JP4947693B2 - アルブミンとアルブミンに結合した生体分子の分離方法 - Google Patents

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本発明は、電気透析法を利用した、アルブミンとアルブミンに結合した生体分子の分離方法に関する。
アルブミンは、肝臓で生合成されるタンパク質であり、血液中において浸透圧を保持したり、各組織へ種々の物質を運搬する等のはたらきがある。
正常な場合、アルブミン結合物質は各種組織に取り込まれて代謝・排泄されるが、異常時には結合物質がアルブミンに結合したままで組織への取り込みが進行しない場合がある。この場合、結合物質は血中を循環し体内に蓄積され、肝機能障害等の疾患を引き起こしたり、薬剤の各種組織への移行性を悪くしたりする。従って、アルブミンに結合性を有する物質が、体内において不要な物質(以下、「アルブミン結合性毒素」とする。)である場合は除去しなければならない。
アルブミン結合性毒素としては、胆汁酸、ビリルビン、インドキシル硫酸・馬尿酸・フェノールなどの芳香族化合物、フランカルボン酸等が挙げられるが、これらは肝不全や腎不全において体内に蓄積し、病的な状況を促進する物質とされ、その除去方法について多くの研究がなされている。
従来、慢性腎不全や肝不全の患者に対する治療として、患者の血液や血漿を活性炭、陰イオン交換樹脂等の吸着剤に接触させ、物理化学的現象を利用して毒素を除去する治療が行われている。しかしながら、活性炭や陰イオン交換樹脂の吸着では不十分であり、特に腎不全や肝不全を引き起こすとされるビリルビン、インドキシル硫酸等のアルブミン結合性毒素に関して十分な除去能を有するとはいえない。
最近では、吸着剤の材料の開発が進められており、例えば、血液または血漿等の液体中に含まれるビリルビンの吸着剤として、結晶構造等に基づいてビリルビンを物理的に吸着する酸化チタン粒子からなるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、アルブミンに結合している毒素のみを除去するのは難しく、現在は吸着剤によりアルブミンと結合したままの毒素を共に除去する方法や、血漿交換によりアルブミンごと毒素を除去して新しい血漿と交換する方法で治療されているが、アルブミンは上記のように生体内において有用な物質であるため、アルブミンとの結合を外して毒素のみを選択的に除去する効率的な方法が望まれる。
MARS(Molecular Absorbent Recirculating System)による治療は、体外に血漿を取り出し、アルブミン透析(透析膜を隔てて清浄なアルブミンと接触させる)を行って毒素を除去し、浄化したアルブミンを含む血漿を再度体内に戻す治療方法であり、毒素のみを除去する数少ない方法である(例えば、非特許文献1〜5参照)。しかし、基本的に清浄なアルブミンとの平衡で毒素を除去するため効率が悪く、治療開始から6時間で吸着剤が飽和してしまい毒素の除去能が低下してしまうことや、血小板が減少するため播種性血管内血液凝固(DIC)患者には用いることができない等の問題点がある。
特開2005−287701号公報 Blood Purification, 244-252, 2003 Artificial Organs 23, 319-330, 1999 Journal of American Society of Nephrology 12, s75-s82, 2001 Liver 22, 40-42, 2002 American Journal of Gastroenterology, 468-475, 2005
本発明は上記の状況に鑑み、アルブミンとアルブミンに結合した生体分子の結合を外して生体分子のみを分離する方法を提供する。
本発明者らは、アルブミンとアルブミン結合性生体分子が電荷を持っていることに着目し、電気透析法を用いてそれらの生体分子とアルブミンの結合を外し、生体分子を効率的に分離する方法を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下のアルブミン結合性生体分子の分離方法等に関する。
1.生体分子を結合したアルブミンを含む溶液を電気透析することによりアルブミンと生体分子を分離する方法。
2.生体分子が生体にとって有害な物質である前記1に記載の方法。
3.有害な物質が疾病に起因して発生するか病態に起因して発生量の増大する物質である前記2に記載の方法。
4.疾病が腎臓疾患または肝臓疾患である前記3に記載の方法。
5.有害物質がビリルビン及び/またはインドキシル硫酸である前記4に記載の方法。
6.生体内から血漿成分を取り出し、前記1〜5のいずれかに記載の方法を用いて有害な生体分子をアルブミンから除去し、得られたアルブミン分子を生体内に戻すことを特徴とする腎臓疾患または肝臓疾患の治療方法。
7.有害な生体分子がビリルビンである肝臓疾患または肝不全の治療方法。
8.イオン交換膜間にアルブミンを含む溶液を送出するポンプ手段、前記イオン交換膜間に電圧を印加する電位差付与手段、イオン交換膜を透過した生体分子を含む液を回収する手段及びイオン交換膜間を通って流出するアルブミンを含む溶液を回収する手段を含むアルブミンの電気透析装置。
9.前記イオン交換膜間にアルブミンを含む溶液を満たして電圧を印加した際に、イオン交換膜間にpH勾配が生じるように電圧を制御する前記8に記載の装置。
10.複数対のイオン交換膜からなる複数のイオン交換膜間流路を含み、各イオン交換膜対を構成するイオン交換膜間に電位差が付与される前記8または9に記載の装置。
11.血液中から血漿成分を分離する手段並びに/または回収されたアルブミンを含む溶液に電解質及び/若しくは他の血中成分を付加する手段を含む前記8〜10のいずれかに記載の装置。
本発明によれば、アルブミンに結合した生体分子、例えばアルブミン結合性毒素のみを選択的に除去することができ、さらにはアルブミンを再度体内に戻すことができるため、効率よく血漿を浄化できる。本発明は特にビリルビン、インドキシル硫酸等のアルブミン結合性毒素に対する除去能が優れているため腎不全、肝不全をはじめ現在各種血液浄化法により治療されている疾患に有用である。
本発明のアルブミンとアルブミンに結合した生体分子の分離方法は、生体外に血漿成分を取り出し、電気透析を行って、アルブミンとアルブミンに結合した生体分子の結合を外して、分離する。
本発明のアルブミンに結合した生体分子としては、胆汁酸、ビリルビン、インドキシル硫酸・馬尿酸・フェノール等の芳香族化合物、フランカルボン酸、AGE(後期糖化反応生成物)等が挙げられ、ビリルビン、インドキシル硫酸等芳香族化合物などは、中でも生体にとって有害な物質(アルブミン結合性毒素)であり、腎臓疾患、肝臓疾患等の重大な疾病を引き起こす物質である。なお、本発明において生体分子とは、生体内で合成、代謝、蓄積される分子全般を指し、生体特有の分子に限定されずその由来も限定されない。
血液中の白血球、血小板等の血球成分が強い電界にさらされたり物理的刺激等を受けると不可逆的な変化を起こす場合があるため、本発明では、あらかじめ血球成分と血漿成分を分離するなどの前処理を行うことが好ましい。血球成分と血漿成分を分離方法については特に限定されない。血漿分離膜を用いた血漿分離法、遠心分離法等の方法、あるいは一般に使用されている血液成分採血装置を用いることができる。
電気透析では、pH調整をせずに血漿のpH7.4付近のままで、十分に効率よく結合を外すことができる。pHを変化させて、結合を外れやすくすることも可能である。特にpHを低下させたときに結合の外れやすい生体分子が多い。ただし、pHをアルブミンの等電点付近である4.0まで低くするとアルブミンが凝集しやすくなるので適さない。また、極端にpHを高くした場合も、変性が起こりやすく適さない。このときのpHの調整方法は特に限定されないが、塩酸、クエン酸、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等を加えて行うことができる。
電気透析を、アルブミン結合性生体分子除去装置の電気透析槽部分の模式図(図1)を用いて説明する。電気透析はpH7.4付近に調整した血漿に電圧を印加し、イオン交換膜(アニオン交換膜(5)及びカチオン交換膜(4))を介して分離して行う。pH7.4付近ではアルブミン(9)及びアルブミンに結合した生体分子(10)は負に荷電するため、電圧を印加すると電気的に正極に引き寄せられる。また、正極(6)付近は酸性傾向にあるため(7)、アルブミンと生体分子の結合が外れやすくなる。従って、膜孔が生体分子のみを通過させてアルブミンを通過させないアニオン交換膜を用いればアルブミン結合性生体分子のみを分離することができる。
電気透析の際の印加電圧は、任意の印可電圧で操作可能である。好適値は装置の大きさ、流路幅によって異なるが、例えば流路幅が0.5〜2mm程度であれば、4〜5V程度が好ましい。また、イオン交換膜間にアルブミンを含む溶液を満たして電圧を印加した際に、イオン交換膜間にpH勾配が生じるように電圧を制御して電気透析を行う。
アニオン交換膜およびカチオン交換膜は、様々な膜孔径(分画分子量)のものを用いることができるが、膜孔径の大きいものほど効率よく連続的にアルブミンと結合していた生体分子を分離することが可能であり好ましい。分画分子量が少なくとも500以上で、できるだけ分画分子量の大きい膜が好ましいが、アルブミンを透過してしまうような分画分子量が50,000以上の膜は適さない。
本発明のアルブミン結合性生体分子(毒素)除去方法に用いられる装置は、イオン交換膜間にアルブミンを含む溶液を送出するポンプ手段、前記イオン交換膜間に電圧を印加する電位差付与手段、イオン交換膜を透過した生体分子を含む液を回収する手段及びイオン交換膜間を通って流出するアルブミンを含む溶液を回収する手段を含む。
前記イオン交換膜間にアルブミンを含む溶液を送出するポンプ手段において、アルブミンを含む溶液を得る方法、または血漿成分を生体外に取り出す方法は特に限定されないが、一般に使用されている血液成分採血装置を本発明装置に設けることができる。
さらに、本発明装置内では、血漿成分を含む溶液を1〜200ml/min程度で流通させるため、血漿溶液の流路の途中に循環ポンプを必要であれば複数設ける。
前記イオン交換膜間に電圧を印加する電位差付与手段において、アルブミン結合性生体分子(毒素)を除去するには、交互に平行に配置されたアニオン交換膜およびカチオン交換膜を少なくとも一組含む必要があるが、除去能を上げるためには、電位差付与手段間に複数組のイオン交換膜間流路を並行して設ければよい。
また、イオン交換膜を透過した生体分子を含む液を回収する手段及びイオン交換膜間を通って流出するアルブミンを含む溶液を回収する手段においては、生体分子を含む液では電解質濃度が高くなり、アルブミンを含む液では電解質濃度が低下しているので、必要に応じて調整することが可能である。電気透析槽から排出される電気透析後の回収された血漿成分、すなわち回収されたアルブミンを含む溶液は、電解質及び/若しくはpH調整剤を加え、他の血中成分を付加して体内に戻すことが可能である。電解質及びpHの調整を行う際、電解質濃度およびpHの調整された透析液を用いて透析を行うことが可能であり、その場合、複雑な制御が不要となる。
本発明のアルブミンとアルブミンに結合した生体分子を分離する方法は、腎不全、肝不全、呼吸不全、敗血症など各種血液浄化法の適用疾患の治療、特に持続的血液浄化法の適用となるような疾患の治療方法として有効である。
以下、本発明を実施例を用いて説明するが、以下の例は、本発明を説明するためのものであり、本発明を限定するものではない。
本実施例中、電気透析槽はアニオン交換膜及びカチオン交換膜のイオン交換膜を交互に流路幅0.8mmになるよう平行に配置したものを使用し、4〜5Vの電圧を印加した。
アニオン交換膜には分画分子量1000、カチオン交換膜には、分画分子量300((株)アストム)を使用した。アルブミンはウシ血清由来のものを使用し、pH7.4のリン酸緩衝生理食塩水(溶液1リットル中に塩化ナトリウム8g、リン酸1水素ナトリウム3g、リン酸2水素ナトリウム0.1gを含む)に溶かし、アルブミン水溶液とした。
実施例1:
アルブミン水溶液(3g/dl)にアルブミン結合性毒素としてビリルビン(2.5mg/dl)を溶かし、pH=7.4で電気透析を行った。
サンプルの流量を20ml/minとし、経時的にサンプルを採取した。ビリルビン濃度は発色試薬を用いて波長600nmの吸光度により測定し、結合濃度、遊離濃度を求めた。サンプル量は20mlで行い、測定した濃度より除去量を求めた。結果を図2に示す。
実施例2:
アルブミン結合性毒素としてビリルビンの代わりに、インドキシル硫酸(3.0mg/dl)を用いたほかは実施例1と同様方法で行った。なお、インドキシル硫酸濃度は波長230nmの吸光度により測定した。結果を図3に示す。
[結果]
ビリルビンは始め遊離ビリルビンが多く除去されたが、時間経過とともに結合ビリルビンもほぼ同じように除去された(図2;図中、◆は結合ビリルビンを表し、□は遊離ビリルビンを表す。)。インドキシル硫酸では、結合インドキシル硫酸が多く除去された(図3;図中、◆は結合インドキシル硫酸を表し、□は遊離インドキシル硫酸を表す。)。いずれの毒素についてもアルブミンと結合している毒素を除去できた。
pH=7.4での操作では、アルブミン、インドキシル硫酸は負に荷電するため、電気的に正極に引き寄せられ、電気透析では正極側は酸性になっているため、毒素とアルブミンの結合が外れやすくなる。電気透析法は、電気的な力とpH変化という2つのメカニズムで、アルブミンと毒素との結合を外すとともに、効率よく毒素除去できる。
アルブミン結合性毒素除去装置の電気透析槽部分の模式図。 ビリルビン除去量(mg)の経時変化を示すグラフ(◆は結合ビリルビンを表し、□は遊離ビリルビンを表す。)。 インドキシル硫酸除去量(mg)の経時変化を示すグラフ(◆は結合インドキシル硫酸を表し、□は遊離インドキシル硫酸を表す。)。
符号の説明
1 アルブミン結合性毒素除去装置の電気透析槽部分
2 電気透析槽
3 負極
4 カチオン交換膜
5 アニオン交換膜
6 正極
7 酸性領域
8 血漿
9 アルブミン
10 毒素

Claims (3)

  1. イオン交換膜間にアルブミンを含む溶液を送出するポンプ手段、前記イオン交換膜間に電圧を印加する電位差付与手段、イオン交換膜を透過した生体分子を含む液を回収する手段及びイオン交換膜間を通って流出するアルブミンを含む溶液を回収する手段を含み、前記イオン交換膜間にアルブミンを含む溶液を満たして電圧を印加した際に、イオン交換膜間にpH勾配が生じるように電圧を制御するアルブミンの電気透析装置。
  2. 複数対のイオン交換膜からなる複数のイオン交換膜間流路を含み、各イオン交換膜対を構成するイオン交換膜間に電位差が付与される請求項1に記載の装置。
  3. 血液中から血漿成分を分離する手段並びに/または回収されたアルブミンを含む溶液に電解質及び/若しくは他の血中成分を付加する手段を含む請求項1または2に記載の装置。
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