JP4943471B2 - コネクタ及びコネクタ用ロックリング - Google Patents

コネクタ及びコネクタ用ロックリング Download PDF

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本発明はコネクタ及びコネクタ用ロックリングに関し、適切な締め付け力を確保するものに関する。
一対の接続ラインの端子同士を電気接続するコネクタにおいて、ねじ機構の羅合により係合するロックリング機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えば一方のコネクタハウジングの外周に設けられた外ねじロックリングと他方のコネクタハウジングの外周に設けられた内ねじロックリングに、それぞれ雄ねじ部、雌ねじ部を形成し、ロックリング同士を相対的に回転させてねじ部を羅合することにより雄・雌コネクタ同士が抜けない様に固定する。このようなロックリングは、一般的に、銅合金(真鋳)にニッケルメッキを施したものが使用されている。雄ねじ部、雌ねじ部は、それぞれ5,6周程度の長さを有している。
一般的に、M12サイズ、4ピン・5ピン・8ピンコネクタと呼ばれている丸型コネクタは、国際規格である国際電気標準会議規格書のIEC61076−2−101に準拠している。この種のコネクタにおいては、外ねじロックリングと内ねじロックリングを羅合させた際に、コネクタ同士の抜けを防止することや、コネクタ同士を密着させて所望(例えばIEC60529のIP67グレード)の防塵防水特性を維持させることが求められる。
特開2007−103046号公報
しかしながら、上記の技術では以下のような問題がある。すなわち、接続の際にロックリング同士の締め付けすぎや締め付け不足が生じることがあり、接触不良やコネクタの損傷の原因となっている。これらの問題を防止するには、ロックリングの羅合による接続作業の際にトルクゲージ等を用いる必要が生じ、接続作業に時間が掛かり効率性を欠くという新たな問題が発生する。
そこで、本発明は、接続作業を容易とするとともに、適切な締付けが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明の一形態に係るコネクタは、第1の接続ラインの先端部分の外周に設けられ、第1のねじ部が設けられた内周面を有する第1のロックリングと、前記第1の接続ラインに接続される第2の接続ラインの先端部分の外周に設けられ、第2のねじ部が設けられた外周面を有する第2のロックリングと、を備え、前記第1のロックリング及び前記第2のロックリングは、それぞれ成形により一体に形成された成形品であり、前記第1のロックリング及び第2のロックリングの一方の端面の周上の所定位置に、前記ロックリングの軸方向において他方側に向かって突出する凸部が一体形成され、前記第1のロックリング及び第2のロックリングの他方の前記端面と対向する端面の周上の所定位置に、前記ロックリングの軸方向に凹み前記凸部が係合可能な凹部が形成され、前記第1のロックリング及び前記第2のロックリングが相対的に回転して前記第1のねじ部と前記第2のねじ部とが羅合され、所定位置に至ると、前記凸部が前記凹部に係合することにより、第1のロックリングと第2のロックリングとの、前記軸方向の位置決め及び前記端面の外周方向の位置決めがなされることを特徴とする。
本発明によれば、接続作業を容易とするとともに、適切な締付けが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るコネクタの構成を示す斜視図。 同実施形態に係るコネクタの構成を示す側面図。 同実施形態に係る第1のコネクタの構成を示す側面図。 同実施形態に係る第2のコネクタの構成を示す側面図。 同実施形態に係るコネクタの接続工程を示す説明図。 同実施形態に係るコネクタの接続工程を示す説明図。
以下、本発明の一実施形態について、図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るコネクタの斜視図であり、図2は平面図、図3及び図4は端面を示す側面図である。図中矢印X,Y,Zはそれぞれ互いに直交する3方向を示す。また、各図において説明のため、適宜構成を拡大、縮小または省略して示している。
コネクタ1は、第1及び第2の接続ラインとしての一対の電気ケーブル11,21を電気接続するための、例えばM8またはM12サイズのFA用のコネクタである。コネクタ1は、国際規格である国際電気標準会議規格書のNo.IEC61076−2−101(電子機器のコネクタ−製品要求事項−第2−101部:円形コネクタ−ねじロック付きM12コネクタ)、No.IEC60529(エンクロージャやコネクタ類の防塵や防滴・防水保護等級<IPコード>)のIP67グレードを満たしている。このコネクタ1は、上記国際規格IEC61076−2−101に準拠して製造された全てのM12サイズのコネクタとの互換性を有している。
図1及び図2に示すコネクタ1は、第1のコネクタ10と第2のコネクタ20とで構成される。電気ケーブル11,21は、それぞれ銅線が被覆されてなる複数本のリード線11a、21aが束ねられ、さらに例えば塩化ビニル樹脂等からなる外皮体11b,21bで被覆されて構成されている。外皮体11bの端部には、雌コンタクトホルダ13を保持するハウジング12が連続して一体に成形されている。外皮体21bの端部には、雄コンタクトホルダ23を保持するハウジング22が連続して一体に成形されている。複数のリード線11aの先端側はそれぞれ端子孔13a〜13d内の雌コンタクトに電気接続されている。複数のリード線21aの先端側はそれぞれ雄コンタクト23a〜23dに電気接続されている。
図1乃至図3に示すように、第1のコネクタ10は、第1の接続ラインとしての一方の電気ケーブル11の端部に設けられて各リード線11aに接続される雌コンタクトホルダ13と、雌コンタクトホルダ13の外周に装着された内ねじロックリング30(第1のロックリング)と、を備えている。
雌コンタクトホルダ13は例えばPBT樹脂からなる円柱状を成し、先端面には軸心方向に形成された端子孔13a〜13dが形成されている。この端子孔13a〜13dに4本のリード線11aがそれぞれ接続されている。
雌コンタクトホルダ13の先端における周縁部分の所定箇所には、径方向中心側に凹む位置決め溝13eが形成されている。位置決め溝13eは、後述する位置決め突起23eと係合することにより、複数の端子孔13a〜13dと複数の雄コンタクト23a〜23dとが互いに適切に対応するように位置決めする機能を果たす。
雌コンタクトホルダ13の基端側であって端部から離間した位置に、外周面が大径に構成された保持フランジ部13fが形成されている。保持フランジ部13f近傍における雌コンタクトホルダ13の外周にはOリング16が装着されている。
内ねじロックリング30は、例えばアルミニウム合金、マグネシウム合金などからなる金属ダイキャスト成形品や、例えばPBT(ポリブチレンテレフタート)、PA(ポリアミド)、POM(ポリアセタール)などの合成樹脂成形品である。内ねじロックリング30は、雌コンタクトホルダ13の外周に設けられる大径の筒状の雌側操作部31と、雌側操作部31の基端側に連続して設けられる小径の筒状の雌側保持部32とを一体に備えて構成されている。
雌側保持部32の基端部には内周面が保持フランジ部13fよりも小径に構成された保持突部35を備えている。
この保持突部35と保持フランジ部13fとが係合することにより、第1のロックリングが雌コンタクトホルダ13に回転可能に装着されている。
保持突部35は、ハウジング12の端面12aと保持フランジ部13fとの間で移動可能となっている。すなわち、内ねじロックリング30は雌コンタクトホルダ13に対して、軸方向に所定距離移動可能に装着されている。
雌側操作部31の内周面には、ねじ溝が螺旋状に形成された雌ねじ部31c(第1のねじ部)が設けられている。雌側操作部31の外周面に凹凸を有する操作面31aが形成されている。この凹凸により、操作者が内ねじロックリング30を操作し易くなる(回転しやすくなる)。
内ねじロックリング30の端面31bにおいて、その円周上に複数の凹部33,33が形成されている。ここでは、一例として、互いに180度ずれた2箇所にそれぞれ凹部33,33が形成されている場合を示す。端面31bは外ねじロックリング40の雄側操作部41の端面41bに対向する。内ねじロックリング30の回転動作に伴って、凹部33,33が螺旋軌道に沿って移動する。
内ねじロックリング30と外ねじロックリング40を相対的に回転して羅合させていくと、内ねじロックリングの端面31bの凹部33,33が外ねじロックリング40の端面41b(面)に突き当る。その突き当った所定の位置に凸部43,43を配置する。この外ねじロックリングの凸部43,43と内ねじロックリングの凹部33,33が噛合った地点が適正締付け位置である。
図1、図2及び図4に示す第2のコネクタ20は、第2の接続ラインとしての他方の電気ケーブル21の端部に設けられた雄コンタクトホルダ23と、雄コンタクトホルダ23の外周に装着された外ねじロックリング40とを備えている。
雄コンタクトホルダ23は、各リード線21aに接続される4つの雄コンタクト23a〜23dと、例えばPBT樹脂から円管状に形成され雄コンタクト23a〜23dを囲む雄コンタクトホルダ23とを備えて構成されている。
雄コンタクトホルダ23の先端部分には、外周面が大径となる係合フランジ部23fが設けられている。この係合フランジ部23fと外ねじロックリング40の端面とが係合することにより、外ねじロックリング40が雄コンタクトホルダ23に回転可能に装着される。第2ロックリング40はハウジング22の端面22aと雄コンタクトホルダのフランジ部23fとの間において軸方向に所定距離移動可能に装着されている。
雄コンタクトホルダ23の周縁部分の所定箇所には、径方向中心側に突出する位置決め突起23eが形成されている。位置決め突起23eに位置決め溝13eが配置されて位置決めされることにより複数の端子孔13a〜13dと複数の雄コンタクト23a〜23dとが互いに適切に対応するように位置決めされる。
外ねじロックリング40は、例えばアルミニウム合金、マグネシウム合金などからなる金属ダイキャスト成形品や、例えばPBT(ポリブチレンテレフタート)、PA(ポリアミド)、POM(ポリアセタール)などの合成樹脂成形品である。外ねじロックリング40は、雄コンタクトホルダ23の外周に設けられる小径の筒状の雄側保持部42と、雄側保持部42の基端側に連続して形成された大径の筒状の雄側操作部41とを一体に備えて構成されている。
雄側保持部42の外周面には、ねじ山が螺旋状に形成された雄ねじ部42a(第2のねじ部)が設けられている。雄側操作部41の外周面は、回転操作の際に操作しやすくするための凹凸が形成された操作面41aが形成されている。
なお、雄側保持部42の外径は雌側操作部31の内径よりも僅かに小さく構成され、雌側操作部31の操作面31aと雄側操作部41の操作面41aは同形状を成している。凹部33に凸部43が嵌って締付け位置決めされた場合に、操作面31a、41aの凹凸形状が軸方向に連続するようになっている(図6に示す)。
雄側操作部41の環状の端面41bにおいて、その円周上に複数の凸部43,43が形成されている。ここでは、一例として、互いに180度ずれた2箇所にそれぞれ凸部43,43が形成されている場合を示す。端面41bは内ねじロックリング30の雌側操作部31の端面31bに対向する。外ねじロックリング40の回転動作に伴って、凸部43,43が螺旋軌道に沿って移動する。
内ねじロックリング30と外ねじロックリング40を相対的に回転して羅合させていくと、内ねじロックリングの端面31bの凹部33,33が外ねじロックリング40の端面41b(面)に突き当る。その突き当った所定の位置に凸部43,43を配置する。この外ねじロックリングの凸部43,43と内ねじロックリングの凹部33,33が噛合った地点が適正締付け位置である。
以下、本実施形態にかかるコネクタの接続動作について、図1、図2、図4及び図5を参照して説明する。
まず、図1に示す解除状態から、電気ケーブル11,21のハウジング12、22を把持し、位置決め突起23eが位置決め溝13eに嵌るように位置を合わせながら、図中Xに沿う軸心方向(挿入方向)に沿って、電気ケーブル11,21を相対移動させる。
以上により、図5に示すように、端子孔13a〜13dに雄コンタクト23a〜23dが挿入されるとともに、雄コンタクトホルダ23に雌コンタクトホルダ13が挿入され、挿入動作が完了する。以上により、複数の雄コンタクト23a〜23dが端子孔13a〜13d内にそれぞれ位置決めされ、電気的に接続される。
このとき、雌コンタクトホルダ13に設けられたOリング16に、係合フランジ部23fの端面が押し付けられることにより、密着する。
このとき、内ねじロックリング30及び外ねじロックリング40は、それぞれ雌コンタクトホルダ13及び雄コンタクトホルダ23の周りで軸方向に移動可能かつ回転可能に装着されている。
続いて、図5の矢印で示すように、操作者は、操作部41,31をつまみ、外ねじロックリング40を内ねじロックリング30の内部に挿入しながら、内ねじロックリング30及び外ねじロックリング40を互いに逆回転させることにより、雌ねじ部31cと雄ねじ部42aとを羅合させる。
これにより、内ねじロックリング30及び外ねじロックリング40が回転しながら軸方向に少しずつ移動する。このとき、凹部33と凸部43はそれぞれ螺旋軌道に沿って移動しながら近づいていく。なお、図1及び図5においては内ねじロックリング30及び外ねじロックリング40が軸方向においてハウジング12,22側に位置した状態を示し、図2及び図6においては内ねじロックリング30及び外ねじロックリング40が軸方向先端側に位置した状態を示している。
図6に示すように、凸部43が所定位置まで移動すると、凹部33内に嵌る。この位置が適正締め付け位置となる。このとき、操作者は「カチッ」というクリック音を聞くことができると同時に作動感を指に感じることができる。さらに、この適正な締め付け位置からさらに締め付ける方向にも、緩める方向にも、通常の操作力では簡単には回転できない。このため、操作部31,41をつまんで回転させる操作者は、適切な位置まで羅合がなされたことが把握できるとともに、締め付けすぎや締め付け不足が防止される。又、当該適正な締付け位置にあれば外部からの振動や衝撃があっても緩むことはない。
本実施形態にかかるコネクタ1によれば、以下のような効果が得られる。すなわち、凹部33と凸部43とにより、内ねじロックリング30及び外ねじロックリング40の締め付けの際の位置決めを可能とし、締め付けすぎや締め付け不足を防止できる。したがって、締め付け不足によって生じる接触不良や浸水を防ぐことができる。また、締め付けすぎを防止することにより、コネクタの破損やコネクタ同士が外れなくなることを防止できる。当該凹部33と凸部43を31b及び41bの円周上に設けたことにより、常に適切な締付け力を確保出来るためにトルクゲージ等を用いる必要がなくなる。
また、本実施形態にかかるコネクタ1は、本発明による効果は得られないものの同様の規格に準拠して製造された他のコネクタとも互換性を有しているため、汎用性が確保できる。
内ねじロックリング30及び外ねじロックリング40を樹脂成形したものにすれば酸化を防止できるし、軽量化が図れる。また、金属及び樹脂製に関わらず外ねじロックリング40のねじ山の数を通常の5〜6山を3〜4山に減らしても十分な防塵・防水特性(例えばIEC60529のIP67グレード)を確保することが出来る。このため、組み付けの作業時間を短縮できる。
さらに、本実施形態にかかるコネクタ1は、内ねじロックリング30及び外ねじロックリング40を樹脂成形あるいは金属のダイキャスト成形などの成形品で構成したことにより、金属の切削等により製造する場合に比べて製造手順が容易であり製造コストを低減できる。
なお、本発明は上記各実施形態で例示したものに限られるものではなく、適宜変更可能である。例えば、上記実施形態では、内ねじロックリング30に凹部33を形成し、外ねじロックリング40に凸部43を形成した場合について例示したが、凹部と凸部の配置は逆であってもよい。すなわち、内ねじロックリング30に凸部を形成し、外ねじロックリング40に凹部を形成してもよい。また、上記実施形態では凹部33及び凸部43を2箇所に形成した場合を示したが、これに限られるものではなく、例えば一箇所のみ、または3箇所以上に設けてもよい。
この他、本発明は、実施段階においてその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
コネクタ1、10…第1のコネクタ(ソケット)、11.21…電気ケーブル、
11a.21a…リード線、11b.21b…外皮体、12…雌側ハウジング、
12a…端面、13…雌コンタクトホルダ、13a〜13d…端子孔及び雌コンタクト、13e…位置決め溝、13f…保持フランジ部、16…Oリング、20…第2のコネクタ(プラグ)、22…雄側ハウジング、22a…端面、23…雄コンタクトホルダ、23a〜23d…雄コンタクト、23e…位置決め突起、23f…係合フランジ部、
30…内ねじロックリング(第1のロックリング)、31…雌側操作部、
31a…操作面、31b…端面、32…雌側保持部、33…凹部、35…保持突部、40…外ねじロックリング(第2のロックリング)、41…雄側操作部、
41a…操作面、41b…端面、42…雄側保持部、43…凸部。

Claims (3)

  1. 第1の接続ラインの先端部分の外周に設けられ、第1のねじ部が設けられた内周面を有する第1のロックリングと、前記第1の接続ラインに接続される第2の接続ラインの先端部分の外周に設けられ、第2のねじ部が設けられた外周面を有する第2のロックリングと、を備え、
    前記第1のロックリング及び前記第2のロックリングは、それぞれ成形により一体に形成された成形品であり、前記第1のロックリング及び第2のロックリングの一方の端面の周上の所定位置に、前記ロックリングの軸方向において他方側に向かって突出する凸部が一体形成され、前記第1のロックリング及び第2のロックリングの他方の前記端面と対向する端面の周上の所定位置に、前記ロックリングの軸方向に凹み前記凸部が係合可能な凹部が形成され、
    前記第1のロックリング及び前記第2のロックリングが相対的に回転して前記第1のねじ部と前記第2のねじ部とが羅合され、所定位置に至ると、前記凸部が前記凹部に係合することにより、第1のロックリングと第2のロックリングとの、前記軸方向の位置決め及び前記端面の外周方向の位置決めがなされることを特徴とするコネクタ。
  2. 国際規格IEC61076−2−101に準拠しており、前記国際規格IEC61076−2−101に準拠して製造された他のコネクタとの互換性を有しているとともに、
    前記第1のロックリング及び前記第2のロックリングは、樹脂成形あるいは金属のダイキャスト成形の成形品で構成され、
    前記凸部及び前記凹部は、第1のロックリングまたは第2のロックリングの前記端面の周方向においてそれぞれ複数設けられ、
    前記凸部が前記凹部に係合することにより、第1のロックリングと第2のロックリングとの、前記軸方向の位置決め及び前記端面の外周方向の位置決めがなされるとともに作動感及び作動音が発生することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 第1の接続ラインの先端部分の外周に設けられ、第1のねじ部が設けられた内周面を有する第1のロックリングと、
    前記第1の接続ラインに接続される第2の接続ラインの先端部分の外周に設けられ、第2のねじ部が設けられた外周面を有する第2のロックリングと、を備え、
    前記第1のロックリング及び前記第2のロックリングは、それぞれ成形により一体に形成された成形品であり、前記第1のロックリング及び第2のロックリングの一方の端面の周上の所定位置に、前記ロックリングの軸方向において他方側に向かって突出する凸部が一体形成され、前記第1のロックリング及び第2のロックリングの他方の前記端面と対向する端面の周上の所定位置に、前記ロックリングの軸方向に凹み前記凸部が係合可能な凹部が形成され、
    前記第1のロックリング及び前記第2のロックリングが相対的に回転して前記第1のねじ部と前記第2のねじ部とが羅合され、所定位置に至ると、前記凸部が前記凹部に係合することにより、第1のロックリングと第2のロックリングとの、前記軸方向の位置決め及び前記端面の外周方向の位置決めがなされるとともに作動感及び作動音が発生することを特徴とするコネクタ用ロックリング。
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