JP4942595B2 - 無線ic読取装置 - Google Patents
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Description
ここで,図6,7を参照しつつ,従来システムの一例である無線IC通信システムX1の概略について説明する。図6に示すように,無線IC通信システムX1は,リーダライタY1及び無線ICカードZ1を有している。
前記リーダライタY1は,制御回路101,変調回路102,フィルタ103,アンテナ104,検波回路105,フィルタ106,復調回路107などを有している。一方,前記無線ICカードZ1は,アンテナ201,切換スイッチ202,制御回路203,メモリ204などを有している。ここで,前記無線IC通信システムX1では,前記リーダライタY1及び前記無線ICカードZ1各々のアンテナ104,201は電磁的に結合されている。具体的に,前記アンテナ104,201の間では共振回路が形成されている。
一方,前記無線ICカードZ1では,前記リーダライタY1から受信した電磁波によって生じる誘導起電力によって前記制御回路203が動作する。
そして,前記リーダライタY1は,前記無線ICカードZ1からデータを読み出す際,データを読み出す旨のコマンドを,前記搬送波をASK変調することによって前記無線ICカードZ1に送信する。以下,ここで送信される変調波をコマンド変調波という。
これにより,前記リーダライタY1では,前記検波回路105に,前記無線ICカードZ1から送信されたデータ信号でASK変調された変調波(図7(c)参照)が入力される。以下,ここで入力される変調波をデータ変調波という。
そして,前記データ変調波は,前記検波回路105で包絡線検波された後,前記フィルタ106を通じて前記復調回路107に入力されて復調される。これにより,前記制御回路101には,前記復調回路107で復調された前記無線ICカードZ1からのデータ信号が入力される。
例えば,図7(c)に示したデータ変調波は,前記アンテナ104及び前記アンテナ201の間隔が3mmである場合を示している。この場合には,前記データ変調波を包絡線検波して得られる検波信号に現れる振幅差が十分に大きいため,前記復調回路107で正確に復調して認識することが可能であり,信頼性の高い無線通信を行うことができる。
一方,図7(d)には,前記アンテナ104及び前記アンテナ201の間隔が10mmである場合に前記検波回路22に入力されるデータ変調波を示している。前記アンテナ104及び前記アンテナ201の間隔が広くなると,電磁的な結合度合いが弱くなり,前記アンテナ104及び前記アンテナ201の相互間のインピーダンスが変化することになる。この場合には,図7(d)に示すように,前記検波回路22に入力されるデータ変調波における搬送波の振幅が大きくなる。そのため,前記データ変調波を包絡線検波して得られる検波信号に現れる振幅差が小さくなり,正確な復調を行うことができないおそれがある。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,無線ICユニットとの間隔の変化に適応して信頼性の高いデータ通信を行うことのできる無線IC通信装置を提供することにある。
そして,本発明に係る無線IC読取装置は,前記搬送波が振幅変調された後の変調波を検波して検波信号を出力する検波手段と,前記検波手段から出力された検波信号を復調することにより前記データ信号を読み取る復調手段と,前記検波手段の前段に設けられ,高周波成分の通過抵抗が可変である高周波制限手段と,前記検波手段から出力された検波信号の信号強度に応じて前記高周波制限手段における高周波成分の通過抵抗を調整する高周波制限調整手段とを備えており,前記高周波制限調整手段が,前記検波信号の信号強度が大きいほど,前記高周波制限手段における高周波成分の通過抵抗が大きくなるように調整を行うものであることを特徴としている。なお,前記信号強度が大きいほど前記通過抵抗が大きくなるようにという記載の概念は,少なくとも2段階以上の多段階の調整或いは連続的な調整を含むものである。
具体的に,前記高周波制限手段は,順方向電流が小さいほど高周波成分の通過抵抗が大きくなる電気特性を有するピンダイオードであることが考えられる。この場合,前記高周波制限調整手段は,前記検波信号の信号強度が大きいほど,前記ピンダイオードに流れる順方向電流が小さくなるように調整するものであればよい。
本発明に係る前記無線IC読取装置によれば,前記検波信号の信号強度が大きい場合,即ち当該無線IC読取装置及び前記無線ICユニットの間隔が広い場合に,前記変調波における高周波成分である搬送波のレベルを下げることができる。このとき,前記無線ICユニットから送信される前記データ信号は低周波であるため,該低周波のレベルに対する影響は少ない。従って,前記検波手段に入力される前記変調波を検波することにより得られる検波信号における振幅差が大きくなり,前記復調手段による復調を正確に実行させることができる。これにより,前記無線IC読取装置では,前記無線ICユニットとの間隔の変化に適応して信頼性の高いデータ通信を行うことができる。
このような構成によれば,前記間隔検知手段によって前記無線ICユニットとの間隔を検知することができるため,該無線ICユニットが正しい位置に配置されているか否かを判断することが可能である。例えば,前記無線IC読取装置が搭載される電子機器の正しい位置に,前記無線ICユニットが搭載される電子部品が装着されているか否かを判断することができる。
また,前記検波信号の信号強度を検出すれば,その検出された信号強度に応じて前記無線ICユニットとの間隔を検知することも可能である。これにより,例えば前記無線ICユニットが正しい位置に配置されているか否かなどを判断することが可能である。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係るリーダライタYを有する無線IC通信システムXの概略構成を示すブロック図,図2は本発明の実施の形態に係るリーダライタYの回路構成の具体例を示す図,図3は本発明の実施の形態に係るリーダライタYの送信回路10からの出力信号を説明するための図,図4は本発明の実施の形態に係るリーダライタYの受信回路20に設けられたピンダイオード311の電気特性を説明するための図,図5は本発明の実施の形態に係るリーダライタYの受信回路20への入力信号を説明するための図である。
ここに,前記無線IC通信システムXは,複写機やプリンタ装置,スキャナ装置,ファクシミリ装置,これらの複合機などの各種の画像処理装置に用いることが考えられる。例えば,プリンタ装置に前記リーダライタYを設けておき,該プリンタ装置に装着される現像装置などの着脱ユニットに前記無線ICカードZを設けておくことが考えられる。これにより,前記プリンタ装置では,前記着脱ユニットが装着された際に,前記リーダライタYによって前記無線ICカードZに対してデータの読み書きを行うことが可能となる。
まず,図1及び図2を用いて,前記リーダライタYについて説明する。なお,図2に示す回路構成の具体例は単なる一例に過ぎず,同様の作用を具現し得るものであれば他の回路構成であってもよい。
図1及び図2に示すように,前記リーダライタYは,制御回路1,送信回路10,受信回路20,アンテナ30などを有している。
前記制御回路1は,内部メモリに記憶された制御プログラムに従って前記無線ICカードZとの通信処理や,当該リーダライタYが搭載される画像処理装置などの電子機器との通信処理などを実行するものである。
また,前記制御回路1は,前記無線ICカードZからデータを受信する際,不図示の発信回路などからのパルス信号に基づいて高周波パルス信号(以下,「搬送波」という)を生成し,前記送信回路10に出力する。
一方,前記無線ICカードZにコマンド(指令信号)を送信するとき,前記制御回路1は,前記搬送波に加えて,そのコマンドを示すコマンド信号を,前記送信回路10に出力する。なお,前記コマンド信号は,例えば当該リーダライタYが搭載される画像処理装置などの電子機器からの指示に基づいて送信される。
前記変調回路11は,前記搬送波(キャリア)を前記コマンド信号に基づいてASK変調(振幅偏移変調)することで送信信号(以下「コマンド変調波」という)を生成し,前記フィルタ12に出力する。なお,前記ASK変調は,信号を振幅の違いで表すように変調する従来周知の技術であるため,ここでは詳説を省略する。
一方,前記変調回路11に前記搬送波のみが入力された場合,該変調回路11は前記搬送波をそのまま前記フィルタ12に出力する。
前記フィルタ12は,パルス波形である前記搬送波や前記コマンド変調波を正弦波(sin波形)に変換し,その変換後の前記搬送波や前記コマンド変調波を前記受信回路20及び前記アンテナ30に出力する。
これにより,前記フィルタ12から前記アンテナ30に入力された前記搬送波や前記コマンド変調波は,該アンテナ30から電磁波として放射される。ここに,図3の(a)〜(c)は,搬送波,コマンド信号,コマンド変調波の一例を示している。図3(a),(b)に示すように,搬送波は高周波,コマンド信号は低周波の信号である。
前記高周波制限回路21は,図2に示すように,前記検波回路22の前段に設けられており,順方向電流に応じて高周波成分の通過抵抗が変化するピン(PIN)ダイオード211を含んでいる。即ち,前記検波回路22に入力される信号は,前記高周波制限回路21において高周波成分が制限されたものとなる。
ここに,図4は前記ピンダイオード211の電気特性の一例を示すものである(株式会社ルネサステクノロジのPINダイオードHVC132のデータシートより引用)。
図4に示すように,前記ピンダイオード211は,該ピンダイオード211に入力される順方向電流が小さいほど,高周波成分に対する通過抵抗(高周波順抵抗)が大きくなるという特性を有している。前記高周波成分に対する通過抵抗が大きくなると,前記ピンダイオード211を通過する信号は,高周波成分の信号レベルのみが減衰されたものとなる。
なお,本実施の形態では,このような電気特性を有する前記ピンダイオード211を高周波制限手段の一例として用いているが,高周波成分の通過抵抗が可変であれば,他の電子部品を用いてもかまわない。
前記検波回路22は,ダイオード等を用いて包絡線検波を行うものであって,その検波した信号(以下,「検波信号」という)を出力する。なお,前記検波回路22による検波手法は,包絡線検波に限られるものではなく,従来周知の他の検波手法を用いてもよい。
その後,前記検波回路22から出力された検波信号は,前記信号強度検出回路23及び前記フィルタ25各々に入力される。
前記信号強度検出回路23は,前記検波回路22によって検波出力された前記検波信号の電圧レベル(以下「検波レベル」という)を,分圧抵抗などを用いて検出するものである。前記信号強度検出回路23で検出された前記検波レベルは,前記高周波制限調整回路24に入力される。
具体的に,前記高周波制限調整回路24は,前記検波レベルが大きいほど,前記高周波制限回路21に入力される順方向電流を小さく調整するように構成されている。前述したように,前記高周波制限回路21では,前記ピンダイオード211の順方向電流が小さいほど,高周波成分に対する抵抗が高くなる。即ち,前記高周波制限調整回路24は,前記検波レベルが大きいほど,前記高周波制限回路21の順方向電流を小さくして,該高周波制限回路21における高周波成分の通過抵抗が大きくなるように調整を行うものである。なお,前記検波レベルが大きいほど前記順方向電流を小さくという記載表現や,前記検波レベルが大きいほど前記高周波成分の通過抵抗を大きくという記載表現の概念は,少なくとも2段階以上の多段階の調整或いは連続的な調整を含むものである。
そして,前記復調回路26では,前記検波信号が前記無線ICカードZから送信されたデータとして復調される。具体的に,前記復調回路26は,予め設定された所定の閾値を指標として,前記検波信号を2値化することにより,前記無線ICカードZから送信されたデータを示すデジタル信号を読み取る。
図1に示すように,前記無線ICカードZは,アンテナ41,切換スイッチ42,制御回路43,メモリ44(記憶手段の一例)を有している。ここで,前記無線ICカードZは,電源を有しておらず,前記リーダライタYから受信する電磁波(電波)によって生じた誘導起電力によって動作する。
前記アンテナ41は,前記無線ICカードZが前記リーダライタYとの間の通信が可能な位置に配置された場合に,該リーダライタYのアンテナ30と電磁的に結合された状態となる。具体的に,前記アンテナ30及び前記アンテナ41の間では共振回路が形成されている。ここで,前記アンテナ30及び前記アンテナ41の共振状態は,これらの配置間隔によって変化する。そして,共振状態が変化すると,前記アンテナ30及び前記アンテナ41の間のインピーダンスが変化することになる。本実施の形態では,前記アンテナ30及び前記アンテナ41の間隔が3mmの場合に最良な共振状態となるものと仮定する。
前記制御回路43は,前記リーダライタYから受信したコマンド変調波を復調してコマンドを抽出し,そのコマンドに対応する処理を実行する。例えば,前記制御回路43は,前記コマンドに基づいて前記メモリ44に対するデータの読み書きを実行する。
前記メモリ44は,各種のデータを記憶する不揮発性の半導体メモリなどである。例えば,前記メモリ44には,当該無線ICカードZが搭載される機器の識別情報や各種のパラメータ情報などが記憶される。
ここに,図5(a)は無線ICカードZから出力されるデータ信号の一例,図5(b)及び(c)は検波回路22に入力されるデータ変調波の一例を示している。また,図5(b)はアンテナ30及びアンテナ41の間隔が3mmの場合,図5(c)はアンテナ30及びアンテナ41の間隔が10mmの場合を示している。
まず,前記リーダライタYでは,前記送信回路10から前記受信回路20及び前記アンテナ30に高周波の搬送波(図3(a)参照)が入力され,該アンテナ30から前記搬送波が電磁波として前記無線ICカードZに送信(放射)される。
これにより,前記無線ICカードZでは,前記アンテナ41で受信された前記搬送波によって電磁誘導が生じて誘導起電力が発生する。この誘導起電力によって前記制御回路43が稼働し,前記無線ICカードZが動作を開始する。
次に,前記制御回路1は,前記搬送波の出力に加えて,データを読み出す旨のコマンド信号(図3(b)参照)を出力する。これにより,前記送信回路10では,前記コマンド信号を含むコマンド変調波(図3(c)参照)が生成され,該コマンド変調波は,前記アンテナ30に入力される。なお,前記コマンド信号を出力した後も前記搬送波の出力は継続される。
具体的に,前記制御回路43は,前記メモリ44に記憶されたデータに基づいて前記切換スイッチ42のON/OFFを切り換える。これにより,前記アンテナ30及び前記アンテナ41の間のインピーダンスが切り換えられることによって,前記無線ICカードZのアンテナ41から図5(a)に示す低周波のデータ信号が出力される。
前述したように,前記アンテナ30及び前記アンテナ41の間隔が3mmである場合(図7(c)参照)に比べて,前記アンテナ30及び前記アンテナ41の間隔が10mmである場合(図7(d)参照)には,データ変調波における搬送波の振幅が大きくなる。そのため,従来では,前記データ変調波を検波することによって得られる検波信号における振幅差が小さくなり,データ通信の信頼性が低下するという問題があった。
そして,前記高周波制限回路21は,前記高周波制限調整回路24による順方向電流の調整によって高周波成分に対する通過抵抗が変化するものである。
また,前記高周波制限調整回路24は,前記信号強度検出回路23によって検出された前記検波レベルが大きいほど前記高周波制限回路21の順方向電流が小さくなるように調整するものである。
そのため,前記高周波制限回路21に入力されたデータ変調波は,該高周波制限回路21において高周波成分である搬送波のレベルだけが下げられた後,前記検波回路22に入力されることになる(図5(c)参照)。
そして,前記検波回路22では,前記搬送波が振幅変調された後の前記変調波が検波されて検波信号が出力される。このとき,前記変調波では前記搬送波のレベルだけが下げられているため,前記検波信号における振幅差は大きくなる。従って,前記復調回路26では,前記検波信号の復調を正確に行うことができる。
このように,前記無線IC通信システムXでは,前記リーダライタYのアンテナ30及び前記無線ICカードZのアンテナ41の間隔に適応して,前記検波回路22に入力される変調波における搬送波のレベルを調整することにより,該変調波の検波信号における振幅差を大きくすることで,信頼性の高いデータ通信を実現することができる。
なお,図5(b)に示すように,前記アンテナ30及び前記アンテナ41の間隔が適切である場合には,従来通り前記データ変調波から得られる検波信号における振幅差が十分に大きいため,前記復調回路26による復調は正確に行われる。
前記無線IC通信システムXでは,前記信号強度検出回路23による検出結果に応じて,前記高周波制限回路21の順方向電流を調整する前記高周波制限調整回路24が設けられていた。一方,前記高周波制限調整回路24を省略する構成が考えられる。
具体的には,図1に破線で示すように,前記信号強度検出回路23による出力結果である検波レベルを前記制御回路1に入力するように構成しておくことが考えられる。そして,前記制御回路1は,前記信号強度検出回路23から入力される前記検波レベルに応じて,前記高周波制限回路21の順方向電流を調整するように処理する(図1の破線参照)。このように,前記高周波制限調整回路24と同様の機能を前記制御回路1で達成することで,該高周波制限調整回路24を省略することが可能である。
具体的に,前記制御回路1は,事前の実験結果やシミュレーション結果などに基づいて予め設定された検波レベルと間隔との関係を示す関係式に,前記信号強度検出回路23から入力された検波レベルを代入することにより,前記リーダライタY及び前記無線ICカードZの間隔を算出することが可能である。ここに,かかる検知処理を実行するときの前記制御回路1が間隔検知手段に相当する。
例えば,プリンタ装置に前記リーダライタYを設けておき,定着装置などの着脱ユニットに前記無線ICカードZを設けておくことで,前記プリンタ装置において,前記着脱ユニットが正常に装着されたか否かを判断することが可能である。
このとき,前記制御回路1は,前記無線ICカードZが正常に装着されていない旨をユーザに報知するための処理を実行することも可能である。例えば,前記制御回路1は,前記リーダライタYが搭載された電子機器に設けられた表示パネルやスピーカ等を用いて報知を行う。
10…送信回路
11…変調回路
12…フィルタ
20…受信回路
21…高周波制限回路
211…ピンダイオード
22…検波回路
23…信号強度検出回路
24…高周波制限調整回路
25…フィルタ
26…復調回路
30…アンテナ
41…アンテナ
42…切換スイッチ
43…制御回路
44…メモリ
X…無線IC通信システム
Y…リーダライタ(無線IC読取装置の一例)
Z…無線ICカード
Claims (3)
- 各種のデータを記憶する記憶手段を有する無線ICユニットに電磁的に結合された状態で,該無線ICユニットに高周波の搬送波を送信し,前記記憶手段に記憶されたデータに基づいて前記無線ICユニットから送信された低周波のデータ信号を,前記搬送波の振幅変調を行うことによって受信する振幅変調方式の無線IC読取装置に適用されるものであって,
前記搬送波が振幅変調された後の変調波を検波して検波信号を出力する検波手段と,
前記検波手段から出力された検波信号を復調することにより前記データ信号を読み取る復調手段と,
前記検波手段の前段に設けられ,高周波成分の通過抵抗が可変である高周波制限手段と,
前記検波手段から出力された検波信号の信号強度に応じて前記高周波制限手段における高周波成分の通過抵抗を調整する高周波制限調整手段と,
を備えてなり,
前記高周波制限調整手段が,前記検波信号の信号強度が大きいほど,前記高周波制限手段における高周波成分の通過抵抗が大きくなるように調整を行うものであることを特徴とする無線IC読取装置。 - 前記高周波制限手段が,順方向電流が小さいほど高周波成分の通過抵抗が大きくなる電気特性を有するピンダイオードであって,
前記高周波制限調整手段が,前記検波信号の信号強度が大きいほど,前記ピンダイオードに流れる順方向電流が小さくなるように調整するものである請求項1に記載の無線IC読取装置。 - 前記検波手段により検波された検波信号の信号強度を検出する信号強度検出手段と,前記信号強度検出手段によって検出された信号強度に応じて前記無線ICユニットとの間隔を検知する間隔検知手段とを更に備えてなる請求項1又は2のいずれかに記載の無線IC読取装置。
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