JP4335914B2 - 安定化したタンポンを製造する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、安定化した圧縮したタンポンプレジットを調製する方法に関する。
タンポンの製造中、タンポンプレジットが、圧縮工程の後、その最初の寸法に再拡張する傾向を有することが、当該技術分野において周知である。この傾向を克服するために熱硬化が利用される。熱硬化とは、タンポンを圧縮した状態で「硬化する」又は安定化するように設計された、圧縮したタンポンプレジットへの熱の適用である。現在、タンポンは、伝導による加熱又はマイクロ波による加熱のいずれかにより硬化又は安定化されるが、そのどちらも欠点を有する。
一般に、伝導による加熱方法は、タンポンを均一に安定化せず、結果として、タンポン外側の濃密で緻密な材料が内側より迅速に乾燥するので、タンポン外側層の吸収性が変化することがある。プレジットの外側から内側への伝導で、タンポン内側の空気が加熱されて繊維を乾燥させる必要があるので、伝導による加熱方法は時間がかかることもある。その上、循環時間を短縮させることがある高温は、タンポンの外装の融点を超え、結果として融けた製品をもたらすことがあるので、伝導による加熱方法では使用できない。
マイクロ波による加熱は、伝導による加熱より迅速にタンポンを安定化する方法であり得るものの、タンポンを均一に安定化せず、タンポン内に「熱い箇所」を作ることがあり、またタンポンの外装を融かすこともある。その上、マイクロ波による加熱における出力エネルギーのごく一部だけが実際にタンポンを安定化し、故に、この方法のエネルギーコストは相対的に高い。
本発明の優れた設計は、圧縮したタンポンプレジットにガスを通すことにより、圧縮したタンポンプレジットを均一に安定化する効果的な方法を提供する。本発明の方法は、より一貫性のある安定化の効果を有すると同時に、入ってくる水分にあまり左右されない。
ウラングら(Wollangk)に発行された米国特許第4,326,527号は、マイクロ波によるタンポンの熱硬化に関する。
本発明は、安定化した圧縮したタンポンプレジットを調製する方法に関する。本方法は、圧縮したタンポンプレジットを調製する工程と、圧縮した吸収性プレジットにガスを通す工程を含む。
本明細書は、本発明を構成するとみなされる対象を詳細に指摘し、明確に請求する請求項で結ぶも、本発明は添付の図面と共に考慮される次の説明からより良好に理解されるものと考えられる。
本明細書で使用する「圧縮」は、プレスする、圧搾する、コンパクトにする、ないしは別の方法で材料の寸法、形、及び/又は体積を変化させて、膣に挿入可能な形を有するタンポンを得る方法を指す。「圧縮した」という用語は、圧縮後の1又は複数個の材料の状態を指す。逆に、「非圧縮の」という用語は、圧縮前の1又は複数個の材料の状態を指す。「圧縮可能」という用語は、圧縮に耐える材料の能力である。
本明細書で使用する「接合した」又は「取り付けた」は、第1要素を第2要素に直接固着することによって第1要素を第2要素に直接固定する構成;第1要素を中間部材に固着し、次にその中間部材を第2要素に固着することによって第1要素を第2要素に間接的に固定する構成;及び第1要素が第2要素と一体化している構成、すなわち、第1要素が本質的に第2要素の一部分である構成を包含する。
本明細書で使用する「金型」は、圧縮中にタンポンプレジットを成形するための、及び/又は安定化プロセス中、圧縮したタンポンプレジットが圧縮後にその形を保持するための構造体を指す。金型は、内部空洞を画定する内側表面、及び外側表面を有する。内部空洞は、圧縮した吸収性タンポンプレジットの形を画定するか又は反映するように構成されている。故に、幾つかの実施形態では、タンポンプレジットは、拘束力により金型の内部空洞の形に適合し、結果として自己支持型の形を生じ、また安定化プロセス中、内部空洞で保持される。他の実施形態では、金型は、安定化プロセス中、圧縮したタンポンプレジットの形を保持する。内部空洞は、円筒形、方形、三角形、台形、半円形、砂時計形、S字状、又は他の好適な形を含むがこれらに限定されない当該技術分野において既知のいかなる形をとるように輪郭を作ってもよい。金型の外側表面は、内側表面に対して外の表面であり、また方形、円筒形、又は楕円形など、いかなる様式で輪郭が作られても、成形されてもよい。金型は、1個又はそれ以上の部材を含んでもよい。本発明で使用される1個の金型は、図1及び図2に示される1個の部材を含む単一金型であっても、図3、図4、図5、図6、及び図7に示される「分離空洞金型」であってもよい。どちらも2002年3月18日に出願された米国特許出願番号10/150050、名称「実質的にS字状に成形したタンポン(Substantially Serpentine Shaped Tampon)」、及び米国特許出願番号10/150055、名称「成形したタンポン(Shaped Tampon)」に開示したものなど、成形したタンポンを製造する時、分離空洞金型が好ましいことがある。一方、単一金型は、円筒形又はほぼ円筒形など、あまり複雑でない形に使用されてよい。
本明細書で使用する「通気性」という用語は、材料の組成物を通るガスの広がり又は注入を可能にする材料の能力を指す。材料は、その組成物により通気性であってもよく、又は非通気性材料から製造され、次に例えば、酸エッチング、ドリリング、若しくは穿孔などにより化学的に、機械的に、若しくは電気的に改質されて、通気性になってもよい。
本明細書で使用される「プレジット」又は「タンポンプレジット」という用語は、互換性があり、タンポンに圧縮される前の吸収性材料の構成体を指すことを意図している。
本明細書で使用する「孔」という用語は、金型の内部空洞の中に収容される圧縮したタンポンプレジット内への及び同プレジットを通るガスの通過及び注入を可能にする、金型の内側表面を外側表面と接続する小さい開口部又は隙間を指す。
本明細書で使用する「自己支持型」とは、安定化後にその圧縮した形をタンポンが保持する程度の、又は保持するのに充分な状態の尺度であり、次に外力がなくなっても、得られるタンポンは、その膣に挿入可能な形及び大きさを保持する傾向がある。タンポンについて、タンポン内の水分のレベルを制御することは、外部の圧縮力がなくなった後、タンポンがその形を保持するのを助けるための要因であることが判明した。この自己支持型形態は、タンポンの実際の使用中には必要なく、好ましくは持続しないことを、当業者は理解する。すなわち、一旦タンポンが膣又は体の他の空洞の中に挿入されて流体を獲得し始めると、タンポンは拡張し始め、その自己支持型形態を失ってもよい。
本明細書で使用する「成形したタンポン」という用語は、ほぼS字状の形、「アンダーカット」又は「ウエスト」のいずれかを有する圧縮したタンポンプレジットを指す。「ほぼS字状」という語句は、少なくとも約5mm離れた2点間の非直線の様相を指す。「アンダーカット」という用語は、単一金型からの引き抜きを妨げる突出部又はへこみを有するタンポンを指す。例えば、成形したタンポンは、挿入末端部周囲及び引き抜き末端部周囲のどちらよりも小さい、タンポン中央部における少なくとも1つの周囲又は「ウエスト」を有する砂時計形であってよい。
本明細書で使用する「分離空洞金型」という用語は、合わせる時、金型の内部空洞を完成する2個又はそれ以上の部材から成る金型である。分離空洞金型の各部材は、合わせるか又は閉じる時、金型構造体を完成する内側表面の少なくとも一部分を含む。分離空洞金型は、典型的には、タンポンが自己支持形を獲得した後、金型部材の少なくとも2個又はそれ以上が、充分でなくとも少なくとも部分的に分離して、内側表面によって囲まれる空洞の体積を拡大し、その結果、金型からタンポンを取り出すのを容易にできるように設計されている。二つの金型部材の一部分だけが分離し、他の部分は接触したままである時、部分的な分離が起きてもよい。各部材の内側表面部分が別の部材の内側表面部分に接合する場合、これらの隣接点は、直線、曲線、他の複雑に交差するシーム、又は規則的な若しくは不規則な形体のシームを画定できる。幾つかの実施形態における分離空洞の要素は、棒、ロッド、連結したカム、鎖、ケーブル、ワイヤ、楔、ネジなどを含むいかなる形体の要素を連結して互いに関して適切な位置に保持されてもよい。
本明細書で使用する「安定化した」という用語は、タンポンプレジットを含む吸収性材料及び外装の最初の大きさ、形、及び体積に再拡張する本来の傾向を克服した自己支持状態のタンポンを指す。
本明細書で使用する「タンポン」という用語は、流体を吸収して創傷治癒を援助するために、又は薬剤若しくは水分など、活性物質を送達するために、膣管又は体の他の空洞に挿入されるいかなるタイプの吸収性構造体をも指す。タンポンは、放射方向に、長手方向軸線に沿って軸線方向に、又は放射方向及び軸線方向の両方向にほぼ円筒形の形状に圧縮されてよい。タンポンは、ほぼ円筒形の形状に圧縮されてよいものの、他の形が可能である。これらは、方形、三角形、台形、半円形、砂時計形、S字状、又は他の好適な形として説明することができる横断面を有する形を含んでもよい。タンポンは、挿入末端部、引き抜き末端部、長さ、幅、長手方向軸線、及び放射状軸線を有する。タンポンの長さは、長手方向軸線に沿って挿入末端部から引き抜き末端部まで測定することができる。人が使用するための典型的な圧縮したタンポンは、長さ30〜60mmである。タンポンの形は直線であっても、長手方向軸線に沿って湾曲するような非直線であってもよい。典型的な圧縮したタンポンは、幅8〜20mmである。タンポンの幅は、本明細書において他に説明がなければ、タンポンの長さに沿った円筒形の最大横断面を横切る長さに対応する。
本明細書で使用する「膣腔」、「膣内」、及び「膣内部」という用語は、同義であることを意図し、また哺乳類の雌の体の外陰部における内部生殖器を指す。本明細書で使用する「膣腔」という用語は、膣口(膣の括約筋又は結婚指輪と呼ばれることがある)と子宮頚部との間に位置する空間を指すことを意図する。「膣腔」、「膣内」、及び「膣内部」という用語は、陰唇間空間、前庭の基部、又は外から見える生殖器を含まない。
本明細書で使用する「cm」はセンチメートルであり、「g」はグラム、「g/m2」は、1平方メートル当たりのグラム数、「L」はリットル、「L/s」は1秒当たりのリットル数、「mL」はミリリットル、「mm」はミリメートル、「min」は分、「rpm」は1分当たりの速度、及び「s」は秒である。
図1及び図2は、長手方向軸線Lを有する通気性金型の、単一の実施形態の断面図を示している。単一金型24の構造は、圧縮中にタンポンプレジット20(図示せず)を成形するために、及び/又は安定化プロセス中、圧縮したタンポンプレジット20が圧縮後にその形を保持するために、空間若しくは内部空洞26を画定するように配置された1個の金型である。内部空洞26は、開いた近位端28及び閉じた遠位端30を有する。この通気性金型の単一の実施形態では、開いた近位端28は、タンポンプレジット20が内部空洞26内に導入される進入口と、内部空洞26から引き出され得る出口の両方に使用される。図1に示される実施形態では、単一金型24は、同金型24に沿って軸線方向に位置する孔22を有し、孔22は、閉じた遠位端30に示されている。図2に示されるように、単一金型24は、同金型24に沿って放射状に位置する孔22を有する。
図3は、第1分離空洞金型部材38と第2分離空洞金型部材46との間に位置する圧縮したタンポンプレジット20を有する分離空洞金型36の分解図を示している。第1分離空洞金型部材38及び第2分離空洞金型部材46は組み合わされて、分離空洞金型36を形成する。第1分離空洞金型部材38は、第1内側表面40及び外側金型表面32を有する。第2分離空洞金型部材46は、第1分離空洞金型部材28の鏡像でないか、又は大きさ、形、及び寸法において第1分離空洞金型部材28と同一でないとしても、ほぼ同様であり、また第2内側表面48及び外側金型表面32を有する。第1分離空洞金型部材38及び第2分離空洞金型部材46は、第1分離空洞金型部材38の第1末端部42及び第2末端部44が、第2分離空洞金型部材46の第1末端部50及び第2末端部52に対応するように構成され、第1内側表面40及び第2内側表面48は、互いの方を向いている。これら内側表面は、圧縮したタンポンプレジット20の所望の形である内部空洞を作り上げる。示される実施形態では、第1分離空洞金型部材38及び第2分離空洞金型部材46はどちらも、金型に沿って軸線方向及び放射状に位置する孔22を有する。
金型は、通気性材料から構成されてもよく、非通気性材料又は通気性材料から製造され、次に機械的に、化学的に、又は電気的に改質されて、通気性になってもよい。金型の材料は、金属、ポリマー、及び/又は合成物を含んでもよい。金属から成る金型の実施形態は、鋼、ステンレス鋼、銅、真鍮、チタン、合金、アルミニウム、陽極酸化アルミニウム、チタン、及びこれらの組み合わせを含んでもよい。ポリマーから成る金型の実施形態は、テフロン(TEFLON)(登録商標)(デュポン社(E.I du Pont de Nemours and Company)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリカーボネート、ナイロン、ポリ塩化ビニル、及びこれらの混合物を含んでもよい。金型の1つの実施形態は、デュポン・プラスチックス(DuPont Plastics)(デラウエア州ウィルミントン)により製造されたデルリン(DELRIN)(登録商標)から作製されてもよい。合成物から成る金型の実施形態は、炭素繊維と、金属、エポキシ、セラミックのブレンドと、ポリマーブレンドとを含んでもよい。金型に好適な材料の他の例は、発泡金属又はプラスチックである。金型は、アルミニウムと、ポルテック社(Portec Ltd)(スイス)から入手可能なメタポール(METAPOR)BF100Alなど、エポキシ多孔質集合体とから作製されてもよい。孔22、隙間、又は経路は、ドリリング、フライス削り、打ち抜き、鋳造、射出成形などの操作を含むがこれらに限定されない当該技術分野において既知のいかなる機械的操作によっても、上記の材料で機械的に作り得る。化学的改質技術には酸エッチングが挙げられる。電気的改質技術には電気放電機械加工が挙げられる。
本発明の方法と共に使用される幾つかの実施形態では、タンポンプレジットは、金型の長さに沿う少なくとも1個の孔22を含む金型の中で維持される。幾つかの実施形態では、金型は複数個の孔22を有することがある。孔22は金型のいかなる位置にあってもよい。金型が円筒形である実施形態では、孔22は、放射状に、軸線方向に、又は放射状及び軸線方向の両方で位置してもよい。これらの孔22は、巨視的であっても、微小であっても、極微小であってもよい。幾つかの実施形態では、孔22の直径は、約0.2mm〜約1.5mmの範囲であってよい。
本発明の方法は、米国特許第6,258,075号(テイラー(Taylor)ら、2001年7月10日発行)に開示されたタンポン、並びにどちらも2002年3月18日に出願された、同一出願人による現在係属中の米国特許出願番号10/150050、名称「ほぼS字状に成形したタンポン(Substantially Serpentine Shaped Tampon)」及び米国特許出願番号10/150055、名称「成形したタンポン(Shaped Tampon)」において開示された成形したタンポンを含むがこれらに限定されない、当該技術分野において既知のいかなるタイプのタンポンをも安定化させるために使用されてよい。
圧縮したタンポンプレジット20を含む吸収性材料は、吸収性物品において一般に使用される多種多様の液体吸収性材料から構成されてよい。そのような材料には、レーヨン(どちらもアコーディスファイバー社(Acordis Fibers Ltd.)(英国ハリウォール)から入手可能なギャラクシー(GALAXY)レーヨン、サリル(SARILLE)Lレーヨンなど)、綿、折り畳んだティッシュ、織布材料、不織布ウェブ、合成及び/若しくは天然繊維又はシート、一般にエアフェルトと呼ばれる粉砕木材パルプ、あるいはこれらの材料の組み合わせが挙げられるが、それらに限定されない。タンポンプレジット20に組み込まれてよい他の材料には、ピートモス、吸収性フォーム(米国特許第3,994,298号(デスマライス(DesMarais)、1976年11月30日発行)及び米国特許第5,795,921号(ダイヤー(Dyer)ら)に開示されたものなど)、毛管チャネル繊維(米国5,356,405号(トンプソン(Thompson)ら、1994年10月18日発行)に開示されたものなど)、高吸収力繊維(米国特許第4,044,766号(カクツマルツク(Kaczmarzk)ら、1977年8月30日発行)に開示されたものなど)、超吸収性ポリマー又は吸収性ゲル材料(5,830,543号(ミヤケ(Miyake)ら、1998年11月3日発行)に開示されたものなど)が挙げられる。液体吸収性材料の形及び寸法のより詳細な説明は、2001年10月24日に出願された、同一出願人による現在係属中の米国特許出願番号10/039,979、名称「防護性及び快適性が改善されたタンポン(improved Protection and Comfort Tampon)」に見出せる。
本発明の方法により安定化した、圧縮したタンポンプレジット20は任意に、レーヨン、綿、バイコンポーネント繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、当該技術分野において既知の好適な他の天然繊維又は合成繊維、及びこれらの混合物などの材料を含む外装を含んでもよい。幾つかの実施形態では、タンポンは、商品名SAS B31812000でブリーストフベルケ・クリスチャン・ハインリッヒ・サンドラー社(Vliesstoffwerke Christian Heinrich Sandler GmbH & Co.KG)(ドイツ、シュバルゼンバッハ/サーレ)により製造されたポリエチレンで囲まれたポリプロピレンのコアを有するバイコンポーネント繊維から成る不織布の外装を有する。他の実施形態では、タンポンは、レーヨン50%と、BBA社(米国サウスカロライナ州)により製造された、BBA140027として入手可能なポリエステル50%との水流交絡したブレンドの不織布の外装を含んでもよい。外装は、親水性、疎水性、ウィッキング、又は非ウィッキングであるように処理されてもよい。
本発明の方法により安定化した、圧縮したタンポンプレジット20は任意に、引き抜きコード、第2吸収性部材、追加の外装、スカート部分、及び/又はアプリケータを含んでもよい。本発明において有用な引き抜きコードは、先行技術において既知の好適ないかなる材料から作られてもよく、綿及びレーヨンを含んでもよい。米国特許第6,258,075号、名称「漏れ防護性を強化したタンポン(Tampon with Enhanced Leakage Protection)」(テイラー(Taylor)ら)は、タンポンプレジット20において使用するための様々な第2吸収性部材を説明している。スカート部分の例は、2001年11月16日に出願された、同一出願人による現在係属中の米国特許出願番号09/993,988、名称「スカート部分を有する流動性の外装を有するタンポン(Tampon with Fluid Overwrap with Skirt Portion)」に開示されている。
圧縮に好適な圧力及び温度は、当該技術分野において周知である。典型的には、吸収性材料及び外装は、当該技術分野において周知のいかなる手段によっても、放射方向に及び任意に軸線方向に圧縮される。これらの目的のために様々な技術が既知であり、受け入れ可能であるものの、ホーニマシーンズ社(Hauni Machines)(バージニア州リッチモンド)から入手可能な改良されたタンポン圧縮機が好適である。
本発明により安定化した、圧縮したタンポンプレジット20は指で挿入されてよく、挿入は、先行技術のアプリケータの使用で援助されてもよい。タンポンが指で挿入されることを意図する場合、圧縮棒を使用して作られる指のくぼみをタンポンの引き抜き末端部に設けて、挿入を援助するのが望ましいことがある。指のくぼみの例は、米国特許第6,283,952号、名称「成形したタンポン(Shaped Tampon)」(チャイルド(Child)ら、2000年9月4日発行)に見出せる。使用されてよいアプリケータは、「管及びプランジャ」又は「コンパクト」タイプの装置であり、プラスチック、紙、又は他の好適な材料であってよい。
図4及び図5は、第1内側表面40及び外側金型表面32(図示せず)を有する第1分離空洞金型部材38の平面図を示している。第1分離空洞金型部材38は、第1末端部42及び第2末端部44を有する。図4に示される実施形態では、第1分離空洞金型部材38は、同部材38に沿って軸線方向に位置する孔22を有する。図5に示される実施形態では、第1分離空洞金型部材38は、同部材38に沿って放射状に位置する孔22を有する。
図6及び図7は、分離空洞金型36の側面図を示している。第1分離空洞金型部材38及び第2分離空洞金型部材46は組み合わされて、分離空洞金型36を形成する。第1分離空洞金型部材38は、第1内側表面40及び外側金型表面32を有する。第2分離空洞金型部材46は、第1分離空洞金型部材28の鏡像でないか、又は大きさ、形、及び寸法において第1分離空洞金型部材28と同一でないとしても、ほぼ同様であり、また第2内側表面48及び外側金型表面32を有する。第1分離空洞金型部材38及び第2分離空洞金型部材46は、第1内側表面40及び第2内側表面48が互いの方を向き、圧縮中にタンポンプレジット(図示せず)を成形するための、及び/又は安定化プロセス中、圧縮したタンポンプレジットが圧縮後にその形を保持するための内部空洞26を画定するように形成される。内部空洞26は、開いた近位端28及び閉じた遠位端30を有する。圧縮と安定化とを組み合わせる実施形態など、幾つかの実施形態では、開いた近位端28は、タンポンプレジット20が内部空洞に導入される進入口として作用してよい。図6に示される実施形態では、分離空洞金型36は、同金型36に沿って軸線方向に位置する孔22を有する。図7に示される実施形態では、分離空洞金型36は、同金型36に沿って放射状に位置する孔22を有する。
図8及び図9は、本発明の方法のフローダイヤグラムを示している。本発明の方法は、圧縮したタンポンプレジット20を調製する工程と、同プレジットにガスを通す工程とを含む。タンポンプレジットは、この過程において通気性金型の中で維持されてよい。本方法の幾つかの実施形態では、安定化した圧縮したタンポンは、水分の存在下で製造されてよい。本方法において必要とされる水分は、タンポンプレジット20を含む材料の繊維から、本方法において導入されるガスの中から、又はタンポンプレジット20中の水分と導入されるガスの両方からであってよい。本方法の1つの実施形態では、調製されるタンポンプレジット20は、ガスをタンポンプレジットに通す工程の前に、TAPPI法T412で測定される時、水の0〜約30重量%の範囲の、ガスの初期湿分含量を有してよい。本方法の別の実施形態では、タンポンプレジットが調製され、またタンポンプレジットに推進されるガスは、約1%〜約100%の範囲の相対湿度に加湿される。
本方法の別の実施形態では、安定化プロセスは、圧縮プロセスと組み合わされてもよい。これらの実施形態では、安定化した圧縮したタンポンを製造する方法は、タンポンプレジット20を調製する工程、金型を調製する工程、前記タンポンプレジット20を金型の中へ圧縮する工程、圧縮したタンポンプレジットを形成する工程、及びガスを金型の中に通して、圧縮したタンポンプレジットを安定化する工程を含む。幾つかの実施形態では、調製される金型は通気性である。この実施形態の別の変化形は、タンポンプレジット20を部分的に圧縮し、次にタンポンプレジット20を金型の中に押し込む時に最後の圧縮を完成させることである。例えば、安定化したタンポンのための方法は、2002年3月18日に出願された、同一出願人による現在係属中の米国特許出願番号10/150049、名称「成形したタンポンを製造する方法(Method for Producing a Shaped Tampon)」に開示された方法と共に使用されてもよい。
本方法の全ての実施形態では、安定化プロセス後のタンポンプレジット20の目標とする湿分含量は、TAPPI法T412で測定される時、水の約4重量%〜約15重量%、より典型的には水の約8〜約10重量%である。
図8のダイヤグラムは、幾つかの実施形態において本方法が、ガス出口60に対向するガス供給54と、通気性金型の中にタンポンプレジット20(図示せず)を含む、中間に定位した金型ハウジング58とを調製することにより達成可能であることを示している。入ってくるガスは、ガス供給54で装置に入る。ガス流の速度は、流量制御手段56によって変化させることができる。
タンポンプレジット20に推進されるガスは、空気、酸素、窒素、アルゴン、二酸化炭素、蒸気、エーテル、フレオン、不活性ガス、及びこれらの混合物であってよい。典型的には、空気が使用される。タンポンを効果的に硬化させるために使用されてよい不活性ガスの1つは、ヘリウムであるが、それはヘリウムが、空気の2倍の熱移動力を有するからである。ガス供給は、流量制御手段56で変化させることができる。本発明の過程において、ガスは、約0.2〜約5.0L/sの速度で金型を通って推進されてもよい。幾つかの実施形態では、ガスは、約1秒〜約20秒間推進される。他の実施形態では、ガスは約1秒〜約10秒間推進される。他の実際形態では、ガスは約2秒〜8秒間推進される。
本発明の方法は、タンポンプレジットに導入されるガスを加熱する工程を含んでもよい。本発明の方法は、タンポンプレジットに導入されるガスを加湿する工程を含んでもよい。図9に示されるように、水分供給手段62、加熱手段64、並びに温度及び湿度制御手段66が図8のダイヤグラムに加えられる。従って、加熱及び加湿されたガスは、通気性金型の中にタンポンプレジット20(図示せず)を含む、中間に定位した金型ハウジング58に流入し、ガス出口60から流出する。
ガスが加熱される方法の実施形態では、加熱手段64が使用される。温度は、温度及び湿度制御手段66により変化させてよい。幾つかの実施形態では、ガスは約60℃〜約210℃の範囲に加熱される。幾つかの実施形態では、ガスは100℃に加熱されてもよく、他の実施形態では、163℃に加熱されてもよい。タンポンプレジットが通気性金型の中で維持される実施形態では、タンポンプレジット20を金型に挿入する前に金型が加熱されてもよい。金型は、タンポンプレジットの挿入前に熱風で加熱されてもよく、又はタンポンプレジット20の挿入前に伝導による加熱など、代替手段で加熱されてもよい。金型は、約38℃〜約210℃に加熱可能である。幾つかの実施形態では、金型は、約71℃に加熱されてもよい。幾つかの実施形態では、本方法は、タンポンプレジットを冷却する工程も含んでよい。幾つかの実施形態では、タンポンプレジットは、約21〜24℃又は30℃未満の周囲の室温まで空気で冷却されてもよい。
ガスが加湿される方法の実施形態では、水分供給手段62で水分が加えられてもよい。湿度は、温度及び湿度制御手段66で変化させることができる。ガス中の水分又は湿度は、霧化、蒸発、蒸気混合、超加熱蒸気混合、超飽和蒸気混合などが挙げられるがこれらに限定されない、当該技術分野において既知のいかなる方法で導入されてもよい。ガスは、そのガス温度で約1%〜約100%の範囲の相対湿度に加湿されてよい。
本方法の幾つかの実施形態では、ガスを断続的に推進し、タンポンプレジット20を安定化させてもよい。これは、ガス流の急速なパルスを含んでよく、また「処理」及び「保持」方法を含む。処理及び保持方法では、金型ハウジング58の中のタンポンプレジット20は、金型を通って推進されるガスで「処理」され、次に推進されるガスのない金型の中でタンポンが「保持」される時間があり、その後、プレジット20は引き出される。本方法の1つの実施形態では、ガスが金型の中のタンポンを通って推進され、タンポンプレジット20は推進されるガスのない金型の中で「保持」され、次に再度、ガスがタンポンを通って推進され、その後、タンポンプレジット20は引き出される。本方法の別の実施形態では、ガスが金型の中のタンポンを通って推進され、タンポンプレジット20は推進されるガスのない金型の中で「保持」され、次に、冷たい空気がタンポンを通って推進される。処理及び保持方法の大部分の実施形態では、圧縮したタンポンプレジット20は、約1秒〜約10秒間、又は約2秒〜8秒間、推進されるガスで処理される。タンポンは、約1秒〜約15秒間、又は約2秒〜約10秒間保持される。
当業者には明らかなように、金型ハウジング58の中にタンポンプレジットを保持しつつ、ガス流量、温度、圧力及び組成物を変化させ、所望の結果を得ることができる。例えば、安定化プロセス中に湿度を変えることができる。幾つかの実施形態では、本方法は、ガス制御及び/又は監視手段を含んで、目標とするガス状態を得てもよい。故に、ガスの出入りの状態を監視できる。その上、ガスの出入りの状態を変化させて、ガス流の流量、温度、組成物及び圧力を調節し、所望の結果を得てもよい。
同じガス組成物又は異なるガス組成物のいずれででも、ガスの流れは逆が可能なので、少なくとも一時的には出口及び入口の役割は逆になる。本方法は、様々な組成物、温度、流量及び圧力を含むがこれらに限定されない様々な特性を有するガスを運ぶ多数のガス供給54及び入口を調製することを含んでもよい。これらのガス供給54は別々に使用されてもよく、同時に使用されてもよい。幾つかの実施形態における本方法の一部又は全体を通して所望する場合、吸引若しくは真空が適用されて、タンポンを通るガスの流れを援助するか、又は金型内の圧力を低下させてもよい。例えば、金型内部の圧力は、所定の持続時間、大気圧を超えて上昇してもよい。
安定化の必要性を超えて、安定化プロセス前、後、又は同プロセス中にタンポンを調湿するために、ガスの流れが使用可能である。更に、製品に調整剤を導入するためにガス流が使用可能である。これらの調整剤は、安定化プロセスの前、後、又は同プロセス中に導入可能である。調整剤には、薬剤、保湿剤、界面活性剤、潤滑剤、殺菌剤、殺真菌剤、殺精子剤、香料、及び他の調整剤が挙げられる。
(実施例1)
吸収性材料及び外装を含むタンポンプレジットが作製される。吸収性材料は、幅約70mm及び長さ約48mmの寸法を有する、780g/m2の坪量の、レーヨン75%及び綿繊維25%から作製される。外装材料は、幅約168mm及び長さ約48mmの寸法を有する、レーヨン50%及びポリエステル50%の水流交絡したブレンドを含む不織布材から作製される。綿を含む引き抜き手段を有するタンポンプレジットが作製される。次に、タンポンプレジットは、直径約14mm及び長さ約46mmまで軸線方向及び長手方向に圧縮される。タンポンプレジットは通気性金型の中に配置される。通気性金型は単一であり、軸線方向の複数個の孔を有する。タンポンプレジットを含む通気性金型が、装置の金型ハウジングの中に配置される。空気が100℃に加熱され、75%の相対湿度に加湿される。空気は、3.8L/s(8scfm)でタンポンプレジットを通って軸線方向に2〜30秒間推進される。次に、タンポンプレジットが通気性金型から引き出される。
(実施例2)
米国特許出願番号10/150050、名称「ほぼS字状に成形したタンポン(Substantially Serpentine Shaped Tampon)」により、成形したタンポンプレジットが作製される。吸収性材料及び外装を含むタンポンプレジットが作製される。吸収性材料は、幅約70mm及び長さ約48mmの寸法を有する、780g/m2の坪量の、レーヨン75%及び綿繊維25%である。外装材料は、幅約168mm及び長さ約48mmの寸法を有する、ポリエチレンで囲まれたポリプロピレンのコアを有するバイコンポーネント繊維から作製される。次に、タンポンプレジットは、軸線方向及び長手方向に圧縮されて、同じ形を有する通気性金型の中で、46mmの長さに沿って断面積及び直径が連続的に変化するS字状の形を有するタンポンプレジットを形成する。通気性金型は、放射状及び軸線方向の複数個の孔を有する分離空洞金型である。通気性金型は、装置のハウジングの中に配置される。空気が100℃に加熱され、75%の相対湿度に加湿される。空気は、3.8L/s(8scfm)で2〜3秒間推進される。ガスがタンポンプレジットを通って推進されることなく、同プレジットが金型の中に5秒間残されるか又は「保持」され、その後、プレジットがその通気性金型から引き出される。
(実施例3)
吸収性材料及び外装を含むタンポンプレジットが作製される。吸収性材料は、幅約70mm及び長さ約48mmの寸法を有するギャラクシー(GALAXY)レーヨン100%から作製される。外装材料は、幅約168mm及び長さ約48mmの寸法を有する、ポリエチレンで囲まれたポリプロピレンのコアを含む不織布の外装から作製される。綿を含む引き抜き手段を有するタンポンプレジットが作製される。タンポンプレジットは軸線方向及び長手方向に圧縮されて、直径約14mm及び長さ約46mmのタンポンプレジットを形成する。タンポンプレジットは、通気性金型の中に配置される。通気性金型は単一であり、軸線方向の複数個の孔を有する。タンポンプレジットを含む通気性金型が、装置のハウジングの中に配置される。ガスが100℃に加熱され、75%に加湿される。ガスは、3.8L/s(8scfm)で軸線方向に2〜3秒間推進される。次に、ガスがプレジットを通って推進されることなく、タンポンは金型に5秒間残されるか、又は「保持」される。次に、5秒で冷たい空気が推進される。ガスは、23℃に冷却され、50%の相対湿度に加湿される。空気が1〜2秒間推進される。プレジットが金型から引き出される。
(実施例4)
吸収性材料及び外装を含むタンポンプレジットが作製される。吸収性材料は、幅約70mm及び長さ48mmの寸法を有する、780g/m2の坪量の、レーヨン75%及び綿繊維25%から作製される。外装は、幅約168mm及び長さ約48mmの寸法を有する、ポリエチレンで囲まれたポリプロピレンのコアを有するバイコンポーネント繊維を含む不織布材である。タンポンプレジットは、綿を含む引き抜き手段も具備している。タンポンプレジットは軸線方向及び長手方向に圧縮されて、直径約14mm及び長さ約46mmのタンポンプレジットを形成する。タンポンプレジットは通気性金型の中に配置される。通気性金型は分離空洞金型であり、放射状の複数個の孔を有する。タンポンプレジットを含む通気性金型が、装置のハウジングの中に配置される。ガスが100℃に加熱され、75%の相対湿度に加湿される。ガスは、3.8L/s(8scfm)で2〜3秒間、放射状に推進される。次に、タンポンプレジットが通気性金型から引き出される。
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれているが、どの文献の引用も、それが本発明に関する先行技術であるとの容認と解釈されるべきではない。
本発明の特定の実施形態を例示し記載したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。それ故に、添付の請求項は、本発明の範囲内にあるそのような変更及び修正を全て包含することを意図するものである。
金型に沿って軸線方向に位置する孔を有する通気性金型の単一の実施形態の断面図。 金型に沿って放射状に位置する孔を有する通気性金型の単一の実施形態の断面図。 第1分離空洞金型部材と第2分離空洞金型部材との間に位置する圧縮したタンポンプレジットを有する分離空洞金型の分解図。 金型に沿って軸線方向に位置する孔を有する第1分離空洞金型部材の平面図。 金型に沿って放射状に位置する孔を有する第1分離空洞金型部材の平面図。 金型に沿って軸線方向に位置する孔を有する分離空洞金型の側面図。 金型に沿って放射状に位置する孔を有する分離空洞金型の側面図。 本発明の方法の1つの実施形態のダイヤグラム。 本発明の方法の1つの実施形態のダイヤグラム。

Claims (10)

  1. a.圧縮したタンポンプレジットを調製することと、
    b.前記圧縮したタンポンプレジットに強制的にガスを通すことを更に含み、その間、前記圧縮したタンポンプレジットが圧縮状態を維持すること、からなる
    安定化した圧縮したタンポンを製造する方法。
  2. 前記圧縮したタンポンプレジットが通気性金型の中で維持される請求項1に記載の方法。
  3. 前記金型が少なくとも1個の孔を含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記ガスが、空気、酸素、窒素、アルゴン、二酸化炭素、蒸気、エーテル、フレオン、不活性ガス及びこれらの混合物から成る群から選択される請求項1に記載の方法。
  5. 前記ガスが0.2〜4.0L/sの速度で推進される請求項1に記載の方法。
  6. 前記圧縮したタンポンプレジットを安定化するために前記ガスを断続的に推進する請求項1に記載の方法。
  7. 前記ガスを加熱する工程を更に含む請求項1に記載の方法。
  8. 前記ガスを加湿する工程を更に含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記ガスが、1%〜100%の範囲の相対湿度に加湿される請求項1に記載の方法。
  10. 前記圧縮したタンポンプレジットが、水の0重量%〜30重量%の湿分含量を有する請求項1に記載の方法。
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