JP4938602B2 - 油圧ブレーカ用照明装置およびこれを備える油圧ブレーカ - Google Patents
油圧ブレーカ用照明装置およびこれを備える油圧ブレーカ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4938602B2 JP4938602B2 JP2007236571A JP2007236571A JP4938602B2 JP 4938602 B2 JP4938602 B2 JP 4938602B2 JP 2007236571 A JP2007236571 A JP 2007236571A JP 2007236571 A JP2007236571 A JP 2007236571A JP 4938602 B2 JP4938602 B2 JP 4938602B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic breaker
- damper
- power generation
- hydraulic
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Shovels (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
特に、油圧パワーショベル等の建設車両に取付けて使用される油圧ブレーカにおいては、夜間作業、トンネル作業、深海での作業等で用いられるが、作業者は、岩盤等の被掘削物を掘削する際、油圧ブレーカの打撃力の伝達状況を打撃音によって判断していた。そのため、音の反響するトンネル内での作業や音が減衰する深海での作業ではその判断が困難であった。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、例えば夜間作業、トンネル作業、深海での作業等において、油圧ブレーカの打撃力の伝達状況の確認を容易とし作業効率を向上させ得る油圧ブレーカ用照明装置およびこれを備える油圧ブレーカを提供することを目的としている。
第一の発明に係る油圧ブレーカ用照明装置によれば、発電部が油圧ブレーカの打撃エネルギを電気エネルギに変換し、発光部が発電部によって変換された電気エネルギによって発光するので、油圧ブレーカの打撃力の伝達状況を、作業者は発光部の発光から目視で判断することができる。そのため、この油圧ブレーカ用照明装置を装備した油圧ブレーカを、例えば夜間作業、トンネル作業、深海での作業等において用いれば、作業者の、油圧ブレーカの打撃力の伝達状況の確認を容易とし作業効率を向上させることができる。
また、第一の発明に係る油圧ブレーカ用照明装置において、前記発光体は、油圧ブレーカの外側面のうち、作業者側を向く面と、その左右の面それぞれとに設けられていることは好ましい。このような構成であれば、油圧ブレーカの打撃力の伝達状況を、作業者が目視によって判断する上でより好適である。
図1に示すように、この作業車両50は、走行台車52と、その走行台車52上で旋回可能な旋回台54と、その旋回台54に起伏自在に支持されたアーム56と、を備えている。そして、この作業車両50には、そのアーム56の先端部に油圧ブレーカ30が装着されている。
ここで、図2に示すように、この油圧ブレーカ30には、照明装置6が更に装備されており、この照明装置6は、油圧ブレーカ30の打撃エネルギを電気エネルギに変換する発電部7、9と、その発電部7、9によって変換された電気エネルギによって発光する発光部8と、を備えて構成されている。
各ダンパ部材11は、図5に示すように、ダンパとして必要な荷重−変位特性をもつ弾性部材から構成されている。そして、各ダンパ部材11には、自身と相似形の凹部がブラケット20側を向く面に形成され、この凹部内に、矩形状の圧電セラミックス12が嵌め込まれて一体に固定されている。なお、図5に示すように、この圧電セラミックス12の荷重−変位特性は、同じ荷重がダンパ部材11に加えられたときに生じる変位に比べて変位が小さい(略1/3)。
この作業車両50は、例えばトンネル内での破砕作業を行なう場合に用いられるが、上述した油圧ブレーカ30で破砕作業を行なう場合には、図1に示すように、まず、チゼル1先端を被破砕物Hに押し付ける。そして、不図示の油圧供給源から切換弁を介してシリンダ3へ圧油を供給することにより、内蔵されたピストンが前後進し、そのピストンでチゼル1後端を打撃することにより、チゼル1が被破砕物Hの方向に前進することで被破砕物Hを破砕することができる。
なお、本発明に係る油圧ブレーカ用照明装置およびこれを備える油圧ブレーカは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、照明装置6を備える油圧ブレーカ30を、トンネル内での破砕作業を行なう場合に用いた例で説明したが、これに限定されず、例えば夜間作業や深海での作業等においても好適に用いることができ、油圧ブレーカの打撃力の伝達状況の確認を容易とし作業効率を向上させることができる。
2 フロントヘッド
3 シリンダ
4 バックヘッド
5 ダンパ部
6 照明装置
7 (フロントダンパ部の)発電部
8 発光部
9 (トップダンパ部の)発電部
10 ブレーカ本体
11 (フロントダンパ部の)ダンパ部材
12 (フロントダンパ部の)圧電セラミックス(圧電素子)
13 (トップダンパ部の)ダンパ部材
14 (トップダンパ部の)ダンパ部材
15 (トップダンパ部の)圧電セラミックス(圧電素子)
20 ブラケット
30 油圧ブレーカ
50 作業車両
52 走行台車
54 旋回台
56 アーム
Claims (6)
- 油圧ブレーカに用いられる照明装置であって、
油圧ブレーカの打撃エネルギを電気エネルギに変換する発電部と、その発電部によって変換された電気エネルギによって発光する発光部と、を備え、
前記発電部は、前記油圧ブレーカのダンパ部に設けられるとともに、油圧ブレーカの打撃エネルギで電力を発生するように配設された圧電素子を有し、前記発光部は、前記油圧ブレーカの外側面に設けられるとともに、前記発電部で発生する電力を光に変換するように配設された発光体を有して構成されていることを特徴とする油圧ブレーカ用照明装置。 - 前記発電部は、前記油圧ブレーカのフロントダンパ部およびトップダンパ部にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1に記載の油圧ブレーカ用照明装置。
- 前記フロントダンパ部に設けられる発電部は、油圧ブレーカのフロントヘッド周囲を囲むように4つに分割されたダンパ部材と、その4つに分割されたダンパ部材それぞれに固定された圧電素子とを有し、前記トップダンパ部に設けられる発電部は、油圧ブレーカの軸方向に分割された二つのダンパ部材と、その二つのダンパ部材同士の間に介装されるとともに円環状に形成された圧電素子とを有して構成されていることを特徴とする請求項2に記載の油圧ブレーカ用照明装置。
- 前記圧電素子は圧電セラミックスであり、前記発光体はELシートであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の油圧ブレーカ用照明装置。
- 前記発光体は、油圧ブレーカの外側面のうち、作業者側を向く面と、その左右の面それぞれとに設けられるようになっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の油圧ブレーカ用照明装置。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の油圧ブレーカ用照明装置を備えていることを特徴とする油圧ブレーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007236571A JP4938602B2 (ja) | 2007-09-12 | 2007-09-12 | 油圧ブレーカ用照明装置およびこれを備える油圧ブレーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007236571A JP4938602B2 (ja) | 2007-09-12 | 2007-09-12 | 油圧ブレーカ用照明装置およびこれを備える油圧ブレーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009068226A JP2009068226A (ja) | 2009-04-02 |
JP4938602B2 true JP4938602B2 (ja) | 2012-05-23 |
Family
ID=40604775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007236571A Expired - Fee Related JP4938602B2 (ja) | 2007-09-12 | 2007-09-12 | 油圧ブレーカ用照明装置およびこれを備える油圧ブレーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4938602B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102027230B1 (ko) * | 2018-06-27 | 2019-10-02 | 대모 엔지니어링 주식회사 | 전자식 유압브레이커의 충전시스템 |
JP7242330B2 (ja) * | 2019-02-17 | 2023-03-20 | オカダアイヨン株式会社 | アタッチメント内発電装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3119829B2 (ja) * | 1997-02-04 | 2000-12-25 | 中特建機株式会社 | クレーン先端装着作業装置 |
DE19923680B4 (de) * | 1999-05-22 | 2004-02-26 | Atlas Copco Construction Tools Gmbh | Verfahren zur Ermittlung der Betriebsdauer und des Einsatz-Zustands eines hydraulischen Schlagaggregats, insbesondere Hydraulikhammer, sowie Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
-
2007
- 2007-09-12 JP JP2007236571A patent/JP4938602B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009068226A (ja) | 2009-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3148985U (ja) | ディスプレイ付きデジタル式工具 | |
JP4938602B2 (ja) | 油圧ブレーカ用照明装置およびこれを備える油圧ブレーカ | |
JP2007268635A (ja) | 照明ライト付き電動工具 | |
KR101926916B1 (ko) | 유압식 타격 기기의 모니터링 방법 및 이를 수행하는 시스템 | |
CN201900631U (zh) | 一种钉钉子的电动冲击锤 | |
CN210483527U (zh) | 一种多功能钻机及工程设备 | |
AR043657A1 (es) | Un encendedor | |
JP4450387B2 (ja) | 建設機械における照明装置の取り付け構造。 | |
JP4254408B2 (ja) | ライト付き電動工具 | |
JP2006022568A (ja) | 防音装置およびこれを備える加工装置 | |
JP6187814B2 (ja) | 電動工具 | |
JP4889448B2 (ja) | 油圧ブレーカ | |
JP2006298358A (ja) | 発光シート、作業システム及び作業用乗物 | |
CN210719462U (zh) | 一种用于路灯的异常警示装置 | |
CN207582552U (zh) | 一种破碎锤压紧机构 | |
CN212709432U (zh) | 司控气动无极绳道岔 | |
JP4978204B2 (ja) | ライト付き電動工具 | |
JP5122219B2 (ja) | 移動式クレーン | |
KR200417247Y1 (ko) | 중장비 부착용 안전신호 발생 장치 | |
TW200739651A (en) | Emission source having carbon nanotube | |
CN110887411B (zh) | 一种带纳米驱动器的高频驱散器 | |
KR100497772B1 (ko) | 유압구동식저소음해머 | |
CN201238652Y (zh) | 安全帽 | |
CN219530681U (zh) | 一种灯杆、信号灯及移动机器人 | |
CN216619754U (zh) | 动态led灯控制用操纵按键板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20100705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110615 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110818 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120223 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4938602 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |