JP4936109B2 - 波形解析装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被測定波形をディジタル信号に変換し、この変換したディジタル信号によって被測定波形の波形解析を行う波形解析装置に関し、詳しくは、波形を複数枚重ねて表示することにより、異常波形や波形パラメータの抽出をすることができる波形解析装置に関する。
一般に、波形解析装置(例えばディジタルオシロスコープ)は、被測定波形を波形データとしてメモリに格納すると共に、この波形データを解析し所定のフォーマットで表示するものであり、各種分野の研究開発、品質管理、保守作業における波形測定手段として広く使用されている。
また、このような波形解析装置の機能としては波形解析機能、波形表示処理機能があり、例えば研究開発において保存した波形データと新たに取得した波形データの比較や解析を行うことができる。この様な、波形解析装置の先行技術文献としては次のようなものがある。
特開2002−357623号公報
以下、図6を参照して従来の波形解析装置について説明する。図6は従来の波形解析装置の構成図である。図6において、AD10は、A/D変換器であり、アナログ信号からなる被測定波形をディジタル信号に変換する。タイムベース20はAD10に対し、被測定波形を取り込み、ディジタル信号に変換するタイミングを制御する。トリガ回路30はAD10でディジタル化されたデータに波形生成する際に必要となるアドレス情報および補正データを加える。データ処理メモリ40は、トリガ回路30から出力されるこれらの情報に従ってディジタル化された波形データを格納する。
データ処理部50は表示データ処理部51とデータ解析部52を備え、表示データ処理部51はデータ処理メモリ40からデータを取り出して表示データに変換する。また、データ解析部52はデータ処理メモリ40に格納されたデータを解析する機能を備え、その解析されたデータを元に、メジャー、サーチ等の解析機能を実現している。
表示処理部60はこの表示データを後述する表示部80のフォーマットに変換する。表示メモリ70は表示処理部60でフォーマット変換された表示データを記憶する。表示部80は表示データをフォーマットに従って表示する。制御部90はタイムベース20に対してAD10へ出力する信号の制御を行うと共に、データ処理部50で行なわれる表示データ処理およびデータ解析を制御する。
データ解析部52で解析された結果は制御部90で読み出された後、演算、統計処理され数値もしくはグラフとして表示されるが、その結果に対して条件(範囲、以上、以下、以内等)を与えて更に波形を構成し、構成された波形から特徴量を抽出することができず、解析結果の履歴や全体像がつかみにくい。

また、図6の構成では、複数の波形要素を含むアクイジションデータに対して、Cycle(サイクル)、 Time(時間)等の条件にて切り出し、波形を重ね合わせ波形要素の中にある異常波形を抽出することができない。
さらに、トリガ条件により波形を重ね書きして特徴量を抽出する場合は、取り込みの際に発生するデットタイムにより波形を取りこぼす可能性がある。
本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたものであり、波形を複数枚重ねて表示することにより、異常波形や波形パラメータを抽出することを目的とする。
このような課題を達成するために、請求項1記載の発明は、
被測定波形をディジタルデータに変換するADとこのディジタルデータに基づいて生成された表示データを表示する表示部を備えた波形解析装置において、
複数の波形データを記憶するアクイジョンメモリと、
前記アクイジョンメモリに取り込まれたデータを読み込むと共に、特徴量、異常波形、又は波形のパラメータの少なくともいずれかを抽出するデータ解析部と、
前記データ解析部による解析結果を記憶する解析結果保持メモリと、
前記アクイジョンメモリから波形データを読み出し、この波形データから波形生成に必要なアドレスを検出して前記解析結果保持メモリに書き込むと共に、前記解析結果保持メモリから解析結果を読み出し、これらのデータから前記波形データの各周期データを重ね書きし、または、前記波形データの各波形幅データを重ね書きてなる表示データを生成する波形生成部と、
を備える。

本発明では次のような効果がある。アクイジョンメモリに波形を複数取り込み、所定の条件で波形を切り出して重ね書きするので、波形の特徴量、異常波形、及びパラメータを抽出することができる。また、アクイジョンメモリに連続した波形データを取り込むと共に、完了後に検索条件により波形を切り出すのでトリガ条件により発生する波形のとりこぼしが発生しない。
また、このことにより複数の波形を重ね合わせて表示するアキュムレート機能と同等の解析ができる。なお、通常のアキュムレート解析では、トリガ条件等の解析条件を変更した場合は、再度データを取り込む必要が生ずるが、本発明では検索条件を変更するのみで再度特徴量を抽出できる。
以下、本発明の実施例を説明する。図1は本発明による波形解析装置の構成図である。AD10、タイムベース20、トリガ回路30は図6と同様なので説明を省略する。
データ取り込み部111はAD10から出力されたディジタル信号を取り込む。アクイジョンメモリ112は、大容量の記憶媒体であり、データ取り込み部111で取り込まれたディジタルデータを記憶する。データ解析部113は、アクイジョンメモリ112に取り込まれたデータを読み込むと共に特徴量を抽出し、その結果を解析結果保持メモリ114に書き込む。
また、波形データ処理部115は波形生成する際に必要となるアドレスを検出し、このアドレスを解析結果保持メモリ114に書き込む。また、波形データ処理部115は、後述する表示処理部61と共に波形生成部を構成し、この表示処理部61と連携して波形データを重ね書きしたデータを生成する。
具体的な波形生成部の役割としては、表示処理部61が表示データを所定のフォーマットに変換する共に、表示メモリ71に適宜記憶させながらデータ処理部110で検索したすべての結果を重ね書きする。表示メモリ71は表示処理部61でフォーマット変換された表示データを記憶する。表示部81は、表示処理部61が重ね書きした表示データを表示する。制御部90はタイムベース20に対してADへ出力する信号の制御を行うと共に、データ処理部110で行なわれる表示データ処理およびデータ解析を制御する。
次に、図2を参照してEdge(縁)条件にて重ね書きすることにより、波形の変化量を抽出する例を説明する。図2は縦軸が振幅で横軸が時間を示し、同図の上段には左から順に波形A乃至Fが示されている。図2の上段から明らかなように波形Aより波形Bの振幅が大きく、波形Bの振幅より波形Cの振幅が大きい。この様な波形の変化を重ね書きして表したものが図2の下段である。このように、重ね書きすることにより変化量が容易に判別できる。
図3はCycle条件にて重ね書きすることにより、異常波形を抽出する例である。図3は縦軸が振幅で横軸が時間を示し、同図の上段には、左から順に波形A乃至Jが示されている。図2の上段から明らかなように波形Cと波形Fには異常波形が生じている。これらの波形を重ね書きして表したものが図3の下段である。重ね書きすることにより異常波形がどのように生じているか判断することができる。
図4を参照してwidth(幅)条件にて重ね書きすることにより、波形の変化量を抽出する例を説明する。図4は縦軸が振幅で横軸が時間を示し、同図の上段には左から順に波形A乃至Gが示されている。図4の上段から明らかなように波形Aより波形Bの方が、波形幅が広く、波形Bより波形Cの方が、波形幅が広い。この様な波形の変化を重ね書きして表したものが図4の下段である。重ね書きすることにより波形幅の変化量が容易に判別できる。
次に、図5を参照して本発明の応用例について説明する。図5は、図1の構成に対し、データ処理部120に演算機能を実現する演算処理部121を加えたものである。演算処理部121は、データ解析部113が出力した解析結果に基づいて、アクイジョンメモリ112からデータを読み込み、演算処理(例えばアベレージ演算、中間値検出演算)を行うものである。
つづいて、図5の動作を説明する。データ取り込み部111はAD10から出力されたディジタル信号を取り込む。アクイジョンメモリ112はデータ取り込み部111で取り込まれたディジタルデータを記憶する。
データ解析部113は、アクイジョンメモリ112に取り込まれたデータを読み込むと共に特徴量を抽出し、その結果を解析結果保持メモリ114に書き込む。また、データ解析部113は、演算結果保持メモリ112から演算途中の結果(初期値は、ALL 0)を読み込んで演算処理を行う。ここで、演算処理とは例えばアベレージ演算の場合は加算演算であり、中間値演算の場合は中間値を求める演算をいう。
この演算結果は、再度、演算結果保持メモリ122に書き込まれ、データ解析部113で解析した数だけ、この処理を繰り返す。例えばアベレージ演算の場合は、加算した値を解析結果の数で除算し、演算結果保持メモリ122に書き戻すことになる。
波形データ処理部115は波形生成する際に必要となるアドレスを検出し、このアドレスを解析結果保持メモリ114に書き込む。また、波形データ処理部115は、表示処理部61と共に波形生成部を構成し、この表示処理部61と連携して波形データを重ね書きしたデータを生成する。
具体的な波形生成部の役割としては、表示処理部61が表示データを所定のフォーマットに変換する共に、表示メモリ71に適宜記憶しながらデータ処理部120で検索したすべての結果を重ね書きする。表示メモリ71は表示処理部61でフォーマット変換された表示データを記憶する。表示部81は、表示処理部61が重ね書きした表示データ表示する。制御部90はタイムベース20に対してADへ出力する信号の制御を行うと共に、データ処理部120で行なわれる表示データ処理およびデータ解析を制御する。
このように、演算処理部121を設けたことにより、ある条件にて切り出した複数枚の波形の演算処理を行い、特徴量、パラメータを抽出することができる。
本発明による波形解析装置の構成図である。 Edge(縁)条件にて重ね書きすることにより、波形の変化量を抽出する例である。 Cycle(サイクル)条件にて重ね書きすることにより、異常波形を抽出する例である。 width(幅)条件にて重ね書きすることにより、波形の変化量を抽出する例である。 本発明の応用例の構成図である。 従来の波形解析装置の構成図である。
符号の説明
10 AD
61 表示処理部
81 表示部
111 データ取り込み部
112 アクイジョンメモリ
113 データ解析部
114 解析結果保持メモリ
115 表示データ処理部
121 演算処理部
122 演算結果保持メモリ

Claims (1)

  1. 被測定波形をディジタルデータに変換するADとこのディジタルデータに基づいて生成された表示データを表示する表示部を備えた波形解析装置において、
    複数の波形データを記憶するアクイジョンメモリと、
    前記アクイジョンメモリに取り込まれたデータを読み込むと共に、特徴量、異常波形、又は波形のパラメータの少なくともいずれかを抽出するデータ解析部と、
    前記データ解析部による解析結果を記憶する解析結果保持メモリと、
    前記アクイジョンメモリから波形データを読み出し、この波形データから波形生成に必要なアドレスを検出して前記解析結果保持メモリに書き込むと共に、前記解析結果保持メモリから解析結果を読み出し、これらのデータから前記波形データの各周期データを重ね書きし、または、前記波形データの各波形幅データを重ね書きてなる表示データを生成する波形生成部と、
    を備えたことを特徴とする波形解析装置。
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