JP4939064B2 - シート状物への気体吹付方法及び装置 - Google Patents
シート状物への気体吹付方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4939064B2 JP4939064B2 JP2006012225A JP2006012225A JP4939064B2 JP 4939064 B2 JP4939064 B2 JP 4939064B2 JP 2006012225 A JP2006012225 A JP 2006012225A JP 2006012225 A JP2006012225 A JP 2006012225A JP 4939064 B2 JP4939064 B2 JP 4939064B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- gas
- objects
- materials
- gas blowing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
乾燥風ノズル22の吹き付け口23は、図2の基本構造のように、一つでも機能するが、前記気体FLが前記複数のシート状物11に吹付けられる領域は乾燥風ノズル22の吹き付け口23の大きさにより規定される。このため、シート状物の種類又は要求乾燥性能にもよるが、気体吹付け口23のシート状物の並置方向に直交方向(直角方向、すなわち鉛直方向)の開口幅に対してシート状物の長さ(高さ)が長い場合には、シート状物全体に風が当たらないことで乾燥品質にばらつきがでることがある。実用上はこのような場合に対処するために乾燥風ノズル22の吹き付け口23は、複数とするのが好ましく、その数は必要に応じて決定される。こうした複数の吹き付け口を持つ構成例を第1実施形態として以下に説明する。
なお、図6に示す第1実施形態のようにシート状物11が並置され位置決め規制されるシート状物カセット41の上面が開放されている場合には、前記気体吹き付け口23より吹き出した気体FLはシート状物11を通過する過程で最も抵抗の少ない上面側に逃げてしまい、この結果、前記気体FLを効率よくシート状物の乾燥に用いることができなくなる。この場合には、図7の概略正面図に示す様に、カセット上蓋46を設ける(第2実施形態)ことで前記気体FLはシート状物11を通過する過程で上面側に逃げることなく効率よくシート状物11の乾燥が可能となる。
以上の実施形態では、カセットの幅は一定で規制幅は定まったものとしているが、気体吹付装置では、複数のシート状物を位置決め規制する並置方向の間隔を自在に可変できるように構成するとより好適である。このような構成の第3の実施形態の乾燥装置について説明する。本実施形態は、概略構成は、図1に示す第1実施形態と同様であるが、複数のシート状物を位置決め規制する規制手段により規定される前記複数のシート状物が並置された方向の間隔を自在に可変できる。すなわち、図6に示される、前記複数のシート状物を並置し、位置決め規制するためのシート状物カセット側板42の、前記複数のシート状物が並置された方向の間隔W(カセット側板42の間の距離)を自在に可変させることが可能になっている。
ところで、気体吹き付け口23は、本来図6に示すように、フィルムカセット41の幅方向中央を中心に左右均等振り分け位置に配すればよいが、実際にはシート状物が厚さ数百μm以下の薄いフィルム等の場合、図8に示すように自重若しくはフィルムに塗布された塗膜表裏の残留応力の影響でカール若しくは座屈をすることが多い。この場合、前記気体吹き付け口23を図6に示すようなフィルムカセット41の幅方向中央を中心に左右均等振り分け位置に固定配置されていると、フィルムのカール又は座屈の影響で前記気体吹き付け口23から吹付けられた気体FLでフィルムカセット41にセットされたフィルムに間隙を形成することができないことがある。
第1実施形態の乾燥装置でも図4に示すように気体吹付け口23の間隔が相対的に極小さいと風はシート状物11全体に均一に当たらず乾燥品質にばらつきがでることがある。この点に対処するためには、気体吹き付け口23の位置が、図4および図12の乾燥風シート状物の並置方向に対し直交方向ノズル往復(矢印D2)に示すように前記複数のシート状物11の並置方向に対し直交方向にノズル長さL、乾燥風ノズルの気体吹付け口のスリット間隔SG、気体吹き付け口間隔H1の一群の気体吹き付け口を所定の範囲で往復移動:D2し、そのノズル吹き付け往復位置範囲を自在に調節できるようにすれば良い。これにより、往復位置範囲がシート状物の長さをカバーすればシート状物全体の乾燥が可能となる。若しくは、往復位置範囲を調節することでシート状物の必要な部分を集中的に乾燥させることが可能となる。
更に第6実施形態の乾燥装置を示す。図4に示すような乾燥装置で実際に運転すると、気体吹き付け口23から吐出された乾燥風FLは、共に互いに接触して並置された複数のシート状物11に衝突し、その乾燥風FLの一部は、前述のように複数のシート状物11を離間させると共に複数のシート状物11の間隙を通過しシート状物11を乾燥させるが、一部の乾燥風FLは、シート状物11により反射し、あるいは、気体吹き付け口23と複数のシート状物11の間に発生する乾燥風FLの複数のシート状物の間隙抵抗圧によりシート状物11の間隙を通過しないで、気体吹き付け口23の上方、下方、右方及び左方に逃げてゆく。この結果、図示しない気体送風ブロワにより送られて気体吹き付け口23から吐出された乾燥風FLはその一部しか乾燥動作に有効に働かず、残る一部の乾燥風は全く乾燥に寄与することがなく、エネルギーロスを生じている。
ところで、複数のシート状物11はシート状物カセット側板42によって仕切られており、従来は、エネルギーロスを低減するために、乾燥手段21側では図17に示すようにシート状物カセット側板42に対応する部分には、乾燥風FLが吐出されないように、乾燥手段21の乾燥風ノズルチャンバー24の開口部である気体吹き付け口23の一部(カセット側板42対面部分)が、板状で厚さ約0.1mmの気体吹き付け口遮蔽カバー25(例えば金属製)で塞がれていた。このため、図18に概念的に示すように、乾燥風FLの吐出送度は幅方向に不均一となり、具体的には各気体吹き付け口23の両端の吹き出し方向が内側に向くいわゆる“縮流“を起こしており、この結果、シート状物11の間隙はその並置方向に不均一となり中央若しくは一部のみの間隙が大きくなり乾燥風通過量も複数のシート状物のそれぞれの箇所毎に不均一となってしまう。この結果、遮蔽カバー25を付けた乾燥装置では、それぞれのシート状物11を一枚一枚確実に均一に所定の温度まで昇温させることができず、乾燥または、残留溶媒除去品質にばらつきが発生してしまう。
以上、乾燥装置について説明したが、続いて本発明によるシート状物の気体吹付方法の実施形態として乾燥方法について説明する。本発明に係るシート状物の乾燥方法は、これまで説明した如き乾燥装置によって好適に実施することができる。本発明によるシート状物の乾燥方法においては、互いに接触して並置された複数のシート状物に図2に示すように、複数のシート状物の端部において複数のシート状物が並置された方向に概ね沿って分布した領域に前記気体を吹付けることにより複数のシート状物を離間させると共に複数のシート状物の間隙に気体を通過させて、複数のシート状物の表面等を乾燥させる。
次に実施例1について説明する。本発明による気体吹付装置である図4に示すような構成のシート状物の乾燥装置(詳細構造については後述)を用いて、本発明によるシート状物の気体吹付方法に準じた乾燥方法(詳細条件については後述)に従って、複数のシート状物を乾燥させ、フィルムスキマの形成状況の評価をした。
フィルム反ノズル側を15ゾーンに分け観察し、フィルム間スキマのマップ(詳細マップ)を作成して評価した。
○・・・全スキマ、
×・・・全面接触、
△・・・一部接触(参考:合成マップ判断時は×扱い)
評価は、4個のフィルムカセットのうち一つについて実施した。開発過程中で4個のフィルムカセットでフィルムはいずれもほぼ同じ挙動をすることが確認できており、全てのカセットについて評価する必要はない。
乾燥風ノズルの気体吹付け口のスリット間隔SGは、2mm以上15mm以下の間隔に調節し、乾燥風ノズルの長さLは、50mmの長さに調節した。
乾燥風ノズルは、図4に示す通りほぼ水平に設置した。
乾燥風ノズルの気体吹付け口の数を7本とした。
乾燥風ノズルの気体吹付け口は、図22に示したように各フィルムカセット毎に分割し、気体吹き付け口の内側に気体整流部材を設けた。
乾燥風ノズル左右オシレート範囲を中央位置±10mmかつ左右オシレートピッチを5mmから10mmとした。
乾燥風ノズルの気体吹付け口のスリット間隔(H1.気体吹き付け口間隔)を50mmとし、乾燥風ノズル上下移動は、上下移動は50mmの2位置とした。
1個のフィルムカセットに50枚のシート状物を並置したとき、複数のシート状物の並置間隔は、25mm以上40mm以下の範囲にあった。
フィルムカセット上方にカセット上蓋を設け、シート状物直立時のシート状物上端と上蓋との距離(隙間G)を0.5mm以上5mm以下とした。
カセット下面プレートは、(1)SUS440C−SG品(面粗度Ra0.2a:Rmax2.3▽▽▽▽相当/加工目:ノズル−反ノズル方向)、(2) SUS440C−SG無品(面粗度Ra1.3a:Rmax9.8▽▽▽相当/加工目:ノズル−反ノズル方向)、とした。
また、乾燥風ノズルの気体吹付け口から最も近いフィルムカセット端部までの距離は2mm以上8mm以下の範囲で調節した。また、フィルムカセット端部からシート状物の気体吹付け口方向のシート状物の出代を-2mmから2mmの範囲で調節した。
ノズル周囲の開放部分からのエアー漏れを抑制するためにノズル周囲にバッフル板を設け、更にその平面度を0.5mmから3.0mmとした。
さらに、断熱カバーは、表面を厚さ50mmのグラスウールで覆ったステンレススチールで形成されたものを用いた。
乾燥風ノズルの気体吹付け口23の数を1本及び4本とし、実施例1条件である7本と比較した。〔表4〕に示すように均一な乾燥を目的としてフィルム間スキマ形成状態を確認したところ1本及び4本では全域に均一にスキマ形成することができなかった。
上下移動の効果を、実施例1条件の上下移動有りと比較した。〔表5〕に示すように、フィルム間スキマ形成状態を確認したところ上下移動なしでは全域に均一にスキマ形成ができなかった。
左右オシレートの幅とそのピッチの効果を実施例1の左右オシレート条件と比較した。〔表6〕に示すように、フィルム間スキマ形成状態を確認したところ、オシレートピッチ15mmでは全域にスキマ形成ができなかった。オシレート範囲±30mmでは、オシレートピッチ5mm及び10mmでは全域に均一にスキマ形成ができたもののオシレート範囲±20mmより外側では隙間形成ができていないことから、オシレート範囲の有効領域は±20mm以内であることが確認できた。
複数のシート状物の並置間隔の効果を〔表7〕に示すように、合わせてノズル風速条件を振ってフィルム間スキマ形成状態を確認したところ、25〜40mm、の範囲で全域に均一にスキマ形成ができた。また、この時、適正風速は、ノズル単体の無負荷風速15〜50m/秒である。
カセット上蓋設置とフィルム間スキマの効果を確認するための反ノズル側風速を測定した。測定位置はフィルム高さを4等分しそれぞれの位置について、ノズル上下位置の平均風速を比較した。測定結果を〔表8〕に示す。この結果、蓋なしに比べて蓋ありの場合(スキマ1mm、5m)、2倍以上に風速が増大していることが確認できた。
バッフル平面度の効果を確認するための反ノズル側風速を測定した。測定位置はフィルム高さを4等分しそれぞれの位置について、ノズル上下位置の平均風速を比較した。測定結果を〔表10〕に示す。この結果、平面度2mmと比べて0.5mmの場合(スキマ1mm、5m)約1.5倍に風速が増大していることが確認できた。
下限スキマは、その効果からみれば、できるだけ小さいことがフィルム間スキマ形成に有効であるが、現実には機械設備の寸法精度特に板金加工品であるノズルの寸法精度を考慮すると0.5mm以上が望ましいと考えられる。
乾燥風ノズルの気体吹付け口には、図17に示すように、気体吹付け口カバーにより各フィルムカセット毎に分割し、気体吹き付け口の内側には気体整流部材を設けなかった。このときのフィルムスキマ形成マップを〔表12〕に示す。図22に示す実施例1の条件でのマップ〔表3〕と比較すると明らかなように、気体整流部材は設けない場合には特にフィルムカセット両端ではスキマを形成することが全くできていないことが明らかである。
カセット下面プレートを、A2017P−テフロン(登録商標)品(日本フッソ工業;NFカ゛ート゛コーティンク゛;NF-004ECH)にし、フィルム間スキマ形成状態を確認したところ全域に均一にスキマ形成ができなかった。実施例1との比較を〔表13〕に示す。
21…気体吹付手段(乾燥手段)
22…気体吹付けノズル(乾燥風ノズル、洗浄風ノズル)
23…気体吹き付け口
24…乾燥または洗浄風ノズルチャンバー
25…気体吹き付け口遮蔽カバー
26…気体整流部材
27…バッフル板(圧力保持板)
31…断熱室(断熱チャンバー)
32…ノズル固定板
33…ボールネジ
34…ボールネジナット
35…ボールネジ軸受け
36…軸継ぎ手
37…ステッピングモータ
41…シート状物カセット(フィルムカセット)
42…シート状物カセット側板
43…シート状物ストッパ(後)
44…シート状物ストッパ(前)
46…シート状物カセット上蓋
D1…気体吹付けノズル吹付け方向
D2…気体吹付けノズル往復方向(移動方向は並置方向に対し直交方向;運動機構は図示せず)
D3…シート状物重ね方向(並置方向)
D4…気体吹付けノズル往復方向(移動方向は並置方向;運動機構は図示せず)
FL…気体(乾燥風、洗浄風)
L…ノズル長さ
G…隙間
KL…シート状物カセット前端位置に対するシート状物の前端距離
H0…シート状物高さ
H1…気体吹き付け口間隔
L1…気体吹付けノズル左右オシレート範囲
R1…気体吹付けノズル左右オシレート範囲
P,P´…シート状物の並置方向両端位置の鉛直線位置
SG…乾燥風ノズルの気体吹付け口のスリット間隔
W…シート状物カセット内幅
Claims (13)
- 厚み方向に互いに接触した状態で鉛直方向から0度以上90度未満の角度で並置された複数のシート状物に、気体を吹付けて互いに離間させて前記シート状物間の間隙に気体を通過させることにより、前記複数のシート状物を乾燥させるシート状物の気体吹付装置であって、
前記複数のシート状物の片端側であって、前記複数のシート状物が並置された方向に概ね沿って分布した領域に前記気体を吹付ける吹付手段を有し、
前記気体が前記複数のシート状物に吹付けられる領域は、気体吹き付けノズルの吹き付け口により規定され、前記気体吹き付け口が前記複数のシート状物の並置方向に対し直交方向に複数並列して設けられており、
前記気体吹き付け口の位置が前記複数のシート状物の並置方向に対し直交方向に沿って所定の移動範囲内を往復移動し、その位置を自在に調節できることを特徴とするシート状物の気体吹付装置。 - 前記気体吹き付け口の往復移動のストロークは、前記気体吹き付け口が対向する面の前記複数のシート状物の長さを前記気体吹き付け口の数で除した値より大きくすることを特徴とする請求項1記載のシート状物の気体吹付装置。
- 前記気体吹き付け口の位置が前記複数のシート状物の並置方向に所定の範囲で往復移動し、その位置を自在に調節できることを特徴とする請求項1記載のシート状物の気体吹付装置。
- 前記複数のシート状物を位置決め規制する規制手段により規定される前記複数のシート状物が並置された方向の間隔を自在に可変できることを特徴とする請求項1記載のシート状物の気体吹付装置。
- 前記複数のシート状物が並置された方向の間隔の可変範囲は前記複数のシート状物の厚さにシート状物間の平均隙間を0.2mmから0.6mmを加えた値にシート状物の枚数を乗じた値とすることを特徴とする請求項4記載のシート状物の気体吹付装置。
- 前記複数のシート状物が並置され位置決め規制されて収容されるカセットは、前記複数のシート状物の前記気体の入り口及び出口を除く4面を持ち、前記複数のシート状物の並置方向に対し直交方向に対向する2面の間隔は前記気体吹き付け口が対向する面の前記複数のシート状物の寸法に0.5〜5mmを加えた大きさであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のシート状物の気体吹付装置。
- 前記複数のシート状物の並置方向に対し直交方向に複数設けられている前記気体吹き付け口の間を塞ぐ第1の圧力保持板と、
複数設けられている気体吹き付け口の両端外側には概ね気体吹き付け口の位置が前記複数のシート状物の並置方向に対し直交方向に往復移動する範囲までを塞ぐ第2の圧力保持板と、
前記複数のシート状物が並置され位置決め規制されるカセットが離れて複数設けられている場合には前記複数のカセットの間を塞ぐ第3の圧力保持板と、を更に持ち、
前記第1の圧力保持板は前記気体吹き付け口の先端と概ね同一面を構成しており、
前記第2および前記第3の圧力保持板は前記気体吹き付け口と対向する前記カセットの前端と概ね同一面を構成することを特徴とする請求項6記載のシート状物の気体吹付装置。 - 前記気体吹き付け口の気体出口部に気体整流部材を具備したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のシート状物の気体吹付装置。
- 厚み方向に互いに接触した状態で鉛直方向から0度以上90度未満の角度で並置された複数のシート状物に、気体を吹付けて互いに離間させて前記シート状物間の間隙に気体を通過させることにより、前記複数のシート状物を乾燥させるシート状物の気体吹付方法であって、
前記複数のシート状物の片端側であって、前記複数のシート状物が並置された方向に概ね沿って分布した領域に前記気体を吹付け、
前記気体が前記複数のシート状物に吹付けられる領域は、気体吹き付けノズルの吹き付け口により規定され、前記気体吹き付け口が前記複数のシート状物の並置方向に対し直交方向に複数並列して設けられており、
前記気体吹き付け口の位置が前記複数のシート状物の並置方向に対し直交方向に沿って所定の移動範囲内を往復移動し、その位置を自在に調節できるようにしたことを特徴とするシート状物の気体吹付方法。 - 前記気体吹き付け口の往復移動のストロークは、前記気体吹き付け口が対向する面の前記複数のシート状物の長さを前記気体吹き付け口の数で除した値より大きくすることを特徴とする請求項9記載のシート状物の気体吹付方法。
- 前記気体吹き付け口の位置が前記複数のシート状物の並置方向に所定の範囲で往復移動し、その位置を自在に調節できることを特徴とする請求項9記載のシート状物の気体吹付方法。
- 前記複数のシート状物を位置決め規制する規制手段により規定される前記複数のシート状物が並置された方向の間隔を自在に可変できることを特徴とする請求項9記載のシート状物の気体吹付方法。
- 前記複数のシート状物が並置された方向の間隔の可変範囲は前記複数のシート状物の厚さにシート状物間の平均隙間を0.2mmから0.6mmを加えた値にシート状物の枚数を乗じた値とすることを特徴とする請求項12記載のシート状物の気体吹付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006012225A JP4939064B2 (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | シート状物への気体吹付方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006012225A JP4939064B2 (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | シート状物への気体吹付方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007192498A JP2007192498A (ja) | 2007-08-02 |
JP4939064B2 true JP4939064B2 (ja) | 2012-05-23 |
Family
ID=38448343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006012225A Active JP4939064B2 (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | シート状物への気体吹付方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4939064B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6155571A (ja) * | 1984-08-27 | 1986-03-20 | 合名会社 大坪鉄工所 | 海苔の二次乾燥装置 |
JPS61236126A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体ウエハの乾燥装置 |
JP2001336877A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Fujiken:Kk | 書物の乾燥装置 |
JP4067513B2 (ja) * | 2004-05-12 | 2008-03-26 | 株式会社リコー | シート状物の乾燥方法及び装置、シート状物の洗浄方法及び装置、並びにシート状物の異物除去方法及び装置 |
-
2006
- 2006-01-20 JP JP2006012225A patent/JP4939064B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007192498A (ja) | 2007-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8011779B2 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
EP2495198B1 (en) | Paper sheet seasoning apparatus and image forming apparatus | |
EP2546061B1 (en) | Recording apparatus | |
US10717275B2 (en) | Drying apparatus, and an inkjet printing apparatus having the same | |
US20110273510A1 (en) | Printing apparatus | |
US10899143B2 (en) | Heating apparatus, medium processing apparatus, and medium processing method | |
JP4939064B2 (ja) | シート状物への気体吹付方法及び装置 | |
JP4768371B2 (ja) | シート状物の乾燥方法と装置並びにシート状物の洗浄方法と装置 | |
JP2018015944A (ja) | 印刷装置及び印刷方法 | |
JP2005030657A (ja) | 塗布膜乾燥装置 | |
JP5282545B2 (ja) | 記録装置 | |
JP5262632B2 (ja) | 記録装置 | |
US9938614B2 (en) | Air skive with vapor injection | |
JP2016107423A (ja) | 前処理液塗布乾燥装置、それを有する印刷システム、及び印刷装置 | |
US11148444B2 (en) | Medium heating device and printing apparatus | |
JP4067513B2 (ja) | シート状物の乾燥方法及び装置、シート状物の洗浄方法及び装置、並びにシート状物の異物除去方法及び装置 | |
JP7006095B2 (ja) | 媒体処理装置 | |
EP3829887B1 (en) | Convective gas bars | |
JP4476186B2 (ja) | シート状物の乾燥方法及び装置並びにシート状物の冷却方法及び装置 | |
JP2005173497A (ja) | 記録媒体の乾燥装置 | |
JP6595946B2 (ja) | 塗工装置 | |
JP5742872B2 (ja) | 記録装置 | |
WO2013178261A1 (en) | Delivery of airflow to a print media | |
JPH03146162A (ja) | 冷却ロール | |
JP2023177972A (ja) | 微粒子の捕集装置と画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110419 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111213 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120221 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120224 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4939064 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |