JP4934008B2 - 施解錠コントローラ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、施解錠コントローラ装置に関するものである。
操作キーが配置される操作面を覆うカバーへの押圧操作により操作面上の所定の操作キーを押下操作するようにした施解錠コントローラ装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。この従来例において、施解錠コントローラ装置は、テンキー(操作キー)が配置されたキーボード(操作面)を支軸周りに垂直回転するカバーにより覆って形成される。カバーの回転端が操作面に衝接する位置には呼び鈴用スイッチが配置されており、カバーが閉塞した状態でカバーを押すと、呼び鈴用スイッチが押下される。
特公平4-81035号公報
しかし、上述した従来例において、呼び鈴用スイッチは、カバーの回転中心周りの回転動作に伴って押下操作されるために、例えば、カバーに閉塞方向の付勢力を与えてカバーのふらつきを防止することが必要な場合、付勢力により呼び鈴用スイッチが押下されないように付勢力を調整する必要があり、設定が面倒であるという問題がある。この問題は、押し込み操作力の比較的大きなスイッチを使用することにより解決することができるが、この場合、操作スイッチに、予め防水処理等が施されてるが操作力が比較的小さなメンブレンスイッチタイプのようなものが使用できず、設計の自由度が小さくなる。
また、カバーの回転中心周りの回転を利用してスイッチを押下操作する場合には、操作スイッチの配置の自由度が低くなるという問題がある。例えば、操作スイッチをマトリクス状に配置した場合を想定すると、カバーの回転中心に平行に配置される複数の操作スイッチは、カバーの回転に伴って同時に押下操作されてしまうため、目的とする操作キーのみをマトリクスから離した位置に配置する必要がある。
しかし、施解錠コントローラ装置においては、解錠時の操作キーと施錠時の操作キーとは、暗唱符号入力用の他の操作キーとは異なる位置付けがされ、さらに、両者は相互に関係性を有する操作キーとして扱われることが多いために、施錠キーのみを解錠操作キーが属するマトリクスから分離して配置すると、利用者に違和感を与える場合もある。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、操作キーの配置の自由度等を低くすることなく、使い勝手を向上させた施解錠コントローラ装置の提供を目的とする。
施解錠コントローラ装置は、施錠キー1A、および解錠開始キー1Bを含む複数の操作キー1が配置される操作面2を備えた本体部9と、本体部9に装着されるカバー3とを有する。カバー3は、本体部9に対してヒンジ周りに回転自在に装着され、必要に応じ、閉塞方向の付勢力、あるいは所定角度を境に閉塞方向から開放方向に付勢力の方向が変化する周知の機構が組み込まれる。
カバー3が閉塞位置にあるとき、カバー3裏面、あるいは操作面2上に形成される支承突部5が操作面2、あるいはカバー3裏面に当接しており、この状態で、操作キー1とカバー3裏面との間には、適宜のスペースが設定される。この結果、カバー3を単に開放位置から閉塞位置に回転させただけでは、操作キー1が押圧されることがない。
また、カバー3は、上記閉塞状態において、回転端側の一隅部を押し込むことにより、押し込み位置近傍が沈み込む構造とされており、沈み込み可能領域に施錠キー1Aが配置される。カバー3表面には、利用者に沈み込み可能領域を知らせるための押圧箇所ガイド表示4が表示され、この近傍が押されると、当該部位は沈み込んで施錠キー1Aへの押下操作が行われる。このとき、支承突部5の位置、高さを好適に設定すると、この沈み込み操作による他の操作キー1への押下操作の発生を規制できる。
上記カバー3の沈み込みは、支承突部5間、あるいは支承突部5とヒンジ等、カバー3の支承位置間を結ぶ直線、あるいは曲線を支持点(軸)とする片持梁状のカバー3自体の弾性変形、あるいは上記軸を支点としてヒンジにおけるクリアランス、またはヒンジ自体の弾性変形を利用したシーソ状の回転変位、あるいはその両方を利用して達成することができる。
したがってこの発明において、カバー3を閉塞した状態でカバー3の押圧箇所ガイド表示4部分を押し込むだけで施錠操作を行うことができる。この結果、カバー3の開放操作が不要となり、使い勝手が向上する。
また、カバー3の開閉操作だけでは施錠キー1Aの押下操作は行われないために、カバー3に閉塞方向の付勢力を与えたり、あるいは施錠キー1Aに操作力の小さなキーを使用する等の自由度が高まり、さらに、施錠キー1Aと同列に、解錠開始キー1Bを配置することも可能になる。
本発明によれば、操作キーの配置の自由度等を低くすることなく、使い勝手を向上させることができる。
図1にテンキー錠Aの屋外側装置として構成された本発明の実施の形態を示す。テンキー錠Aは、本体部9にキー操作面2に配置された数字等が表示された操作キー1を予め決めた順序に押下することにより解錠操作を行うもので、キーユニット10が固定された本体部9と、本体部9に装着されるカバー3とを有する。
図1(b)に示すように、キーユニット10は、表面に上述した14個の操作キー1を配置するとともに、最上段中央には後述する施錠キー1Aの押下操作により点灯するLED表示部11を配置して形成される。この実施の形態において、本体部9は、操作キー1への押下操作を検出結果をハーネス12を経由して図外の制御部に通知するように構成されるが、操作されたキーが予め定められた種類、順序に一致するか否かを判定する認証部の機能を付加したり、あるいは認証部での認証結果に応じて扉13に固定される電気錠14を駆動するための信号を直接電気錠14に与えるドライバ機能を付加し、さらには、アクチュエータを内蔵させて扉13内の箱錠を施解錠駆動するように構成することもできる。
また、本体部9には、電気錠14の故障、電源断時の非常施解錠操作用のシリンダ錠15が配置される。通常の運用時に使用しないシリンダ錠15は、本体部9に着脱操作可能に装着されるキャップ部材16により覆われる。
キーユニット10に組み込まれる操作キー1は、0から9までのテンキー1Dに加え、暗証番号の登録スイッチ等のサービスキー1C、および施錠キー1A、解錠開始キー1Bから構成される。電気錠14への施錠操作は、施錠キー1Aへの押下操作により行われ、解錠操作は、解錠開始キー1Bを押下した後、テンキー1Dを押下し、さらに解錠開始キー1Bをエンターキーとして使用することにより行われる。これら施錠キー1Aと解錠開始キー1Bとは、キーマトリクス内の最下段両端に配置される。
一方、カバー3は合成樹脂材により形成され、本体部9の上端縁に回転自在に連結される。また、図1(a)に示すように、カバー3上部中央には、LED表示部11に対応した開口3aが設けられる。このカバー3は、左右両側縁にガイドフランジ3bを立ち上げて断面C字形状に形成される。縦方向に通過して回転中心に交差する直線を折り曲げ線(軸)とする弾性変形能を高めるために、図4(a)に示すように、カバー3の縦方向断面は、断面二次モーメントを大きくするリブ成分を有しない薄板状に形成される。
図2、3に示すように、上記カバー3の四隅部裏面には支承突部5と規制突部7とが設けられるとともに、規制突部7の近傍に押圧突起8が設けられる。図1(b)に示すように、規制突部7は、カバー3が本体部9のキー操作面2を覆った状態で、キーマトリクスの隅角部に配置される施錠キー1Aの近傍位置に配置され、支承突部5は、キーマトリクスの残余の3箇所の隅角部の近傍位置に配置される。また、押圧突起8は、この姿勢で、施錠キー1Aの直上に位置するように配置され、この押圧突起8の位置をカバー3表面から知ることができるように、カバー3表面には、半球状の小突起4aを複数突出させて押圧箇所ガイド表示4が形成される。
さらに、これら支承突部5、規制突部7、および押圧突起8のガイドフランジ3bの端面からの高さは、図4に示すように、支承突部5の高さ(h1)が最低で、押圧突起8の高さ(h2)、規制突部7の高さ(h3)と順次高くなるように形成される。
したがって、図5に示すように、カバー3により本体部9のキー操作面2を覆うと、対向するガイドフランジ3bが本体部9の両側縁を挟み付けて横方向のずれを規制し、同時に各支承突部5、5、5がキー操作面2、正確には本体部9の肩部に当接して閉じ方向のストロークを規制する。この状態で、各操作キー1、1・・・とカバー3の裏面との間には、適宜のスペース(δ)が設定され、さらに、押圧突起8は施錠キー1Aの表面に軽く触れる程度に接近する。
また、支承突部5が本体部9に当接した状態で、本体部9と規制突部7との間には間隙(d)が発生しており、この状態から押圧箇所ガイド表示4を押し込むと、ガイドフランジ3bと本体部側壁9aとの干渉等を無視すると、カバー3全体には概ね、図1(b)において鎖線で示す回転軸17周りの回転力が付与される。この回転力の作用により、まず、ヒンジにおけるクリアランスを吸収するまでカバー3が回転し、さらに、押圧操作を続けると、カバー3全体は概ね片持梁として挙動して、自由端である押圧箇所ガイド表示4部分は沈下して施錠キー1Aを押下する。
上述したように、施錠キー1A以外の操作キー1、とりわけ施錠キー1Aに隣接する操作キー1とカバー3裏面との間には、スペース(δ)が設定されているために、施錠キー1Aが押下された際に他の操作キー1が押下されることはない。また、カバー3の沈下ストロークは、規制突部7により規制されており、規制突部7の本体部9への当接後にさらに施錠キー1Aが押し込まれることが防止される。
したがってこの実施の形態において、解錠操作は、一旦カバー3を開放した後、解錠開始スイッチ、およびテンキー1Dを操作して行われる。これに対し、施錠操作は、カバー3開放状態で直接施錠キー1Aを押下することは勿論、カバー3を閉じた状態で、カバー3の所定箇所を押下するだけで行うことができる。
本発明を示す図で、(a)は正面図、(b)はカバーおよびキャップ部材を取り除いた状態を示す図、(c)は断面図である。 カバーを示す図で、(a)は表面を示す斜視図、(b)は裏面を示す斜視図である。 カバーの背面図である。 カバーを示す図で、(a)は図3の4A-4A線断面図、(b)は4B-4B線矢視図である。 カバーの本体部への当接状態を示す図である。
符号の説明
1 操作キー
1A 施錠キー
1B 解錠開始キー
2 操作面
3 カバー
4 押圧箇所ガイド表示
5 支承突部
6 回転軸
7 規制突部
8 押圧突起

Claims (4)

  1. 施錠キー、および解錠開始キーを含む複数の操作キーが配置される操作面を回転中心周りに回転自在なカバーにより開放操作可能に覆った施解錠コントローラ装置であって、
    前記カバーの回転端の一隅により覆われる位置に施錠キーを配置するとともに、カバー表面には、施錠キーの配置位置に対応して押圧箇所ガイド表示を設け、
    かつ、カバー裏面、あるいは操作面上の適宜位置には、カバーの回転中心周りの回転による施錠キーへの押下を禁止する支承突部が設けられ、
    カバー閉塞姿勢においてカバーの押圧箇所ガイド表示に押圧操作を加えた際のカバーの回転軸に交差する軸周りの変位を利用して施錠キーを押下操作する施解錠コントローラ装置。
  2. 前記カバーが、前記軸周りの弾性変形能を有している請求項1記載の施解錠コントローラ装置。
  3. 前記カバーの施錠キー近傍領域での沈み込み量を規制して施錠キーへの押し込みストロークを規制する規制突部を備えた請求項1または2記載の施解錠コントローラ装置。
  4. 前記カバーの裏面には、施錠キーに向けて押圧突起が突設される請求項1、2または3記載の施解錠コントローラ装置。
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