JP4942624B2 - スクリーン印刷装置の基板位置決め装置及び基板位置決め方法 - Google Patents

スクリーン印刷装置の基板位置決め装置及び基板位置決め方法 Download PDF

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Description

本発明は、1つのパレットに載置した複数の回路基板を同時に位置決めするスクリーン印刷装置の基板位置決め装置及び基板位置決め方法に関する発明である。
この種のスクリーン印刷装置は、特許文献1(特開平9−162535号公報)に記載されているように、複数の基板載置スペースにそれぞれ回路基板を載置したパレットを印刷作業位置に搬入するコンベアと、前記印刷作業位置に搬入された前記パレットの各基板載置スペースの下方にそれぞれ配置された複数の吸着ユニットと、前記パレットの上方に配置された基板位置決めプレートと、この基板位置決めプレートの上方に配置されたスクリーンマスクとを備え、前記各回路基板の位置決め動作時に、前記複数の吸着ユニットを保持する吸着ユニット保持体を上昇させて前記パレットの各基板載置スペースに形成された開口部を通して前記各吸着ユニットで前記各回路基板を吸着した状態で前記各回路基板を前記基板位置決めプレートの高さ位置まで上昇させて前記各回路基板を前記基板位置決めプレートに形成された各位置決め穴内に嵌合することで前記各回路基板を位置決めし、その後、前記各回路基板の位置決め状態を保持しながら前記基板位置決めプレートと前記吸着ユニット保持体とを一体的に上昇させて前記各回路基板と前記基板位置決めプレートをスクリーンマスクの下面に接触させて前記各回路基板の上面にクリーム半田等で印刷パターンをスクリーン印刷するようにしている。
この構成では、基板位置決めプレートの複数の位置決め穴内に複数の回路基板を同時に嵌合する際に、両者間のクリアランス(隙間)が小さくなり過ぎると、複数の位置決め穴内に複数の回路基板を同時に嵌合することが困難となるため、ある程度大きなクリアランスが必要となる。しかし、このクリアランスは回路基板の位置決め誤差要因となるため、嵌合作業性を確保するために、クリアランスを大きくすると、各回路基板の位置決め誤差が大きくなってしまう欠点がある。
そこで、上記特許文献1では、基板位置決めプレートの各位置決め穴の下面側に、それぞれ各回路基板を各位置決め穴内に誘導するテーパ部(誘導部)を形成することで、各位置決め穴と各回路基板との間のクリアランス(各回路基板の位置決め誤差)を小さくしながら、複数の位置決め穴内に複数の回路基板を同時に嵌合できるようにしている。
特開平9−162535号公報
しかし、回路基板の外形寸法には製造ばらつきがあるため、各位置決め穴の下面側にテーパ部を形成しても、各位置決め穴と各回路基板との間のクリアランスは、嵌合に最低限必要なクリアランスよりも回路基板の外形寸法の製造ばらつき分だけ大きく形成する必要がある。このため、複数の回路基板を同時に位置決めする際に、回路基板の外形寸法の製造ばらつき分だけ大きく形成したクリアランス相当分の位置決め誤差が生じることは避けられず、各回路基板の位置決め誤差によって、各回路基板にスクリーン印刷する印刷パターンに印刷ずれが生じてスクリーン印刷精度が悪くなるという欠点がある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、複数の回路基板を同時に位置決めする位置決め作業性を確保しながら、各回路基板の位置決め精度を向上させることができることができるスクリーン印刷装置の基板位置決め装置及び基板位置決め方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、スクリーンマスクの下方に複数の回路基板を搬入して当該複数の回路基板にスクリーン印刷するスクリーン印刷装置の基板位置決め装置及び基板位置決め方法において、複数の基板載置スペースにそれぞれ回路基板を載置したパレットを作業位置に搬入するコンベアと、前記作業位置に搬入された前記パレットの各基板載置スペースの下方にそれぞれ配置された複数の吸着ユニットと、前記作業位置に搬入された前記パレットの上方に配置され、該パレットに載置した複数の回路基板を遊挿して位置決めするための複数の矩形状の位置決め穴が形成された基板位置決めプレートと、前記複数の吸着ユニットを保持する吸着ユニット保持体と、前記吸着ユニット保持体を上下方向に移動させる吸着ユニット保持体昇降機構と、前記吸着ユニット保持体を前記各回路基板のほぼ対角線方向に移動させる位置決め動作機構と、前記吸着ユニット保持体昇降機構及び前記位置決め動作機構を制御する制御手段とを備え、前記基板位置決めプレートは、複数の固定側位置決め穴が形成された固定プレートと、この固定プレートの上面又は下面にスライド移動可能に設けられた可動プレートとから構成され、前記可動プレートには、前記固定プレートの複数の固定側位置決め穴と重なり合うように複数の可動側位置決め穴が形成され、前記位置決め動作機構は、前記可動プレートを前記吸着ユニット保持体と一体的に前記各回路基板のほぼ対角線方向に移動させるように構成され、前記制御手段によって、前記各回路基板の位置決め動作時に、前記吸着ユニット保持体昇降機構を動作させて前記吸着ユニット保持体を上昇させて前記パレットの各基板載置スペースに形成された開口部を通して前記各吸着ユニットで前記各回路基板を吸着した状態で前記各回路基板を前記基板位置決めプレートの高さ位置まで上昇させて前記各回路基板を前記固定プレートの各固定側位置決め穴と前記可動プレートの各可動側位置決め穴内に遊挿して前記各回路基板の上面の高さを前記基板位置決めプレートの上面の高さに一致させた状態で停止させた後、前記位置決め動作機構を動作させて前記可動プレートを前記吸着ユニット保持体と一体的に前記各回路基板のほぼ対角線方向に移動させることで、前記可動プレートの各可動側位置決め穴内の各回路基板をほぼ対角線方向に移動させて前記固定プレートの各固定側位置決め穴の2辺部に前記各回路基板の2辺部を当接させて、前記固定プレートの各固定側位置決め穴の2辺部と前記可動プレートの各可動側位置決め穴の2辺部とによって前記各回路基板の4辺部を挟み付けて位置決め保持するようにしたものである。
この構成では、基板位置決めプレートの各位置決め穴内に各回路基板を嵌合(遊挿)する際に、その嵌合作業性を確保するために、比較的大きなクリアランスが存在していても、その後、可動プレートを各回路基板のほぼ対角線方向に移動させて固定プレートの各固定側位置決め穴の2辺部に各回路基板の2辺部を当接させて位置決めするため、固定プレートの各固定側位置決め穴の2辺部を基準にしてクリアランスを詰めてクリアランスが実質的に無い状態で各回路基板を位置決めすることができる。これにより、複数の回路基板を同時に位置決めする位置決め作業性を確保しながら、各回路基板の位置決め精度を向上させることができる。
本発明は、基板位置決めプレートを、複数の固定側位置決め穴が形成された固定プレートと、この固定プレートの上面又は下面にスライド移動可能に設けられた可動プレートとから構成し、前記可動プレートには、前記固定プレートの複数の固定側位置決め穴と重なり合うように複数の可動側位置決め穴を形成し、前記位置決め動作機構によって前記可動プレートを前記吸着ユニット保持体と一体的に前記各回路基板のほぼ対角線方向に移動させるように構成し、前記各回路基板の位置決め動作時に、前記固定プレートの各固定側位置決め穴の2辺部と前記可動プレートの各可動側位置決め穴の2辺部とによって前記各回路基板の4辺部を挟み付けて位置決め保持するようにしている。このようにすれば、固定プレートの各固定側位置決め穴の2辺部と可動プレートの各可動側位置決め穴の2辺部とによって各回路基板の4辺部のクリアランスを詰めて4辺部のクリアランスが実質的に無い状態で各回路基板を位置決めすることができるため、各回路基板をより確実に精度良く位置決めすることができる。
また、本発明は、前記複数の吸着ユニットを、それぞれ回路基板を吸着するパッド部分が水平回動変位可能且つ水平ずれ変位可能に弾性支持されるように構成し、各回路基板の位置決め動作時に、各回路基板の2辺部を基板位置決めプレートの各位置決め穴の2辺部に押し付ける押し付け力により、前記各吸着ユニットのうちの各回路基板を吸着するパッド部分が、各回路基板の2辺部を各位置決め穴の2辺部に当接させるまで水平回動変位及び/又は水平ずれ変位できるように構成すると良い。このようにすれば、各位置決め穴と各回路基板との間の相対的な位置や向き(角度)の関係が各回路基板毎にばらついていたとしても、各回路基板の2辺部を基板位置決めプレートの各位置決め穴の2辺部に押し付ける際に、その押し付け力により、各位置決め穴に対する各回路基板の位置や向きのずれを各回路基板毎に独立して自動修正することができ、全ての回路基板を同時に精度良く位置決めすることができる。
本発明は、基板位置決めプレートの各位置決め穴に遊挿後位置決めされた各回路基板にスクリーン印刷が可能となるように、基板位置決めプレートの上方にスクリーンマスクを配設した構成とすれば良い。この場合、各回路基板の位置決め後に、各回路基板の位置決め状態を保持しながら基板位置決めプレートと吸着ユニット保持体とを一体的に上昇させて各回路基板と基板位置決めプレートをスクリーンマスクの下面に接触させて各回路基板の上面に印刷パターンをスクリーン印刷するようにすると良い。
このスクリーン印刷方法では、各回路基板と基板位置決めプレートとをスクリーンマスクの下面に接触させてスクリーン印刷を行うため、基板位置決めプレートは、スクリーン印刷時に各回路基板の水平方向の位置ずれを防止する役割を果たすと共に、スキージの押圧力が作用するスクリーンマスクを下方から受け支える役割を果たす。これにより、スキージの押圧力によってスクリーンマスクが隣接する回路基板間で押し下げられて窪み状に変形してクリーム半田の掻き取り残しが発生することを防止できると共に、スキージの押圧力によって回路基板が傾くことを防止できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態をスクリーン印刷装置に適用して具体化した2つの実施例1,2を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図6に基づいて説明する。
まず、スクリーン印刷装置の構成を説明する。
図1に示すように、複数の回路基板11を載置したパレット12をスクリーン印刷装置の印刷作業位置に搬入するコンベアベルト13,14は、固定側サイドプレート15の上部と可動側サイドプレート16の上部にそれぞれベルト受け17,18を介して支持されている。
図2に示すように、パレット12には、複数の回路基板11を1枚ずつ収納するための複数の矩形凹部形状の基板載置スペース21が所定間隔で形成され、各基板載置スペース21と各回路基板11とのクリアランスは、各回路基板11の嵌合作業性と回路基板11の外形寸法の製造ばらつきを考慮して設定されている(つまり製造ばらつき範囲の中で最も大きいサイズの回路基板11を嵌合するのに必要なクリアランスが確保されている)。各基板載置スペース21の底面部には、その4隅部分の基板受け座面22を除いて開口部23が形成され、この開口部23を通して基板載置スペース21内の回路基板11を下方から後述する吸着ユニット31で吸着して上昇させるようにしている。
図1に示すように、固定側サイドプレート15の上端と可動側サイドプレート16の上端には、それぞれパレット12を搬送方向にガイドするコンベアレール24,25が固定されている。この場合、固定側サイドプレート15は、搬送ユニットベース26に固定され、一方、可動側サイドプレート16は、送りねじ機構27によってコンベアベルト13,14と直交する方向(Y方向)にスライド移動されるように搬送ユニットベース26に組み付けられ、該送りねじ機構27は、モータ28によって駆動される。
印刷作業位置に搬入されたパレット12の各基板載置スペース21の下方には、それぞれ空気吸引力(バキューム)で回路基板11を吸着する吸着ユニット31が配置されている。これら複数の吸着ユニット31を保持する吸着ユニット保持体32は、吸着ユニット昇降台33上に固定されたスライドガイド34(図3参照)によって基板載置スペース21のほぼ対角線方向(回路基板11のほぼ対角線方向)に移動されるように構成されている。各吸着ユニット31は、図4及び図5に示すように、回路基板11を吸着するパッド部分57がユニット本体58に対してスプリング59で付勢されたボールプランジャ60によって水平回動変位可能且つ水平ずれ変位可能に弾性支持されている。この場合、パッド部分57の周側面部に3個又はそれ個数のボールプランジャ60が等間隔に組み付けられている。
図1及び図3に示すように、吸着ユニット保持体32は、連結ピン35と長孔36との嵌合によって可動側サイドプレート16に連結され、可動側サイドプレート16のY方向移動に連動して吸着ユニット保持体32がスライドガイド34に沿って後述する基板位置決めプレート41の位置決め穴42のほぼ対角線方向(回路基板11のほぼ対角線方向)にスライド移動されるように構成されている。このような吸着ユニット保持体32と可動側サイドプレート16との連結構造部分は、可動側サイドプレート16に対して吸着ユニット保持体32の昇降に応じて昇降可能となっている。以上のようにして、可動側サイドプレート16のY方向移動によって吸着ユニット保持体32を回路基板11のほぼ対角線方向に移動させる機構が特許請求の範囲でいう位置決め動作機構に相当する。
吸着ユニット昇降台33は、モータ37によって送りねじ機構38を駆動することで搬送ユニットベース26に固定された昇降ガイド39に沿って上下方向(Z方向)に移動され、それによって、該吸着ユニット昇降台33上の吸着ユニット保持体32が上下方向に移動されるように構成されている。このようにして、吸着ユニット保持体32を上下方向に移動させる機構が特許請求の範囲でいう吸着ユニット保持体昇降機構に相当する。
一方、印刷作業位置に搬入されたパレット12の上方には、基板位置決めプレート41が配置されている。この基板位置決めプレート41には、パレット12に載置した複数の回路基板11を遊挿して位置決めするための複数の矩形状の位置決め穴42(図6参照)が形成されている。各位置決め穴42のサイズは、パレット12の基板載置スペース21のサイズよりも印刷作業位置におけるパレット12の位置決め誤差分だけ大きく形成され、各位置決め穴42の真下にパレット12の各基板載置スペース21内の回路基板11が確実に位置するように構成されている。
この基板位置決めプレート41は、その左端部が固定側サイドプレート15の上端のコンベアレール24にねじ43等で固定されている。基板位置決めプレート41の右端部側に位置する可動側サイドプレート16とコンベアレール25は、後述する回路基板11の位置決め動作時にコンベアベルト13,14と直交する方向(Y方向)にスライド移動するため、基板位置決めプレート41の右端部は、コンベアレール25上に摺動ローラ44によって摺動可能に受け支持されている。尚、基板位置決めプレート41と吸着ユニット保持体32は、パレット12に載置する回路基板11のサイズや個数に合わせて交換可能となっている。
また、後述する回路基板11の位置決め動作のために可動側サイドプレート16のコンベアレール25を固定側サイドプレート15に近付ける方向に移動させる際に、可動側サイドプレート16のコンベアレール25がパレット12に突き当たらないようにするために、可動側サイドプレート16のコンベアレール25には、位置決め動作時にパレット12を逃げるための逃げ凹部50が形成されている。
搬送ユニットベース26は、搬送ユニット昇降台51上に搭載され、該搬送ユニット昇降台51は、モータ52によって送りねじ機構53を駆動することで昇降ガイド54に沿って上下方向(Z方向)に移動されるように構成されている。搬送ユニット昇降台51の上下方向の移動により搬送ユニットベース26が上下方向に移動して、基板位置決めプレート41と吸着ユニット保持体32とが一体的に上下方向に移動するように構成されている。
一方、基板位置決めプレート41の上方には、スクリーンマスク55が水平に配置され、このスクリーンマスク55の上方にスキージ56が配置されている。
以上説明した本実施例1のスクリーン印刷装置を用いて、パレット12に載置した複数の回路基板11にクリーム半田等で印刷パターンを同時にスクリーン印刷する方法を説明する。以下に説明する各工程の動作は、スクリーン印刷装置の制御コンピュータ(制御手段)によって制御される。
まず、複数の基板載置スペース21にそれぞれ回路基板11を載置したパレット12をコンベアベルト13,14によって印刷作業位置に搬入して停止させる。この印刷作業位置で停止したパレット12の各基板載置スペース21の真下には、それぞれ吸着ユニット31が位置した状態となる。
この後、各吸着ユニット31を上昇させるために、モータ37を作動させて送りねじ機構38を駆動することで吸着ユニット昇降台33を上昇させ、それによって、吸着ユニット保持体32を上昇させて各吸着ユニット31を上昇させる。これにより、パレット12の各基板載置スペース21の開口部23を通して各基板載置スペース21内の回路基板11を各吸着ユニット31で吸着して各基板載置スペース21から真上に持ち上げるように上昇させ、最終的に各回路基板11を基板位置決めプレート41の高さ位置まで上昇させて各回路基板11を各位置決め穴42内に遊挿して各回路基板11の上面の高さを基板位置決めプレート41の上面の高さに一致させた状態でモータ37を停止させる。
この後、基板位置決めプレート41の各位置決め穴42内の回路基板11を位置決めするために、モータ28を作動させて送りねじ機構27を駆動することで、可動側サイドプレート16を固定側サイドプレート15に近付ける方向に移動させる。この可動側サイドプレート16の移動に連動して吸着ユニット保持体32が吸着ユニット昇降台33上のスライドガイド34に沿って基板位置決めプレート41の位置決め穴42のほぼ対角線方向(回路基板11のほぼ対角線方向)にスライド移動し、それによって、各吸着ユニット31に吸着されている各回路基板11を図6に矢印で示すようにほぼ対角線方向に移動させて各回路基板11の2辺部を各位置決め穴42の2辺部に当接させる。これにより、各回路基板11が各位置決め穴42の2辺部を基準にしてクリアランスを詰めてクリアランスが実質的に無い状態で位置決めされる。
この場合、各吸着ユニット31は、それぞれ回路基板11を吸着するパッド部分57が水平回動変位可能且つ水平ずれ変位可能に弾性支持され、各回路基板11の位置決め動作時に、各回路基板11の2辺部を基板位置決めプレート41の各位置決め穴42の2辺部に押し付ける押し付け力により、各吸着ユニット31のパッド部分57が、各回路基板11の2辺部を各位置決め穴42の2辺部に当接させるまで水平回動変位及び/又は水平ずれ変位できるように構成されているため、各位置決め穴42と各回路基板11との間の相対的な位置や向き(角度)の関係が各回路基板11毎にばらついていたとしても、各回路基板11の2辺部を基板位置決めプレート41の各位置決め穴42の2辺部に押し付ける際に、その押し付け力により、各位置決め穴42に対する各回路基板11の位置や向きのずれを各回路基板11毎に独立して自動修正することができ、各位置決め穴42の2辺部を基準にして全ての回路基板11を同時に精度良く位置決めすることができる。
その後、各回路基板11と基板位置決めプレート41をスクリーンマスク55の下面に接触させるために、モータ52を作動させて送りねじ機構53を駆動することで、搬送ユニット昇降台51を上昇させて、各回路基板11の位置決め状態を保持しながら基板位置決めプレート41と吸着ユニット保持体32とを一体的に上昇させて、各回路基板11と基板位置決めプレート41とをスクリーンマスク55の下面に接触させる。
この基板上昇動作と並行して(又は相前後して)、スキージ56をスクリーンマスク55上に下降させて、該スキージ56をスクリーンマスク55の上面に沿って移動させることで、複数の回路基板11にクリーム半田等で印刷パターンを同時にスクリーン印刷する。この際、各回路基板11と基板位置決めプレート41とをスクリーンマスク55の下面に接触させてスクリーン印刷を行うため、基板位置決めプレート41は、スクリーン印刷時に各回路基板11の水平方向の位置ずれを防止する役割を果たすと共に、スキージ56の押圧力が作用するスクリーンマスク55を下方から受け支える役割を果たす。これにより、スキージ56の押圧力によってスクリーンマスク55が隣接する回路基板11間で押し下げられて窪み状に変形してクリーム半田の掻き取り残しが発生することを防止できると共に、スキージ56の押圧力によって回路基板11が傾くことを防止できる。
スクリーン印刷後は、搬送ユニット昇降台51と吸着ユニット昇降台33をそれぞれ元の高さ位置まで下降させて、基板位置決めプレート41と吸着ユニット保持体32をそれぞれ元の高さ位置まで下降させると共に、その下降途中で、各吸着ユニット31に吸着されている印刷済みの回路基板11がパレット12の各基板載置スペース21内に戻された時点で各吸着ユニット31による吸着を解除して、複数の印刷済みの回路基板11をパレット12の各基板載置スペース21内に回収する。この動作と並行して(又は相前後して)、可動側サイドプレート16を元の位置に戻して各吸着ユニット31の水平方向(XY方向)の位置を位置決め動作開始前の位置に戻す。
この後、コンベアベルト13,14を駆動して、複数の印刷済みの回路基板11が回収されたパレット12を印刷作業位置から搬出し、これと入れ替えに、新たな回路基板11を載置した新たなパレット12を印刷作業位置に搬入し、以後、上述した各工程の動作を繰り返して、複数の回路基板11にクリーム半田等で印刷パターンを同時にスクリーン印刷する。
以上説明した本実施例1によれば、各回路基板11の位置決め動作時に基板位置決めプレート41の各位置決め穴42内に各回路基板11を嵌合(遊挿)する際に、その嵌合作業性を確保するために、比較的大きなクリアランスが存在していても、その後、各位置決め穴42内の各回路基板11をほぼ対角線方向に移動させて各位置決め穴42の2辺部に各回路基板11の2辺部を当接させて位置決めするため、各位置決め穴42の2辺部を基準にしてクリアランスを詰めてクリアランスが実質的に無い状態で各回路基板11を位置決めすることができる。これにより、複数の回路基板11を同時に位置決めする位置決め作業性を確保しながら、各回路基板11の位置決め精度を向上させることができて、複数の回路基板11に同時にスクリーン印刷する際の印刷精度を向上させることができる。
上記実施例1では、基板位置決めプレート41を1枚のプレートで形成したが、図7及び図8に示す本発明の実施例2では、基板位置決めプレート71は、複数の固定側位置決め穴72が形成された固定プレート73と、この固定プレート73の上面にスライド移動可能に設けられた可動プレート74とから構成されている。そして、可動プレート74には、固定プレート73の複数の固定側位置決め穴72と重なり合うように複数の可動側位置決め穴75が形成され、固定プレート73の各固定側位置決め穴72の2辺部には、回路基板11の2辺部と当接する位置決めリブ76が可動プレート74の各可動側位置決め穴75内に位置するように形成され、各位置決めリブ76の上端面が可動プレート74の上面と同一高さとなるように構成されている。
固定プレート73は、その左端部が固定側サイドプレート15の上端のコンベアレール24にねじ83等で固定されている。固定プレート73の右端部側に位置する可動側サイドプレート16とコンベアレール25は、後述する回路基板11の位置決め動作時にコンベアベルト13,14と直交する方向(Y方向)にスライド移動するため、固定プレート73の右端部は、コンベアレール25上に摺動ローラ84によって摺動可能に受け支持されている。
可動プレート74は、吸着ユニット保持体32と一体的に各回路基板11のほぼ対角線方向(各位置決め穴72のほぼ対角線方向)に移動させるように構成されている。具体的には、可動側サイドプレート16のコンベアレール25に連結ピン77が上向きに固定され、この連結ピン77が可動プレート74に形成された長孔78に摺動可能に嵌合連結されている。可動プレート74の長孔78は、回路基板11の搬送方向(X方向)と平行に延びるように形成されている。
可動側サイドプレート16の回路基板11の搬送方向と直角方向(Y方向)の移動によって可動プレート74を可動側位置決め穴75のほぼ対角線方向(回路基板11のほぼ対角線方向)に移動させるために、固定プレート73には、可動プレート74の可動側位置決め穴75のほぼ対角線方向に延びる長孔79が形成され、可動プレート74に下向きに固定されたガイドピン81が固定プレート73の長孔79に摺動可能に嵌合されている。また、固定プレート73には、可動側サイドプレート16のY方向移動に伴う連結ピン77のY方向移動を可能にするための長孔82(又は切欠部)が形成されている。
尚、基板位置決めプレート71と吸着ユニット保持体32は、パレット12に載置する回路基板11のサイズや個数に合わせて交換可能となっている。その他の構成は、前記実施例1と同じである。
以上説明した本実施例2のスクリーン印刷装置を用いて、パレット12に載置した複数の回路基板11にクリーム半田等で印刷パターンを同時にスクリーン印刷する方法を説明する。但し、回路基板11の位置決め動作工程以外の各工程の動作は、前記実施例1と同じであるので、主として回路基板11の位置決め動作工程について説明する。
回路基板11の位置決め動作工程では、モータ37を作動させて送りねじ機構38を駆動することで吸着ユニット昇降台33を上昇させ、それによって、吸着ユニット保持体32を上昇させて各吸着ユニット31を上昇させる。これにより、パレット12の各基板載置スペース21の開口部23を通して各基板載置スペース21内の回路基板11を各吸着ユニット31で吸着して各基板載置スペース21から真上に持ち上げるように上昇させ、最終的に各回路基板11を基板位置決めプレート71の上面部(可動プレート74)の高さ位置まで上昇させて各回路基板11を固定プレート73の各固定側位置決め穴72から可動プレート74の各可動側位置決め穴75内に遊挿して各回路基板11の上面の高さを可動プレート74の上面の高さに一致させた状態でモータ37を停止させる。
この後、各可動側位置決め穴75内の回路基板11を位置決めするために、モータ28を作動させて送りねじ機構27を駆動することで、可動側サイドプレート16を固定側サイドプレート15に近付ける方向に移動させる。この可動側サイドプレート16の移動に連動して吸着ユニット保持体32が吸着ユニット昇降台33上のスライドガイド34に沿って可動側位置決め穴75のほぼ対角線方向(回路基板11のほぼ対角線方向)にスライド移動し、それによって、各吸着ユニット31に吸着されている各回路基板11をほぼ対角線方向(各固定側位置決め穴72の位置決めリブ76が位置する方向)に移動させて、各回路基板11の2辺部を固定プレート73の各固定側位置決め穴72の2辺部の位置決めリブ76に当接させる。
更に、この吸着ユニット保持体32の移動に連動して、可動プレート74が可動側位置決め穴75のほぼ対角線方向(回路基板11のほぼ対角線方向)にスライド移動し、それによって、固定プレート73の各固定側位置決め穴72の2辺部の位置決めリブ76と可動プレートの各可動側位置決め穴75の2辺部とによって各回路基板11の4辺部を挟み付けて位置決めする。これにより、各回路基板11が固定プレート73の各固定側位置決め穴72の2辺部の位置決めリブ76を基準にしてクリアランスを詰めてクリアランスが実質的に無い状態で位置決めされる。
その後、各回路基板11と基板位置決めプレート71の上面(可動プレート74)をスクリーンマスク55の下面に接触させるために、モータ52を作動させて送りねじ機構53を駆動することで、搬送ユニット昇降台51を上昇させて、各回路基板11の位置決め状態を保持しながら基板位置決めプレート71と吸着ユニット保持体32とを一体的に上昇させて各回路基板11と基板位置決めプレート71とを一体的に上昇させて、各回路基板11と基板位置決めプレート71の可動プレート74とをスクリーンマスク55の下面に接触させてスクリーン印刷する。
以上説明した本実施例2では、固定プレート73の各固定側位置決め穴72の2辺部の位置決めリブ76と可動プレート74の各可動側位置決め穴75の2辺部とによって各回路基板11の4辺部のクリアランスを詰めて4辺部のクリアランスが実質的に無い状態で各回路基板11を位置決めすることができるため、各回路基板11をより確実に精度良く位置決めすることができる。
尚、本実施例2では、固定プレート73の各固定側位置決め穴72の2辺部に位置決めリブ76を形成したが、回路基板11の厚みと比較して可動プレート74の厚みが薄い場合(例えば可動プレート74の厚みが回路基板11の厚みの半分程度である場合)は、固定プレート73の各固定側位置決め穴72の2辺部に位置決めリブ76を形成しない構成としても良く、この場合でも、固定プレート73の各固定側位置決め穴72の2辺部と可動プレート74の各可動側位置決め穴75の2辺部とによって各回路基板11の4辺部を挟み付けて位置決めすることができる。
また、本実施例2では、可動プレート74を固定プレート73の上面側に配置したが、これとは反対に、可動プレートを固定プレートの下面側に配置しても良い
その他、本発明は、吸着ユニット保持体32や可動プレート74を回路基板11のほぼ対角線方向に移動させる位置決め動作機構や、吸着ユニット保持体32を上下方向に移動させる吸着ユニット保持体昇降機構や、基板位置決めプレート41,71と吸着ユニット保持体32とを一体的に上下方向に移動させる機構等の構成を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
本発明の実施例1のスクリーン印刷装置全体の構成を説明するための縦断面図である。 パレットの部分平面図である。 吸着ユニット保持体とその周辺部分を上方から見た図である。 吸着ユニットのパッド部分の支持構造を説明する拡大縦断面図である。 吸着ユニットのパッド部分を下方から見た図である。 実施例1の回路基板の位置決め動作を説明するための基板位置決めプレートの部分平面図である。 本発明の実施例2のスクリーン印刷装置全体の構成を説明するための縦断面図である。 実施例2の回路基板の位置決め動作を説明するための基板位置決めプレートの部分平面図である。
符号の説明
11…回路基板、12…パレット、13,14…コンベアベルト、15…固定側サイドプレート、16…可動側サイドプレート、21…基板載置スペース、23…開口部、24,25…コンベアレール、26…搬送ユニットベース、27…送りねじ機構、28…モータ、31…吸着ユニット、32…吸着ユニット保持体、33…吸着ユニット昇降台、34…スライドガイド、35…連結ピン、37…モータ、38…送りねじ機構、41…基板位置決めプレート、42…位置決め穴、44…摺動ローラ、51…搬送ユニット昇降台、52…モータ、53…送りねじ機構、55…スクリーンマスク、56…スキージ、57…パッド部分、58…ユニット本体、59…スプリング、60…ボールプランジャ、71…基板位置決めプレート、72…固定側位置決め穴、73…固定プレート、74…可動プレート、75…可動側位置決め穴、76…位置決めリブ、77…連結ピン、78…長孔、79…長孔、81…ガイドピン、84…摺動ローラ

Claims (6)

  1. スクリーンマスクの下方に複数の回路基板を搬入して当該複数の回路基板にスクリーン印刷するスクリーン印刷装置の基板位置決め装置において、
    複数の基板載置スペースにそれぞれ回路基板を載置したパレットを作業位置に搬入するコンベアと、
    前記作業位置に搬入された前記パレットの各基板載置スペースの下方にそれぞれ配置された複数の吸着ユニットと、
    前記作業位置に搬入された前記パレットの上方に配置され、該パレットに載置した複数の回路基板を遊挿して位置決めするための複数の矩形状の位置決め穴が形成された基板位置決めプレートと、
    前記複数の吸着ユニットを保持する吸着ユニット保持体と、
    前記吸着ユニット保持体を上下方向に移動させる吸着ユニット保持体昇降機構と、
    前記吸着ユニット保持体を前記各回路基板のほぼ対角線方向に移動させる位置決め動作機構と、
    前記吸着ユニット保持体昇降機構及び前記位置決め動作機構を制御する制御手段とを備え、
    前記基板位置決めプレートは、複数の固定側位置決め穴が形成された固定プレートと、この固定プレートの上面又は下面にスライド移動可能に設けられた可動プレートとから構成され、前記可動プレートには、前記固定プレートの複数の固定側位置決め穴と重なり合うように複数の可動側位置決め穴が形成され、
    前記位置決め動作機構は、前記可動プレートを前記吸着ユニット保持体と一体的に前記各回路基板のほぼ対角線方向に移動させるように構成され、
    前記制御手段によって、前記各回路基板の位置決め動作時に、前記吸着ユニット保持体昇降機構を動作させて前記吸着ユニット保持体を上昇させて前記パレットの各基板載置スペースに形成された開口部を通して前記各吸着ユニットで前記各回路基板を吸着した状態で前記各回路基板を前記基板位置決めプレートの高さ位置まで上昇させて前記各回路基板を前記固定プレートの各固定側位置決め穴と前記可動プレートの各可動側位置決め穴内に遊挿して前記各回路基板の上面の高さを前記基板位置決めプレートの上面の高さに一致させた状態で停止させた後、前記位置決め動作機構を動作させて前記可動プレートを前記吸着ユニット保持体と一体的に前記各回路基板のほぼ対角線方向に移動させることで、前記可動プレートの各可動側位置決め穴内の各回路基板をほぼ対角線方向に移動させて前記固定プレートの各固定側位置決め穴の2辺部に前記各回路基板の2辺部を当接させて、前記固定プレートの各固定側位置決め穴の2辺部と前記可動プレートの各可動側位置決め穴の2辺部とによって前記各回路基板の4辺部を挟み付けて位置決め保持するように制御されることを特徴とするスクリーン印刷装置の基板位置決め装置。
  2. 前記複数の吸着ユニットは、それぞれ前記回路基板を吸着するパッド部分が水平回動変位可能且つ水平ずれ変位可能に弾性支持されていることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷装置の基板位置決め装置。
  3. 前記基板位置決めプレートの前記各位置決め穴に遊挿後位置決めされた前記各回路基板にスクリーン印刷が可能となるように、前記基板位置決めプレートの上方に前記スクリーンマスクが配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスクリーン印刷装置の基板位置決め装置。
  4. スクリーンマスクの下方に複数の回路基板を搬入して当該複数の回路基板にスクリーン印刷するスクリーン印刷装置の基板位置決め方法において、
    複数の基板載置スペースにそれぞれ回路基板を載置したパレットを作業位置に搬入するコンベアと、
    前記作業位置に搬入された前記パレットの各基板載置スペースの下方にそれぞれ配置された複数の吸着ユニットと、
    前記作業位置に搬入された前記パレットの上方に配置され、該パレットに載置した複数の回路基板を遊挿して位置決めするための複数の矩形状の位置決め穴が形成された基板位置決めプレートとを備え、
    前記基板位置決めプレートは、複数の固定側位置決め穴が形成された固定プレートと、この固定プレートの上面又は下面にスライド移動可能に設けられた可動プレートとから構成され、前記可動プレートには、前記固定プレートの複数の固定側位置決め穴と重なり合うように複数の可動側位置決め穴が形成され、
    前記位置決め動作機構は、前記可動プレートを前記吸着ユニット保持体と一体的に前記各回路基板のほぼ対角線方向に移動させるように構成され、
    前記各回路基板の位置決め動作時に、前記複数の吸着ユニットを保持する吸着ユニット保持体を上昇させて前記パレットの各基板載置スペースに形成された開口部を通して前記各吸着ユニットで前記各回路基板を吸着した状態で前記各回路基板を前記基板位置決めプレートの高さ位置まで上昇させて前記各回路基板を前記固定プレートの各固定側位置決め穴と前記可動プレートの各可動側位置決め穴内に遊挿して前記各回路基板の上面の高さを前記基板位置決めプレートの上面の高さに一致させた状態で停止させた後、前記可動プレートを前記吸着ユニット保持体と一体的に前記各回路基板のほぼ対角線方向に移動させることで、前記可動プレートの各可動側位置決め穴内の各回路基板をほぼ対角線方向に移動させて前記固定プレートの各固定側位置決め穴の2辺部に前記各回路基板の2辺部を当接させて、前記固定プレートの各固定側位置決め穴の2辺部と前記可動プレートの各可動側位置決め穴の2辺部とによって前記各回路基板の4辺部を挟み付けて位置決め保持することを特徴とするスクリーン印刷装置の基板位置決め方法。
  5. 前記複数の吸着ユニットは、それぞれ前記回路基板を吸着するパッド部分が水平回動変位可能且つ水平ずれ変位可能に弾性支持され、
    前記各回路基板の位置決め動作時に、前記各回路基板の2辺部を前記各位置決め穴の2辺部に押し付ける押し付け力により、前記各吸着ユニットのうちの前記各回路基板を吸着するパッド部分を、前記各回路基板の2辺部が前記各位置決め穴の2辺部に当接するまで水平回動変位及び/又は水平ずれ変位させることを特徴とする請求項に記載のスクリーン印刷装置の基板位置決め方法。
  6. 前記基板位置決めプレートの上方に前記スクリーンマスクが配設され、前記基板位置決めプレートの前記各位置決め穴に遊挿後位置決めされた前記各回路基板にスクリーン印刷することを特徴とする請求項4又は5に記載のスクリーン印刷装置の基板位置決め方法。
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