JP4935365B2 - 媒体管理方法および媒体管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、テープ状記録媒体の媒体管理に関し、より詳細にはバックアップセンタとテープ状記録媒体の保管拠点と媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続する構成でテープ状記録媒体の管理を行なう媒体管理方法および媒体管理プログラムに関するものである。
災害に対するデータの保全を図るため、近年ではバックアップセンタを複数拠点化すると共に、互いのバックアップセンタが離れるように遠隔地に設けることが行なわれるようになってきた。これは、地震や台風などの広域災害にも対応するためのものである。データのバックアップは定期的あるいは不定期に行なわれ、これらは業務を運用している利用者が定めた運用ルールに基づいて行なわれている。
バックアップセンタではバックアップ装置としてテープライブラリ装置が多く用いられ、バックアップ媒体としてカートリッジに収納した磁気テープが多く用いられている。このような磁気テープはバックアップ時以外でもテープライブラリ装置内に装着した状態で置かれる場合もあるが、テープライブラリ装置から排出してバックアップセンタ内の保管場所、あるいはバックアップセンタとは異なる磁気テープ保管拠点で保管する場合もある。また、磁気テープは他の拠点のバックアップセンタに送られ、そこでデータの復元やバックアップが行なわれることもある。
このように磁気テープ媒体が長期に保管されたり、バックアップセンタ間あるいはバックアップセンタと磁気テープ保管拠点間を輸送されるとデータのリードあるいはライト時に障害を発生させる場合がある。例えば、長期間磁気テープを巻いたままの状態にしておくとストレスで磁気テープが伸びたり、輸送中の急激な温度変化や振動によりシンチングを発生し、正常なリード/ライト動作を阻害する。このような問題は、一旦テープの巻き直しを行なうことによりストレスが開放され、正常な状態での使用が可能となることが知られている。
また、上記に述べたリード/ライト動作を阻害するものとして、磁気テープの磁化力の低下による場合がある。これは、磁気テープの使用頻度が高い場合や、使用頻度が低くても使用開始から長時間を経た場合に、磁気テープの記録層が劣化することによるものである。こような場合は磁気テープを新しい磁気テープと交換(媒体交換)する必要がある。
カートリッジテープを自動的に巻き直しを行なう方法が提案されている。この方法は、磁気テープ装置内に温度センサを設け、温度センサで検出した温度が所定のしきい値温度以下であった場合にカートリッジテープの記録/再生の開始前に全長に渡ってテープの巻き直しを行なうものである(特許文献1)。
また、他の提案として、カセット毎に前回巻き直しが行なわれた時間を記録しておき、その時間と現在時間とから保存期間を算出し、設定した保存期間を過ぎたカセットを収納棚から取り出し巻き直しを行なうものである(特許文献2)。
特開平4−125835号公報 特開平5−282755号公報
上記に述べたように、バックアップセンタで使用する磁気テープは保存期間や輸送などによるストレスのために正常にリード/ライトの動作ができないことが生ずる、という問題があった。また、磁気テープの磁化力の低下による場合でも同様に正常のリード/ライト動作ができない問題があった。
このような問題に鑑み、複数のバックアップセンタで使用する磁気テープを含むテープ状記録媒体に対してテープ状記録媒体毎に一元管理する媒体管理方法および媒体管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の媒体管理方法および媒体管理プログラムは以下のように構成される。
(1)第1の発明
第1の発明は、テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタとテープ状記録媒体の保管拠点とテープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続する構成を成し、その構成における管理サーバのテープ巻き直しに対する媒体管理方法の発明である。
図1は管理サーバの媒体管理方法の原理を示すもので、輸送ストレス評価値記憶手順1、稼働情報記憶手順2、入庫情報記憶手順3、諮問要求受信手順4および回答手順5で構成する。
輸送ストレス評価値記憶手順1は、バックアップセンタと保管拠点間、または異なるバックアップセンタ間のテープ状記録媒体の拠点間の輸送において、そのテープ状記録媒体が受けるストレスの大きさを評価した評価値を管理サーバが備える記憶部に輸送ストレス評価値DBとして予め記憶する。例えば、バックアップセンタAからバックアップセンタBへのテープ状記録媒体の輸送は寒冷地から長距離の陸送によるものであるとすれば、テープ状記録媒体に与えるストレスは大きく、輸送ストレス評価値を輸送ストレス評価値DBに記憶させておく。例えば、ストレスが大きい程、輸送ストレス評価値は大きいものとする。
稼働情報記憶手順2は、バックアップセンタが使用したテープ状記録媒体のテープID、そのバックアップセンタの拠点ID、使用期日を含む稼働情報をバックアップセンタから受信し、稼働情報DBとして記憶部に記憶する。
入出庫記憶手順3は、保管拠点に入庫したテープ状記録媒体のテープIDとその保管拠点の拠点IDを含む入庫情報を保管拠点から受信し、前記稼働情報DBに記憶する。
諮問要求受信手順4は、バックアップセンタから指定されたテープIDの情報を含むテープ巻き直し要否の諮問要求を受信する。
回答手順5は、諮問要求に基づいて輸送ストレス評価値DBと稼働情報DBとを参照し、テープIDに対するテープ状記録媒体の直近の拠点から現在拠点までの輸送ストレス評価値が所定評価値を越えている場合、または直近の使用期日から現在時点までの期間が所定期間を越えている場合にテープ巻き直し要と決定し、前記バックアップセンタに回答する。
上記の構成により、管理サーバが媒体管理に必要な情報を一元管理しているので、バックアップセンタからのテープ巻き直しの諮問要求に対して対応する処理を回答できる。
(2)第2の発明
第2の発明は、テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタとテープ状記録媒体の保管拠点とテープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続する構成を成し、その構成における管理サーバの媒体交換に対する媒体管理方法の発明である。
第2の発明の媒体管理方法は、稼働情報記憶手順、諮問要求受信手順および回答手順で構成する。
稼働情報記憶手順は、バックアップセンタが使用したテープ状記録媒体に対するテープID、新規使用開始期日、リード/ライトエラーによるリトライ発生回数、マウント回数を含む稼働情報をバックアップセンタから受信し、稼働情報DBとして前記記憶部に記憶する。
諮問要求受信手順は、バックアップセンタから指定されたテープIDの情報を含む媒体交換要否の諮問要求を受信する。
回答手順は、諮問要求に基づいて稼働情報DBを参照し、テープIDに対するテープ状記録媒体の前記リトライ発生回数またはマウント回数がそれぞれに設定された所定回答をいずれかが越える場合に媒体交換要と決定し、要求元であるバックアップセンタに回答する。または、新規使用開始期日から現在時点までの使用期間が所定使用期間を越えている場合に媒体交換要と決定し、バックアップセンタに回答する。
上記の構成により、管理サーバが媒体管理に必要な情報を一元管理しているので、バックアップセンタからの媒体交換の諮問要求に対して対応する処理を回答できる。
(3)第3の発明
第3の発明は、テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタとテープ状記録媒体の保管拠点とテープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続する構成を成し、その構成におけるバックアップセンタのコンピュータが行なう媒体管理方法の発明である。
図2はバックアップセンタのコンピュータの媒体管理方法の原理を示すもので、稼働情報送信手順10、テープ巻き直し諮問要求手順20、媒体交換諮問要求手順30、回答受信手順40、対応処理実行手順50およびで構成する。
稼働情報送信手順10は、テープ状記録媒体をバックアップセンタのテープライブラリ装置から排出するときに、そのテープ状記録媒体のテープID、バックアップセンタの拠点ID、使用期日、新規使用開始期日、リード/ライトエラーによるリトライ発生回数、マウント回数を含む稼働情報を送信する。
テープ巻き直し諮問要求手順20は、テープ状記録媒体が前記テープライブラリ装置に投入されたとき、該テープ状記録媒体のテープIDを含むテープ巻き直し要否の諮問要求を前記管理サーバに送信する。
媒体交換諮問要求手順30は、テープ状記録媒体がテープライブラリ装置においてリード/ライトエラーを発生したとき、そのテープ状記録媒体のテープIDを含む媒体交換要否の諮問要求を管理サーバに送信する。
回答受信手順40は、管理サーバからの前記諮問要求に対する回答を受信する。
対応処理実行手順50は、諮問要求を行なったテープIDのテープ状記録媒体に対し、回答の内容に対応した処理を実行する。例えば、テープ巻き直し諮問要求に対して「巻き直し要」との回答であれば、そのテープIDのテープ状記録媒体のテープ巻き直しを実施する。また、媒体交換諮問要求に対して「媒体交換要」との回答であれば、そのテープIDのテープ状記録媒体を媒体交換するよう、オペレータに対して通知を行なう。
上記の構成により、バックアップセンタは管理サーバに諮問することによりテープの巻き直しの要否あるいは媒体交換の要否を知り、それに応じた処理を実行できる。また、複数のバックアップセンタが稼働情報をそれぞれ管理サーバに送信することにより、管理サーバで稼働情報の一元管理ができる。
(4)第4の発明
第4の発明は、第1から第3の発明におけるテープ状記録媒体が磁気テープであることを特徴とするものである。
(5)第5の発明
第5の発明は、第1の発明における媒体管理プログラムの発明である。
上述した本発明によれば、次に示す効果が得られる。
第1の発明により、管理サーバがテープ状記録媒体の情報を一元管理しているので、テープ巻き直しが確実に実施できる媒体管理方法の提供ができる。
第2の発明により、管理サーバがテープ状記録媒体の情報を一元管理しているので、媒体交換が確実に実施できる媒体管理方法の提供ができる。
第3の発明により、バックアップセンタは管理サーバに諮問することで、テープ巻き直しおよび媒体交換を確実に実施できる媒体管理方法の提供ができる。
第4の発明により、管理サーバが磁気テープの情報を一元管理しているので、テープ巻き直しや媒体交換を確実に実施できる媒体管理方法の提供ができる。また、バックアップセンタが管理サーバに諮問することで、磁気テープのテープ巻き直しおよび媒体交換を確実に実施できる媒体管理方法の提供ができる。
第5の発明により、第1の発明と同様の効果が得られる媒体管理プログラムの提供ができる。
媒体管理システムの実施形態を、図3から図10を用いて説明する。
図3は、媒体管理システムの構成例を示すもので本発明に係わる部分のみを示し、管理サーバ100、ネットワーク200、バックアップセンタA300、バックアップセンタB400及び磁気テープ保管拠点500から構成する。ここでは、テープ状記録媒体としてカートリッジに収納した磁気テープ(以降、カートリッジ磁気テープまたはCMT(Cartridge Magnetic Tape)とも言う)を例に説明する。また、ここではバックアップセンタのバックアップ用として磁気テープライブラリ装置(以降、MTL(Magnetic Tape Library)とも言う)を用いることとして説明する。
管理サーバ100は、輸送ストレス評価値DB110と稼働情報DB120を備え、バックアップセンタA300やバックアップセンタB400からの諮問要求に応じて、要求元のバックアップセンタに回答する。ネットワーク200は、例えば専用回線である。バックアップセンタA300は、コンピュータ310とMTL−A320、MTL−B330から構成し、バックアップセンタB400は、コンピュータ410とMTL−C420から構成する。磁気テープ保管拠点500はコンピュータ510とここに保管されたCMT(カートリッジ磁気テープ)501から構成する。
次に管理サーバ100、ネットワーク200、バックアップセンタA300および磁気テープ保管拠点500の個々の構成について説明する。
図4は管理サーバ100の構成を示すもので、全体を制御する主制御部130、ネットワーク200との通信を制御する通信制御部140、輸送ストレス評価値を登録するための入力機器であるKB(キーボード)151を制御する入力制御部150、拠点間の輸送システム評価値を記憶した輸送システム評価値DB110、各CMTのバックアップセンタにおける稼働情報を記憶した稼働情報DB120及び主記憶160にロードされた媒体管理プログラム170から構成する。
媒体管理プログラム170は、更に輸送ストレス評価値登録部171、稼働情報登録部172及び諮問要求処理部173から構成する。
輸送ストレス評価値登録部171は、KB151からオペレータによって入力された輸送ストレス評価値を輸送ストレス評価値DB120に登録(記憶)する。
稼働情報登録部172は、バックアップセンタA300あるいはバックアップセンタB400から送信されたCMTの稼働情報を受信し、その情報を稼働情報DB120に登録する。あるいは保管拠点500から送信されたCMTの入力情報を受信し、その情報を稼働情報DB120に登録する。
諮問要求処理部173は、バックアップセンタA300あるいはバックアップセンタB400から送信されたテープ巻き直し要否あるいは媒体交換要否の諮問要求を受信し、輸送ストレス評価値DB110と稼働情報DB120とを参照し、この諮問要求処理部173に記述された規則により諮問要求に対する回答を作成し、要求元のバックアップセンタに回答(送信)する。
次に、輸送システム評価値DB110と稼働情報DB120のデータ例を説明する。
図5は、輸送システム評価値DB110のデータ例を示すもので、拠点間の輸送に伴うCMTに与えるストレスの評価値を示している。1行目にはバックアップセンタと磁気テープ保管拠点を、1列目にはバックアップセンタのみを示し、その相互間の輸送によるストレス評価値を表中の各カラムに示している。この表の見方は、1列目のバックアップセンタを基準にし、そのバックアップセンタに対して1行目の拠点に対する輸送ストレス評価値を求めるものである。諮問要求はバックアップセンタからなされるので、1列目はバックアップセンタのみを掲げている。数値の高いもの程ストレスが大きいことを示しており、例えばバックアップセンタAと磁気テープ保管拠点Aとの間の輸送ストレス評価値は100と高いが、バックアップセンタBと磁気テープ保管拠点Aとの間の輸送ストレス評価値は20と低い。これは磁気テープ保管拠点AがバックアップセンタAに対しは遠い距離にあって気候条件も大きく異なり、バックアップセンタBに対しては比較的近い距離にあって気候条件も同じである、などの理由による。
図6は、稼働情報DB120のデータ例を示すもので、CMTを識別するための「テープID」、CMTを新規に使用した年月日を示す「テープ使用開始年月日」、最も近い時期にCMTが使用された年月日を示す「直近の使用年月日」、同様にCMTが装着されたバックアップセンタあるいは保管され保管拠点を識別するための「直近の拠点ID」、「直近の拠点ID」がバックアップセンタであったときのそのバックアップセンタにおけるMTL装置を識別するための「MTL装置ID」、リードやライト時のエラーでリトライが発生した回数の累計である「リトライ発生回数累計」およびCMTがMTLにおいてマウントされた回数の累計である「マウント回数累計」などの各フィールドからなる。例えば、テープIDが10001のCMTは、2004年4月10日に初めて使用され、直近では2006年10月15日にバックアップセンタBのMTL−Cの磁気テープライブラリ装置で使用され、そのリトライの発生回数の累計は3回であり、マウント回数の累計は150回であることが分かる。この稼働情報はバックアップセンタにおいて磁気テープライブラリ装置から排出されたときに管理サーバに送信されるようになっている。管理サーバは稼働情報を受信すると、該当するテープIDに対し、「直近の使用年月日」、「直近の拠点ID」、「MTL装置ID」の各フィールドに対しては受信した対応する情報に置き換える(更新する)が、「リトライ発生回数累計」と「マウント回数累計」のフィールドの値は累計であるので、更新前の値に受信した値を加算し、その値を記憶することになる。また、受信した稼働情報のテープIDが稼働情報DB120に存在しなければ、新規のCMTと見なして新たにテープIDを設定して、「テープ使用開始年月日」は「直近の使用年月日」と同じ期日にする。磁気テープ保管拠点から入庫情報が送信された場合は、「直近の使用年月日」はそのままに、「直近の拠点ID」を送信元である磁気テープ保管拠点のIDに、「MTL装置ID」フィールドはブランクに更新する。
次に、バックアップセンタの構成例を説明する。図7はバックアップセンタ300の構成を示すもので、コンピュータ310とMTL−A320およびMTL−B330から成る。
コンピュータ310は、全体を制御する主制御部340、ネットワーク200との通信を制御する通信制御部350、MTL−A320とMTL−B330の2台の磁気テープライブラリ装置を制御する入力制御部360、及び主記憶370にロードされたバックアップセンタ用の媒体管理プログラム380から構成する。
媒体管理プログラム380は、更に稼働情報送信部381、諮問要求部382及び回答対応処理部383から構成する。
稼働情報送信部381は、CMTを磁気テープライブラリ装置から排出するとき、そのときの年月日やその磁気テープライブラリ装置に装着してからのリトライの発生回数やマウント回数を稼働情報として管理サーバ100に送信する。
諮問要求部382は、CMTをMTL−A320またはMTL−B330に投入した場合のテープ巻き直し要否の諮問要求、またはCMTのリードまたはライト時にエラーが発生した場合の媒体交換要否の諮問要求を管理サーバ100に送信することを行なう。諮問要求には諮問する対象のCMTのテープIDの情報を含んでいる。
回答対応処理部383は、諮問要求に対する管理サーバ100からの回答を受信し、その回答に対する処理を実行する。例えば、テープ巻き直し要否の諮問要求に対する回答が「巻き直し要」であれば、該当するCMTを全長に渡って巻き直しを実行する。あるいは、媒体交換要否の諮問要求に対する回答が「媒体交換要」であれば、オペレータに対し媒体交換が必要であることを通知する。
なお、磁気テープライブラリ装置(MTL−A320、MTL−B330)はCMTの投入排出機構を持ち、ここにCMTを投入するとハンドがこのCMTを掴み、CMTを掴んだまま搬送し、ドライブにCMTを装着する。あるいは、磁気テープライブラリ装置内のラック収納棚にCMTを格納する。ハンドはバーコードリーダを搭載し、ハンドがCMTを掴んだとき、CMTに貼付してあるテープIDを読み取ることができるようになっている。
また、ここではバックアップセンタA300の構成について説明したが、バックアップセンタB400については磁気テープライブラリ装置が1台であるだけの違いで他はバックアップセンタA300と同様の内容であるので説明を省略する。
次に、磁気テープ保管拠点500の構成例を説明する。図8は磁気テープ保管拠点500のコンピュータ510の構成を示すもので、全体を制御する主制御部520、ネットワーク200との通信を制御する通信制御部530、CMTに貼付されているテープIDのバーコードを読み取るバーコードリーダ541を制御する入出力制御部540及び主記憶550にロードされた磁気テープ保管拠点用の媒体管理プログラム560から構成する。
媒体管理プログラム560は入庫情報送信部561からなり、入庫情報送信部561はCMTが入庫されたときオペレータの操作によってバーコードリーダ541からCMTに貼付さているバーコードが読み取られると自身の磁気テープ保管拠点の拠点IDとともにテープIDの情報を管理サーバ100に送信する。
以上、媒体管理システムを構成する構成要素とその概要を説明した。次に、媒体管理のフロー例を説明する。ここでは、バックアップセンタA300から諮問要求が管理サーバ100に対してなされた例で説明する。
図9は、テープ巻き直し要否のフロー例を示すもので、左側にバックアップセンタA300のコンピュータ310のフローを、右側に管理サーバ100のフローを示している。まずフローは、オペレータによってCMTがMTL−A320に投入されることからスターする。MTL−A320のハンドは投入されたCMTに貼付されているバーコードを読み取りテープIDを取得する。そして、そのテープIDを含んだテープ巻き直し要否諮問要求を管理サーバ100に送信する(S100、S110)。
管理サーバ100は、テープ巻き直し要否の諮問要求をバックアップセンタA300から受信する。そして、稼働情報DB120を参照し、CMTが直近に置かれた拠点の情報を取得する。取得した拠点の情報を基に輸送ストレス評価値DB110を参照し、要求元のバックアップセンタA300とその取得した拠点との輸送ストレス評価値を取得する。取得した輸送ストレス評価値が予め設定された評価値(所定評価値)より大きければ「巻き直し要」と判定する。例えば所定評価値は60である(S120−S160)。
取得した輸送ストレス評価値が所定評価値より小さければ稼働情報DB120を参照し、CMTの非使用の日数を求める。非使用とはCMTがMTLに投入されずに使用されずにいた状態にあることを言い、この日数は現在年月日から直近の使用年月日を引いて求める。この非使用日数が所定の日数以上であれば、「巻き直し要」と判定する。所定の日数以下であれば、「巻き直し不要」と判定する。例えば、この所定日数は90日である。この判定結果を要求元のバックアップセンタA300に回答として送信する(S160−S200)。
バックアップセンタA300は、管理サーバ100から回答を受信し、回答内容が「巻き直し要」であれば諮問要求を行なったCMTを全長に渡って巻き直しを実施する。回答内容が「巻き直し不要」であれば、巻き直しの処理は実施しない(S210−S230)。
次に、媒体交換要否のフローについて説明する。図10は、図9と同様に左側にバックアップセンタA300のコンピュータ310のフローを、右側に管理サーバ100のフローを示している。フローは、MTL−A320に装着したCMLのリードエラーまたはライトエラーが発生した時点からスタートする。バックアップセンタA300のコンピュータ310は、MTL−A320のリトライ発生の情報を受けてそのCMTのテープIDを含んだ媒体交換要否の諮問要求を管理サーバ100に送信する(S300、S310)。
管理サーバ100は、送信されてきた諮問要求を受信する。そして、諮問要求に含まれるテープIDのCMTのリトライ発生回数とマウント回数の累計を稼働情報DB120を参照して取得する。リトライ発生回数とマウント回数のそれぞれに予め設定した回数(所定回数)より大きければ「媒体交換要」と判定する(S320−S350)。
リトライ発生回数とマウント回数のいずれもが所定回数より小さければ、稼働情報DB120を参照し、本日年月日からテープ使用開始年月日を差し引いてその間の日数を求める。求めた日数が予め定めた日数(所定日数)以上であれば、媒体交換要と判定する。求めた日数が所定日数より小さければ、「媒体交換不要」と判定する。そして求めた判定結果を回答として要求元のバックアップセンタA300のコンピュータ310に送信する(S360−S390)。
バックアップセンタA300は、管理サーバ100から回答を受信し、回答内容が「媒体交換要」であればCMTを交換する必要がある旨をオペレータに通知する。回答内容が「媒体交換不要」であれば、通知の実施はしない(S400−S420)。
上記のフローは媒体管理プログラム170、380によって実施される。
上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタと、該テープ状記録媒体の保管拠点と、該テープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続した構成の媒体管理方法であって、
前記管理サーバが、
前記バックアップセンタと前記保管拠点間、または異なるバックアップセンタ間の前記テープ状記録媒体の拠点間の輸送において、該テープ状記録媒体が受けるストレスの大きさを評価した評価値を前記管理サーバが備える記憶部に輸送ストレス評価値DBとして予め記憶する輸送ストレス評価値記憶手順と、
前記バックアップセンタが使用した前記テープ状記録媒体のテープID、該バックアップセンタの拠点ID、使用期日を含む稼働情報を該バックアップセンタから受信し、稼働情報DBとして前記記憶部に記憶する稼働情報記憶手順と、
前記保管拠点に入庫した前記テープ状記録媒体のテープIDと該保管拠点の拠点IDを含む入庫情報を該保管拠点から受信し、前記稼働情報DBに記憶する入庫情報記憶手順と、
前記バックアップセンタから指定されたテープIDの情報を含むテープ巻き直し要否の諮問要求を受信する諮問要求受信手順と、
前記諮問要求に基づいて前記輸送ストレス評価値DBと前記稼働情報DBとを参照し、前記テープIDに対するテープ状記録媒体の直近の拠点から現在拠点までの輸送ストレス評価値が所定評価値を越えている場合、または直近の使用期日から現在時点までの期間が所定期間を越えている場合にテープ巻き直し要と決定し、前記バックアップセンタに回答する回答手順と
を実行することを特徴とする媒体管理方法。
(付記2)
テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタと、該テープ状記録媒体の保管拠点と、該テープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続した構成の媒体管理方法であって、
前記管理サーバが、
前記バックアップセンタが使用した前記テープ状記録媒体に対するテープID、新規使用開始期日、リード/ライトエラーによるリトライ発生回数、マウント回数を含む稼働情報を該バックアップセンタから受信し、稼働情報DBとして前記記憶部に記憶する稼働情報記憶手順と、
前記バックアップセンタから指定されたテープIDの情報を含む媒体交換要否の諮問要求を受信する諮問要求受信手順と、
前記諮問要求に基づいて前記稼働情報DBを参照し、前記テープIDに対するテープ状記録媒体の前記リトライ発生回数または前記マウント回数がそれぞれに設定された所定回答をいずれかが越える場合、または前記新規使用開始期日から現在時点までの使用期間が所定使用期間を越えている場合に媒体交換要と決定し、前記バックアップセンタに回答する回答手順と
を実行することを特徴とする媒体管理方法。
(付記3)
テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタと、該テープ状記録媒体の保管拠点と、該テープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続した構成の媒体管理方法であって、
前記バックアップセンタのコンピュータが、
前記テープ状記録媒体を前記バックアップセンタのテープライブラリ装置から排出するときに、該テープ状記録媒体のテープID、前記バックアップセンタの拠点ID、使用期日、新規使用開始期日、リード/ライトエラーによるリトライ発生回数、マウント回数を含む稼働情報を前記管理サーバに送信する稼働情報送信手順と
前記テープ状記録媒体が前記テープライブラリ装置に投入されたとき、該テープ状記録媒体のテープIDを含むテープ巻き直し要否の諮問要求を前記管理サーバに送信するテープ巻き直し諮問要求手順と、
前記テープ状記録媒体が前記テープライブラリ装置においてリード/ライトエラーを発生したとき、該テープ状記録媒体のテープIDを含む媒体交換要否の諮問要求を前記管理サーバに送信する媒体交換諮問要求手順と、
前記管理サーバからの前記諮問要求に対する回答を受信する回答受信手順と、
前記テープIDのテープ状記録媒体に対し、前記回答の内容に対応した処理を実行する対応処理実行手順と
を実行することを特徴とする媒体管理方法。
(付記4)
前記テープ状記録媒体が磁気テープであること
を特徴とする付記1乃至付記3に記載の媒体管理方法。
(付記5)
テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタと、該テープ状記録媒体の保管拠点と、該テープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続した構成の媒体管理プログラムであって、
前記管理サーバが、
前記バックアップセンタと前記保管拠点間、または異なるバックアップセンタ間の前記テープ状記録媒体の拠点間の輸送において、該テープ状記録媒体が受けるストレスの大きさを評価した評価値を前記管理サーバが備える記憶部に輸送ストレス評価値DBとして予め記憶する輸送ストレス評価値記憶手順と、
前記バックアップセンタが使用した前記テープ状記録媒体のテープID、該バックアップセンタの拠点ID、使用期日を含む稼働情報を該バックアップセンタから受信し、稼働情報DBとして前記記憶部に記憶する稼働情報記憶手順と、
前記保管拠点に入庫した前記テープ状記録媒体のテープIDと該保管拠点の拠点IDを含む入庫情報を該保管拠点から受信し、前記稼働情報DBに記憶する入庫情報記憶手順と、
前記バックアップセンタから指定されたテープIDの情報を含むテープ巻き直し要否の諮問要求を受信する諮問要求受信手順と、
前記諮問要求に基づいて前記輸送ストレス評価値DBと前記稼働情報DBとを参照し、前記テープIDに対するテープ状記録媒体の直近の拠点から現在拠点までの輸送ストレス評価値が所定評価値を越えている場合、または直近の使用期日から現在時点までの期間が所定期間を越えている場合にテープ巻き直し要と決定し、前記バックアップセンタに回答する回答手順と
を実行するための媒体管理プログラム。
(付記6)
テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタと該テープ状記録媒体の保管拠点と該テープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続する構成の媒体管理方法であって、
前記保管拠点のコンピュータが、
前記テープ状記録媒体を入庫したとき、該テープ状記録媒体のテープIDと前記保管拠点の拠点IDとの情報を前記管理サーバに送信する入庫情報送信手順
を実行することを特徴とする媒体管理方法。
(付記7)
テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタと、該テープ状記録媒体の保管拠点と、該テープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続した構成の媒体管理プログラムであって、
前記管理サーバに、
前記バックアップセンタが使用した前記テープ状記録媒体に対する新規使用開始期日、リードおよびライトエラーによるリトライ発生回数、マウント回数を含む稼働情報を該バックアップセンタから受信し、稼働情報DBとして前記記憶部に記憶する稼働情報記憶手順と、
前記バックアップセンタから指定されたテープIDの情報を含むテープ巻き直し要否の諮問要求を受信する諮問要求受信手順と、
前記諮問要求に基づいて前記稼働情報DBを参照し、前記テープIDに対するテープ状記録媒体の前記リトライ発生回数または前記マウント回数がそれぞれに設定された所定回答をいずれかが越える場合、または前記新規使用開始期日から現在時点までの使用期間が所定使用期間を越えている場合に媒体交換要と決定し、前記バックアップセンタに回答する回答手順と
を実行させるための媒体管理プログラム。
(付記8)
テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタと、該テープ状記録媒体の保管拠点と、該テープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続した構成の媒体管理プログラムであって、
前記バックアップセンタのコンピュータに、
前記テープ状記録媒体を前記テープライブラリ装置から排出するときに、該テープ状記録媒体のテープID、前記バックアップセンタの拠点ID、使用期日、新規使用開始期日、リードおよびライトエラーによるリトライ発生回数、マウント回数を含む稼働情報を送信する稼働情報送信手順と
前記テープ状記録媒体が前記バックアップセンタのテープライブラリ装置に投入されたとき、該テープ状記録媒体のテープIDを含むテープ巻き直し要否の諮問要求を前記管理サーバに送信するテープ巻き直し諮問要求手順と、
前記テープ状記録媒体が前記バックアップセンタのテープライブラリ装置においてリード/ライトエラーを発生したとき、該テープ状記録媒体のテープIDを含む媒体交換要否の諮問要求を前記管理サーバに送信する媒体交換諮問要求手順と、
前記管理サーバからの前記諮問要求に対する回答を受信する回答受信手順と、
前記テープIDのテープ状記録媒体に対し前記回答の内容に対応した処理を実行する対応処理実行手順と、
を実行させるための媒体管理プログラム。
(付記9)
テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタと、該テープ状記録媒体の保管拠点と、該テープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続した媒体管理システムであって、
前記管理サーバが、
前記バックアップセンタと前記保管拠点間、または異なるバックアップセンタ間の前記テープ状記録媒体の拠点間の輸送において、該テープ状記録媒体が受けるストレスの大きさを評価した評価値を前記管理サーバが備える記憶部に輸送ストレス評価値DBとして予め記憶する輸送ストレス評価値記憶手段と、
前記バックアップセンタが使用した前記テープ状記録媒体のテープID、該バックアップセンタの拠点ID、使用期日を含む稼働情報を該バックアップセンタから受信し、稼働情報DBとして前記記憶部に記憶する稼働情報記憶手段と、
前記保管拠点に入庫した前記テープ状記録媒体のテープIDと該保管拠点の拠点IDを含む入庫情報を該保管拠点から受信し、前記稼働情報DBに記憶する入庫情報記憶手段と、
前記バックアップセンタから指定されたテープIDの情報を含むテープ巻き直し要否の諮問要求を受信する諮問要求受信手段と、
前記諮問要求に基づいて前記輸送ストレス評価値DBと前記稼働情報DBとを参照し、前記テープIDに対するテープ状記録媒体の直近の拠点から現在拠点までの輸送ストレス評価値が所定評価値を越えている場合、または直近の使用期日から現在時点までの期間が所定期間を越えている場合にテープ巻き直し要と決定し、前記バックアップセンタに回答する回答手段と
を備えることを特徴とする媒体管理システム。
(付記10)
テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタと、該テープ状記録媒体の保管拠点と、該テープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続した媒体管理システムであって、
前記管理サーバが、
前記バックアップセンタが使用した前記テープ状記録媒体に対するテープID、新規使用開始期日、リード/ライトエラーによるリトライ発生回数、マウント回数を含む稼働情報を該バックアップセンタから受信し、稼働情報DBとして前記記憶部に記憶する稼働情報記憶手段と、
前記バックアップセンタから指定されたテープIDの情報を含む媒体交換要否の諮問要求を受信する諮問要求受信手段と、
前記諮問要求に基づいて前記稼働情報DBを参照し、前記テープIDに対するテープ状記録媒体の前記リトライ発生回数または前記マウント回数がそれぞれに設定された所定回答をいずれかが越える場合、または前記新規使用開始期日から現在時点までの使用期間が所定使用期間を越えている場合に媒体交換要と決定し、前記バックアップセンタに回答する回答手段と
を備えることを特徴とする媒体管理システム。
第1の発明の原理図である。 第3の発明の原理図である。 媒体管理システムの構成例である。 管理サーバの構成例である。 輸送ストレス評価値DBのデータ例である。 稼働情報DBのデータ例である。 バックアップセンタの構成例である。 磁気テープ保管拠点の構成例である。 テープ巻き直し要否のフロー例である。 媒体交換要否のフロー例である。
符号の説明
1 輸送ストレス評価値記憶手順
2 稼働情報記憶手順
3 入庫情報記憶手順
4 諮問要求手順
5 回答手順
10 稼働情報送信手順
20 テープ巻き直し諮問要求手順
30 媒体交換諮問要求手順
40 回答受信手順
50 対応処理実行手順
100 管理サーバ
110 輸送ストレス評価値DB
120 稼働情報DB
130 主制御部
140 通信制御部
150 入出力制御部
151 キーボード(KB)
160 主記憶
170 媒体管理プログラム
171 輸送ストレス評価値登録部
172 稼働情報登録部
173 諮問要求処理部
200 ネットワーク
300 バックアップセンタA
310 バックアップセンタAのコンピュータ
320 MTL−A(磁気テープライブラリ装置A)
330 MTL−B(磁気テープライブラリ装置B)
340 主制御部
350 通信制御部
360 入出力制御部
370 主記憶
380 媒体管理プログラム
381 稼働情報送信部
382 諮問要求部
383 回答対応処理部
400 バックアップセンタB
410 バックアップセンタBのコンピュータ
420 MTL−C(磁気テープライブラリ装置C)
500 磁気テープ保管拠点
501 磁気テープ保管拠点に保管されたCMT(カートリッジ磁気テープ)
510 コンピュータ
520 主制御部
530 通信制御部
540 入出力制御部
541 バーコードリーダ
550 主記憶
560 媒体管理プログラム
561 入庫情報送信部

Claims (4)

  1. テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタと、該テープ状記録媒体の保管拠点と、該テープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続した構成の媒体管理方法であって、
    前記管理サーバが、
    前記バックアップセンタと前記保管拠点間、または異なるバックアップセンタ間の前記テープ状記録媒体の拠点間の輸送において、該テープ状記録媒体が受けるストレスの大きさを評価した評価値を前記管理サーバが備える記憶部に輸送ストレス評価値DBとして予め記憶する輸送ストレス評価値記憶手順と、
    前記バックアップセンタが使用した前記テープ状記録媒体のテープID、該バックアップセンタの拠点ID、使用期日を含む稼働情報を該バックアップセンタから受信し、稼働情報DBとして前記記憶部に記憶する稼働情報記憶手順と、
    前記保管拠点に入庫した前記テープ状記録媒体のテープIDと該保管拠点の拠点IDを含む入庫情報を該保管拠点から受信し、前記稼働情報DBに記憶する入庫情報記憶手順と、
    前記バックアップセンタから指定されたテープIDの情報を含むテープ巻き直し要否の判定要求を受信する判定要求受信手順と、
    前記判定要求に基づいて前記輸送ストレス評価値DBと前記稼働情報DBとを参照し、前記テープIDに対するテープ状記録媒体の直近の拠点から現在拠点までの輸送ストレス評価値が所定評価値を越えている場合、または直近の使用期日から現在時点までの期間が所定期間を越えている場合にテープ巻き直し要と決定し、前記バックアップセンタに回答する回答手順と
    を実行することを特徴とする媒体管理方法。
  2. テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタと、該テープ状記録媒体の保管拠点と、該テープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続した構成の媒体管理方法であって、
    前記バックアップセンタのコンピュータが、
    前記テープ状記録媒体を前記バックアップセンタのテープライブラリ装置から排出するときに、該テープ状記録媒体のテープID、前記バックアップセンタの拠点ID、使用期日、新規使用開始期日、リード/ライトエラーによるリトライ発生回数、マウント回数を含む稼働情報を前記管理サーバに送信する稼働情報送信手順と
    前記テープ状記録媒体が前記テープライブラリ装置に投入されたとき、該テープ状記録媒体のテープIDを含むテープ巻き直し要否の判定要求を前記管理サーバに送信するテープ巻き直し要否判定要求手順と、
    前記テープ状記録媒体が前記テープライブラリ装置においてリード/ライトエラーを発生したとき、該テープ状記録媒体のテープIDを含む媒体交換要否の判定要求を前記管理サーバに送信する媒体交換要否判定要求手順と、
    前記管理サーバからの前記判定要求に対する回答を受信する回答受信手順と、
    前記テープIDのテープ状記録媒体に対し、前記回答の内容に対応した処理を実行する対応処理実行手順と
    を実行することを特徴とする媒体管理方法。
  3. 前記テープ状記録媒体が磁気テープであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の媒体管理方法。
  4. テープ状記録媒体を用いてデータのバックアップを行なうバックアップセンタと、該テープ状記録媒体の保管拠点と、該テープ状記録媒体の媒体管理を行なう管理サーバとがネットワークを介して接続した構成の媒体管理プログラムであって、
    前記管理サーバが、
    前記バックアップセンタと前記保管拠点間、または異なるバックアップセンタ間の前記テープ状記録媒体の拠点間の輸送において、該テープ状記録媒体が受けるストレスの大きさを評価した評価値を前記管理サーバが備える記憶部に輸送ストレス評価値DBとして予め記憶する輸送ストレス評価値記憶手順と、
    前記バックアップセンタが使用した前記テープ状記録媒体のテープID、該バックアップセンタの拠点ID、使用期日を含む稼働情報を該バックアップセンタから受信し、稼働情報DBとして前記記憶部に記憶する稼働情報記憶手順と、
    前記保管拠点に入庫した前記テープ状記録媒体のテープIDと該保管拠点の拠点IDを含む入庫情報を該保管拠点から受信し、前記稼働情報DBに記憶する入庫情報記憶手順と、
    前記バックアップセンタから指定されたテープIDの情報を含むテープ巻き直し要否の判定要求を受信する判定要求受信手順と、
    前記判定要求に基づいて前記輸送ストレス評価値DBと前記稼働情報DBとを参照し、前記テープIDに対するテープ状記録媒体の直近の拠点から現在拠点までの輸送ストレス評価値が所定評価値を越えている場合、または直近の使用期日から現在時点までの期間が所定期間を越えている場合にテープ巻き直し要と決定し、前記バックアップセンタに回答する回答手順と
    を実行するための媒体管理プログラム。
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