JP4940936B2 - 記録材収容装置及びこれを用いた記録材後処理装置、記録材処理装置 - Google Patents
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Description
このような記録材処理装置では、例えば中綴じされ、中折りされた冊子状記録材束を多量に収容する収容方式が要請されてきている。そのため、中綴じ、中折りされた冊子状記録材束を整列させて収容するために、各種の工夫が提案されている(例えば特許文献1〜5参照)。
また、特許文献2,3には、装置の下方に固定配置された記録材束収容部材に、押さえ部材を設け、記録材束収容部材上に排出した冊子状記録材束を押さえ部材で押さえることで、記録材束収容部材内での記録材束同士の混じり合いを防ぐようにした方式が提示されている。
更に、特許文献4,5には、冊子状記録材束を水平方向に移動させて、記録材束収容部材内で記録材束を立てた状態で並べて収容する方式が提示されている。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る記録材収容装置において、記録材束搬送手段は、冊子状記録材束の折り部を先頭にして記録材束を搬送する記録材収容装置である。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る記録材収容装置において、記録材束搬送手段は、複数の記録材束同士が互いにその一部が重なった状態で搬送する記録材収容装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1に係る記録材収容装置において、記録材束収容部材は、その記録材束搬送方向下流端部側に記録材束の搬送方向に沿って後傾し且つ搬送される記録材束を停止させて整列収容可能な傾斜面を備える記録材収容装置である。
請求項6に係る発明は、請求項1に係る記録材収容装置において、記録材束収容部材は、少なくともその上流端部側に、前記記録材束収容面より上方に突出し且つ前記収容可能位置にて記録材束搬送手段の記録材束搬送面より下方に位置する規制突起部を備える記録材収容装置である。
請求項8に係る発明は、請求項7に係る記録材収容装置において、前記非収容可能位置は、収容可能位置より下方で記録材束が収容されていない記録材束収容部材を待機させる待機位置と、収容可能位置より上方で記録材束収容部材に収容された記録材束を当該記録材束収容部材から取り出し可能な取出位置とで設定される記録材収容装置である。
請求項9に係る発明は、請求項1に係る記録材収容装置において、記録材束搬送手段は、搬送される記録材束を計数可能な計数手段を更に備える一方、移動手段は、この計数手段からの情報に基づいて記録材束収容部材及び記録材束搬送手段の少なくとも一方を移動させる記録材収容装置である。
請求項10に係る発明は、請求項9に係る記録材収容装置において、記録材束搬送手段は、更に、当該記録材束搬送手段によって搬送される記録材束が収容される記録材束収容部材の記録材束収容情報を検知する収容検知手段を備え、この収容検知手段からの情報により記録材束の収容がない条件下で前記計数手段の計数を可能にする記録材収容装置である。
請求項12に係る発明は、記録材上に画像を形成する画像形成装置と、請求項11に係る記録材後処理装置とを備えた記録材処理装置である。
請求項13に係る発明は、記録材上に画像を形成する画像形成装置と、この画像形成装置にて画像が形成された記録材を複数枚重ねて少なくとも冊子状に折り曲げた記録材束を作製する記録材束作製装置と、請求項1乃至10のいずれかに係る記録材収容装置とを備えた記録材処理装置である。
請求項2に係る発明によれば、記録材束搬送手段によって記録材束収容部材の記録材束収容領域に効果的に記録材束の搬送がなされるようになる。
請求項3に係る発明によれば、記録材束収容部材での記録材束の整列収容ができるようになる。
請求項4に係る発明によれば、記録材束収容部材での記録材束の整列収容性がより向上する。
請求項5に係る発明によれば、搬送される記録材束が折り部を上方にして容易に整列させることができるようになる。
請求項6に係る発明によれば、一旦記録材束収容部材へ収容された記録材束が当該記録材束収容部材からこぼれることを防ぐことができ、安定した収容性を確保できる。
請求項7に係る発明によれば、記録材束搬送手段が移動するものに比較して装置構成が簡略化される。
請求項8に係る発明によれば、装置の設置スペースを一層小さくすると共に記録材束収容部材への記録材束の大量収容が容易になる。
請求項9に係る発明によれば、記録材束収容部材上の収容数を検知し、必要に応じて他の記録材束収容部材に収容先を変更することができ、記録材束の数量管理及び収容量を所望の値にすることができる。
請求項10に係る発明によれば、記録材束収容部材に収容された記録材束の取り忘れを防止することも可能になる。
請求項12に係る発明によれば、設置スペースを小さく抑えながら、大量の冊子状の記録材束を収容することができる記録材後処理装置を用いた記録材処理装置を提供できる。
請求項13に係る発明によれば、設置スペースを小さく抑えながら、大量の冊子状の記録材束を収容することができる記録材収容装置を用いた記録材処理装置を提供できる。
◎実施の形態モデルの概要
図1は本発明を具現化する実施の形態モデルに係る記録材処理装置の概要を示す。同図において、記録材処理装置は、記録材上に画像を形成する画像形成装置1と、画像が形成された記録材を複数枚重ねて折り曲げて冊子状の記録材束にする記録材後処理装置2と、冊子状の記録材束を収容する記録材収容装置3とで構成されている。
尚、本実施の形態モデルの記録材処理装置は、画像形成装置1、記録材後処理装置2、記録材収容装置3の構成としたが、この構成は等に限定されず、例えば画像形成装置1と記録材後処理装置2とを一体化したような構成であってもよいし、記録材後処理装置2に記録材収容装置3を備えた記録材後処理装置であっても差し支えない。
尚、記録材としては、画像が形成できるものであれば特に限定されず、通常の紙基材の用紙や合成樹脂基材のOHPシート等が含まれる。
移動手段6は、記録材束収容部材5及び記録材束搬送手段4の少なくともいずれか一方を移動させればよく、例えば、記録材束搬送手段4を記録材束収容部材5側に向かって進退させるようにしてもよいし、記録材束収容部材5を移動させるようにしてもよい。
更に、記録材束収容部材5は、収容される記録材束を整列収容させる観点からすれば、記録材束搬送方向下流端部側に記録材束の搬送方向に沿って後傾する傾斜面8を備えることが好ましい。尚、「上流端部側」とは、傾斜面8が必ずしも端部でなくてもよく、例えば端部に近い部位に傾斜面8を備えるようにしてもよいことを意味する。
また、記録材束収容部材5に一旦収容した記録材束を記録材束収容部材5内に維持する観点からすれば、少なくともその上流端部側に、記録材束収容面より上方に突出し且つ収容可能位置にて記録材束搬送手段4の記録材束搬送面より下方に位置する規制突起部9を備えることが好ましい。
◎実施の形態
図3は、本発明が適用された記録材処理装置の実施の形態を示す。同図において、本実施の形態の記録材処理装置は、記録材上に画像を形成する画像形成装置10、画像が形成された記録材を反転搬送する反転搬送装置50、反転搬送装置50の下流側に設けられ、必要に応じて記録材を待機させる待機装置60、記録材に対して綴じ処理、孔開け処理(穿孔処理)、中綴じ中折り処理等の後処理を行う記録材後処理装置70、記録材後処理装置70にて冊子状になった記録材束を仕上げ断裁する断裁装置100及び断裁された記録材束を整列して収容する記録材収容装置120で構成されている。
本実施の形態では、画像形成装置10と記録材に対し各種の後処理を行う記録材後処理装置70との間に反転搬送装置50や待機装置60を設ける態様を示したが、記録材後処理装置70に反転搬送装置50や待機装置60を含めるようにしても差し支えなく、また、これらの反転搬送装置50や待機装置60を画像形成装置10側に含めるようにしても差し支えない。更に、断裁装置100を使用しないようにしてもよいことは云うまでもない。
そのため、感光体11の周囲には、感光体11上に一様な帯電を行う帯電ロール等の帯電器12、一様に帯電された感光体11上に静電潜像を形成するレーザスキャナ等の露光器13、感光体11上の静電潜像をトナーにて現像して可視像化する現像器14、感光体11上に形成されたトナー像を記録材供給部21〜24から供給される記録材S上に転写するコロトロン等の転写器15、転写後の感光体11上に残留する残留トナー等を清掃する清掃器17等が配設されている。尚、符号16はトナー像が転写された後の記録材Sを感光体11から分離し易くするための除電器、符号44は画像読取部40によって読み取られた原稿42の画像情報を処理する画像情報処理部である。また、二点鎖線で示す符号43は例えばオプション装置として原稿ガラス41上に原稿42を送り込む自動原稿送り装置である。
そして、転写が行われた記録材は定着器28に搬送され、記録材上の未定着トナーが例えば加熱及び加圧によって定着される。定着が行われた記録材は、定着器28の出口ロール29から排出ロール30に導かれ、画像形成装置10の下流側の装置(本例では反転搬送装置50)へ搬送されるようになる。
また、記録材搬送路75に搬送された記録材は、回転羽根を持った羽根付き回転部材81や叩き部材82等によって整列された後に綴じ処理部83によって記録材端部周縁への綴じ処理が行われ、後処理記録材収容部77上に排出される。尚、この後処理記録材収容部77は、記録材排出方向に交差する方向にて選別収容ができるようになっていると共に、綴じられて排出される記録材束の数が増えるにつれて自動的に下方に移動するようになっている。
中綴じ処理装置90は、斜めに傾斜した状態で設けられた記録材整合部92を備え、この上流側には記録材整合部92に記録材を搬送するための羽根付き回転部材を持った搬送ロール91が設けられている。また、記録材整合部92の下端部には、記録材の下端部(先端部)を所定の位置に位置決めする周端案内部材96が記録材整合部92の上下方向に沿って移動できるように設けられている。更に、この周端案内部材96の近傍には、記録材の下端部を整列させるための羽根付き回転部材97が設けられている。
更にまた、記録材整合部92の上端部には、記録材整合部92に整列される記録材の幅方向の端部を揃える図示外の叩き部材が設けられ、この叩き部材を駆動する叩き部材駆動部98が設けられている。
そのため、記録材搬送路78から中綴じ処理装置90に搬送された記録材は、羽根付き回転部材を持った搬送ロール91を経由して記録材整合部92によって複数枚の記録材毎に揃えられるようになる。
そのため、冊子状の記録材束は、搬送ベルト101,102によって挟持されたまま位置決め部材103にて位置決めされた後、この位置決め部材103より上流側に設けられた刃104が降下することで、記録材束の後端部分(冊子の小口部分)が断裁仕上げされるようになる。尚、このとき、刃104による断裁によって発生した記録材屑は、屑収容箱105に収容される。
これらの図において、本実施の形態の記録材収容装置120は、搬送される記録材束の幅方向両端部にて上方に延びる2本の支柱部121a,121bを基台上に持った架台121と、これらの支柱部121a,121b間に渡されて設けられる複数の記録材束収容部材130(本例では5個)と、断裁装置100(図2参照)にて断裁仕上げされた記録材束を記録材束収容部材130に搬送する記録材束搬送手段としての記録材束搬送ベルト140が設けられている。
更に、下部ベルト122や上部ベルト123に取り付けられた下部留め具124や上部留め具125には記録材束収容部材130が引っかけられるようになっており、下部ベルト122及び上部ベルト123の回転に伴って、記録材束収容部材130が上方に移動できるようになっている。尚、下部ベルト122及び上部ベルト123の駆動は所定のタイミングで行われることは云うまでもない。
そして、本実施の形態では、記録材収容部材130の待機位置での移動や待機位置から収容可能位置への移動は下部ベルト122の移動によって下部留め具124が移動することで行われる一方、収容可能位置から取出位置への移動や取出位置内での移動は上部ベルト123の上部留め具125が移動することで行われる。そのため、記録材収容部材130が収容可能位置にあるときに下部留め具124及び上部留め具125の両者が記録材収容部材130に引っかかるように構成されている。
更に、本実施の形態では、収容可能位置にある記録材束収容部材130上の記録材束の有無を検知するための記録材束検知器144と作動片145とが設けられ、また、作動片145は、その一部を揺動支点145aとするように取り付けられている。そして、収容可能位置にある記録材収容部材130に記録材束がない場合には、揺動支点145aを中心に作動片145の下流側が記録材束収容部材130の記録材束収容面より持ち上がるように図示外の弾性部材によって付勢されている。そのため、記録材束収容部材130上に記録材束が収容されていない状態では作動片145の上流側端部が記録材束検知器144に近づくことで記録材束収容部材130上に記録材束がないことが分かるようになっている。
尚、これらの周端検知器143や記録材束検知器144の配置は限定されず、適宜行うようにすればよく、また、その検知方式も機械的、光学的、電気的、磁気的等いずれでもよいし、これらを組み合わせるようにしても差し支えない。
図6(a)(b)は、収容可能位置での記録材束収容部材130を示す図であり、(a)は記録材収容装置120を上方から見た図であり、(b)は(a)の矢印B方向から見た図である。
同図において、本実施の形態の記録材束収容部材130は、記録材束搬送方向に沿って後傾する傾斜面131とこの傾斜面131まで略水平に設けられた収容面132とで構成されている。尚、傾斜面131は水平面から約30〜45°の角度の傾斜となっている。
また、収容面132には、2箇所に大きな切り欠き部132aを有し、この切り欠き部132aに対応する部分に後述する記録材束搬送ベルト140が互いに干渉することなく挿入されるようになっている。更に、記録材束収容部材130の記録材束搬送方向上流側端部には規制突起部133を設け、記録材束収容部材130に収容された記録材束が記録材束収容部材130の移動時に記録材束収容部材130からこぼれ落ちないようになっている。特に、本実施の形態では、この規制突起部133を記録材束収容部材130の記録材束の幅方向(記録材束搬送方向に直交する方向)の両端部にも設け、この方向での記録材束のこぼれ落ちも防ぐと共に、記録材束収容部材130自体の強度も高めるようになっている。
また、記録材束収容部材130の収容面132の両側方(本実施の形態では規制突起部133の近傍)には、複数の孔部134,135が設けられている。そのため、この孔部134,135に上述した下部留め具124や上部留め具125が挿入されることで、記録材束収容部材130を待機位置、収容可能位置、取出位置へと順次上方に移動させることができるようになる。
そして、記録材束搬送ベルト140の記録材束搬送面は、記録材束収容部材130の収容面132やこの収容面132の外周に設けられた規制突起部133の頂部よりも高く設定されているため、記録材束搬送ベルト140上を搬送される記録材束は記録材束収容部材130の傾斜面131側へ有効に搬送されるようになる。
本実施の形態では、図3に示すように、画像形成装置10によって画像が形成された記録材が反転搬送装置50、待機装置60を経由して記録材後処理装置70に搬送される。 記録材後処理装置70内の記録材搬送路78を通過した記録材は、中綴じ処理装置90に搬送され、ここで整列された記録材束に対し中綴じがなされ、更に中折りが行われる。折られた記録材束は、折り部(背)を先頭にした状態で排出ロール99からベルト搬送体107を経由して断裁装置100に搬送される。
断裁装置100では、位置決め部材103にて記録材束の折り部が位置決めされた状態で、刃104による断裁が行われ、記録材束は所定の長さに断裁仕上げ(小口断裁仕上げ)がなされる。
図8(a)〜(c)は、記録材束が記録材束搬送ベルト140によって搬送され、収容可能位置にある記録材束収容部材130に収容される様子を時系列的に示したものとなっている。
本実施の形態では、断裁装置100によって断裁仕上げされた記録材束は、記録材束搬送ベルト140上で記録材束の一部が重なるようになっている。このことは、例えば、断裁装置100からの記録材束の送り出しと、記録材束搬送ベルト140の搬送制御を所定のタイミングによって行うようにすればよい。
そして、図8(b)(c)に示すように、記録材束搬送ベルト140上を搬送された記録材束のうち、先頭の記録材束が記録材束収容部材130の傾斜面131に到達すると、その後、後続の記録材束が順次一つ前の記録材束を押すようになる。このとき、傾斜面131が所定の角度となっていることから、記録材束に対しては記録材束搬送ベルト140から与えられる搬送力と記録材束自体が接触する部位の摩擦力が作用し、先頭の記録材束は傾斜面131を滑って折り部(背)を上に向ける形に整列する。その後、後続の記録材束が夫々一つ前の記録材束に沿う方向に並ぶようになる。そして、周端検知器143(図5参照)によって所定量の記録材束が搬送されると、断裁装置100からの記録材束の送り出しが停止される。
記録材束収容部材130を待機位置から収容可能位置に上昇させるには、下部ベルト122の下部留め具124に装着された記録材束収容部材130をそのまま下部ベルト122の回転によって行うようにする。その後、収容可能位置に到達した段階で下部ベルト122を停止させる。
収容可能位置で記録材束を収容した後、その収容可能位置のまま今度は上部ベルト123を回転させる。この上部ベルト123の回転によって上部留め具125が移動し、収容可能位置にある記録材束収容部材130の孔部(例えば本例では図6(a)で示す符号135)に上部留め具125が挿入される。このとき、記録材束収容部材130の孔部(例えば本例では図6(a)で示す符号134)には、下部留め具124も挿入された状態となっているが、上部ベルト123の更なる回転によって、下部留め具124が記録材束収容部材130の孔部から外れ、記録材束収容部材130はそのまま上昇する。その後、記録材束収容部材130が所定位置まで上昇(例えば取出位置の最下方位置まで)した後、上部ベルト123を停止させる。
このようなことを繰り返すことで、例えば図5(a)の破線で示す4箇所の取出位置とセット位置の5箇所にある記録材束収容部材130に記録材束を収容することができるようになる。尚、取出位置にある記録材束収容部材130から整列収容された記録材束を適宜取り出すようにすればよいことは云うまでもない。
更に、例えば取出位置から記録材束が取り出された記録材束収容部材130を上部ベルト123及び下部ベルト122を逆回転させることで、待機位置まで下降させるようにしても差し支えない。この場合、下部ベルト122を回転させて記録材束収容部材130を収容可能位置まで下降させた後、更に上部ベルト123を回転させ、上部留め具125が記録材束収容部材130から外れた後に、下部ベルト122を回転させるようにすればよい。
(a)のように、記録材束がない状態では、作動片145の下流側(記録材束収容部材130上に延びた部分)は揺動支点145aから上方に持ち上がった状態で保持され、作動片145の上流側が記録材束検知器144に接近する位置に保たれる。そのため、このような配置を例えば近接センサ等の検知器にて検知することで、記録材束収容部材130上に記録材束がないことを検知するようにすればよい。
一方、記録材束収容部材130上に記録材束があると、(b)に示すように、この記録材束によって作動片145の下流側が下がり、その結果、作動片145の上流側が記録材束検知器144から離れるようになる。そのため、この状態を記録材束検知器144にて検知することで、記録材束収容部材130上に記録材束があることを検知することができるようになる。
また、本実施の形態では、画像形成装置10としてモノクロ画像を作製する構成を示したが、カラー画像を形成するようにしてもよいし、プリンタの構成とするようにしてもよい。
そして、収容可能位置で記録材束収容部材130’に記録材束を収容した後、記録材束収容部材130’を移動させるようにすればよい。
Claims (13)
- 重ねられた複数枚の記録材を冊子状に折り曲げた記録材束が搬送される記録材束搬送手段と、
この記録材束搬送手段によって搬送される記録材束が収容される複数の記録材束収容部材と、
前記記録材束収容部材及び前記記録材束搬送手段の少なくともいずれか一方が相対移動可能に支持され、複数の記録材束収容部材のいずれか一つが記録材束搬送手段によって搬送される記録材束を収容する収容可能位置に選択的に配置され且つ他の記録材束収容部材が前記収容可能位置から外れた非収容可能位置に配置される移動手段とを備え、
前記収容可能位置に位置する記録材束収容部材は、記録材束搬送手段の記録材束搬送領域の少なくとも一部を記録材束収容領域の一部として兼用するように配置され、記録材束搬送手段にて搬送される記録材束にて直前に搬送された記録材束を押し込み搬送可能とすることを特徴とする記録材収容装置。 - 請求項1記載の記録材収容装置において、
記録材束収容部材は、前記記録材束収容領域の記録材束搬送手段による記録材束搬送方向上流側端部から窪む切り欠き部を有し、記録材束搬送手段はこの切り欠き部に非接触に配置されることを特徴とする記録材収容装置。 - 請求項1記載の記録材収容装置において、
記録材束搬送手段は、冊子状記録材束の折り部を先頭にして記録材束を搬送することを特徴とする記録材収容装置。 - 請求項3記載の記録材収容装置において、
記録材束搬送手段は、複数の記録材束同士を互いにその一部が重なった状態で搬送することを特徴とする記録材収容装置。 - 請求項1記載の記録材収容装置において、
記録材束収容部材は、その記録材束搬送方向下流端部側に記録材束の搬送方向に沿って後傾し且つ搬送される記録材束を停止させて整列収容可能な傾斜面を備えることを特徴とする記録材収容装置。 - 請求項1記載の記録材収容装置において、
記録材束収容部材は、少なくともその上流端部側に、前記記録材束収容面より上方に突出し且つ前記収容可能位置にて記録材束搬送手段の記録材束搬送面より下方に位置する規制突起部を備えることを特徴とする記録材収容装置。 - 請求項1記載の記録材収容装置において、
移動手段は、前記収容可能位置と前記非収容可能位置との間で記録材束収容部材を移動させるものであることを特徴とする記録材収容装置。 - 請求項7記載の記録材収容装置において、
前記非収容可能位置は、収容可能位置より下方で記録材束が収容されていない記録材束収容部材を待機させる待機位置と、収容可能位置より上方で記録材束収容部材に収容された記録材束を当該記録材束収容部材から取り出し可能な取出位置とで設定されることを特徴とする記録材収容装置。 - 請求項1記載の記録材収容装置において、
記録材束搬送手段は、搬送される記録材束を計数可能な計数手段を更に備える一方、
移動手段は、この計数手段からの情報に基づいて記録材束収容部材及び記録材束搬送手段の少なくとも一方を移動させるものであることを特徴とする記録材収容装置。 - 請求項9記載の記録材収容装置において、
記録材束搬送手段は、更に、当該記録材束搬送手段によって搬送される記録材束が収容される記録材束収容部材の記録材束収容情報を検知する収容検知手段を備え、
この収容検知手段からの情報により記録材束の収容がない条件下で前記計数手段の計数を可能にすることを特徴とする記録材収容装置。 - 画像が形成された記録材を複数枚重ねて少なくとも冊子状に折り曲げた記録材束に処理する記録材処理部と、
請求項1乃至10のいずれかに記載の記録材収容装置とを備えたことを特徴とする記録材後処理装置。 - 記録材上に画像を形成する画像形成装置と、
請求項11記載の記録材後処理装置とを備えたことを特徴とする記録材処理装置。 - 記録材上に画像を形成する画像形成装置と、
この画像形成装置にて画像が形成された記録材を複数枚重ねて少なくとも冊子状に折り曲げた記録材束を作製する記録材束作製装置と、
請求項1乃至10のいずれかに記載の記録材収容装置とを備えたことを特徴とする記録材処理装置。
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