JPH0612017A - 表示シート - Google Patents

表示シート

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JPH0612017A
JPH0612017A JP28157792A JP28157792A JPH0612017A JP H0612017 A JPH0612017 A JP H0612017A JP 28157792 A JP28157792 A JP 28157792A JP 28157792 A JP28157792 A JP 28157792A JP H0612017 A JPH0612017 A JP H0612017A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
sheet
parts
prescribed
display sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP28157792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Koiso
博伸 小磯
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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】透明なシート素材1の所定部に、光の透過を規
制する暗色の遮光部3を設けた。この遮光部3の所定域
に、透明又は打ち抜きによる所定パターンの光透過部4
を形成した。 【効果】地下鉄等の車両の窓ガラスに貼り付けて使用す
ると、光源が車窓を通過する毎に、暗色の遮光部3の中
に、光透過部4のパターンを表示することができる。し
たがって、人目を引き易く、優れた表示効果を発揮する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地下鉄、電車、バ
ス、乗用車等の車両の窓ガラスに貼り付ける表示シート
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地下鉄等の車両においては、文字
や図形を印刷した広告シート等の表示シートを、車両の
窓ガラスの内側に貼り付けて、広告等の表示媒体として
使用することが行われている。上記表示シートは、一般
に、合成樹脂製のものであり、その裏面には、窓ガラス
に貼り付けるための粘着剤が塗布されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記表示シートは、文
字や図形が目立つように配色に工夫が施されているもの
の、あくまでも静止画像であるから、乗客の注意を引き
付けるには今一歩不十分であり、十分な表示効果が得ら
れないという問題があった。この発明は上記問題点に鑑
みてなされたものであり、乗客の注意を十分に引き付け
ることができ、優れた表示効果を得ることができる表示
シートを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に係る表示シートとしては、シート素材の所
定部に、光の透過を略規制する所定パターンの遮光部を
設け、この遮光部の所定域に、透明又は打ち抜きによる
所定パターンの光透過部を形成していることを特徴とす
るものである。
【0005】また、請求項2に係る表示シートとして
は、遮光部の所定域に、所定パターンのデザイン部を設
け、このデザイン部の周囲に、上記光透過部を形成して
いるものである。さらに、請求項3に係る表示シートと
しては、上記遮光部が暗色であるものである。
【0006】
【作用】一般に、線路や道路に沿った箇所には、種々の
光源が設置されている。例えば、地下鉄の駅の構内のプ
ラットホームに対向する壁面には、駅名や広告等を表示
した合成樹脂製の表示板が、枠体に収容された状態で一
定間隔毎に多数設けられており、この表示板の裏側に
は、当該表示板を裏面から照明するための蛍光灯が配置
されている。また、地下鉄の駅と駅との間、或いは鉄道
のトンネル内には、所定間隔毎に非常灯や常夜灯等の照
明灯が適宜設置されている。さらに、自動車用のトンネ
ル内には、多数の照明灯が一定間隔毎に設置されてい
る。一方、夜間或いはトンネルを走行中の車両は、対向
車両のヘッドライト等によって照明されることがある。
従って、車両が走行している間には、種々の光源が車窓
を通過することになる。
【0007】このため、上記請求項1に係る表示シート
によれば、車両が暗い箇所を走行している間は、透明又
は打ち抜きによる光透過部が、背景によって黒や濃い灰
色等の暗色になるが、光源が車窓を通過すると、光透過
部の背景が急に明るくなるので、遮光部の中の上記光透
過部のパターンが突然点灯されたように見える。このた
め、表示シートに人目を引き付けることができる。
【0008】特に、地下鉄車両については、駅の構内を
走行する際に、照明された駅名や広告等の表示板が、短
いインターバルで車窓すれすれを通過するので、上記光
透過部のパターンを、かなりの輝度の変化を伴って、何
度も点滅させたように見える。このため、より一層人目
を引き付け易くなる。また、請求項2に係る表示シート
によれば、光源が車窓を通過する毎に、デザイン部の周
囲に光透過部のパターンが明瞭に見えるので、当該デザ
イン部を相対的に強調表示することができる。
【0009】さらに、請求項3に係る表示シートによれ
ば、上記遮光部が暗色であるので、車両が暗い箇所を走
行しているときには、暗色の遮光部の中に暗色の光透過
部が存在することになり、当該光透過部のパターンを認
識し難いが、光源が車窓を通過すると、光透過部の背景
が急に明るくなるので、暗色の遮光部の中に、上記光透
過部のパターンが突然明瞭に表示されることになる。
【0010】
【実施例】以下実施例を示す添付図面により詳細に説明
する。図1は、この発明の表示シートを示す正面図であ
る。上記表示シートは、ポリエチレンシート等の合成樹
脂製シートからなる透明なシート素材1の表面に、文字
2や図形等が印刷表示されているとともに、上記シート
素材1の所定部に、遮光性の薄膜からなる黒や濃い灰色
等の暗色の遮光部3が所定パターンにて設けられ、この
遮光部3の所定域に、文字や図形等の所定パターンの透
明な光透過部4が形成されているものである。
【0011】上記遮光部3及び光透過部4は、シート素
材1の所定範囲に、光透過部4を除いたパターンで暗色
のインキを転写したり、光透過部4のパターンを打ち抜
いた暗色のフィルムやアルミニウム箔をラミネートした
りすることによって構成されている。また、上記シート
素材1の裏面には、図3に示すように、粘着剤による接
着層5と、この接着層5を覆う剥離シール6が設けられ
ており、この剥離シール6を接着層5から引き剥がすこ
とにより、表示シートを、地下鉄等の車両の窓ガラスに
貼り付けることができる。
【0012】以上の構成であれば、上記表示シートを地
下鉄等の車両の窓ガラスに貼り付けた状態において、当
該車両が、暗い箇所を走行している間は、透明な光透過
部4が、背景によって黒又は濃い灰色等の暗色に見える
ので、遮光部3が暗色である点と相まって、光透過部4
と遮光部3との区別がつき難く、乗客は、上記光透過部
4のパターンを認識し難い(図2参照)。しかし、車両
が照明灯が設置された箇所を通過すると、透明な光透過
部4の背景が急に明るくなるので、乗客にとっては、暗
色の遮光部3の中に、上記光透過部4のパターンが突然
点灯表示されたように見える(図1参照)。したがっ
て、乗客の注意を表示シートに引き付けることができ
る。
【0013】特に、地下鉄の駅の構内には、照明された
駅名や広告等の表示板が線路に沿って所定間隔毎に多数
設置されているので、車両が当該駅の構内を走行する際
には、上記表示板が、短いインターバルで車窓すれすれ
を通過することになる。このため、図1と図2の状態が
比較的短い時間で交互に繰り返されることになり、乗客
にとっては、光透過部4のパターンが、かなりの輝度の
変化を伴って、何度も点滅表示されたように見える。し
かも、上記表示板には種々の色彩が施されているので、
当該色彩に応じて光透過部4の色彩も変化することにな
る。したがって、より一層人目を引き付け易くなる。
【0014】図4は、他の実施例を示す正面図である。
この実施例においては、暗色の遮光部3に、放射状パタ
ーンの光透過部4が形成され、この光透過部4の内方
に、所定パターンのデザイン部7が形成されている。こ
のデザイン部7には、乗客が上記暗色の遮光部3と明確
に区別できる彩色が施されている。なお、上記デザイン
部7は、印刷にてインキを転写したり、フィルムやアル
ミニウム箔をラミネートしたりすることによって構成さ
れているが、何れにおいても、蛍光性を持たせておくの
が、目立ち易いことから好ましい。
【0015】上記実施例によれば、車両が照明灯が設置
された箇所を通過する毎に、遮光部3と光透過部4との
区別ができない図5の状態から、両者の区別が明確につ
く図4の状態になるので、デザイン部7を強調表示させ
て、人目を引き付けることができる。なお、デザイン部
7としては、遮光性を持たせておくのが、これをより効
果的に強調表示することができることから好ましい。
【0016】さらに、上記光透過部4は、デザイン部7
を完全に包囲するパターンに形成されていてもよく、こ
の場合において、デザイン部7を、暗色にしておけば、
車両が、暗い箇所を走行している間は、乗客は、光透過
部4及びデザイン部7の何れについても認識し難く、車
両が照明灯が設置された箇所を通過したときに初めて、
暗色の遮光部3とデザイン部7との間に、光透過部4の
パターンが明瞭に表れ、デザイン部7を明瞭に認識可能
となる。従って、常に光透過部4のパターンを認識でき
る場合よりも、さらに人目を引き易くなる。
【0017】上記遮光部3については、何れも光の透過
を完全に規制するものでなくてもよく、ある程度規制す
ることができれば十分である。また、上記いずれの実施
例においても、光透過部4は、シート素材1を打ち抜く
ことによって形成することもできる。さらに、遮光部3
は、前記した暗色以外の色彩を付して実施することがで
き、この場合には、車両が暗い箇所を通過している場合
でも、光透過部4のパターンをある程度明瞭に認識する
ことができることになる。また、遮光部3を暗色インキ
の転写によって形成する場合には、当該転写に先立っ
て、シート素材1に白色インキを転写しておくのが、よ
り遮光効果を高めることができることから好ましい。さ
らに、上記シート素材1として遮光性シートを用い、こ
のシート素材1自体で遮光部3を構成してもよく、この
場合には、当該シート素材1の所定部を打ち抜くことに
よって光透過部4を形成すればよい。
【0018】一方、上記表示シートは、地下鉄の車両の
ほか、トンネルを走行する機会の多い路線バスや、夜行
列車等にも好適に使用することができる。また、自動車
の窓ガラスに貼り付けた場合には、夜間において対向車
のヘッドライトによって、同乗者や後続車の運転手に光
透過部4を認識させることもできる。特に、光透過部4
を例えば「追突注意」等の文字パターンとして、これを
自動車の後部ガラスに貼り付けておけば、対向車のヘッ
ドライトによって表示シートが照明される毎に、上記文
字パターンを後続車の運転手に認識させることができる
ので、当該運転手の注意を効果的に喚起させることがで
きる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る表示シー
トによれば、光源が車窓を通過する毎に、光透過部によ
り、所定のパターンを表示することができるので、非常
に人目を引き易く、優れた表示効果を発揮することがで
きるという特有の効果を奏する。
【0020】また、請求項2に係る表示シートによれ
ば、光源が車窓を通過する毎に、デザイン部の周囲に光
透過部のパターンが明瞭に見えるので、当該デザイン部
を相対的に強調表示させて、人目を引くことができる。
さらに、請求項3に係る表示シートによれば、車両が暗
い箇所を走行しているときには、光透過部のパターンを
認識し難く、光源が車窓を通過したときに初めて、上記
光透過部のパターンが突然明瞭に表示されることになる
ので、常に光透過部のパターンを認識できる場合より
も、さらに人目を引き易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の表示シートの一実施例を示す正面図
である。
【図2】背景が暗い状態を示す正面図である。
【図3】要部拡大断面図である。
【図4】他の実施例を示す正面図である。
【図5】前図の実施例の背景が暗い状態を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 シート素材 3 遮光部 4 光透過部 7 デザイン部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の窓ガラスに貼り付ける合成樹脂製の
    表示シートにおいて、シート素材の所定部に、光の透過
    を略規制する所定パターンの遮光部を設け、この遮光部
    の所定域に、透明又は打ち抜きによる所定パターンの光
    透過部を形成していることを特徴とする表示シート。
  2. 【請求項2】上記遮光部の所定域に、所定パターンのデ
    ザイン部を設け、このデザイン部の周囲に、上記光透過
    部を形成している請求項1記載の表示シート。
  3. 【請求項3】上記遮光部が暗色である請求項1または請
    求項2記載の表示シート。
JP28157792A 1992-04-28 1992-10-20 表示シート Pending JPH0612017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28157792A JPH0612017A (ja) 1992-04-28 1992-10-20 表示シート

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11034392 1992-04-28
JP4-110343 1992-04-28
JP28157792A JPH0612017A (ja) 1992-04-28 1992-10-20 表示シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612017A true JPH0612017A (ja) 1994-01-21

Family

ID=26449986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28157792A Pending JPH0612017A (ja) 1992-04-28 1992-10-20 表示シート

Country Status (1)

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JP (1) JPH0612017A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009026658A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
JP2009251579A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Hayao Ishitani 印刷表示媒体およびその表示方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009026658A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
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