JP4941153B2 - デバイスドライバ - Google Patents

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本発明は、画像形成デバイスが画像を形成するための出力画像データを供給するデバイスドライバに関する。
近年、マイクロソフト社のWindows(登録商標)に代表される汎用のオペレーティングシステム(以下、OSという)の普及に伴い、ユニバーサルドライバと呼ばれるサブルーチン群がOSで提供されるようになった。ユニバーサルドライバは、プリンタ、ディスプレイ等の周辺機器(デバイス)の種類毎に提供され、異なるデバイス間でも共通して利用することができる。ユニバーサルドライバでサポートされないデバイス独自の処理部分はミニドライバと呼ばれ、ユニバーサルドライバとは別に、デバイス開発者によって提供されるものである。例えば、特許文献1に開示されているユニバーサルドライバを用いた印刷システムでは、ミニドライバにより、描画データのスプールファイルのサイズを小さくする処理が行われている。
特開2005−148954号公報
しかしながら、ユニバーサルドライバ自体は、異なるデバイスに共通の処理部分だけをサポートするものであり、現状では、アプリケーションプログラムで作成された描画データを取得し、単に画像形成デバイスの解像度に合わせてイメージデータを生成するのみである。したがって、画質の低下という、低解像度の画像形成デバイスに特有の問題に対応することができない。具体的には、画像形成デバイスが低解像度の場合には、画像の斜線や曲線部分に階段状のギザギザ(ジャギー)が発生してしまうという問題があった。特に、文字コードから生成された文字のイメージデータでは、画質の低下が顕著であった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、汎用のオペレーションシステムで提供されるユニバーサルドライバを利用して、低解像度の画像形成デバイスに対しても高画質な画像を形成できるデータを出力可能な、デバイスドライバを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のデバイスドライバは、画像形成デバイスが画像を形成するための出力画像データを供給する、コンピュータ上で実行されるデバイスドライバであって、前記コンピュータを前記出力画像データの基となる描画データを取得する描画データ取得手段と、前記描画データ取得手段によって取得された前記描画データから第1のイメージデータを生成するイメージデータ生成手段として機能させる、汎用のオペレーションシステムで提供されるユニバーサルドライバを備え、前記コンピュータを前記画像形成デバイスに対応する第1の解像度および階調数を記憶するデバイス情報記憶手段、ユーザの入力に応じて、予め記憶された、前記第1の解像度よりも高い複数の解像度のうちの1つを第2の解像度として選択させる解像度選択手段、前記イメージデータ生成手段が生成する前記第1のイメージデータの解像度として、前記解像度選択手段によって選択された前記第2の解像度を前記デバイス情報記憶手段に記憶させる解像度設定手段、前記イメージデータ生成手段が生成する前記第1のイメージデータの解像度として、前記デバイス情報記憶手段に記憶された前記第1の解像度よりも高い第2の解像度を設定する解像度設定手段、前記イメージデータ生成手段によって生成された前記第1のイメージデータを、前記デバイス情報記憶手段に記憶された前記第の解像度および前記階調に基づいて第2のイメージデータに変換するイメージデータ変換手段、および前記イメージデータ変換手段によって変換して得られた前記第2のイメージデータを前記出力画像データとして前記画像形成デバイスに出力する出力手段として機能させることを特徴とする。
さらに、請求項に係る発明のデバイスドライバは、請求項に記載の発明の構成に加え、前記解像度設定手段は、前記第1の解像度に2以上の整数を乗じた解像度を、前記第2の解像度として設定することを特徴とする。
請求項1に記載のデバイスドライバは、一旦、画像形成デバイスの解像度よりも高い解像度のイメージデータを生成してから、画像形成デバイスに合わせた解像度と階調数に変換するアンチエイリアス処理が行われる。すなわち、斜線や曲線部分の周囲に画像形成デバイスの階調数に応じた中間色を配したイメージデータに最終的に変換される。したがって、ユニバーサルドライバのみを用いて、最初から画像形成デバイスに合わせた低解像度のイメージデータを生成する場合に比べ、ジャギーが目立ちにくく、滑らかで高画質なイメージデータを出力することができる。また、ユーザは、予め設定された複数の解像度から、所望の解像度を選択することができる。通常、解像度が高くなるほど画質が向上するが、処理速度は遅くなるため、ユーザは、画質と処理速度を考慮して、所望の解像度を臨機応変に選択することができる。
請求項に記載のデバイスドライバによれば、解像度変換が整数を用いた処理で行われるので、請求項に記載の発明の効果に加え、画像の歪のない解像度変換を容易に行うことができる。
以下、本発明を具現化した一実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、参照する図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成、各種処理のフローチャートなどは、特に特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
以下、図1〜図4を参照して、本実施形態に係るプリンタドライバ10について説明する。図1は、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)1の構成を示すブロック図である。図2は、データ出力処理の流れを示す処理フロー図である。図3は、プリンタドライバ10のメイン処理のフローチャートである。図4は、プリンタ詳細オプション画面50の模式図である。
まず、図1を参照して、プリンタドライバ10がインストールされるPC1の構成について説明する。図1に示すPC1は、周知のパーソナルコンピュータであり、汎用型の装置である。図1に示すように、PC1は、PC1の制御を司るCPU101を備え、CPU101には、BIOS等を記憶したROM102と、各種のデータを一時的に記憶するRAM103が接続されている。さらにCPU101には、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース105が接続されている。I/Oインターフェース105には、後述するハードディスク装置(以下、HDDという)104、マウス111、ビデオコントローラ112、キーコントローラ114、および通信装置116が接続されている。ビデオコントローラ112には、ディスプレイ113が接続されており、ビデオコントローラ112によって制御されている。キーコントローラ114には、キーボード115が接続されており、キーコントローラ114によって制御されている。通信装置116は、LAN5に接続されており、PC1は、この通信装置116を介してプリンタ2と通信することができる。なお、本実施形態のPC1に接続されているプリンタ2は、解像度が100dpiであり、4階調の階調表現が可能なプリンタであるものとする。
次に、図2を参照して、HDD104に記憶されたソフトウェアについて説明する。図2に示すように、HDD104には、汎用のOS100、文書作成や数値計算等の各種のアプリケーションソフトウェア(以下、アプリケーションという)31、PC1に接続される印刷装置や表示装置に対して画像処理をコントロールするGDI(Graphic User Interface)32、およびプリンタドライバ10等がインストールされている。OS100としては、例えば、米国マイクロソフト社のWindows(登録商標)を使用することができ、アプリケーション31、GDI32、およびプリンタドライバ10は、すべてOS100上で動作する。
本実施形態のプリンタドライバ10は、ユニバーサルドライバ11、ミニドライバ12、およびフィルタリング処理モジュール13から構成されている。このうち、ユニバーサルドライバ11は、GDI32とともに、OS100のサブシステムとして一律に提供されるもので、様々な出力デバイスについて共通の処理部分を司る。具体的には、アプリケーション31上で作成された印刷データを、プリンタ2が受信して印刷を実行することができるラスタイメージデータに変換して、プリンタ2に出力する処理を行う。一方、ミニドライバ12およびフィルタリング処理モジュール13は、プリンタ2の開発者により作成されるもので、OS100とともに、あるいは個別に提供される。ミニドライバ12は、ユニバーサルドライバ11がラスタイメージデータを生成する際に必要な解像度、階調数等の設定情報を記述するGPD(General Printer Description)ファイルである。また、フィルタリング処理モジュール13は、ユニバーサルドライバ11で生成されたラスタイメージデータを、解像度変換してプリンタ2へ出力するモジュールである。
次に、図2を参照して、PC1におけるプリンタ2へのデータ出力処理の流れの概略について説明する(詳細は後述)。このデータ出力処理は、図2のプリンタドライバ10に従って、PC1のCPU101が実行するものである。まず、アプリケーション31において印刷要求がなされると、GDI32は、アプリケーション31からのコマンドを解釈し、ユニバーサルドライバ11に動的にリンクして、ユニバーサルドライバ11において、印刷データからラスタイメージデータを生成させる。このとき、ユニバーサルドライバ11を介して、ミニドライバ12に設定された情報が参照され、その設定情報に基づいてラスタイメージデータが生成される。通常、ミニドライバ12が設定情報として有する解像度は、プリンタ2の実際の解像度であるが、本実施形態では、プリンタ2の解像度およびプリンタ2の解像度よりも高い複数の解像度のうちの1つが選択され、設定される点に特徴がある。詳細は後述するが、ユニバーサルドライバ11で、一旦プリンタ2の解像度よりも高い解像度のラスタイメージデータが生成された場合は、フィルタリング処理モジュールにおいてプリンタ2の解像度のデータに変換される。そして、変換後のラスタイメージデータがプリンタ2に出力され、プリンタ2によって印刷が行われる。なお、図2では、本実施形態の特徴部分を主として説明するために図示を省略しているが、GDI32とプリンタドライバ10の間、またはプリンタドライバ10の後段に、印刷前のデータを一時的に保存するスプールファイルを設けてスプール処理を行ってもよい。
次に、図3および図4を参照して、プリンタドライバ10により実行される処理の詳細について説明する。前述したように、アプリケーション31上で文書データ、画像データ等の印刷データについて印刷要求がなされると、GDI32を経由して、ユニバーサルドライバ11(図2参照)がこれを受信する(S1)。ここでユニバーサルドライバ11が受信する印刷データは、文書データについては文字等のコードデータおよび座標情報等であり、画像データについては原画像データおよび座標情報等である。
図3に示すように、ユニバーサルドライバ11は、印刷データを受信すると、ミニドライバ12に記憶された印刷設定情報を参照する(S2)。印刷設定情報は、プリンタドライバ10のユーザインターフェース(図示外)によって表示される設定画面から、ユーザが設定することができる。なお、ユーザインターフェースも、ミニドライバ12およびフィルタリング処理モジュール13と同様に、プリンタ2の開発者により作成されるものである。例えば、ユーザがアプリケーション31で印刷指示のために印刷実行画面(図示外)を開いた際、そこに表示される「オプション」ボタン(図示外)を選択した場合に、図4に示すプリンタ詳細オプション画面50を表示すればよい。図4に示すように、プリンタ詳細オプション画面50には、例えば、「用紙/出力」、「グラフィックス」、「ドキュメントのオプション」の設定項目が表示され、各項目についてさらに詳細を設定することができる。本実施形態では、ユーザは、印刷品質リストボックス51において、印刷品質を選択することができる。具体的には、印刷品質リストボックス51には、「100dpi(dots per inch)」、「200dpi」、「400dpi」、「800dpi」の4種類の解像度が表示され、ユーザはこのうち1つを選択することができる。その結果、選択された解像度が、設定された解像度としてミニドライバ12に記憶される。
本実施形態では、200dpiが印刷品質のデフォルト値として設定されており、ユーザが特に他の値を選択しない限り、印刷品質として200dpiが設定されるものとする。一方、プリンタ2の解像度は前述の通り、100dpiである。すなわち、ユーザが特に印刷品質リストボックス51で100dpiを選択しない限り、印刷品質には、プリンタ2の解像度よりも高い解像度が設定されることになる。また、図4に示すように、ユーザは、プリンタ詳細オプション画面50で、中間イメージデータの階調数52も選択することができる。
ミニドライバ12から印刷設定情報を参照すると、ユニバーサルドライバ11は、この設定情報に合わせてラスタイメージデータを生成するレンダリング処理を行う(S3)。なお、ここで生成されるラスタイメージデータを「中間イメージデータ」というものとする。プリンタ2で実際に印刷されるときの解像度は100dpiであるが、本実施形態では、プリンタ詳細オプション画面50(図4参照)で印刷品質リストボックス51で選択された解像度(例えば、デフォルト値の200dpi)の中間イメージデータが、一旦S3で生成される。すなわち、前述のようにプリンタ詳細オプション画面50で選択される「印刷品質」とは、中間イメージデータの解像度を示すものである。中間イメージデータの解像度を高くするほど、最終的な印刷画質が向上するが、その一方で、処理速度は低下する。そこで、ユーザは、この印刷画質と処理速度とのトレードオフの関係を考慮して、所望の印刷品質を選択すればよい。
例えば、図4の例では、印刷品質としてデフォルト値の200dpiが選択され、階調数として256が選択されている。さらに、用紙サイズがA4(8.27×11.69インチ)に設定されているとすると、図3のS3において、ユニバーサルドライバ11によるレンダリング処理で生成される中間イメージデータは、256階調、1,654×2,338ピクセルのラスタイメージデータとなる。生成された中間イメージデータは、ユニバーサルドライバから、フィルタリング処理モジュール13(図2参照)に出力される。そして、フィルタリング処理モジュールにおいて、ミニドライバ12に記憶された印刷設定情報の解像度および階調数と、フィルタリング処理モジュール13が設定値として有するプリンタ2の実際の解像度および階調数とが一致しているか否かが判断される(S4)。前述の例の場合、印刷設定情報の解像度は200dpi、階調数は256であり、プリンタ2の解像度100dpi、階調数4に一致しない(S4:NO)。したがって、プリンタ2の設定情報に合わせて解像度および階調を変換するフィルタリング処理が行われ、4階調、827×1,169ピクセルのラスタイメージデータが最終イメージデータとして生成される(S5)。その後、最終イメージデータが、I/Oインターフェース105および通信装置116(図1参照)を介して、プリンタ2に出力され(S6)、処理が終了する。一方、印刷設定情報とプリンタ設定情報とが一致している場合には(S4:YES)、解像度および階調を変換する必要はないので、中間イメージデータがそのまま最終イメージデータとしてプリンタ2に出力され(S6)、処理は終了する。
ここで、図5〜図7を参照して、文字の印刷データから生成された最終イメージの具体例について説明する。図5は、通常のレンダリング処理で生成されたイメージの一例の模式図である。図6は、本実施形態で生成された中間イメージの一例の模式図である。図7は、本実施形態で生成された最終イメージの一例の模式図である。なお、図5〜図7におけるP1〜P4は、それぞれ1つの画素を示している。
現状のユニバーサルドライバ11のみを用いた通常のレンダリング処理によって文字のコードデータから生成されるイメージデータは、印刷設定情報の階調数が256であっても、階調レベル0と255のみで表現される2色のデータとなる。よって、このデータに基づくイメージが表示されると、図5に示すように、文字の一部に存在する斜めの曲線部分は、階段状に2色(図の白または黒)に塗り分けられることになり、低解像度になるほどジャギーが目立ちやすい。図5が、プリンタ2の解像度である100dpiでレンダリング処理した結果得られたイメージだとする。一方、図3のS2で、プリンタ2の解像度よりも高いデフォルト設定値の200dpiでレンダリング処理を行ったとする。この場合、図5のP1〜P4の各画素(ピクセル)が、図6に示すように、縦・横各2倍、すなわち4個のサブピクセルにさらに分割されて、各サブピクセルが2色で表現される。その結果、階段状のジャギーは、図5の場合よりも細かくなる。さらに、図3のS4において、プリンタ2の解像度である100dpiおよび階調数4に合わせて、解像度および階調が変換される。具体的には、各画素P1〜P4を構成する4つのサブピクセルの階調が平均化され、階調レベルが0〜3までの4値のデータを有する1つの画素に変換される。この結果、図7に示すように、斜めの曲線部分が存在する画素P2およびP3には、階調レベル2の中間色が配置されるので、ジャギーが目立ちにくく、滑らかな最終イメージを得ることができる。なお、ここでは印刷設定情報の解像度が200dpiに設定された例について説明したが、解像度を400dpi、800dpiと上げるほど、図6に示すサブピクセルの数が4×4倍、8×8倍と増えるため、より滑らかな最終イメージを得ることができる。
以上説明したように、本実施形態のプリンタドライバ10によれば、ユニバーサルドライバ11が、一旦、プリンタ2の解像度よりも高い解像度の中間イメージデータを生成してから、プリンタ2に合わせた解像度と階調の最終イメージデータが出力される。その結果、ユニバーサルドライバ11のみを用いて、最初からプリンタ2に合わせた低解像度のイメージデータを生成する場合に比べ、高画質な画像を得られるイメージデータを出力することができる。また、OS100によって提供されるユニバーサルドライバ11に、プリンタ2の解像度よりも高い解像度を設定するミニドライバ12と、プリンタ2に合わせたデータに変換するフィルタリング処理モジュール13とを追加するという簡略な構成で、このような処理を実現することができる。また、高解像度の中間イメージデータを生成するレンダリング処理は、プリンタ2の解像度を2以上の整数倍することにより行われる。このように整数を用いた処理とすることで、画像の歪のない解像度変換を容易に行うことができる。
さらに、ユーザは、プリンタ詳細オプション画面50において、予め用意された複数の解像度から、所望の解像度を選択することができる。通常、中間イメージデータを生成する解像度が高くなるほど画質は向上するが、処理速度は遅くなるため、ユーザは、画質と処理速度を考慮して、所望の解像度を臨機応変に選択することができる。
本実施形態において、図3のS1で、ユニバーサルドライバ11に従ってGDI32からの印刷データを受信するCPU101が、「描画データ取得手段」に相当する。また、S3で、ユニバーサルドライバ11に従って、受信した印刷データから中間イメージデータを生成するCPU101が、「イメージデータ生成手段」に相当する。プリンタ2の設定情報である解像度と階調数を有するフィルタリング処理モジュールが、「デバイス情報記憶手段」に相当する。プリンタ詳細オプション画面50からの入力に応じて解像度および階調数を設定するCPU101が、「解像度設定手段」および「解像度選択手段」に相当する。図3のS5で、プリンタ2の解像度および階調数に合わせてフィルタリング処理を行うCPU101が、「イメージデータ変換手段」に相当し、S6で、最終イメージデータをプリンタ2に出力するCPU101が、「出力手段」に相当する。
なお、前述の実施形態に示される構成は例示であり、本発明は各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、前述の実施形態は、画像形成デバイスとしてプリンタ2を採用した例について説明したが、携帯型のコンテンツ閲覧端末など、ディスプレイを有する表示装置であってもよい。この場合も、前述の実施形態と同様に、表示装置のディスプレイの解像度よりも高い解像度で一旦中間イメージデータを生成してから、ディスプレイの解像度と階調数に合わせて最終イメージデータに変換し、出力する処理を行えばよい。
また、前述の実施形態では、プリンタ詳細オプション画面50において、ユーザが、中間イメージデータを生成する際の解像度および階調数を選択することができる。このとき、プリンタ2と同じ解像度を選択し、一旦、高解像度のラスタイメージデータを生成する処理は行わないことも可能である。しかしながら、選択肢として、プリンタ2の解像度よりも高い解像度のみを提示し、必ず高解像度のラスタイメージデータを生成するようにしてもよい。これにより、出力デバイスが低解像度のものであっても、常にジャギーを低減するアンチエイリアス処理が行われ、画質を向上することができる。また、前述した実施形態のように、解像度および階調数を選択することができれば利便性は高いが、必ずしも選択肢を設ける必要はなく、例えば、一律でプリンタ2の2倍の解像度に設定するようにしてもよい。
PC1の構成を示すブロック図である。 データ出力処理の流れを示す処理フロー図である。 プリンタドライバ10のメイン処理のフローチャートである。 プリンタ詳細オプション画面50の模式図である。 通常のレンダリング処理で生成されたイメージデータの一例の模式図である。 本実施形態で生成された中間イメージの一例の模式図である。 本実施形態で生成された最終イメージの一例の模式図である。
1 PC
101 CPU
100 OS
10 プリンタドライバ
11 ユニバーサルドライバ
12 ミニドライバ
13 フィルタリング処理モジュール

Claims (2)

  1. 画像形成デバイスが画像を形成するための出力画像データを供給する、コンピュータ上で実行されるデバイスドライバであって、
    前記コンピュータを
    前記出力画像データの基となる描画データを取得する描画データ取得手段と、
    前記描画データ取得手段によって取得された前記描画データから第1のイメージデータを生成するイメージデータ生成手段として機能させる、汎用のオペレーションシステムで提供されるユニバーサルドライバを備え、
    前記コンピュータを
    前記画像形成デバイスに対応する第1の解像度および階調数を記憶するデバイス情報記憶手段、
    ユーザの入力に応じて、予め記憶された、前記第1の解像度よりも高い複数の解像度のうちの1つを第2の解像度として選択させる解像度選択手段、
    前記イメージデータ生成手段が生成する前記第1のイメージデータの解像度として、前記解像度選択手段によって選択された前記第2の解像度を前記デバイス情報記憶手段に記憶させる解像度設定手段、
    前記イメージデータ生成手段によって生成された前記第1のイメージデータを、前記デバイス情報記憶手段に記憶された前記第2解像度および前記階調に基づいて第2のイメージデータに変換するイメージデータ変換手段
    前記イメージデータ変換手段によって変換して得られた前記第2のイメージデータを前記出力画像データとして前記画像形成デバイスに出力する出力手段として機能させることを特徴とするデバイスドライバ。
  2. 前記解像度設定手段は、前記第1の解像度に2以上の整数を乗じた解像度を、前記第2の解像度として設定することを特徴とする請求項に記載のデバイスドライバ。
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