JP4946747B2 - 蓄電システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両を駆動するためのモータに電力を供給する二次電池装置と補機用の低圧側蓄電モジュールとを備える蓄電システムに関する。
モータによって駆動力を得る電気自動車において、車両を駆動するためのモータに電力を供給するために、複数のバッテリモジュールを備える二次電池装置を用いることが一般的である。
このような電気自動車には、例えば、複数のバッテリモジュールを直列接続又は並列接続に切り換えることが可能に構成され、直列接続と並列接続とを切り換えることによって、出力電圧を変化させることができる。より具体的には、要求される電圧が小さい場合にはバッテリモジュールを全て並列接続に切り換えて出力電圧を小さくし、要求される電圧が大きい場合には、複数のバッテリモジュールを全て直列接続に切り換えて出力電圧を大きくする電気自動車が知られている(特許文献1参照。)。
このような複数のバッテリモジュールの直並列接続を切り換える二次電池装置では、直並列の切換時に、接続するバッテリモジュールとインバータとの電位差に起因する異常電流(突入電流)を抑制することが必要である。特許文献1に記載の発明では、複数のバッテリモジュールの直並列接続を切り換えるスイッチに、ヒューズや充電抵抗を含めることで、インバータへの供給電圧の変動を滑らかにして異常電流の発生を抑制している。
特開平5−236608号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明のように、複数のバッテリモジュールを直並列とする接続スイッチを制御することによって、電圧が大きく変動するという問題点があり、回路構成に工夫が必要となる。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、二次電池装置に複数の蓄電モジュールを用いて直並列を切り換え可能であっても、電圧変動を少なくできる蓄電システムを提供することを目的とする。
本発明は、外部機器に電力を供給すると共に前記外部機器からの電力によって充電される二次電池装置と、前記二次電池装置に接続される補機回路と、前記二次電池装置及び前記補機回路を制御するコントローラと、を備える蓄電システムにおいて、第1分岐路に備えられる第1蓄電モジュールと、第1分岐路であって、第1蓄電モジュールの負極側に備えられる第1スイッチと、第1分岐路であって、第1スイッチの低電位側に備えられる第4スイッチと、第2分岐路に第1蓄電モジュールと並列に備えられる第2蓄電モジュールと、第2分岐路であって、第2蓄電モジュールの正極側に備えられる第2スイッチと、第1分岐路の第1蓄電モジュール及び第1スイッチの間と、第2分岐路の第2蓄電モジュール及び第2スイッチの間と、に構成されるバイパス路と、バイパス路に備えられる第3スイッチと、第2分岐路の第2蓄電モジュールと第2スイッチとの間に備えられる補機回路の正極側端子と、第1分岐路の第1スイッチと第4スイッチとの間に備えられる補機回路の負極側端子と、を備えた二次電池装置と、前記二次電池装置からの電力によって充電される第3蓄電モジュールを備えた補機回路とを備え、コントローラは、第1、第2、第3及び第4スイッチのオン及びオフを制御して、第2蓄電モジュールの電力によって第3蓄電モジュールを充電することを特徴とする。
本発明によると、二次電池装置と補機回路とを一つのシステムとして構成したので、スイッチ等の素子の耐圧を下げることができ、蓄電システムのコスト及び動作時の損失を低減することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明は、車両を駆動するためのモータに電力を供給するために、複数の蓄電モジュール(バッテリモジュール)を備える二次電池装置を備える。また、インバータを制御するための制御装置や補機等の電源に用いるための低電圧蓄電モジュールを備える。
ところで、前述の引用文献1に記載の発明のような蓄電モジュールの直並列を切り換え可能な蓄電システムに、低電圧蓄電モジュールを接続して、この低電圧蓄電モジュールを充電するような構成とする場合は、蓄電システムの出力端にDCDCコンバータを介して低電圧蓄電モジュールを接続するように構成することが一般的である。
例えば、特開2003−61209号公報には、車両駆動用のモータに接続されるバッテリモジュール以外に、インバータを制御するための制御装置や補機等の電源に用いるための低電圧バッテリモジュールが組み込まれた車両の電源装置が開示されている。この発明では、低電圧バッテリモジュールが二次電池装置の出力端にインバータと並列に接続されており、この低電圧バッテリモジュールがインバータを制御するための電源制御装置の電源としても使用される。また、低電圧バッテリモジュールの電力が消費されてSOCが低下すると、DCDCコンバータを用いて、二次電池装置から低電圧バッテリモジュールに充電を行う。
しかしながら、複数の蓄電装置の直並列接続を切り換える二次電池装置に、低電圧バッテリモジュールを接続する場合は、DCDCコンバータを構成する素子の耐圧は、蓄電システムの直並列の切り換えによって発生する大きな電圧変化に対応できるように大きく設定する必要がある。そのため、システムのコストが増加し、耐圧の高い素子を用いることによる充放電の損失が増加する。
さらに、このような蓄電システムでは、二次電池装置とDCDCコンバータと低圧側蓄電モジュールとをそれぞれ異なる回路として構成する必要があったので、素子数が増加し、コスト及び損失が増加してしまう。
そこで、本発明では、以下に説明するような構成によって、複数の蓄電モジュールを直並列が切り換え可能な二次電池装置に、DCDCコンバータを介して低電圧用バッテリモジュールを接続する場合に、二次電池装置のヒューズや充電抵抗を不要として素子数を低減させ、かつ、DCDCコンバータの素子耐圧を小さくしてコスト及び損失を低減できる蓄電システムを提供する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態の蓄電システム1の構成ブロック図である。
蓄電システム1は、二次電池装置10と補機回路20とコントローラ15とによって構成される。
二次電池装置10は、図2において後述するインバータ等の外部装置と電気的に接続するための端子11a及び11bを備えている。この端子11aと11bとの間に、経路12が構成されている。
経路12は、第1蓄電モジュール131と、第2蓄電モジュール132と、第1スイッチ141と、第2スイッチ142と、第3スイッチ143と、第4スイッチ144とを備えている。
第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132は、例えば蓄電池やキャパシタなどによって構成される二次電池である。図1に示す例では、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132は、何れも、上側が正極に、下側が負極にして設置されている。
また、第1スイッチ141から第4スイッチ144は、それぞれトランジスタと逆方向に接続されたダイオードとから構成されている。このトランジスタのベース電流を制御することによって、第1スイッチ141から第4スイッチ144のオン/オフを制御することができる。すなわち、このトランジスタが電流を断続する断続部として機能する。
経路12は、第1分岐12aと第2分岐12bとを含む。この第1分岐12aと第2分岐によって、経路12が第1分岐路121と第2分岐路122とに分岐されている。
第1分岐路121は、第1蓄電モジュール131と、第1スイッチ141と、第4スイッチ144とを備えている。第2分岐路122は、第2スイッチ142と、第2蓄電モジュール132とを備えている。なお、第4スイッチ144は、第1分岐路121上の第1スイッチ141の低電位側に備えられる。
また、第1分岐路121の第1蓄電モジュール131と第1スイッチ141との間には第3分岐12cが、第2分岐路122の第2スイッチ142と第2蓄電モジュール132との間には第4分岐12dが、第1分岐路121の第1スイッチ141と第4スイッチ144との間には第5分岐12eが、それぞれ備えられている。
第3分岐12cと第4分岐12dとの間には、バイパス路123が構成されている。バイパス路123は、第3スイッチ143を備えている。
補機回路20は、二次電池装置10と電気的に接続するための高電位側端子23a及び低電位側端子23bを備えている。
高電位側端子23aは、二次電池装置10の第4分岐12dに接続されている。低電位側端子23bは、二次電池装置10の第5分岐12eに接続されている。
補機回路20は、第3蓄電モジュール133とDCDCコンバータ21とを備えている。
第3蓄電モジュール133は、例えば蓄電池やキャパシタ等の二次電池によって構成される。この第3蓄電モジュールは、インバータ31(図2参照)を制御するための制御装置や補機等の電源に用いられるものであり、二次電池装置10に備えられる蓄電モジュールよりも低電圧のものが用いられる。なお、図1に示す例では、第3蓄電モジュール133は、上側が正極に、下側が負極にして設置されている。
DCDCコンバータ21は、降圧機能を有する。DCDCコンバータ21は、二次電池装置10から電力を得て、第3蓄電モジュール133を充電する。
DCDCコンバータ21は、スイッチ211と、第1ダイオード212と、第2ダイオード213と、平滑回路214と、スイッチング回路215とを備えている。スイッチ211は、DCDCコンバータ21の回路を遮断するためのものである。また、第1ダイオード212と、第2ダイオード213と、平滑回路214と、スイッチング回路215とによって、入力された電力を適切な電圧に降圧して、第3蓄電モジュール133を充電する。
コントローラ15は、二次電池装置10に備えられている各スイッチのオン/オフ及びDCDCコンバータ21の降圧機能を制御する。
具体的には、コントローラ15は、第1スイッチ141、第2スイッチ142、第3スイッチ143に流すベース電流を制御して、これら各スイッチのオン/オフを制御する。これにより二次電池装置10の経路が変更され、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132の直並列接続を切り換えることができる。
また、コントローラ15は、補機回路20のDCDCコンバータ21を制御して、第3蓄電モジュールへの充電を制御する。
コントローラ15は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)等を備えたマイクロコンピュータを備えている。なお、コントローラ15が、複数のマイクロコンピュータによって構成されていてもよい。
ここで、蓄電システム1に備えられている各スイッチの詳細を説明する。
第1スイッチ141は、分岐路121において、第1蓄電モジュール131の負極側に備えられている。第1スイッチ141は、分岐路121の高電位側から低電位側への電流を断続するトランジスタと、分岐路121の高電位側から低電位側への電流を遮断し、低電位側から高電位側への電流のみを許容するダイオードとを備えている。すなわち、第1スイッチ141がオフに制御されている場合は、分岐路121の高電位側から低電位側への電流が遮断され、オンに制御された場合は、分岐路121の高電位側から低電位側への電流が許容される。
第2スイッチ142は、分岐路122において、第2蓄電モジュール132の正極側に備えられている。第2スイッチ142は、分岐路122の高電位側から低電位側への電流を断続するトランジスタと、分岐路122の高電位側から低電位側への電流を遮断し、低電位側から高電位側への電流のみを許容するダイオードとを備えている。すなわち、第2スイッチ142がオフに制御されている場合は、分岐路122の高電位側から低電位側への電流が遮断され、オンに制御された場合は、分岐路122の高電位側から低電位側への電流が許容される。
第3スイッチ143は、バイパス路123において、第1蓄電モジュール131の負極側と第2蓄電モジュール132の正極側との間に備えられている。第3スイッチ143は、第2蓄電モジュール132の正極側から第1蓄電モジュール131の負極側への電流を断続するトランジスタと、第2蓄電モジュール132の正極側から第1蓄電モジュール131の負極側への電流を遮断し、第1蓄電モジュール131の負極側から第2蓄電モジュール132の正極側への電流のみを許容するダイオードとを備えている。すなわち、第3スイッチ143がオフに制御されている場合は、第2蓄電モジュール132の正極側から第1蓄電モジュール131の負極側への電流が遮断され、オンに制御された場合は、第2蓄電モジュール132の正極側から第1蓄電モジュール131の負極側への電流が許容される。
第4スイッチ144は、分岐路121において、第1蓄電モジュール131の負極側、かつ、第1スイッチ141の低電位側に備えられている。第4スイッチ144は、分岐路121の低電位側から高電位側への電流を断続するトランジスタと、分岐路121の低電位側から高電位側への電流を遮断し、高電位側から低電位側への電流のみを許容するダイオードとを備えている。第4スイッチ144がオフに制御されている場合は、分岐路121の低電位側から高電位側への電流が遮断され、オンに制御された場合は、分岐路121の低電位側から高電位側への電流が許容される。
なお、これら第1スイッチ141〜第4スイッチ144は、トランジスタとダイオードによって構成されているが、例えば、GTO、IGBT、MOS−FET等の半導体スイッチング素子を適用することができる。
図2は、図1に示す蓄電システム1を車両に搭載した状態を示す構成ブロック図である。
二次電池装置10は、インバータ31を介してモータジェネレータ32に接続されている。
二次電池装置10は、モータジェネレータ32に電力を供給して力行運転すると共に、モータジェネレータ32によって発電された電力によって充電される。なお、インバータ31は、入力端に平滑コンデンサ31aを備えており、この平滑コンデンサ31aの働きによって電圧の変動が抑制される。
次に、コントローラ15によって実行される、二次電池装置10の充電方法を説明する。
本実施の形態では、第1蓄電モジュール131に設定された電圧が第2蓄電モジュール132に設定された電圧よりも高い場合の充電方法を第1充電方法と呼び、第1蓄電モジュール131に設定された電圧が第2蓄電モジュール132に設定された電圧よりも低い場合の充電方法を第2充電方法と呼ぶ。以下に、第1充電方法及び第2充電方法の処理を説明する。
<第1充電方法>
図3は、コントローラ15が実行する第1充電方法の処理を示すフローチャートである。
モータジェネレータ32によって発生した電力は、インバータ31を介して、二次電池装置10に備えられている第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132を充電する。このとき、コントローラ15は、図3に示す処理を実行する。
なお、本フローチャートに示す処理を実行する前は、第1スイッチ141から第4スイッチ144は、全てオフの状態である。
まず、ステップS101において、コントローラ15は、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132の充電が必要か否かを判定する。充電が必要か否かは、例えば蓄電モジュールのSOC(State of Charge)で判定する。第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132の充電が必要である場合は、ステップS102に処理を移行する。充電が不要である場合は、本フローチャートの処理を終了する。
ステップS102において、コントローラ15は、第1蓄電モジュール131の電圧V1及び第2蓄電モジュール132の電圧V2をそれぞれ取得する。
次に、ステップS103において、コントローラ15は、取得した電圧V1と電圧V2との関係が、V1>V2であるか、V1=V2であるかを判定する。V1>V2である場合はステップS104に処理を移行し、V1=V2である場合はステップS107に処理を移行する。
ステップS104において、コントローラ15は、第2スイッチ142をオンに制御し、第3スイッチ143及び第4スイッチ144をオフに制御する。
次に、ステップS105において、コントローラ15は、充電を実行する。具体的には、コントローラ15は、上位のコントローラやモータジェネレータを制御するMCU(モータコントローラユニット)等に、充電可能状態であることを送信する。これを受けて、インバータ31から電力が供給されて、充電が実行される。
このとき、経路12において、第2スイッチ142のみがオンであり、第3スイッチ143及び第4スイッチ144がオフである。従って、端子11aからの入力電力は、第1分岐12a、第2スイッチ142のトランジスタ、第4分岐12dを経由して第2蓄電モジュール132を充電する。このとき、電圧が低い第2蓄電モジュール132が充電され、第1蓄電モジュール131は充電されない。これによって、第2蓄電モジュール132の電圧が上昇する。
次に、ステップS106において、コントローラ15は、第1蓄電モジュール131の電圧V1及び第2蓄電モジュール132の電圧V2を再度取得する。
次に、ステップS107において、コントローラ15は、取得した電圧V1及びV2の電位差が所定値1以下であるか否かを判定する。電位差が所定値1以下である場合はステップS108に処理を移行し、電位差が所定値1に満たない場合はステップS106の処理に戻り、再び電圧を取得して電位差を確認する。
ステップS108において、コントローラ15は、第1スイッチ141をオンに制御する。
このとき、経路12において、第1スイッチ141及び第2スイッチ142がオンであり、第3スイッチ143及び第4スイッチ144がオフである。従って、第1蓄電モジュール131と第2蓄電モジュール132とが並列回路となり、第1蓄電モジュール131と第2蓄電モジュール132とが並列に充電される。
次に、ステップS109において、コントローラ15は、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132の充電が完了しているかを判定する。充電が完了している場合は処理を終了し、充電が未完了である場合は、充電を継続して、ステップS109を繰り返し実行する。
以上の処理によって、第1蓄電モジュール131の電圧が第2蓄電モジュール132の電圧よりも高い場合の充電(第1充電方法)がなされる。
図4は、図3の第1充電方法における、各スイッチのオン/オフの状態及び各蓄電モジュールの充電状態を示した説明図である。
図4に示す図は、横軸に時間軸を、縦軸に各スイッチの状態及び各蓄電モジュールの充電状態を示す。
まず、初期状態では、各スイッチは全てオフ状態となっている。
ここで、図3のステップS101で充電の必要有りと判定され、ステップS103で第1蓄電モジュール131の電圧V1が第2蓄電モジュール132の電圧V2よりも大きいと判定された場合は、ステップS104において、第2スイッチ142をオンに制御する。この制御により第2蓄電モジュール132が充電される。
このとき、第4スイッチ144をオフに制御するので、第1蓄電モジュール131から第2蓄電モジュール132への異常電流が流れることを防止する。また、このとき第3スイッチ143をオフに制御するので、第2蓄電モジュール132が短絡することを防止する。
この制御によって、第1蓄電モジュール131の電圧V1(図中では一点鎖線で示す)と第2蓄電モジュール132の電圧V2(図中では二点鎖線で示す)との電位差は次第に小さくなる。
そして、図3のステップS107において、電位差が所定値1よりも小さくなったと判定された場合は、第1スイッチ141をオンに制御して、第1蓄電モジュール131と第2蓄電モジュール132とを並列接続して並列に充電する。
なお、図3のステップS107で用いる所定値1は、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132を並列接続した場合に、電圧の低い側に異常電流が流れない程度の値に設定する。
この処理の後、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132が共に充電され、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132の充電が完了すると、図3
に示す第1充電方法の処理を終了する。
<第2充電方法>
図5は、コントローラ15が実行する第2充電方法の処理を示すフローチャートである。
前述のように、モータジェネレータ32によって発生した電力は、インバータ31を介して、二次電池装置10に備えられている第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132を充電する。このとき、コントローラ15は、図5に示す処理を実行する。
なお、本フローチャートに示す処理を実行する前は、第1スイッチ141から第4スイッチ144は、全てオフの状態である。
まず、ステップS201において、コントローラ15は、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132の充電が必要か否かを判定する。充電が必要か否かは、例えば蓄電モジュールのSOCで判定する。第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132の充電が必要である場合はステップS202に処理を移行する。充電が不要である場合は本フローチャートの処理を終了する。
ステップS202において、コントローラ15は、第1蓄電モジュール131の電圧V1及び第2蓄電モジュール132の電圧V2をそれぞれ取得する。
次に、ステップS203において、コントローラ15は、取得した電圧V1と電圧V2との関係が、V1<V2であるか、V1=V2であるかを判定する。V1<V2である場合はステップS204に処理を移行し、V1=V2である場合はステップS207に処理を移行する。
ステップS204において、コントローラ15は、第1スイッチ141及び第3スイッチ143をオフに制御する。
次に、ステップS205において、コントローラ15は、補機回路20を用いて第3蓄電モジュール133を充電する。
具体的には、コントローラ15は、補機回路20のスイッチ211をオンに制御すると共にDCDCコンバータ21を動作させる。これによって、二次電池装置10から補機回路20に電力が供給されて、第3蓄電モジュール133の充電が実行される。
このとき、経路12において、全てのスイッチがオフである。従って、経路12は、第第1蓄電モジュール131、第3分岐12c、第3スイッチ143のダイオード、第4分岐12dを介して第2蓄電モジュール132に至る直列回路となる。ここで、補機回路20への充電を開始すると、高電位側端子23aと低電位側端子23bとの間には、第2蓄電モジュール132の電力が供給される。これによって、第2蓄電モジュール132の電力が消費されて、第3蓄電モジュール132の電圧が下降する。
次に、ステップS206において、コントローラ15は、第1蓄電モジュール131の電圧V1及び第2蓄電モジュール132の電圧V2を再度取得する。
次に、ステップS207において、コントローラ15は、取得した電圧V1及びV2の電位差が所定値2以下であるか否かを判定する。電位差が所定値2以下である場合はステップS208に処理を移行し、電位差が所定値2に満たない場合はステップS206の処理に戻り、再び電圧を取得して電位差を確認する。
ステップS208において、コントローラ15は、第1スイッチ141及び第2スイッチ142をオンに制御する。
次に、ステップS209において、コントローラ15は、充電を実行する。すなわち、コントローラ15は、上位のコントローラ又はMCU(モータコントローラユニット)に充電可能状態であることを送信し、充電を実行する。
このとき、経路12において、第1スイッチ141及び第2スイッチ142がオンであり、第3スイッチ143及び第4スイッチ144がオフである。従って、第1蓄電モジュール131と第2蓄電モジュール132とが並列回路となり、第1蓄電モジュール131と第2蓄電モジュール132とが並列に充電される。
次に、ステップS210において、コントローラ15は、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132の充電が完了しているかを判定する。充電が完了している場合は処理を終了し、充電が未完了である場合は、充電を継続してステップS209を繰り返し実行する。
以上の処理によって、第1蓄電モジュール131の電圧が第2蓄電モジュール132の電圧よりも低い電圧である場合の充電がなされる(第2充電方法)。
図6は、図5の第2充電方法における、各スイッチのオン/オフの状態及び各蓄電モジュールの充電状態を示した説明図である。
図6に示す図は、横軸に時間軸を、縦軸に各スイッチの状態及び各蓄電モジュールの充電状態を示す。
まず、初期状態では、各スイッチは全てオフ状態となっている。なお、第4スイッチ144のオン/オフの状態は図5の動作に関与しないので、破線で示す
ここで、図5のステップS201で充電の必要有りと判定され、ステップS203で第1蓄電モジュール131の電圧V1が第2蓄電モジュール132の電圧V2よりも小さいと判定された場合は、ステップS204において、第1スイッチ141及び第3スイッチ143をオフに制御する。特に、第1スイッチ141をオフに制御することによって、第2蓄電モジュール132から第1蓄電モジュール131への異常電流を防止する。
ここで、ステップS205において、第2蓄電モジュール132の電力によって、補機回路20の第3蓄電モジュール133を充電する。なお、このときは、第2蓄電モジュール132の電位が第1蓄電モジュール131よりも高いので、第2スイッチ142のオン/オフの状態にかかわらず、第2蓄電モジュール132の電力が第3蓄電モジュール133に充電される。
この制御によって、第1蓄電モジュール131の電圧V1(図中では一点鎖線で示す)と第2蓄電モジュール132の電圧V2(図中では二点鎖線で示す)との電位差は次第に小さくなる。
そして、図5のステップS207によって、電位差が所定値2よりも小さくなったと判定された場合は、第1スイッチ141及び第2スイッチ142をオンに制御して、第1蓄電モジュール131と第2蓄電モジュール132とを並列接続する。
なお、図5のステップS207で用いる所定値2は、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132を並列接続した場合に、電圧の低い側に異常電流が流れない程度の値に設定する。
この処理の後、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132の充電が完了すると、図5に示す第1充電方法の処理を終了する。
以上のように、本発明の第1の実施の形態では、複数の蓄電モジュール(第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132)の直並列接続を切り換え、かつ、DCDCコンバータ21を介して低圧側の第3蓄電モジュール133に充電可能な蓄電システムにおいて、第1蓄電モジュール131に設定された電圧が第2蓄電モジュール132に設定された電圧よりも高い場合は、第2蓄電モジュールをモータジェネレータ32が発電した電力により充電することにより、これらの蓄電モジュールの電位差を小さくさせる。
また、第1蓄電モジュール131に設定された電圧が第2蓄電モジュール132に設定された電圧よりも低い場合は、第2蓄電モジュール132によって、補機用の低電圧側の第3蓄電モジュール133を充電することにより、これらの蓄電モジュールの電位差を小さくさせる。
そして、二つの蓄電モジュールの電位差が小さくなったときに、これら二つの蓄電モジュールを並列接続して、共に充電する。
このように構成することによって、二次電池装置10と補機回路20とを一つのシステムとして構成したので、スイッチ等の素子の数を削減することができ、スイッチの増加による充電抵抗の増加を軽減することができる。
また、補機回路20に入力される電圧は、常に二次電池装置10の蓄電モジュール一つ分の電圧となるので、補機回路のDCDCコンバータ21の可変電圧レンジを大きくする必要がなく、補機回路20に使用する素子の耐圧を低くすることができ、コストの低減及び充放電時の損失を低く抑えることができる。
また、二次電池装置10の蓄電モジュール間に電圧のばらつきがあった場合にも、電位差を小さくしてから充電するので、電圧の変動が少なく効率の高い充電が可能となる。
なお、本発明の第1の実施の形態では、二次電池装置10に備えられている第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132が並列接続されて充電される場合よりも、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132が直列接続されて充電される場合に、第3蓄電モジュール133の目標蓄電量を小さくしている。これによって、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132が直列接続されている場合に、第3蓄電モジュール133の充電頻度を少なくすることができるので、第3蓄電モジュール133への充電によって第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132に電圧のバラつきが発生することを抑制することができる。
<第2実施形態>
次に第2の実施の形態の蓄電システムについて説明する。
前述の第1の実施の形態では、二次電池装置10に備えられている第2蓄電モジュール132によって補機回路20の第3蓄電モジュール133を充電するように構成したが、第1蓄電モジュール131によって補機回路20の第3蓄電モジュール133を充電するように構成してもよい。なお、第1の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図7は、本発明の第2の実施の形態の蓄電システム1を車両に搭載した状態を示す構成ブロック図である。
経路12は、第1分岐12aと第2分岐12bとを含む。この第1分岐12aと第2分岐によって、経路12が第1分岐路121と第2分岐路122とに分岐されている。
第1分岐路121は、第1蓄電モジュール131と、第1スイッチ141とを備えている。第2分岐路122は、第4スイッチ144と、第2スイッチ142と、第2蓄電モジュール132とを備えている。なお、第2分岐路122上において、第2スイッチ142は第2蓄電モジュール132の高電位側に備えられ、第4スイッチ144は第2スイッチ142の高電位側に備えられる。
第1分岐路121の第1蓄電モジュール131と第1スイッチ141との間には第3分岐12cが、第2分岐路122の第4スイッチ144と第2スイッチ142との間には第4分岐12dが、第2分岐路122の第2スイッチ142と第2蓄電モジュール132との間には第5分岐12eが、それぞれ備えられている。
この第3分岐12cと第4分岐12dとの間には、バイパス路123が構成されている。バイパス路123は、第3スイッチ143を備えている。
補機回路20の高電位側端子23aは、二次電池装置10の第4分岐12dに接続されている。低電位側端子23bは、二次電池装置10の第3分岐12cに接続されている。
このように構成された第2の実施の形態の蓄電システム1の動作は、前述の第1の実施の形態と同様である。
すなわち、図3のステップS104の処理によって、第2スイッチ142をオンに制御することによって、第2蓄電モジュール132のみが充電される。
また、図3のステップS107の処理によって、第1スイッチ141をオンに制御することによって、第1蓄電モジュール131と第2蓄電モジュール132とが並列接続されて、並列して充電される。
また、図5のステップS204及びS205の処理によって、第1スイッチ141及び第3スイッチ143をオフに制御して、第1蓄電モジュールの電力によって補機回路20の第3蓄電モジュール133を充電する。
そして、図5のステップS207によって、電位差が所定値2よりも小さくなったと判定された場合は、第1スイッチ141及び第2スイッチ142をオンに制御して、第1蓄電モジュール131と第2蓄電モジュール132とが並列接続されて、第1蓄電モジュール131及び第2蓄電モジュール132が充電される。
以上のように、本発明の第2の実施の形態では、第1蓄電モジュール131によって、補機回路20の第3蓄電モジュール133を充電するように構成しても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態の蓄電システムの構成ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の蓄電システムを車両に搭載した状態を示す構成ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のコントローラが実行する第1充電方法の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の第1充電方法における、各スイッチのオン・オフの状態及び各蓄電モジュールの充電状態を示した説明図である。 本発明の第1の実施の形態のコントローラが実行する第2充電方法の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の第2充電方法における、各スイッチのオン・オフの状態及び各蓄電モジュールの充電状態を示した説明図である。 本発明の第2の実施の形態の蓄電システムを車両に搭載した状態を示す構成ブロック図である。
符号の説明
1 蓄電システム
10 二次電池装置
12 経路
15 コントローラ
20 補機回路
21 DCDCコンバータ
31 インバータ
32 モータジェネレータ
121 第1経路
122 第2経路
123 バイパス路
131 第1蓄電モジュール
132 第2蓄電モジュール
133 第3蓄電モジュール
141 第1スイッチ
142 第2スイッチ
143 第3スイッチ
144 第4スイッチ

Claims (8)

  1. 外部機器に電力を供給すると共に前記外部機器からの電力によって充電される二次電池装置と、前記二次電池装置に接続される補機回路と、前記二次電池装置及び前記補機回路を制御するコントローラと、を備える蓄電システムにおいて、
    前記二次電池装置は、
    前記外部機器と電気的に接続する正極側端子及び負極側端子間に構成された経路を分岐して、並列に構成される第1分岐路及び第2分岐路が構成され、
    前記第1分岐路に備えられる第1蓄電モジュールと、
    前記第1分岐路であって、前記第1蓄電モジュールの負極側に備えられる第1スイッチと、
    前記第1分岐路であって、前記第1スイッチの低電位側に備えられる第4スイッチと、
    前記第2分岐路に前記第1蓄電モジュールと並列に備えられる第2蓄電モジュールと、
    前記第2分岐路であって、前記第2蓄電モジュールの正極側に備えられる第2スイッチと、
    前記第1分岐路の第1蓄電モジュール及び第1スイッチの間と、前記第2分岐路の第2蓄電モジュール及び第2スイッチの間と、に構成されるバイパス路と、
    前記バイパス路に備えられる第3スイッチと、
    前記第2分岐路の第2蓄電モジュールと第2スイッチとの間に備えられる前記補機回路の正極側端子と、
    前記第1分岐路の第1スイッチと第4スイッチとの間に備えられる前記補機回路の負極側端子と、を備え、
    前記補機回路は、前記二次電池装置からの電力によって充電される第3蓄電モジュールを備え、
    前記コントローラは、前記第1、第2、第3及び第4スイッチのオン及びオフ、及び、前記補機回路の第3蓄電モジュールの充電を制御し、
    前記第1スイッチは、前記第2蓄電モジュールの負極側から前記第1蓄電モジュールの負極側への電流のみを許容する第1ダイオードと、前記第1蓄電モジュールの負極側から前記第2蓄電モジュールの負極側への電流を断続する第1断続部と、を備え、
    前記第2スイッチは、前記第2蓄電モジュールの正極側から前記第1蓄電モジュールの正極側への電流のみを許容する第2ダイオードと、第1蓄電モジュールの正極側から第2蓄電モジュールの正極側への電流を断続する第2断続部と、を備え、
    前記第3スイッチは、前記第1蓄電モジュールの負極側から前記第2蓄電モジュールの正極側への電流のみを許容する第3ダイオードと、第2蓄電モジュールの正極側から第1蓄電モジュールの負極側への電流を断続する第3断続部と、を備え、
    前記第4スイッチは、前記第1蓄電モジュールの負極側から前記第2蓄電モジュールの負極側への電流のみを許容する第4ダイオードと、第2蓄電モジュールの負極側から第1蓄電モジュールの負極側への電流を断続する第4断続部と、を備え、
    前記コントローラは、前記第1、第2、第3及び第4スイッチのオン及びオフを制御して、前記第2蓄電モジュールの電力によって前記第3蓄電モジュールを充電することを特徴とする蓄電システム。
  2. 前記コントローラは、
    前記第1蓄電モジュールの電圧が前記第2蓄電モジュールの電圧よりも高い場合に、
    前記第2スイッチの第2断続部をオンに、前記第3スイッチの第3断続部及び前記第4スイッチの第4断続部をオフに制御し、
    前記第1蓄電モジュールの電圧と前記第2蓄電モジュールの電圧との差が所定値以下となるまで、前記外部装置から前記第2蓄電モジュールを充電させることを特徴とする請求項1に記載の蓄電システム。
  3. 前記コントローラは、
    前記第2蓄電モジュールの電圧が前記第1蓄電モジュールの電圧よりも高い場合に、
    前記第2スイッチの第2断続部をオフに制御し、
    前記第1蓄電モジュールの電圧と前記第2蓄電モジュールの電圧との差が所定値以下となるまで、前記第2蓄電モジュールの電力によって前記補機回路により前記第3蓄電モジュールを充電させることを特徴とする請求項1に記載の蓄電システム。
  4. 外部機器に電力を供給すると共に前記外部機器からの電力によって充電される二次電池装置と、前記二次電池装置に接続される補機回路と、前記二次電池装置及び前記補機回路を制御するコントローラと、を備える蓄電システムにおいて、
    前記二次電池装置は、
    前記外部機器と電気的に接続する正極側端子及び負極側端子間に構成された経路を分岐して、並列に構成される第1分岐路及び第2分岐路とが構成され、
    前記第1分岐路に備えられる第1蓄電モジュールと、
    前記第1分岐路であって、前記第1蓄電モジュールの負極側に備えられる第1スイッチと、
    前記第2分岐路に前記第1蓄電モジュールと並列に備えられる第2蓄電モジュールと、
    前記第2分岐路であって、前記第2蓄電モジュールの正極側に備えられる第2スイッチと、
    前記第1分岐路の第1蓄電モジュール及び第1スイッチの間と、前記第2分岐路の第2蓄電モジュール及び第2スイッチの間と、に構成されたバイパス路と、
    前記バイパス路に備えられる第3スイッチと、
    前記第2分岐路であって、前記第2スイッチの高電位側に備えられる第4スイッチと、
    前記第2分岐路の第2スイッチと第4スイッチとの間に備えられる前記補機回路の正極側端子と、
    前記第1分岐路の第1蓄電モジュールと第1スイッチとの間に備えられる前記補機回路の負極側端子と、を備え、
    前記補機回路は、前記二次電池装置からの電力によって充電される第3蓄電モジュールを備え、
    前記コントローラは、前記第1、第2、第3及び第4スイッチのオン及びオフ、及び、前記補機回路の第3蓄電モジュールの充電を制御し、
    前記第1スイッチは、前記第2蓄電モジュールの負極側から前記第1蓄電モジュールの負極側への電流のみを許容する第1ダイオードと、前記第1蓄電モジュールの負極側から第2蓄電モジュールの負極側への電流を断続する第1断続部と、を備え、
    前記第2スイッチは、前記第2蓄電モジュールの正極側から前記第1蓄電モジュールの正極側への電流のみを許容する第2ダイオードと、前記第1蓄電モジュールの正極側から前記第2蓄電モジュールの正極側への電流を断続する第2断続部と、を備え、
    前記第3スイッチは、前記第1蓄電モジュールの負極側から前記第2蓄電モジュールの正極側への電流のみを許容する第3ダイオードと、前記第2蓄電モジュールの正極側から前記第1蓄電モジュールの負極側への電流を断続する第3断続部と、を備え、
    前記第4スイッチは、前記第1蓄電モジュールの正極側から前記第2蓄電モジュールの正極側への電流のみを許容する第4ダイオードと、前記第2蓄電モジュールの正極側から前記第1蓄電モジュールの正極側への電流を断続する第4断続部と、を備え、
    前記コントローラは、前記第1、第2、第3及び第4スイッチのオン及びオフを制御して、前記第2蓄電モジュールの電力によって前記第3蓄電モジュールを充電することを特徴とする蓄電システム。
  5. 前記コントローラは、
    前記第1蓄電モジュールの電圧が前記第2蓄電モジュールの電圧よりも高い場合に、
    前記第1スイッチの第1断続部をオンに、前記第3スイッチの第3断続部及び前記第4スイッチの第4断続部をオフに制御し、
    前記第1蓄電モジュールの電圧と前記第2蓄電モジュールの電圧との差が所定値以下となるまで、前記外部装置から前記第2蓄電モジュールを充電させることを特徴とする請求項4に記載の蓄電システム。
  6. 前記コントローラは、
    前記第2蓄電モジュールの電圧が前記第1蓄電モジュールの電圧よりも高い場合に、
    前記第2スイッチの第2断続部をオフに制御し、
    前記第1蓄電モジュールの電圧と前記第2蓄電モジュールの電圧との差が所定値以下となるまで、前記第2蓄電モジュールの電力によって、前記補機回路により前記第3蓄電モジュールを充電させることを特徴とする請求項4に記載の蓄電システム。
  7. 前記コントローラは、
    前記第1蓄電モジュールの電圧と前記第2蓄電モジュールの電圧との差が所定値以内である場合は、
    前記第1スイッチの第1断続部及び前記第2スイッチの第2断続部をオンに制御し、前記第3スイッチの第3断続部をオフに制御し、
    前記第1蓄電モジュール及び前記第2蓄電モジュールの充電が完了するまで、前記外部装置から前記第1蓄電モジュール及び前記第2蓄電モジュールを充電させることを特徴とする請求項1から6に記載の蓄電システム。
  8. 前記コントローラは、前記第1スイッチの第1断続部をオンに制御することにより前記第1蓄電モジュールと前記第2蓄電モジュールとが並列接続されている場合よりも、前記第3スイッチの第3断続部をオンに制御することにより前記第1蓄電モジュールと前記第2蓄電モジュールとが直列接続されている場合に、前記第3蓄電モジュールの目標蓄電量を小さく設定することを特徴とする請求項1から7の少なくとも一つに記載の蓄電システム。
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