JP4940476B2 - 繊維用抗菌防臭加工剤並びに該加工剤で加工処理されてなる繊維製品。 - Google Patents
繊維用抗菌防臭加工剤並びに該加工剤で加工処理されてなる繊維製品。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4940476B2 JP4940476B2 JP2008119761A JP2008119761A JP4940476B2 JP 4940476 B2 JP4940476 B2 JP 4940476B2 JP 2008119761 A JP2008119761 A JP 2008119761A JP 2008119761 A JP2008119761 A JP 2008119761A JP 4940476 B2 JP4940476 B2 JP 4940476B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibacterial
- agent
- silver
- silk
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
また、担体に担持された銀含有成分は、水溶液系では沈降し易いため、安定配合が困難である。
液状絹はフィブロインとセリシンからなっている。
蚕は栄繭時に液状絹を吐糸して繭糸を作る。
繭糸には中心部にフィブロイン、周囲にセリシンが存在し、存在比は70〜80%(フィブロイン):20〜30%(セリシン)であることが知られている。
ここで、平均粒子径とは、数平均粒子径であり、光散乱法により測定されるものである。200nm以下であれば粒子の分散状態は安定になるが、20nm以下であれば粒子
の分散状態はより安定なものとなる。また粒子径が小さいほど、菌との接触の観点から
抗菌性に有利に作用する。
なかでも特に、対象場所への抗菌性液体組成物による影響のなさの点から、水以外の溶剤としてはエタノールが好ましく選ばれる。
具体例としては、陰イオン性界面活性剤では、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、脂肪酸塩、エーテルカルボン酸塩、アルキルリン酸塩等が挙げられる。
両性界面活性剤では、アルキルカルボキシベタイン、アルキルスルホベタイン等が挙げられる。
非イオン性界面活性剤では、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、脂肪酸ポリグリセリンエステル、脂肪酸ショ糖エステル、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルアミンオキサイド、アルキルアミドアミンオキサイド等が挙げられる。
界面活性剤は、単独または2種類以上を用いても良い。
R1−N=C=N−R2
具体的には、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ヘキサエチレントリイソシアネート、リジンエステルトリイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネートなどがあるが、特にヘキサメチレンジイソシアネートのトリスビュレット変性体などのヘキサメチレンジイソシアネートの変性物であるトリイソシアネート化合物が好ましい。
2個の活性水素を有する化合物とは、通常のものが利用でき、例えば水、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリキール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、N−メチルジエタノールアミン、モノアルキルアミン、ハイドロキシン、ビスフェノールA、などが挙げられる。これらのうち、水、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコールが好ましい。
上記化合物に、エチレンオキサイドを含むアルキレンオキサイドを付加することにより水溶性ポリアルキレンオキサイドが得られるが、アルキレンオキサイドはエチレンオキサイドの他にプロピレンオキサイド、1、2−ブチレンオキサイド、α−オレフィンオキサイド、テトラヒドロフラン、スチレンオキサイド等が使用できる。
この付加方法は単独、ブロック、ランダムのいずれも可能である。
シルクプロテインと銀ナノコロイドを水中で接触させ、担持させる方法としては、水中でシルクプロテインを攪拌しつつ、エタノールで溶解した銀ナノコロイドに界面活性剤を徐々に加えて担持させる方法が特に好ましい。また、銀ナノコロイドの配合比率はシルクプロテイン1gに対して、銀ナノコロイド0.0002〜0.005gが好ましく、より安定な担持状態の為には、0.0002〜0.001gがより好ましい。
また、シルクプロテインに担持させた銀ナノコロイド液に、アミノシリコンオイルのナノ粒子乳化液を添加することによって、よりソフト感のある風合にすることが可能である。
シルクプロテイン10%水溶液10〜30部に界面活性剤0〜1部を加え、温度30〜50℃にして攪拌しながら銀ナノコロイド0.1%エタノール液1〜10部を徐々に添加していく。添加後3〜6時間攪拌して、シルクプロテインに銀ナノコロイドを充分担持させる。
30℃以下に冷却後、アミノシリコン乳化液(ナノ粒子径10〜20nm)を50〜80部と水を添加してトータル100部とする。
またシルクプロテイン及び界面活性剤、銀ナノコロイド液、アミノシリコン乳化液の割合は担持させる条件にもよるが、シルクプロテイン10%水溶液24部、銀ナノコロイド1部、アミノシリコン乳化液74部が好ましい。
シルクプロテイン10%水溶液24部を温度30〜50℃にて攪拌しながら銀ナノコロイド0.1%エタノール溶液1部序々に添加していく。添加後3〜6時間攪拌して、銀ナノコロイドを担持させる。30℃以下に冷却後、アミノシリコン乳化液(パラシリコン FB−652:大原パラヂウム化学(株)製)75部を添加してトータル100部の加工剤を得た。
(繊維処理)
上記の加工剤5gを水2Lに均一に混合して加工液とした。綿/アクリル(70/30)インナー100gをこの加工液に浸漬し、40℃×15分間攪拌した後、遠心脱水し、タンブルドライした。この加工したインナーの抗菌効果は、初期と洗濯10回後共に静菌活性値が4.0以上で基準値以上であった。
(比較例1)
同様に加工液に浸漬したインナーを、60℃×15分で攪拌した後、遠心脱水し、タンブルドライしたが、効果は得られなかった。
上記で作成した抗菌防臭加工剤を2Lの水の中に5g入れ加工液を作成し、インナー100gを40℃×15分浸漬処理したあと遠心脱水し、タンブルドライで乾燥させた。
表1は各被験者の左肘の試験前と試験後の角質保湿率測定結果である。
表2は各被験者の試験後の左肘と右肘の測定結果である。
シルクプロテインの代わりに、アスパラギン10%水溶液酸24部とアミノシリコン乳化液75%に銀ナノコロイド1%を入れ、抗菌防臭加工剤を作成した。
同様に8名の女性に1週間着用してもらった結果、保湿性、美肌効果の良好な結果は得られなかった。また、抗菌効果も静菌活性値が初期4.0以上、洗濯10回後で1.0以下と洗濯耐久性が得られなかった。
シルクプロテインの代わりに、グルタミン酸24%とアミノシリコン75%に銀ナノコロイド1%を加え、抗菌防臭加工剤を作成した。
同様に着用試験を行った結果、保湿性、美肌効果共に良好な結果は得られなかった。
作成した生地を0.4gずつ用意し、抗菌試験を行った結果良好な効果が得られた。
Claims (3)
- 分子量20〜2000のシルクプロテイン(A)に粒子径200nm以下の銀ナノ・コロイド(B)を担持せしめ、更にアミノシリコン(C)からなる繊維用加工剤で、木綿を30%以上含有する繊維類を10〜40℃にて液中、浸漬処理することを特徴とする繊維類の加工方法。
- 分子量20〜2000のシルクプロテイン(A)に粒子径200nm以下の銀ナノコロイド(B)を担時せしめ、更にアミノシリコン(C)からなる加工剤にカルボジイミド系、イソシアネート系の少なくとも1種の架橋剤(D)ならびに、ポリウレタン系、ポリウレタン・シリコン系、ポリアクリル酸系、ポリエチレングリコール・エポキシシリコン系バインダーの少なくとも1種(E)を配合した加工剤で、10〜40℃にて行う液中浸漬加工もしくはパッド、ドライ、キュア加工することを特徴とする繊維の加工方法。
- 請求項1又は請求項2の繊維用加工剤で加工処理されてなる繊維製品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008119761A JP4940476B2 (ja) | 2008-05-01 | 2008-05-01 | 繊維用抗菌防臭加工剤並びに該加工剤で加工処理されてなる繊維製品。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008119761A JP4940476B2 (ja) | 2008-05-01 | 2008-05-01 | 繊維用抗菌防臭加工剤並びに該加工剤で加工処理されてなる繊維製品。 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009270208A JP2009270208A (ja) | 2009-11-19 |
| JP4940476B2 true JP4940476B2 (ja) | 2012-05-30 |
Family
ID=41437016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008119761A Expired - Fee Related JP4940476B2 (ja) | 2008-05-01 | 2008-05-01 | 繊維用抗菌防臭加工剤並びに該加工剤で加工処理されてなる繊維製品。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4940476B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011252256A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Asahi Kasei Fibers Corp | 丸編物及びその製造方法 |
| JP2013067893A (ja) | 2011-09-21 | 2013-04-18 | Murata Mach Ltd | 紡績機及び紡績糸の製造方法 |
| IN2013MU02827A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-07-03 | Green Impact Holdings Gmbh | |
| JP2017179651A (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 東レ株式会社 | 繊維構造物およびその製造方法 |
| JP6579462B1 (ja) * | 2019-06-07 | 2019-09-25 | 株式会社アイセル | コーティング液貯蔵体の製造方法 |
| CN118223294A (zh) * | 2024-02-29 | 2024-06-21 | 青岛邦特生态纺织科技有限公司 | 一种蛋白复合纤维的制备方法 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01118530A (ja) * | 1987-11-02 | 1989-05-11 | Terumo Corp | フィブロイン成形物およびその製造方法 |
| JPH08188513A (ja) * | 1995-01-06 | 1996-07-23 | Shokuhin Sangyo Eco Process Gijutsu Kenkyu Kumiai | 壁紙用、家具用及び雑貨用抗菌剤 |
| JP3070665B2 (ja) * | 1996-12-27 | 2000-07-31 | 日華化学株式会社 | 合成繊維の加工方法 |
| JP2000178870A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-06-27 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 繊維製品の抗菌加工方法 |
| JP2004052208A (ja) * | 2002-05-14 | 2004-02-19 | Toray Ind Inc | 消臭性繊維製品 |
| JP2004269395A (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-30 | Minato Pharmaceutical Co Ltd | 血圧低下作用を有する組成物 |
| JP2004360147A (ja) * | 2003-06-09 | 2004-12-24 | Takamatsu Oil & Fat Co Ltd | 繊維処理用組成物 |
| JP2005054342A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Art:Kk | モノクロルトリアジン系薬剤を用いる繊維材料の改質加工法 |
| JP2005264382A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 新規な消臭性材料及びその製造方法 |
| WO2006120851A1 (ja) * | 2005-05-02 | 2006-11-16 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | 繊維製品への機能性付与剤 |
| JP2007231486A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Shinohara Electric Co Ltd | 敷布、およびその製造方法 |
| JP5024594B2 (ja) * | 2006-05-11 | 2012-09-12 | 株式会社日本工業技術開発研究所 | ポリペプチド化合物に銀微細粒子を担持して成る抗菌性組成物 |
| JP2008081876A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Ohara Palladium Kagaku Kk | 繊維用加工剤、ならびにそれを用いた繊維製品 |
-
2008
- 2008-05-01 JP JP2008119761A patent/JP4940476B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2009270208A (ja) | 2009-11-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4940476B2 (ja) | 繊維用抗菌防臭加工剤並びに該加工剤で加工処理されてなる繊維製品。 | |
| US20120015574A1 (en) | Method for formulating a reactive polyurethane emulsion | |
| CN102041680B (zh) | 涤纶仿真丝织物的整理剂及其制备方法与织物的后处理方法 | |
| EP1068254B1 (en) | Blocked oligomeric isocyanates, their production and use | |
| CN102575416B (zh) | 纺织品的可重新加载的整理剂,以及加载这种整理剂的制剂 | |
| TW311954B (ja) | ||
| CN109988264A (zh) | 一种无氟防水剂及其制备方法和应用 | |
| TWI716351B (zh) | 除臭的織物 | |
| CN101307180A (zh) | 阳离子型聚氨酯与改性硅油复合水分散液及制备和应用 | |
| TW201035409A (en) | Method for fabric treatment at low pH | |
| CN112267292A (zh) | 一种抗菌抗静电面料及其制备方法 | |
| JP4918481B2 (ja) | 繊維布帛および繊維処理方法 | |
| ES2853549T3 (es) | Artículo con metales reactivos unidos a su superficie y suspensión de portador correspondiente | |
| US20210022980A1 (en) | Hair-protecting composition comprising collagen and manufacturing method therefor | |
| JP5301142B2 (ja) | 帯電防止剤及び帯電防止撥水加工剤、それらを用いた帯電防止加工方法及び帯電防止撥水加工方法、並びに前記方法により処理された繊維製品 | |
| CN101370977A (zh) | 纤维处理剂、纤维处理方法、经该纤维处理剂处理过的纤维以及布帛 | |
| KR20130013477A (ko) | 냉감 기능성 조성물 및 이를 이용한 냉감 기능성 직물의 제조방법 | |
| US20080044580A1 (en) | Dressings Which Can Be Applied Several Times To Textile Fibers And Textile Fabrics | |
| JP6687923B2 (ja) | 繊維構造物およびその製造方法 | |
| JP4262513B2 (ja) | 繊維製品処理用消臭抗菌剤及び消臭抗菌性繊維製品 | |
| EP1657263A1 (en) | Polymer sustainedly releasing amino acid derivative, cosmetic and fiber construct containing the polymer, method of producing the same and method of regenerating the same | |
| JPWO2012049978A1 (ja) | 繊維用抗菌加工薬剤とその製造方法及び抗菌性繊維の製造方法 | |
| CN108547152A (zh) | 耐洗涤保湿易去污柔软性全棉纺织品的制备方法 | |
| CN112391842B (zh) | 一种含有非离子型水性聚氨酯的多功效柔顺剂组合物及其制备方法 | |
| CN106675837A (zh) | 一种皮具清洗剂及其制备方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110314 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120120 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120131 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120209 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309 Year of fee payment: 3 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |
