFC;Solid Oxide Fuel Cell)は、作動温度が800〜1000℃と高いものの、発電効率が高く、また排熱利用ができるなどの利点を有しており、その研究開発が推し進められている。
前記固体電解質形燃料電池の発電素子を「燃料電池セル」という。前記燃料電池セルは、単一若しくは複数のガス流路が軸長方向に貫通する燃料極に、固体電解質及び空気極を順次積層した構造となっている。前記固体電解質及び外側電極が形成されていない表面には、インターコネクタが形成されている。
この燃料電池セルを複数直列に接続して高い電圧を取り出すことができる。
燃料電池セルを直列に接続するには、1つの燃料電池セルのインターコネクタと、隣接する燃料電池セルの空気極とを電気的に接続する必要があり、この接続のため「集電部材」という電極が用いられる。
この集電部材は、燃料電池セルの形状に合わせた細長い形状を有し、燃料ガスマニホールドの上に並行に固定された複数の燃料電池セルの間に配置される。
特開2003-282101号公報
前記燃料電池セルにおいて、燃料ガス流路に燃料ガスを流すと、燃料ガス流路の入口付近では燃料ガスが豊富なため、大きな電流を取り出すことができ、燃料ガス流路の入口から遠ざかるにつれて燃料ガスが減少していき、小さな電流しか取り出すことができなくなる。
ところが、燃料ガス流路の入口付近で大きな電流が流れると、燃料電池セル及び集電部材において、燃料ガス流路の入口付近でジュール熱が過大に発生し、その発熱に伴い燃料電池セルの劣化が早くなる。特に燃料ガスの流量の少ないところでは、このような現象は顕著になる。
そこで、本発明は、燃料電池セルの燃料ガス流路の入口付近における電流の流れを抑え、燃料ガス流路の入口から離れるに従って電流の流れを促進させることにより、全体として電流の流れを均一にすることができる集電部材、並びにその集電部材を用いた燃料電池セルスタック及び燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の集電部材は、燃料ガス流路を内部に有し、一端側が燃料ガスの供給側とされ他端側が放出側とされ、燃料ガスの供給側から放出側へ延びた形状の導電性支持体上の一側面側の表面に、内側電極、固体電解質及び外側電極が順次積層され、前記内側電極、前記固体電解質及び前記外側電極が形成されていない前記導電性支持体の前記一側面の反対側にある他側面の表面にインターコネクタが形成されてなるとともに、前記燃料電池セルの複数を電気的に接続するために用いられる集電部材であって、
隣接する燃料電池セル間に配置され、前記燃料ガスの供給側から放出側へ延びる板片に、前記燃料ガスの供給側から放出側へ延びる方向と直角な該板片の幅方向に沿った複数の切れ目を形成して得られる複数の集電片を前記板片の両側に交互に突出させた形状を有しており、前記複数の集電片は、隣接する一方の前記燃料電池セルの前記外側電極と、隣接する他方の前記燃料電池セルの前記インターコネクタとにそれぞれ当接されているとともに、該集電片の厚みが、前記燃料ガスの供給側から放出側に向けて増大するように形成されていることにより、前記燃料電池セルの長手方向に沿った単位長さあたりの抵抗が、前記燃料ガスの供給側から放出側に向けて減少するように形成されていることを特徴とする。
この構成であれば、燃料電池セルの長手方向に沿った単位長さあたりの抵抗が、燃料ガスの供給側から放出側に向けて減少するように形成されているので、燃料ガスの供給側の方が単位長さあたりの抵抗が大きく、燃料ガスの放出側の方が単位長さあたりの抵抗が小さい。セル間の電位差はどの場所でも一定であるので、電流は抵抗に反比例することになる。よって燃料ガスの供給側の電流が少なくなり、燃料ガスの放出側の方が電流が多くなる。
したがって、前述したような燃料ガスの供給側の方が燃料ガス量が豊富なため大きな電流が流れ、燃料ガスの放出側の方が燃料ガス量が少ないため小さな電流が流れるという現象を補完することができる。
すなわち本発明によれば、全体として、燃料ガスの供給側、放出側にかかわらず電流の流れを均一にする方向に機能させることができる。
このため、ジュール熱の発生量を燃料電池セルの下部から上部にかけてほぼ一定にできるので、集電部材や燃料電池セルの耐久性を増すことができ、燃料電池の寿命を長くすることができる。
また本発明の集電部材は、板片に複数の切れ目を形成して、隣接する一方の前記燃料電池セルの前記外側電極と、隣接する他方の前記燃料電池セルの前記インターコネクタにそれぞれ当接させる集電片を両側に交互に突出させ形状であり、集電片の厚みが、前記燃料ガスの供給側から放出側に向けて増大するように形成されている。
燃料ガスの供給側から放出側にかけて前記集電片の厚みを大きくすることにより、燃料ガスの放出側の方が抵抗を小さくすることができる
本発明の燃料電池セルスタックは、複数の燃料電池セルから構成され、前記本発明の特徴を備えた集電部材が、隣接する燃料電池セルの間に配置されているものである。
本発明の燃料電池は、前記燃料電池セルスタックを、単独で又は複数集合して組み立てた発電ユニット集合体に、発電ユニット集合体で発生した電力を燃料電池外に取り出すための導電電極を取り付けて、ハウジング内に収容してなるものである。
これらの燃料電池セルスタック及び燃料電池は、電流の流れが均一な集電部材を採用しているので、燃料電池セル内の不均一な発熱にともなう劣化を防止し、良好な耐久性を有する。
以下、本発明の集電部材、燃料電池セルスタック及び燃料電池の構造を添付図面を参照して詳述する。
図1は、燃料電池に使用される発電ユニット集合体1a〜1dを示す斜面図である。
発電ユニット集合体1a〜1dは、一方向(図1において紙面左右の方向)に細長く延びる直方体形状の燃料ガスマニホールド2a〜2dを具備している。
燃料ガスマニホールド2a〜2dの上壁には、複数の燃料電池セル3からなる燃料電池セルスタック4a〜4d が装着されている。一枚の燃料電池セル3は、上下方向に細長く延びた板状をなしている。燃料電池セルスタック4a〜4d は、このような燃料電池セル3を、燃料ガスマニホールドの一方向に沿って複数個縦列配置して構成されている。
燃料電池セル3の各々は、図2に断面を示すように、導電性支持体5の表面に、内側電極である燃料極6、固体電解質7、外側電極である空気極8を積層したものである。
導電性支持体5は、上下方向に細長く延びる板状片であり、平坦な表裏両面と断面半円形状の両側面とを有する。導電性支持体5にはこれを上下方向に貫通する複数個(図示の場合は6個)の燃料ガス通路12が形成されている。
前記燃料ガスマニホールド2a〜2dの上壁には短手方向に延びる複数個のスリットが形成されており、導電性支持体5の各々に形成されている燃料ガス通路12がスリットを介して燃料ガスマニホールド2a〜2dの燃料ガス室に連通している。
前記導電性支持体5の各々は、燃料ガスマニホールド2a〜2dの上壁に、耐熱性に優れたセラミック接着剤などによって接合される。
図2に示すように、燃料極6は導電性支持体5の片面及び両側面を覆う部分に配設されており、その両端はインターコネクタ10に接合している。固体電解質7は燃料極6の全体を覆うように配設されている。空気極8は、導電性支持体5の表面において固体電解質7を覆うよう配置されている。
隣接する燃料電池セル3同士の間には、1つの燃料電池セルの空気極8と他の燃料電池セルのインターコネクタ10とを電気的に接続するための集電部材9が配設されている。
この集電部材9は、燃料電池セルスタック4a〜4d の両端、すなわち図2において上端及び下端に位置する燃料電池セル3の片面及び他面にも配設されている。燃料電池セルスタック4a〜4d の両端に位置する集電部材9には、燃料電池セルスタック4a〜4d から発電電気を取り出すための導電部材11が接続されており、かかる導電部材により、燃料電池セルスタック4a〜4d は相互に直列接続される。
燃料電池セル3は、導電性支持体5、燃料極6及び/又は固体電解質7と同時焼成により製造される。
導電性支持体5は燃料ガスを燃料極6まで透過させるためにガス透過性であること、そしてまたインターコネクタ10を介して集電するために導電性であることが要求される。かかる要求を満足するために多孔質の導電性セラミック(若しくはサーメット)が用いられる。
導電性支持体5は、鉄属金属成分と特定希土類酸化物とから形成することが好ましい。所要のガス透過性を備えるために開気孔率が30%以上、特に35から50%の範囲にあるのが好適であり、また、その導電率は300S/cm以上、特に440S/cm以上であるのが好ましい。
燃料極6は、多孔質の導電性セラミック、例えば希土類元素が固溶しているZrO2(安定化ジルコニアと称される)とNi及び/又はNiOとから形成することができる。
固体電解質7は、電極間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと空気とのリークを防止するためにガス遮断性を有するものであることが必要であり、通常、3〜15モル%の希土類元素が固溶したZrO2から形成されている。
空気極8は所謂ABO3型のペロブスカイト型酸化物からなる導電セラミックにより形成することができる。空気極8はガス透過性を有していることが必要であり、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。
インターコネクタ10は導電性セラミックから形成することができるが、水素を含む燃料ガス及び空気と接触するため、耐還元性及び耐酸化性を有することが必要であり、このためにランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO3系酸化物)が好適に使用される。インターコネクタ10は、導電性支持体5に形成された燃料ガス通路12を通る燃料ガス及び導電性支持体5の外側を流動する空気のリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが望まれる。
集電部材9は、耐熱性、耐酸化性、電気伝導性という点から、Pt、Ag、Ni基合金、Fe−Cr鋼合金の少なくとも一種からなることが望ましい。この集電部材9とインターコネクタ10、集電部材9と空気極8の接続部に、AgやPt等の貴金属やNi等の金属、あるいは導電性を有するセラミックを含有するペーストを導電性接着剤として用いて、接続信頼性を向上させることもできる。
前記燃料電池セルスタック4a〜4d を複数集合して、発電ユニット集合体1a〜1dを組み立てる。この発電ユニット集合体1a〜1dに、発電ユニット集合体1a〜1dで発生した電力を燃料電池外に取り出すための導電電極(図示せず)を取り付けて、ハウジング内に収容して、燃料電池を製作することができる。
図3は、発電ユニット集合体1a〜1dをハウジング内に収容した状態を示す側断面図である。断面は、図2のBーBで切っている。
図3を参照して説明すると、燃料電池組立体は略直方体形状のハウジング20を具備している。このハウジング20の壁面には適宜の断熱材料から形成された断熱壁、すなわち上断熱壁21、下断熱壁22、右側断熱壁23、左側断熱壁24、前断熱壁(図示せず)及び後断熱壁(図示せず)が配設されている。
このハウジング20内には発電・燃焼室25が規定されている。
前断熱壁及び/又は後断熱壁は着脱自在或いは開閉自在に装着されており、前断熱壁及び/又は後断熱壁を離脱或いは開動せしめることによって発電・燃焼室25内にアクセスすることができる。所望ならば、各断熱壁の外面に金属板などの外壁を配設することができる。
ハウジング20内の比較的上部には空気室(ガス室)31が配設されている。空気室31は上下方向寸法が比較的小さい直方体形状のケース32内に規定されている。
ハウジング20には、空気供給管54が設けられており、この空気供給管54は、上断熱壁21を貫通し、外部から室温程度の空気を後述する熱交換器34に取り込むようになっている。
空気室31の下面には、発電・燃焼室25に向かって空気(酸素含有ガス)を送り込むための空気導入管(ガス供給手段)33が連通している。空気導入管33は複数本あり、その形状は円筒や中空板構造などが考えられる。空気導入管33は燃料電池セルスタック4a〜4d 間に配置されており、その下端部は燃料電池セル3の比較的下部まで伸びて開口し、この開口部から空気が噴出する構造となっている。空気導入管33はセラミックスなどの耐熱性の高い材料で作製するのが好適である。
ハウジング20の両側部、更に詳しくは右側断熱壁23の内側及び左側断熱壁24の内側には、全体として平板形状である熱交換器34が配設されている。熱交換器34の各々は実質上鉛直に延在する中空平板形態の熱交換室36から構成されている。かかる熱交換室36の内側壁の上端部には燃料ガスの排出開口42が形成されている。熱交換室36の上壁における外側部には空気室31に連通している空気流出開口48が形成されている。熱交換室36の内部は、排出開口42に連通する燃料ガス排出路及び空気流出開口48に連通する空気導入路が複数の仕切り壁によってジグザグ形態に区画されている。
熱交換器34の各々の後方には上下方向に細長く延びる二重筒体50(図1にその上端部のみを図示している)が配設されており、かかる二重筒体50は外側筒部材52と内側筒部材54とから構成されている。外側筒部材52と内側筒部材54との間に規定されている燃料ガス排出路の下端部は、熱交換室36の下部に連通されており、内側筒部材54内に規定されている空気供給路は、熱交換室36の下端部に連通されている。内側筒部材54内に規定されている空気供給路から入った空気は、熱交換室36を空気導入路を通ってジグザグに上昇していき、流出開口48を介して空気室31に入る。一方、燃料ガスの排出開口42から入った燃料ガスは、熱交換室36の燃料ガス排出路をジグザグに下降していき、外側筒部材52と内側筒部材54との間に規定されている燃料ガス排出路から放出される。このように、空気と燃料ガスとの混合を防ぎながら、空気が暖められ、燃料ガスが冷やされ、両ガスの熱交換が行われる。
上述した発電・燃焼室25の下部には4個の発電ユニット1a〜1dが配置されている。発電ユニット1a〜1dは、夫々、上述した空気導入管33の間に位置せしめられている。言い換えれば、発電ユニット1a〜1d間に、空気導入管33が配設されている。
一方、発電ユニット1a〜1dの上部には、改質ケース13a〜13dが設けられている。改質ケース13a〜13dは、図1に示すように、燃料電池セルスタック4a〜4d の上方を細長く延びる長方体形状(或いは円筒形状)の管である。
改質ケース13aの後面(「前面」「後面」の定義は図1に示す)には、被改質ガス供給管82aの一端が接続されている。被改質ガス供給管82aは改質ケースから下方に延び、ハウジング20の下を通ってハウジング20の外に延出している。
被改質ガス供給管82aは都市ガス等の炭化水素ガスなどの被改質ガス供給源(図示していない)に接続されており、被改質ガス供給管82aを介して改質ケース13aに被改質ガスが供給される。改質ケース13a内には燃料ガスを水素リッチな燃料ガスに改質するための適宜の改質触媒が収容されている。
改質ケース13aの前面には燃料ガス送給管80aの上端が接続されている。燃料ガス送給管80aは下方に延び、次いで湾曲して後方に延び、燃料ガス送給管80aの他端は上記燃料ガスマニホールド2aの前面に接続されている。
被改質ガス供給管、燃料ガス送給管の配置に関しては、発電ユニット1cは上述した発電ユニット1aと実質上同一であり、発電ユニット1b及び1dは、発電ユニット1a及び1cに対して前後方向が逆に配置されているところが異なっている。すなわち、改質ケース13b及び13dと燃料ガスマニホールド2b及び2dとを接続する燃料ガス送給管(図示していない)が後側に配置され、被改質ガス供給管82b及び82dが改質ケースから下方に延び、ハウジング20の下を通ってハウジング20外に延出している。
上述した発電ユニット集合体1a〜1dにおいて、被改質ガスが被改質ガス供給管82a、82b、82c、82dを介して改質ケース13a、13b、13c及び13dに供給され、改質ケース13a、13b、13c及び13d内において水素リッチな燃料ガスに改質された後に、燃料ガス送給管80a、80b、80c、80dを通して燃料ガスマニホールド2a、2b、2c及び2d内に規定されている燃料ガス室に供給され、
次いで燃料電池セルスタック4a、4b、4c及び4dを構成する各燃料電池セル3に供給される。
燃料電池セル3においては、空気極において、
1/2O2+2e-→O2-(固体電解質)
の電極反応が生成され、燃料極において、
2-(固体電解質)+H2→H2O+2e-
の電極反応が生成されて、発電される。
発電に使用されないで燃料電池セル3から上方に流動した燃料ガス及び空気は、点火手段(図示していない)によって点火され、発電・燃焼室25内で燃焼される。燃料電池セルスタック4a〜4d における発電で発生するジュール熱に起因して、そしてまた燃料ガスと空気との燃焼に起因して発電・燃焼室25内は、例えば1000℃程度の高温になる。改質ケース13a、13b、13c及び13dは、発電・燃焼室25内の比較的上方、燃料電池セルスタック4a〜4d の直ぐ上方に位置されており、前記燃料ガスと空気との燃焼炎によって直接的にも加熱され、かくして発電・燃焼室25内に生成される高温が被改質ガスの改質に効果的に利用される。
発電・燃焼室25内に生成された燃料ガスは、前述したように、熱交換器34に形成されている排出開口42から排出路30に流入し、ジグザグ状に延在する熱交換室36を流動した後に二重筒体50の外側筒部材52と内側筒部材54との間に規定されている排出路を通して排出される。
そしてまた、燃料ガスが熱交換器34の排出路30をジグザグ状に流動せしめられる際には、二重筒体50から導入された空気が熱交換器34の流入路をジグザグ状に流動せしめられる。かくして燃料ガスと空気との間で効果的に熱交換されて空気が予熱される。
この予熱された空気は、流出開口48を通過して、空気室31に一旦貯留され、空気導入管33を通って燃焼・発電室25の燃料電池セルスタック間に供給される。この際、空気導入管33は燃料電池セルスタック60の燃料電池セル3の上端で燃焼する燃料ガス雰囲気中を通過する際に加熱され、さらに高温に暖められ、燃焼・発電室25内に供給される。
図4は、セル間接続構造を説明するための断面図である。
燃料電池セル3の表裏面には、隣接する燃料電池セル3との電気的接続を図るための前述した集電部材9が配置されている。この集電部材9は、一方の燃料電池セルの空気極8と、他方の燃料電池セルのインターコネクタ10とを接続する電極である。インターコネクタ10は、図4に示すように、燃料極3に接続しているので、これにより、一方の燃料電池セルの空気極8と、他方の燃料電池セルの燃料極3とが接続されることになる。すなわち、一方の燃料電池セルの正極と他方の燃料電池セルの負極とが接続された形になり、燃料電池セルスタックを構成するすべての燃料電池セルが直列に接続され、高電圧が取り出せる。
図5は、集電部材9の形状の一例を示す斜視図である。集電部材9は、板片に複数の切れ目をほぼ平行に形成して集電片92を作り、集電片92を両側に交互に突出させている。この集電片92は、対向する燃料電池セルの外面にそれぞれ当接されるものである。
集電部材9は、弾力性を有する集電片92を1本ずつ、交互に反対方向に折り曲げた形状をしている。さらに詳しく言えば、集電部材9は、バックボーンとなる1本のまっすぐに伸びた背板部91と、この背板部91から互いに異なる2方向に交互に分岐する集電片92とからなる。図5に示すように、一方側に折り曲げられた集電片92の幅をw1、他方側に折り曲げられた集電片92の幅をw2とする。通常、w1=w2である。
前記集電片92は、折り曲げられて燃料電池セル3の空気極8と、燃料電池セル3のインターコネクタ10とに面接触する。集電部材9の弾力が強いので、集電部材9は、対向する燃料電池セル3に接触しているだけでも、自重で落下することはない。
また、集電部材9は、集電片92を1本ずつ、交互に反対方向に折り曲げた形状をしているので、図4のように一方の燃料電池セルの空気極8と、他方の燃料電池セルのインターコネクタ10との間に挟まれた状態で、隣接する櫛歯同士の間には、空気の通る隙間が出来る。この隙間が、空気導入管33を通して発電・燃焼室25内に入った空気の流通性を高め、空気極8に多量の空気を供給する。
ところで、燃料電池セル3には、図3を用いて説明したように、燃料電池セル3の下端に位置する燃料ガスマニホールド2a〜2dから燃料電池セル3内に燃料ガスが供給され、燃料電池セル3の比較的下方に位置する空気導入管33の下端開口部から空気が供給される。燃料ガスと空気とは、反応しながら上方に昇っていくので、燃料電池セル3の比較的下部では、燃料ガス、空気ともに豊富な環境であり、発電能力は高い。燃料電池セル3の比較的上部では、燃料ガス、空気ともに乏しい環境になり、発電能力は低くなる。
そこで、本発明では、集電部材9の、燃料電池セル3の上下方向に沿った抵抗値の分布を調節することとして、全体として見れば、燃料電池セルスタック4a〜4d を流れる電流分布を上から下まで均一にするようにした。
まず座標の定義をする。図4に示すように、燃料ガスマニホールド2a〜2dに設置された燃料電池セル3の上方向を+z、燃料電池セルスタック4a〜4d を縦断して電流が流れる方向を+x、それらに直角な方向をyとする。燃料電池セル3の発電素子部の存在範囲をz=z1からz=z2とする。
燃料電池セル3の間に集電部材9を配置した場合、集電部材9と座標系との関係は、図5に示すように、背板部91の伸びる方向がzとなる。電流の流れる方向xは、集電片92によって形成される面(y−z面)にほぼ直角な方向になる。
セル間を方向xに流れる電流値をIとする。燃料電池セル3の発電作用により燃料電池セル3同士の間には電圧Vが生じる。その電圧Vを電流値Iで割れば、集電部材9の抵抗値Rが求まる。
いま、方向xに流れる電流Iに基づいて、方向zの単位長さあたりの電流密度j(z)を規定する。単位長さあたりの電流密度j(z)を、燃料電池セル3の発電素子部の長さz1からz2にわたってz方向に積分したものが、電流値Iとなる。
前記電圧Vを単位長さあたりの電流密度j(z)で割った、単位長さあたりの抵抗をr(z)と書く。すなわち、
r(z)=V/j(z)
である。
本発明では、単位長さあたりの抵抗r(z)が、zがz1から離れz2に近づくに連れて、小さくなるように設定している。
これにより、燃料電池セル3の燃料ガス供給部に近い部分では単位長さあたりの抵抗r(z)を大きくして電流の流れを抑え、燃料電池セルの燃料ガス供給部から遠い部分では単位長さあたりの抵抗r(z)を小さくして電流の流れを促進することにより、燃料電池セル全体として、電流の流れを均一にする。
図6は、zがz1から離れz2に近づくに連れて、抵抗r(z)を徐々に小さくするための集電部材9の形状を示す図である。図6(a)は集電部材9の平面図、図6(b)は側面図を示す。
同図に示すように、分岐した一方側集電片92と同一方向の両隣の集電片92との間には隙間Sが生じているが、この隙間を形成することで抵抗を変化させることができる。
集電片92の幅w1,w2は、図6(b)に示すように、燃料電池セルの下部から燃料電池セルの上部に至るまで、徐々に大きくしている。z=z1からz=z2までの領域を3ブロックに等分した場合、最も下のブロックでは、集電片92の数を片側あたり6枚とし、中央のブロックでは、集電片92の数を片側あたり5枚とし、最も上のブロックでは、集電片92の数を片側あたり4枚としている。隙間Sは一定であるから、これにより、燃料電池セルに当接する片側の集電片92の接触面積比は、最も下のブロックでは38%、中央のブロックでは40%、最も上のブロックでは42%と変化させることができる。
このように集電片92の接触面積比を、燃料電池セルの下部から上部になるに従って大きくすることにより、単位長さあたりの抵抗r(z)を、燃料電池セルの下部から上部になるに従って小さくすることができる。燃料電池セルの下部の方が発電能力が大きく、燃料電池セルの上部の方が発電能力が小さいということを考慮すると、単位長さあたりの電流密度j(z)を、燃料電池セルの下部から上部にかけてほぼ一定にすることができる。
このことにより、次の効果が得られる。従来のように燃料電池セルの下部から上部にかけて単位長さあたりの抵抗r(z)が一定であれば、燃料電池セルの下部のほうが電流密度j(z)が大きく、燃料電池セルの上部のほうが電流密度j(z)が小さくなり、燃料電池セルの下部での電流密度j(z)が増大する。これにより、燃料電池セルの下部でのジュール熱の発生量が増大して、発熱が片寄って、集電部材9や燃料電池セル3の耐久性が低下し、燃料電池の寿命が短くなる。
本発明の構成では、燃料電池セル3の下部から上部にかけて単位長さあたりの抵抗r(z)を変化させたので、燃料電池セルの下部から上部にかけて電流密度j(z)を一定にできる。これにより、ジュール熱の発生量を燃料電池セルの下部から上部にかけて一定にできるので、集電部材9や燃料電池セルの耐久性を増すことができ、燃料電池の寿命を長くすることができる。
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものではない。例えば、集電部材9の形状は、図6に示したものに限定されない。図6では、集電片92の幅w1,w2を燃料電池セルの下部から上部の3ブロックに分けて段階的に広くしていったが、幅w1,w2を燃料電池セルの下部から上部の領域に分けて連続的に広くしていってもよい。また、図7に示すように、集電部材を分割構成し、燃料電池セルの下部に設置する集電部材9′の板厚Dを薄く(図7(b))、燃料電池セルの上部に設置する集電部材9″の板厚Dを厚くする(図7(a))という構成も採用できる。その他、本発明の範囲内で種々の変更を施すことが可能である。
燃料電池に使用される発電ユニット集合体1a〜1dを示す斜面図である。 燃料電池セルスタック4a〜4d を示す図1のAーA断面図である。 発電ユニット集合体1a〜1dをハウジング20内に収容した状態を示す図2のBーB断面図である。 集電部材9を使ってセル間を接続した構造を説明するための図2のCーC断面図である。 集電部材9の形状の一例を示す斜視図である。 本発明の特徴を備えた集電部材9の形状を示す図である。(a)は平面図、(b)は側面図。 本発明の特徴を備えた集電部材9の他の形状を示す平面図である。
符号の説明
1a〜1d 発電ユニット集合体
2a〜2d 燃料ガスマニホールド
3 燃料電池セル
4a〜4d 燃料電池セルスタック
5 導電性支持体
6 燃料極
7 固体電解質
8 空気極
9,9′,9″ 集電部材
10 インターコネクタ
91 背板部
92 集電片

Claims (3)

  1. 複数の燃料電池セルを電気的に接続するために用いられる集電部材であって、
    前記各燃料電池セルは、燃料ガス流路を内部に有し、一端側が燃料ガスの供給側とされ他端側が放出側とされ、燃料ガスの供給側から放出側へ延びた形状の導電性支持体上の一側面側の表面に、内側電極、固体電解質及び外側電極が順次積層され、前記内側電極、前記固体電解質及び前記外側電極が形成されていない前記導電性支持体の前記一側面の反対側にある他側面の表面にインターコネクタが形成されてなるものであり
    隣接する燃料電池セル間に配置され、前記燃料ガスの供給側から放出側へ延びる板片に、前記燃料ガスの供給側から放出側へ延びる方向と直角な該板片の幅方向に沿った複数の切れ目を形成して得られる複数の集電片を前記板片の両側に交互に突出させた形状を有しており、前記複数の集電片は、隣接する一方の前記燃料電池セルの前記外側電極と、隣接する他方の前記燃料電池セルの前記インターコネクタとにそれぞれ当接されているとともに、該集電片の厚みが、前記燃料ガスの供給側から放出側に向けて増大するように形成されていることにより、前記燃料電池セルの長手方向に沿った単位長さあたりの抵抗が、前記燃料ガスの供給側から放出側に向けて減少するように形成されていることを特徴とする集電部材。
  2. 複数の燃料電池セルと、隣接する該燃料電池セル間に配置され、隣接する一方の前記燃料電池セルの外側電極と、隣接する他方の前記燃料電池セルのインターコネクタとを接続する請求項1に記載の集電部材とを備えることを特徴とする燃料電池セルスタック。
  3. 請求項2に記載の燃料電池セルスタックを、単独で又は複数集合して組み立てた発電ユニット集合体に、該発電ユニット集合体で発生した電力を燃料電池外に取り出すための導電部材を取り付けて、ハウジング内に収容してなることを特徴とする燃料電池。
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