JP4937716B2 - 携帯型テレビ端末装置およびタイムシフト再生方法 - Google Patents

携帯型テレビ端末装置およびタイムシフト再生方法 Download PDF

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本発明は、現在放送中のテレビ番組を録画しつつ、録画済みのテレビ番組を同時に再生する携帯型テレビ端末装置およびタイムシフト再生方法に関するものである。
据え置き型のテレビ装置には、放送中のテレビ番組をビデオのように一時停止したり巻き戻したりして見ることができるタイムシフトという機能がある。このタイムシフトはあらかじめテレビ番組を録画しておき、視聴者が視聴するタイミングで録画開始時のデータから再生しつつ、放送中の番組を録画する技術である。タイムシフトは、例えば地上デジタルテレビジョン放送を視聴可能な携帯電話機等の携帯型テレビ端末装置では、電話が掛かってきたときや、駅の改札の出入り時、電子メール作成時などの番組を視聴できない場合において威力を発揮し、携帯型テレビ端末装置は、このときタイムシフトを使用すれば、視聴を一時停止しても裏で録画し続け、視聴を再開するときに停止した箇所から後追いで再生することができる。
また、タイムシフト再生は過去の映像であるため、現在の映像が見たいという要望がある。そこで、特許文献1では、タイムシフト映像とリアルタイム映像を常に両方表示することで、例えば臨時ニュースを逃さずに視聴できるようにしている。一方、Picture in Pincture(以降PinPと省略する)と呼ばれる技術がある。PinPは表示中の画像に別の画像を重ね合わせる技術である。
特開2005−39496号公報
据え置き型のテレビ装置であれば、タイムシフトによるテレビ番組の再生は、放送設備の事故などを除いてほぼ可能である。しかし、携帯型テレビ端末装置では、タイムシフトの機能を搭載した場合、録画開始時は放送を正常に受信できても、端末装置が受信状態の悪い場所に移動する等によりタイムシフト中に受信状態が悪化して現在の放送が受信できなくなる場合がある。この場合、端末装置から通知はなく、端末装置は受信済みデータのみを再生する。これでは番組の一部分を視聴できない。放送を受信できるか否かを表す方法として一般的に考えられる方法は、アンテナバーなどのアイコンを表示することである。しかし、視聴者は番組に集中しているので常にアイコンに注意するとは限らない。また全画面表示にした場合、アイコンが表示されない。たとえアイコンを重ねあわせ表示したとしても、視聴者が録画した放送データがどれだけ悪いのか判断しにくい。そこで視聴者の意識がすぐに働き、かつ録画した放送データの良し悪しがわかるような表示方法が望まれる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、タイムシフト再生中にテレビ放送の受信感度が悪化しても、視聴者がテレビ放送の受信感度が悪くなったことを直ちに知ることができる携帯型テレビ端末装置およびタイムシフト再生方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の携帯型テレビ端末装置は、動画像信号を受信する第1の受信手段と、該第1の受信手段で受信した動画像信号をメモリに記録しつつ、該メモリに記録済みの動画像信号の再生を同時に実行するタイムシフト再生手段と、再生された動画像信号を表示部へ出力する出力手段と、前記タイムシフト再生中に前記第1の受信手段の受信感度が悪化した場合、再生動作を一時停止する制御手段とを備え、前記制御手段は、再生動作を一時停止した前記タイムシフト再生映像に前記第1の受信手段で受信中の動画像信号に基づくリアルタイム映像を重ねて表示するように制御することを特徴とする。
また、本発明の携帯型テレビ端末装置は、動画像信号を受信する第1の受信手段と、該第1の受信手段で受信した動画像信号をメモリに記録しつつ、該メモリに記録済みの動画像信号の再生を同時に実行するタイムシフト再生手段と、再生された動画像信号を表示部へ出力する出力手段と、前記タイムシフト再生中に前記第1の受信手段の受信感度が悪化した場合、再生動作を一時停止する制御手段とを備え、前記第1の受信手段とは異なる動画像信号を受信する第2の受信手段を少なくとも1つ備え、前記制御手段は、再生動作を一時停止した前記タイムシフト再生映像に前記第2の受信手段で受信中の動画像信号に基づくリアルタイム映像を重ねて表示するように制御することを特徴とする。
また、本発明の携帯型テレビ端末装置は、動画像信号を受信する第1の受信手段と、該第1の受信手段で受信した動画像信号をメモリに記録しつつ、該メモリに記録済みの動画像信号の再生を同時に実行するタイムシフト再生手段と、再生された動画像信号を表示部へ出力する出力手段と、前記タイムシフト再生中に前記第1の受信手段の受信感度が悪化した場合、再生動作を一時停止する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記メモリに予め記憶されている代替動画像信号に基づく代替映像を、再生動作を一時停止した前記タイムシフト再生映像に重ねて表示するように制御し、前記制御手段は、前記タイムシフト再生中の番組のジャンルによって表示する前記代替映像を変更することを特徴とする。
前記制御手段は、前記第1の受信手段で受信できたフレームと略同一のタイミングのフレームの映像のみを前記タイムシフト再生映像に重ねて表示するように制御することが好ましい。
また、本発明の携帯型テレビ端末装置は、動画像信号を受信する第1の受信手段と、該第1の受信手段で受信した動画像信号をメモリに記録しつつ、該メモリに記録済みの動画像信号の再生を同時に実行するタイムシフト再生手段と、再生された動画像信号を表示部へ出力する出力手段と、前記タイムシフト再生中に前記第1の受信手段の受信感度が悪化した場合、再生動作を一時停止する制御手段とを備え、前記制御手段は、番組が終了した場合、前記タイムシフト再生を再開することを特徴とする。
前記制御手段は、番組が終了した場合、再生動作を一時停止した前記タイムシフト再生映像に重ねて表示した映像の表示を中止するとともに前記タイムシフト再生を再開することが好ましい。
また、本発明の携帯型テレビ端末装置は、動画像信号を受信する第1の受信手段と、該第1の受信手段で受信した動画像信号をメモリに記録しつつ、該メモリに記録済みの動画像信号の再生を同時に実行するタイムシフト再生手段と、再生された動画像信号を表示部へ出力する出力手段と、前記タイムシフト再生中に前記第1の受信手段の受信感度が悪化した場合、再生動作を一時停止する制御手段とを備え、前記制御手段は、番組が終了した場合、前記第1の受信手段の受信感度に応じて前記タイムシフト再生を一時停止する制御を中止することを特徴とする。
また、本発明のタイムシフト再生方法は、携帯型テレビ端末装置のタイムシフト再生方法において、タイムシフト再生中に受信感度が悪化した場合、前記携帯型テレビ端末装置が、再生動作を一時停止し、再生動作を一時停止した前記タイムシフト再生映像にリアルタイム映像を重ねて表示することを特徴とする。
また、本発明のタイムシフト再生方法は、携帯型テレビ端末装置のタイムシフト再生方法において、タイムシフト再生中に受信感度が悪化した場合、前記携帯型テレビ端末装置が、再生動作を一時停止し、当該タイムシフトとは異なる受信手段のリアルタイム映像を、タイムシフト再生映像に重ねて表示することを特徴とする。
また、本発明のタイムシフト再生方法は、携帯型テレビ端末装置のタイムシフト再生方法において、タイムシフト再生中に受信感度が悪化した場合、前記携帯型テレビ端末装置が、再生動作を一時停止し、タイムシフト再生中の番組のジャンルに依存する代替映像を、タイムシフト再生映像に重ねて表示することを特徴とする。
また、本発明のタイムシフト再生方法は、携帯型テレビ端末装置のタイムシフト再生方法において、タイムシフト再生中に受信感度が悪化した場合、前記携帯型テレビ端末装置が、再生動作を一時停止し、番組が終了した場合、前記タイムシフト再生を再開することを特徴とする。
また、本発明のタイムシフト再生方法は、携帯型テレビ端末装置のタイムシフト再生方法において、タイムシフト再生中に受信感度が悪化した場合、前記携帯型テレビ端末装置が、再生動作を一時停止し、番組が終了した場合、受信感度に応じて前記タイムシフト再生を一時停止する制御を中止することを特徴とする。
本発明は、タイムシフト再生中にテレビ放送の受信感度が悪化した場合に、タイムシフト再生を一時停止するので、視聴者が現在のテレビ放送の受信感度が悪くなったことを直ちに知ることができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の携帯型テレビ端末装置の概略構成を示す機能ブロック図である。携帯型テレビ端末装置100は、デジタル放送を受信するアンテナ101と、デジタル放送用チューナ(第1の受信手段)102と、デジタル放送用チューナ102から出力されたMPEG−2 TS(Transport Stream)を映像や音声などに分割するDEMUX103と、DEMUX103で分割されたパケットをデコードするセクション解析部104、映像復号部105および音声復号部106と、セクション解析部104および映像復号部105でデコードされた映像を表示する表示部107と、音声復号部106でデコードされた音声を出力するスピーカ108と、セクション解析部104で解析されたデータの保持や番組の録画、さらに代替映像を記憶するための記憶装置109と、タイムシフト機能を備えたタイムシフト部(タイムシフト再生手段)110と、チューナを監視し、エラーやパケットロス、BER(Bit Error Rate)、受信電力などを取得して、それらの1つもしくは複数からチューナの受信感度として数値化するチューナ監視部111と、全体を制御する制御部(制御手段)112とからなる。なお、図1において、各ブロックを結ぶ実線と点線は、それぞれデータの流れと信号線を表す。また、DEMUX103、セクション解析部104、映像復号部105および音声復号部106は、表示部107およびスピーカ108へ映像・音声を出力する出力手段を構成する。
始めにタイムシフト機能について図1を用いて説明する。タイムシフト機能は、チューナ102から出力されるMPEG−2 TSを、通常の視聴であればDEMUX103に入力するところを、タイムシフト部110を介して記憶装置109に記憶しながら、記憶装置109にある過去のMPEG−2 TSデータをDEMUX103に渡すことで、現在放送中のテレビ番組を録画しながら、過去に遡ってその番組を視聴できる機能である。
次に、本発明の第1の実施の形態について説明する。図2は、第1の実施の形態を説明するフローチャートである。始めに視聴者が前述したタイムシフト機能を利用している状態であるとする。このときチューナ監視部111は定期的にチューナ102の受信感度を取得し、取得した受信感度が閾値N以下となった場合、制御部112に通知する(S201)。制御部112は、チューナ監視部111よりチューナ102の受信感度が閾値N以下となった旨の通知を受けると、タイムシフト部110にタイムシフト再生を一時停止するよう通知し、タイムシフト部110は、記憶装置109に記憶されているMPEG−2 TSデータのDEMUX103への入力を停止させる。また、制御部112は、DEMUX103、セクション解析部104、映像復号部105、音声復号部106を停止させることでタイムシフト再生を一時停止する(S202)。チューナ監視部111は定期的にチューナ102の受信感度を取得し、受信感度が閾値Nより大きくなった場合、制御部112に通知する(S203)。制御部112は、チューナ監視部111よりチューナ102の受信感度が閾値Nより大きくなった旨の通知を受けると、タイムシフト部110にタイムシフト再生を再開するよう通知し、タイムシフト部110は、記憶装置109の一時停止した箇所以降のMPEG−2 TSデータをDEMUX103に入力させる。そして、DEMUX103は、記憶部109から入力されるデータを分割したパケットを、セクション解析部104、映像復号部105および音声復号部106に出力し、セクション解析部104および映像復号部105は表示部107に映像を出力し、音声復号部106はスピーカ108に音声を出力することでタイムシフト再生を再開する(S204)。
第1の実施の形態では、タイムシフト再生中にテレビ放送の受信感度が悪化した場合に、タイムシフト再生を一時停止するので、視聴者は現在のテレビ放送の受信感度が悪くなったことを直ちに知ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は、第2の実施の形態を説明するフローチャートであり、図4は、表示部107に表示する映像の例である。始めに視聴者が前述したタイムシフト機能を利用している状態であるとする。このときチューナ監視部111は定期的にチューナ102の受信感度を取得し、取得した受信感度が閾値N以下となった場合、制御部112に通知する(S301)。制御部112は、チューナ監視部111よりチューナ102の受信感度が閾値N以下となった旨の通知を受けると、タイムシフト部110にタイムシフト再生を一時停止するよう通知し、タイムシフト部110は、記憶装置109に記憶されているMPEG−2 TSデータのDEMUX103への入力を停止させる。また、制御部112は、DEMUX103、セクション解析部104、映像復号部105、音声復号部106を停止させることでタイムシフト再生を一時停止する(S302)。そして、制御部112は、チューナ102の出力であるMPEG−2 TSデータ、即ち、現在受信中の放送データ(リアルタイム受信データ)をDEMUX103に入力させる。また、制御部112は、セクション解析部104、映像復号部105、表示部107に対して、再生を一時停止しているタイムシフト再生の映像に、リアルタイム受信データの映像をPinP表示するように通知する。そして、DEMUX103は、セクション解析部104、映像復号部105および音声復号部106にリアルタイム受信データを分割したパケットを入力し、セクション解析部104および映像復号部105は表示部107にリアルタイム受信データに基づく映像(リアルタイム映像)を出力し、音声復号部106はスピーカ108にリアルタイム受信データに基づく音声(リアルタイム音声)を出力することでPinP表示を行う(S303)。このとき、チューナ102の出力であるMPEG−2 TSデータ、即ち、リアルタイム受信データは、DEMUX103、タイムシフト部110の両方に出力される。さらに、このとき音声はリアルタイム映像の音声となる。
図4の例ではタイムスタンプが21:00:00であるデータからタイムシフト再生を開始し、タイムスタンプが21:24:00であるデータまでタイムシフト再生したところであり、このときのリアルタイム受信データは21:25:00である。21:25:00のデータを受信中にチューナ102の受信感度が悪化した場合、タイムスタンプが21:24:00のデータでタイムシフト再生を一時停止し、21:25:00からリアルタイム映像がPinP表示される。
第2の実施の形態では、タイムシフト再生中にテレビ放送の受信感度が悪化した場合に、タイムシフト再生の映像(タイムシフト映像)にリアルタイム映像をPinP表示するので、視聴者に意識させやすい。またリアルタイム映像を表示するので、視聴者は視聴に耐えうる映像かどうかを判断することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図5は、第3の実施の形態を説明するフローチャートであり、図6は、表示部107に表示する映像の例である。S403までは第2の実施の形態のS303までと同じため説明を省き、S404から説明する。PinP表示中もチューナ監視部111は、定期的にチューナ102の受信感度を取得し、取得した受信感度が閾値Nより大きくなった場合、制御部112に通知する(S404)。制御部112はチューナ102からDEMUX103へのMPEG−2 TSデータの入力を停止し、DEMUX103、セクション解析部104、映像復号部105、音声復号部106を停止させ、セクション解析部104、映像復号部105、表示部107に対して、PinP表示を中止するように通知する(S405)。制御部112はタイムシフト部110に一時停止した箇所からの再生開始を通知し、タイムシフト部110は、記憶装置109の一時停止した箇所以降のMPEG−2 TSデータをDEMUX103に入力させる。そして、DEMUX103は、記憶部109から入力されるデータを分割したパケットを、セクション解析部104、映像復号部105および音声復号部106に入力し、セクション解析部104および映像復号部105は表示部107に映像を出力し、音声復号部106はスピーカ108に音声を出力することでタイムシフト再生を再開する(S406)。
ここでフローチャートに図示しないが、PinP表示を視聴者自ら解除できるように、PinP表示中(S403)にPinP表示を終了するメニューを表示または終了ボタンに割り当て、そのメニューにて選択または終了ボタンが押下されたならばS405以降の処理を行う機能を搭載しても良い。
図6の例では、タイムスタンプが21:00:00であるデータからタイムシフト再生を開始し、タイムスタンプが21:24:00であるデータまでタイムシフト再生したところであり、このときのリアルタイム受信データは21:25:00である。21:25:00のデータを受信中にチューナ102の受信感度が悪化した場合、タイムスタンプが21:24:00のデータでタイムシフト再生を一時停止し、21:25:00からのリアルタイム映像がPinP表示される。視聴者が移動したり、方向を変更するなどして21:25:05のリアルタイム受信データよりチューナ102の受信感度が改善されたとき、PinP表示を中止し、21:24:00のデータからタイムシフト再生を再開する。
第3の実施の形態では、PinP表示中に受信感度が改善されたならばPinP表示が消え、一時停止していたタイムシフト再生が再開されるので、視聴者は映像を見逃すことなく視聴できる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図7は、第4の実施の形態を説明するフローチャートであり、図8は、表示部107に表示する映像の例である。S503からS505以外は第3の実施の形態と同じため説明を省き、S503からS505のみを説明する。タイムシフト再生を停止した(S502)後、制御部112は、図1に図示しない第2のチューナ(第2の受信手段)の電源を入れる(S503)。そして、第2のチューナでタイムシフト中のチャンネル以外の別チャンネルにチューニングする(S504)。チューニングする別チャンネルは、周波数がタイムシフト中のチャンネルに最も近いチャンネルにする。こうすることでチャンネル間の受信感度の誤差をできるだけ吸収する。そしてチューニングしたチャンネルのMPEG−2 TSデータをDEMUX103に入力し、セクション解析部104、映像復号部105、表示部107に対して、PinP表示するように通知する。そして、DEMUX103は、セクション解析部104、映像復号部105および音声復号部106に第2のチューナで受信したデータを分割したパケットを入力し、セクション解析部104および映像復号部105は表示部107に映像を出力し、音声復号部106はスピーカ108に音声を出力することでPinP表示を行う(S505)。図8は、S505のPinP表示例である。PinP表示では別のチャンネルの映像が表示される。
第4の実施の形態では、PinP表示するリアルタイム映像を、タイムシフト中のチャンネル以外のチャンネルの映像とするので、視聴者にタイムシフト再生中の番組の先を見せないようにすることができる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。図9は、第5の実施の形態を説明するフローチャートであり、図10は、再生するデータを示す図である。始めに視聴者が前述したタイムシフト機能を利用してタイムシフト再生を実行中であるとする。このとき、制御部112は、図1に図示しない第2のチューナ(第2の受信手段)の電源を入れる(S601)。次に、制御部112は、チューナ監視部111と第2のチューナに対してチャンネルスキャンを通知し、第2のチューナは、チャンネルスキャンで取得したチャンネルリストのチャンネルに一定の間隔でチューニングし、チューナ監視部111は、その受信感度を計測する。チューナ監視部111は、受信感度が最も良い別チャンネルを制御部112に通知し、制御部112は、第2のチューナに対して受信感度が最も良いと通知された別チャンネルへのチューニングと、タイムシフト部110へのMPEG−2 TSデータの送信を指示する(S602)。
タイムシフト部110は、第2のチューナからMPEG−2 TSを受信すると記憶装置109へバッファリングする。受信感度が悪化した場合にすぐに映像を表示するだけのバッファ量でよいので、バッファはリングバッファを用いる(S603)。そして、チューナ監視部111は定期的に第1のチューナ(第1の受信手段)102の受信感度を取得する(S604)。もし第1のチューナの受信感度が閾値Nよりも大きい場合は、チューナ監視部111は定期的に第2のチューナの受信感度を取得する(S605)。もし第2のチューナの受信感度が閾値Mよりも大きい場合は、S604に戻る。第2のチューナの受信感度が閾値M以下の場合は、第2のチューナが現在チューニングしているチャンネルの受信感度が悪化したのでS602と同じ処理を行うことで、再度受信感度の良い別チャンネルにチューニングしなおす(S606)。そしてS603と同じ処理でバッファリングを行う(S607)。
S604において、第1のチューナの受信感度が閾値N以下の場合は、タイムシフト再生を一時停止してから(S608)バッファリングしてある第2のチューナのデータの映像を、第1のチューナのデータにあわせて間引きしてPinP表示を行う(S609)。S609については図10を用いて詳しく説明する。図10は、受信感度の良い別チャンネルでは正常受信していて、タイムシフト再生中のチャンネルがタイムスタンプ21:25:00のデータから受信感度が悪化した場合の蓄積映像データを示している。小さな長方形は1フレームの映像データを表している。21:25:00で受信感度が悪化したとき、受信感度の良い別チャンネルの映像をPinP表示するが、このときタイムシフト再生中のチャンネルで受信できたフレームと同じタイミングのフレーム(チャンネルごとに表示するタイミングが異なる場合は近いタイミングのフレーム)のみをPinP表示する。このようにすることで、タイムシフト再生中のチャンネルの受信感度が悪化し、受信感度の良い別のチャンネルをPinP表示しても、受信感度の良い別のチャンネルの映像をタイムシフト中のチャンネルの受信感度に合わせて表示するので、ユーザはタイムシフト再生中のチャンネルの受信状況を知ることが可能となる。なお、図10では映像フレームについて述べているが、音声に対しても同じ処理を行なっても良い。
S609のPinP表示中にはチューナ監視部111が定期的に第1のチューナ102の受信感度を取得している(S610)。もし取得した受信感度が閾値K以上の場合は、制御部112に通知する。制御部112は、第2のチューナからDEMUX103へのMPEG−2 TSデータの入力を停止し、DEMUX103、セクション解析部104、映像復号部105、音声復号部106を停止させ、セクション解析部104、映像復号部105、表示部107に対して、PinP表示を中止するように通知する(S611)。制御部112はタイムシフト部110に一時停止した箇所からの再生開始を通知し、タイムシフト部110は、記憶装置109の一時停止した箇所以降のMPEG−2 TSデータをDEMUX103に入力させる。そして、DEMUX103は、記憶部109から入力されるデータを分割したパケットを、セクション解析部104、映像復号部105および音声復号部106に入力し、セクション解析部104および映像復号部105は表示部107に映像を出力し、音声復号部106はスピーカ108に音声を出力することでタイムシフト再生を再開する(S612)。
第5の実施の形態では、タイムシフト再生中のチャンネル以外のチャンネルの映像を、タイムシフト中のチャンネルで受信できたフレームと同じタイミングで表示するので、視聴者にリアルタイム映像を見せずにリアルタイム映像の受信状況を知らせることができる。
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図11は、第6の実施の形態を説明するフローチャートであり、図12および図13は、表示部107に表示する映像の例である。S703以外は第3の実施の形態と同じため説明を省き、S703のみを説明する。制御部112は、あらかじめ記憶装置109に保存していたデータをDEMUX103に入力させ、セクション解析部104、映像復号部105、表示部107に対して、PinP表示するように通知する。そして、DEMUX103は、記憶部109から入力されるデータを分割したパケットを、セクション解析部104、映像復号部105および音声復号部106に入力し、セクション解析部104および映像復号部105は表示部107に映像を出力し、音声復号部106はスピーカ108に音声を出力することでPinP表示を行う(S703)。このときのPinP表示は、図10と同じように、タイムシフト中のチャンネルで受信できたフレームと同じタイミングのフレーム(近いタイミングのフレーム)のみをPinP表示と音声で再生してもよい。
図12はS703のPinP表示例である。図12は独楽が今にも止まりそうな映像をPinPで表示している。図13はS703の他のPinP表示例である。図13は番組のジャンルによって再生するファイルを変更することを示している。図13の(a)では番組がドラマであるのでドラマ用の独楽のファイルが再生され、(b)では番組がスポーツであるのでスポーツ用のサッカーボールのファイルが再生される様子を示している。
第6の実施の形態では、PinP表示するリアルタイム映像を代替映像とすることで、視聴者にタイムシフト再生中の番組の先を見せないようにすることができる。また、タイムシフト中のチャンネルで受信できたフレームと同じタイミングで代替映像を表示すれば、視聴者にリアルタイム映像を見せずにリアルタイム映像の受信状況を知らせることができる。また、番組のジャンルによって再生する代替映像を変えるので、視聴者にタイムシフト再生中の番組の先を見せないようにすることができ、さらにジャンルによって用意された代替映像によって受信感度を知らせることができる。
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。図14は、第7の実施の形態を説明するフローチャートであり、図15は、表示部107に表示する映像の例である。S803までは第2の実施の形態と同じため説明を省き、S804から説明する。PinP表示にてリアルタイム映像再生中、チューナ監視部111はチューナ102の受信感度を計測して、受信感度が閾値N以下の場合、制御部112に通知する(S804)。制御部112は計測した受信感度をタイムシフト部110に通知し、タイムシフト部110は受信感度を前回の受信感度(初期値は0)と比較する(S805)。計測した受信感度が前回の受信感度と異なっていれば、タイムシフト部110は制御部112に比較の結果を通知し、制御部112は、セクション解析部104、映像復号部105、表示部107に対して比較の結果に応じたPinP表示の画面サイズの変更を通知し、セクション解析部104、映像復号部105、表示部107はPinP表示の画面サイズを変更する(S806)。
S804において受信感度が閾値Nより大きい場合、チューナ監視部111は制御部112に通知し、制御部112はDEMUX103へのMPEG−2 TSデータの入力を停止し、DEMUX103、セクション解析部104、映像復号部105、音声復号部106を停止させ、セクション解析部104、映像復号部105、表示部107に対して、PinP表示を中止するように通知する(S807)。制御部112はタイムシフト部110に一時停止した箇所からの再生開始を通知し、タイムシフト部110は、記憶装置109の一時停止した箇所以降のMPEG−2 TSデータをDEMUX103に入力させる。そして、DEMUX103は、記憶部109から入力されるデータを分割したパケットを、セクション解析部104、映像復号部105および音声復号部106に入力し、セクション解析部104および映像復号部105は表示部107に映像を出力し、音声復号部106はスピーカ108に音声を出力することでタイムシフト再生を再開する(S808)。
図15はS806のPinP表示の画面サイズ変更例である。図15に示すように、受信感度が弱い順に(a)から(c)のように画面サイズを変更して表示する。リアルタイム映像の受信感度が良くなれば、画面サイズを小さくして、リアルタイム映像を見え難くしている。また、図15では受信感度を3段階で示しているが3段階以上であっても以下であっても良い。
第7の実施の形態では、PinP表示の画面サイズを受信感度によって変えるので、PinPに加えてさらに画面サイズでも視覚的に受信感度を表示することができる。
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。図16は、第8の実施の形態を説明するフローチャートである。始めに視聴者が前述したタイムシフト機能を利用している状態であるとする。このときリアルタイム映像の番組が番組終了時間を超えているか否かを判断し(S901)、越えている場合はタイムシフト再生のまま終了する。
ここで番組終了時間について説明する。地上デジタルテレビジョン放送では、番組配列情報が多重化されて放送される。その番組配列情報の一つにEIT(Event Information Table)がある。EITは番組の名称、放送日時、内容の説明など番組に関する情報を指示するテーブルであり、そのなかにstart_timeとdurationというフィールドがある。start_timeは対象イベントの番組開始時刻が記述され、durationは対象イベントの番組長が記載されている(ARIB STD−B10)。つまり番組終了時間はstart_timeにdurationを足した時間である。
S901において、リアルタイム映像の番組が番組終了時間を越えなければ、チューナ監視部111は定期的にチューナ102の受信感度を取得する。もし取得した受信感度が閾値N以下の場合、制御部112に通知する(S902)。
チューナ監視部111から通知を受けた制御部112は、タイムシフト部110にタイムシフト再生を一時停止するよう通知し、記憶装置109に記憶されているMPEG−2 TSデータのDEMUX103への入力を停止させる。また、制御部112はDEMUX103、セクション解析部104、映像復号部105、音声復号部106を停止させることでタイムシフト再生を一時停止する(S903)。そして、制御部112はチューナ102の出力であるMPEG−2 TSデータ、即ち、リアルタイム受信データをDEMUX103に入力させる。また、制御部112は、セクション解析部104、映像復号部105、表示部107に対して、再生を一時停止しているタイムシフト再生の映像に、リアルタイム受信データの映像をPinP表示するように通知する。そして、DEMUX103は、リアルタイム受信データを分割したパケットを、セクション解析部104、映像復号部105および音声復号部106に入力し、セクション解析部104および映像復号部105は表示部107に映像を出力し、音声復号部106はスピーカ108に音声を出力することでPinP表示を行う(S904)。
PinP表示中もチューナ監視部111は定期的にチューナ102の受信感度を取得する。もし取得した受信感度が閾値Nより大きい場合またはリアルタイム映像の番組が番組終了時間を超えた場合は、制御部112に通知する(S905)。制御部112は、チューナ102からDEMUX103へのMPEG−2 TSデータの入力を停止させ、DEMUX103、セクション解析部104、映像復号部105、音声復号部106を停止させ、セクション解析部104、映像復号部105、表示部107に対して、PinP表示を中止するように通知する(S906)。制御部112は、タイムシフト部110に一時停止した箇所からの再生開始を通知し、タイムシフト部110は、記憶装置109の一時停止した箇所以降のMPEG−2 TSデータをDEMUX103に入力させる。そして、DEMUX103は、記憶部109から入力されるデータを分割したパケットを、セクション解析部104、映像復号部105および音声復号部106に入力し、セクション解析部104および映像復号部105は表示部107に映像を出力し、音声復号部106はスピーカ108に音声を出力することでタイムシフト再生を再開する(S907)。
第8の実施の形態では、タイムシフト再生中にリアルタイム映像の番組が終了した場合は、受信環境が悪化してもPinP表示をしないので、視聴者にとって不必要な表示を避けることができる。
次に、本発明の第9の実施の形態について説明する。図17は、第9の実施の形態を説明するフローチャートである。始めにタイムシフト中に他のアプリケーションを操作しているとする。このとき他のアプリケーションが起動中であれば(S1001)、チューナ監視部111は定期的にチューナ102の受信感度を取得する。もし取得した受信感度が閾値N以下の場合は、制御部112に通知する(S1002)。制御部112はタイムシフト部110にリアルタイム映像の表示を通知し、タイムシフト部110は、現在受信中のMPEG−2 TSデータ、即ち、リアルタイム受信データをDEMUX103に入力させる。そして、DEMUX103は、セクション解析部104、映像復号部105および音声復号部106にリアルタイム受信データを分割したパケットを入力し、セクション解析部104および映像復号部105は表示部107に映像を出力し、音声復号部106はスピーカ108に音声を出力することでPinP表示を行う(S1003)。そしてチューナ監視部111は、定期的にチューナ102の受信感度を取得し、受信感度が閾値Nより大きい場合は、制御部112に通知する(S1004)。制御部112はDEMUX103へのMPEG−2 TSデータの入力を停止し、DEMUX103、セクション解析部104、映像復号部105、音声復号部106を停止させ、セクション解析部104、映像復号部105、表示部107に対してPinP表示を中止するように通知する(S1005)。そして他のアプリケーションが終了した段階で処理を終了する。
なお、本発明の実施の形態について第1から第9の実施の形態において個別に説明したが、本発明はそれに限定されることなく、これら1つ以上の実施の形態を適宜組み合わせたものについても適用できることは言うまでもない。また、映像データをMPEG−2 TSデータとして記載したが、MPEG4形式やその他の動画ファイルであっても良い。また、PinP表示する代替映像としては動画に限らず、静止画でも良い。
本発明の携帯型テレビ端末装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施の形態を説明するフローチャートである。 第2の実施の形態を説明するフローチャートである。 表示部に表示する映像の例である。 第3の実施の形態を説明するフローチャートである。 表示部に表示する映像の例である。 第4の実施の形態を説明するフローチャートである。 表示部に表示する映像の例である。 第5の実施の形態を説明するフローチャートである。 再生するデータを示す図である。 第6の実施の形態を説明するフローチャートである。 表示部に表示する映像の例である。 表示部に表示する映像の例である。 第7の実施の形態を説明するフローチャートである。 表示部に表示する映像の例である。 第8の実施の形態を説明するフローチャートである。 第9の実施の形態を説明するフローチャートである。
符号の説明
100 携帯型テレビ端末装置
101 アンテナ
102 デジタル放送用チューナ
103 DEMUX
104 セクション解析部
105 映像復号部
106 音声復号部
107 表示部
108 スピーカ
109 記憶装置
110 タイムシフト部
111 チューナ監視部
112 制御部

Claims (12)

  1. 動画像信号を受信する第1の受信手段と、
    該第1の受信手段で受信した動画像信号をメモリに記録しつつ、該メモリに記録済みの動画像信号の再生を同時に実行するタイムシフト再生手段と、
    再生された動画像信号を表示部へ出力する出力手段と、
    前記タイムシフト再生中に前記第1の受信手段の受信感度が悪化した場合、再生動作を一時停止する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、再生動作を一時停止した前記タイムシフト再生映像に前記第1の受信手段で受信中の動画像信号に基づくリアルタイム映像を重ねて表示するように制御することを特徴とする携帯型テレビ端末装置。
  2. 動画像信号を受信する第1の受信手段と、
    該第1の受信手段で受信した動画像信号をメモリに記録しつつ、該メモリに記録済みの動画像信号の再生を同時に実行するタイムシフト再生手段と、
    再生された動画像信号を表示部へ出力する出力手段と、
    前記タイムシフト再生中に前記第1の受信手段の受信感度が悪化した場合、再生動作を一時停止する制御手段と、を備え、
    前記第1の受信手段とは異なる動画像信号を受信する第2の受信手段を少なくとも1つ備え、
    前記制御手段は、再生動作を一時停止した前記タイムシフト再生映像に前記第2の受信手段で受信中の動画像信号に基づくリアルタイム映像を重ねて表示するように制御することを特徴とする携帯型テレビ端末装置。
  3. 動画像信号を受信する第1の受信手段と、
    該第1の受信手段で受信した動画像信号をメモリに記録しつつ、該メモリに記録済みの動画像信号の再生を同時に実行するタイムシフト再生手段と、
    再生された動画像信号を表示部へ出力する出力手段と、
    前記タイムシフト再生中に前記第1の受信手段の受信感度が悪化した場合、再生動作を一時停止する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記メモリに予め記憶されている代替動画像信号に基づく代替映像を、再生動作を一時停止した前記タイムシフト再生映像に重ねて表示するように制御し、
    前記制御手段は、前記タイムシフト再生中の番組のジャンルによって表示する前記代替映像を変更することを特徴とする携帯型テレビ端末装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の受信手段で受信できたフレームと略同一のタイミングのフレームの映像のみを前記タイムシフト再生映像に重ねて表示するように制御することを特徴とする請求項2、3のいずれかに記載の携帯型テレビ端末装置。
  5. 動画像信号を受信する第1の受信手段と、
    該第1の受信手段で受信した動画像信号をメモリに記録しつつ、該メモリに記録済みの動画像信号の再生を同時に実行するタイムシフト再生手段と、
    再生された動画像信号を表示部へ出力する出力手段と、
    前記タイムシフト再生中に前記第1の受信手段の受信感度が悪化した場合、再生動作を一時停止する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、番組が終了した場合、前記タイムシフト再生を再開することを特徴とする携帯型テレビ端末装置。
  6. 前記制御手段は、番組が終了した場合、再生動作を一時停止した前記タイムシフト再生映像に重ねて表示した映像の表示を中止するとともに前記タイムシフト再生を再開することを特徴とする請求項のいずれかに記載の携帯型テレビ端末装置。
  7. 動画像信号を受信する第1の受信手段と、
    該第1の受信手段で受信した動画像信号をメモリに記録しつつ、該メモリに記録済みの動画像信号の再生を同時に実行するタイムシフト再生手段と、
    再生された動画像信号を表示部へ出力する出力手段と、
    前記タイムシフト再生中に前記第1の受信手段の受信感度が悪化した場合、再生動作を一時停止する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、番組が終了した場合、前記第1の受信手段の受信感度に応じて前記タイムシフト再生を一時停止する制御を中止することを特徴とする携帯型テレビ端末装置。
  8. 携帯型テレビ端末装置のタイムシフト再生方法において、
    タイムシフト再生中に受信感度が悪化した場合、前記携帯型テレビ端末装置が、再生動作を一時停止し、再生動作を一時停止した前記タイムシフト再生映像にリアルタイム映像を重ねて表示することを特徴とするタイムシフト再生方法。
  9. 携帯型テレビ端末装置のタイムシフト再生方法において、
    タイムシフト再生中に受信感度が悪化した場合、前記携帯型テレビ端末装置が、再生動作を一時停止し、当該タイムシフトとは異なる受信手段のリアルタイム映像を、タイムシフト再生映像に重ねて表示することを特徴とするタイムシフト再生方法。
  10. 携帯型テレビ端末装置のタイムシフト再生方法において、
    タイムシフト再生中に受信感度が悪化した場合、前記携帯型テレビ端末装置が、再生動作を一時停止し、タイムシフト再生中の番組のジャンルに依存する代替映像を、タイムシフト再生映像に重ねて表示することを特徴とするタイムシフト再生方法。
  11. 携帯型テレビ端末装置のタイムシフト再生方法において、
    タイムシフト再生中に受信感度が悪化した場合、前記携帯型テレビ端末装置が、再生動作を一時停止し、番組が終了した場合、前記タイムシフト再生を再開することを特徴とするタイムシフト再生方法。
  12. 携帯型テレビ端末装置のタイムシフト再生方法において、
    タイムシフト再生中に受信感度が悪化した場合、前記携帯型テレビ端末装置が、再生動作を一時停止し、番組が終了した場合、受信感度に応じて前記タイムシフト再生を一時停止する制御を中止することを特徴とするタイムシフト再生方法。
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