JP4943583B2 - 二重モード切替ビームアンテナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、整相アレイアンテナに関し、特に、整相アレイアンテナの使用と関連したグレーティングローブを減少させることに関する。
【0002】
【従来の技術】
関連した出願
本発明は、1998年3月4日に提出された「ビーム毎上昇スキャニングシステム及び方法」という発明の名称で、同時継続しかつ共通に譲渡された米国特許出願No.09/034,471、1997年7月17日に提出された「寄生エレメントを有するマルチプルビーム平面アレイ」という発明の名称で、同時継続しかつ共通に譲渡された米国特許出願No.08/896,036,及び1998年4月15日に提出された「CDMA無効化のために遅延を提供するシステム及び方法」という発明の名称で、同時継続しかつ共通に譲渡された米国特許出願No.09/060,921と関連しており、これらの開示は、参照により、ここに組み入れられる。
【0003】
方向決め可能の放射パターン或いはビームを提供するために単一のアンテナアレイを使用することは普通である。例えば、方向決め可能のビームは、所定の形状及び方向を有する合成放射パターンを発生するように所定の位相差を有する信号によってそれぞれ励起されるアンテナエレメントの平面又はパネルアレイによってしばしば発生する。この合成ビームを方向決めするために、アンテナエレメント間の位相差は、合成放射パターンに作用するように調整される。
【0004】
マルチプルビームアンテナは、例えば、所定組の位相差の使用を通して、上述した平面又はパネルアレイを利用して作ることができる。ここで、各組の位相差は、マルチプルビームアンテナのビームを限定する。例えば、それぞれが側面方向(アレイに垂直な方向)から異なる所定量だけ方向決めされるマルチプル選択可能のアンテナビームを提供するようになっている一つのアレイは、パネルアレイ及びバトラー又はハイブリッドマトリックスのようなマトリックスタイプビーム形成ネットワークを使って提供することができる。
【0005】
側面方向ビーム投射を発生するために、平面アレイが一様に(一様な開口分布で)励起されるとき、合成開口分布は、矩形形状に似ている。この形状が、空間においてフーリェ変換されるとき、その合成パターンは、メインローブに比較して高レベルのサイドローブを持っている。さらに、ビーム方向角度が増すとき、即ち、ビームが側面方向から離れるように向けられるとき、これらのサイドローブは、より高いレベルに成長する。例えば、Θ0で、ビームピークを有するリニアーアレイは、エレメント間隔“d”の選択に従属した他のピーク値をまた有することができる。この総計はまた、その指数が2πのある倍数であるときはいつでも一つのピークを有するので、この曖昧さは明らかである。周波数“f”及び波長ラムダで、この条件は、全ての整数pに対して、2π(d/λ)(sinΘscan−sinΘ0)=2πp、である。このようなピークは、グレーティングローブと呼ばれ、かつ、sinΘp=sinΘ0=2πpのような角度Θpで発生することが、上式から示されている。従って、放射パターンがエレメント間隔に関してあまりに離れて方向決めされるとき、放射パターンのメインローブのかなり近くにそのパターンのピークを有するグレーティングローブが現れるであろう。これが生じる点は、一般的に、このアレイの最大有用方向決め角度と考えられる。
【0006】
グレーティングローブがメインローブよりもかなり小さなピークをもたらすような角度に、メインビームの方向決めが制限されるときでさえ、グレーティングローブの存在は、不所望の方向の信号に応答させることによって、アンテナシステムの性能を低下させるように作用し、所望信号と干渉させるかもしれない。特に、メインビームがアレイの側面方向から離れて方向決めされるとき、グレーティングローブは、アンテナアレイが動作可能の角度範囲内の角度に、しばしば向けられるであろう。従って、アンテナアレイの動作エリアと関連した実質的なピークを有しかつそこに存在する漂遊通信ビームの存在は、非常にしばしば干渉源になるであろう。さらに、グレーティングローブがアンテナパネルの放射軸と実質上同軸であるとき、グレーティングローブを無害方向に向けるためにアレイを傾けるような解決策では、この干渉を避けることは一般に不可能である。
【0007】
さらに、平面アレイの側面方向励起は、最大開口投射を生じる。従って、このようなアンテナが垂直軸から離されるとき、即ち、グラウンド面に垂直で、その面自体に中心がある側面方向位置から離れて方向決めされるとき、投射開口エリアは減少して、スキャン損失を生じる。方向決めビームの開口エリアは、スキャン損失の影響により減少するだけでなく、不所望のグレーティングローブがビーム方向決めの影響により同時に増加するので、このスキャン損失はさらに、グレーティングローブと関連した問題を悪化させる。
【0008】
従って、側面方向から所望量離れて方向決めされるとき、グレーティングローブの存在に悩まされることなく、所望ビーム幅及び方位方向を有するアンテナビームを提供するシステム及び方法に対する必要性が、この技術分野に存在する。さらに、マルチプルビームアンテナアレイは、同じサービスエリアにおいてしばしば同時に提供される、セルラー及び/又はパーソナル通信サービス(PCS)ネットワーク(以下、集合的にセルラーネットワークとして参照する)のようなワイヤレス通信ネットワークを提供する際に有用であるので、二重モードサービスに適合させるために実質上グレーティングローブの無い所望アンテナビームを提供するのに適したシステム及び方法に対する必要性が、この技術分野に存在する。
【0009】
【発明の要約】
これら及び他の目的、特徴及び技術的利点は、ビーム形成マトリックスを含むマルチプルビームアンテナシステムのようなアンテナシステムによって達成され、ここで、このアレイから起こりうる内の最内ビームのみが利用され、かつ、適切なアンテナエレメント行又は列間隔は、所望のアンテナビーム形状、即ち、ビーム幅及びセクターパターンを達成するように調整される。マルチプルビームアレイの制限されたビームスイッチングに頼ろうと、適応アレイの制限されたスキャニングに頼ろうと、内側ビームのみを利用するこのようなアンテナの使用から生じる放射パターンは、最外アンテナビームと、即ち、アレイの実質上側面方向から方向決めされる他のアンテナビームと関連したグレーティングローブを避ける所望の特性を有している。
【0010】
所望の通信を提供するアンテナアレイは、4つのビームを使用することができる。即ち、4つのアンテナ列を有するパネルが、合成されるときに120°セクターを提供する4つの30°の実質上重なりのないアンテナビームを提供する。このようなアレイのビーム形成マトリックスは、4x4バトラーマトリックス、2の累乗に制限された入力及び出力(入力/出力=2n、ここで、4x4マトリックスに対してn=2)を有するマトリックスにすることができ、4つのアンテナ列のそれぞれで位相を合わせて進行する4つのアンテナビームインターフェースの信号を提供する。これらのビームは、側面方向からアンテナアレイを見て左から右に、2R、1R、1L、2Lとして参照することができ、側面方向から最も大きな角度で方向決めされるビーム、2R、2Lは、それと関連した実質的なグレーティングローブを有する。
【0011】
本発明の好適具体例は、通信を提供するために依存したものよりもさらに広げる側に方向決めされるアンテナビームを提供することのできるアンテナを利用する。例えば、好適具体例は、2nアンテナビームを形成するために2n+1入力を有するビーム形成マトリックスを利用する。従って、4つの(22)ビームが所望される上の例において、8つの(23)入力及び出力を有するビーム形成マトリックスが利用される。依然として許容サイドローブレベルを提供しながらグレーティングローブの存在無しで、所望ビーム及び望ましいメインビームを提供するために、本発明のこの具体例のビーム形成マトリックスによって給電されたアンテナアレイは、n+1入力に相当する多数のアンテナ列を有している。それ故、ビーム形成マトリックスの8つの出力は、アンテナアレイの8つのアンテナ列の一つにそれぞれ結合され、かつ、このように8つのアンテナビーム(4R、3R、2R、1R、1L、2L、3L、及び4L)を提供することができる。
【0012】
本発明によると、アンテナアレイは、必要数を超える多数のビームを形成することができるけれども、内側ビームのみが使用される。例えば、上述した好適具体例において、2R、1R、1L、及び2Lビームのみが、4R、3R、2R、1R、1L、2L、3L及び4Lビームの利用可能の組み合わせの中から使用される。これらの最内ビームは典型的には、最外ビームよりも良好な放射特性を有し、そしてそれ故、本発明の目的である避けるべきグレーティングローブは存在しない。
【0013】
しかしながら、本発明の上述したアレイの個々のアンテナビームの特性は、取り替えることを意図したアンテナアレイのものに実質上適合しないということを認めるべきである。例えば、120°セクターを限定する4つの略30°のアンテナビームを提供するよりもむしろ、本発明に従って使用される8x8ビーム形成マトリックスの2R、1R、1L、及び2Lビームは、進行位相で付勢されるアンテナ列の数を増加させたために、60°セクターを限定する4つの略15°アンテナビームを提供することができる。
【0014】
従って、本発明は、より狭いビームの8つのビームアレイに対して利用される進行位相が維持されるけれども、所望方向に使用ビームを再指向させるためにアンテナ行及び/又は列間隔の調整を含んでいる。さらに、列間の間隔は、側面方向から所望角度でビームを再指向するように調整されるので、所望幅に調整されるアンテナビーム幅はあまりに大きくなる。従って、8x8ビーム形成マトリックスを有する上述の好適具体例のアンテナアレイは、120°セクターを限定する4つの実質上30°のビームを提供するために利用することができる。
【0015】
本発明に従うアンテナエレメントの間隔調整は、最初のアレイ内に存在したかもしれないいかなるグレーティングローブも減少させ、或いは抑制する所望の効果を有するエレメント間隔を接近させる。さらに、本発明に従うエレメント間隔は、このアレイを同時に使用することのできるアドバンストモバイルホーンサービス(AMPS)及びコード分割マルチプルアクセス(CDMA)通信信号のような、独立モード間の最良に可能な妥協を達成するように調整することができる。
【0016】
マルチプルアンテナビームと関連した多数の入力を有するビーム形成マトリックスを利用するアンテナアレイに関して前述したけれども、本発明の別の具体例は、側面方向のかなり外に方向決めされるとき、関連したグレーティングローブを殆ど有さないか、或いは全く有さない方向決め可能のアンテナビームを提供するために、追加の列及び間隔を再調整したアンテナエレメントを有するアレイと組み合わせて、適応ビーム形成マトリックスを利用する。このような具体例は好適には、前述したバトラー及びハイブリッドビーム形成マトリックスの固定進行位相よりもむしろアンテナ列を横切って動的に位相進行をする給電回路網に頼る。従って、この適応給電回路網によって提供される進行位相は、本発明に従いより少ない数の改善したビームを提供するために利用されるけれども、より大きなアレイのより狭いビームのものと両立するということを認識すべきである。
【0017】
本発明の技術的利点は、グレーティングローブを減少したか、或いは全くないマルチプル、又は方向決め可能のアンテナビームを提供するために整相アレイアンテナを使用することである。
【0018】
本発明の別の技術的利点は、通信中のマルチプル通信モードにおいて同時に使用するために最適化されるアンテナを提供することである。
【0019】
前述のことは、以下に続く本発明の詳細な説明をより良く理解するために、本発明の特徴及び利点をむしろ広く概観した。本発明の特許請求の範囲の主題を形成する本発明の追加の特徴及び利点については後述する。開示した概念及び特別の実施例は、本発明の同じ目的を実行するため他の構成に変更し、或いは設計するための基礎として容易に利用することができるということを認識すべきである。このような等価な構成は、特許請求の範囲に表されたような本発明の精神及び範囲から離れるものではないということを、当業者はまた認識すべきである。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明、及びその利点のより完全な理解のために、以下の説明を、添付図面と関連して参照する。
【0021】
図1には、アンテナアレイ100として、所望の方位方向に向けられたアンテナビームを発生するのに適した典型的従来技術の平面アレイが示されている。アンテナアレイ100は、4つのエレメントのそれぞれの、4つの列ae1〜de1を形成するように所定のパターンで配列された個々のアンテナエレメント110から構成される。これらのアンテナエレメントは、1波長(λ)の所定の端数だけ、グラウンド平面120の前に配置される。アンテナエレメント110から放射されたエネルギーは、グラウンド平面120から反射したエネルギーと組み合わされるアンテナ列の中で、所定方向に伝搬する波形フロントを有する放射パターンを形成するように加算するとき、所定の進行位相で提供されるということが認識されよう。
【0022】
図1に示されるように、ビーム形成マトリックス130は、それぞれマルチプルビームアレイの特別のアンテナビームと関連した入力140を含むことができ、そして、これらの入力のいずれかに提供される信号が、出力150のそれぞれで所定の進行位相で提供されるようにされる。このタイプの固定ビーム配列は、ビーム形成マトリックス130がバトラー又はハイブリッドマトリックスのような給電マトリックスである場合に、普通のものである。バトラーマトリックスのようなビーム形成マトリックスは、この技術分野において周知である。これらのマトリックスは、各列の放射パターンが、所定方向に伝搬するプライマリーローブを有する合成放射パターンを生じるように合計するために、アンテナアレイの種々の列に提供される信号内に種々の位相遅延を導入する。勿論、バトラー又はハイブリッドマトリックスを利用する固定ビーム配列よりもむしろ、ビーム形成マトリックス130への信号入力は、アンテナビームを適応的に方向決めするために所望進行位相で出力150に適応的に提供することができる。
【0023】
図1に示された例において、ビーム1〜4のそれぞれは、アンテナ列ae1〜de1に入力信号を適切に印加するビーム形成マトリックス130によって形成される。これらのビームは、図1のビーム1〜4に相当するビーム2L、1L、1R、2Rとして右から左に共通に参照され、かつ、特別のエリアで通信を提供するために利用することができる。例えば、図1のビームのそれぞれは、120゜セクターで通信を提供するために30゜ビームにすることができる。
【0024】
所望方位方向に向けられたアンテナビームを発生するのに適した平面アレイの別の具体例は、図2にアンテナアレイ200として示されている。図1のアレイのように、アンテナアレイ200は、所定パターンに配列された個々のアンテナエレメント210から構成されるが、アンテナ200は、4つのエレメントのそれぞれ8つの列ae2〜he2を形成する。これらのアンテナエレメントは、1波長(λ)の所定の端数だけ、グラウンド平面220の前に配置され、かつ、アンテナエレメントから放射されるエネルギーは、グラウンド平面220から反射されたエネルギーと組み合わされるアンテナ列の中で、所定方向に伝搬する波形フロントを有する放射パターンを形成するように加算するとき、所定の進行位相で提供される。
【0025】
前述したように、ビーム形成マトリックス230は、それぞれがマルチプルビームアレイの特別のアンテナビームと関連した入力240を含むことができ、そして、これらの入力のいずれかに提供される信号が出力250のそれぞれで所定の進行位相で提供されるようにし、或いは、ビーム形成マトリックス230への信号入力が、アンテナビームを適応的に方向決めするために所望の進行位相で出力250に適応的に提供することができるようにする。
【0026】
図2のビーム1〜8は、右から左にビーム4L、3L、2L、1L、1R、2R、3R、4Rとして一般的に参照され、かつ、特別のエリアで通信を提供するよう利用することができる。例えば、図2のビームのそれぞれは、120゜セクターで通信を提供するために15゜ビームにすることができる。
【0027】
図1及び図2に示されたビームのようなアンテナアレイの列の合成放射パターンは、後述の進行位相を調整することにより側面方向から方位的に方向決めすることができる。例えば、ビーム2L(図1のビーム1)は、列ae1〜de1に提供される信号間に増加する位相遅れ(Δ、ここで、Δ<0)を導入することにより、側面方向から45゜に方向決めすることができる。列ae1〜de1のそれぞれの間の水平間隔は同じであると仮定すると、ビーム2Rは、列ae1を入力信号と同相に、列be1は入力信号位相遅れΔで、列ce1は入力信号位相遅れ2Δで、そして、列de1は、入力信号位相遅れ3Δで、提供することにより作ることができる。勿論、Δの正確な値は、列の間の間隔に依存する。
【0028】
同様に、ビーム1L(図1のビーム2)は、列に提供される信号間の位相遅れの導入により側面方向から15゜にすることができる。しかしながら、ここで、位相差は上述のビーム2Rと同じ大きさにする必要はない。というのは、側面方向からの偏向がそれ程大きくないからである。例えば、ビーム1Rは、列ae1を入力信号と同相に、列be1を入力信号位相遅れ1/3Δで、列ce1を入力信号位相遅れ2/3Δ(2*1/3Δ)で、そして列de1を入力信号位相遅れΔ(3*1/3Δ)で、提供することにより作ることができる。
【0029】
リニアー平面アレイが、側面方向ビーム投射を生じるために一様に(一様開口分布で)励起されるとき、合成開口分布は、矩形形状に似ているということが認識されるであろう。しかしながら、この形状が空間においてフーリェ変換されるとき、合成パターンは、メインローブに対して高レベルのサイドローブを持っている。ビーム方向決めがなされるとき、即ち、ビームが側面方向から離れるように向けられるとき、これらのサイドローブは、高レベルに成長し、かつ、最終的にグレーティングローブが形成されることになる。例えば、図1のビーム2Rは、ビーム1Rよりも大きなサイドローブと関連し、そしてそれ故、図1のビーム1Rのそれよりも典型的には望ましくはない放射パターンを示す。
【0030】
図3に注意を向けると、図1に示されたアンテナアレイに関するモーメント方法を使う推定方位遠方フィールド放射パターンが例示されている。ここで、アンテナ列は、側面方向から実質上45゜に、従って、ビーム2Rに関して実質上前述したようにメインローブ310を発生するために一様に励起される。ビーム2Rのような側面方向から離れた角度で方向決めされるビームは、ビーム1Rのようなより小さな角度を有するビームよりもより望ましくない放射パターンを提示するので、放射パターン改善の例示をより容易にするために、ある程度の角度を有するビームに、本発明の説明は向けられる。しかしながら、前述したものよりも側面方向から多かれ少なかれ偏向したビームの放射パターンは、本発明に従い同様に改善されるであろう。
【0031】
再び、図3を参照すると、グレーティングローブ320及びサイドローブ330が、アンテナアレイ100の120゜セクターカバーエリア内で、例示されている。グレーティングローブ320は、実質的なローブピークが、メインローブ310よりも略8dBだけ小さいということを見ることができる。サイドローブ及び特にグレーティングローブは、非所望方向の信号に応答させることによりアンテナシステムの性能を低下させて、所望信号と干渉させるかもしれないように作用する。特に、0゜は、側面方向を表すので、アンテナアレイ100が側面方向から45゜になるように付勢されるとき、グレーティングローブ320は、アンテナアレイ100の前に位置した通信装置が、通信から排除されないように向けられる。
【0032】
さらに、3dB低下点は略34゜のビーム幅を限定するけれども、このビームは幾分非対称であるということが、図3から見ることができる。特に、メインローブは、前述の高レベルサイドローブの向かい側にかなりのふくらみを示している。このふくらみは、3dB低下点からのビームの傾斜を不規則にはしない。それ故、このようなビームは、不所望通信装置による干渉の機会を追加する。
【0033】
本発明は、グレーティングローブ及びサイドローブを減少させて、実質上同じエリアのセクター内にカバー範囲を提供することを含む、標準の従来技術のアンテナアレイに実質上同様なアンテナビームの供給に利用することができるアンテナアレイを提供する。本発明によれば、実際上所望されるものに加えてアンテナビームを、或いは実際上所望されるものとは異なるアンテナビームを提供するのに十分なアンテナエレメントを有するアレイが、特別のエレメント間間隔でこれらのアンテナエレメントを配置することと組み合わせて、改善されたビーム特性を提供する。
【0034】
特に、本発明の好適具体例は、2nアンテナビームを形成するために2n+1入力を有するビーム形成マトリックスを利用する。従って、図1に示されたものに代えて使用するのに適した4つの(22)アンテナビームを提供するために、本発明の好適具体例のアンテナシステムは、8つの(23)入力及び出力を有するビーム形成マトリックスを利用するけれども、本発明に従い間隔をあけたアンテナエレメントの8つの列と組み合わせて、4つのみの入力が使用される。
【0035】
図4に注意を向けると、サイドローブ及びグレーティングローブを減少させた4つのアンテナビームを提供するために本発明に適した上述の好適具体例のアンテナが、アンテナアレイ400として全体的に示されている。図2のアンテナアレイ200のように、アンテナアレイ400は、4つのアンテナエレメント410のそれぞれに8つの放射器列ae4−he4を含んでいる。図4の好適具体例のアンテナアレイは、本発明を理解させるのに役立たせるために、本発明に従い特別のセクター内に4つのアンテナビームを提供する上述の例と整合させて、多数の放射列及びアンテナエレメントを有するように図示されている。これによって、本発明を、特別の数の放射列、アンテナエレメント、或いは平面パネルアレイの使用に限定することを意図するものではない。
【0036】
好適には、アンテナアレイ400で利用されるアンテナエレメントは、ダイポールアンテナエレメントである。しかしながら、ヘリカルアンテナエレメント、パッチアンテナエレメント等の他のアンテナエレメントを、本発明に従い利用することができる。さらに、垂直に分極されたアンテナエレメントが示されているけれども、本発明は、水平、右傾斜、左傾斜、楕円、及び円形を含むいかなる分極と共にも利用することができる。提供されるアンテナビームの中で分極多様性を有するアンテナシステムを提供するために左傾斜及び右傾斜アンテナ列を交互に配置することによるような、多様な分極を本発明に従い使用することができる。これらの分極多様アンテナビームは、実質上図4に例示された非重畳アンテナビームの別のものにすることができ、或いは、分極多様アンテナアレイを提供するために、それぞれが異なる分極を有する実質上2つのアンテナアレイ400を交互に配置することによるように、交互の分極の相当するビームを重畳するために提供することができる。
【0037】
本発明の特徴によると、アンテナアレイ400のアンテナ列は、アンテナアレイ200よりも間隔は近接している。例えば、図2のようなアレイにおいては通常である0.5λの典型的列間間隔よりもむしろ、図4のアレイは、0.25−0.35λの好適具体例範囲におけるようなより狭い列間間隔を利用するが、しかし、0.5λエレメント間隔で利用されるものと同じ進行位相が維持される。本発明の最も好適な具体例は、8つのアンテナ列が略120゜セクターを限定する4つの実質上30゜のアンテナビームを提供するために8x8ビーム形成マトリックスに結合される。このより狭い列間間隔の使用は、アンテナアレイ200のようなアレイから一般的に利用可能なものよりも小さな側面方向からの角度で方向決めされるアンテナビームと一般的に関連した進行位相を利用するために、アンテナアレイ400に結合されたビーム形成ネットワークの適応と組み合わせて、本発明に従い改善されたグレーティングローブ及びサイドローブ制御を提供する。
【0038】
図5に注意を向けると、図4のアンテナ400は、ビーム形成マトリックス510を含むアンテナ給電回路網を示すために逆視点から示している。例示された具体例のビーム形成マトリックス510は、この技術分野において周知の8x8バトラーマトリックスのような、8x8ビーム形成マトリックスである。しかしながら、ビーム形成マトリックス510は、8入力であるけれども、最も外側の入力、即ち、図2のようなアンテナアレイの最も外側のアンテナビームと関連した入力を終端するのに適しており、そしてそれ故、最も内側の入力のみ、ここでは4つの内側入力を利用する。従って、入力511−514のいずれかに結合された信号は、ビーム形成マトリックス510の8つの出力のいずれかに、特別の進行位相を有する信号成分として提供され、そしてそれ故、アンテナアレイ400の放射列のいずれかに結合されるであろう。それ故、アンテナアレイは、所望のものを越えるビーム数を形成することができるかもしれないけれども、内側ビームのみが使用される。例えば、図4及び図5の好適具体例において、4R、3R、2R、1R、1L、2L、3L、4Lビームの利用可能の組合せから、2R、1R、1L、2Lビームのみが使用される。これらの最も内側のビームは典型的には、最も外側のビームよりも良好な放射特性を有し、そしてそれ故、本発明が避けることを目的としているグレーティングローブを提示しない。
【0039】
本発明の調整されたエレメント間位置決め無しでは、ビーム形成マトリックスの内側の4つの入力を使用しても、所望のものと一致したアンテナビーム、即ち、アンテナアレイ100と実質上同じ大きさ及び向きのアンテナビームを提供しないということが認識されるであろう。例えば、調整されたエレメント間位置決め無しで、120゜セクターを限定する4つの略30゜のアンテナビームよりもむしろ、本発明に従い使用される8x8ビーム形成マトリックスの2R、1R、1L、2Lビームは、進行位相で付勢される増加した数のアンテナ列のために、60゜セクターを限定する4つの略15゜アンテナビームを提供することができる。従って、本発明は、入力/出力を有するビーム形成マトリックス、及びアンテナ列を有するアンテナアレイの使用に加えて、所望のアンテナビームと関連したものに加えて、所望方向の使用ビームの大きさ及び点を再調整するためにアンテナ行及び/又は列の調整を含み、そしてそれ故、120゜セクターを限定する4つの実質上30゜のビームを提供するために利用することができる。
【0040】
所望のアンテナビームを提供するための追加の技術は、必要ならば、本発明に従い利用することができる。例えば、図4及び図5に示された被駆動エレメントに加えて、「寄生エレメントを持つマルチプルビーム平面アレイ」という名称の上述した特許出願において図示しかつ説明されたような、寄生エレメントを使用することができる。
【0041】
さらに、図4及び図5の好適具体例のアンテナアレイを参照すると、アンテナエレメントの外側列、列ae4、be4、ge4、及びhe4が、垂直方向に圧縮されているのを見ることができる。整相アレイの外側エッジ上のアンテナ列の長さを減少させることにより、サイドローブレベル制御のために傾斜させた開口が、さらに本発明に従い達成される。好適には、外側アンテナ列の長さの減少は、長さを減少せずに最も上部及び最も下部のエレメントを取り除いたアレイのアンテナ列と実質上同じ長さのエッジアンテナ列を提供する。即ち、アンテナ側面方向には、コーナーエレメントを取り除いたアレイサイズが、実質上のサイズとなる。さらに別のアンテナ列は、アンテナ開口をさらに傾斜させるために、図4及び図5の外側アンテナ列の次のアンテナ列によって例示されるように、外側アンテナ列の長さ減少量の一部の長さだけ減少させることができる。勿論、本発明の別の具体例は、長さを減少させたより多くの或いは少ないアンテナ列、若しくは、実質上全て同じ長さのアンテナ列さえ利用することができ、そして、ここで、付加的なサイドローブレベル制御は必要とされない。
【0042】
図5に例示されたアンテナ列のための信号給電ラインは、個々のエレメント、マイクロストリップラインなどに相当する点にタップを持つ同軸ケーブルを含む多数の給電メカニズムのいずれかにすることができる。しかしながら、本発明の好適具体例は、アンテナ列を給電するために、エアーラインバスを利用する。好適には、各列のエアーラインバスは、図5に示されるような例示列の中央にある2つのアンテナエレメント間のような中間点で、ビーム形成マトリックスに結合される。このような接続は、列のアンテナエレメントの中に一様なパワー分布を提供するのに役立つ。
【0043】
エアーライン/給電回路網タップ下方のエアーライン上に配置されたアンテナエレメントに比較されるとき、180゜の位相シフトが、エアーライン/給電回路網タップ上方のエアーライン上に配置されたアンテナエレメントの励起において体験されるということが認識されよう。従って、各列の上部の2つのアンテナエレメントのようなアンテナエレメントのものは、上部の半分のダイポールに結合されたバランを備えることができるのに対して、各列の下部の2つのアンテナエレメントのようなアンテナエレメントの他方のものは、下部の半分のダイポールに結合されたバランを備えることができる。
【0044】
エアーラインバスにおいて、エネルギーの大部分は、エアーラインバスとグラウンド平面の間のスペース内に制限されるということが認識されよう。従って、このスペース内に誘電体を位置させることにより、アンテナ列の伝送特性は実質上変更することができる。エアーラインバスとアンテナアレイのグラウンド平面の間に誘電体を位置させることにより、列に沿って分布される電磁エネルギーの伝搬速度が遅らされるということが、実験により明らかになった。伝搬速度のこの遅れ、及びその結果の波長の圧縮は、ダイポールの間隔を減少させる。エレメント間間隔のこの減少は、グレーティングローブに悪影響すること無くなされる。従って、好適具体例は、エアーラインバスと、本発明に適したアンテナアレイのグラウンド平面との間で誘電体を利用する。好適具体例の誘電体ラインバスを利用することにより、アンテナ列のいずれかにおいて提供されるアンテナエレメントの数を調整することなく、アレイの開口を傾斜させることが可能であるということが認識されよう。従って、アレイのアンテナ列の間のパワーをバランスさせることは、各アンテナ列に等しいパワーの信号を提供して、その結果、従来技術におけるように、逆コサイン分布に近づく開口分布内の列の付勢を生じないとき、大いに簡単化される。本発明を当業者に理解させるために、ここでは十分詳細に説明したけれども、このようなエアーラインバス給電システムの使用に関する詳細は、「ビーム当たり上昇スキャニングのためのシステム及び方法」という名称の上述の特許出願において提供される。
【0045】
本発明に適した好適具体例のアンテナアレイ400を説明したので、図4及び図5に示されたアンテナアレイに関してモーメント方法を使用する推定方位遠方フィールド放射パターンが例示されている図6に注意を向ける。ここで、アンテナ列は、ビーム形成マトリックス510の入力511に信号を印加することによるように、一様に励起されて、側面方向から実質上45゜にメインローブ610を発生し、そしてそれ故、図1のアンテナアレイと関連したビーム2Rに関して実質上上述した通りである。しかしながら、図3に示されたグレーティングローブが避けられ、代わりに、ずっと小さなサイドローブ620及び630が提示されるということが認識されよう。従って、メインローブ610は、アンテナアレイ400の前の他のエリアに存在する信号又は干渉を実質上除外した通信をするために利用することができる。さらに、メインローブ601は実質上対称であり、従って、サービスエリアの限定されたサブセクション内で通信をするのにより適したビームを提供する。
【0046】
それぞれのこのようなビームの方位角は異なるけれども、ビーム形成マトリックス510の入力511−514のいずれかに信号を印加することにより、実質上図6に例示されたようなアンテナビームを提供するということを理解すべきである。従って、特別の方位方向をそれぞれが有するマルチプルの予め限定されたアンテナビームを有して、特別のチャンネルの再使用が望ましい通信において有用なスイッチ化ビームシステムが限定される。このようなシステムは、チャンネル再使用が、干渉信号を生じがちなアンテナビーム内に特別のチャンネル上の通信を限定することにより増加するかもしれないので、AMPSネットワークのセルラー電話通信のようなワイヤレス通信サービスを提供するのに有用である。
【0047】
しかしながら、他のモードの通信の要求は、前述のAMPSネットワークのような特別のネットワークとは幾分異なっているかもしれない。例えば、CDMA通信ネットワークは、信号を分離するためにユニークチップコードに頼るマルチプルディスクリート通信のために同じ広帯域のチャンネルを利用する。従って、容量は干渉により制限されるけれども、即ち、特別の信号を抽出するために非常に困難になる通信エネルギーの特別の閾値が確立され、そしてそれ故、信号が限定されたエリアで通信されるけれども、個々のビームによって限定されるよりも大きなエリアが、ハンドオフ状態のようなシステムオーバヘッド機能を避けるためのように、通信において使用するために望まれるかもしれない。それ故、1つのセクターを限定する4つのビームのようなマルチプルビームにおいて、第2モード(即ち、CDMA)信号を提供しながら、特別のアンテナビーム内に第1モード(即ち、AMPS)信号を提供することが望ましいかもしれない。
【0048】
本発明の好適具体例のエレメント間間隔は、グレーティングローブ及びサイドローブを所望に制御するためだけでなく、このアレイがマルチプル或いは全てのビーム入力で同時に励起されるとき望ましい放射パターンを提供するために最適化される。AMPS及びCDMA信号を含む二重モード信号が、本発明の単一アンテナアレイから同時に利用される場合、好適具体例は、(第1の通信モードと関連した)単一ビーム励起と(第2の通信モードと関連した)マルチプルビーム励起の両方から生じる放射パターンを最適化するために、0.27λの列間間隔を利用する。
【0049】
図7及び図8に注意を向けると、実質上図1及び図4に例示されたようなアンテナアレイを利用する放射セクター信号と関連した放射パターンが、示されている。特に、放射パターン701は、アンテナアレイ100の入力の内の多数に重み付け分布のセクター信号を供給することから生じ、かつ、放射パターン710は、アンテナアレイ400の入力の内の多数に重み付け分布のセクター信号を供給することから生じる。上述の両方のケースにおいて利用される多数入力の重み付けは、-78.50°で-1.5dBの入力セクター信号を有するビーム2Lと関連したビーム形成マトリックス入力、+78.75°で0.0dBの入力セクター信号を有するビーム1Lと関連したビーム形成マトリックス入力、+78.75°で0.0dBの入力セクター信号を有するビーム1Rと関連したビーム形成マトリックス入力、及び-78.50°で-1.5dBの入力セクター信号を有するビーム2Rと関連したビーム形成マトリックス入力である。
【0050】
図8の放射パターンは、「CDMA無効化のための遅延を提供するシステム及び方法」という名称の上述の特許出願に詳細に説明されているように、合成アンテナビームの発生におけるマルチプルアンテナパネルの使用を例示している。従って、図8の合成放射パターンは、第1のアンテナアレイの入力と、該アンテナアレイとは実質上非重畳隣接カバー範囲を形成するように配置される第二のアンテナアレイの入力との内の複数に、重み付け分布して提供されるセクター信号から形成される。特に、放射パターン801は、第1のアンテナアレイ100の入力の内の多数、及び第2のアンテナアレイ100の入力の内の単一のものに重み付け分布してセクター信号を供給することから生じ、かつ放射パターン810は、第1のアンテナアレイ400の入力の内の多数、及び第2のアンテナアレイ400の入力の内の単一のものに重み付けした分布でセクター信号を提供することから生じる。上述のケースの両方において利用されるマルチプル入力の重み付けは、第1のアンテナパネルに関して、+78.50°で-0.5dBの入力セクター信号を有するビーム1Lと関連したビーム形成マトリックス入力、+78.50°で-0.5dBの入力セクター信号を有するビーム1Rと関連したビーム形成マトリックス入力、及び-78.50°で0.0dBの入力セクター信号を有するビーム2Rと関連したビーム形成マトリックス入力、そして、第2のアンテナパネルに関して、-78.50°で0.0dBの入力セクター信号を有するビーム2Lと関連したビーム形成マトリックス入力である。(但し、「CDMA無効化のための遅延を提供するシステム及び方法」という名称の上述の特許出願に示されるような第1と第2のパネルの間に遅延が提供されるとき第2のパネルの入力に対して、いかなる位相関係も利用することができる。)
【0051】
図示された特別の例は、第2のアンテナパネルの単一入力のみを利用するけれども、このような制限はないということを認識すべきである。例えば、第1のパネルの2入力及び第2のパネルの2入力を、必要ならば、本発明に適したアンテナを利用する所望のセクターを総合する合成放射パターンを提供するのに利用することができる。さらに、利用されるこのようなアンテナの数に制限はない。例えば、非常に大きなアンテナの合成アンテナパターン、即ち360°セクターが、それぞれ120°円弧で放射パターンを提供するのに適した3アンテナアレイの入力に適切な重み付けをしたセクター信号を提供することにより、本発明のアンテナを利用して形成することができる。
【0052】
図7及び図8の放射パターンを比較することによって、アンテナアレイ400のセクターパターンと関連した後方散乱は、アンテナアレイ100よりも大いに改善されるということを見ることができる。従って、干渉信号又は他のノイズが、本発明のアンテナの合成セクタービームにおいて受信されるエリアがより小さくなる。本発明のこのようなアンテナは、所望サイズのセクターを合成させる際に比類無き程に有利であり、そしてそれ故、トランキングを改善することのように、必要なとき選択可能である。さらに、上述のセクター合成は、本発明のアンテナによって形成される個々の狭いアンテナビーム内に信号を提供する能力と同時に提供されるということを認識すべきである。従って、本発明は、マルチプル通信モードのために非常に望ましい特徴を同時に提供する。
【0053】
主として、送信、即ちフォワードリンク信号、及びビーム形成マトリックスの“入力”及び“出力”の使用に関して前述したけれども、本発明はフォワード及びリバースリンクの両方において使用するのに適しているということが認識されよう。従って、上述したアンテナビームは、放射よりもむしろ受信エリアを限定することができ、そしてそれ故、入力及び出力として上述したビーム形成マトリックスのインターフェースは、それぞれ、出力及び入力になるように逆にすることができる。
【0054】
本発明及びその利点を詳細に説明したけれども、種々の変化、置換、及び変更が、特許請求の範囲によって限定されるような本発明の精神及び範囲から離れること無く、ここではなす事ができるということを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 4つのアンテナビームを提供するのに適した従来技術の整相アレイパネルアンテナを示す図である。
【図2】 8つのアンテナビームを提供するのに適した従来技術の整相アレイパネルアンテナを示す図である。
【図3】 図1の整相アレイパネルアンテナのアンテナパターンを示す図である。
【図4】 本発明の整相アレイパネルアンテナを示す図である。
【図5】 本発明の整相アレイパネルアンテナを示す図である。
【図6】 図4及び図5の整相アレイパネルアンテナのアンテナパターンを示す図である。
【図7】 図1及び図4の整相アレイパネルアンテナの合成セクターアンテナパターンを示す図である。
【図8】 図1及び図4の整相アレイパネルアンテナの合成セクターアンテナパターンを示す図である。

Claims (47)

  1. 少なくとも第1のアンテナビームが最大所望の第1の角度でアンテナ側面方向から離れて方向決めされるときグレーティングローブレベルを減少させる方法であって、
    前記第1の角度及び前記第1のアンテナビームのビーム幅を選択することを含む前記第1のアンテナビームの所望の動作属性を選択し、
    前記第1の角度よりも大きな第2の角度で前記アンテナ側面方向から離れて方向決めされるアンテナビームを提供するために適したビーム形成回路及びそれに結合された多数のアンテナ列を有するアンテナシステムを設計し、
    前記ビーム形成回路を実質上変更せずに前記アンテナシステムの設計の列間間隔よりも小さな列間間隔で所定数のアンテナ列を配置して、前記列間間隔が前記動作属性に実質上合致するアンテナビームを提供するために選択され、
    内方列に比較するときに外方列のアンテナエレメント間の減少させた距離と、同じ数のアンテナエレメントとを備えた前記外方列を提供するように前記外方列の少なくとも1つにアンテナエレメントを配置するステップと、
    を備える方法。
  2. 前記第1のアンテナビームが第1の通信モードと関連し、かつ、前記列間間隔は前記第1のアンテナビームよりも広いビーム幅を含む所望の特性を有する第2のアンテナビームを提供するために選択され、そして、前記第2のアンテナビームが第2の通信モードと関連している請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の通信モードが、アナログセルラーフォーマットであり、かつ、前記第2の通信モードがディジタルセルラーフォーマットである請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の角度が、45゜であり、かつ、前記ビーム幅が30゜である請求項1に記載の方法。
  5. 前記アンテナシステムが、8つの実質上重畳しないアンテナビームを形成するために結合された8x8ビーム形成マトリックスを有する8列平面アレイである請求項4に記載の方法。
  6. 前記列間間隔が、 0.25λから0.35λの範囲にある請求項5に記載の方法。
  7. 前記列間間隔は、0.27λである請求項5に記載の方法。
  8. 前記ビーム形成回路は、前記第1の角度と、該第1の角度よりも小さな前記アンテナ側面方向から離れた角度との間で前記第1のアンテナビームを調整可能に方向決めする適応ビーム形成回路である請求項1に記載の方法。
  9. 前記アンテナエレメントを配置するステップが、前記外方列の給電信号の伝搬速度の減速のために、前記外方列のエアーラインバス内に誘電体材質を導入するステップを備える請求項1に記載の方法。
  10. 前記アンテナ列の間に分極多様性をもたらすために前記アンテナシステムの各列にアンテナエレメントを配置するステップをさらに備える請求項1に記載の方法。
  11. 前記実質上変更のないビーム形成回路は、複数のアンテナビームインターフェースを有するビーム形成マトリックスを備え、第1のアンテナビームインターフェースが前記第1のアンテナビームに結合されており、かつ第2のアンテナビームインターフェースが前記第2の角度で前記アンテナ側面方向から離れて方向決めされる前記アンテナビームと関連し、前記第2のアンテナビームインターフェースは、配置されたままで使用されない請求項1に記載の方法。
  12. 少なくとも第1のアンテナビームが、最大所望の第1の角度でアンテナ側面方向から離れて方向決めされるとき、減少したグレーティングローブレベルを提供するのに適したアンテナシステムであって、
    前記第1のアンテナビームと関連した第1の組のインターフェースと、アンテナビームと関連した複数の進行位相を有する複数の第2の組のインターフェースとを有するビーム形成回路を備え、前記複数の進行位相の内の第1の進行位相が前記第1の角度と関連しており、そして、
    それぞれが前記第2の組のインターフェースの1つに結合された複数の被駆動アンテナエレメントを備え、前記複数の進行位相が、前記第1のアンテナビームよりも狭いアンテナビーム及び前記第1の角度よりも大きな第2の角度でアンテナ側面方向から離れて方向決めされる少なくとも1つのアンテナビームを形成し、そして、前記第2の組のインターフェースの内の異なるインターフェースに結合される複数の被駆動アンテナエレメントのそれぞれが、所望のビーム幅を持つ前記第1のアンテナビームを提供するために決定される前記第2の組のインターフェースの異なるものに結合される複数の被駆動アンテナエレメントの次に隣接するアンテナエレメントから距離をあけている、
    ことから成るアンテナシステムにおいて、
    前記複数の被駆動アンテナエレメントは、それぞれが同じ数の個々のアンテナエレメントを含む複数の列のアンテナエレメントを備え、前記複数の被駆動アンテナエレメントの各列が、前記第2の組のインターフェースの異なるものに結合されており、そして、前記アンテナシステムの外方列のアンテナエレメントは、前記アンテナシステムのより中間近くに配置された列に比較して、相互間の距離が減少されているアンテナシステム。
  13. 前記ビーム形成回路は、前記少なくとも1つのインターフェースが1つである複数の第1の組のインターフェースを有するビーム形成マトリックスを備え、そして、前記複数の第1の組のインターフェースの数と前記複数の第2の組のインターフェースの数とが同じである請求項12に記載のアンテナシステム。
  14. 前記複数の第1の組のインターフェースの少なくとも第2のインターフェースが、前記第2の角度でアンテナ側面方向から離れて方向決めされる第2のアンテナビームと関連している請求項13に記載のアンテナシステム。
  15. 前記第2のインターフェースが、前記アンテナシステムによってアンテナビームを形成する際に利用されない請求項14に記載のアンテナシステム。
  16. 前記ビーム形成マトリックスがバトラーマトリックスである請求項13に記載のアンテナシステム。
  17. 前記第1の組のインターフェースの前記数及び前記第2の組のインターフェースの前記数が8であり、そして、4つの前記第1の組のインターフェースは、前記アンテナシステムのアンテナビームによっては利用されない請求項14に記載のアンテナシステム。
  18. 前記ビーム形成回路が、前記第1のアンテナビームを調整可能に方向決めする適応ビーム形成回路から成る請求項12に記載のアンテナシステム。
  19. 前記アンテナシステムの前記列が、エアーラインバスを通して前記第2の組のインターフェースに結合されており、そして、前記アンテナシステムの前記外方列が、前記エアーラインバス内に配置された誘電体を含む請求項13に記載のアンテナシステム。
  20. 前記次に隣接される被駆動アンテナエレメントが間隔をあける距離は、0.25λから0.35λの範囲から選択される請求項13に記載のアンテナシステム。
  21. 前記複数の列が、8列であり、かつ、前記第1の角度が略45゜である請求項20に記載のアンテナシステム。
  22. 前記次に隣接される被駆動アンテナエレメントが間隔をあける距離は、前記第1のアンテナビームを前記第1の角度に方向決めし、かつ所望のビーム幅を持たせるように選択される請求項12に記載のアンテナシステム。
  23. 前記次に隣接される被駆動アンテナエレメントが間隔をあける前記距離は、前記第1のアンテナビームよりも大きなビーム幅を提供する所望の特性を有するようにアンテナビームを形成させるためにまた選択される請求項22に記載のアンテナシステム。
  24. 前記第1のアンテナビームよりも大きな前記アンテナビームは、合成セクターである請求項23に記載のアンテナシステム。
  25. 前記第1のアンテナビームと関連した第1の通信モード、及び、前記第1のアンテナビームよりも大きな前記アンテナビームと関連した第2の通信モードを、さらに備える請求項23に記載のアンテナシステム。
  26. 前記第1の通信モードがアナログセルラー電話通信モードであり、かつ、前記第2の通信モードがディジタルセルラー電話通信モードである請求項25に記載のアンテナシステム。
  27. 前記第1の組のインターフェースが前記ビーム形成回路への信号入力であり、かつ、前記複数の第2の組のインターフェースは、前記ビーム形成回路からの信号出力である請求項12に記載のアンテナシステム。
  28. 前記第1の組のインターフェースは、前記ビーム形成回路からの信号出力であり、前記複数の第2の組のインターフェースは、前記ビーム形成回路への信号入力である請求項12に記載のアンテナシステム。
  29. 所望のアンテナビーム特性を有するマルチビームアンテナを提供する方法であって、
    前記マルチビームアンテナと関連したアンテナビームの数を選択し、そしてここで、該数は2nであり、
    最大所望スキャン角度及びビーム幅を選択することを含む前記アンテナビームの所望動作属性を選択し、
    各アンテナ列がいかなる隣接アンテナ列からも等距離の所定の配列で2n+1のアンテナ列を提供し、そして、
    アンテナビーム信号と関連した第1の組のインターフェース及び前記アンテナビーム信号の進行位相と関連した第2の組のインターフェースを有するビーム形成マトリックスを前記アンテナ列に結合し、そして、第2の組のインターフェースが、それぞれ前記マルチビームアンテナの異なる列に結合され、かつ、前記アンテナ列の間隔が、前記選択された動作属性を前記アンテナビームに備えるように選択され、
    外方列のアンテナエレメント間の距離を減少させる、
    各ステップから成る前記方法において、
    前記アンテナ列の各アンテナ列が、同じ数のアンテナエレメントを備える、前記方法。
  30. 前記ビーム形成マトリックスが2n+1x2n+1バトラーマトリックスである請求項29に記載の方法。
  31. アンテナエレメントの前記数が4である請求項29に記載の方法。
  32. 前記外方列の少なくとも1つのアンテナエレメント間の距離を減少させる圧縮は、前記マルチビームアンテナの外方列の少なくとも1つの前記アンテナエレメントの給電路内に誘電体材質を配置するステップを備える請求項29に記載の方法。
  33. 前記マルチビームアンテナの前記ビーム2 の数が4である請求項29に記載の方法。
  34. 前記マルチビームアンテナの列間隔が0.25λと0.35λの間にある請求項33に記載の方法。
  35. 前記マルチビームアンテナの列間隔は、前記第1の組のインターフェースの複数のものに同じアンテナビーム信号が供給されるとき所望の属性を有するアンテナビームを提供するために選択される請求項33に記載の方法。
  36. 前記同じアンテナビーム信号が供給される前記第1の組のインターフェースの内の前記複数のものは、前記第1の組のインターフェースの前記複数のものの内のあるものに異なって重み付けされる請求項35に記載の方法。
  37. 第1モードの通信信号は、前記第1の組のインターフェースの個々のものに提供され、かつ、第2モードの通信信号は、前記第1の組のインターフェースの前記複数のものに提供される請求項35に記載の方法。
  38. 前記第1モードがAMPSタイプ通信フォーマットであり、かつ、前記第2モードがCDMAタイプ通信フォーマットである請求項37に記載の方法。
  39. 前記第1の組のインターフェースの2n+1−2nインターフェースを終端させるステップをさらに備える請求項29に記載の方法。
  40. マルチプルビームの外方のものと関連したグレーティングローブレベルを減少させたマルチプルビームアンテナシステムであって、
    最大所望スキャン角度及び同じ所望ビーム幅を含む所望動作属性を有する2nアンテナビームと、
    前記所望動作属性を持つアンテナビームを提供するために決定された間隔でいかなる隣接アンテナ列からも等距離に各アンテナ列が離された所定の配列で配置された2n+1アンテナ列と、
    アンテナビーム信号と関連した第1の組のインターフェース、及び前記アンテナ列に結合された前記アンテナビーム信号の進行位相と関連した第2の組のインターフェースを有し、前記第2の組のインターフェースはそれぞれ前記アンテナ列の異なるものに給電路によって結合されるビーム形成マトリックスと、
    から成る前記マルチプルビームアンテナシステムにおいて、
    前記アンテナ列の間隔が、前記所望動作属性を前記アンテナビームに提供するように選択され、少なくとも1つの外側のアンテナ列のアンテナエレメント間の距離を減少させ、前記アンテナ列の各アンテナ列が、同じ数のアンテナエレメントを含むマルチプルビームアンテナシステム。
  41. 前記ビーム形成マトリックスが、2n+1x2n+1バトラーマトリックスである請求項40に記載のシステム。
  42. 前記短いアンテナ列は、前記給電路内に配置された誘電体材質を含む請求項40に記載のシステム。
  43. 数nが2である請求項40に記載のシステム。
  44. 列間隔が0.25λと0.35λの間にある請求項43に記載のシステム。
  45. 列間隔は、0.27λである請求項44に記載のシステム。
  46. 列間隔はまた、前記第1の組のインターフェースの複数のものに同じアンテナビーム信号が提供されるとき、所望の属性を有するアンテナビームを提供するために決定される請求項43に記載のシステム。
  47. 第1モードの通信信号が、第1組のインターフェースの個々のものに提供され、かつ、第2モードの通信信号が、前記第1組のインターフェースの前記複数のものに提供される請求項46に記載のシステム。
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