JP4947280B2 - キャリッジ、記録装置、液体噴射装置 - Google Patents
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また、液体噴射ヘッドとしては、前述した記録ヘッド以外に、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料を噴射する試料噴射ヘッド等が挙げられる。
このように、潤滑剤を保持可能な保持部との連通路の一部が被支持面に形成された凹部で構成されていることによって、被支持面のより広範囲に保持部から潤滑剤を供給することが可能になる。
このように、キャリッジ往復動方向と直交する方向の長溝で潤滑剤を保持可能な凹部を被支持面又は被支持面の直近に形成することによって、記録装置の支持面とキャリッジの被支持面との摺接面の全域に効率的に必要最小限の潤滑剤を供給することが可能になる。
本発明の第5の態様に記載の記録装置によれば、被記録材の記録面にドットを形成する記録ヘッドを搭載したキャリッジを所定の往復動方向へ往復動可能に支持する構成を有する記録装置において、前述した第1〜第4の態様のいずれかに記載の発明による作用効果を得ることができる。
本発明の第6の態様に記載の液体噴射装置によれば、被噴射材に対して液体を噴射する液体噴射ヘッドを搭載したキャリッジを所定の往復動方向へ往復動可能に支持する構成を有する液体噴射装置において、前述した第2の態様に記載の発明による作用効果を得ることができる。
まず、本願発明に係る「記録装置」及び「液体噴射装置」の一例であるインクジェットプリンタの全体構成の概略を説明する。
図1は、インクジェットプリンタ100の外観を示す斜視図である。図2は、ハウジングを取り外した状態のインクジェットプリンタ100の内部構造を示す斜視図である。図3は、インクジェットプリンタ100の内部構造の概略を示す側断面図である。
搬送方向(図3においては、向かって右から左への方向)の上流側に配設された自動給送装置2は、給送用トレイ5、ホッパ16、給送用ローラ14及び図示していない分離パッド等の分離手段や紙戻しレバー等を有している。給送用トレイ5には、複数の記録紙Pが積重可能であり、積重された記録紙Pの側端縁(エッジ)に当接して搬送方向への記録紙Pの搬送を案内するエッジガイド15が設けられている。給送用トレイ5上の記録紙Pは、給送用ローラ14の回転軸17の回転に連動して所定のタイミングで上昇するホッパ16によって、給送用ローラ14へ向けて押圧される。ホッパ16によって給送用ローラ14に押圧された給送用トレイ5上の記録紙Pは、最上位の記録紙Pが給送用ローラ14でピックアップされて給送される。その際には、分離パッド等の分離手段によって次位以降の記録紙Pが給紙されるべき最上位の記録紙Pから分離され、それによって、記録紙Pの重送が防止される。
図4は、本発明に係るキャリッジ10の支持構造を前方から図示した要部斜視図であり、図5は、後方から図示した要部斜視図である。図6は、本発明に係るキャリッジ10の斜視図である。図7は、本発明に係るキャリッジ10の支持構造を図示した要部側面図である。
キャリッジ10の被支持部63の凸部631は、変性PPEで形成されており、図示の如く緩やかな円弧状の曲面を有し、円弧状の曲面の頂部近傍が被支持面Sとなって「支持面」としてのキャリッジ支持フレーム31と摺接する。この被支持面Sは、平坦面としても良い。また、被支持部63は、被支持面Sに潤滑剤を直接供給可能な「潤滑剤供給手段」を備えている。より具体的には、被支持部63は、被支持面S、潤滑剤を保持可能な保持部632、保持部632と被支持面Sとの連通路633及び連通路633の一部を構成しつつ潤滑剤ポケットとなる「凹部」として長溝634が形成されている。この長溝634は、当該実施例においては、溝幅が約0.5mmで長さが約2.5mmの非貫通溝となっているが、特にこの形状に限定されるものでないことは言うまでもない。
当該実施例における被支持部63は、潤滑剤の保持部632が図示の如く箱形状を成している。保持部632の底面近傍からは、円弧状の凸部631の被支持面Sへの連通路633及び連通路633の一部を構成するように形成された長溝634が形成されている。このように、潤滑剤の保持部632を箱形状として、その一部に連通路633及び連通路633の一部を構成する適当な形状及び大きさの長溝624を形成することによって、グリース等の半固体潤滑剤の他、液体の潤滑油を含浸させたフェルトのようのものを保持部632に配設することも可能になる。
当該実施例における被支持部63は、上述した第2実施例に加えて、被支持面Sに長溝624から葉脈状に分岐する複数の分岐溝635が図示の如く形成されている。このような構成とすることによって、キャリッジ支持フレーム31との周接面となる被支持面Sの広範囲に潤滑剤を供給することが可能になり、特に被支持面Sの面積が広い態様において効果的である。
当該実施例における被支持部63は、円弧状の凸部631における被支持面Sの直近に連通路633の一部を構成する2つの長溝624が設けられている。2つの長溝624は、被支持面Sを主走査方向Xに挟んだ両側から保持部632の潤滑剤を被支持面Sへ供給可能に形成されている。このように、被支持面Sの直近に形成された複数の長溝624を介して、潤滑剤が保持部632から被支持面Sへ直接的に供給されるようにしても良い。また、保持部632の底面の奥側を図示の如く緩やかに傾斜した曲面形状とすることによって、潤滑剤が連通路633を介して長溝624へより流入し易くなる効果が得られる。
当該実施例における被支持部63は、保持部632の底面近傍から被支持面Sへ連通する円形孔の連通路633が形成されている。このように、被支持面に第1〜第4実施例のような長溝624を形成しない態様でも本発明の実施は可能である。また、図示の如く被支持面Sを円弧状ではなく平坦面とすることも可能である。
Claims (4)
- 被記録材の記録面にドットを形成する記録ヘッドを搭載したキャリッジを所定の往復動方向へ往復動可能に支持する構成を有する記録装置の前記キャリッジであって、
前記記録装置に構成された支持面と摺接する被支持面と、潤滑剤を保持可能な保持部とを有し、前記保持部と前記被支持面又は前記被支持面の直近との連通路が形成されており、
前記連通路の一部が前記被支持面に形成された凹部で構成されている、ことを特徴としたキャリッジ。 - 請求項1に記載のキャリッジにおいて、前記凹部は、前記往復動方向と略直交する長溝である、ことを特徴としたキャリッジ。
- 被記録材の記録面にドットを形成する記録ヘッドを搭載したキャリッジを所定の往復動方向へ往復動可能に支持する構成を有する記録装置であって、請求項1または2に記載のキャリッジを備えている、ことを特徴とした記録装置。
- 被噴射材に対して液体を噴射する液体噴射ヘッドを搭載したキャリッジを所定の往復動方向へ往復動可能に支持する構成を有する液体噴射装置であって、
前記キャリッジは、前記液体噴射装置に構成された支持面と摺接する被支持面と、潤滑剤を保持可能な保持部とを有し、前記保持部と前記被支持面又は前記被支持面の直近との連通路が形成されており、
前記連通路の一部が前記被支持面に形成された凹部で構成されている、ことを特徴とした液体噴射装置。
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