JP4930042B2 - 記録装置、プログラム及び記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録装置、プログラム及び記録方法に関する。
従来から、チューナーなどで放送局から送信される音声データを受信し、その音声データをMD(Mini Disc)や半導体メモリなどの記憶媒体に記録する記録装置が知られている。この記録装置のチューナーには、地域を示すデータと当該地域で受信可能な放送局の受信周波数や局名などのデータとが対応付けられたデータが予め記憶されており、例えば、地域を示すデータとして郵便番号や電話番号などを指定することで、その地域で受信可能な放送局を自動的に設定するリージョナルオートプリセット(地域別自動プリセット)機能を有するものがある。
上述した記録装置では、放送局から送信される音声データを受信して記録する場合にリージョナルオートプリセットで設定された情報と記録時の受信周波数とに基づいて記録中の放送局名を取得し、その取得した放送局名を記憶媒体にトラックデータやファイルデータとして記録する際のトラックタイトルやファイル名として付与するものがあった。例えば、特許文献1には、放送番組のトラックへの記録に際し、記録終了時に放送局名をトラックのタイトルとして記録する技術が開示されている。このように、従来の記録装置は、トラックタイトルやファイル名に放送局名が記録されるため、記録データの管理を放送局毎に行うことができるものであった。
特開2000−137977号公報
そして、近年においては、記憶媒体の大容量化が進み、放送局から送信される数多くの番組を一つの記憶媒体に記録することが可能となったことから、複数の記憶媒体に分けて記録データを管理する必要がなくなりつつある。しかしながら、上述した従来技術では、放送局毎にトラックタイトルやファイル名を付して記録データを管理する構成であるため、一つの放送局から送信される複数の番組を記録した場合、その全てに同じトラックタイトルやファイル名が付いてしまい、記録データの検索が困難になるという問題が生じるようになった。
本発明の課題は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであって、同一の放送局から送信される複数の番組を記憶媒体等に記録する場合であっても、その記憶媒体に記録された記録データの検索を容易にすることである。
上記課題を解決するために、請求項に記載の発明は、何れかの受信周波数を選択時に受信可能に放送局から配信されるデータを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信されたデータの各々を記録単位毎に階層別に分類して記憶媒体に格納する記録手段と、
前記受信手段において受信している放送局の受信周波数を取得する受信設定取得手段と、
前記受信設定取得手段で取得された前記受信周波数における放送局名が取得可能な場合は、前記記録手段によって格納されるデータを前記取得した放送局名によって分類する階層に設定し、前記受信周波数における放送局名が取得できない場合は、前記記録手段によって格納されるデータを前記受信周波数によって分類する階層に設定する記録制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記記録制御手段において、前記受信周波数における放送局名の取得は、リージョナルプリセットデータに基づき取得されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記記録制御手段において、前記格納されるデータの取得した放送局名によって分類する階層による設定とは、取得した放送局名を付与したフォルダに、前記データを格納することであり、前記格納されるデータの前記受信周波数によって分類する階層による設定とは、取得した受信周波数を名称として付与したフォルダに、前記データを格納することであることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、何れかの受信周波数を選択時に受信可能に放送局から配信されるデータを受信する受信手段を有するコンピュータを、
前記受信手段によって受信されたデータの各々を記録単位毎に階層別に分類して記憶媒体に格納する記録手段、
前記受信手段において受信している放送局の受信周波数を取得する受信設定取得手段、
前記受信設定取得手段で取得された前記受信周波数における放送局名が取得可能な場合は、前記記録手段によって格納されるデータを前記取得した放送局名によって分類する階層に設定し、前記受信周波数における放送局名が取得できない場合は、前記記録手段によって格納されるデータを前記受信周波数によって分類する階層に設定する記録制御手段として機能させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、何れかの受信周波数を選択時に受信可能に放送局から配信されるデータを受信する受信手段によって受信されたデータの各々を記録手段で記録単位毎に階層別に分類して記憶媒体に格納する際に、前記受信手段において受信している放送局の受信周波数を取得し、当該取得された前記受信周波数における放送局名が取得可能な場合は、前記記録手段によって格納されるデータを前記取得した放送局名によって分類する階層に設定し、前記受信周波数における放送局名が取得できない場合は、前記記録手段によって格納されるデータを前記受信周波数によって分類する階層に設定して、当該放送局名又は当該受信周波数に係る情報が設定された階層に前記記録単位毎に格納することを特徴とする。
本発明によれば、何れかの受信周波数を選択時に受信可能に放送局から配信されるデータの各々を記録単位毎に階層別に分類して記憶媒体に格納する場合、配信されるデータの各々は記録単位として識別可能であって、当該記録単位として格納するデータを受信した際の放送局名又は受信周波数が設定された階層に格納されるため、同一の受信周波数を選択時に受信した複数のデータを記録単位として記憶媒体に格納した場合であっても、その記録単位の検索を容易に行うことができる。
以下、この発明の実施の形態について、図1〜図4を参照して説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定しない。また、この発明の実施の形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、発明の用途や用語はこれに限定するものではない。
先ず、記録装置の構成について図1を参照して説明する。図1は、記録装置1の機能的構成を模式的に示すブロック図である。
図1に示すように、記録装置1は、記憶媒体読出/書込部15、CDメカ部16、入出力端子部17、チューナー部18、MDメカ部22などを有し、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体に格納されている音声データの再生や、放送局から放送されている音声放送の再生、外部機器から出力される音声データの再生を音声出力部25で行う、又は、CDに格納された音声データ、外部機器から出力される音声データ、受信した音声データを上述した記憶媒体やMDに格納する、いわゆるオーディオ機器としての機能を有する装置である。
具体的には、記録装置1は、上記構成の他に、制御部11、表示部12、操作部13、記憶部14、セレクター19、ADC20、DSP21、DAC23、アンプ部24を備える構成である。
制御部11は、特に図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備える回路部であり、CPUがROMや後述する記憶部14に格納された各種制御プログラムや設定データなどをRAMの作業領域に展開して順次実行することで、記録装置1における各部の動作を統括制御する。また、制御部11は、常時一定周波数を発信する水晶発振器によるクロック信号を基準に、計時を行う計時回路(いずれも図示しない)を有し、現在時刻や日付などの時刻情報を取得可能な構成である。
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面により構成され、制御部11から出力される各種表示情報の表示を行う。例えば、記録装置1の動作状態(再生・録音)やその動作に係る詳細情報(受信周波数や放送局名の表示、再生・録音曲のタイトル表示、再生・録音時間の表示、各種編集情報の表示等)の表示を行う。
操作部13は、再生(PLAY)、録音(REC)、停止(STOP)を指示するための操作キー、チューナー部18における受信周波数を調整するための調整キー、録音する曲のタイトル等の文字入力を行うための文字キー、再生・録音順序の設定等を行うためのプログラムキー又は入力指示の確定を行う決定キー等の各種キーにより構成され、これらのキーが押圧操作されると、その押圧されたキーに対応する押圧信号を制御部11に出力する。
記憶部14は、半導体メモリなどの不揮発性メモリなどであり、地域を示すデータと当該地域で受信可能な放送局の受信周波数や局名などのデータとが対応付けられたデータであるリージョナルオートプリセット情報14aや記録装置1における各種設定情報などを格納する。
この記憶部14に格納されるリージョナルオートプリセット情報14aは、例えば市外局番や郵便番号等の地域を示すデータとその地域において受信可能な放送局の一覧に関する情報(放送局名、周波数情報)とが関連付けられた、例えばテーブル形式の情報である。
制御部11は、操作部13から市外局番や郵便番号等のデータ入力を受け付けることで、チューナー部18で受信可能な放送局の一覧情報(放送局名と周波数の一覧)をリージョナルオートプリセット済みの情報として、記憶部14などに予め設定することができる。つまり、このリージョナルオートプリセット済み情報では、放送局から配信されるデータを受信可能な受信設定である周波数情報とそれを識別するための放送局名とが関連付けられている。
また、制御部11は、チューナー部18で受信している周波数情報と記憶部14に設定されたリージョナルオートプリセット済み情報とを比較することで、現在チューナー部18で受信中の放送局名を取得し、表示部12などに表示することができる。具体的には、制御部11は、現在チューナー部18で受信中の周波数とリージョナルオートプリセット済み情報に含まれる周波数とが一致する場合に、その周波数の放送局名をチューナー部18で受信中の放送局名として取得して表示部12に表示する。
記憶媒体読出/書込部15は、メモリスロット151aとそれに介挿してデータの読み書きが可能な半導体メモリを有するメモリカード151b、USBスロット152a(Universal Serial Bus)とそれに接続してデータの読み書きか可能な半導体メモリを有するUSBメモリ152b、HDD153(Hard Disk Drive)、半導体メモリ154などを有する構成であり、制御部11の制御の下、DSP21から出力されるデータを上述した半導体メモリ等の記憶媒体に記録データとして格納する。この記憶媒体読出/書込部15において記憶媒体に格納される記録データは、記録データ毎にファイル名が付与され、フォルダ毎に格納される。
CDメカ部16は、CDを装填する装填部、光ピックアップ、トラッキングスレッドサーボ回路、スピンドルサーボ回路等により構成され(何れも図示しない)、制御部11から入力される制御信号により、CDの再生やTOC(Table Of Contents)エリア内の情報の読み取りに係る各種動作を行う。入出力端子部17は、外部機器と接続可能なコネクタなどを有し、外部からの音声信号の入力や外部への音声信号の出力を行う。
チューナー部18は、特に図示しないフェイズロックループを用いた同調回路を有し、制御部11からの制御の下、所定の周波数で同調するように放送局から送信された放送信号(配信データ)を、調整可能な周波数帯域から所定の周波数を選択する、つまり、周波数(受信設定)を放送局から配信されるデータを受信可能な値に選択することで抽出する回路部である。具体的には、チューナー部18は、アンテナ18aを介して受信される電波から、チューナー部18の同調周波数帯において受信する電波の周波数を調整し、放送局から送信される電波の周波数に同調させることで、放送信号の選択的な抽出を行う。
セレクター19は、制御部11の制御の下、チューナー部18、入出力端子部17から入力される音声データの何れかを選択し、ADC20に出力する。また、セレクター19は、制御部11の制御の下、CDメカ部16から出力される音声データを入出力端子部17から外部出力する。
ADC20(Analog to Digital Converter)は、セレクター19から出力される音声データ(アナログ)をデジタル音声データに変換してDSP21へ出力する。
DSP21(Digital Signal Processor)は、制御部11からの制御信号による指示の下、MDメカ部22や記憶媒体読出/書込部15でのデータ再生やデータ格納時において、各種デジタル信号処理を行う。
このDSP21で行う各種デジタル信号処理としては、MP3(Moving Picture Experts Group Audio Layer-3)方式等の各種データ形式へのエンコード/デコード処理などがある。
MDメカ部22は、MDを装填する装填部、光ピックアップ、トラッキングスレッドサーボ回路、スピンドルサーボ回路等により構成され(何れも図示しない)、制御部11から入力される制御信号により、MDにおいてトラック毎に格納されたトラックデータの再生やUTOC(User's Table Of Contents)エリア内の情報の読み取りに係る各種動作を行う。
また、MDメカ部22は、制御部11からの制御信号により、DSP21から出力される音声データをトラックデータとしてMDへの録音(格納)やUTOCエリア内の情報の更新に係る各種動作を行う。具体的には、UTOCエリア内の情報を書き換えることで、記録されたトラックデータ毎のタイトル付与や当該トラックデータのグループ毎の管理などを行う。
DAC23は、制御部11から入力される制御信号に基づいて、DSP21から出力される音声データをアナログデータに変換する。アンプ部24は、DAC23で変換されたアナログ音声データの増幅を行う回路部である。音声出力部25は、イヤホン、ヘッドホン又はスピーカ等で構成され、そのアナログ変換されて増幅された音声データの音声出力を行う。
次に、記録装置1において、制御部11が制御して行う動作処理を図2〜図4を参照しながら詳細に説明する。図2は、記録装置1において、チューナー部18で受信したデータをグループ毎にタイトルを付してMDメカ部22で格納する処理を示すフローチャートである。図3は、記録装置1において、チューナー部18で受信したデータをフォルダ毎にファイル名を付して記憶媒体に格納する処理を示すフローチャートである。図4(a)は、グループ毎にタイトルを付して格納されたデータを例示する概念図であり、図4(b)は、フォルダ毎にファイル名を付して格納されたデータを例示する概念図である。
[MDメカ部22でデータを格納する場合について]
先ず、記録装置1において、チューナー部18で受信したデータをMDメカ部22でMDにトラックデータとして格納する処理について説明する。図2に示すように、記録装置1においてチューナー部18で放送データの受信が行われている状態で処理が開始されると、操作部13のRECキー入力が判定された後(ステップS11:Y)、チューナー部18で受信したデータをMDメカ部22におけるMDにトラックデータとして格納する録音が開始される(ステップS12)。
次いで、操作部13のSTOPキー入力が判定された後(ステップS13:Y)、ステップS12で開始されたチューナー部18で受信したデータのMDメカ部22への格納を停止させる停止要求がMDメカ部22へ出力され(ステップS14)、MDメカ部22でのデータ格納の停止完了が判定される(ステップS15:Y)まで待機される。
ステップS15に次いで、ステップS12で開始されてMDメカ部22において格納されたデータについて、現在の日時をタイトルとした書き込み要求がMDメカ部22に出力され(ステップS16)、MDメカ部22でのタイトル書き込み完了が判定される(ステップS17:Y)まで待機される。
ステップS17に次いで、記憶部14にリージョナルオートプリセット済みの情報が格納されているか否か、つまり、リージョナルオートプリセット済みであるか否かが判定される(ステップS18)。ステップS18において、プリセット済みである場合は、表示部12に放送局名が表示されているか否か、つまり、ステップS12で開始されてMDメカ部22で格納されたデータがオートプリセット済みの受信設定(周波数)で設定された放送局から送信されたデータであるか否かが判定され(ステップS19)、放送局名が表示されている場合はそのチューナー部18で受信している放送局名が記憶部14に設定される(ステップS20)。
なお、ステップS18でリージョナルオートプリセット済みでないと判定された場合や、ステップS19で放送局名が表示されておらず、リージョナルオートプリセット済みではあるがそのプリセット済みの受信設定(周波数)で受信可能な放送局のデータを受信していない場合は、チューナー部18で受信している周波数、つまり、ステップS12で開始されてMDメカ部22において格納されたデータを受信した周波数が記憶部14に設定される(ステップS21)。
ステップS20、S21に次いで、MDメカ部22のMD内におけるUTOC情報が参照されて、ステップS20、S21で記憶部14に設定された放送局名や周波数と同一名称のグループが登録済みであるか否かが判定される(ステップS22)。このステップS22において、同じ放送局名/周波数を名称とするグループが登録済みである場合は、ステップS12で開始されてMDメカ部22においてMDに格納されたトラックデータが同じ名称のグループに登録される(ステップS24)。
また、ステップS22において、同じ放送局名/周波数を名称とするグループが登録済みでない場合は、ステップS20、S21で記憶部14に設定された放送局名/周波数を名称とするグループが生成され、ステップS12で開始されてMDメカ部22においてMDに格納されたトラックデータがその生成されたグループに登録される(ステップS25)。
ステップS24、S25に次いで、上述した処理で登録されたグループやトラックを反映させるため、MDメカ部22にUTOC情報を更新するための更新要求が出力され(ステップS26)、MDメカ部22でのUTOC情報の更新完了が判定される(ステップS27:Y)まで待機された後、終了する。
上述した処理により、記録装置1では、図4(a)に示すように、チューナー部18で受信したデータを、当該チューナー部18の受信設定を示す放送局名(例えば「AAA」放送局)/周波数(例えば「XXXMHz」)をグループ名とし、受信した日付(例えば「200A_AA_AA_AAAA」)などをタイトル名として識別可能なトラックデータとしてMDメカ部22に格納することができる。
[記憶媒体読出/書込部15でデータを格納する場合について]
次に、記録装置1において、チューナー部18で受信したデータを記憶媒体読出/書込部15を介して記憶媒体に格納する処理について説明する。図3に示すように、記録装置1においてチューナー部18でのデータ受信により処理が開始されると、操作部13のRECキー入力が判定された後(ステップS31:Y)、リージョナルオートプリセット済みであるか否かが判定される(ステップS32)。
ステップS32において、プリセット済みである場合は、表示部12に放送局名が表示されているか否か、つまり、チューナー部18で受信中のデータがオートプリセット済みの受信設定(周波数)で設定された放送局から送信されたデータであるか否かが判定され(ステップS33)、放送局名が表示されている場合はその放送局名が記憶部14に設定される(ステップS34)。
なお、ステップS32でリージョナルプリセット済みでないと判定された場合や、ステップS33で放送局名が表示されておらず、リージョナルオートプリセット済みではあるがそのプリセット済みの受信設定で受信可能な放送局のデータを受信していない場合は、チューナー部18で受信している周波数が記憶部14に設定される(ステップS35)。
ステップS34、S35に次いで、記憶媒体読出/書込部15における記憶媒体内のフォルダが参照されて、ステップS34、S35で記憶部14に設定された放送局名や周波数と同一名称のフォルダ名が記憶媒体上に存在するか否かが判定される(ステップS36)。このステップS36において、同じ放送局名・周波数を名称とするフォルダが存在する場合は、そのフォルダ内にステップS31の指示に基づいて行われる録音先のファイルが登録される(ステップS37)。
また、ステップS36において、同じ放送局名/周波数を名称とするフォルダが記憶媒体上に存在しない場合は、ステップS34、S35で記憶部14に設定された放送局名/周波数を名称とするフォルダが記憶媒体上に新たに生成され、そのフォルダ内にステップS31の指示に基づいて行われる録音先のファイルが登録される(ステップS38)。
次いで、その登録されたファイルへチューナー部18で受信したデータの格納、つまり、録音が開始され(ステップS39)、操作部13のSTOPキー入力が判定された後(ステップS40)、ステップS39で開始された録音の停止要求が記憶媒体読出/書込部15へ出力され(ステップS41)、記憶媒体読出/書込部15でのデータ格納の停止完了が判定される(ステップS42:Y)まで待機される。
ステップS42に次いで、現在の日付をステップS39で開始された録音先のファイルのファイル名とする書き込み要求が記憶媒体読出/書込部15へ出力され(ステップS43)、記憶媒体読出/書込部15でのファイル名の書き込み完了が判定される(ステップS44:Y)まで待機された後、終了する。
上述した処理により、記録装置1では、図4(b)に示すように、チューナー部18で受信したデータを、当該チューナー部18の受信設定を放送局名(例えば「AAA」放送局)/周波数(例えば「XXXMHz」)をフォルダ名とし、受信した日付(例えば「200A_AA_AA_AAAA.MP3」などをファイル名として識別可能なファイルデータとして記憶媒体上に格納することができる。
以上のように、記録装置1は、何れかの受信設定(周波数)を選択時に受信可能に放送局から配信されるデータをチューナー部18で受信し、MDメカ部22でこの受信されたデータをトラック毎、つまり、記録単位毎に格納するとともに、当該トラック毎の関連付けを行うグループ情報を格納する際に、制御部11において、チューナー部18の受信設定を取得し、その取得された受信設定をグループ情報に設定する構成である。
このため、記録装置1は、配信されるデータの各々はトラック毎に識別可能であって、各トラックは当該トラックに格納するデータを受信した際の受信設定が設定されたグループ情報に関連付けられているため、同一の放送局から送信される複数の番組をトラック毎に記憶媒体等に記録する場合であっても、その記憶媒体に記録されたトラックの検索を容易にすることができる。
また、記録装置1は、何れかの受信設定(周波数)を選択時に受信可能に放送局から配信されるデータをチューナー部18で受信し、記憶媒体読出/書込部15でこの受信されたデータをファイルデータを記録単位として階層別に格納する際に、制御部11において、チューナー部18の受信設定を取得し、その取得された受信設定をファイルデータを格納する階層に設定する構成である。
このため、記録装置1は、配信されるデータの各々はファイルデータとして識別可能であって、ファイルデータは当該ファイルデータとして格納するデータを受信した際の受信設定が設定された階層に格納されるため、同一の放送局から送信される複数の番組をファイルデータとして記憶媒体等に記録する場合であっても、その記憶媒体に記録されたファイルデータの検索を容易にすることができる。
また、記録装置1は、放送局から配信されるデータを受信可能な受信設定である周波数情報とそれを識別するための放送局名とが関連付けられているリージョナルオートプリセット済み情報を記憶部14に格納し、制御部11において、チューナー部18の受信設定(周波数)がリージョナルオートプリセット済みの受信設定である場合はその受信設定に関連付けられた放送局名を受信設定とする構成である。
このため、記録装置1は、MDメカ部22に格納する際のグループ情報や記憶媒体読出/書込部15に格納する際の階層の設定を、ユーザーが分かり易いオートプリセット済みの放送局名で行うことができる。
なお、上述した実施の形態における記述は、一例を示すものであり、これに限定するものではない。上述した実施の形態における構成及び動作に関しては、要旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、チューナー部18からいわゆるラジオ放送を受信し、その受信データをMDメカ部22や記憶媒体読出/書込部15で格納する構成を例示したが、そのチューナー部18に代わり、インターネットなどの通信ネットワークに通信可能に接続する通信部を有し、インターネット上のサーバなどから配信されるデータ(インターネットラジオ)を受信する構成であってもよい。
この通信部を有する記録装置1では、配信元サーバのアドレスなどの受信設定を行い、当該サーバから配信されるデータを受信して、上述した処理と同様な処理を行うことで、前述したラジオ放送の場合と同様に、MDメカ部22や記憶媒体読出/書込部15でインターネットラジオのデータを格納することができる。
さらに、通信部を有する記録装置1においては、配信元のサーバを識別するサーバ名やインターネットラジオ名称と受信設定とを関連付けたプリセット済み情報を記憶部14に格納し、前述したリージョナルオートプルセット済み情報と同様に、通信部における受信設定がプリセット済みの受信設定である場合はその受信設定に関連付けられたサーバ名やインターネットラジオ名称を受信設定としてもよい。
記録装置1の機能的構成を模式的に示すブロック図である。 記録装置1において、チューナー部18で受信したデータをグループ毎にタイトルを付してMDメカ部22で格納する処理を示すフローチャートである。 記録装置1において、チューナー部18で受信したデータをフォルダ毎にファイル名を付して記憶媒体に格納する処理を示すフローチャートである。 (a)は、グループ毎にタイトルを付して格納されたデータを例示する概念図であり、(b)は、フォルダ毎にファイル名を付して格納されたデータを例示する概念図である。
符号の説明
1 記録装置
11 制御部
12 表示部
13 操作部
14 記憶部
14a リージョナルオートプリセット情報
15 記憶媒体読出/書込部
16 CDメカ部
17 入出力端子部
18 チューナー部
18a アンテナ
19 セレクター
20 ADC
21 DSP
22 MDメカ部
23 DAC
24 アンプ部
25 音声出力部
151a メモリスロット
151b メモリカード
152a USBスロット
152b USBメモリ
153 HDD
154 半導体メモリ

Claims (5)

  1. 何れかの受信周波数を選択時に受信可能に放送局から配信されるデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたデータの各々を記録単位毎に階層別に分類して記憶媒体に格納する記録手段と、
    前記受信手段において受信している放送局の受信周波数を取得する受信設定取得手段と、
    前記受信設定取得手段で取得された前記受信周波数における放送局名が取得可能な場合は、前記記録手段によって格納されるデータを前記取得した放送局名によって分類する階層に設定し、前記受信周波数における放送局名が取得できない場合は、前記記録手段によって格納されるデータを前記受信周波数によって分類する階層に設定する記録制御手段と、
    を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 前記記録制御手段において、前記受信周波数における放送局名の取得は、リージョナルプリセットデータに基づき取得されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録制御手段において、前記格納されるデータの取得した放送局名によって分類する階層による設定とは、取得した放送局名を付与したフォルダに、前記データを格納することであり、前記格納されるデータの前記受信周波数によって分類する階層による設定とは、取得した受信周波数を名称として付与したフォルダに、前記データを格納することであることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 何れかの受信周波数を選択時に受信可能に放送局から配信されるデータを受信する受信手段を有するコンピュータを、
    前記受信手段によって受信されたデータの各々を記録単位毎に階層別に分類して記憶媒体に格納する記録手段、
    前記受信手段において受信している放送局の受信周波数を取得する受信設定取得手段、
    前記受信設定取得手段で取得された前記受信周波数における放送局名が取得可能な場合は、前記記録手段によって格納されるデータを前記取得した放送局名によって分類する階層に設定し、前記受信周波数における放送局名が取得できない場合は、前記記録手段によって格納されるデータを前記受信周波数によって分類する階層に設定する記録制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  5. 何れかの受信周波数を選択時に受信可能に放送局から配信されるデータを受信する受信手段によって受信されたデータの各々を記録手段で記録単位毎に階層別に分類して記憶媒体に格納する際に、前記受信手段において受信している放送局の受信周波数を取得し、当該取得された前記受信周波数における放送局名が取得可能な場合は、前記記録手段によって格納されるデータを前記取得した放送局名によって分類する階層に設定し、前記受信周波数における放送局名が取得できない場合は、前記記録手段によって格納されるデータを前記受信周波数によって分類する階層に設定して、当該放送局名又は当該受信周波数に係る情報が設定された階層に前記記録単位毎に格納することを特徴とする記録方法。
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