JP4946253B2 - 超極細繊維からなる粉末およびその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の粉末の数平均粒径は1〜1000μmである。かかる粒径範囲にすることで、樹脂や塗料ならびに化粧品に配合した際に分散性良く配合することができ、さらにこれらを塗布した際に粉末同士が凝集してダマになったりせず、均一に塗布することが可能となる。数平均粒径は1〜200μmであることがより好ましく、1〜100μm以下であることがさらに好ましい。
このようにして紡糸したポリマーアロイ繊維(海島型繊維)の易溶解性ポリマーを溶剤で除去することにより本発明で使用するナノファイバーを得ることができる。
また、本発明で用いる超極細繊維は、単繊維直径が500nmより大きい単繊維の繊維構成比率が3重量%以下であることが重要である。ここで粗大繊維の繊維構成比率とは、直径が1nmより大きい繊維全体の重量に対する粗大単繊維(直径500nmより大きいもの)の重量の比率のことを意味し、次のようにして計算する。すなわち、繊維束それぞれの単繊維直径をdiとし、その2乗の総和(d1 2+d2 2+・・+dn 2)=Σdi 2(i=1〜n)を算出する。また、直径500nmより大きい繊維束それぞれの繊維直径をDiとし、その2乗の総和(D1 2+D2 2+・・+Dm2)=ΣDi 2(i=1〜m)を算出する。Σdi 2に対するΣDi 2の割合を算出することで、全繊維に対する粗大繊維の面積比率、すなわち重量比率を求めることができる。
また、超極細繊維の数平均直径が200nm以下の場合には、直径200nmより大きい単繊維の繊維構成比率は、好ましくは3重量%以下、より好ましくは1重量%以下、さらに好ましくは0.1重量%以下であることである。また、超極細繊維の単繊維の数平均直径が100nm以下の場合には、直径100nmより大きい単繊維の繊維構成比率は、好ましくは3重量%以下、より好ましくは1重量%以下、さらに好ましくは0.1重量%以下であることである。このように、繊維分散液における粗大繊維の構成比率を低く抑えることで、得られる粉末が均質なものとなり、また、同一の繊維分散液から複数の粉末を製造する場合には個体差がなくなり、製品の品質安定性も良好とすることができる。」 本発明において、超極細繊維はどのような状態で分散されていてもかまわないが、以下、分散媒中に超極細繊維が単繊維レベルで分散された状態のものを、特に繊維分散液という。後述するように、本発明の粉末は繊維分散液から好ましく製造されるため、次に、超極細繊維(ナノファイバー)分散液の調整方法について説明する。
本発明の繊維からなる粉末を配合した化粧品は、本発明の粉末と各種有効成分や溶媒などを配合した液状物もしくは固形状物のことを指す。
また、有機溶媒としては、上記の各種溶媒を用いることができ、単独でも2種類以上の組合わせても使用可能である。
東洋精機製作所製キャピログラフ1Bによりポリマーの溶融粘度を測定した。なお、サンプル投入から測定開始までのポリマーの貯留時間は10分とした。
Perkin Elmaer社製 DSC−7を用いて2nd runでポリマーの融解を示すピークトップ温度をポリマーの融点とした。このときの昇温速度は16℃/分、サンプル量は10mgとした。
ツェルベガーウスター株式会社製USTER TESTER 4を用いて給糸速度200m/分でノーマルモードで測定を行った。
サンプルに白金を蒸着し、超高分解能電解放射型走査型電子顕微鏡で観察した。
SEM装置:日立製作所(株)製UHR−FE−SEM
E.TEMによるナノファイバーの横断面観察
分散前の超極細繊維束を用い、これの横断面方向に超薄切片を切り出してTEMでナノファイバーの横断面を観察した。また、必要に応じ金属染色を施した。
TEM装置:日立製作所(株)製H−7100FA型
F.繊維の数平均直径
ポリマーアロイ繊維中の島成分の数平均直径や繊維束の単繊維(ナノファイバー)の数平均直径は、次のようにして求める。すなわち、上記E項のTEMで、ポリマーアロイ繊維の場合には少なくとも300個の島成分を、繊維束の場合には少なくとも300本の単繊維を1視野中に観察できる倍率で観察し、観察による写真から画像処理ソフト(WINROOF)を用いて、島あるいは単繊維のそれぞれの直径の単純な平均値を求めた。この際、同一視野内で無作為に抽出した、島成分であれば300個、単繊維であれば300本の直径を解析し、計算に用いた。
すなわち、上記D項のSEMで、少なくとも150本以上の単繊維が1視野中に観察できる倍率で観察し、観察による写真から画像処理ソフト(WINROOF)を用いて、繊維長手方向に対して垂直な方向の繊維幅を繊維の直径とし、それの単純な平均値を求めた。この際、同一視野内で無作為に抽出した150本の繊維の直径を解析し、計算に用いた。
上記繊維束中の単繊維の直径解析を利用し、超極細繊維束中のそれぞれの単繊維直径をdiとし、その2乗の総和(d1 2+d2 2+・・+dn 2)=Σdi 2(i=1〜n)を算出する。また、直径500nmより大きい繊維束中のそれぞれの繊維直径をDiとし、その2乗の総和(D1 2+D2 2+・・+Dm2)=ΣDi 2(i=1〜m)を算出する。Σdi 2に対するΣDi 2の割合を算出することで、全繊維に対する粗大繊維の面積比率、すなわち繊維構成比率とした。
室温(25℃)で、初期試料長=200mm、引っ張り速度=200mm/分とし、JIS L1013に示される条件で荷重−伸長曲線を求めた。次に、破断時の荷重値を初期の繊度で割り、それを強度とし、破断時の伸びを初期試料長で割り、伸度として強伸度曲線を求めた。
粉末の数平均粒径は、以下のようにして求める。
すなわち、上記D項のSEMで少なくとも150個の粉末が1視野中に観察できる倍率で観察し、観察による写真から画像処理ソフト(WINROOF)を用いて粉末の粒径を球換算で計算し、それの単純な平均値を求めた。この際、同一視野内で無作為に抽出した150個の粉末の粒径を解析し、計算に用いた。
溶融粘度57Pa・s(240℃、剪断速度2432sec-1)、融点220℃のN6(20重量%)と重量平均分子量12万、溶融粘度30Pa・s(240℃、剪断速度2432sec-1)、融点170℃のポリL乳酸(光学純度99.5%以上)(80重量%)を2軸押出混練機で220℃で溶融混練してポリマーアロイチップを得た。尚、N6の262℃、剪断速度121.6sec-1での溶融粘度は53Pa・sであった。また、このポリL乳酸の215℃、剪断速度1216sec-1での溶融粘度は86Pa・sであった。また、このときの混練条件は以下のとおりであった。
ポリマー供給 :N6とポリL乳酸を別々に計量し、別々に混練機に供給した。
スクリュー型式:同方向完全噛合型 2条ネジ
スクリュー :直径37mm、有効長さ1670mm
L/D :45.1
混練部長さはスクリュー有効長さの1/3より吐出側に位置
温度 :220℃
ベント :2箇所。
分散液の製造例1のN6を溶融粘度212Pa・s(262℃、剪断速度121.6sec-1)、融点220℃のN6(45重量%)とした以外は分散液の製造例1と同様に溶融混練し、ポリマーアロイチップを得た。次いで、これを分散液の製造例1と同様に溶融紡糸、延伸熱処理しポリマーアロイ繊維を得た。得られたポリマーアロイ繊維は67dtex、36フィラメント、強度3.6cN/dtex、伸度40%、U%=0.7%の優れた特性を示した。また、得られたポリマーアロイ繊維の横断面をTEMで観察したところ、分散液の製造例1と同様にポリL乳酸が海、N6が島の海島構造を示し、島N6の数平均による直径は110nmであり、N6が超微分散化したポリマーアロイ繊維が得られた。
オスターブレンダー(オスター社製)に仕込む水および分散剤の量は変えずに、叩解後の繊維量を変更することで、N6ナノファイバーの含有率を0.1重量%とした以外は分散液の製造例2と同様にして分散液3を得た。
オスターブレンダー(オスター社製)に仕込む水および叩解後の繊維量は変えずに、分散剤を用いなかったこと以外は分散液の製造例1と同様にしてN6ナノファイバー分散液4を得た。
分散液の製造例5ではN6ナノファイバーのカット長を0.5mm、分散液の製造例6ではN6ナノファイバーのカット長を5mmとした以外は分散液の製造例1と同様にしてN6ナノファイバーの含有率が1.0重量%分散液5及び6を得た。
溶融粘度120Pa・s(262℃、121.6sec-1)、融点225℃のPBT(ポリブチレンテレフタレート)と2エチルヘキシルアクリレートを22%共重合したポリスチレン(PS)を用い、PBTの含有率を20重量%とし、混練温度を240℃として分散液の製造例1と同様に溶融混練し、ポリマーアロイチップを得た。この時、共重合PSの262℃、121.6sec-1での溶融粘度は140Pa・s、245℃、1216sec-1での溶融粘度は60Pa・sであった。
溶融粘度220Pa・s(262℃、121.6sec-1)、融点225℃のPTT(ポリトリメチレンテレフタレート)と新日鐵化学(株)製共重合PS(ポリスチレン)(“エスチレン”KS−18、メチルメタクリレート共重合、溶融粘度110Pa・s、262℃、121.6sec-1)を、PTTの含有率を25重量%とし、混練温度を240℃として分散液の製造例1と同様に溶融混練し、ポリマーアロイチップを得た。また、この共重合PSの245℃、1216sec-1での溶融粘度は76Pa・sであった。
分散液の製造例1のN6を溶融粘度350Pa・s(220℃、121.6sec-1)、融点162℃のPP(ポリプロピレン)(23重量%)とした以外は分散液の製造例1と同様に溶融混練し、ポリマーアロイチップを得た。なお、ポリL乳酸の220℃、121.6sec-1における溶融粘度は107Pa・sであった。このポリマーアロイチップを溶融温度230℃、紡糸温度230℃(口金面温度215℃)、単孔吐出量1.5g/分、紡糸速度900m/分で分散液の製造例1と同様に溶融紡糸を行った。得られた未延伸糸を延伸温度90℃、延伸倍率を2.7倍、熱セット温度130℃として分散液の製造例1と同様に延伸熱処理した。得られたポリマーアロイ繊維は、77dtex、36フィラメント、強度2.5cN/dtex、伸度50%であった。
溶融粘度280Pa・s(300℃、1216sec−1)のPETを80重量%、溶融粘度160Pa・s(300℃、1216sec−1)のポリフェニレンサルファイド(PPS)を20重量%として、下記条件で2軸押出混練機を用いて溶融混練を行い、ポリマーアロイチップを得た。ここで、PPSは直鎖型で分子鎖末端がカルシウムイオンで置換された物を用いた。
スクリュー L/D=45
混練部長さはスクリュー有効長さの34%
混練部はスクリュー全体に分散させた
途中2個所のバックフロー部有り。
ポリマー供給 PPSとPETを別々に計量し、別々に混練機に供給した。
温度 300℃
ベント 無し。
海成分にアルカリ可溶型共重合ポリエステル樹脂60重量%、島成分にN6樹脂40重量%を用い、溶融紡糸で島成分を100島とし、5.3dtexの高分子配列体複合繊維(以後複合繊維)を作成後、2.5倍延伸して2.1dtexの複合繊維を得た。この複合繊維の強度は2.6cN/dtex、伸度は35%であった。その後、この複合繊維を98℃の3%濃度の水酸化ナトリウム水溶液にて1時間処理することで、複合繊維中のポリエステル成分の99%以上を加水分解除去し、酢酸で中和後、水洗、乾燥してN6の極細繊維を得た。得られた極細繊維の平均単糸繊度をTEM写真から解析したところ、0.02dtex(平均繊維径2μm)相当であった。得られたN6極細繊維を2mm長に切断してカット繊維とした後、このカット繊維50g、分散剤としてアニオン系分散剤であるシャロール(登録商標)AN−103P(第一工業製薬(株)製:分子量10000)を0.5g、および水500gをオスターブレンダー(オスター社製)に仕込み、回転数13900rpmで30分間撹拌して、N6極細繊維の含有率が1.0重量%の分散液11を得た。
分散液の製造例1で得られたナノファイバー分散液1を用い、乾燥機としては三井三池化工機(株)製SD10型スプレードライヤーを用いた。この分散液1を9000rpmで回転している直径5cmのディスクに20g/分の速度で滴下し、液滴の直径を約100μmの霧状にしたものを180℃雰囲気下に噴霧して乾燥(スプレードライ)し、乾燥した粉末を回収した。
得られた粉末をSEMで観察したところ、数平均直径は60nmであり、粉末の数平均粒径は25μmであった。図1および図2に実施例1で得られた粉末のSEM写真を示した。
得られた粉末を手に塗ったところ、しっとりとした感触があり、保湿性に優れるものであった。また、塗った面の肌のしわをぼかすような効果が認められた。
実施例2〜10については分散液の製造例2〜10で得られたナノファイバー分散液2〜10を用い、実施例1と同様にスプレードライを行い、粉末を得た。繊維分散体の数平均直径、粉末の数平均粒径は表2に示したとおりであった。
分散液の製造例11で得られた極細繊維の分散液11を用い、実施例1と同様にスプレードライを行ったが、繊維が綿状になり粉末状のものが得られなかった。
実施例1で得られた粉末を121℃、103.7kPaの条件下で20分間加圧蒸気処理を行った。
繊維分散体の数平均直径、粉末の数平均粒径は表5に示したとおりであった。
また、SEMによる観察により、加圧蒸気処理することで繊維同士が、部分的に融着して接着していることが確認された。さらに、上記の加熱蒸気処理された粉末を水に浸漬させても構造体が崩壊することはなかった。
実施例11で作製した粉末と市販の化粧水(資生堂製ザ・スキンケア ハイドロバランシングソフナー(商品名))を下記の配合比率とし、ラボ攪拌機で3分間混合し、粉末を配合した化粧水を作製した。被験者10人に対して、化粧水を使用した時の官能評価を行ったところ、被験者全てにおいて、使用時の違和感がなく自然な感じがするとのことであった。また、粉末を配合することによって、汗による化粧の流れが防止でき、化粧もちも向上した。また粉末を配合することで、粉末自身が保水性が高いことから、保湿性が良好となり、化粧使用後の肌のしっとり感が向上した。
ザ・スキンケア ハイドロバランシングソフナー 90wt%
合計 100wt%
<実施例13>
ナノファイバー配合塗料の例
実施例11で得られた粉末30gと、溶媒がトルエンである市販のウレタン系塗料300gとを、ラボニーダーで120rpmの条件で30℃、30分間攪拌し、ナノファイバーを配合した塗料を得た。得られた塗料は、刷毛による塗布時の伸びがよく、適度な粘性を持つため液ダレもなく、塗布加工がし易いものであった。また、塗布後の塗料のツヤがよく、塗布表面も繊維を添加してあるにもかかわらず滑らかであった。
また、吸着剤、保水剤などにも好適である。
さらに、医療、衛生等の各分野における粉末材料などにも好適である。
Claims (9)
- 数平均直径が1〜500nmであって、直径500nmより大きい単繊維の繊維構成比率が3重量%以下の熱可塑性ポリマーを含む超極細繊維が単繊維で分散した形態で構成された、数平均粒径が1〜1000μmであることを特徴とする超極細繊維からなる粉末。
- 前記超極細繊維がポリマーアロイ繊維から製造されたものである、請求項1に記載の粉末。
- 前記繊維同士が部分的に接着されている、請求項1または2に記載の粉末。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の粉末を配合した塗料。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の粉末を配合した化粧品。
- 数平均直径が1〜500nmであって、直径500nmより大きい単繊維の繊維構成比率が3重量%以下の熱可塑性ポリマーからなる超極細繊維を分散媒中に分散させた繊維分散液を粒状化して乾燥し、分散剤を除去することを特徴とする超極細繊維からなる粉末の製造方法。
- 前記超極細繊維がポリマーアロイ繊維から製造されたものである、請求項6に記載の超極細繊維からなる粉末の製造方法。
- 前記繊維分散液をスプレードライにより粒状化して乾燥することを特徴とする請求項6または7に記載の超極細繊維からなる粉末の製造方法。
- 分散媒を除去した後に、さらに加圧蒸気処理する、請求項6〜8のいずれかに記載の繊維からなる粉末の製造方法。
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