JP4938087B2 - 安定化した吸収性構造体を製造する方法及び装置 - Google Patents

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Description

プレジットから圧縮された製品を製造する間、プレジットを熱的成形条件に曝露させながら、持続的な高圧力下で製品を形成することが求められることが多い。しかし、膨張特性及び/又は審美性など、圧縮された製品の一部の特性は、このように高程度な成形力及び熱処理による影響を受け得る。したがって、既知の製造方法では、製品又はその部分によって達成され得る一部の性能特性の間で妥協が行われる場合がある。
したがって、例えば、より高程度の膨張性など改善された特性を備える安定製品を提供できる技術が望ましい場合がある。更に、高品質の表面仕上げが行われている安定製品を提供する技術も望ましい場合がある。
本発明は、プレジットから安定化した製品を製造する方法及び装置に関するものであり、プレジット及び移動部材を提供する工程、並びに移動部材を取り付け位置まで進めるにつれて、圧縮されたプレジットを移動部材を使って安定化型に圧縮する工程を含む。移動部材は、安定化位置まで戻される。プレジットが安定化され、安定化した製品を形成する。プレジットの安定化工程の間、プレジットは、移動部材及び安定化型によって圧縮された状態で維持される。
本明細書は、本発明を構成するとみなされる対象を詳細に指摘し、明確に請求する請求項で結ぶが、本発明は添付の図面と共に考慮される次の説明からより良好に理解されるものと考えられる。
型に沿って軸線方向に位置する孔を有する通気性型の単一の実施形態の断面図。 型に沿って放射状に位置する孔を有する通気性型の単一の実施形態の断面図。 第1分離空洞型部材と第2分離空洞型部材との間に位置する圧縮されたタンポンプレジットを有する分離空洞型の分解図。 型に沿って軸線方向に位置する孔を有する第1分離空洞型部材の平面図。 型に沿って放射状に位置する孔を有する第1分離空洞型部材の平面図。 型に沿って軸線方向に位置する孔を有する分離空洞型の側面図。 型に沿って放射状に位置する孔を有する分離空洞型の側面図。 本発明の方法におけるガス供給システムの1つの実施形態のダイアグラム。 本発明の方法のガス供給システムの別の実施形態のダイアグラム。 本発明の方法の1つの実施形態の断面図。 図10の11−11の線に沿って取った、プレジット供給キャリアの断面図。 図10の12−12の線に沿って取った、分離圧縮型の断面図。 図10の13−13の線に沿って取った、分離安定化型の断面図。 図10の14−14の線に沿って取った、タンポン放出キャリアの断面図。 本発明の実施形態の断面図であり、移動部材によって開放位置にある分離圧縮型に入れられたプレジット。 本発明の実施形態の断面図であり、プレジットから取り出された移動部材。 本発明の実施形態の断面図であり、圧縮型内で圧縮されたプレジットに圧縮されたプレジット。 本発明の実施形態の断面図であり、安定化型に取り付けられている、圧縮されたプレジット。 移動部材が取り付けストロークを完了したときに、移動部材が安定化型に圧縮されたプレジットを取り付けている1つの実施形態の断面図。 図19に示される安定化型のより詳細な図。 移動部材110の制御式引き戻しの後で、移動部材110が停止位置にある、1つの実施形態の断面図。 図20に示される安定化型のより詳細な図。 本発明の実施形態の断面図であり、安定化した製品を形成するために安定化型内でガス流を受ける圧縮されたプレジット。 開いた安定化型内部の移動部材によって維持される安定化した製品を示す、断面図。 移動部材によって放出キャリアに取り付けられている安定化した製品を示す、断面図。 安定化製品から戻された移動部材を示す、断面図。 本仕様に記載のシンジナ(syngyna)試験、膨張幅試験、及び横方向膨張試験を実行するのに用いられるシンジナ試験装置の正面図。 図25に示される装置の側面図。
本明細書で使用するとき、「プレジット」という用語は、タンポン又は他の吸収性製品に圧縮される前の吸収性材料の構成体を指す。プレジット及び圧縮された製品は、鼻タンポン(nosepack)を含むタンポン、経血の吸収に用いるタンポン若しくは他の女性用衛生製品、失禁用品、包帯、又はその他すべての圧縮された吸収性製品であることが可能である。本明細書で「タンポン」という用語を使用するとき、説明のためにのみ使用するものであって、限定的に解釈されないものとする。
本明細書で使用するとき、「圧縮」は、圧迫する、圧搾する、コンパクト化する、又は別の方法で材料の大きさ、形状、及び/又は体積を変えて好適な形状を有する、圧縮されたプレジットを得る方法を指す。製品が圧縮されたタンポンプレジットの場合は、その形状は膣に挿入可能な形状でもよい。「圧縮された」という用語は、圧縮後の1つ又は複数の材料の状態を指す。逆に、「圧縮されていない」という用語は、圧縮前の1つ又は複数の材料の状態を指す。「圧縮可能」という用語は、圧縮に耐える材料の性能である。
本明細書で使用するとき、「接合した」又は「取り付けた」という用語は、第1要素を第2要素に直接固着することによって第1要素を第2要素に直接固定する構成、第1要素を中間部材に固着し、次にその中間部材を第2要素に固着することによって第1要素を第2要素に間接的に固定する構成、及び第1要素が第2要素と一体化している構成、すなわち、第1要素が本質的に第2要素の一部分である構成を包含する。
本明細書で使用するとき、「型」は、圧縮中にプレジットを成形するための、及び/又は安定化プロセス中、圧縮されたプレジットが圧縮後にその形状を保持するための構造体を指す。型は、内部空洞を画定する内側表面、及び外側表面を有する。内部空洞は、一般に、形成される製品の形状を画定するか又は反映するよう構成されている。故に、幾つかの実施形態では、プレジットは、拘束力によって型の内部空洞の形状に適合し、結果として自己支持型の形状を生じ、また安定化プロセス中、内部空洞で保持される。他の実施形態では、型は、安定化プロセス中、圧縮されたプレジットの形状を保持する。内部空洞は、円筒形、方形、三角形、台形、半円形、砂時計形、蛇行型、又は他の好適な形状を含むがこれらに限定されない、当該技術分野において既知の任意の形状をとるように輪郭を作ってもよい。型の外側表面は、内側表面に対して外の表面であり、また方形、円筒形、又は楕円形など、任意の様式で輪郭を作ることができ、成形することができる。型は、1個又はそれ以上の部材を含んでもよい。本発明で使用される1個の型は、例えば図1及び図2に示される1個の部材を含む単一型であっても、例えば図3、図4、図5、図6、及び図7に示される「分離空洞型」であってもよい。分離空洞型は、米国特許第6,824,536号及び同第6,932,805号に開示されているように、一般に、成形したタンポンを製造するときに使用される。単一型は、円筒形又はほぼ円筒形など、典型的にはあまり複雑でない形状に使用される。
本明細書で使用するとき、「通気性」という用語は、材料の組成物を通ってガス、液体、又は蒸発性の材料を拡散又は通過させることのできる材料の能力を指す。本明細書で使用するとき、「ガス」は、ガス状、液状、又は蒸気状の形態のガスを含む、任意の好適な物質を指す。材料は、その組成物により通気性であってもよく、又は非通気性材料から製造され、次に例えば、酸エッチング、ドリルによる穴あけ、若しくは穿孔などにより化学的に、機械的に、若しくは電気的に改質されて、通気性になることも可能である。
本明細書で使用するとき、「孔」という用語は、型の内部空洞の中に収容された圧縮されたタンポンプレジット内へのガスの注入及び同プレジットを通るガスの通過を可能にする、型の内側表面を外側表面と接続する小さい開口部又は隙間を指す。
本明細書で使用するとき、「自己支持型」とは、安定化後にその圧縮された形状をタンポン又は他の吸収性製品などの吸収性材料が保持する程度の、又は保持するのに十分な状態の尺度であり、外力がなくなっても、得られる製品は、形状及び大きさを保持する傾向がある。タンポンの場合、タンポン内部の水分レベルの制御が、次に外部の圧縮力がなくなってもタンポンがその膣に挿入可能な形状及び大きさを保持できる要因であることが判明した。この自己支持形態は、タンポンの実際の使用中に持続する必要はない。すなわち、一旦タンポンが膣又は体の他の空洞の中に挿入され、流体を獲得し始めると、タンポンは膨張し始め、その自己支持型形態を失ってもよい。
本明細書で使用するとき、「成形したタンポン」という用語は、ほぼ蛇行型を有する、又は「アンダーカット」若しくは「ウエスト」を有する圧縮されたタンポンを指す。「ほぼ蛇行型」という語句は、少なくとも約5mm離れた任意の2点間の非線形次元を指す。「アンダーカット」という用語は、単一型からの引き抜きを妨げる突出部又はへこみを有するタンポンを指す。例えば、成形したタンポンは、挿入末端部周囲及び引き抜き末端部周囲のどちらよりも小さい、タンポン中央部における少なくとも1つの周囲又は「ウエスト」を有する砂時計形状であってもよい。
本明細書で使用するとき、「分離空洞型」という用語は、接合されるとき、型の内部空洞を完成する2個以上の部材からなる型である。分離空洞型の各部材は、接合されるとき又は閉じられるとき、型構造体を完成する内側表面の少なくとも一部分を含む。分離空洞型は、典型的には、タンポンが自己支持形を獲得した後、型部材の少なくとも2個以上が、完全にではないならば少なくとも部分的に分離して、内側表面によって囲まれる空洞の体積を拡大し、その結果、型からタンポンを取り出すことを容易にできるように設計されている。各部材の内側表面部分が別の部材の内側表面部分に接合する場合、これらの隣接点は、直線、曲線、他の複雑に交差するシーム、又は規則的な若しくは不規則な形態のシームを画定できる。幾つかの実施形態における分離空洞の要素は、棒、ロッド、連結したカム、鎖、ケーブル、ワイヤ、楔、ネジなどを含むいかなる形態の要素を連結して互いに関して適切な位置に保持されてもよい。
本明細書で使用するとき、「安定化した」という用語は、プレジットを含む吸収性材料及び外装の最初の大きさ、形状、並びに体積に再膨張する本来の傾向を克服した自己支持状態の製品を指す。
本明細書で使用するとき、「タンポン」又は「安定化したタンポン」という用語は、流体を吸収して創傷治癒を援助するために、又は薬剤若しくは水分など、活性物質を送達するために、膣管若しくは他の体腔に挿入される任意の種類の吸収性構造体を指す。生理用ナプキン、拭き取り用品、洗浄製品、おむつ、メークアップアプリケータ、メークアップリムーバー、スポンジ、及び膨張する他の製品を含むが、これらに限定されない他の吸収性製品もまた、本明細書に記載の方法によって形成され、安定化されてもよい。タンポン又は他の吸収性製品は、半径方向で、長手方向軸線に沿って軸線方向で、又は半径方向及び軸線方向の両方で、ほぼ円筒形の形体に圧縮されてもよい。タンポンは、ほぼ円筒形の形体に圧縮されてはいるものの、他の形状も可能である。これらは、矩形、三角形、台形、半円形、砂時計形、S字状、又は他の好適な形状として説明することができる横断面を有する形状を包含してもよい。タンポンは、挿入末端部、引き抜き末端部、長さ、幅、長手方向軸線、及び半径方向軸線を有する。タンポンの長さは、挿入末端部から引き抜き末端部まで長手方向軸に沿って測定することができる。ヒトが使用するための典型的なタンポンの長さは、約30〜約60mmである。タンポンの形状は直線であっても、又は長手方向軸に沿って湾曲するような非直線であってもよい。典型的なタンポンの幅は、約8〜約20mmである。タンポンの幅は、本明細書において他に説明がなければ、タンポンの長さに沿った円筒形の最大横断面を横切る長さと一致する。
本明細書で使用するとき、「膣腔」、「膣内」、及び「膣内部」という用語は、同義であることを意図し、また哺乳類の雌の体の外陰部における内部生殖器を指す。本明細書で使用するとき、「膣腔」という用語は、膣口(膣の括約筋又は処女膜輪(hymeneal ring)と称されることがある)と子宮頚部との間に位置する空間を指すことを意図する。「膣腔」、「膣内」、及び「膣内部」という用語は、陰唇間空間、前庭の基部、又は外から見える生殖器を含まない。
本明細書で使用する「cm」はセンチメートルであり、「g」はグラム、「g/m2」は、1平方メートル当たりのグラム数、「L」はリットル、「L/s」は1秒当たりのリットル数、「mL」はミリリットル、「mm」はミリメートル、「min」は分、「rpm」は1分当たりの速度、及び「s」は秒である。
図1及び図2は、長手方向軸線Lを有する通気性型の、単一の実施形態の断面図を示している。単一型24の構造は、圧縮中にプレジットを成形するために、及び/又は安定化プロセス中、圧縮されたプレジットが圧縮後にその形状を保持するために、空間又は内部空洞26を画定するように配置された1個の型である。内部空洞26は、開いた近位端28及び閉じた遠位端30を有する。この通気性型の単一の実施形態では、開いた近位端28は、プレジットが内部空洞26内に導入される進入口及び圧縮された最終製品が内部空洞26から取り出され得る出口の両方に使用されてもよい。図1に示される実施形態では、単一型24は、単一型24に沿って軸線方向に位置する孔22を有し、孔22は、閉じた遠位端30に示されている。図2に示されるように、単一型24は、単一型24に沿って放射状に位置する孔22を有する。
図3は、第1分離空洞型部材38と第2分離空洞型部材46との間に位置する圧縮されたプレジット132を有する分離空洞型36の例の分解図を示している。第1分離空洞型部材38及び第2分離空洞型部材46は組み合わされて、分離空洞型36を形成する。第1分離空洞型部材38は、第1内側表面40及び外側型表面32を有する。第2分離空洞型部材46は、第1分離空洞型部材28の鏡像でない、又は大きさ、形、及び寸法において第1分離空洞型部材28と同一でないとしても、ほぼ同様であり、また第2内側表面48及び外側型表面32を有する。第1分離空洞型部材38及び第2分離空洞型部材46は、第1分離空洞型部材38の第1末端部42及び第2末端部44が、第2分離空洞型部材46の第1末端部50及び第2末端部52に対応するように構成され、第1内側表面40及び第2内側表面48は、互いの方に向きあう。これらの内側表面は、圧縮されたプレジット132の所望の形状である内部空洞を作り上げる。示される実施形態では、第1分離空洞型部材38及び第2分離空洞型部材46はどちらも、型に沿って軸線方向及び放射状に位置する孔22を有する。
型は、通気性材料から構成されることができ、又は非通気性材料若しくは通気性材料から製造されてから、機械的、化学的、電気的、若しくは上記の組み合わせのいずれかにより通気性になることができる。型の材料は、金属、ポリマー、合成物、その他任意の好適な金属、又は上記の組み合わせを含んでもよい。金属からなる型の実施形態は、鋼、ステンレス鋼、銅、真鍮、チタン、合金、アルミニウム、陽極酸化アルミニウム、チタン、及びこれらの組み合わせを含んでもよい。ポリマーからなる型の実施形態は、テフロン(TEFLON)(登録商標)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリカーボネート、ナイロン、ポリ塩化ビニル、及びこれらの混合物を含んでもよい。型の1つの実施形態は、デュポン・プラスチックス(DuPont Plastics)により製造されたデルリン(DELRIN)(登録商標)から作製されてもよい。合成物からなる型の実施形態は、炭素繊維と、金属、エポキシ、セラミックのブレンドと、ポリマーブレンドとを含んでもよい。型に好適な材料の他の例は、発泡金属又はプラスチックである。型は、アルミニウムと、ポルテック社(Portec Ltd)(スイス)から入手可能なメタポール(METAPOR)BF100Alなど、エポキシ多孔質集合体とから作製されてもよい。孔、隙間、又は経路は、ドリルによる穴あけ、ミリング、打ち抜き、鋳造、射出成形、酸エッチング、放電加工、又はその他任意の好適な方法を含むがこれらに限定されない任意の好適な操作によって、上記の材料で作ることができる。
本発明の方法と共に使用される各種の実施形態では、プレジットは、型の長さに沿う少なくとも1個の孔を含む型の中で維持されてもよい。幾つかの実施形態では、型は複数個の孔を有することがある。孔は型の任意の位置にあることができる。型が円筒形である実施形態では、孔は、放射状に、軸線方向に、又は放射状及び軸線方向の両方で位置してもよい。これらの孔は、巨視的であっても、微小であっても、極微小であってもよい。孔は、任意の好適な寸法であってよい。幾つかの実施形態では、孔の直径は、約0.2mm〜約1.5mmの範囲であってよい。
本発明の方法は、米国特許第6,258,075号に開示されているタンポン、並びに米国特許第6,824,536号及び同第6,932,805号に開示されている成形タンポンを含むが、これらに限定されない任意の種類のタンポンを安定化するために用いられてよい。更に、本発明の方法は、米国特許出願公開第2005/0055003A1号に開示されている副吸収性部材を有するタンポンに用いられてよい。
プレジットを含む吸収性材料は、吸収性物品で使用するのに好適な広範な液体吸収性材料から構成してもよい。そのような材料には、レーヨン(ケルハイムファイバーズ社(Kelheim Fibres, GmbH.)(ドイツ、ケルハイム(Kelheim))から入手可能なギャラクシー(GALAXY)レーヨン及びサリル(SARILLE)Lレーヨンなど)、綿、折り曲げたティッシュ、織布材料、不織布ウェブ、合成及び/若しくは天然繊維又はシート、一般にエアフェルトと呼ばれる粉砕木材パルプ、他の好適な材料、あるいはこれらの材料の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。プレジットに組み込んでもよい他の材料としては、ピートモス、吸収性フォーム(米国特許第3,994,298号及び同第5,795,921号に開示されているものなど)、毛管チャネル繊維(米国特許第5,356,405号に開示されているものなど)、高機能繊維(米国特許第4,044,766号に開示されているもの)、超吸収性ポリマー又は吸収性ゲル材料(米国特許第5,830,543号に開示されているものなど)、他の好適な材料、並びにこれらの組み合わせが挙げられる。液体吸収性材料の形状及び寸法についてのより詳細な説明についは、米国特許第6,740,070号を参照されたい。
本発明の方法により安定化した、圧縮された製品20は、任意に、レーヨン、綿、バイコンポーネント繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、当該技術分野において既知の好適な他の天然繊維又は合成繊維、及びこれらの混合物などの材料を含む外装を含んでもよい。幾つかの実施形態では、タンポンは、商品名SAS B31812000でブリーストフベルケ・クリスチャン・ハインリッヒ・サンドラー社(Vliesstoffwerke Christian Heinrich Sandler GmbH & Co.KG)(ドイツ、シュバルゼンバッハ/サーレ(Schwarzenbach/Saale))により製造されたポリエチレンで囲まれたポリプロピレンのコアを有するバイコンポーネント繊維からなる不織布の外装を含んでもよい。他の実施形態では、タンポンは、レーヨン約50%と、BBA社(米国サウスカロライナ州)により製造された、BBA 140027として入手可能なポリエステル約50%との水流交絡したブレンドの不織布の外装を含んでもよい。外装は、親水性、疎水性、ウィッキング、又は非ウィッキングであるように処理されてもよい。
本発明の方法により安定化した、圧縮された製品は任意に、引き抜き用紐、副吸収性部材、外装、スカート部分、及び/又はアプリケータを含んでもよい。本発明において有用な引き抜き用紐は、先行技術において既知であるいかなる好適な材料から作製されてもよく、綿及びレーヨンを含んでもよい。米国特許第6,258,075号は、プレジットに用いる各種の副吸収性部材を開示している。スカート部分の例は、米国特許第6,840,927号に開示されている。
圧縮に好適な圧力及び温度が使用されてもよい。典型的には、吸収性材料及び外装は、任意の好適な手段によって、半径方向に及び任意に軸線方向に圧縮される。
本発明により安定化した、圧縮された製品は指で挿入されてよく、又は、挿入が、任意の好適なアプリケータの使用で補助されてもよい。タンポン又は他の製品が指で挿入される場合、挿入を補助するために圧縮ロッドを使用して作られる指のくぼみをタンポンの引き抜き末端部に設けることが望ましいことがある。指のくぼみの例は、米国特許第6,283,952号を参照されたい。使用されてもよいアプリケータは、「管及びプランジャ」又は「コンパクト」タイプの装置であり、プラスチック、紙、又は他の好適な材料であってもよい。
図4及び5は、第1内側表面40を有する第1分離空洞型部材38の平面図を示している。第1分離空洞型部材38は、第1末端部42及び第2末端部44を有する。図4に示される実施形態では、第1分離空洞型部材38は、第1分離空洞型部材38に沿って軸線方向に位置する孔22を有する。図5に示される実施形態では、第1分離空洞型部材38は、第1分離空洞型部材38に沿って放射状に位置する孔22を有する。
図6及び図7は、分離空洞型36の側面図を示している。第1分離空洞型部材38及び第2分離空洞型部材46は組み合わされて、分離空洞型36を形成する。第1分離空洞型部材38は、第1内側表面40及び外側型表面32を有する。第2分離空洞型部材46は、第1分離空洞型部材38の鏡像でない、又は大きさ、形状、及び寸法において第1分離空洞型部材38と同一でないとしても、ほぼ同様であり、また第2内側表面48及び外側型表面32を有する。第1分離空洞型部材38及び第2分離空洞型部材46は、第1内側表面40及び第2内側表面48が互いの方を向きあい、圧縮中にプレジットを成形するための、及び/又は安定化プロセス中、圧縮されたプレジットが圧縮後にその形状を保持するための内部空洞26を画定するように形成される。内部空洞26は、開いた近位端28及び閉じた遠位端30を有する。圧縮と安定化とを組み合わせる実施形態など、幾つかの実施形態では、開いた近位端28は、プレジットが内部空洞に導入される進入口として作用してもよい。図6に示される実施形態では、分離空洞型36は、分離空洞型36に沿って軸線方向に位置する孔22を有する。図7に示される実施形態では、分離空洞型36は、分離空洞型36に沿って放射状に位置する孔22を有する。
図8及び図9は、本発明で使用されてもよい、蒸気を用いて圧縮されたプレジットを安定化させる方法のフローチャートを示している。この方法は、圧縮されたプレジットを提供する工程、及び圧縮されたプレジットを通ってガスを推進させる工程を含んでもよい。圧縮されたプレジットは、この方法において通気性型の中で維持されてもよい。本方法の幾つかの実施形態では、安定化した製品は、水分の存在下で製造されてもよい。この方法で使用される水分は、プレジットを含む材料の繊維からの水分、この方法で導入されるガス内の水分、又はその両方の水分でもよい。本方法の別の実施形態では、安定化プロセスは、圧縮プロセスと組み合わされてもよい。
安定化プロセス後には、プレジットの任意の好適な目標含水率が用いられてよい。例えば、目標含水率は、TAPPI方法T 412で測定したときに、水分の約4重量%〜約15重量%若しくはこの範囲内の任意の数値、又は水分の約8重量%〜約10重量%若しくはこの範囲内の数値でもよい。
図8のダイアグラムは、幾つかの実施形態において、この方法が、ガス出口60に対向するガス供給54と、通気性型の中に圧縮されたプレジットとを収容する、中間に定位した型ハウジング58とを調製することにより達成可能であることを示している。入ってくるガスは、ガス供給54で装置に入る。ガス流の速度は、流量制御手段56によって変化させることができる。
圧縮されたプレジットに推進されるガスは、空気、酸素、窒素、アルゴン、二酸化炭素、蒸気、エーテル、フレオン、不活性ガス、他の好適なガス、及びこれらの混合物であってよい。ガス供給は、流量制御手段56で変化させることができる。本発明の方法中、ガスは、約0.2〜約5.0L/sの速度を含む、任意の好適な速度で型を通って推進されてもよい。幾つかの実施形態では、ガスは約1秒〜約20秒間推進されてもよい。他の実施形態では、ガスが約1秒〜約10秒間推進されてもよい。他の実際形態では、ガスが約2秒〜約8秒間推進されてもよい。
本発明の方法は、圧縮されたプレジットに導入されるガスを加熱する工程を含んでもよい。本発明の方法は、圧縮されたプレジットに導入されるガスを加湿する工程を含んでもよい。図9に示されるように、水分供給手段62、加熱手段64、並びに温度及び湿度制御手段66が図8のダイアグラムに加えられる。したがって、加熱及び加湿されたガスは、通気性型の中に圧縮されたプレジットを収容する、中間に定位した型ハウジング58に流入し、ガス出口60から流出する。
ガスが加熱される方法の実施形態では、加熱手段64が使用されてもよい。温度は、温度及び湿度制御手段66により変化させてよい。幾つかの実施形態では、ガスは約60℃〜約210℃の範囲に加熱される。幾つかの実施形態では、ガスは約100℃に加熱されてもよく、他の実施形態では、約163℃に加熱されてもよい。型は、プレジットを型内に挿入する前に加熱されてもよい。型は、プレジットの挿入前に熱風で加熱されてよく、又はプレジットの挿入前に伝導による加熱など、代替手段で加熱されてもよい。型は、約38℃〜約210℃の温度、又はこの範囲の任意の好適な温度に加熱することができる。幾つかの実施形態では、型は、約71℃に加熱されてもよい。幾つかの実施形態では、この方法は、製品を冷却する工程も含んでもよい。幾つかの実施形態では、製品は、約21℃〜約24℃の周囲室温、若しくはこの範囲の好適な温度、又は約30℃未満に空気で冷却されてもよい。
ガスが加湿される方法の実施形態では、水分供給手段62で水分が加えられてもよい。湿度は、温度及び湿度制御手段66で変化させることができる。ガス中の水分又は湿度は、霧化、蒸発、蒸気混合、超加熱蒸気混合、超飽和蒸気混合、他の好適な方法などが挙げられるがこれらに限定されない、任意の好適な方法で導入されてもよい。ガスは、ガス温度で約1%〜約100%の相対湿度、又はこの範囲の任意の好適な数値に加湿されてもよい。
図10は、1対の分離型(圧縮型102及び安定化型104)を含む、本発明の方法の1つの実施形態100の断面図である。ある種の実施形態において、ほぼ蛇行型を有する、及び/又はガスの使用により安定化した製品を含む安定化した製品を製造する装置の複雑さを低減するために、プレジットを圧縮する工程と安定化する工程が別であってよい。
図10では、圧縮型102及び安定化型104はどちらも、その開放位置128で示され、またプレジット供給キャリア106及び製品放出キャリア108と一直線をなす。図10の実施形態100は、移動部材110(「プッシュロッド」)と、プレジット供給キャリア106内に配置したプレジット112も示す。移動部材110は、例えば、(a)プレジット供給キャリア106から圧縮型102まで、安定化型104まで、及び製品放出キャリア108まで、プレジット112が移動する間に起こる加工工程の順序を通してプレジット112を移動させる機能、(b)プレジット112を長手方向に圧縮する機能(次に説明されるように、圧縮型102によって提供される半径方向又は横方向の圧縮に加えて)、(c)膣腔(又はその他空洞)に製品を指で挿入しやすくするために、ユーザの指に好適な所望の形の空洞を製品のベース領域に形成する機能、及び/又は、(d)タンポンの安定化処理中に、安定化型104の内側にガスを収容するのに好適な封止を提供する、など1つ以上の機能を果たすことができる。
移動部材110は、安定化した製品を分離安定化型104から放出するために移動部材110から長手方向に伸びる少なくとも1本の針138を含んでもよい。移動部材110は、第1長手方向中心線L1に沿ってプレジット供給キャリア106、圧縮型102、安定化型104、及びタンポン放出キャリア108と一直線をなしてもよい。
プレジットのベース領域から伸びる副吸収性部材を有するプレジットは、副吸収性部材が移動部材110の動作を妨げないようにプレジットに対して副吸収性部材を放射状にずらして配置した、プレジット供給キャリアに取り付けられてよいことに留意すべきである。これにより、副吸収性部材がプレジットのベース領域に押し込まれる機会を減らしたり、押し込まれないようにしたりすることも可能である。副吸収性部材(タンポンのベース領域から伸びる少なくとも1本のコードも含む)の放射方向のずれは、例えば、プレジット112が供給キャリアの空洞に取り付けられている方向に配置したプレートなど任意の好適な手段によってプレジットの取り付け中に提供できる。あるいは、真空管を使用できる。
図11は、図10の11−11の線に沿って取った、プレジット供給キャリア106の断面図である。プレジット供給キャリア106は、好適に成形されてプレジット112を受け入れることができる空洞120を含み、プレジット112は、折り畳まれてM形の形体を形成するように示されている。しかし、別の方法としては、プレジット112は、折り畳まれなくてもよく、又はいかなる好適な形体に折り畳まれることもできる。プレジット供給キャリア106は、本発明による製品を製造するのに好適な任意の材料から製造され得る。
図12は、図10の12−12の線に沿って取った、分離圧縮型102の断面図である。分離圧縮型102は、第1部材122及び第2部材124を含む。部材122及び124の少なくとも1つはR方向に移動でき、分離圧縮型102の開放位置128又は閉鎖位置129(断続線として示す)をもたらす。閉鎖位置129では、圧縮型102の内側表面127は、所望の直径(例えば直径Dが約12.5mm)のほぼ円形の横断面など、任意の所望の形状の横断面を形成する。内側表面127は、任意の好適な形状及び任意の所望の寸法にできる。分離圧縮型102は、所望の圧縮力を提供でき、本発明による製品を製造するのに好適な任意の材料から製造され得る。
図13は、図10の13−13の線に沿って取った、分離安定化型104の断面図である。分離安定化型104は、寸法及び構造において、全ての態様か又はいずれかの態様において、図3〜図7に示し、上記に更に詳細に説明した分離型36と同様であることができる。例えば、図3〜図7の分離型36と同様に、分離安定化型104は、第1部材38、第2部材46、及び安定化型104の内側表面の内側にガス流をもたらすのに好適な少なくとも1つの孔22を含む。第1部材38及び第2部材46が互いから分離しているとき、分離安定化型104は、開放位置128で示される。型部材38及び46の少なくとも1つは、R方向に移動して、開放位置128をもたらすか、又は第1部材38及び第2部材46が互いに接触しているとき、閉鎖位置129(破線として示す)をもたらすことができる。
図14は、図10の14−14の線に沿って取った、製品放出キャリア108の断面図である。製品放出キャリア108は、安定化した製品を受け入れるように好適に寸法設定され形作られ得る、空洞130を包む。
本発明の1つの実施形態では、空洞130は、多数の長手方向の溝133で画定されて、本発明の安定化プロセス中に空洞130に推進されるガスの放散を容易にすることができる。製品放出キャリア108は、本発明に従って製品を製造するのに好適な任意の材料から製造され得る。
図15は、本発明の実施形態の断面図であり、分離圧縮型102が開放位置128にあって、また移動部材110が第1長手方向中心線L1と一直線をなすとき、移動部材110によって分離圧縮型102に取り付けられたプレジット112を示している。開放位置128では、圧縮型102は、プレジット112を受け入れるのに任意の好適な寸法にできる内側寸法123を有する。例えば、本発明の1つの実施形態では、内側寸法123は、約25mm〜約80mm、又はこの範囲の任意の数値でもよい。ある種の実施形態において、内側寸法123は、約40.5mmである。
図16は、本発明の実施形態の断面図であり、プレジット112が圧縮型102に取り付けられた状態で、プレジット112から引き抜かれた移動部材110を示している。プレジット112の圧縮前にプレジット112から針(単数又は複数)138を引き出すために、移動部材をプレジット112から引き出してもよいことに留意すべきである。しかし、移動部材110の、考察される他の実施形態は、針(単数又は複数)138が移動部材110の内側で動くのを可能にして、移動部材110から突き出るか又は移動部材110の内側に隠れ、その結果、移動部材110を引き抜く必要をなくすことができる。
分離圧縮型102及び安定化型104それぞれの、考察される他の実施形態は、可動型部材及び固定型部材を含む実施形態とは対照的に、2個の可動型部材を含んでもよいことにも留意すべきである。2個の可動型部材が使用されるとき、移動部材110は、型を閉鎖及び開放するために、R方向に移動する必要がない。
図17は、本発明の実施形態の簡略化した断面図であり、圧縮型102が閉鎖位置129にあるとき、圧縮型102内で、圧縮されたプレジット132に圧縮されたプレジット112を示している。閉鎖位置129では、圧縮型102は、プレジット112を所望の圧縮された寸法に圧縮するのに好適ないかなる寸法であってもよい内側寸法131を有する。例えば、本発明の1つの実施形態では、内側寸法131は、約12.5mmに圧縮される。プレジット112は、圧縮型102内で部分的に圧縮されてもよく、その結果、圧縮されたプレジット132が形成され、移動部材110が安定化型104に圧縮されたプレジット132を取り付けるときに、圧縮されたプレジット132は、更に圧縮されるか、コンパクト化される。
閉鎖位置129は、第1圧縮型部材122を第2圧縮型部材124に向けてR方向に移動させることにより完成されてもよい。しかし、上述のように、本発明の考察される他の実施形態は、2個の可動型部材を含んでもよい。圧縮型102が閉じている間、プレジット112はR方向に半径方向圧縮を受け、任意の好適な寸法(例えば約12.5mm)でもよい内側寸法131にプレジットの半径寸法を減少させる。したがって、1つの例では、第1圧縮型部材122は、約40.5mm〜約12.5mm放射状に移動され、合計で約28mm移動する。
図17に示されるように、移動部材110もR方向に移動して、圧縮型102の閉鎖位置129と一直線をなす第2長手方向中心線L2に沿って一直線になった。第1長手方向中心線L1と第2長手方向中心線L2との間の距離は、寸法129であり、これは、第1圧縮型部材122の放射状の移動の約半分でもよい。例えば、上記の特定の実施例では、第1圧縮型部材122が約28mm移動するとき、移動部材112は約14mmの距離129を移動する。
図18は、本発明の実施形態の簡略化した断面図であり、分離安定化型104が、閉鎖位置129にあって、第2長手方向中心線L2と一直線をなしてもよいとき、移動部材110によって分離安定化型104に取り付けられた圧縮されたプレジット132を示している。1つの実施形態では、図17に示されるように、安定化型104の閉鎖位置129は、第1圧縮型部材122と同時に安定化型104の第1部材38をR方向に移動させることによって行われる。しかし、圧縮型102に関して上述したように、安定化型104も、2つの可動型部材を含むことができる。更に、本発明の考察される他の実施形態では、圧縮型102及び安定化型104は、同時に閉鎖及び開放する必要はない。
移動部材110は、制御式取り付けストロークによって、安定化型104に圧縮されたプレジット132を取り付けてよい。取り付けストロークに続いて、安定化型104内で圧縮されたプレジット132を安定化させる前に、制御式移動部材の引き戻しが行われる。図19は、移動部材が取り付けストロークを完了したときに、移動部材110が安定化型104に圧縮されたプレジット132を取り付けている、1つの実施形態の断面図である。図19Aは、図19に示される安定化型104のより詳細な図である。図20は、移動部材110の制御式引き戻し後に閉鎖位置にある移動部材110の1つの実施形態の詳細な断面図である。図20Aは、図20に示される安定化型104のより詳細な図である。
図19を参照すると、移動部材110の制御式取り付けストロークは、安定化型104の入口領域160を通って圧縮されたプレジット132を取り付け、次に内部空洞150の開いた近位端152を通って安定化型104の内部空洞150に取り付けてよい。図19Aを参照すると、取り付けストローク中、移動部材110は、内部空洞150の近位端152を通り抜けて圧縮されたプレジット132を進め、圧縮されたプレジットが安定化型を満たし、内部空洞150の形状に適合するように圧縮されたタンポン132を進め続ける。図19A及び図20Aでは、型が二重線で示されており、型内のプッシュロッド及びプレジットの相対的な位置を明らかにしている。取り付けストロークが完了すると、圧縮されたプレジット132の頭部156が、内部空洞150の閉じた遠位端154を満たすことが可能である。1つの実施形態では、内部空洞150の遠位端154に取り付けられた圧縮されたプレジット132の領域は、製品の挿入末端部であってよい。別の実施形態では、内部空洞150の遠位端154に取り付けられた圧縮されたプレジット132の領域は、製品の引き抜き末端部であってよい。
取り付けストローク中、移動部材110は、調整可能な所定の取り付け位置まで進む。図19Aに示される実施形態では、取り付け位置が識別されており、移動部材110の先端部113が取り付け位置Aと一直線をなす。
1つの実施形態では、取り付け位置は、圧縮されたプレジット内で所望の密度が達成されるときを決定することによって確立されてもよい。取り付けストロークは完了したが、制御式引き戻しが行われる前には、圧縮されたプレジット132全体の繊維密度は、圧縮されたプレジットのベース領域158における圧縮されたプレジットの繊維密度が、圧縮されたプレジットの頭部156における圧縮されたプレジットの材料の繊維密度よりも大きいように、非均一であってよい。圧縮されたプレジットが合成繊維、天然繊維、又は前述の他の液体吸収性材料から構成されているある種の実施形態において、取り付け位置は、少なくとも0.3g/ccである、頭部156における圧縮されたプレジットの繊維密度を創成する取り付けストロークの終点を確認することによって決定することが可能である。他の実施形態では、取り付け位置は、少なくとも約0.36g/cc又はそれ以上である、頭部156での圧縮されたプレジット材料内で繊維密度を創成する取り付けストロークの終点を確認することによって確定することが可能である。
取り付け位置は、圧縮されたプレジットから作製される製品に所望の安定性及び審美性(平滑度、表面仕上げなど)を達成する、頭部156における圧縮されたプレジットの対応する密度を確認することによって決定されてもよい。ある種の実施形態では、所望の審美性、つまり圧縮されたプレジットから形成される製品の平滑度が、約1mmを超える幅を有する意図せぬ亀裂がない;約0.5mmを超える幅を有するタンポンの、中間領域まで伸びる意図せぬ亀裂がない;約4mm2を超える面積を有する意図せぬくぼみがない;及び頭部に意図せぬくぼみがない、というこれらの物理的特性を1つ以上有する表面仕上げを含んでもよい。
図20を参照すると、制御式取り付けストロークの後には制御式引き戻しが行われてよく、よって移動部材110は、圧縮されたプレジット132を安定化型104の中で安定化させる前に、取り付けストロークとほぼ反対方向に所定の距離を引き戻す。制御式引き戻しは、制御式取り付けストロークのほぼ直後、又はその後の任意の好適なタイミングで行われてよい。移動部材110は、典型的には、引き戻し中に移動部材110がプレジット132との接触を維持し、圧縮されたプレジット132が移動部材110によってそのベース領域で安定化型中に維持されるように引き戻す。引き戻し中、圧縮されたプレジット132のベース領域158内の材料が、半径方向、軸線方向、又はその両方向に戻されてもよい。図20Aを参照すると、制御式引き戻し中、移動部材110は所定の最終型位置まで引き戻され、その結果、圧縮された繊維、又は圧縮されたプレジット、典型的には、少なくとも圧縮されたプレジット132のベース領域158を構成するのに使用される他の材料の圧力の一定レベルを解放する。
図20Aに示されるように、型位置は、移動部材110の先端部113が型位置Bと一直線をなす場所で識別され、制御式引き戻し中、移動部材は距離dを移動する。1つの実施形態では、引き戻し距離dは、約3mm〜約4mm、又はこの範囲内の任意の数値である。引き戻し距離dは、圧縮されたプレジット132のベース領域158における所望の最低密度を維持する距離を確認することによって選択されてもよい。このような距離は、内部空洞150の1つ以上の長さ又は内部空洞150の他の形状及び設計の側面、取り付け位置A、その後安定化される圧縮されたプレジット132の機能、圧縮されたプレジット132から形成される安定化した製品の得られた外側の平滑度、及び圧縮されたプレジット132から形成される安定化した製品の吸収性及び審美性の資質に応じて決定されてもよい。引き戻し距離dは、移動部材110の先端部113を圧縮されたプレジット113との接触を維持する距離を決定することによって選択されてもよい。
型位置Bは、タンポンの最終型位置及び長さに一致してもよく、安定化型104の長さは、移動部材110の先端部113に合わせてベース領域158の反発する繊維を引き離すように構成されてもよい。先端部113は、制御式引き戻し後に移動部材110が停止したときに、圧縮されたプレジット132で圧縮を維持し、下記のように安定化プロセス中はその位置を維持する。先端部113は、安定化型104の空洞150を封止してガスを収容したり、圧縮されたプレジットの安定化処理中に安定化型104の内側に吹き込まれる、意図しない又は望ましくないガス流が安定化型104の入口領域160に流入しないようにしたりできる、封止142も含んでもよい。
最終型位置は調整可能でよく、1つの実施形態では、最終型位置は、圧縮されたプレジットのベース領域158の材料で所望の密度が達成されるときを決定することによって、特定されてもよい。取り付けストロークの完了時に、圧縮されたプレジット材料の頭部156で創成された繊維密度が少なくとも約0.3g/ccである上記の実施形態では、最終型位置は、圧縮されたプレジットのベース領域158で創成された繊維密度が、少なくとも約0.3g/cc、0.36g/cc、又は0.46g/ccであることによって決定されてもよい。
最終型位置は、圧縮されたプレジットのベース領域158で創成された繊維密度が、所望の吸収性資質を有する又はほぼ滑らかな外面を有する圧縮されたプレジットから形成される安定化したタンポンに関連付ける上限を有することによって決定されてもよい。ある種の実施形態では、圧縮されたプレジットから形成される製品の外面の所望の平滑度が、約1mmを超える幅を有する意図せぬ亀裂がない;約0.5mmを超える幅を有するタンポンの、中間領域まで伸びる意図せぬ亀裂がない;約4mm2を超える面積を有する意図せぬくぼみがない;及び頭部に意図せぬくぼみがない、というこれらの物理的特性を1つ以上有する表面仕上げを含んでもよい。別の実施形態では、所望の平滑度は、ベース領域内の空洞140の外面を含むタンポンのベース領域158の外面で、約1mmを超える幅の意図せぬ亀裂がない、及び約4mm2を超える面積を有する意図せぬくぼみがない、という物理的特性を1つ以上有する製品を含んでもよい。最終型位置は、圧縮されたプレジットのベース領域158で創成された繊維密度が、ベース領域158から圧縮されたプレジット132の頭部156への所望の応力勾配又は密度勾配を創成することによって決定することが可能である。
制御式引き戻し中、圧縮されたプレジット材料における応力の解放は、頭部156よりもベース領域158でより大きくなるように実現されてよく、その結果、頭部材料の応力にほぼ影響することなく、ベース領域材料の応力が制御式引き戻しによって設定され得る。このように取り付け位置A及び最終型位置Bを確立することによって、安定化前の圧縮されたプレジットの密度勾配の均一性は向上してもよく、安定化した製品の応力緩和は特にベース領域で減少し、その結果、以降の最大製品膨張力は増大する。更に、制御式引き戻しを調整して、はみ出しを減少又は排除し、ほぼ滑らかな外側を有する圧縮されたプレジットから形成される製品を産出すること及びタンポンのベース領域をより規則的に成形することが可能である。
下記の表1は、約50mmの長さ、遠位端の最大幅地点で約14.6mmの空洞遠位端の直径、中間領域の最狭幅地点で約12.6mmの空洞中間領域の直径、及び近位端の最大幅地点で約15.6mmの空洞近位端の直径を有する内部空洞150に取り付けられる圧縮されたプレジット132の寸法データを表しており、移動部材110は、タンポンの頭部156で少なくとも約0.36g/ccを生成する取り付け位置Aまで進められる。表1の値は、型から取り外した後に結果として生じる、タンポンの頭部、中間領域、及びベース領域の直径、並びにプレジットを先端部113の縁部155から測定して長手方向に約46mm(列1)、約47mm(列2)、及び約48mm(列3)に最初に圧縮する取り付け位置Aまで移動部材110を進め、次に移動部材110の先端部113の縁部155が内部空洞150の対応する末端部から約51mmである型位置Bまで引き戻した後のタンポンの長さを表す。より正確には、表1に示される各例は、図20Aの位置Bに示されるように、移動部材110の先端部113の縁部155は収縮して、圧縮されたプレジット材料が引き戻し中に反発して戻ることが可能な入口領域160に約1mm入り込む。任意の好適な高さが用いられてよいが、この例では、ドーム型の先端部113の高さは約7mmである。本発明の方法を使用すると、形成されるタンポンは、ベース領域においてなど製造に用いられる型に寸法的によりよく反応する。
Figure 0004938087
圧縮されたプレジット132の安定化前に移動部材110を取り付け位置Aから型位置Bまで引き戻すと、圧縮されたプレジットから形成されるタンポンの性能を向上させることがある。下記の表2は、約50mmの長さ、約14.6mmの空洞遠位端の直径、約12.6mmの空洞中間領域の直径、及び約15.6mmの空洞近位端の直径を有する内部空洞150の中に取り付けられた圧縮されたプレジット132から形成されるタンポンに関する、タンポン製品の膨張データを表す。表2は、タンポンの放射状、つまり「幅方向」の膨張データをその膨張前の半径のパーセンテージとして示す。表2に示される値は、下記の圧力下での膨張試験法を用いて得られた。
表2から理解し得るように、引き戻しによって、頭部における放射状膨張とベース領域における放射状膨張との相関密接度が向上する。本発明の方法及び装置を使用すると、タンポンの長さに沿った放射状膨張の均一性が向上することがある。この方法及び装置は、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、又はベース領域における該ベース領域の膨張を超える頭部の膨張を有する頭部領域など、好適な又は所望のレベルの膨張の均一性を達するために用いることが可能である。
Figure 0004938087
上述のように、移動部材制御を使用しない場合、上記の表2に記載の円筒形タンポンは、本明細書に記載の高度な表面仕上げを有さず、その膨張レベルは、本発明の方法によって作製されたタンポンよりも低い。引き戻しを行わずに成形されたタンポンは、より低レベルの膨張性を有することがある。本明細書に開示の方法を使用して、より高レベルの膨張が供給されてもよい。タンポン頭部の膨張とベースの膨張との割合が更に大きく供給されてもよい。
上述の性能は、型の近位端がタンポンの底部に一致する型によって供給することが可能である。他の実施形態では、取り付け方向は、遠位端がタンポン底部に一致してもよいように、反転されてもよい。このような場合、タンポン底部の膨張を超えてもよい、より高レベルの頭部の膨張を供給することが可能である。表2から理解し得るように、製品は、その頭部、中間領域、及びベース領域のそれぞれにおいて、若しくはその全長に沿って少なくとも20%、その頭部、中間領域、及びベース領域のそれぞれにおいて、若しくはその全長に沿って少なくとも30%、又はその頭部、中間領域、及びベース領域のそれぞれにおいて、若しくはその全長に沿って少なくとも40%、膨張してもよい。更に、頭部の放射状膨張に対するベース領域の放射状膨張の割合は、約100%、約100%〜約105%、又はそれを超える割合にできる。例えば、取り付け位置を反転した場合、頭部の放射状膨張は約46%、ベース領域の放射状膨張は約43%にできる(頭部の放射状膨張及びベース領域の放射状膨張のパーセンテージは、成形されたタンポンに関する表2の数値と逆転する)。
下記の表3は、約50mmの長さ、約14.6mmの空洞遠位端の直径、約12.6mmの空洞中間領域の直径、及び約15.6mmの空洞近位端の直径を有する内部空洞150の中に取り付けられた圧縮されたプレジットに関するタンポン製品の膨張データを表す。表3は、引き戻しが行われずに形成されたタンポンで測定された放射状膨張距離に対して、移動部材の引き戻しが行われて形成されたタンポンの放射状膨張距離が増加したことを示す。
Figure 0004938087
制御式取り付けストローク及びその後の制御式引き戻しを行って安定化型104に圧縮されたプレジット132を押し込む方法は、図19、図19A、図20、及び図20Aに示される、安定化型104の形状及び寸法に適合する安定化型内に圧縮されたプレジットを取り付けるのに好適である。この方法は、円筒形型及び他の形状を含む、各種の他の型の形状及び原型にも適切である。1つの実施形態では、安定化型は、型の内部空洞150の開いた近位端152に隣接する下の出っ張りから型の内部空洞の閉じた遠位端154に隣接する先端部までを測定したときに、約46mmの長さを有する。別の実施形態では、安定化型は、約51mmの長さを有する。本明細書に明示的に記載されていない他の型の形状及び原型は、それでもなお本発明の範囲内である。取り付け位置及び型位置は、表1に示されるように、安定化処理及び型からの取り外し後に、安定化型の形状に更に一致する、更に規則的に成形されたタンポンのベース領域を達成するように、型の形状に基づいて選択されてもよい。
更に、取り付けストローク及び移動部材110の制御式引き戻しは、適切な密度及び応力が圧縮されたプレジットの頭部領域及びベース領域の両方に供給されるように調整されて、特定の型及び圧縮されたプレジット材料の両方に適応することが可能である。圧縮されたプレジットの繊維、繊維混合、水分レベル、又は圧縮されたプレジットを構成するために用いられる他の材料が変更される場合、プレジットの応力感度も変更されてもよい。更に、圧縮されたプレジットを、折り畳み状、蛇行型、又はロール状の配置など各種の構成で型内を進めることが可能である。意図した取り付け位置及び意図した型位置は、圧縮されたプレジットの材料及び配置に基づいて、圧縮されたプレジット内で所望の均一密度を達成するように再定義されてもよく、よって頭部領域及びベース領域の密度がほぼ同じになる。あるいは、所望の取り付け位置及び所望の型位置は、頭部156における所望の密度、及びベース領域158における所望の密度を達成するように再定義されてもよく、頭部における密度とベース領域における密度とは非均一であり、そのために頭部領域156における密度はベース領域158における密度よりも高い。
安定化型の異なる形状及び寸法に加えて、制御式取り付けストローク及びその後の制御式引き戻しを行って安定化型104に圧縮されたプレジット132を押し込む方法は、各種の移動部材の形状にも適切である。特に、移動部材110の先端部113は、各種のドームの奥行き及び半径、並びに各種の縁部155の寸法を有してもよい。制御式取り付けストローク及び引き戻し中、先端部113は、圧縮されたプレジット132のベース領域158に嵌合し、ベース領域158の所望の形状を達成するように選択されてもよい。好適に成形された先端部113は、膣腔にタンポンを指で挿入しやすくするためにユーザの指に好適な空洞140を圧縮されたプレジット132のベース領域158に形成してもよい。先端部113は、安定化型104の空洞を封止できる封止142も含み、下記のように、圧縮されたプレジットの安定化処理中に安定化型104の内側に吹き込まれるガスを収容することができる。安定化型の空洞を封止するための装置及び方法の例は、スティーブン・レイ・ギルバート(Steven Ray Gilbert)及びジョゼフ・マイケル・マントン(Joseph Michael Manton)の名前で2006年11月10日に出願された、「膨張性プッシュロッド式型封止システム及び方法」(System and Method for an Expandable Pushrod Mold Seal)という名称の米国特許公開出願第______号に記載されている。
図21は、本発明の実施形態の断面図であり、安定化した製品20を形成するために安定化型104の少なくとも1つの孔22を通して供給されるガス流134を受ける、圧縮されたプレジット132を示している。移動部材110は、安定化型104の閉鎖位置129と一直線をなす第2長手方向中心線L2と一直線をなす。材料、ガス、温度、湿度、時間などを含む、圧縮されたプレジットの安定化に好適なプロセス条件は、上記に詳細に開示されている。特に、安定化型104の温度に関して、安定化型104内側におけるガス、例えば蒸気の凝結を防ぐために、安定化型104を約50℃〜約150℃、1つの実施形態では約100℃〜約130℃の高温に維持してもよい。安定化型104の所望の温度は、電気カートリッジヒーターを含むがこれらに限定されない、任意の好適な手段でもたらすことができる。
ガス流134の供給中に、ガス流134は、安定化型104の加圧側を通って供給され、安定化型の排出側を通って空気中に排出されてもよく、安定化型内側の圧縮されたプレジットを通るガスの流れを提供してもよい。ガス流及び排出は、約0.5秒〜約5秒、又は約0.5秒〜約1.5秒の範囲であり得る。圧縮されたプレジットを安定させるために、蒸気処理、マイクロ波処理、伝道による加熱、及びその他を含む各種の熱処理が実施されてもよい。
図22は、本発明の実施形態の断面図であり、安定化型104が開放位置128(すなわち、第1長手方向中心線L1と一直線をなす)に戻り、移動部材110が戻って第1長手方向中心線L1と一直線をなすとき、安定化型104の内側表面から剥がされ、安定化型104内側の移動部材110の針(単数又は複数)138で保持される、安定化された製品20を示している。
上述のように、移動部材110は、移動部材110から長手方向に伸びる少なくとも1本の針138を含んでもよい。針(単数又は複数)138は、圧縮されたプレジットを貫通することができ、次に、安定化した製品20を安定化型104から放出するのを可能にする。針138の数は、任意の好適な数の針、例えば2本以上の針を含むことができ、製品20の長手方向の周りでタンポンが1本の針の周りを回転しないようにする。
針(単数又は複数)138は、安定化した製品20を損傷することなく、安定化した製品20を貫通することができるように、比較的鋭い先端部を有することができる。針(単数又は複数)138は、任意の好適な直径、例えば、約1〜2mmであり得、安定化した製品20を保持するのに十分な任意の好適な長さ、例えば約12mmで移動部材110から伸びている。
少なくとも1本の針を有する移動部材を用いることによって、安定化した製品を取り出す上記の方法は、ガス流の利用による安定化型からの製品の取り出しに適用できるだけでなく、任意の種類の安定化型、例えば、伝導による加熱、マイクロ波による加熱などを利用する型にも適用できることに留意すべきである。
図23は、本発明の実施形態の断面図であり、移動部材110によって製品放出キャリア108に取り付けられた安定化した製品20を示している。移動部材110は、第1長手方向中心線L1と一直線をなしたまま維持される。
図24は、本発明の実施形態の断面図であり、安定化した製品20から取り出されて、第1長手方向中心線L1と一直線をなす移動部材110を示している。安定化した製品20は、例えば、包装及び梱包など、後続加工へと更に移動するために、製品放出キャリア108内に留まっている。
膨張の測定は、米国特許第6,682,513号に記載されているように、下記のとおり実行してもよい。
加圧下での膨張試験:
この試験は、標準的なシンジナ試験を改良したものである。この試験は、本発明により作製されたタンポンの圧力下での横方向の膨張を測定するために用いてもよい。更に、この試験は、試験開始時からの時間に応じてタンポンの幅の測定値を提供する。これらの測定値は、所定の時間間隔における幅から時間0における幅を引いた値を、かかる時間間隔内で経過した総時間で除算することによって、横方向の膨張率を算出するために用いてもよい。
手順:
1.以下の装置を使用する。
a)リングスタンド
b)クランプ、鎖;VWR #21573−275
c)目盛り付きのシンジナチャンバ
d)クランプ、旋回型;21572−603 VWR
e)PSIゲージ付き圧縮空気ステーション
f)101.6cm(40インチ)の6409−13管(サイズ13、タイゴン)
g)鋼製シリンダー標準器
h)コンドーム(カラテックス(Calatex))
i)鋼製カニューレ、蠕動ポンプヘッド、及び駆動モーター
j)ビーカー
k)追跡可能タイマー
l)定規
m)チャンバの空気加圧用06429−18管(内径0.95cm(3/8インチ))
n)管状クランプ
o)デジタルカメラ
p)水準分度器
q)KLC 9−25−00は不要
2.図25のように機器を組み立てる。
3.シンジナチャンバ157の前に三脚及びカメラを配置する。ファインダー内でチャンバ全体がまだ見える間に、できる限りチャンバの近くにカメラを定置する。
4.図25Aに示されるように、チャンバの角度を直立(分度器で60°)から30°に調整する。
5.チャンバと平行になるように、カメラの角度を30°に調整する。ファインダーから覗いたときに、較正線159は、水平で均一であるべきである。
6.ポンプヘッド及びモーターを組み立て、管を挿入し、カニューレを管に挿入する。
7.コンドームをシンジナチャンバに挿入し、先端部を切り取り、チャンバ末端部の周囲で上部及び底部を輪ゴムで固定する(シンジナ法と同様の手順)。コンドームの前のチャンバの内側に小型の定規を定置し、次にチャンバ開口部の周囲にコンドームの底部を固定する。
8.ポンプモーターの電源を入れ、所定時間の間、風袋計量済みのビーカーに試験流体(脱繊維素済み(definbrinated)ヒツジ血液)を分注する。ビーカーの重量を計測し、流速を決定する。目標は、1分あたり1gである。
9.タンポンをチャンバに挿入し、較正線159を用いて中心に配置する。
10.空気管のクランプを閉じ、空気圧を加える。3.4kPa(0.5psi)に調整する。
11.チャンバ163の上部にカニューレを挿入する。カニューレは、必ずタンポン上部に接触させる。
12.チャンバの角度を再確認する。カメラのファインダーを覗いて、組み立てを確認する。必ず、あらゆるものを一直線上かつ水平にする。必ず、タイマーがフレーム内に見えるようにする。
13.チャンバ内の乾燥したタンポンの写真を撮る。これが時間0となる。
14.ポンプとタイマーを同時に始動させる。
15.タンポンが漏出するまで、1分ごとにタンポンの写真を撮る。
16.漏出した時点で、チャンバ内の圧力を解放し、タンポンを取り外す。
17.画像をコンピュータにダウンロードする。
18.サイオンイメージ(ScionImage)分析ソフトウェアを使用して、各画像を開き、少なくとも1つ又は2つの定規を使用して測定する。つまり、測定線を使用して、画像内で定規の、ある目盛りのミリメートルの上に線を引く。メニューバーで「解析」(Analyze)を選択してから、「目盛り設定」(set scale)を選択する。画像内で測定したミリメートル数を入力する。次に、ソフトウェアによって、1ミリメートル当たりの画素の目盛りを設定する。
19.同じ測定線ツールを使用して、画像のタンポンを測定する。タンポンの最大幅部分、並びにタンポンの上部及び底部の幅を測定する。この手順では、タンポンの「上部」は、チャンバの較正線より上の最大幅部分までである。「底部」は、タンポンの最底端部から約7mmまでの部分である。
20.測定値を記録する。
21.検証測定は、シリンダーなどの既知の標準器で行うことができる。
22.特記事項:カメラの角度を定期的に確認し、決して組み立てが乱れないようにする。各タンポンを挿入した後にチャンバの角度を確認する。各画像に対して目盛りを設定する必要はないが、頻繁に設定することが推奨される。少なくとも画像2枚ごとに画像内で定規を測定することによって目盛りを確認することが推奨される。
本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳しく限定されるものとして理解されるべきでない。それよりむしろ、特に指定されない限り、こうした寸法はそれぞれ、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
「発明を実施するための形態」において引用されるすべての文献は、その関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、どの文献の引用も、それが本発明に関する先行技術であるとの容認と解釈されるべきではない。この文書における用語のいずれかの意味又は定義が、参考として組み込まれた文献におけるその用語のいずれかの意味又は定義と矛盾する範囲については、本文書においてその用語に与えられた意味又は定義が優先するものとする。
本発明の特定の実施形態について例示及び説明したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正が可能であることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるこのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (6)

  1. プレジットから安定化した製品を製造する方法であって、
    プレジットを圧縮型に提供する工程と
    前記圧縮型内で前記プレジットを圧縮して圧縮されたプレジットを形成する工程と
    前記圧縮型から前記圧縮されたプレジットを取り出し、前記圧縮されたプレジットを移動部材によって安定化型に搭載し、よって前記移動部材が搭載位置まで進む工程と
    前記移動部材を位置まで引き戻す工程と;
    安定化した製品を形成するために前記安定化型内で前記圧縮されたプレジットを安定化する工と、ここで、前記移動部材が、前記圧縮されたプレジットを安定化する工程の少なくとも一部の工程中に、前記型位置に留まり;
    記安定化型から前記安定化した製品を取り出す工程と、を含む方法。
  2. 前記移動部材が、前記圧縮されたプレジットの近位端と嵌合し、前記移動部材が、前記搭載位置及び前記位置の両方で前記近位端と嵌合した状態にある、請求項1に記載の方法。
  3. 前記移動部材の引き戻し工程中に近位端が膨張し、前記圧縮されたプレジット安定化する工程中に、前記位置にある前記移動部材が、前記安定化型の内側に圧縮されたプレジットの近位端を収容する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記圧縮されたプレジットが近位端及び遠位端を有し、前記移動部材が前記搭載位置又は前記位置にあるとき、前記圧縮されたプレジットの前記遠位端が、前記安定化型の閉じた前記遠位端を満たす、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記安定化した製品がタンポンである、請求項1〜に記載の方法。
  6. 前記安定化した製品がベース領域及び頭部を有し、前記頭部が、前記ベース領域のベース領域膨張の少なくとも85%である頭部膨張を有し、前記製品が、頭部、中間領域、及びベース領域のそれぞれにおいて少なくとも30%放射状に膨張する、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法によって製造される安定化した製品。
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