JP4944203B2 - 無線通信システムにおけるキャリア周波数オフセット推定おびフレーム同期のための方法および装置 - Google Patents

無線通信システムにおけるキャリア周波数オフセット推定おびフレーム同期のための方法および装置 Download PDF

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Description

米国特許法のもとでの優先権主張
本出願は2006年10月26日出願の仮出願番号60/854,877、名称“Signal Acquisition”(「信号取得」)に対する優先権を主張する。これは本出願の譲受人に譲渡され、ここに参照として明白に組み込まれる。
本開示システムは一般に無線通信システムにおける信号取得用システムに関する。より詳細には、無線通信システムにおけるキャリア周波数オフセット推定おびフレーム同期のための方法および装置に関する。
無線ネットワークシステムは多くの人々が世界的に交信する一般的な手段になっている。無線通信デバイスはより良い携帯性と利便性を含めた消費者ニーズを満たすために、より小さく、より強力になっている。ユーザは、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ノート等のような無線通信デバイスの利用法を見いだしてきた。そのようなユーザは信頼性のあるサービスおよびより広いカバレッジエリアを要求する。
一般に、無線通信ネットワークはユーザがどこに位置しているか(構造物の内または外)、およびユーザが静止しているか移動しているか(例えば車の中、歩行中)にかかわらず情報を伝達するために利用される。一般に、無線通信ネットワークは、基地局またはアクセスポイントと交信する移動デバイスを通じて確立される。アクセスポイントは地域またはセルをカバーし、移動デバイスは動作中にこれらの地理的セルに出入りするかもしれない。中断のない通信を達成するために、移動デバイスは、それが入ったセルの資源を割り当てられ、それが出たセルの資源割当を解かれる。
ネットワークは、アクセスポイントを利用せずピアツーピア通信を利用するだけでも構築できる。更に別の実施例において、ネットワークはアクセスポイント(インフラストラクチャモード)およびピアツーピア通信の双方を含んでも良い。これらの形式のネットワークはアドホックネットワークと呼ばれる。アドホックネットワークは、移動デバイス(またはアクセスポイント)が別の移動デバイスからの通信を受信する時に、もう一方の移動デバイスがネットワークに追加される、自己構築型であるかもしれない。移動デバイスがそのエリアを出ると、それらは動的にネットワークから除外される。したがって、ネットワークのトポグラフィーは絶えず変化することができる。マルチホップトポロジーにおいて、伝送は送信側から受信側へ直接ではなく、多くのホップまたはセグメントを介して転送される。
WiMedia超広帯域(UWB)共通無線プラットフォームのような超広帯域技術は無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)内のマルチメディアデバイス間の無線接続性を最適化する固有の能力を有する。無線規格の目標は低価格、低消費電力、小型、広帯域幅およびマルチメディアサービス品質(QoS)のサポートのような要求事項を満足させることである。
WiMedia UWB共通無線プラットフォームは同じネットワーク内で異なる無線アプリケーションを動作させるための方法を提供する分散媒体アクセス技術を提示する。WiMedia UWB共通無線プラットフォームはマルチバンド直交周波数分割多重(MB−OFDM)に基づく媒体アクセス制御(MAC)層および物理(PHY)層の仕様を組み込んでいる。WiMedia MACおよびPHY仕様は、世界的規制団体(global regulatory bodies)によって設定された種々の要件に適応するように意図的に設計されている。その結果、種々の国において規制を満たす必要がある製造者は、容易にかつ高い費用効率でそれをできる。WiMedia UWBが実施を試みる他のいくつかのアプリケーションに適した特徴はノードあたりの複雑度の抑圧、電池の長寿命化、複数電力管理モードのサポートおよびより高い空間容量を含む。
WiMedia UWB準拠の受信機は広い帯域幅を提供する一方、既存の無線サービスからの干渉に対処しなければならない。同時に、受信機は非常に低い送信電力で動作しなければならない。ある動作環境において受信機が直面する1つの問題は、信号の取得であり、その一部としてのキャリア周波数オフセットの推定および送信信号内のフレームのフレーム検出である。
したがって、上述の問題に対処する必要が当該技術分野に存在する。
ここに説明する手法はキャリア周波数オフセット推定およびフレーム同期に関する。一手法において、周波数弁別値(frequency discriminated value)を生成するために少なくとも1つの推定されたチャネルタップに第1のレベルの周波数弁別(frequency discrimination)を実行することと、その周波数弁別値から位相誤差を推定することと、予め定めたフレーム同期パターンをその推定された位相誤差から決定することとを含む一体化したキャリア周波数オフセット推定とフレーム同期を実行するための方法を説明する。
別の手法において、周波数弁別値を生成するために少なくとも1つの推定されたチャネルタップに第1のレベルの周波数弁別を実行するための手段と、その周波数弁別値から位相誤差を推定するための手段と、予め定めたフレーム同期パターンをその推定された位相誤差から決定するための手段とを含む一体化したキャリア周波数オフセット推定とフレーム同期を実行するための装置を説明する。
さらに別の手法において、無線通信装置を説明する。リモート局の装置は、アンテナと、アンテナに接続された受信機とを含む。前記受信機は一体化したキャリア周波数オフセット推定とフレーム同期を実行するための方法を実行するように構成された回路を有し、前記方法は、周波数弁別値を生成するために少なくとも1つの推定されたチャネルタップに第1のレベルの周波数弁別を実行することと、その周波数弁別値から位相誤差を推定することと、予め定めたフレーム同期パターンをその推定された位相誤差から決定することとを含む。
さらに別の手法において、計算機プログラム製品を説明する。本計算機プログラム製品は、計算機に、周波数弁別値を生成するために少なくとも1つの推定されたチャネルタップに第1のレベルの周波数弁別を実行させるためのコードと、計算機に、その周波数弁別値から位相誤差を推定させるためのコードと、計算機に、予め定めたフレーム同期パターンをその推定された位相誤差から決定させるためのコードとを有する計算機可読媒体を含む。
図1は、代表的なアドホック無線ネットワークのブロック図。 図2は、代表的な無線端末デバイスのブロック図。 図3は、WiMedia超広帯域(UWB)規格に準拠するパケット構造を示す図。 図4は、UWBスペクトルの国際的な割当てを示す図。 図5は、図3のパケットのプリアンブル構造を示す図。 図6は、図5のプリアンブル構造のためのパケット/フレーム同期シーケンス生成器のブロック図。 図7は、プリアンブルパターンを生成するために用いられる基底シーケンスの非周期的自己相関関数の図。 図8は、基底シーケンスを生成するために用いられる階層的基底シーケンス発生器のブロック図。 図9は、図7の基底シーケンスと図8の対応する階層的基底シーケンスとの間の非周期的相互相関の図。 図10は、図7の基底シーケンスと対応する基底シーケンスの丸めたバージョンとの間の非周期的相互相関の図。 図11は、時間−周波数符号(TFC)−1およびTFC−2に対する取得/同期処理を示すタイムライン(timeline)の図。 図12は、TFC−3およびTFC−4に対する取得/同期処理を示すタイムラインの図。 図13は、TFC−5、TFC−6およびTFC−7に対する取得/同期処理を示すタイムラインの図。 図14は、TFC−8、TFC−9およびTFC−10に対する取得/同期処理を示すタイムラインの図。 図15は、パケット検出モジュール、タイミング推定モジュール、並びにキャリア周波数オフセット(CFO)推定およびフレーム同期モジュールを含む同期装置のブロック図。 図16は、図15の同期装置のCFO推定およびフレーム同期モジュールを実施するCFO推定器およびフレーム同期装置のブロック図。 図17は、TFC−1およびTFC−2に対するCFO推定およびフレーム同期プロセッサのブロック図。 図18は、TFC−1およびTFC−2に対するフレーム同期検出の動作を示す図。 図19は、TFC−3およびTFC−4に対するCFO推定およびフレーム同期プロセッサのブロック図。 図20は、TFC−5、TFC−6およびTFC−7に対するCFO推定およびフレーム同期プロセッサのブロック図。 図21は、TFC−5、TFC−6およびTFC−7に対するフレーム同期検出の動作を示す図。 図22は、TFC−8、TFC−9およびTFC−10に対するCFO推定およびフレーム同期プロセッサのブロック図。 図23は、TFC−8、TFC−9およびTFC−10に対するフレーム同期検出の動作を示す図。 図24は、図15の同期装置の整合フィルタの第1の代表的実施を示す図。 図25は、図15の同期装置の整合フィルタの第2の代表的実施を示す図。 図26は、スライディング窓の実施の用いられるL−タップマルチパスエネルギー合成器の代表的実施を示す図。
発明の詳細な説明
図面を参照して種々の実施例について説明する。以下の記述において、説明のために、1つ以上の態様の完全な理解を与えるために多くの具体的詳細を記述する。しかし、そのような(複数の)実施例がこれらの具体的詳細なしで実施されるかもしれないことは明白であろう。他の場合には、周知の構造およびデバイスは、これらの実施例についての説明を容易にするためにブロック図の形で示される。
用語「部品」、「モジュール」、「システム」等は、この出願で用いられる場合、計算機関連のエンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または計算用ソフトウェアのいずれかを指すことが意図されている。例えば、部品は、非限定的に、プロセッサ上で実行する処理、プロセッサ、オブジェクト、エクゼキュータブル、実行のスレッド、プログラム、および/または計算機であってもよい。例示として、計算デバイスで実行するアプリケーションおよび計算デバイスの双方は部品であってもよい。1つ以上の部品が処理および/または実行のスレッド内にあってもよく、また部品は1つの計算機に局在および/または2つ以上の計算機間に分散されてもよい。さらに、これらの部品は種々のデータ構造を格納している種々の計算機可読媒体から実行できる。これらの部品は、例えば1つ以上のデータパケットを有する信号(例えば、ローカルシステム、分散システム内の別の部品と、および/またはインターネットのようなネットワークに跨って信号を介して他のシステムと相互に関係する1つの部品からのデータ)に従ってローカルおよび/またはリモート処理によって通信するかもしれない。「代表的」という言葉は、ここでは「例、実例、または例証として役立つこと」を意味するために用いられる。ここで「代表的」と説明されたいかなる実施例も、必ずしも他の実施例より好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。
さらに、ユーザデバイスに関連して種々の実施例をここに説明する。ユーザデバイスはシステム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動デバイス、リモート局、アクセスポイント、基地局、リモート端末、アクセス端末、端末デバイス、ハンドセット、ホスト、ユーザ端末、端末、ユーザエージェント、無線端末、無線デバイス、またはユーザ設備と呼ばれることがある。ユーザデバイスは携帯電話、コードレス電話、セッション確立プロトコル(SIP)電話、無線ローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、または無線モデムに接続された他の(複数の)処理デバイスであり得る。特定の実施例において、ユーザデバイスはUWBモデムが付加された消費者電子デバイス、例えばプリンタ、カメラ/カムコーダ、音楽プレーヤー、スタンドアロンの磁気若しくはフラッシュ記憶デバイス、またはコンテンツを格納した他のAV機器であり得る。
さらに、ここに説明する種々の態様または特徴は方法、装置または製品として標準的プログラミングおよび/または工学的技術を用いて実施されうる。用語「製品」は、ここに用いられる場合、任意の計算機可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能な計算機プログラムを包含することを意図されている。例えば、計算機可読媒体は、非限定的に磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ・・・)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、ディジタル多目的ディスク(DVD)・・・)、スマートカード、およびフラッシュメモリーデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ・・・)を含むことができる。
種々の実施例は多くのデバイス、部品、モジュール等を含むシステムの形で提示されるだろう。種々のシステムが追加のデバイス、部品、モジュール等を含み得ること、および/または図面に関連して検討するデバイス、部品、モジュールその他のすべてを含むわけではないことが理解されるべきである。これらの方法の組合せも用いられ得る。
次に、図面を参照して、図1は例示的なアドホック無線ネットワーク100を示す。無線ネットワーク100は任意の数の移動デバイスまたはノードを含むことができる。図示を容易にするために、その中の無線通信中の4つを示す。移動デバイスは、例えば、携帯電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドの計算デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、携帯情報端末(PDA)、および/または無線ネットワーク100上で通信するための他の適切なデバイスであるかもしれない。無線ネットワーク100は1つ以上の基地局またはアクセスポイント(図示しない)を含むことができる。
無線ネットワーク100において、端末デバイス112は、通信リンク120を介して端末デバイス114と、および通信リンク122を介して端末デバイス116と交信しているように示されている。また、端末デバイス116は通信リンク124を介して端末デバイス118とも交信しているように示されている。端末デバイス112、114、116、および118は図2に示すような端末デバイス200の構成可能な代表的簡易ブロック図に従って構築され、構成されうる。当業者が理解するように、端末デバイス200の詳細な構成は特定の用途および全体の設計制約条件に依存して変化し得る。プロセッサ202はここに開示されるシステムおよび方法を実施できる。
端末デバイス200はアンテナ206に接続されたフロントエンド送受信機204を用いて実施されうる。ベースバンドプロセッサ208は送受信機204に接続されうる。ベースバンドプロセッサ208はソフトウェアベースのアーキテクチャ、またはハードウェア若しくはハードウェアとソフトウェアの組合せのような他の形式のアーキテクチャで実施されうる。マイクロプロセッサは特に全体のシステム管理機能を提供するソフトウェアプログラムを走らせるプラットフォームとして利用されうる。ディジタル信号プロセッサ(DSP)は、マイクロプロセッサに対する処理要求を低減するために特定用途アルゴリズムを走らせる組み込み通信ソフトウェア層で実施されうる。DSPはパイロット信号取得、時間同期、周波数追跡、スペクトル拡散処理、変復調機能、および前方誤り訂正のような種々の信号処理機能を提供するために利用されうる。
また、端末デバイス200はベースバンドプロセッサ208に接続された種々のユーザインタフェース210も含みうる。ユーザインタフェース210はキーパッド、マウス、タッチスクリーン、ディスプレイ、電鈴、バイブレーター、音声スピーカー、マイクロホン、カメラ、メモリー、および/または他の入/出力デバイスを含みうる。
ベースバンドプロセッサ208はプロセッサ202を含む。ベースバンドプロセッサ208のソフトウェアベースの実施において、プロセッサ202はマイクロプロセッサ上で走るソフトウェアプログラムでありうる。しかし、当業者が容易に理解するように、プロセッサ202はこの実施例に限定されず、ここに説明する種々の機能を実行することができる任意のハードウェア構成、ソフトウェア構成、またはそれらの組合せを含む当業者に既知の任意の手段で実施されうる。プロセッサ202はデータ格納のためのメモリー212に接続されうる。アプリケーション動作システムおよび/または個々のアプリケーションを実行するためのアプリケーションプロセッサ214もまた図2に示すように与えられうる。アプリケーションプロセッサ214がベースバンドプロセッサ208、メモリー212、およびユーザインタフェース210と接続されているように図示している。
図3に、規格ECMA−368“High Rate Ultra Wideband PHY and MAC Standard”(「高速超広帯域PHYおよびMAC規格」(2005年12月))内でECMAインターナショナルによって発表された高速、近距離無線通信用WiMedia超広帯域(UWB)物理層(PHY)および媒体アクセス層(MAC)規格に準拠するパケットのパケット構造300を示す。
ECMA規格は、免許不要の3,100−10,600MHzの周波数帯を利用する無線パーソナルエリアネットワーク(PAN)用のUWB PHYの仕様を定める。これは53.3Mb/s、80Mb/s、106.7Mb/s、160Mb/s、200Mb/s、320Mb/s、400Mb/s、および480Mb/sのデータレートをサポートする。UWBスペクトルはそれぞれ帯域幅528MHzの14の帯域に分割される。次に、最初の12の帯域が3つの帯域から成る4つの帯域グループにグループ分けされ、最後の2つの帯域は第5の帯域グループにグループ分けされる。図4にUWBスペクトルの国際的な割当てを示す。
このECMA規格は、情報を伝達するためのマルチバンド直交周波数分割変調(MB−OFDM)方式を規定する。1帯域あたり合計110の副搬送波(100のデータキャリアと10のガードキャリア)が情報を伝達するために用いられる。さらに、12のパイロット副搬送波が、コヒーレント検出のために用意される。周波数領域拡散、時間領域拡散、および前方誤り訂正(FEC)符号化が、データレートを変えるために用いられる。用いられるFECは、1/3、1/2、5/8および3/4の符号化速度を有する畳み込み符号である。
次に、符号化データは時間−周波数符号(TFC)を用いて拡散される。一手法において、ECMA規格が公表するように、2つの形式の時間−周波数符号(TFC)がある。すなわち、時間−周波数インタリービング(TFI)と呼ばれる、符号化された情報が3つの帯域にわたりインタリーブされるもの、および、固定周波数インタリービング(FFI)と呼ばれる、符号化された情報が単一の帯域で伝送されるものである。
最初の4つの帯域グループの各々の中で、TFIを用いる4つの時間−周波数符号、およびFFIを用いる3つの時間−周波数符号が定義され、それによって1帯域あたり最大7つのチャネルに対するサポートを提供する。第5の帯域グループにおいて、FFIを用いる2つの時間−周波数符号が定義される。このECMA規格は合計で30のチャンネルを規定する。
図5は図3のWiMedia UWBパケットの標準プリアンブル構造を示す。プリアンブルは合計30のOFDMシンボルを含む。最初の24のプリアンブルシンボルはパケット検出、タイミング推定、CFO推定、およびフレーム同期に用いられる。チャネル推定は最後の6つのプリアンブルシンボルを用いる。
図6はプリアンブルの生成法の一手法を例示する拡散器602を含むプリアンブルシンボル生成器600のブロック図である。ここで、
1. 所与の時間−周波数符号(TFC)(すなわち、TFC−1からTFC−10と呼ばれる1−10)に対して、時間領域の基底シーケンスsbase[m], m=0,1,・・・,127、および、2進のカバーシーケンスscover[n]=±1, n=0,1,・・・,23を選択する。この2進カバーシーケンスはパケット/フレーム同期シーケンスの終わりを決定するための区切り符号(delimiter)として用いられる。
2. 拡張シーケンスsext[k], k=0,1,・・・,164を形成するために基底シーケンスの終わりに37のゼロを埋め込む。
3. 拡散器602を用いて、カバーシーケンスを拡張基底シーケンスで拡散する。n番目のプリアンブルシンボルのk番目のサンプルは、
sync,n[k]=scover[n]×sext[k],
k=0,1,・・・,164、n=0,1,・・・,23
で与えられる。
図7に、TFC−1に対応する基底シーケンスsbase[m]の非周期的自己相関
(aperiodic auto-correlation)を示す。他の基底シーケンスは同様の自己相関関数を持ちうる。1つの同期手法において、この優れた自己相関特性が利用される。例えば、基底シーケンスは、図8に示すように、階層的基底シーケンス生成器800により生成される。階層的なシーケンスを用いることの背後にある基本的前提は、受信機での復号処理の複雑さが軽減されるように、送信機において符号化処理を階層へ区分けすることである。図を参照して、第1の2進シーケンス{a[k], k=0,1,・・・,15}は、長さ128の中間シーケンス(2進階層シーケンスとも呼ばれる)C{c[k], k=0,1,・・・,127}を生成するために拡散器802を用いて第2の2進シーケンス{b[k], k=0,1,・・・,7}によって拡散される。次に、高速フーリエ変換(FFT)モジュール804を用いて中間シーケンスCのFFTを取り、周波数領域整形モジュール806を用いて、このシーケンスを周波数領域で整形した後、このシーケンスを逆FFT(IFFT)モジュール808を介して時間領域に逆変換し、基底シーケンスsbase[m]を得る。10の基底シーケンスの各々に対応して一意の2進シーケンスのセット{a[k]}および{b[k]}がある。
図9にTFC−1に対する基底シーケンスsbase[m]と階層的基底シーケンス生成器800を用いて生成された対応する中間シーケンスC{c[k]}との間の非周期的相互相関を示す。この相互相関特性は、受信機で整合フィルタが用いられると、フィルタ係数として基底シーケンスを2進シーケンスCで置き換えてもよいことを示す。一手法において、以下に示すように、2進シーケンスCの階層構造は、同期に用いられる受信機のハードウェアを簡素化するために効率的に用いられうる。さらに、整合フィルタの係数としてプリアンブル基底シーケンスの丸めたバージョンを用いることは有利であるかもしれない。図10に、TFC−1に対する基底シーケンスsbase[m]と対応する基底シーケンスの丸めたバージョンとの間の非周期的相互相関を示す。
同期の全体像として、図11から図14にすべてのTFCに対する同期と取得タイムラインを示す。詳細には、図11にTFC−1およびTFC−2に対する取得タイムライン1100を示し、図12にTFC−3およびTFC−4に対する取得タイムライン1200を示し、図13にTFC−5、TFC−6およびTFC−7に対する取得タイムライン1300を示し、図14にTFC−8、TFC−9およびTFC−10に対する取得タイムライン1400を示す。
最初に図11を参照して、主要な同期タスクは3つの別々の部分に分離できる。
1. パケット検出。
2. タイミング推定。
3. キャリア周波数オフセット(CFO)推定およびフレーム同期。
上で検討したように、ECMA規格はマルチバンドを提供する。すべてのTFCに対するタイムラインから分かるように、受信機はパケット検出がアサートされる前には、デフォルトで帯域−1に留まるだろう。これは、パケット検出前は、受信機には(それがTFIモードにある場合)他の帯域に切り換える正しいタイミングに関する知識がないからである。したがって、帯域−1内の最初の3つのプリアンブルシンボルはパケット検出のために使われるだろう。パケット検出がいったん完了すると、次のレベル、タイミング推定が実行可能にされ、受信機はOFDMシンボルに対する最適FFT窓決定するために帯域−1内の次のプリアンブルシンボルを調べるだろう。帯域−1に対するタイミング推定が完了した後(例えばタイミングが復元される)、受信機はTFCに従って他の帯域へ移行するために知るべき十分な情報を有するだろう。また、自動利得制御(AGC)の利得推定が実行されるだろう。AGCが確定された後に、プリアンブルシンボルの残余の部分がCFO推定およびフレーム同期検出に用いられるだろう。フレーム同期が検出される時はいつも、CFO推定の最終出力は位相回転器に送られ、受信機はチャネル推定を続ける。
図15に主要な同期タスクを実行するための同期装置1500を示す。同期装置1500は可変利得増幅器(VGA)モジュール1502、アナログ−ディジタル変換器(ADC)1504、整合フィルタ(MF)1506、平方ユニット1508、パケット検出モジュール1510、タイミング推定モジュール1540、並びにCFO推定およびフレーム同期モジュール1570を含む。
MF1506の係数{q[k], k=0,2,・・・,127}は、上で検討したように、2進シーケンス{c[k], k=0,2,・・・,127}または丸めたプリアンブル基底シーケンス{round(sbase[k]), k=0,2,・・・,127}のいずれかとして選択されうる。しかし、2進シーケンス{c[k]}の階層構造のため、図24の2進の階層的シーケンスMF2400に示すように、MF1506の実施は簡易化されうる。一方、丸められたバージョンについて、有限インパルス応答(FIR)実施のMF2500を図25に示す。これは一手法においては127のタップ付遅延線路を備えたFIRフィルタである。
丸めを用いた手法において、整合フィルタの係数q[k], k=0,2,・・・,127はプリアンブル基底シーケンスの丸めたバージョンRound(sbase[k])に設定される。すべてのプリアンブル基底シーケンスについて分かるように、Round(sbase[k])は{±2,±1,0}からの値のみを取る。これは2を乗算することが1ビットだけ左シフトすることによって都合良く実施されるため、ハードウェアの複雑さを低下させることに役立つ。また図10で分かるように、Round(sbase[k])は、基底シーケンスsbase[k]との良好な相互相関特性を保持する。整合フィルタ実施のための2つの異なる方法の複雑さを以下の表にまとめて示す。
Figure 0004944203
動作回数は、Tsample=1/528MHz=1.89ns内のIまたはQ分岐のいずれかに対するものである。各手法において、参照シーケンスは表1に記載されているようなサイズのルックアップ表(LUT)に格納されうる。
MF1506の出力は平方ユニット1508によって処理される。受信サンプルをr[n]とすると、整合フィルタ出力の振幅の平方は、
Figure 0004944203
で表される。
マルチパスチャネルからのエネルギーを集めるために等利得合成(equal gain combining)(EGC)動作が実行されうることに注意。
Figure 0004944203
ここでNは合成される連続した経路の数であり、D[n]はスライディング窓の出力である。EGCは図26に示すように、L−タップマルチパスエネルギー合成器2600として実施されうる。L−タップマルチパスエネルギー合成器2600は各タップへ異なる重みが割り当て可能である。EGC動作の結果はパケット検出モジュール1510およびタイミング推定モジュール1540で用いられうる。
検討したように、同期処理における最初のステップは、パケット検出モジュール1510が有効なパケットの存在を検出することである。パケット検出モジュール1510は有効なパケットを検出した後に、パケット検出信号をタイミング推定モジュール1540にアサートする。詳細には、パケット検出がいったんアサートされると(すなわち、パケット検出モジュール1510がdet_flagを真に設定してパケットが検出済みであることを示している)、タイミング推定モジュール1540は実行可能にされる。次に、タイミング推定モジュール1540は、タイミングを取得し、symbol_sync信号をCFO推定およびフレーム同期モジュール1570へアサートする。
図16に、CFO推定およびフレーム同期モジュール1570に対して実施されうる代表的CFO推定器およびフレーム同期装置1600を示す。CFO推定器およびフレーム同期装置1600はサンプラ1602、デマルチプレクサ1604およびマルチプレクサ1606、複数のCFO推定器およびフレーム同期装置サブモジュール1610、1620、1630、1640を含む。デマルチプレクサ1604およびマルチプレクサ1606はMF1506から複数のCFO推定およびフレーム同期プロセッサ1610、1620、1630、1640の各々1つへTFCに基づいて選択的信号を送る。一手法において、直接受信信号ではなく、MF1506の出力は、CFO推定を実行するために用いられ、プロセス利得10・log10128=21dBを利用する。
図17にTFC−1およびTFC−2に対するCFO推定およびフレーム同期プロセッサ1610を示す。プロセッサの動作はTFC−1とTFC−2に対して同一である。最初に、周波数が決定される。ここで、初期CFOをΔF=fT,i−fR,iで表す。fT,iおよびfR,iは帯域−i,i=1,2,3に対する送信機および受信機の局部発振周波数である。128のOFDMサンプルのコヒーレント累算における周波数誤差による損失は無視できる。したがって、帯域−iのn番目のプリアンブルシンボルについて、MF1506からのm番目の出力はおよそ、
Figure 0004944203
である。
ここで、t3n+i,mはf[n,m]に対応するサンプリング時間、wMFは雑音項、h[m]は帯域−iに対するm番目のチャネルタップ係数である。
タイミング推定モジュール1540から得られるsymbol_sync情報に従って、MF1506からの165の各出力について、33の連続サンプルが周波数弁別器(frequency discriminator)(FD)への入力として選択される。一手法において、symbol_sync情報は33の連続サンプルの最初のサンプルを識別する。別の手法において、サンプルは、連続している必要はなく、また、異なる数のサンプルを含んでもよい。
FDは同じ帯域内の2つの連続したプリアンブルシンボルのMF1506の出力間の相互相関を計算する。
Figure 0004944203
ここで、T=1/(528MHz)はサンプリング期間、wFDはFDからの雑音項、P=3×165=495は遅延である。33の連続したFD出力を累算することによりシステムは、
Figure 0004944203
を得ることができる。
ここで、wACは累算からの雑音項、mはタイミング推定から得られる開始インデックスである。mは帯域−1に対する集められた全チャネルエネルギー
Figure 0004944203
を最大化するために最初に求められるが、帯域−2および帯域−3に無視できる程度の低下で適用されることに注意のこと。下表に標準プリアンブルに対するカバーシーケンスを記載する。
Figure 0004944203
フレーム同期検出のために、表2で分かるように、TFC−1およびTFC−2に対するカバーシーケンスは、3つの帯域の各々における最後のシンボル以外は+1を保持する。3つの帯域におけるカバーシーケンスの符号反転(sign flipping)は、最初の24のプリアンブルシンボルの終了を検出し、frame_sync信号を生成することに役立つ。
しかし、上記のV[n]の式からさらに分かるように、CFOによる位相回転は2πΔFPTであり、この位相回転は全体で40ppmのオフセットを有する(帯域群(BG)−4内の)帯域−12に対して取り得る最大値
θmax=2π×(9240MHz×40ppm)×(3×165)×(1/528MHz)=124.74°
を取る。
θmaxのこの値は以下のことを示す。
第1に、|θmax|<πであるため、これはすべてのBGについて、CFO推定における「±2nπ」のあいまいさがなく、すなわち推定されたCFOはCFOの全体であって部分ではないことを保証する。
第2に、|θmax|はπ/2より大きい値を取るかもしれないため、これは2つの仮説、
H0:CFO(θのみ)
H1:CFOおよびカバーシーケンスの符号反転(θ+π)
を、変数V[n]のみを検査してテストすることは、たとえ雑音のないシナリオにおいても、不十分である。
符号反転の検出に成功するために、第2のレベルの周波数弁別器が用いられる。
[n]=V[n+1]・(V[n]), n=0,1,・・・,5
これを図18のフレーム同期検出処理1800に示す。第1行は3つの帯域のいずれか1つに対するカバーシーケンスを表す(3つのすべての帯域に対するカバーシーケンスは同一であることに注意)。第2行は第1レベルのFD出力に関係する位相を示す(高BG対してθとθ+π間の曖昧さに注意)。第3行は第2レベルのFD出力に関係する位相を示す。
各帯域のカバーシーケンスの終了は第2レベルのFDによって検出される。
Figure 0004944203
frame_sync信号は3つの帯域から多数票に基づいて生成される。すなわち、3つの帯域の少なくとも2つがカバーシーケンスの終了を示していれば、frame_sync=+1がアサートされ、受信機はチャネル推定モードに切り換えられる。多数票は、
Figure 0004944203
として好都合に実施されうる。
CFO推定のために、3つの帯域の各々に対し、第1レベルのFD出力V[n]が累算される。
Figure 0004944203
ここで、nは帯域−iでの累算のための初期値
Figure 0004944203
を有する開始シンボルインデックスである。累算はその帯域のカバーシーケンスの終了(cfo_est_ctrl_i=−1)が検出されるまで続く。次に、Vは角度
Figure 0004944203
を計算するためにarctan(・)操作により処理されうる。
次に周波数オフセットの推定値は、
Figure 0004944203
として計算できる。
ここで、F=4224MHzは基本発振周波数であり、係数αは中心周波数Fと基底周波数Fとの比
α=F/F,i=1,2,3として定義される。
3つの帯域の各々に対する周波数誤差の最終的推定値は、
Figure 0004944203
で与えられ、1サンプルあたりの位相誤差は、
Figure 0004944203
である。
最後に、位相誤差は位相回転器に送られ、いかなる周波数誤差も修正する。
図19に、TFC−3およびTFC−4に対するCFO推定およびフレーム同期プロセッサ1620を実施する代表的CFO推定およびフレーム同期プロセッサ1900を示す。TFC−3およびTFC−4に対するプロセッサの動作は同一であるため、簡明に表現するためにTFC−3に絞って説明する。
TFC−3およびTFC−4の周波数弁別のために、一手法において、目標のCFO推定性能を満足するために2つの第1レベルの周波数弁別器(FD)が用いられる。第1のFDは同じ帯域内の2つの連続したプリアンブルシンボルのMF1506の出力間の相互相関
Figure 0004944203
を計算する。
ここで、f[2n,m]およびf[(2n+1),m]は帯域−iの(2n)番目および(2n+1)番目のプリアンブルシンボルについてのMFからのm番目の出力であり、P=165は遅延である。図12のタイムラインに従って、上式に含まれるシンボルのペアを以下に記載する。
帯域インデックス i シンボルペア
1 19と20
2 15と16、 21と22
3 17と18、 23と24
第1のFDからの33の連続した出力を累算することによって、
Figure 0004944203
が得られる。
第2のFDはシンボル15と21(帯域−2)、およびシンボル17と23(帯域−3)に対するMF1506の出力間の相互相関を計算する。これを行うために、シンボル15(帯域−2)およびシンボル17(帯域−3)に対するMF1506の出力はそれぞれに33の複素数値のサイズを備えた2つのバッファに格納されることに注意のこと。第2のFDからの33の連続した出力を累算することにより、次式が得られる。
Figure 0004944203
ここで、遅延はP=6×165=990となる。
フレーム同期検出について、再び表2を参照して、TFC−3およびTFC−4に対するカバーシーケンスは3つの帯域の各々において最後のシンボル以外は+1を保持する。CFOによる
Figure 0004944203
中の位相回転は2πΔFであり、この位相回転の取り得る最大値は、全体で40ppmのオフセットを有する(BG−4内の)帯域−12に対して
θmax=2π×(9240MHz×40ppm)×165×(1/528MHz)=41.58°
を取る。
θmaxのこの値は以下のことを示す。
第1に、|θmax|<πであるため、これはすべてのBGについて、CFO推定における「±2nπ」のあいまいさがなく、すなわち推定されたCFOはCFO全体であって部分ではないことを保証する。
第2に、|θmax|はπ/2よりはるかに小さい値を取るため、2つの仮説、
H0:CFO(θのみ)
H1:CFOおよびカバーシーケンスの符号反転(θ+π)
を、変数
Figure 0004944203
のみを検査してテストすることは、たとえ低SNR領域にあっても可能である。
各帯域のカバーシーケンスの終了は第1のFDによって検出される。
Figure 0004944203
TFC−1およびTFC−2と同様に、frame_sync信号は3つの帯域から多数票に基づいて生成される。
Figure 0004944203
CFO推定のために、帯域−2および帯域−3に対し、第1のFD出力が累算される。
Figure 0004944203
ここで、nは帯域−iに対する累算のための開始シンボルインデックス、累算はその帯域のカバーシーケンスの終了(cfo_est_ctrl_i=−1)が検出されるまで続く。図12に示すタイムラインに従うと、帯域−1に対してただ1つの
Figure 0004944203
しかなく、これは非常に雑音性であるように見えることに注意のこと。したがって、ここでの設計においては、性能劣化を避けるためにCFO推定に
Figure 0004944203
を用いない。
Figure 0004944203
はフレーム同期の検出に用いられるだけである。
最終的な累算結果
Figure 0004944203
および
Figure 0004944203
は角度
Figure 0004944203
を計算するためにarctan(・)関数により処理される。
平均した結果は以下の通りである。
Figure 0004944203
ここで、係数αは中心周波数Fと基底周波数Fとの比
α=F/F,i=2,3
として定義される。
一手法において、
Figure 0004944203
および
Figure 0004944203
のみがCFO推定に用いられる場合、残留誤差は満足できるものではないだろう。性能を向上させるために、CFO推定は第2のFDからの出力に頼るだろう。また、角度
Figure 0004944203
Figure 0004944203
は参照としてのみ用いられるだろう。以下に詳細を述べる。
第2のFDからの結果
Figure 0004944203
および
Figure 0004944203

Figure 0004944203
を計算するためにarctan(・)関数で処理される。
しかし、第2のFDの遅延がP=6×165=990であるため、
Figure 0004944203
の取り得る最大値は、全体で40ppmのオフセットを有する帯域−12(BG−4)に対して
2π×(9240MHz×40ppm)×(6×165)×(1/528MHz)=249.48°である。言い換えれば、角度
Figure 0004944203
は±2πの曖昧さを有し、選択的候補は、
Figure 0004944203
である。
したがって、平均した結果の2つの選択バージョン
Figure 0004944203
および
Figure 0004944203
がある。
次に参照角度
Figure 0004944203
または(
Figure 0004944203
)を用いて以下のテストに従って選択することが可能である。
Figure 0004944203
の場合、
Figure 0004944203
それ以外の場合、
Figure 0004944203
周波数オフセットの最終推定値は、
Figure 0004944203
または等価的に
Figure 0004944203
で与えられ、さらに3つの帯域の各々に対するCFO推定値は、
Figure 0004944203
で与えられる。
1サンプルあたりの位相誤差は、
Figure 0004944203
である。
最後に、位相誤差は位相回転器へ送られ、いかなる周波数誤差も修正する。
図20に、TFC−5、TFC−6およびTFC−7に対するCFO推定およびフレーム同期プロセッサ1630を実施する代表的CFO推定およびフレーム同期プロセッサ2000を示す。TFC−5、TFC−6およびTFC−7に対するプロセッサの動作は同一であるため、簡潔な表現のためにTFC−5に絞って説明する。
最初に、周波数弁別は2つの連続したプリアンブルシンボルのMF1506の出力間の相互相関、
Q[n,m]=f[(n+l),m]f[n,m]
=128D(scover[n]・scover[n+1])|h[m]|
・exp(j2π・ΔF・PT)+wFD
によって決定される。
ここでP=165は遅延である。TFC−、TFC−6またはTFC−7については周波数ホッピングがないため、帯域インデックスが省かれていることに注意のこと。
第1のFDからの33の連続した出力を累算することにより、得られるものは、
Figure 0004944203
である。
フレーム同期検出において、CFOによるV[n]の位相回転は2πΔFPTであり、この位相回転は全体で40ppmのオフセットを有する(BG−5内の)帯域−14に対して取り得る最大値として
θmax=2π×(10296MHz×40ppm)×165×(1/528MHz)=46.33°
を有する。
θmaxのこの値は以下のことを示す。
第1に、|θmax|<πであるため、これはすべてのBGについて、CFO推定における「±2nπ」のあいまいさがなく、すなわち推定されたCFOがCFO全体であって部分ではないことを保証する。
第2に、|θmax|はπ/2よりはるかに小さい値を取るため、2つの仮説、
H0:CFO(θのみ)
H1:CFOおよびカバーシーケンスの符号反転(θ+π)
を、変数V[n]のみを検査してテストすることは、たとえ低SNR領域にあっても可能である。
図21にTFC−5、TFC−6およびTFC−7に対するフレーム同期検出処理2100を示す。図の第1行はカバーシーケンスであり、第2行は
Figure 0004944203
を表す。終わりに一意的なパターン「−++」が検出されると、信号「frame_sync=+l」がアサートされる。
CFO推定およびフレーム同期プロセッサ2000はCFO推定も実行する。CFO推定の間、FDの出力V[n]
Figure 0004944203
が累算される。
ここで、nは累算のための開始シンボルインデックスである。累算はその帯域のカバーシーケンスの終了(frame_sync=+1,またはcfo_est_ctrl=−1)が検出されるまで続く。次に、Vは角度
Figure 0004944203
を計算するためのarctan(・)計算機へ送られるだろう。さらに、周波数オフセットの推定値が
Figure 0004944203
として計算されるかもしれない。
ここで、Fは中心周波数である。1サンプルあたりの位相誤差は、
Figure 0004944203
である。
最後に、位相誤差は位相回転器へ送られ、いかなる周波数誤差も修正する。
図22に、TFC−8、TFC−9およびTFC−10に対する代表的CFO推定およびフレーム同期プロセッサを示す。3つのTFCすべてに対してアルゴリズムは同一であるため、簡明な表現のためにTFC−8に絞って検討する。
最初に、周波数弁別は同じ帯域内の2つの連続したプリアンブルシンボルのMF1506の出力間の相互相関、
Figure 0004944203
によって決定される。
ここで、f[n,m]およびf[(n+1),m]は帯域−iのn番目および(n+1)番目のプリアンブルシンボルについてのMFからのm番目の出力であり、P=2×165=330は遅延である。
33の連続したFD出力を累算することにより、得られるものは、
Figure 0004944203
である。
ここで、wACは累算からの雑音項、mはタイミング推定から得られる開始インデックスである。mは帯域−1に対する集められた全チャネルエネルギー
Figure 0004944203
を最大化するために最初に求められるが、無視できる程度の低下で帯域−2に適用されることに注意のこと。
フレーム同期検出において、CFOによる位相回転は2πΔFPTであり、この位相回転は全体で40ppmのオフセットを有する(BG−5内の)帯域−14に対して取り得る最大値、
θmax=2π×(10296MHz×40ppm)×(2×165)×(1/528MHz)=92.66°
を取る。
θmaxのこの値は以下のことを示す。
第1に、|θmax|<πであるため、これはすべてのBGについて、CFO推定における「±2nπ」のあいまいさがなく、すなわち推定されたCFOがCFOの全体であって部分ではないことを保証する。
第2に、|θmax|はπ/2より大きい値を取るかもしれないため、2つの仮説、
H0:CFO(θのみ)
H1:CFOおよびカバーシーケンスの符号反転(θ+π)
を、変数V[n]のみを検査してテストすることは、たとえ雑音のないシナリオにおいても、不十分である。
符号反転の検出に成功するために、第2のレベルの周波数弁別器が実施される。
[n]=V[n+1]・(V[n]), n=0,1,・・・,9
図23のフレーム同期検出処理2300にこの処理を示す。第1行は2つの帯域のいずれか1つに対するカバーシーケンスを表す(帯域−1および帯域−2に対するカバーシーケンスは同一であることに注意)。第2行は第1レベルのFD出力に関係する位相を示す(高BG対するθとθ+π間の曖昧さに注意)。第3行は第2レベルのFD出力に関係する位相を示す。破線は図14のタイムラインに従うCFO推定の開始点を示す。
フレーム同期検出処理2300は以下のように動作する。帯域−1と帯域−2に関して、カバーシーケンスは同一であるため、いずれか1つがこの目的のために選択されうる。他のチャネルインデックスiはフレーム同期検出において放棄されうる。CFO推定は、第2レベルのFDが最初の「π」を見逃さないように、帯域−1のシンボル−15(または帯域−2のシンボル−16)までに始まると仮定する。従って、システムは以下の2つの位相回転「0」および「π」を
Figure 0004944203
によって検出するだろう。
一度、一意のパターン、「π−0−π」が検出されると、信号frame_sync=+1がアサートされ、受信機はチャネル推定モードに切り換えられる。
CFO推定において、図23に示すように、第1レベルのFDに関係する位相は2つの状態、θまたはθ+πのいずれかにあり得る。state[n]がV[n]の状態として定義される場合、
Figure 0004944203
2つの帯域の各々について、第1レベルのFD出力V[n]
Figure 0004944203
が累算される。
ここで、nは帯域−iにおける累算の開始シンボルインデックスである。状態遷移は第2レベルのFDの位相がπの時に起こるため、V[n]は以下のように更新されうる。
state[n0]=-1; n=n0;
Do
{ n=n+1;
Figure 0004944203
}
while frame_sync ≠ +1
いったんframe_sync=+1がアサートされると、受信機は累算を停止するために信号cfo_est_ctrl=−1を設定する。次にVは角度
Figure 0004944203
を計算するためにarctan(・)関数によって処理されるだろう。
周波数オフセットの推定値は
Figure 0004944203
として計算することができる。
ここで、F=422MHzは基本発振器周波数、係数αは中心周波数Fと基底周波数Fの比
α=F/F, i=1,2
で定義される。
前記2つの帯域の各々に対する周波数誤差の最終的推定値は
Figure 0004944203
で与えられ、1サンプルあたりの位相誤差は、
Figure 0004944203
である。
最後に、位相誤差は位相回転器へ送られ、いかなる周波数誤差も修正する。
ここに説明した実施例はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せで実施されうることが理解されるべきである。システムおよび/または方法がソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントで実施される場合、それらは記憶部品のような機械可読媒体に格納されうる。コードセグメントはプロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造、若しくはプログラム文の任意の組合せを表しうる。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリー内容を引き渡しおよび/または受けることによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリー共有、メッセージ引き渡し、トークンパッシング、ネットワーク伝送などを含む任意の適切な手段を用いて引き渡され、転送され、または伝送されうる。
ソフトウェアの実施において、ここに説明した技術は、ここに説明した機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ、関数など)で実施されうる。ソフトウェアコードはメモリーユニットに格納され、プロセッサで実行されうる。メモリーユニットは、プロセッサ内で実施されうるし、または当業者には既知の種々の手段で通信伝送的に(communicatively)接続されたプロセッサの外部で実施されうる。
上で説明してきたことは、1つ以上の実施例を含む。前述の実施例を説明する目的のために部品または方法論の考えうる全ての組合せを説明することが可能でないことは当然であるが、通常の当業者は種々の実施例の多くの更なる組合せおよび置き換えが可能であることを認識するであろう。従って、説明した実施例は、添付された請求項の精神と範囲内にあるそのような変更、修正、および変形すべてを包含するように意図されている。さらに、用語「含む」が詳細な説明または請求項のいずれかで用いられていれば、そのような用語は、用語「含んでいる」に類似して包含的であることが意図されている。「含んでいる」は用いられると、請求項内の移行句として解釈されるからである。

Claims (20)

  1. 一体化したキャリア周波数オフセット推定およびフレーム同期を実行するための方法であって、
    周波数弁別値を生成するために、少なくとも1つの推定されたチャネルタップに第1のレベルの周波数弁別を実行することと;
    前記周波数弁別値から位相誤差を推定することと;
    予め定められたフレーム同期パターンを前記推定された位相誤差から決定することと;
    拡張された第1のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第1のレベルの周波数弁別を実行することと、なお、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップは予め定められた時間だけ遅延される;
    を備え、
    前記位相誤差を推定することは、前記周波数弁別値と前記拡張された第1のレベルの周波数弁別値とから前記位相誤差を推定することを備える、
    方法。
  2. 前記予め定められたフレーム同期パターンは、交互符号のシーケンスを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記推定された位相誤差は、推定された周波数誤差に比例する、請求項1に記載の方法。
  4. 拡張された第2のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第2のレベルの周波数弁別を実行することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  5. 推定されたキャリア周波数オフセットの加重平均計算を実行することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 一体化したキャリア周波数オフセット推定およびフレーム同期を実行するための装置であって、
    周波数弁別値を生成するために、少なくとも1つの推定されたチャネルタップに第1のレベルの周波数弁別を実行するための手段と;
    前記周波数弁別値から位相誤差を推定するための手段と;
    予め定められたフレーム同期パターンを前記推定された位相誤差から決定するための手段と;
    拡張された第1のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第1のレベルの周波数弁別を実行するための手段と、なお、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップは予め定められた時間だけ遅延される;
    を備え、
    前記位相誤差を推定するための手段は、前記周波数弁別値と前記拡張された第1のレベルの周波数弁別値とから前記位相誤差を推定するための手段を備える、
    装置。
  7. 前記予め定められたフレーム同期パターンは交互符号のシーケンスを備える、請求項に記載の装置。
  8. 前記推定された位相誤差は、推定された周波数誤差に比例する、請求項に記載の装置。
  9. 拡張された第2のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第2のレベルの周波数弁別を実行するための手段をさらに備える、請求項に記載の装置。
  10. 推定されたキャリア周波数オフセットの加重平均計算を実行するための手段をさらに備える、請求項に記載の装置。
  11. アンテナと;
    前記アンテナに接続され、一体化したキャリア周波数オフセット推定およびフレーム同期を実行するための方法を実行するように構成された回路を有する受信機と;
    を備える無線通信装置であって、
    前記方法は、
    周波数弁別値を生成するために、少なくとも1つの推定されたチャネルタップに第1のレベルの周波数弁別を実行することと;
    前記周波数弁別値から位相誤差を推定することと;
    予め定められたフレーム同期パターンを前記推定された移相誤差から決定することと;
    拡張された第1のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第1のレベルの周波数弁別を実行することと、なお、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップは予め定められた時間だけ遅延される;
    を備え、
    前記位相誤差を推定することは、前記周波数弁別値と前記拡張された第1のレベルの周波数弁別値とから前記位相誤差を推定することを備える、
    無線通信装置。
  12. 前記予め定められたフレーム同期パターンは交互符号のシーケンスを備える、請求項11に記載の無線通信装置。
  13. 前記推定された位相誤差は、推定された周波数誤差に比例する、請求項11に記載の無線通信装置。
  14. 前記方法は、拡張された第2のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第2のレベルの周波数弁別を実行することをさらに備える、請求項11に記載の無線通信装置。
  15. 前記方法は、推定されたキャリア周波数オフセットの加重平均計算を実行することをさらに備える、請求項11に記載の無線通信装置。
  16. 計算機によって読み取り可能な記録読媒体であって、
    計算機に、周波数弁別値を生成するために、少なくとも1つの推定されたチャネルタップに第1のレベルの周波数弁別を実行させるためのコードと;
    前記計算機に、前記周波数弁別値から位相誤差を推定させるためのコードと;
    前記計算機に、予め定められたフレーム同期パターンを前記推定された位相誤差から決定させるためのコードと;
    前記計算機に、拡張された第1のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第1のレベルの周波数弁別を実行させるためのコードと、なお、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップは予め定められた時間だけ遅延される;
    を備え、
    前記位相誤差を推定することは、前記周波数弁別値と前記拡張された第1のレベルの周波数弁別値とから前記位相誤差を推定することを備える、
    記録媒体
  17. プロセッサに、一体化したキャリア周波数オフセット推定およびフレーム同期を実行するための方法を実施させるように構成されたメモリーを備えるプロセッサであって、
    前記方法は、
    周波数弁別値を生成するために、少なくとも1つの推定されたチャネルタップに第1のレベルの周波数弁別を実行することと;
    前記周波数弁別値から位相誤差を推定することと;
    予め定められたフレーム同期パターンを前記推定された位相誤差から決定することと;
    拡張された第1のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第1のレベルの周波数弁別を実行することと、なお、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップは予め定められた時間だけ遅延される;
    を備え、
    前記位相誤差を推定することは、前記周波数弁別値と前記拡張された第1のレベルの周波数弁別値とから前記位相誤差を推定することを備える、
    プロセッサ。
  18. 一体化したキャリア周波数オフセット推定およびフレーム同期を実行するための方法であって、
    周波数弁別値を生成するために、少なくとも1つの推定されたチャネルタップに第1のレベルの周波数弁別を実行することと;
    前記周波数弁別値から位相誤差を推定することと;
    予め定められたフレーム同期パターンを前記推定された位相誤差から決定することと;
    拡張された第1のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第1のレベルの周波数弁別を実行することと、なお、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップは予め定められた時間だけ遅延される;
    拡張された第2のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第2のレベルの周波数弁別を実行することと;
    を備える方法。
  19. アンテナと;
    前記アンテナに接続され、一体化したキャリア周波数オフセット推定およびフレーム同期を実行するための方法を実行するように構成された回路を有する受信機と;
    を備える無線通信装置であって、
    前記方法は、
    周波数弁別値を生成するために、少なくとも1つの推定されたチャネルタップに第1のレベルの周波数弁別を実行することと;
    前記周波数弁別値から位相誤差を推定することと;
    予め定められたフレーム同期パターンを前記推定された移相誤差から決定することと;
    拡張された第1のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第1のレベルの周波数弁別を実行することと、なお、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップは予め定められた時間だけ遅延される;
    拡張された第2のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第2のレベルの周波数弁別を実行することと;
    を備える、
    無線通信装置。
  20. プロセッサに、一体化したキャリア周波数オフセット推定およびフレーム同期を実行するための方法を実施させるように構成されたメモリーを備えるプロセッサであって、
    前記方法は、
    周波数弁別値を生成するために、少なくとも1つの推定されたチャネルタップに第1のレベルの周波数弁別を実行することと;
    前記周波数弁別値から位相誤差を推定することと;
    予め定められたフレーム同期パターンを前記推定された位相誤差から決定することと;
    拡張された第1のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第1のレベルの周波数弁別を実行することと、なお、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップは予め定められた時間だけ遅延される;
    拡張された第2のレベルの周波数弁別値を生成するために、前記少なくとも1つの推定されたチャネルタップに、拡張された第2のレベルの周波数弁別を実行することと;
    を備える、
    プロセッサ。
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