JP4941673B2 - 電子楽器及びそのプログラム - Google Patents

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本発明は、スライダー操作子を備えた電子楽器において、スライダー操作によるパラメータ値の急激な変化を緩和する技術に関する。
従来より、電子楽器には、音量レベルなどの各種のパラメータ値を設定/変更するためのスライダー(フェーダー)を備えたものが知られている。通常、外部パネル上のスライダーの数より設定/変更したいパラメータの数の方が多いため、1つのスライダーの機能を切り替えながら複数のパラメータ値を設定/変更できるようにしている。この場合、スライダーのつまみの位置と設定/変更するパラメータ値の現在値とが一致しない場合があるが、スライダーがいわゆるムービング機能(パラメータ値に応じた位置につまみを強制的に設定する駆動機構を備えたもの)を備えたスライダーであれば、パラメータ値の現在値に応じた位置にスライダーのつまみを強制的にセットすることができる。一方、ムービング機能を持たないスライダーの場合、(1)スライダー位置変更に伴いパラメータ値が即座に変更される方式、又は、(2)いわゆるピックアップ方式が適用される。
図9は、上記(1)の方式を採った場合のスライダー値とパラメータ値の変化例を示す。横軸が時間の経過を示し、縦軸がスライダー値及びパラメータ値を示す。「スライダー値」とは、スライダーのつまみの位置に対応するパラメータ値を言う。パラメータ値の現在値が点線911にあり、スライダー値が点線912にある状態で、時点901においてスライダー操作が開始したとする。このとき、スライダーの位置変更に伴い、点線913に示すように、パラメータの現在値はスライダー値へと急激に変化する。その後は、点線914に示すように、スライダーの操作に応じてパラメータ現在値も変化し、最終的に目標値915に到る。
図10は、上記(2)の方式でのスライダー値とパラメータ値の変化例を示す。ピックアップ方式とは、スライダー値とパラメータ現在値とが異なる場合、いったんパラメータ現在値の位置までスライダーを操作した後、スライダー位置に応じてパラメータ値を変化させる方式である。図10では、パラメータ現在値が点線1011で、スライダー値が点線1012にある状態で、時点1001でスライダー操作を開始したとする。このとき、スライダー値を点線1013のように変化させても、未だパラメータ現在値に到っていないので、パラメータ現在値が変化することはない。スライダー値がパラメータ現在値に到った後は、点線1014に示すように、スライダー位置に応じてパラメータ値が変化する。その後、目標値1015にセットすればよい。
上述の図9,10の方式では、スライダー値とパラメータ値が一致している状態から、スライダー位置を変更してパラメータ値を変更する場合は、特に問題はない。しかし、例えば別音色を呼び出した直後や画面切り替え直後など、当該スライダーで設定/変更する対象のパラメータを切り替えた場合には、スライダー値とパラメータ現在値が一致していない状態からスライダー位置を変更してパラメータ値を変更することになる。この場合、図9の方式では、スライダー位置変更後、即座にパラメータ値がその位置に反映して変更されるので、特に相互の位置に大きな差がある場合は急激にパラメータ値が変化するという問題及びその変化に基づいてノイズが発生するという問題がある。上記図10の方式では、目標値にかかわらず、いったん現在のパラメータ値の位置までスライダーを操作した後、再度、設定したい目標値までスライダーを操作しなければならないため、直感的に分かりにくいという問題や、操作に時間や手間が掛かり面倒であるという問題がある。
本発明は、ムービング機能を持たないスライダーを使用して各種パラメータ値を設定/変更する電子楽器において、スライダー操作によるパラメータ値の急激な変化を緩和する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、スライダー操作子を備えた電子楽器であって、前記スライダーの操作開始を検出する手段と、前記操作開始から所定時間待機し、該所定時間の後に、前記スライダーの位置に応じた値をパラメータ現在値として設定する手段であって、パラメータ現在値を徐々に前記スライダーの位置に応じた値まで変化させるとともに、その変化の度合いはパラメータの分解能に応じて決定するものとを備えることを特徴とする。
また、本発明は、スライダー操作子を備えた電子楽器であって、前記スライダーの操作開始を検出する手段と、前記操作開始から所定時間待機し、該所定時間の後に、前記スライダーの位置に応じた値をパラメータ現在値として設定するとともに、該所定時間が経過する前に前記スライダーの位置に応じた値がパラメータ現在値に至ったことが検出された場合は、前記所定時間の経過を待つことなくその時点の前記スライダーの位置に応じた値をパラメータ現在値として設定する手段であって、パラメータ現在値を徐々に前記スライダーの位置に応じた値まで変化させるとともに、その変化の度合いはパラメータの分解能に応じて決定するものとを備えることを特徴とする。
前記所定時間は、パラメータ毎に決定するようにしてもよい。また、パラメータ毎に、前記スライダーの操作開始から所定時間待機しないでパラメータ現在値を変化させる方式と、前記スライダーの操作開始から所定時間待機してパラメータ現在値を変化させる方式とを、選択できるようにしてもよい。
なお、前記スライダー操作子は、画面上にイメージを表示し、ポインティングデバイスなどで操作するものを含むものとする。
本発明によれば、従来のやり方に対して、スライダー操作に伴うノイズを低減させることができ、また直感的な操作が可能となる。従来の操作に慣れているユーザーにも違和感なく受け入れてもらえる。また、特にストロークの小さい(短い)スライダーでは、わずかな位置の違いが大きなパラメータ値の差になることがあるが、そのような場合でも、本願アルゴリズムを用いることで、パラメータ値の意図しない急激な変化を抑える事ができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子楽器100のハードウェア構成例を示す。CPU(中央処理装置)101は、この電子楽器全体の動作を制御する処理装置である。RAM(ランダムアクセスメモリ)102は、CPU101が実行するプログラムのロード領域やワーク領域に使用する揮発性メモリである。ROM(リードオンリメモリ)103は、CPU101が実行する制御プログラムや各種のデータを格納する不揮発性メモリである。操作子105は、この電子楽器の外部パネルに設けられているスイッチやスライダーなどの操作子、及び鍵盤などの演奏操作子である。操作子105の操作は検出回路106により検出され、検出結果がCPU101に送られる。表示部107は、各種の情報を表示するディスプレイである。表示回路108は、CPU101からの指示に基づいて、与えられたデータを表示部107に表示する。通信インターフェース(I/F)109は、外部機器110や外部ネットワークと接続するためのインターフェースである。その接続方式はどのようなものでもよい。音源104は、CPU101からの指示に基づいて楽音信号を発生する。発生した楽音信号は、アナログの音響信号に変換され、増幅回路111で増幅された後、スピーカー112で放音される。
図2は、図1の電子楽器100の外部パネルイメージ及び外部から通信コマンドを受信する様子を示すイメージ図である。電子楽器100の外部パネル上には、複数のスライダー201、その他のスイッチやボリューム202,203、及びディスプレイ204などが設けられている。スライダー201とスイッチ等202,203は図1の操作子105に対応し、ディスプレイ204は図1の表示部107に対応する。スイッチ等202,203の操作などでディスプレイ204に表示される画面を切り替え、これにより各スライダー201に割り当てるパラメータを切り替えることができる。もちろん画面の切り替えを伴わずに、各スライダー201へのパラメータの割り当てを変更できるようにしてもよい。
スライダー201も含めて外部パネル上の操作子を操作すると、内部でその操作に応じたイベントが発生し、そのイベントに応じた処理が実行される。これについては、図5などで後述する。また、本実施形態の電子楽器では、外部ネットワーク130や外部機器110から通信コマンドを入力し、該通信コマンドに応じた処理を実行する機能を備える。特に、通信コマンドは「擬似操作子操作コマンド」を含む。「擬似操作子操作コマンド」とは、当該電子楽器の操作子201〜203が操作されたかのようなイベントを発生させるコマンドである。「擬似操作子操作コマンド」を入力したときの処理については、図6などで後述する。
図3は、本実施形態の電子楽器におけるスライダー値とパラメータ現在値の変化の例(その1)を示す。横軸は時間、縦軸はスライダー値とパラメータ現在値を示す。パラメータ現在値311とスライダー値312とが異なる状態で、時点301でユーザがスライダー操作を開始したとする。スライダー値は点線313に示すように変化するが、所定時間321(ここでは300msec程度)が経過するまでパラメータ現在値は変化しない。所定時間321が経過した時点302で、パラメータ現在値をスライダー値に応じて設定し、目標値314に至る。この方式では、所定時間の間にスライダー値とパラメータ現在値との差を小さくした上でパラメータ現在値をスライダー位置に応じて設定変更できるので、ノイズの低減を図ることができる。
図4は、図3の変形例を示す。パラメータ現在値411とスライダー値412に差がある状態で、時点401でスライダー操作が開始されたとする。このとき、所定時間421の間はスライダーの操作をパラメータ現在値に反映させない点は図3の例と同じである。図4では、所定時間421経過後の時点402から徐々にパラメータ現在値413をスライダー値414に合わせるように近づけ、目標値415に至るようにする。なお、時点402からパラメータ現在値をスライダー値に徐々に近づける方式は任意である。例えば、Nmsec毎にパラメータ現在値を所定値Mstepずつ変化させて徐々にスライダー値に近づけるようにすればよい。この方式によれば、ノイズ低減を図ることができると共に、直感的な操作が可能となる。
図5(a)は、CPU101が実行するメインルーチンのフローチャートを示す。ステップ501でイベント検出を行い、検出されたらステップ502から503に進んで、当該イベントを対応するタスクに発行する。例えば、外部パネル上のスライダーが操作されたときには、スライダー操作イベントが検出され、該スライダー操作イベントが図5(b)のスライダータスクに送られる。他のイベントの場合も同様に、当該イベントがそのイベントに応じたタスクに送られ当該イベントに応じた処理が実行されるが、それについては説明を省略する。
図5(b)は、スライダー操作イベントに応じて実行されるスライダータスクのフローチャートを示す。ステップ511で激変緩和タスク(図5(c)で後述する)が実行中か判別(後述するフラグを参照して判別する)し、実行中ならそのまま終了する。実行中でなければ、ステップ512でフラグをオンし、ステップ513で激変緩和タスクを起動する。上記フラグは、オンで激変緩和タスクが実行中であることを示し、オフで実行中でないことを示す。
図5(c)は、ステップ513で起動される激変緩和タスクのフローチャートを示す。ステップ521で所定時間(300msec)だけ待つ。この待ち時間は、図3,4で説明した321,421に相当する。次に、ステップ522でオフセットの範囲内か判別する。これは、この時点のスライダー値とパラメータ現在値とを比較して、スライダー値がパラメータ現在値±3%の範囲に入っているかを判別するものである(パラメータ現在値がスライダー値±3%の範囲内かを判別してもよい)。スライダー値がこのオフセット範囲内にあるときは、スライダー値がパラメータ現在値に一致していると見なし、ステップ524に進む。オフセット範囲外のときは、ステップ523で、スライダー値に応じてパラメータ値をセットし、ステップ524に進む。ステップ524でフラグをオフして終了する。
上記図5の処理により、図3の方式の動作が実現される。図5の処理は、いわゆるイベントドリブンの処理になっており、CPU101側の処理とスライダーその他の操作子側の処理とを切り離している。すなわち、スライダー(その他の操作子も同様)が操作開始され操作し続けられている間は、スライダー側から操作イベントが繰り返し発行される。CPU101側はそれらの操作イベントを全て受け取り、その操作イベントに応じた処理を実行するだけである。スライダー操作イベントでは、ステップ521で300msec待つ処理があり、その間にスライダー操作イベントが発行されてくる場合もあるが、その場合はステップ511で激変緩和タスク実行中と判別されて処理が終了するので問題はない。なお、上記のフローから分かるように、画面切り替えやシーンリコールなどでスライダーとパラメータとの割り当てが変更されただけでは、図5(c)の処理は実行されない。ユーザーが意図的にスライダーを操作した際、その操作開始の時点で起動するようになっている。
図5では外部パネル上のスライダーの操作イベントを検出した場合で説明したが、本実施形態では、擬似操作子操作コマンドに応じた操作子操作イベントを検出した場合も同様の処理である。
図6は、本実施形態の電子楽器において通信I/F109が実行するコマンド受信ルーチンのフローチャートである。図2で説明したように、外部ネットワーク130や外部機器110から通信コマンドを受信したとき、図6の処理が実行される。ステップ601で受信した通信コマンドのコマンド解析を行い、ステップ602で擬似操作子操作コマンドか判別し、そうであるときはステップ603でその擬似操作子操作コマンドに応じた操作子操作イベントをCPU101に通知する。擬似操作子操作コマンドでないときは、ステップ604でそのコマンドに応じた処理を実行する。
ステップ603でCPU101に通知されたイベントは、図5(a)のステップ501で検出され、当該イベントに応じたタスクに渡されて当該イベントに応じた処理が実行される。ステップ603でCPU101に通知された擬似操作子操作コマンドに応じた操作子操作イベントは、実際の外部パネル上の操作子が操作された場合に発行される操作子操作イベントと同じであるので、CPU101は、操作子が実際に操作された場合と外部から通信コマンドで入力した場合とを何ら区別することなく、何れの場合も指示された操作子操作コマンドに応じた処理を実行する。
これにより、外部から通信コマンドを使用して、本実施形態の電子楽器に対して、あたかも操作子そのものが操作されたような状態をリモートコントロールできる。この機能は、例えば楽器教室で先生の機器から生徒の機器をコントロールしたい場合(インターネットなどを介してコントロールする場合も同様)などで有効である。従来技術でも電子楽器の各種のパラメータを外部から設定変更することは可能であったが、そのためにはパラメータとそのパラメータの値を指定したコマンドで行うしかなかった。そのように直接的にパラメータ値が変更されるのでは、生徒は、どのような操作をすればそのパラメータ値の変更が行われるか分からないことが多い。本実施形態では、先生の機器から生徒の機器に擬似操作子操作コマンドを送信することで、パラメータが変わるだけでなく、あたかも生徒側の機器の操作子を操作したような挙動を生徒に見せることができる。機器/操作子/対象パラメータによっては、操作子を操作しても即座にパラメータ値に反映されず、一定時間おいてからパラメータ値が変更されるものがある(例えば上述のスライダー)。本実施形態における外部からのコントロールは、このようなシチュエーションで有効に働く。
次に、上記実施形態の第1の変形例を説明する。第1の変形例は、上述した図4の方式である。これを実現するためには、図5のステップ523で、パラメータ現在値にスライダー値をセットする際、所定時間をかけて徐々に値を近づけるようにすればよい。なお、徐々に値を近づけるときには、ステップ522と同じ方式で、パラメータ現在値がスライダー値±3%の範囲内かを判別し、その範囲内に入ったら値を近づける処理を終了させればよい。
上記実施形態及び第1の変形例(図3,4の方式)では、従来の操作に慣れているユーザーにも違和感なく受け入れてもらえる。また、特にストロークの小さい(短い)スライダーでは、わずかな位置の違いが大きなパラメータ値の差になることがある。このような場合でも、本願アルゴリズムを用いることで、パラメータ値の意図しない急激な変化を抑えることができる。
上記実施形態の第2の変形例を説明する。図7は、図5(c)の激変緩和タスクルーチンの変形例を示す。ステップ521を、図7の手順に置き換えるものである。ステップ701でその時点のスライダー値を取得し、ステップ702で該スライダー値がパラメータ現在値をまたいだか判別する。またいでいなければステップ703で本ルーチンに入ってから300msec経ったか判別し、経っていなければステップ701に戻る。300msec経っていたら、ステップ522に進む。
本第2の変形例により、スライダー操作が開始されてから300msecが経過する前でも、スライダー値がパラメータ現在値をまたげば、パラメータ値の設定へと進むようにできる。これにより、俊敏に操作した場合は300msec待つことなくパラメータ設定が実行されるようになるので、操作に対して機器が迅速に反応したような印象を与えることができる。
上記実施形態の第3の変形例を説明する。第3の変形例は、外部から擬似操作子操作コマンドを入力した場合の処理の改良である。上記実施形態では、スライダーはムービング機能を持たないものとしたが、第3の変形例ではムービング機能を持つものとする。また、図5で説明した処理に加えて、検出したイベントが擬似操作子操作コマンドに応じた操作子操作イベントであるときには、図8の操作子位置変更タスクを実行するものとする。図8では、ステップ801で、ムービング機能を利用して該当の操作子の位置を変更する。これにより、外部からの擬似操作子操作コマンドに応じて、操作子が実際に動く様子までコントロールできる。
なお、図3,4の方式では、パラメータの分解能に応じて、スライダー操作開始後の何もしない所定時間を決めるようにしてもよい。例えば、パラメータの分解能が0〜127であるとき(要するに当該パラメータの採りうる値が、0,1,…,127の何れかということ)には上記所定時間を300msecとし、分解能が0〜31であるときには上記所定時間を200msecとする、などである。また、パラメータの種類毎に、この所定時間を決めるようにしてもよい。
図4の方式では、パラメータの分解能に応じて、徐々に変更する度合いを決めるようにしてもよい。また、パラメータ毎に、(1)図9の方式、(2)図10の方式、(3)図3の方式、(4)図4の方式、を選択できるようにしてもよい。これらの4方式のうちの任意の複数の方式を選択できるようにしてもよい。
前記操作子は、図2のように外部パネル上にハードウエアとして備えられたものを例に説明したが、画面上に操作子の画像を表示し、ポインティングデバイスで操作するような操作子も含むものとする。
本発明の実施の形態に係る電子楽器のハードウェア構成例を示す図 電子楽器の外部パネルイメージ及び外部から通信コマンドを受信する様子を示すイメージ図 スライダー値とパラメータ現在値の変化の例(その1)を示す図 スライダー値とパラメータ現在値の変化の例(その2)を示す図 CPUが実行する各ルーチンのフローチャート 通信I/Fが実行するコマンド受信ルーチンのフローチャート 激変緩和タスクルーチンの変形例を示す図 操作子位置変更タスクのフローチャート 従来技術でのスライダー値とパラメータ現在値の変化の例(その1)を示す図 従来技術でのスライダー値とパラメータ現在値の変化の例(その2)を示す図
符号の説明
100…電子楽器、101…CPU(中央処理装置)、102…RAM(ランダムアクセスメモリ)、103…ROM(リードオンリメモリ)、104…音源、105…操作子、106…検出回路、107…表示部、108…表示回路、109…通信インターフェース(I/F)、110…外部機器、111…増幅回路、112…スピーカー。

Claims (6)

  1. スライダー操作子を備えた電子楽器であって、
    前記スライダーの操作開始を検出する手段と、
    前記操作開始から所定時間待機し、該所定時間の後に、前記スライダーの位置に応じた値をパラメータ現在値として設定する手段であって、パラメータ現在値を徐々に前記スライダーの位置に応じた値まで変化させるとともに、その変化の度合いはパラメータの分解能に応じて決定するもの
    を備えることを特徴とする電子楽器。
  2. スライダー操作子を備えた電子楽器であって、
    前記スライダーの操作開始を検出する手段と、
    前記操作開始から所定時間待機し、該所定時間の後に、前記スライダーの位置に応じた値をパラメータ現在値として設定するとともに、該所定時間が経過する前に前記スライダーの位置に応じた値がパラメータ現在値に至ったことが検出された場合は、前記所定時間の経過を待つことなくその時点の前記スライダーの位置に応じた値をパラメータ現在値として設定する手段であって、パラメータ現在値を徐々に前記スライダーの位置に応じた値まで変化させるとともに、その変化の度合いはパラメータの分解能に応じて決定するもの
    を備えることを特徴とする電子楽器。
  3. 請求項1または2に記載の電子楽器において、
    前記所定時間は、パラメータ毎に決定することを特徴とする電子楽器。
  4. 請求項1からの何れか1つに記載の電子楽器において、
    パラメータ毎に、前記スライダーの操作開始から所定時間待機しないでパラメータ現在値を変化させる方式と、前記スライダーの操作開始から所定時間待機してパラメータ現在値を変化させる方式とを、選択する手段を、さらに備えることを特徴とする電子楽器。
  5. コンピュータを、スライダー操作子を備えた電子楽器として動作させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記スライダーの操作開始を検出する手段と、
    前記操作開始から所定時間待機し、該所定時間の後に、前記スライダーの位置に応じた値をパラメータ現在値として設定する手段であって、パラメータ現在値を徐々に前記スライダーの位置に応じた値まで変化させるとともに、その変化の度合いはパラメータの分解能に応じて決定するもの
    を備える電子楽器として機能させることを特徴とするプログラム。
  6. コンピュータを、スライダー操作子を備えた電子楽器として動作させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記スライダーの操作開始を検出する手段と、
    前記操作開始から所定時間待機し、該所定時間の後に、前記スライダーの位置に応じた値をパラメータ現在値として設定するとともに、該所定時間が経過する前に前記スライダーの位置に応じた値がパラメータ現在値に至ったことが検出された場合は、前記所定時間の経過を待つことなくその時点の前記スライダーの位置に応じた値をパラメータ現在値として設定する手段であって、パラメータ現在値を徐々に前記スライダーの位置に応じた値まで変化させるとともに、その変化の度合いはパラメータの分解能に応じて決定するもの
    を備える電子楽器として機能させることを特徴とするプログラム。
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