JP4940565B2 - 磁気センサの製造方法 - Google Patents

磁気センサの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4940565B2
JP4940565B2 JP2005090581A JP2005090581A JP4940565B2 JP 4940565 B2 JP4940565 B2 JP 4940565B2 JP 2005090581 A JP2005090581 A JP 2005090581A JP 2005090581 A JP2005090581 A JP 2005090581A JP 4940565 B2 JP4940565 B2 JP 4940565B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
elements
axis
magnetic sensor
magnetoresistive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005090581A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006275538A (ja
Inventor
俊幸 大橋
秀樹 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2005090581A priority Critical patent/JP4940565B2/ja
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to CA002601130A priority patent/CA2601130A1/en
Priority to EP06729388A priority patent/EP1860451B1/en
Priority to KR1020077020878A priority patent/KR100950615B1/ko
Priority to CN200680008060.1A priority patent/CN101203769B/zh
Priority to PCT/JP2006/305399 priority patent/WO2006098431A1/ja
Priority to BRPI0608019-7A priority patent/BRPI0608019A2/pt
Priority to TW097125332A priority patent/TWI361503B/zh
Priority to TW095109283A priority patent/TWI307977B/zh
Priority to RU2007134110/28A priority patent/RU2007134110A/ru
Priority to TW097125334A priority patent/TWI360243B/zh
Priority to US11/908,549 priority patent/US20090027048A1/en
Publication of JP2006275538A publication Critical patent/JP2006275538A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4940565B2 publication Critical patent/JP4940565B2/ja
Priority to US13/517,526 priority patent/US20120268113A1/en
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)

Description

本発明は、磁気センサ及びその製造方法に関し、特に、磁界の方位を三次元的(X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向)に精度良く求めることが可能な磁気センサ及びその製造方法に関するものである。
従来より、巨大磁気抵抗素子(以下、GMR素子とも称する)等の磁気抵抗効果素子を用いた磁気センサが提案され、実用に供されている。
このGMR素子は、磁化の向きが所定の向きにピン止めされたピンド層と、磁化の向きが外部磁界に対応して変化するフリー層とを備え、外部磁界が加わった場合に、ピンド層の磁化の向きとフリー層の磁化の向きとの相対関係に応じた抵抗値を呈するもので、この抵抗値を測定することで外部磁界を検出するようになっている。
この様なGMR素子を、互いに直交する3方向の磁界の変化をそれぞれ検出する様に基板上に配置することで、磁界の方位を三次元的(X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向)に精度良く求めることができる。
そこで、磁界の2方向(X方向及びY方向)の磁気成分に対して感応するX軸磁気抵抗効果素子及びY軸磁気抵抗効果素子とブリッジ回路とを同一基板上に形成した二軸のブリッジ回路付きの磁気センサ(特許文献1参照)、リードフレームを山型に折り曲げてステージとし、それぞれのステージに磁界の2方向(X方向及びY方向)の磁気成分に対して感応する磁気センサチップ、磁界の他の1方向(Z方向)の磁気成分に対して感応する磁気センサチップをそれぞれ搭載し、これらを樹脂モールドして1パッケージとした1パッケージ型の三軸磁気センサ(特許文献2参照)、単一の基板上に、同一の3個以上の磁気抵抗効果素子を、それらの磁化の向きが三次元方向に交差する様に配置した単一基板型の磁気センサ(特許文献3参照)等が提案され、実用に供されている。
特開2004−163419号公報 特開2004−125778号公報 特開2004−6752号公報
ところで、従来の二軸のブリッジ回路付きの磁気センサでは、ブリッジ回路が同一基板上に形成されているので、ブリッジ回路を含む制御用のLSIを別途設ける必要がなく、チップ数が少なくて済み、小型化できるという優れた点があるものの、磁界の方位を三次元的に精度良く求めたいというユーザーからの要請に対しては、この二軸のブリッジ回路付きの磁気センサを少なくとも2つ用いる必要があり、小型化が難しい上に、高コストとなってしまうという問題点があった。
また、1パッケージ型の三軸磁気センサでは、1つの磁気センサでX軸、Y軸及びZ軸方向それぞれの磁気成分を精度良く測定することができるものの、三軸磁気センサ自体が大きいために、小型化することは非常に難しいという問題点があった。
また、単一基板型の磁気センサにおいても、1パッケージ型の三軸磁気センサと同様、磁気センサ自体が大きいために、小型化することは非常に難しいという問題点があった。この単一基板型の磁気センサでは、同一基板上にブリッジ回路を形成していないために、ブリッジ回路を含む制御用のLSIを別途設ける必要があるという問題点も新たに生じる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、Z軸磁気センサの着磁後、X軸及びY軸磁気センサの着磁を行う際に、Z軸磁気センサの着磁状態が変化する虞がなく、したがって、磁界の方位を三次元的(X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向)に精度良く求めることができる磁気センサ及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は次の様な磁気センサの製造方法を提供した。
本発明の磁気センサの製造方法は、基板上に第1ないし第3の磁気抵抗効果素子がそれぞれ少なくとも一対ずつ形成され、これら第1ないし第3の磁気抵抗効果素子それぞれの磁化の向きが互いに三次元方向に交差する様に形成されてなる磁気センサの製造方法において、前記基板のセルの四辺の中央部に前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む膜を形成すると共に、前記基板のセルの四隅に形成された複数の斜面に、前記第3の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む膜を形成する工程と、隣接する永久磁石片同士の極性が異なる様に複数の永久磁石片が配置されたマグネットアレイを用い、前記基板のセルの四隅を該マグネットアレイの隣接する4つの永久磁石片上に位置合わせし、1つの永久磁石片から前記基板の各辺に沿って隣接する2つの永久磁石片に向かう磁界で前記第1ないし第3の磁気抵抗効果素子の規則化熱処理を行う工程とを含むことを特徴とする。
上記の磁気センサの製造方法においては、前記第1ないし第3の磁気抵抗効果素子膜を所定の形状にパターニングして第1ないし第3の磁気抵抗効果素子とし、当該磁気抵抗効果素子を永久磁石膜に接続する工程と、隣接する永久磁石片同士の極性が異なる様に複数の永久磁石片が配置された第1のマグネットアレイを用い、前記基板のセルの四隅を該マグネットアレイの隣接する永久磁石片間に位置合わせして前記第3の磁気抵抗効果素子それぞれの前記永久磁石膜を着磁する工程と、隣接する永久磁石片同士の極性が異なる様に複数の永久磁石片が配置された第2のマグネットアレイを用い、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子を永久磁石片間に位置合わせして前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれの前記永久磁石膜を着磁する工程と、を含む方法とすることができる。
上記の磁気センサの製造方法においては、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれの前記永久磁石膜を着磁する工程において、隣接する前記永久磁石片同士の間の位置にスリットが形成されている軟磁性板を取り付けたマグネットアレイを用いる方法とすることができる。
上記の磁気センサの製造方法においては、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれの前記永久磁石膜を着磁する工程において、前記永久磁石片の四辺それぞれの近傍にスリットが形成されている軟磁性板を取り付けたマグネットアレイを用いる方法とすることができる。
上記の磁気センサの製造方法においては、前記第3の磁気抵抗効果素子として、前記斜面のそれぞれに配置された複数の帯状のものを形成し、前記第1ないし第3の磁気抵抗効果素子を永久磁石膜に接続する工程において、前記第3の磁気抵抗効果素子の長軸方向の両端部を永久磁石膜に接続して、前記第3の磁気抵抗効果素子と永久磁石膜とをつづらおり状に直列接続する方法とすることができる。
上記の磁気センサの製造方法においては、前記セルの四隅それぞれに形成された4つの第3の磁気抵抗効果素子によってブリッジ回路を形成する方法とすることができる。
本発明の磁気センサは、基板上に第1ないし第3の磁気抵抗効果素子がそれぞれ少なくとも一対つ形成され、これら第1ないし第3の磁気抵抗効果素子それぞれの磁化の向きが互いに三次元方向に交差する様に形成されてなる磁気センサにおいて、前記基板のセルの四辺に前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子を形成すると共に、前記セルの四隅に、前記第3の磁気抵抗効果素子を形成し、前記第3の磁気抵抗効果素子の磁化の状態は、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子の磁化の状態と同等であることを特徴とする。
この磁気センサでは、基板のセルの四辺に第1及び第2の磁気抵抗効果素子を形成すると共に、前記セルの四隅に、第3の磁気抵抗効果素子を形成し、前記第3の磁気抵抗効果素子の磁化の状態を、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子の磁化の状態と同等としたことにより、第1及び第2の磁気抵抗効果素子の磁化の感度と第3の磁気抵抗効果素子の感度とが同一となり、磁界の方位を三次元的(X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向)に精度良く求めることが可能になる。
本発明の磁気センサは、前記四隅に、一対または複数対の斜面を、その走向が互いに平行となるように形成し、この一対または複数対の斜面に、一対または複数対の溝を互いに平行に形成し、この一対または複数対の溝の内面に前記第3の磁気抵抗効果素子を形成してなることを特徴とする。
本発明の磁気センサは、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子の感度方向は、前記基板面内であり、前記第3の磁気抵抗効果素子の感度方向は、前記基板面と交差する方向であることを特徴とする。
本発明の磁気センサの製造方法は、基板上に第1ないし第3の磁気抵抗効果素子がそれぞれ少なくとも一対づつ形成され、これら第1ないし第3の磁気抵抗効果素子それぞれの磁化の向きが互いに三次元方向に交差する様に形成されてなる磁気センサの製造方法において、前記基板のセルの四辺に前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む層を形成すると共に、前記セルの四隅に、前記第3の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む層を形成する工程と、隣接する永久磁石片同士の極性が異なる様に複数の永久磁石片が配置されたマグネットアレイを用い、前記基板のセルの四隅を該マグネットアレイの隣接する永久磁石片間に位置合わせして前記第3の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む層を着磁する工程と、前記基板を移動させて該基板を前記マグネットアレイの永久磁石片上に位置合わせし、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む層を着磁する工程とを含むことを特徴とする。
この磁気センサの製造方法では、隣接する永久磁石片同士の極性が異なる様に複数の永久磁石片が配置されたマグネットアレイを用い、前記基板のセルの四隅を該マグネットアレイの隣接する永久磁石片間に位置合わせして前記第3の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む層を着磁する工程の後に、前記基板を移動させて該基板を前記マグネットアレイの永久磁石片上に位置合わせし、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む層を着磁する工程を行うことにより、第1及び第2の磁気抵抗効果素子の着磁の際においても、第3の磁気抵抗効果素子の着磁状態が変化する虞がない。これにより、第1及び第2の磁気抵抗効果素子の感度と、第3の磁気抵抗効果素子の感度との間の差がなくなり、磁界の方位を三次元的(X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向)に精度良く求めることができる磁気センサが容易かつ安価に得られる。
本発明者等は、既に、小型で、磁界の方位を三次元的に精度良く求めることができ、しかもブリッジ回路を形成することのできる三軸磁気センサを提案しているが、この三軸磁気センサにおいても、Z軸磁気センサの着磁後、X軸及びY軸磁気センサの着磁を行うというように、2度着磁する必要があるために、後から行うX軸及びY軸磁気センサの着磁の際に、Z軸磁気センサの着磁状態が変化する虞があるという問題点がある。
本発明は、三軸磁気センサを作製する際においても解消されなかったX軸及びY軸磁気センサの着磁の際に、Z軸磁気センサの着磁状態が変化するという問題点を解消することを可能にしたものである。
本発明の磁気センサの製造方法は、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む層を着磁する工程の際に、隣接する前記永久磁石片同士の間の位置にスリットが形成されている軟磁性板を用いることを特徴とする。
本発明の磁気センサの製造方法は、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む層を着磁する工程の際に、前記永久磁石片の四辺それぞれの近傍にスリットが形成されている軟磁性板を用いることを特徴とする。
本発明の磁気センサの製造方法は、前記第3の磁気抵抗効果素子は、その走向が互いに平行な一対または複数対の斜面に形成され、前記第3の磁気抵抗効果素子を着磁する際には、前記永久磁石片の前記基板に交差する磁界により着磁し、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子を着磁する際には、前記永久磁石片の前記基板に平行な磁界により着磁することを特徴とする。
本発明の磁気センサによれば、基板のセルの四辺に前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子を形成すると共に、前記セルの四隅に、前記第3の磁気抵抗効果素子を形成し、前記第3の磁気抵抗効果素子の磁化の状態を、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子の磁化の状態と同等としたので、第1及び第2の磁気抵抗効果素子の感度と第3の磁気抵抗効果素子の感度とを同一とすることができる。したがって、磁界の方位を三次元的(X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向)に精度良く求めることができる。
本発明の磁気センサの製造方法によれば、前記基板のセルの四辺に前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む層を形成すると共に、前記セルの四隅に、前記第3の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む層を形成する工程と、隣接する永久磁石片同士の極性が異なる様に複数の永久磁石片が配置されたマグネットアレイを用い、前記基板のセルの四隅を該マグネットアレイの隣接する永久磁石片間に位置合わせして前記第3の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む層を着磁する工程と、前記基板を移動させて該基板を前記マグネットアレイの永久磁石片上に位置合わせし、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む層を着磁する工程とを含むので、第1及び第2の磁気抵抗効果素子の着磁の際においても、第3の磁気抵抗効果素子の着磁状態を良好に保持することができ、第1及び第2の磁気抵抗効果素子の着磁により影響を受ける虞がなくなる。したがって、第1及び第2の磁気抵抗効果素子の感度と、第3の磁気抵抗効果素子の感度との間の差が無く、磁界の方位を三次元的(X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向)に精度良く求めることができる磁気センサを容易かつ安価に製造することができる。
本発明の磁気センサ及びその製造方法の各実施の形態について図面に基づき説明する。
なお、これらの実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために詳細に説明するものであるから、特に指定の無い限り、本発明を限定するものではない。
「第1の実施形態」
図1は本発明の第1の実施形態の三軸磁気センサを示す平面図であり、図において、1は三軸磁気センサであり、石英、SiO/Si等からなる所定の厚みを有する平面視正方形状の基板2と、基板2の表面2aのセル3の周囲に形成されX軸方向の磁界を検出するX軸磁気センサを構成するX軸GMR素子4〜7と、セル3の周囲に形成されY軸方向の磁界を検出するY軸磁気センサを構成するY軸GMR素子8〜11と、セル3の隅部に形成されZ軸方向の磁界を検出するZ軸磁気センサを構成するZ軸GMR素子12〜15とにより構成されている。
X軸GMR素子4〜7は、石英基板2上のセル3の四辺のうちX軸に平行な二辺それぞれの中点の近傍に一対ずつ配置され、これら一対の素子同士は、その長軸方向がそれぞれの辺に垂直になるように、かつ、互いに隣接する素子同士が互いに平行になる様に配置されている。
Y軸GMR素子8〜11もX軸GMR素子4〜7と同様に、石英基板2上のセル3の四辺のうちY軸に平行な二辺それぞれの中点の近傍に一対ずつ配置され、これら一対の素子同士は、その長軸方向がそれぞれの辺に垂直になるように、かつ、互いに隣接する素子同士が互いに平行になる様に配置されている。
Z軸GMR素子12〜15は、石英基板2上のセル3の四隅それぞれに1つずつ配置され、これらの素子同士は、その長軸方向がY軸方向と平行になるように配置されている。
図2は、X軸GMR素子4を示す平面図であり、このX軸GMR素子4は、互いに平行に配置された複数の帯状の(第1の)磁気抵抗効果素子21と、この磁気抵抗効果素子21の長軸方向の両端部に接続され高保磁力を有するCoCrPt等の硬質強磁性体薄膜からなる永久磁石膜22と、最も外側に位置する磁気抵抗効果素子21の長軸方向の一端部に接続され高保磁力を有するCoCrPt等の硬質強磁性体薄膜からなる長尺の永久磁石膜23とが、つづらおり状に直列接続され、永久磁石膜23、23は配線(図示せず)に接続されている。
この磁気抵抗効果素子21は、ピニング層及びピンド層を含む積層構造の磁性膜(図示略)により構成されている。
なお、X軸GMR素子5〜7もX軸GMR素子4と全く同様の構成であり、また、Y軸GMR素子8〜11もX軸GMR素子4の磁気抵抗効果素子21を同一構成の(第2の)磁気抵抗効果素子に置き換えたもので、X軸GMR素子4と全く同様の構成であるから、ここでは、これらのGMR素子の形状については説明を省略する。
図3は、Z軸GMR素子12を示す平面図、図4は図3のA−A線に沿う断面図であり、このZ軸GMR素子12は、基板2の表面2aの一隅(図中左上の隅部)のY軸方向と平行な複数の断面楔型の溝31の内面それぞれに配置された帯状の(第3の)磁気抵抗効果素子32と、この磁気抵抗効果素子32の長軸方向の両端部に接続され高保磁力を有するCoCrPt等の硬質強磁性体薄膜からなる永久磁石膜33と、最も外側に位置する磁気抵抗効果素子32の長軸方向の一端部に接続され高保磁力を有するCoCrPt等の硬質強磁性体薄膜からなる長尺の永久磁石膜34とが、つづらおり状に直列接続され、永久磁石膜33、34は配線(図示せず)に接続されている。
この磁気抵抗効果素子32は、上記の磁気抵抗効果素子21と同様、ピニング層及びピンド層を含む積層構造の磁性膜(図示略)により構成されている。
また、溝31の内面は、基板2の表面2aに対して30°以上傾斜していることが好ましく、より好ましくは45°以上である。
なお、Z軸GMR素子13〜15の形状もZ軸GMR素子12の形状と全く同様であるから、ここでは、これらのGMR素子の形状については説明を省略する。
これらX軸GMR素子4〜7のピンド層の磁化の向きは、基板2の表面2aと平行な一方向になっており、また、Y軸GMR素子8〜11のピンド層の磁化の向きも、基板2の表面2aと平行な一方向になっている。一方、Z軸GMR素子12〜15のピンド層の磁化の向きは、基板2の斜面と平行な一方向になっている。このX軸GMR素子4〜7のピンド層の磁化の向きと、Y軸GMR素子8〜11のピンド層の磁化の向きとは、互いに直交している。また、これらのGMR素子4〜15のピンド層の磁化の向きは、磁気抵抗効果素子の長手方向に垂直となっている。
そして、X軸GMR素子4〜7のピンド層の磁化の向きと磁気抵抗効果素子の長手方向のなす角、Y軸GMR素子8〜11のピンド層の磁化の向きと磁気抵抗効果素子の長手方向のなす角、Z軸GMR素子12〜15のピンド層の磁化の向きと磁気抵抗効果素子の長手方向のなす角、それぞれが同等であることから、これらのGMR素子各々の感度の大きさも同等なものになっている。
この三軸磁気センサ1は、X軸GMR素子4〜7、Y軸GMR素子8〜11、Z軸GMR素子12〜15それぞれがブリッジ回路を構成している。
図5は、この三軸磁気センサ1のX軸磁気センサのブリッジ接続を示すブロック図であり、図中、X1はX軸GMR素子4、5からなる素子群であり、X2はX軸GMR素子6、7からなる素子群、Vccはバイアス電圧である。
図6は、この三軸磁気センサのY軸磁気センサのブリッジ接続を示すブロック図であり、図中、Y1はY軸GMR素子8、9からなる素子群であり、Y2はY軸GMR素子10、11からなる素子群、Vccはバイアス電圧である。
図7は、この三軸磁気センサのZ軸磁気センサのブリッジ接続を示すブロック図であり、図中、Z1はZ軸GMR素子12、Z2はZ軸GMR素子13、Z3はZ軸GMR素子14、Z4はZ軸GMR素子15、Vccはバイアス電圧である。
この三軸磁気センサ1は、上記の構成とすることにより、X軸、Y軸及びZ軸の三次元方向の磁界を高精度で測定することができる。
次に、この三軸磁気センサ1の着磁方法について説明する。
まず、スパッタリング法、真空蒸着法、イオンプレーティング法等の成膜技術を用いて、基板2の表面2aにX軸GMR素子4〜7、Y軸GMR素子8〜11及びZ軸GMR素子12〜15をそれぞれ形成し、X軸GMR素子4〜7及びY軸GMR素子8〜11の磁気抵抗効果素子21のピニング層の規則化熱処理及びピンド層のピン止めを行う。
図8は、この三軸磁気センサ1の規則加熱処理時のアレイ配置を示す平面図、図9は図8のB−B線に沿う断面図であり、後の切断工程にて個々に分割される基板2の四隅の上方にそれぞれ永久磁石片41が、隣接する永久磁石片41、41同士の極性が互いに異なるように配置されている。
したがって、1つの永久磁石片41(N極)から隣接する2つの永久磁石片41(S極)に向かう磁界42が形成されることとなる。
これらの磁界42の向きは、それぞれが基板2の各辺と平行で、また、X軸GMR素子4〜7及びY軸GMR素子8〜11の位置では基板2と略平行、Z軸GMR素子12〜15の位置では基板2に垂直となる。また、磁気抵抗効果素子21の長軸方向に対して直交する方向に磁界が印加されることとなる。
次いで、この基板2を、真空中にて、250℃〜280℃の範囲の温度にて4時間熱処理する。
これにより、X軸GMR素子4〜7、Y軸GMR素子8〜11及びZ軸GMR素子12〜15各々の磁気抵抗効果素子21の磁性膜のうちピニング層の規則化熱処理を行うことができる。同時に、ピンド層は交換結合によりピン止めされる。
次いで、X軸GMR素子4〜7、Y軸GMR素子8〜11及びZ軸GMR素子12〜15を、所定の形状になるようにパターニングし、X軸GMR素子4〜7及びY軸GMR素子8〜11各々の磁気抵抗効果素子21を永久磁石膜22、23に接続し、つづらおり状とするとともに、Z軸GMR素子12〜15各々の磁気抵抗効果素子32を永久磁石膜33、34に接続し、つづらおり状とする。
この三軸磁気センサ1では、X軸GMR素子4〜7のX軸感度方向、Y軸GMR素子8〜11のY軸感度方向、及びZ軸GMR素子12〜15のZ軸感度方向は、互いに直交する方向となる。
次いで、Z軸GMR素子12〜15の永久磁石膜の着磁を行う。
図10は、Z軸GMR素子12〜15の着磁時のアレイ配置を示す平面図であり、このアレイは、隣接する永久磁石片51同士の極性が互いに異なるように、複数の永久磁石片51がマトリックス状に配置され、このアレイ下に、基板2が、その四隅が隣接する永久磁石片51、51の中間に位置するように配置されている。
したがって、基板2の四隅それぞれでは、1つの永久磁石片51(N極)から隣接する1つの永久磁石片51(S極)に向かう磁界52が形成されることとなる。
これらの磁界52の向きは、それぞれが基板2の一方の辺と平行であるから、Z軸GMR素子12〜15においては、磁気抵抗効果素子32の長軸方向に対して平行な方向に磁界が印加されることとなり、その結果、Z軸GMR素子12〜15が着磁されることとなる。
次いで、X軸GMR素子4〜7及びY軸GMR素子8〜11の永久磁石膜の着磁を行う。
図11は、この着磁工程に用いられるマグネットアレイにヨークを取り付けた状態を示す平面図である。このヨーク61は、42アロイ(Fe−42重量%Ni)等の軟磁性体からなる厚み0.02mmの軟磁性板62であり、マグネットアレイの永久磁石片63、63に対応する位置に貫通孔が形成されている。そして、永久磁石片63、63間の中央部に対応する位置に、永久磁石片63、63の辺に平行に短冊状のスリット64が形成されている。このスリット64の幅は、互いに隣接する基板2、2のX軸GMR素子4〜7やY軸GMR素子8〜11が同時に着磁できるように、GMR素子の長軸方向の長さの約2倍になっている。
また、この軟磁性板62の一方の面は、永久磁石片63各々の一方の面と面一になっている。
このヨーク61を用いると、図12に示すように、マグネットアレイの1つの永久磁石片63(N極)から隣接する永久磁石片63(S極)に向かう磁界は、永久磁石片63の上方を通る磁界65と、スリット64を通る磁界66との2種類があるが、軟磁性板62が磁界を吸収するために、この軟磁性板62の近傍では磁界が弱くなり、一方、スリット64では磁界が集中するために磁界66は強調される。
したがって、このヨーク61を用いたマグネットアレイを用いてX軸GMR素子4〜7及びY軸GMR素子8〜11の着磁を行う場合、図13に示すように、X軸GMR素子4〜7及びY軸GMR素子8〜11は、スリット64上に位置するために強調された磁界66により着磁される。一方、Z軸GMR素子12〜15は、軟磁性板62上にあるために磁界がほとんどかからない状態になり、その結果、Z軸GMR素子12〜15は磁化状態が乱されることなく、着磁の状態を良好に保持することができる。
この三軸磁気センサの製造方法によれば、Z軸GMR素子12〜15の着磁を行った後、軟磁性板62の永久磁石片63同士の中間部に対応する位置に矩形状のスリット64が形成されたヨーク61を用いてX軸GMR素子4〜7及びY軸GMR素子8〜11の着磁を行うので、X軸GMR素子4〜7及びY軸GMR素子8〜11の着磁の際においても、Z軸GMR素子12〜15は磁化状態が乱されることなく、着磁の状態を良好に保持することができる。
したがって、X軸、Y軸及びZ軸の三次元方向の磁界を高精度で測定することができる三軸磁気センサ1を、容易に作製することができる。
「第2の実施形態」
図14は本発明の第2の実施形態の着磁工程に用いられるヨークを示す平面図であり、本実施形態のヨーク71が第1の実施形態のヨーク61と異なる点は、第1の実施形態のヨーク61では軟磁性板62の永久磁石片63、63間の中央部に対応する位置にスリット64が形成されているのに対し、本実施形態のヨーク71では永久磁石片63の四辺それぞれに隣接するスリット72が形成されている点である。
このスリット72の幅は、1つの基板2のX軸GMR素子4〜7やY軸GMR素子8〜11が着磁できるように、GMR素子の長軸方向の長さより若干幅広になっている。
また、この軟磁性板62の一方の面は、永久磁石片63各々の一方の面と面一になっている。
このヨーク71では、図15に示すように、スリット72を通る磁界73が更に集中するために、この磁界73は上記の磁界66より更に強調される。
また、これらのスリット72上には、1つの基板2のX軸GMR素子4〜7及びY軸GMR素子8〜11が位置するのみであるから、X軸GMR素子4〜7及びY軸GMR素子8〜11に対してより強い磁界を印加することができ、より強い着磁を行うことができる。
また、極性が逆のマグネットアレイを組み合わせれば、規則化熱処理の方向、あるいは永久磁石膜の着磁方向を反転させることもできる。
本発明は、磁界の方位を三次元的(X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向)に精度良く求めることができる磁気センサであるから、携帯用情報端末、携帯用電話機等はもとより、各種電子機器のさらなる小型化に対応可能であり、その工業的効果は非常に大きなものである。
本発明の第1の実施形態の三軸磁気センサを示す平面図である。 本発明の第1の実施形態のX軸GMR素子を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態のZ軸GMR素子を示す平面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 本発明の第1の実施形態のX軸磁気センサのブリッジ接続を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のY軸磁気センサのブリッジ接続を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のZ軸磁気センサのブリッジ接続を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の規則加熱処理時のアレイ配置を示す平面図である。 図8のB−B線に沿う断面図である。 本発明の第1の実施形態のZ軸GMR素子の着磁時のアレイ配置を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態のX軸GMR素子及びY軸GMR素子の着磁工程に用いられるヨークを示す平面図である。 本発明の第1の実施形態のヨークにおける磁界の状態を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態のX軸GMR素子及びY軸GMR素子の着磁工程を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態の着磁工程に用いられるヨークを示す平面図である。 本発明の第2の実施形態のヨークにおける磁界の状態を示す模式図である。
符号の説明
1…三軸磁気センサ、2…基板、3…セル、4〜7…X軸GMR素子、8〜11…Y軸GMR素子、12〜15…Z軸GMR素子、21…磁気抵抗効果素子、22、23…永久磁石膜、31…溝、32…磁気抵抗効果素子、33、34…永久磁石膜、41…永久磁石片、42…磁界、51…永久磁石片、52…磁界、61…ヨーク、62…軟磁性板、63…永久磁石片、64…スリット、65、66…磁界、71…ヨーク、72…スリット、73…磁界。

Claims (6)

  1. 基板上に第1ないし第3の磁気抵抗効果素子がそれぞれ少なくとも一対ずつ形成され、これら第1ないし第3の磁気抵抗効果素子それぞれの磁化の向きが互いに三次元方向に交差する様に形成されてなる磁気センサの製造方法において、
    前記基板のセルの四辺の中央部に前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む膜を形成すると共に、前記基板のセルの四隅に形成された複数の斜面に、前記第3の磁気抵抗効果素子それぞれのピンド層を含む膜を形成する工程と、
    隣接する永久磁石片同士の極性が異なる様に複数の永久磁石片が配置されたマグネットアレイを用い、前記基板のセルの四隅を該マグネットアレイの隣接する4つの永久磁石片上に位置合わせし、1つの永久磁石片から前記基板の各辺に沿って隣接する2つの永久磁石片に向かう磁界で前記第1ないし第3の磁気抵抗効果素子の規則化熱処理を行う工程とを含むことを特徴とする磁気センサの製造方法。
  2. 前記第1ないし第3の磁気抵抗効果素子膜を所定の形状にパターニングして第1ないし第3の磁気抵抗効果素子とし、当該磁気抵抗効果素子を永久磁石膜に接続する工程と、
    隣接する永久磁石片同士の極性が異なる様に複数の永久磁石片が配置された第1のマグネットアレイを用い、前記基板のセルの四隅を該マグネットアレイの隣接する永久磁石片間に位置合わせして前記第3の磁気抵抗効果素子それぞれの前記永久磁石膜を着磁する工程と、
    隣接する永久磁石片同士の極性が異なる様に複数の永久磁石片が配置された第2のマグネットアレイを用い、前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子を永久磁石片間に位置合わせして前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれの前記永久磁石膜を着磁する工程と、を含むことを特徴とする請求項1記載の磁気センサの製造方法。
  3. 前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれの前記永久磁石膜を着磁する工程において、隣接する前記永久磁石片同士の間の位置にスリットが形成されている軟磁性板を取り付けたマグネットアレイを用いることを特徴とする、請求項1または2記載の磁気センサの製造方法。
  4. 前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子それぞれの前記永久磁石膜を着磁する工程において、前記永久磁石片の四辺それぞれの近傍にスリットが形成されている軟磁性板を取り付けたマグネットアレイを用いることを特徴とする、請求項1または2記載の磁気センサの製造方法。
  5. 前記第3の磁気抵抗効果素子として、前記斜面のそれぞれに配置された複数の帯状のものを形成し、
    前記第1ないし第3の磁気抵抗効果素子を永久磁石膜に接続する工程において、前記第3の磁気抵抗効果素子の長軸方向の両端部を永久磁石膜に接続して、前記第3の磁気抵抗効果素子と永久磁石膜とをつづらおり状に直列接続することを特徴とする請求項2ないし4記載の磁気センサの製造方法。
  6. 前記セルの四隅それぞれに形成された4つの第3の磁気抵抗効果素子によってブリッジ回路を形成することを特徴とする請求項5記載の磁気センサの製造方法。
JP2005090581A 2005-03-17 2005-03-28 磁気センサの製造方法 Expired - Fee Related JP4940565B2 (ja)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005090581A JP4940565B2 (ja) 2005-03-28 2005-03-28 磁気センサの製造方法
TW097125334A TWI360243B (en) 2005-03-17 2006-03-17 Three-axis magnetic sensor and manufacturing metho
KR1020077020878A KR100950615B1 (ko) 2005-03-17 2006-03-17 3축 자기 센서 및 그 제조 방법
CN200680008060.1A CN101203769B (zh) 2005-03-17 2006-03-17 三轴磁传感器及其制造方法
PCT/JP2006/305399 WO2006098431A1 (ja) 2005-03-17 2006-03-17 三軸磁気センサおよびその製造方法
BRPI0608019-7A BRPI0608019A2 (pt) 2005-03-17 2006-03-17 sensor magnético e método para manufaturar um sensor magnético
CA002601130A CA2601130A1 (en) 2005-03-17 2006-03-17 Three-axis magnetic sensor and method for manufacturing the same
TW095109283A TWI307977B (en) 2005-03-17 2006-03-17 Three-axis magnetic sensor and manufacturing method therefor
RU2007134110/28A RU2007134110A (ru) 2005-03-17 2006-03-17 Трехосевой магнитный датчик и способ его изготовления
EP06729388A EP1860451B1 (en) 2005-03-17 2006-03-17 3-axis magnetic sensor and manufacturing method thereof
US11/908,549 US20090027048A1 (en) 2005-03-17 2006-03-17 Three-Axis Magnetic Sensor and Method for Manufacturing the Same
TW097125332A TWI361503B (en) 2005-03-17 2006-03-17 Three-axis magnetic sensor and manufacturing method therefor
US13/517,526 US20120268113A1 (en) 2005-03-17 2012-06-13 Three-axis magnetic sensor and method for manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005090581A JP4940565B2 (ja) 2005-03-28 2005-03-28 磁気センサの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006275538A JP2006275538A (ja) 2006-10-12
JP4940565B2 true JP4940565B2 (ja) 2012-05-30

Family

ID=37210475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005090581A Expired - Fee Related JP4940565B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-28 磁気センサの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4940565B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4790448B2 (ja) * 2006-03-03 2011-10-12 株式会社リコー 磁気抵抗効果素子及びその形成方法
JP4833691B2 (ja) * 2006-03-03 2011-12-07 株式会社リコー 磁気センサ及びその製造方法
JP5152495B2 (ja) * 2008-03-18 2013-02-27 株式会社リコー 磁気センサーおよび携帯情報端末装置
JP6359858B2 (ja) * 2014-04-04 2018-07-18 キヤノン電子株式会社 磁界検出装置および磁気識別装置
JP7395978B2 (ja) * 2019-11-14 2023-12-12 株式会社レゾナック 磁気センサ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2579995B2 (ja) * 1988-03-31 1997-02-12 株式会社東芝 磁気センサー
JP4085859B2 (ja) * 2002-03-27 2008-05-14 ヤマハ株式会社 磁気センサおよびその製造方法
JP4177032B2 (ja) * 2002-06-04 2008-11-05 株式会社ワコー 三次元磁気センサおよびその製造方法
JP4016857B2 (ja) * 2002-10-18 2007-12-05 ヤマハ株式会社 磁気センサ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006275538A (ja) 2006-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7508196B2 (en) Magnetic sensor for pointing device
JP3835447B2 (ja) 磁気センサ、同磁気センサの製造方法及び同製造方法に適したマグネットアレイ
KR100645291B1 (ko) 자기 센서 및 그 제조방법
CN111596239B (zh) 一种单片集成三轴隧穿磁电阻的磁传感器及其制备方法
EP2752675B1 (en) Mtj three-axis magnetic field sensor and encapsulation method thereof
EP3223028B1 (en) Multiple axis magnetic sensor
JP5297442B2 (ja) 磁気センサ
JP6503089B2 (ja) 磁気検知装置およびその製造方法
JP5297539B2 (ja) 磁気センサ
JP4614061B2 (ja) 巨大磁気抵抗効果素子を用いた磁気センサ及び同磁気センサの製造方法
EP3223029B1 (en) Magnetic sensor
EP3229035B1 (en) Magnetic field sensor with permanent magnet biasing
US11237229B2 (en) Magnetic field sensing apparatus
JP2010286236A (ja) 原点検出装置
JP2014016161A (ja) 磁気センサ
JP4940565B2 (ja) 磁気センサの製造方法
JP2015219227A (ja) 磁気センサ
JP2017103378A (ja) 磁気抵抗効果素子及び磁気センサ、並びに磁気抵抗効果素子の製造方法及び磁気センサの製造方法
JP4507932B2 (ja) 巨大磁気抵抗効果素子を備える磁気センサ
JP2006066821A (ja) 磁気抵抗効果素子を備えた磁気センサ
JP5453198B2 (ja) 磁気センサ
JP4329745B2 (ja) 巨大磁気抵抗効果素子を用いた磁気センサ及び同磁気センサの製造方法
JP2003215222A (ja) 磁気抵抗効果素子センサ
JP3835445B2 (ja) 磁気センサ
WO2004097441A1 (ja) 制御素子と一体化した感磁素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4940565

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees