JP4944697B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明は、文字や図形などの表示パターンが形成された表示パネルの背面側から光を照射し、文字や図形が表示されるようにした照明器具に関するものである。
従来より、文字や図形などの表示パターンが表面に形成された表示パネルを用いた照明器具があった(例えば特許文献1参照)。この照明器具は、透光性を有する略矩形板状の表示パネルを備え、表示パネルの表面には文字や図形などの表示パターンが、例えば印刷により形成されていた。
このような表示パネルに対して裏面側から光を照射すると、表示パターンの中央部分には光源からの直接光のみが照射されるが、表示パターンの周縁部分には光源からの直接光とともに表示パネルで複数回反射した反射光も照射されるため、周縁部分が中央部分と比較して明るくなり、その結果、周縁部分の色が薄くなって表示パターンの輪郭がぼやけていた。そこで、本従来例では表示パターンの周縁部分のインク濃度を中央部分よりも高くしており、周縁部分を透過する光の量を低下させることによって表示パターンの輪郭を鮮明に表示し、表示パターンの視認性を向上させていた。
また、表示パターンの濃色部分における光の拡散量を少なくするとともに、淡色部分における光の拡散量を多くすることによって、表示パターンの視認性を向上させた照明装置も提案されている(例えば特許文献2参照)。この照明装置は、略矩形板状の導光板を備え、導光板の上方には光源が配置されている。また、導光板の前面側には表示パターンが印刷された透光性の表示板が取付けられ、導光板における表示板との対向面には表示パターンの濃色部分に対応する部位に光拡散量を少なくする少光拡散部が設けられるとともに、淡色部分に対応する部位に光拡散量を多くする多光拡散部が設けられている。
この照明装置では、光源からの光が導光板内を通って前面から照射されるが、表示パターンの濃色部分は導光板からの光拡散量が少ないため低い輝度となり、一方、淡色部分は導光板からの光拡散量が多いため高い輝度となっており、濃色部分と淡色部分の輝度差を大きくすることによって表示パターンの輪郭を鮮明に表示し、表示パターンの視認性を向上させていた。
特開平11−338389号公報(段落[0010]−段落[0012]、及び、第1図、第5図) 特開平7−199840号公報(段落[0017]−段落[0025]、及び、第1図)
上述の特許文献1に示した照明器具では、表示パターンにおける周縁部分のインク濃度を中央部分よりも高くすることによって表示パターンの視認性を向上させているが、この場合、周縁部分から中央部分への色変化によって外観を損なわないように連続的に変化させるのが困難であり、またそのためには生産工数や製造コストがアップするという問題があった。
また、上述の特許文献2に示した照明器具では、導光板における表示板との対向面において表示パターンの濃色部分に対応する部位には、光拡散量を少なくする少光拡散部が設けられているので、濃色部分を透過して前面側に照射される光量が全体的に低下し、表示パネルの平均輝度が低下するという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、表示パネルの平均輝度の低下を抑えるとともに表示パターンの視認性を向上させ、且つ、低コストで外観を損なわない照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、輪郭で囲まれた領域内の濃淡レベルが一様であって、隣接する他の領域との濃淡レベルが異なるような表示パターンが形成された表示パネルと、表示パネルの裏面側に配設され表示パネルの表面側に向けて面発光する発光手段と、表示パネルと発光手段との間に配置された透光性シートとを備え、当該透光性シートは、表示パターンにおける隣接する2つの領域のうち、濃淡レベルが相対的に高い濃色領域に対応する部位の透光率が、他方の淡色領域との境界付近で最低値となり、淡色領域から離れるにしたがって漸増するように形成されたことを特徴とする。
請求項2の発明は、透光性シートにおいて、濃色領域に対応する部位の輪郭をぼかしたことを特徴とする
請求項1の発明によれば、透光性シートにおいて、表示パネルの表示パターンにおける隣接する2つの領域のうち、濃淡レベルが相対的に高い濃色領域に対応する部位の透光率を他方の淡色領域との境界付近で最低値とすることによって、透光性シートにおいて上記境界付近における上記濃色領域に対応する部位を透過する光量が低下し、表示パネルにおける濃色領域と淡色領域との輝度差が大きくなるので、表示パネルの表示パターンの輪郭が鮮明に表示され、表示パターンの視認性が向上するという効果がある。また、透光性シートにおいて、上記濃色領域に対応する部位の透光率を上記淡色領域から離れるにしたがって漸増させているので、透光性シートにおける上記濃色領域に対応する部位を透過する光量の低下を抑えることができ、表示パネルの平均輝度の低下を抑えることができるという効果がある。さらに、透光性シートは、組立状態で表示パネルと発光手段との間に配設されているので、外部からは一様な濃淡レベルで形成された表示パネルの表示パターンのみが見えることになり、照明器具の外観を損なうことがなく、また表示パネルとは別に透光性シートを設けることによって、特許文献1の照明器具と比較して容易に生産でき、且つ、低コストの照明器具を実現することができるという効果がある。
請求項2の発明によれば、透光性シートにおいて、表示パネルの濃色領域に対応する部位の輪郭をぼかすことによって、組立状態で透光性シートと表示パネルとがずれた場合でも、ずれを目立たなくすることができるという効果がある。
本発明の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。本実施形態の照明器具Aは、例えば天井や壁などの造営材に取付けられ、避難誘導用の標識として用いられる。
照明器具Aは、図3及び図4に示すように、前面が開口する略矩形箱状の器具本体1と、前面側から器具本体1の上側縁に取付けられ光を照射するための発光ブロック3と、開口を閉塞するように前面側から器具本体1に取付けられる表示ブロック2とを備えている。
器具本体1は、例えば合成樹脂成形品であって、上側の側壁において略中央位置には商用電源を供給するための電源線(図示せず)を上側から器具本体1内部に導入する電線導入孔1aが設けられ、この電線導入孔1aを間にして左右方向両側には固定ねじ(図示せず)が挿通するねじ挿通孔1bがそれぞれ設けられている。また、器具本体1の底面(背面)において上寄りの略中央位置には、上記電源線を背面側から器具本体1内部に導入する電線導入孔1cが設けられ、この電線導入孔1cを間にして左右方向両側にも固定ねじ(図示せず)が挿通するねじ挿通孔1dがそれぞれ設けられている。すなわち、ねじ挿通孔1bを用いることによって器具本体1を天井に取付けることができ、またねじ挿通孔1dを用いることによって器具本体1を壁に取付けることができるのである。
さらに、器具本体1の左右両側の側壁の内側面において上端部には、後述する発光ブロック3の接続部11が電気的に接続されるソケット6がそれぞれ設けられており、各側壁においてソケット6の下側には、後述する表示パネル8に設けた係合突起8cが係合する略L字状の係合突片1eがそれぞれ上下方向に沿って2個ずつ突設されている。
この器具本体1の内部には、端子台5や、停電時における電源供給用の蓄電池4や、電子式安定器からなる点灯回路並びに後述するランプ12及び蓄電池4の状況(例えば蓄電池4の充電状態など)をチェックする自己点検機能を有し、上記点灯回路を制御する制御回路が内蔵された点灯制御ブロック7が収納されている。尚、器具本体1の下側の側壁には、自己点検を行うための自己点検スイッチ(図示せず)やランプ12及び蓄電池4の交換時期などを表示する例えばLEDからなる表示部(図示せず)などを露出するための露出孔1f〜1kが設けられており、外側から自己点検スイッチを押すことで自己点検を行うことができ、またランプ12の交換時期や蓄電池4の充電状態及び交換時期などを容易に確認することができる。ここにおいて、各ソケット6は、端子台5を介してそれぞれ点灯制御ブロック7の点灯回路の出力部に接続され、蓄電池4は電線(図示せず)を介して上記点灯回路の入力部に接続されている。したがって、電線導入孔1a又は1cを通して器具本体1内部に導入された上記電源線を端子台5に接続すると、通常時には電源線を介して供給された商用電源が上記点灯回路に供給されるとともに蓄電池4を充電し、停電時には蓄電池4に蓄えられた電源が上記点灯回路に供給される。
発光ブロック3は、横長であって器具本体1の幅寸法(左右方向の寸法)と略同寸法に形成されたコ字状のブロック本体3aを有し、ブロック本体3aの長手方向両端側には、上記ソケット6と電気的に接続し且つ機械的に保持される接続部11がそれぞれ設けられている。また、両接続部11、11間には、例えば冷陰極蛍光灯からなる直管型のランプ12が配置されており、このランプ12は長手方向両端部において各接続部11と電気的に接続されている。したがって、各接続部11を対応するソケット6にそれぞれ接続することによって、ランプ12にはソケット6を介して点灯電力が供給される。
表示ブロック2は、図5に示すように、前面側に表示パターンBが形成された略矩形板状の表示パネル8と、表示パネル8の後面側に配設される略矩形板状の導光板10と、表示パネル8と導光板10との間に配設される略矩形状の透光シート9とで構成される。
導光板10は、例えば透明なアクリル樹脂成形品であって、表示パネル8と略同形状に形成されており、図5に示すように透明シート9を表示パネル8との間に配置した状態で裏面側から表示パネル8に取付けられる。この導光板10では、上方に配置した発光ブロック3から照射された光が上側の端面から導光板10内に入射し、導光板10の前面(表示パネル8側の面)から均一に照射される。ここに、上記発光ブロック3と、導光板10とで発光手段が構成されている。
表示パネル8は、例えば合成樹脂成形品であって略矩形板状のパネル本体8aを有し、パネル本体8aの前面側には、例えば印刷により人物並びに左向き及び右向きの矢印で構成された表示パターンBが形成されている(図5参照)。この表示パターンBにおいて、輪郭線13と外周とで囲まれた領域(以下、この領域を濃色領域aという。)には、一様の濃淡レベルで緑インクが塗布されており、輪郭線13で囲まれた領域と輪郭線14及び15で囲まれた領域(以下、この領域を淡色領域bという。)には、一様の濃淡レベルで白インクが塗布されている。尚、淡色領域bは、白インクを塗布して形成したものに限定されるものではなく、白色の合成樹脂を用いることで淡色領域bを形成してもよい。
また、パネル本体8aにおいて左右方向両端縁には、表示パネル8を器具本体1に取付けるための取付片8bがそれぞれ設けられ、各取付片8bにおいて器具本体1に設けた係合突片1eに対応する部位には、各係合突片1eと係合する係合突起8cがそれぞれ設けられている。
透光シート9は、例えば透光性を有する透明なシートからなり、透光シート9の前面側には図1に示すように、表示パネル8の表示パターンBに対応する表示パターンB’が印刷されている。この表示パターンB’は、表示パネル8の表示パターンBにおける濃色領域aに対応する領域(以下、この領域を領域a’という。)に緑インクにより印刷を施すことで形成されている。したがって、表示パネル8の表示パターンBにおける淡色領域bに対応する領域(以下、この領域を領域b’という。)には、印刷が施されておらず、透光シート9の地色、すなわち透明なままである。
ここで、透光シート9の表示パターンB’における領域a’について図1及び図2に基づいて説明する。図2(a)は、図1のX−X断面における位置cから位置mまでのインクの濃淡レベルを示し、図2(b)は同位置における光の透光率を示している。尚、図1における位置c、e、f、j、k及びmは領域a’の輪郭位置を示し、位置d、g、h及びlは領域a’における領域b’との境界付近の位置を示している。また、図2(a)、(b)における実線F、Hは本実施形態を示し、一点鎖線E、Gは上述した特許文献1に示す従来例の表示パネルにおける表示パターンを示している。
まず、従来例について説明する。従来例の表示パネルにおける表示パターンは、一点鎖線Eに示すように濃色領域において表示パターンの周縁部分(図2(a)の位置d’から位置e、位置fから位置j及び位置kから位置l’の部分)の濃淡レベルが他の部分よりも段階的に高くなっており、その結果、一点鎖線Gに示すように周縁部分の透光率が他の部分よりも段階的に低くなっている。尚、この表示パターンは、周縁部分及び他の部分がそれぞれ一様な濃淡レベルで形成されている。
一方、本実施形態の透光シート9は、位置cから位置dの区間(濃色領域)において、濃淡レベルは実線Fに示すように位置cで最も低く、位置cから位置dに向かうにしたがって徐々に高くなり、位置dで最も高くなっている。その結果、同区間において、透光率は実線Hに示すように位置cで最も高く、位置cから位置dに向かうにしたがって徐々に低くなり、位置dで最も低くなっている。すなわち、領域a’の透光率が領域b’との境界付近(位置d)で最低値となり、さらに領域b’から離れるにしたがって(位置dから位置cへ向かう方向に)漸増するようにグラデーションが施されている。このように領域a’の透光率を位置dで最低値とすることによって、位置dを透過する光量が低下し、その結果表示パネル8における濃色領域aと淡色領域bとの輝度差が大きくなるので、表示パネル8の表示パターンBの輪郭が鮮明に表示され、表示パターンBの視認性が向上する。また、領域a’の透光率を領域b’から離れるにしたがって漸増させることによって、領域a’を透過する光量の低下を抑えることができ、表示パネル8の平均輝度の低下を抑えることができる。
次に、位置dから位置gの区間において、濃淡レベルは位置dから位置eまでは徐々に低くなり、位置eから位置fの間(淡色領域)で最も低く、さらに位置fから位置gまでは徐々に高くなって、位置gで最も高くなる。すなわち、表示パターンB’における領域a’の輪郭をぼかしているのである。このように領域a’の輪郭をぼかすことによって、組立状態で透光シート9と表示パネル8とがずれた場合であっても、ずれを目立たなくすることができる。一方、同区間において、透光率は濃淡レベルに反比例する形で位置dから位置eまでは徐々に高くなり、位置eから位置fの間で最も高く、さらに位置fから位置gまでは徐々に低くなって、位置gで最も低くなる。さらに、位置gから位置hの区間において、濃淡レベルは領域b’から離れるにしたがって低くなっており、その結果透光率は領域b’から離れるにしたがって高くなっている。
また、位置hから位置lの区間において、濃淡レベルは位置hから位置jまでは徐々に低くなり、位置jから位置kの間(淡色領域)で最も低く、さらに位置kから位置lまでは徐々に高くなって、位置lで最も高くなる。すなわち、上述した位置dから位置gの区間と同様に表示パターンB’における領域a’の輪郭をぼかしているのである。一方、同区間において、透光率は濃淡レベルに反比例する形で位置hから位置jまでは徐々に高くなり、位置jから位置kの間で最も高く、さらに位置kから位置lまでは徐々に低くなって、位置lで最も低くなる。
さらに、位置lから位置mの区間(濃色領域)において、濃淡レベルは位置lで最も高く、位置lから位置mに向かうにしたがって徐々に低くなり、位置mで最も低くなっている。その結果、同区間において、透光率は位置lで最も低く、位置lから位置mに向かうにしたがって徐々に高くなり、位置mで最も高くなっている。すなわち、上述した位置cから位置dの区間と同様に領域a’の透光率が領域b’との境界付近(すなわち、位置l)で最低値となり、さらに領域b’から離れるにしたがって(位置lから位置mへ向かう方向に)漸増するようにグラデーションが施されている。
ここで、照明器具Aの組立について図3〜図5に基づいて説明する。まず、表示ブロック2は、図5に示すように表示パネル8の表示パターンBと透光シート9の表示パターンB’とが重なり合うように表示パネル8の裏面側に透光シート9を配置し、さらにその裏側から導光板10を取付けることで組み立てられる。次に、図3に示すように器具本体1に対して前面側(図3中の矢印Cの方向)から発光ブロック3の各接続部11を対応するソケット6にそれぞれ接続して発光ブロック3を器具本体1の上側縁に取付ける。さらに、表示ブロック2を器具本体1の前面側に被着し、器具本体1に対して表示ブロック2を下側にスライドさせると(図3中の矢印Dの方向)、表示パネル8の左右両端縁に設けた各係合突起8cが対応する係合突片1eとそれぞれ係合し、表示ブロック2が器具本体1に取付けられ、照明器具Aの組立てが完了する。尚、この状態において、各係合突起8cは、それぞれ対応する係合突片1eの下片に当接することで下側への移動が規制されるとともに、係合突片1eの縦片と当接することで前方への移動が規制され、表示ブロック2の脱落が防止されている。
次に、照明器具Aの動作について説明する。発光ブロック3のランプ12から照射された光は、導光板10の上側の端面から導光板10内に入射し、導光板10の前面から均一に照射される。導光板10の前面から照射された光は透光シート9を透過するが、領域a’における領域b’との境界付近(図1中の位置d、g、h及びl)では濃淡レベルが高くなっており、透光シート9を透過する光量が低くなっている。したがって、表示パネル8では、淡色領域bの輝度と、濃色領域aにおける淡色領域bとの境界付近の輝度との間の輝度差が大きくなり、表示パターンBの輪郭が鮮明に表示される。
この照明器具Aでは、透光シート9にグラデーションが施されているが、この透光シート9は表示パネル8と導光板10との間に配置されており、組立状態では外部から一様な濃淡レベルで形成された表示パネル8の表示パターンBのみが見えることになり、照明器具Aの外観を損なうことがない。また、表示パネル8とは別に透光シート9を設けることによって、上述した特許文献1の照明器具と比較して容易に生産でき、且つ、低コストの照明器具Aを実現することができる。
尚、本実施形態では、透光シート9において、領域a’に施す印刷の濃淡レベルを調整することによって表示パネル8における表示パターンBの輪郭を鮮明に表示し、且つ、表示パネル8の平均輝度の低下を抑えているが、領域a’を透過せずに反射した光を、例えば反射材や拡散材などを用いて表示パネル8側に反射又は拡散させてもよく、この場合表示パネル8の平均輝度がさらに向上する。
また、透光シート9として、透光率の高いシートを用いたり、拡散性を有するシートを用いたりしてもよく、この場合使用するシート枚数を削減したり、拡散材などの材料費を削減することができる。
さらに、本実施形態では、緑インクを用いて透光シート9に印刷を施した場合を例に説明したが、印刷に用いるインクは緑色に限定されるものではなく、例えば表示パネル8と重ね合わせることで外部から緑色に見えるような色であってもよい。
本実施形態の照明器具に用いられる透光シートの正面図である。 (a)、(b)は同上に用いられる透光シートの特性を示すグラフである。 同上の分解斜視図である。 同上の斜視図である。 同上に用いられる表示ブロックの分解斜視図である。
符号の説明
3 発光ブロック
8 表示パネル
9 透光シート
10 導光板
B 表示パターン
a 濃色領域
b 淡色領域
a’ 領域

Claims (2)

  1. 輪郭で囲まれた領域内の濃淡レベルが一様であって、隣接する他の領域との濃淡レベルが異なるような表示パターンが形成された表示パネルと、表示パネルの裏面側に配設され表示パネルの表面側に向けて面発光する発光手段と、表示パネルと発光手段との間に配置された透光性シートとを備え、当該透光性シートは、前記表示パターンにおける隣接する2つの領域のうち、濃淡レベルが相対的に高い濃色領域に対応する部位の透光率が、他方の淡色領域との境界付近で最低値となり、淡色領域から離れるにしたがって漸増するように形成されたことを特徴とする照明器具。
  2. 前記透光性シートにおいて、前記濃色領域に対応する部位の輪郭をぼかしたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
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