JP4943153B2 - 難燃性組成物 - Google Patents

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Description

本発明はワイヤおよびケーブル用途に有用な難燃性組成物に関するものである。本発明は、難燃性組成物から作製されたワイヤおよびケーブル構造にも関する。その上、本発明の難燃性組成物は一般に、難燃性を必要とする用途、たとえば押出または熱成形シート、射出成形品、コーティング織物、構造(たとえば屋根用膜および壁装材)、および自動車用品に有用である。
一般に包囲された空間、たとえば自動車、船舶、ビル、および工場で使用するためのケーブルは難燃性でなければならない。ケーブルの難燃性性能は、ケーブル絶縁体または外側ジャケットを難燃性添加剤およびポリマー材料のブレンドから作製することによって達成されることが多い。
難燃性添加剤およびポリマーとのその使用機構の例は、Menachem Lewis & Edward D. Weil, Mechanisms and Modes of Action in Flame Retardancy of Polymers、in FIRE RETARDANT MATERIALS 31-68(A. R. Horrocks & D. Price eds., 2001)およびEdward D. Weil, Synergists, Adjuvants, and Antagonists in Flame-Retardant Systems, in FIRE RETARDANCY OF POLYMERIC MATERIALS 115-145(A. Grand and C. Wilke eds., 2000)に述べられている。
ポリオレフィンベース組成物で使用するための難燃性添加剤は、金属水酸化物およびハロゲン化化合物を含む。有用な金属水酸化物は、マグネシウムヒドロキシドおよびアルミニウムトリヒドロキシドを含み、そして有用なハロゲン化化合物は、エチレンビス(テトラブロモフタルイミド)およびデカブロモジフェニルオキシドを含む。
難燃性添加剤は添加剤から作製されたまたは添加剤を含有するポリマー組成物の燃焼を阻止する1つ以上の機構によって作用するが、金属水酸化物は燃焼中の加熱時に水を吸熱的に遊離する。金属水酸化物はポリオレフィンベース組成物中で使用されると、不都合なことに高い処理温度にて水を遊離し、それにより絶縁層またはジャケット層の構成および押出に悪影響を及ぼすことがある。意味深長なことに、水のそのような解離は、組成物の発泡も引き起こし、それによって絶縁層またはジャケット層に起伏表面または空隙を生じさせることがある。
ポリオレフィンベース組成物中の難燃性添加物の量は、組成物の難燃性性能に直接影響を及ぼしうるため、組成物中に高レベルの難燃性添加剤を使用する必要があることが多い。たとえばワイヤおよびケーブル組成物は、70重量パーセントもの無機充填剤または25重量パーセントものハロゲン化添加剤を含有できる。不都合なことに、高レベルの難燃性添加剤の使用は高価であり、組成物の処理を低下させるのはもちろんのこと、絶縁層またはジャケット層の電気的、物理的および機械的特性も低下させうる。したがってコスト、処理特徴、および他の特性に対して難燃性性能のバランスを取ることが必要である。
EP 0 370 517 B1、EP 1 052 534A1、WO 00/52712、WO 00/66657、WO 00/68312、およびWO01/05880は、各種のポリマーの燃焼特徴を改善するための、各種の粘土および他の層状シリケートの使用について述べている。これらの参考文献のいずれも、合成マガディアイト(magadiite)の使用を教示していない。特にWO01/05880は、天然由来マガディアイトおよび他のスメクチック(smectic)粘土鉱物と比較した場合に、モンモリロナイトを好んでいる。
天然由来粘土、シリケート、および他の無機物質に関しては、純度、外観、および物理的特性は非常に可変性である。これらの特性はすべて、地理的供給源および処理方法によって変わる。実際に特性の変動は、同じ鉱山の異なる場所から採取された物質間に存在することがある。外観に関しては、天然由来粘土および層状シリケートは通常、望ましくない色を有する。適切なグレードの天然由来粘土および層状シリケートを生産するための高いコストは、特性の変動と結びついている。これらのコストは、物質の採掘、精製および輸送に直接起因している。
マガディアイトは天然由来層状シリケートとして、一部の湖底堆積物中に見出される。当初はケニアのマガディで発見された。マガディアイトの代表的な構造は、単位格子式M2Si1429を有し、式中Mは置換性カチオンである。天然由来マガディアイトは各種の不純物を含有し、それらはその格子式によって表現されない。
従来の組成物に勝る所望の処理特性およびコスト上の利点を有すると同時に、所望の難燃性性能を保持するポリオレフィンベースの難燃性組成物が必要とされる。さらに詳細には、一貫した特性を備えた添加物を利用するポリオレフィンベースの難燃性ケーブル組成物が必要とされる。
本発明は、ポリオレフィンポリマーと、合成マガディアイトと、難燃剤とを含む難燃性組成物である。本発明は、難燃性組成物から調製したコーティングはもちろんのこと、ワイヤまたはケーブルにコーティングを塗布することによって作製したワイヤおよびケーブル構造も含む。本発明は、難燃性組成物から調製した物品、たとえば押出シート、熱成形シート、射出成形品、コーティング織物、屋根用膜、および壁装材も含む。
ワイヤまたはケーブルにコーティングを塗布することによって作製できる適切なワイヤおよびケーブル構造は:(a)銅の電話ケーブル、同軸ケーブル、ならびに中および低電圧電源ケーブルのための絶縁又はジャケットと、(b)光ファイバーバッファおよびコアチューブとを含む。適切なワイヤおよびケーブル構造の他の例は、ELECTRIC WIRE HANDBOOK(J. Gillett & M. Suba, eds.,1983)およびPOWER AND COMMUNICATION CABLES THEORY AND APPLICATIONS(R.Bartnikas & K. Srivastava eds., 2000)に述べられている。その上、適切なワイヤおよびケーブル構造の追加の例は、当業者に容易に理解できるはずである。これらの構造のどれも、本発明の組成物によって好都合にコーティングできる。
本発明の難燃性組成物は、ポリオレフィンポリマーと、合成マガディアイトと、難燃剤とを含む。適切なポリオレフィンポリマーは、ポリエチレンポリマー、ポリプロピレンポリマー、そのブレンドを含む。
ポリエチレンポリマーは、その用語が本明細書で使用されるように、エチレンのホモポリマーまたはエチレンおよびわずかな割合の3〜12個の炭素原子、好ましくは4〜8個の炭素原子を有する1又はそれ以上のアルファオレフィン、場合によりジエンのコポリマーまたはホモポリマーおよびコポリマーのブレンドである。混合物は、機械的ブレンドまたはインサイチューブレンドでありうる。アルファオレフィンの例は、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、および1−オクテンである。ポリエチレンは、エチレンおよび不飽和エステル、たとえばビニルエステル(たとえばビニルアセテートまたはアクリルまたはメタクリル酸エステル)のコポリマーまたはエチレンおよびビニルシラン(たとえばビニルトリメトキシシランおよびビニルトリエトキシシラン)のコポリマーでもよい。
ポリエチレンは均質性または不均質性でありうる。均一性ポリエチレンは通常、1.5〜3.5の範囲の多分散性(Mw/Mn)および本質的に一様なコモノマー分散を有し、示差走査熱量計によって測定された単一で比較的低い融点を特徴とする。不均質ポリエチレンは通常、3.5より大きい多分散性(Mw/Mn)を有し、一様なコモノマー分散が欠如している。Mwは重量平均分子量として定義され、Mnは数平均分子量として定義される。
ポリエチレンは0.860〜0.970グラム/立方センチメートルの範囲の密度を有し、好ましくは0.870〜0.930グラム/立方センチメートルの範囲の密度を有する。それらは0.1〜50グラム/10分の範囲のメルトインデックスも有することがある。ポリエチレンがホモポリマーである場合、そのメルトインデックスは好ましくは0.75〜3グラム/10分の範囲にある。メルトインデックスは、ASTM D-1238, Condition Eの下で決定され、190℃および2160グラムにて測定される。
低圧および高圧工程は、ポリエチレンを製造することができる。それらは従来の技法によって、気相工程において、または液相工程(すなわち溶液またはスラリー工程)において製造できる。低圧工程は通例、1000ポンド/平方インチ(「psi」)以下の圧力にて実施されるのに対して、高圧工程は通例、15,000psi以上の圧力にて実施される。
これらのポリエチレンを調製するための代表的な触媒系は、マグネシウム/チタンベース触媒系、バナジウムベース触媒系、クロムベース触媒系、メタロセン触媒系、および他の遷移金属触媒系を含む。これらの触媒系の多くは、Ziegler−Natta触媒系またはPhillips触媒系と呼ばれることが多い。有用な触媒系は、シリカアルミナ支持体上でクロムまたはモリブデンオキシドを使用する触媒を含む。
有用なポリエチレンは、高圧工程によって作製されたエチレンの低密度ホモポリマー(HP−LDPE)、リニア低密度ポリエチレン(LLDPE)、超低密度ポリエチレン(VLDPE)、超超低密度ポリエチレン(ULDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、およびメタロセンコポリマーを含む。
高圧工程は通例、フリーラジカル開始重合であり、管状リアクターまたは攪拌オートクレーブ内で実施される。管状リアクターにおいて、圧力は25,000〜45,000psiの範囲内であり、温度は200〜350℃の範囲内である。攪拌オートクレーブにおいて、圧力は10,000〜30,000psiの範囲内であり、温度は175〜250℃の範囲内である。
エチレンおよび不飽和エステルより成るコポリマーは周知であり、従来の高圧技法によって調製できる。不飽和エステルはアルキルアクリレート、アルキルメタクリレート、またはビニルカルボキシラートでありうる。アルキル基は1〜8個の炭素原子、そして好ましくは1〜4個の炭素原子を有することができる。カルボキシラート基は、2〜8個の炭素原子、そして好ましくは2〜5個の炭素原子を有することができる。エステルコモノマーによるコポリマーの部分は、コポリマーの重量に基づいて5〜50重量パーセントの範囲内が可能であり、そして好ましくは15〜40重量パーセントの範囲内である。アクリレートおよびメタクリレートの例は、エチルアクリレート、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、t−ブチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリレート、および2−エチルヘキシルアクリレートである。ビニルカルボキシラートの例は、ビニルアセテート、ビニルプロピオナート、およびビニルブタノアートである。エチレン/不飽和エステルコポリマーのメルトインデックスは、0.5〜50グラム/10分の範囲が可能であり、好ましくは2〜25グラム/10分の範囲である。
エチレンおよびビニルシランのコポリマーも使用できる。適切なシランの例は、ビニルトリメトキシシランおよびビニルトリエトキシシランである。そのようなポリマーは通例、高圧工程を使用して作製される。そのようなエチレンビニルシランコポリマーの使用は、水分架橋型組成物が要求される場合に望ましい。場合により、水分架橋型組成物は、フリーラジカル開始剤の存在下でビニルシランがグラフトされたポリエチレンを使用して得ることができる。シラン含有ポリエチレンを使用する場合、調合物中に架橋性触媒(たとえばジブチルチンジラウラートまたはドデシルベンゼンスルホン酸)あるいは他のルイス酸またはブレンステッド酸または塩基触媒を含むことも望ましい。
VLDPEまたはULDPEは、エチレンおよび3〜12個の炭素原子、そして好ましくは3〜8個の炭素原子を有する1又はそれ以上のアルファオレフィンのコポリマーでありうる。VLDPEまたはULDPEの密度は、0.870〜0.915グラム/立方センチメートルの範囲が可能である。VLDPEまたはULDPEのメルトインデックスは0.1〜20グラム/10分の範囲が可能であり、好ましくは0.3〜5グラム/10分の範囲である。エチレン以外の(複数の)コモノマーによるVLDPEまたはULDPEの部分は、コポリマーの重量に基づいて1〜49重量パーセントの範囲が可能であり、好ましくは15〜40重量パーセントの範囲である。
第3のコモノマー、たとえば別のアルファオレフィンまたはジエン、たとえばエチリデンノルボルネン、ブタジエン、1,4−ヘキサジエン、またはジシクロペンタジエンを含むことができる。エチレン/プロピレンコポリマーは一般にEPRと呼ばれ、エチレン/プロピレン/ジエンターポリマーは一般にEPDMと呼ばれる。第3のコモノマーはコポリマーの重量に基づいて1〜15重量パーセントの量で存在可能であり、好ましくは1〜10重量パーセントの量で存在する。コポリマーがエチレンを含めて2つまたは3つのコモノマーを含有することが好ましい。
LLDPEはVLDPE、ULDPE、およびMDPEを含むことが可能であり、それらは線状でもあるが、一般に0.916〜0.925グラム/立方センチメートルの範囲の密度を有する。エチレンおよび3〜12個の炭素原子、好ましくは3〜8個の炭素原子を有する1又はそれ以上のアルファオレフィンのコポリマーでもよい。メルトインデックスは1〜20グラム/10分の範囲が可能であり、好ましくは3〜8グラム/10分の範囲である。
どのポリプロピレンもこれらの組成物で使用できる。例はプロピレンのホモポリマー、プロピレンおよび他のオレフィンのコポリマー、ならびにプロピレン、エチレン、およびジエン(たとえばノルボルナジエンおよびデカジエン)のターポリマーを含む。さらにポリプロピレンは、他のポリマー、たとえばEPRまたはEPDMと共に分散またはブレンドできる。適切なポリプロピレンは、TPE、TPOおよびTPVを含む。ポリプロピレンの例は、POLYPROPYLENE HANDBOOK:POLYMERIZATION, CHARACTERIZATION, PROPERTIES, PROCESSING, APPLICATIONS 3-14,113-176(E. Moore, Jr. ed., 1996)に述べられている。
合成マガディアイトは、WO01/83370に開示された方法または他の適切な方法によって調製できる。合成マガディアイトプレートは、0.9ナノメートルの厚さおよび200〜1000ナノメートルサイズの範囲の直径を有するべきである。合成マガディアイトスタック(synthetic magadiite stacks)は、好ましくは0.9〜200ナノメートル、さらに好ましくは0.9〜150ナノメートル、なおさらに好ましくは0.9〜100ナノメートル、最も好ましくは0.9〜30ナノメートルの厚さを有するべきである。
好ましくは、合成マガディアイトは合成板状マガディアイトを含有する。さらに好ましくは、合成マガディアイトは、50重量パーセントより多い合成板状マガディアイトを含有する。なおさらに好ましくは、合成マガディアイトは、80重量パーセントより多い合成板状マガディアイトを含有する。最も好ましくは、合成マガディアイトは90重量パーセントより多い合成板状マガディアイトを含有する。
合成マガディアイトは、調合物全体に基づいて0.1重量パーセント〜15重量パーセントの濃度にて組成物中で有効である。好ましくは、合成マガディアイトは、0.5重量パーセント〜10重量パーセントの量で存在する。
マガディアイトの一部のカチオン(たとえばナトリウムイオン)は、マガディアイトを有機カチオン含有化合物で処理することによって、有機カチオンと交換できる。ワイヤおよびケーブル組成物では、好ましい交換カチオンはイミダゾリウム、ホスホニウム、アンモニウム、アルキルアンモニウム、ジアルキルアンモニウム、トリアルキルアンモニウム、およびテトラアルキルアンモニウムである。適切なアンモニウム化合物の例は、ジ(水素化タローアルキル)ジメチルアンモニウムである。好ましくは、カチオン性コーティングは、マガディアイトおよびカチオン性コーティングの総重量に基づいて15〜50重量パーセントで存在する。最も好ましい実施形態において、カチオン性コーティングは、マガディアイトおよびカチオン性コーティングの総重量に基づいて、30重量パーセント超で存在する。別の好ましいアンモニウムコーティングは、オクタデシルアンモニウムである。
組成物は、ポリオレフィンポリマーとマガディアイトとの間の適合性を改善するためのカップリング剤を含有できる。カップリング剤の例は、シラン、チタナート、ジルコナート、およびマレイン酸無水物をグラフトされた各種のポリマーを含む。他のカップリング技術は、当業者に容易に理解できるはずであり、本発明の範囲内と見なされる。
適切な難燃剤は、金属水酸化物、ハロゲン化難燃剤、および他の既知の難燃剤である。好ましい金属水酸化物化合物は、アルミニウムトリヒドロキシド(ATHまたはアルミニウムトリヒドラートとしても既知)およびマグネシウムジヒドロキシド(マグネシウムヒドロキシドとしても既知)である。好ましいハロゲン化難燃剤は、臭素化難燃剤および塩素化難燃剤である。
難燃剤が金属水酸化物であるとき、その表面はシラン、チタナート、ジルコナート、カルボン酸、およびマレイン酸無水物グラフトポリマーを含む1又はそれ以上の物質によってコーティングできる。平均粒径は、0.1マイクロメートル未満〜50マイクロメートルの範囲である。ある場合において、ナノスケール粒径を有する金属水酸化物を使用することが望ましい。金属水酸化物は天然由来でも合成でもよい。
難燃性組成物は他の難燃性添加剤を含有することがある。他の適切な非ハロゲン化難燃性添加剤は、赤リン、シリカ、カルシウムカーボネート、アルミナ、チタンオキシド、タルク、粘土、有機修飾粘土、亜鉛ボラート、アンチモントリオキシド、ウォラストナイト、マイカ、シリコーンポリマー、ホスフェートエステル、ヒンダードアミン安定剤、アンモニウムオクタモリブダート、膨張性化合物またはブレンド、および拡張グラファイトを含む。適切なハロゲン化難燃性添加剤は、デカブロモジフェニルオキシド、デカブロモジフェニルエタン、エチレン−ビス(テトラブロモフタルイミド)、およびデクロランプラス(dechlorane plus)を含む。
加えて、組成物は他の添加剤、たとえば抗酸化剤、安定剤、発泡剤、カーボンブラック、顔料、加工助剤、過酸化物、硬化促進剤、粘土、他の層状シリケートを含有し、充填剤を処理するための界面活性剤が存在することがある。その上、組成物は熱可塑性であるか、架橋されている。
好ましい実施形態において、難燃性組成物は(a)ポリエチレンポリマーおよびポリプロピレンポリマーから成る群より選択されるポリオレフィンポリマーと、(b)50重量パーセントより多い合成板状マガディアイトを含有する合成マガディアイトと、(c)アルミニウムトリヒドロキシドおよびマグネシウムジヒドロキシドから成る群より選択される金属水酸化物とを含む。
本発明の別の実施形態において、本発明は難燃性組成物から調製されるコーティングである。
本発明のなお別の実施形態において、適切なワイヤおよびケーブル構造を作製するための適切な各種の方法が考慮され、当業者に容易に理解できるはずである。たとえば従来の押出工程は、難燃性組成物をコーティングとしてワイヤまたはケーブルに塗布することによって、難燃性ワイヤまたは構造を作製するために使用される。
本発明の別の実施形態において、本発明は難燃性組成物から作製された物品であり、物品は押出シート、熱成形シート、射出成形品、コーティング織物、屋根用膜、および壁装材から成る群より選択される。これらの用途では、難燃性組成物が押出、熱成形、射出成形、カレンダ加工、およびブロー成形を含む各種の工程はもちろんのこと、当業者に容易に理解できる他の工程で物品を作製するために使用されることが考慮される。
以下の非制限的な例で、本発明を説明する。
比較例1〜3および実施例4
例示した組成物は、250mlミキシングボールを装備したBrabender(商標)ミキサーを使用して調製した。ミキサーは120℃の混合温度および100RPMの混合速度に設定した。ミキサーには最初にduPont Elvax265(商標)エチレンビニルアセテートコポリマー(「EVA」)を注入した。エチレンビニルアセテートコポリマーは28重量パーセントのビニルアセテートを含有し、3グラム/10分のメルトインデックスを有していた。
EVAが十分に溶融した後、次にミキサーに(a)選択したモンモリロナイト粘土または合成マガディアイトおよび(b)マグネシウムヒドロキシドを注入した。EVA、粘土、およびマグネシウムヒドロキシドは、それぞれ38.20:5.00:50.00の重量比で添加した。
比較例1では、選択したモンモリロナイトは、38重量パーセントのジ(水素化タローアルキル(hydrogenated tallowalkyl))ジメチルアンモニウムによって処理され、Southern Clay Productsから入手可能である、Cloisite 20A(商標)モンモリロナイト粘土であった。比較例2では、選択したモンモリロナイトは、30重量パーセントのオクタデシルアンモニウムによって処理され、Nanocor, Inc.から入手可能である、Nanomer I.30P(商標)モンモリロナイト粘土であった。比較例3では、選択したモンモリロナイトは、40重量パーセントのジメチルジアルキルアンモニウムによって処理され、Nanocor, Inc.から入手可能である、Nanomer I.44PA(商標)モンモリロナイト粘土であった。
実施例4の合成マガディアイトは、WO01/83370 A2に開示された方法に従って調製され、40重量パーセントジ(水素化タローアルキル)ジメチルアンモニウムによって処理された。すべての実施例で、マグネシウムヒドロキシドはBET法によって決定されたように6.1m2/gの表面積、および0.8ミクロン(800ナノメートル)の平均粒径を有し、脂肪酸表面処理を含有した。
残りの成分を連続して追加した。残りの成分は、(i)0.40重量パーセントのChimassorb 119FL(商標)N,N”’−[1,2−エタンジイルビス[((4,6−ビス[ブチル−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)アミノ]−1,3,5−トリアジン−2−イル]イミノ]−3,1−プロパンジイル]]ビス[N’,N”−ジブチル−N’,N”−ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6−トリアミン]、(ii)0.10重量パーセントのジステアリルチオジプロピオナート、(iii)6.00重量パーセントのマレイン酸無水物グラフトポリエチレンカップリング剤、(iv)0.20重量パーセントのIrganox 1010FF(商標)テトラキス[メチレン(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシヒドロ−シンナメート)]メタン、および(v)0.10重量パーセントのIrganox MD 1024(商標)1,2−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナモイル)−ヒドラジンを含んでいた。ChimassorbおよびIrganox物質はそれぞれCiba Specialty Chemicals Inc.から入手した。すべての成分を添加した後、混合時間を15分間継続した。
次に組成物をミキサーから取り出し、適切なUL−94垂直火炎試験(Vertical Flame Test)で試験するために、そしてASTM D683による引張特性を測定するために適切な試験片を作製した。火炎試験片は、厚さ0.125インチの小板であるのに対して、引張試験片は、200℃にて押出された0.020インチのテープであった。引張試験は、Instron Tensile Testerを使用して20インチ/分の速度で実施した。選択した粘土または合成マガディアイトもその色を評価した。試験結果を表Iに与える。
UL−94試験において、試験片に火炎を適用し、火炎適用後の燃焼期間を記録する。より短い時間が、より優れた性能を表す。VOのUL−94レーティングは、考えられる最良のレーティングであり、燃焼中に燃焼落下物を放出することなく、迅速に自己消火する物質であることを示す。

Claims (16)

  1. a.ポリオレフィンポリマーと;
    b.組成物の全量を基準に0.1重量パーセント〜15重量パーセントの量で存在する合成マガディアイトと;
    c.難燃剤と;
    からなる難燃性組成物。
  2. ポリオレフィンポリマーがポリエチレンポリマーおよびポリプロピレンポリマーから成る群より選択される、請求項1に記載の難燃性組成物。
  3. 合成マガディアイトが板状である、請求項1に記載の難燃性組成物。
  4. 合成マガディアイトが50重量パーセントより多い合成板状マガディアイトを含有する、請求項3に記載の難燃性組成物。
  5. 合成マガディアイトが有機カチオンによって処理される、請求項3に記載の難燃性組成物。
  6. 有機カチオンがイミダゾリウム、ホスホニウム、アンモニウム、アルキルアンモニウム、ジアルキルアンモニウム、トリアルキルアンモニウム、およびテトラアルキルアンモニウムから成る群より選択される、請求項5に記載の難燃性組成物。
  7. 難燃剤がハロゲン化難燃剤および金属水酸化物から成る群より選択される、請求項1に記載の難燃性組成物。
  8. 難燃剤が臭素化難燃剤および塩素化難燃剤から成る群より選択される、請求項7に記載の難燃性組成物。
  9. 難燃剤がアルミニウムトリヒドロキシドおよびマグネシウムジヒドロキシドから成る群より選択される金属水酸化物である、請求項7に記載の難燃性組成物。
  10. 金属水酸化物の表面がシラン、チタナート、ジルコナート、カルボン酸、およびマレイン酸無水物グラフトポリマーから成る群より選択される物質によってコーティングされる、請求項9に記載の難燃性組成物。
  11. 請求項1に記載の難燃性組成物から作製したコーティング。
  12. 請求項11に記載のコーティングをワイヤまたはケーブルに塗布することによって作製される、難燃性ワイヤまたはケーブル構造。
  13. a.ポリエチレンポリマーおよびポリプロピレンポリマーから成る群より選択されるポリオレフィンポリマーと;
    b.組成物の全量を基準に0.1重量パーセント〜15重量パーセントの量で存在する合成マガディアイトと;
    c.アルミニウムトリヒドロキシドおよびマグネシウムジヒドロキシドから成る群より選択される金属水酸化物と;
    からなる難燃性組成物。
  14. 合成マガディアイトが50重量パーセントより多い合成板状マガディアイトを含有する、請求項13に記載の難燃性組成物。
  15. 請求項13又は14に記載の難燃性組成物から作製されたコーティング。
  16. 請求項15に記載のコーティングをワイヤまたはケーブルに塗布することによって作製された難燃性構造。
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