JP4930028B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、プログラムのインストール(アップデート)など、新規にデータを保存するための情報処理を実行可能な情報処理装置と、情報処理方法に関する。また、このような情報処理装置が実行するプログラムに関する。
例えばプログラムにより動作する機器の機能、性能の向上であるとか、バグフィクスなどのためにしばしばバージョンアッププログラムが提供される。既にインストールされているプログラムのバージョンアッププログラムをインストールすることにより、プログラムとしては、新しいものに書き換えられる、あるいは既に記憶されているプログラムのデータに対してパッチ処理などといわれる修正がかけられ、バージョンアップが行われたこととなるものである。ちなみに、このようなバージョンアップのためのインストールは、アップデートなどともいわれ、これに対応して、バージョンアッププログラムについては、アップデートプログラムやアップデータなどともいわれる。
また、例えば有償のプログラムなどでは、ユーザが正規に入手したインストールキーなどといわれる認証用パスワードを正しく入力しなければインストールができないようになっていることが通常である。
上記のようにして、元来、インストールキーの入力が必要とされるプログラムをアップデートするのにあたっては、改めてインストールキーの入力を要求するか、インストールキーの入力は不要であるとして、アップデートとしてのインストールを許可するかの何れかの方針を採ることが考えられる。何れの方針を採るのかは、プログラムの提供者が、諸事情を考慮して決定することになる。
特開2006−163896号公報
すると、プログラムの提供者としては、例えば、一度インストールキーを購入してもらってバージョン1.xxがインストールされている状況を想定した場合に、このバージョン1.xxの範囲でバージョンアップを行っている場合には、インストールキーを改めて購入することは不要で、自由にアップデートできるが、1.xxから2.xxにアップデートする場合には有償として、改めてバージョン2.xxをインストールするためのインストールキーを購入してもらう、という運用の仕方とする場合もあると考えられる。
本願発明としては、例えばこのようなバージョンアップの運用を行おうとするのにあたり、できるだけ、ユーザが行うインストール作業が簡単で効率的なものとなるように便宜を図ることを目的とする。
そこで本発明は上記した課題を考慮して、情報処理装置として次のように構成する。
つまり、所定種類の記憶用単位情報を新規に取得する記憶用単位情報取得手段と、記憶用単位情報の構造内における所定位置に格納される情報で、自身を格納する記憶用単位情報の実バージョンナンバの範囲ごとに固有となる値を有するようにされたコードである、バージョン範囲識別情報を抽出して取得する識別情報取得手段と、記憶用単位情報の実バージョンナンバごとに対応して固有となる値を有するようにされた情報である副次バージョン情報として、現在において所定の記憶部に記憶している記憶用単位情報についての副次バージョン情報を、所定の記憶部から読み出して取得する副次バージョン情報取得手段と、識別情報取得手段により取得したバージョン範囲識別情報(マスターコード)と、上記副次バージョン情報取得手段により取得した副次バージョン情報とを比較する比較手段と、この比較手段による比較結果に基づいて、記憶用単位情報取得手段により新規に取得した記憶用単位情報を所定の記憶部に記憶させる動作と、記憶用単位情報取得手段により新規に取得した記憶用単位情報を所定の記憶部に記憶させるためのキー情報の入力を要求する動作の何れかを実行させる記憶関連動作制御手段とを備えることとした。
上記構成では、所定種類の記憶用単位情報を新規に取得して記憶部に記憶させようとするのにあたり、この新規に取得した記憶用単位情報に格納されるバージョン範囲識別情報と、既に記憶済の記憶用単位情報に関連した情報として記憶している副次バージョン情報とを比較するようにされる。バージョン範囲識別情報は、新規に取得した記憶用単位情報の実バージョンナンバの範囲に対応する所定値を有し、副次バージョン情報は、記憶済の記憶用単位情報の実バージョンに対応した所定値を有する。従って、両者の比較によっては、少なくとも、記憶済の記憶用単位情報の実バージョンが、新規に取得した記憶用単位情報の実バージョンの範囲に含まれるか否かを判定することができる。そして、この判定結果(即ち比較結果)に応じて、新規に取得した記憶用単位情報をそのまま記憶させる、あるいは、正しいキー情報の入力を待って記憶させるようにするものである。
このような動作によれば、記憶済の記憶用単位情報の実バージョンと、新規に取得した記憶用単位情報の実バージョンとについて一定の関係が成立している条件では、新規に取得した記憶用単位情報を、キー情報の入力を必要とせずに記憶させることが可能になる。
このようにして本願発明では、記憶済の記憶用単位情報と新規に取得した記憶用単位除法のバージョンについて一定条件を満たしている範囲内において、キー情報の入力を必要としないで新規に取得した記憶用単位情報を記憶させる動作が得られるものであり、例えばユーザが記憶用単位情報を記憶させる操作を行うのにあたり、キー情報を入力する機会が減少することになる。つまり、簡便で効率のよい情報記憶作業をユーザが行えるようになる。
図1は、本願発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)としてのディスク記録再生装置の構成例を示している。このディスク記録再生装置10が、本願発明としての記録制御装置の構成を含む。また、このディスク記録再生装置10は、例えば映像情報と、これに再生時間が同期した音声情報から成る映像・音声情報について編集を行うための編集機器としての機能を有するものである。
図1において、スピンドルモータ12は、サーボ制御部15から出力されるスピンドルモータ駆動信号に基づいて、光ディスク11をCLV(Constant Linear Velocity)またはCAV(Constant Angular Velocity)により回転駆動する。
ピックアップ部13は、信号処理部16から供給される記録信号に基づき、記録用のレーザ光を出力して、光ディスク11に信号記録を行う。また、ピックアップ部13は、光ディスク11に対してレーザ光を合焦させるようにして照射するとともに、光ディスク11からの反射光を光電変換して電流信号を生成し、RF(Radio Frequency)アンプ14に供給する。なお、レーザ光の照射位置は、サーボ制御部15からピックアップ部13に供給されるサーボ制御信号により所定の位置に制御される。
RFアンプ14は、ピックアップ部13からの電流信号に基づいて、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、及び再生信号を生成する。トラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号はサーボ制御部15に入力され、再生信号は信号処理部16に入力される。
サーボ制御部15は、フォーカスサーボ制御、及びトラッキングサーボ制御などのサーボ制御を実行する。例えばサーボ制御部15は、RFアンプ14から入力されるフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号に基づいて、フォーカスサーボ制御信号、トラッキングサーボ制御信号を生成し、ピックアップ部13のアクチュエータ(図示せず)に出力する。またサーボ制御部15は、スピンドルモータ12を駆動するスピンドルモータ駆動信号を生成して、光ディスク11を所定の回転速度で回転させるスピンドルサーボ制御も実行するようにされる。
さらにサーボ制御部15は、ピックアップ部13自体を光ディスク11の径方向に移動させてレーザ光の照射位置を移動させるスレッド制御を行う。
なお、光ディスク11から信号(データ)を読み出すにあたっての信号読み出し位置(アドレス)の指定は、制御部20によって行われ、指定された読み出し位置から信号が読み出されるようにして上記スレッド制御を含む、光ディスク11に対するレーザ光の照射位置が制御される。
信号処理部16は、記録時においては、メモリコントローラ17から入力される記録用データについて記録変調を施して記録信号を生成し、ピックアップ部13に供給する。また、再生時の信号処理部16は、RFアンプ14からの再生信号について復調処理を実行して再生データを得てメモリコントローラ17に供給する。
メモリコントローラ17は、データ変換部19から出力されてくる記録データを、後述するように、適宜、メモリ18に書き込んで一時的に保持させるるとともに、これを読み出して信号処理部16に出力する。また、メモリコントローラ17は、信号処理部16から転送されてくる再生データを、適宜、メモリ18に書き込んで一時的に保持させるとともに、これを読み出してデータ変換部19に出力するする。
データ変換部19は、信号入出力装置31から入力される、ビデオカメラ(図示せず)で撮影記録したことによりビデオカメラ側の記憶媒体に記憶された、撮影画像と収音音声から成る映像・音声情報であるとか、他の映像機器などにより記憶媒体(図示せず)から再生された映像・音声情報を、必要に応じて、所定の圧縮符号化形式により圧縮符号化してメモリコントローラ17に転送する。
データ変換部19は、また、メモリコントローラ17から転送されてくる映像・音声の再生データについて、必要に応じて、圧縮符号化に対応する復号(伸長)処理を施して所定の信号形式による映像・音声信号に変換し、信号入出装置31に出力する。
制御部20は、サーボ制御部15、信号処理部16、メモリコントローラ17、およびデータ変換部19を制御し、記録再生動作を実行させる。
なお、制御部20は、例えば、マイクロコンピュータとしての構成を有して成り、従って、CPUと、ROM、RAM、フラッシュメモリなどの記憶装置を備える。
操作部21は、例えばディスク記録再生装置10の本体に設けられる各種操作子と、この操作子に対して行われた操作に応じた操作信号を発生して制御部20(CPU)に出力する操作信号出力部とを一括して示している。制御部20は、入力された操作信号に応答した動作が実行されるようにして、所要の制御処理を実行する。
上記構成において、例えば映像・音声の信号(データ)を記録する場合の記録信号の流れとしては次のようになる。
この場合には、先ず、信号入出力装置31から記録用データを入力させるようにする。このようにして入力された記録用データとしての映像・音声信号は、データ変換部19において例えば圧縮符号化などの処理が施され、メモリコントローラ17によりメモリ18に一時保持された後に読み出しが行われて信号処理部16に出力される。信号処理部16に入力された記録用データは記録変調処理が施され、記録信号としてピックアップ部13に出力される。そして、ピックアップ部13により、入力される記録信号に応じたレーザ光照射が行われることで、光ディスク11に対してデータ記録が行われる。
また、再生時においては、ピックアップ部13により光ディスク11に記憶されている信号が電流信号として読み出される。この電流信号は、RFアンプ14により二値化された再生信号に変換され、信号処理部16にて記録変調に対する復調処理が施されて、映像・音声の再生信号データとしてメモリコントローラ17に転送される。メモリコントローラ17によっては、転送されてきた再生信号データをメモリ18経由でデータ変換部19に出力する。データ変換部19に入力された再生信号データは、例えば必要に応じて圧縮符号化に対する伸長処理が施されて、所定形式の映像・音声信号とされて、信号入出力装置31に対して出力される。
また、上記のようにして光ディスク11に記録され、再生されるデータは、所定方式によるファイルシステムにより管理されるようになっている。制御部20は、プログラムに従ってファイルシステム制御を実行するようにされる。
また、本実施の形態のディスク記録再生装置10は、ネットワークインターフェイス22を備えることにより、外部と所定のネットワーク通信プロトコルに従ったネットワーク通信を実行可能とされている。
そして、この図においては、ネットワークインターフェイス22が対応するネットワーク経由で接続される機器として、インストール制御装置33が示されている。インストール制御装置33は、例えば実際にはパーソナルコンピュータなどとされて、後述するようにして、ディスク記録再生装置10にインストール済みとされているプログラムについてのアップデータである、アップデートプログラムパッケージとしてのデータを記憶保持している。
図2は、上記図1に示した構成によるディスク記録再生装置10における、プログラムのアップデート(インストール)に関連した構成部位を抜き出して示したものとされる。
この図においては、ハードウェア構成として、第1CPU51、第2CPU52、FPGA(Field Programmable Gate Array)53、DSP54、及びフラッシュメモリ55が示される。例えば図1との対応としては、これらのハードウェアのうち、第1CPU51、第2CPU52、FPGA(Field Programmable Gate Array)53、及びフラッシュメモリ55が制御部20に含まれ、DSP(Digital Signal Processor)が信号処理部16などのビデオ・オーディオデータの処理系に含まれる。
第1CPU51は、例えばディスク記録再生装置10におけるシステム全体についての制御を実行するものとされ、主となる制御処理部として機能する。また、第2CPU52及びFPGA53は、第1CPU51と連携して、所定機能に関連した制御処理を実行する。そして、本実施の形態にあっては、これら4つのハードウェアが、それぞれプログラムを実行することによって、しかるべき動作を実現するようにされる。
フラッシュメモリ55には、上記のハードウェアが実行すべきプログラムのデータがそれぞれ記憶される。つまり、図示するようにして、プログラムとして、第1CPU用プログラムD1、第2CPU用プログラムD2、FPGA用プログラムD3、DSP用プログラムD4が記憶されているものである。また、本実施の形態としては、フラッシュメモリ55に対して、上記各プログラムデータとともに、パッケージバージョン情報D5を記憶するようにされる。このパッケージバージョン情報D5は、後の説明からも理解されるように、現在においてフラッシュメモリ55に記憶されている上記4つのプログラムをパッケージ化したものとして扱った場合の、そのパッケージに対して与えられたバージョン(パッケージバージョン)の値を示す情報とされる。
また、この図では、第1CPU51がプログラムに従って実行する処理として、プログラムのアップデート(インストール)と実行に関する処理を機能ブロックとして示している。この機能ブロックとしては、HTTPサーバ機能ブロック61、認証処理ブロック62、プログラム書換処理ブロック63、及びプログラム読み出し機能ブロック64が示される。
HTTPサーバ機能ブロック61は、ネットワーク経由で接続されるインストール制御装置33に対して、ディスク記録再生装置10(制御部20)をHTTPサーバとして動作させるための処理を実行する機能部位とされる。本実施の形態としては、このHTTPサーバ機能により、インストール制御装置33側にて表示出力されるGUI(Graphical User Interface)として、図6により後述するインストール画面を表示させることができる。つまり、HTTPサーバ機能ブロック61は、インストール制御装置33に対して行われた一連のアップデートのための所定操作に基づいて送信されてくる要求に応答して、アップデートに関連した所要の処理を実行するようにされる。HTTPサーバ機能ブロック61は、このような処理の1つとして、例えばインストール手順に従った所定内容のインストール画面のWebデータを生成してインストール制御装置33に対して送信出力することも行うものである。
図3は、アップデートプログラムパッケージの構造例を示している。
上記図2により説明したように、ディスク記録再生装置10を動作させるには、第1CPU用プログラムD1、第2CPU用プログラムD2、FPGA用プログラムD3、DSP用プログラムD4の4つのプログラムが必要とされる。ここでのアップデートプログラムパッケージとは、所定のバージョンにアップデートするためのアップデータについて、これら4つのプログラムを統合してパッケージ化して単体のアップデータとして形成したものである。
そして、図3に示される構造においては、先ず、ヘッダ内容として、モデル名、パッケージバージョン、マスターコードの情報を少なくとも格納するようにされる。
ここでのモデル名とは、現アップデートプログラムパッケージ(このモデル名が現に格納されるアップデートプログラムパッケージ)によりバージョンアップさせる対象機器について付された型の名称を指し、モデル名の領域には、この名称を示す情報が格納される。
パッケージバージョン(副次バージョン情報)は、現アップデートプログラムパッケージに対して付されたバージョンナンバであり、ユーザに提示されるバージョンナンバとされる。本実施の形態では、以降の説明から理解されるように、ユーザに提示するパッケージバージョンと、そのアップデートプログラムパッケージに格納されるアップデートプログラムそのもののバージョンとは異なるバージョンの値を設定するようにされる。このアップデートプログラムそのもののバージョンについては、それがインストールされたCPUなどのハードウェアのバージョンに相当することから、CPUバージョン(実バージョン)という。
そして、図2のフラッシュメモリ55において記憶されているパッケージバージョン情報は、そのときにディスク記録再生装置10にインストールされているプログラム、即ち、同じフラッシュメモリ55に記憶されている第1CPU用プログラムD1、第2CPU用プログラムD2、FPGA用プログラムD3、DSP用プログラムD4に対応するプログラムパッケージ(アップデートプログラムパッケージ)において格納されていたパッケージバージョンと同じ内容を格納したものとされる。つまり、フラッシュメモリ55のパッケージバージョン情報は、ディスク記録再生装置10に現在インストールされているプログラムパッケージのバージョンを示している。
マスターコード(バージョン範囲識別情報)は、アップデートプログラムのCPUバージョンの値の所定の範囲ごとに設定されたコード番号のうち、現アップデートプログラムパッケージに格納されるアップデートプログラムのCPUバージョンに対応して設定されたコード番号とされる。このマスターコードのコード番号の設定例については、図4により後述する。
そして、上記のモデル名、パッケージバージョン、及びマスターコードなどのヘッダ内容に続くようにして、第1CPU用プログラムD1、第2CPU用プログラムD2、FPGA用プログラムD3、DSP用プログラムD4ごとに対応するアップデートプログラムとして、第1CPU用アップデートプログラム、第2CPU用アップデートプログラム、FPGA用アップデートプログラム、DSP用アップデートプログラムが格納される。
なお、アップデートプログラムパッケージに格納される上記の各プログラムは、バイナリデータとされる。これに対応させて、本実施の形態では、モデル名、パッケージバージョン、マスターコードなどの情報についても、バイナリデータとする。これにより、アップデートプログラムパッケージ内のデータとしては、バイナリにより統一することができ、例えばディスク記録再生装置10側でのインストール(アップデート)処理としてはバイナリのみを扱えばよいことになり、例えばその分の処理負担の軽減が期待される。
図4は、本実施の形態における、CPUバージョンとパッケージバージョンとマスターコードの各値についての具体的設定例を示している。
この図においては、CPUバージョンの値をcpu_ver、パッケージバージョンの値をpkg_verにより示し、マスターコードとしてのコード番号をmaster_codeにより示している。
先ず、本実施の形態としては、CPUバージョンについて、少なくともcpu_ver=1.52〜1.70までのバージョン値の範囲が存在することを前提とした上で、このバージョン値の範囲を、さらに
cpu_ver≦1.52
1.52<cpu_ver<1.70
cpu_ver≧1.70
の範囲に区切ることとしている。このような区切りを行っているのは、例えば、cpu_ver≦1.52のプログラムに対して、1.52<cpu_ver<1.70のプログラムが、例えば主要機能の追加などの大幅なバージョンアップを図っており、さらに、cpu_ver≧1.70のプログラムも、1.52<cpu_ver<1.70のプログラムに対して大幅なバージョンアップを行っていることを根拠としている。
そして、上記のようにして設定したCPUバージョンの範囲の区切りに対しては、先ず、パッケージバージョンを次のようにして設定する。つまり、cpu_ver≦1.52に対応しては、pkg_ver=1.xxを設定し、1.52<cpu_ver<1.70に対応しては、pkg_ver=2.xxを設定し、cpu_ver≧1.70に対応してはpkg_ver=3.xxを設定する。また、パッケージバージョン(pkg_ver)の小数点以下の値(xx)については、CPUバージョン(cpu_ver)の小数点以下の値と一致させる必要はないが、1つのcpu_verの値に対して、1つのpkg_verが対応するようにして、上記小数点以下の値(xx)を設定するようにされる。例えば、cpu_ver=1.52の直ぐ上のバージョンがcpu_ver=1.53であるとして、例えば、cpu_ver=1.52に対応するものとしてpkg_ver=2.01を設定したら、cpu_ver=1.53についてはpkg_ver=2.02を設定する、というような要領である。
また、マスターコードのコード番号(master_code)については、図示するようにして、cpu_ver≦1.52に対応しては、master_code=#1を設定し、1.52<cpu_ver<1.70に対応しては、master_code=#2を設定し、cpu_ver≧1.70に対応してはmaster_code=#3を設定するようにされる。また、マスターコードと、パッケージバージョンとの対応としては、master_code=#1にpkg_ver=1.xxが対応し、master_code=#2にpkg_ver=2.xxが対応し、master_code=#3にpkg_ver=3.xxが対応することになる。つまり、ここでは、マスターコードの番号と、パッケージバージョンの値における整数値とが一致するようにされている。
ここで、ディスク記録再生装置10のユーザに対して提示されるプログラムのバージョンは、先にも述べたように、アップデートプログラムパッケージについてのバージョンを示すパッケージバージョン(pkg_ver)となる。図5により、本実施の形態における、パッケージバージョンに応じたアップデートについて、どのような運用とするのかについて説明しておく。
図5(a)は、パッケージバージョンとしてpkg_ver=1.xxのプログラムパッケージがディスク記録再生装置10に対してインストールされていることを模式的に示している。そして、例えば現在におけるパッケージバージョンが、pkg_ver=1.abであるとして、ここからpkg_ver=1.cd(ab<cd)にアップデートしようとした場合には、パッケージバージョンpkg_ver=1.cdのアップデートプログラムパッケージを入手してインストールするようにされる。このときには、アップデートプログラムパッケージpkg_ver=1.xxに対応して用意されたインストールキー#1を使用することでpkg_ver=1.cdのアップデートプログラムパッケージをインストールすることができる。
インストールキーとは、インストールを行うときの認証に使用するキー情報であり、インストールキー#1は、例えば既にpkg_ver=1.xxのプログラムパッケージがインストールされている場合には、ユーザが正規に入手しているものとされる。つまり、この図5(a)に示されるpkg_ver=1.abからpkg_ver=1.cdへのアップデートは、ユーザが既に入手しているインストールキーを使用してインストールが行われるもので、特に新規にインストールキーを入手する必要がないことになる。このようにして、本実施の形態では、先ず、パッケージバージョンpkg_ver=1.xxのプログラムパッケージがインストールされている環境では、pkg_ver=1.xxの範囲でのアップデートについては、新規にインストールキーを取得する必要がない。
そして、例えば図5(a)のpkg_ver=1.xxのプログラムパッケージがインストールされている環境から、図5(b)のようにして、pkg_ver=2.xxにアップデートしようとする場合には、インストールキー#1を使用したインストールはできないようにされている。pkg_ver=2.xxへのアップデートのためには、インストールキー#1とは異なるインストールキー#2を使用して、pkg_ver=2.xxのアップデートプログラムパッケージをインストールするようにされる。なお、インストールキー#1を使用してpkg_ver=2.xxのアップデートプログラムパッケージをインストールしようとしても、後述するようにしてインストールは実行されずに、正規のインストールキーの入力を要求する操作画面がインストール制御装置33にて表示される。
そして、ここでの運用としては、インストールキー#2については、アップデートプログラムパッケージの提供者から有償で配布することとしている。つまり、ユーザが、pkg_ver=1.xxからpkg_ver=2.xxにアップデートしようとするときには、対価を支払ってインストールキー#2を購入するようにされる。
そして、図5(b)に示されるようにして、pkg_ver=2.xxにアップデートされた環境の下で、pkg_ver=2.abからpkg_ver=2.cdにアップデートするのにあたっては、インストールキー#2を使用することでアップデートプログラムパッケージをインストールすることができる。つまり、pkg_ver=2.xxで表されるバージョンの範囲内においては、インストールキー#2を使用してアップデートすることが可能であり、従って、ユーザとしては、アップデートのために対価を支払う必要はない。
また、さらに図5(b)のpkg_ver=2.xxのプログラムパッケージがインストールされている環境から、図5(c)のpkg_ver=3.xxにアップデートするのには、インストールキー#2(及びインストールキー#1)は不可とされており、インストールキー#3を使用するようにされる。つまり、例えばpkg_ver=1.xx又はpkg_ver=2.xxからpkg_ver=3.xxにアップデートしようとするときには、対価を支払ってインストールキー#3を購入することになる。
そのうえで、pkg_ver=3.xxにアップデートされた環境の下で、図5(c)に示すように、pkg_ver=3.abからpkg_ver=3.cdにアップデートする場合、つまり、pkg_ver=3.xxで表されるバージョンの範囲内でのアップデートを行う場合には、既に購入したインストールキー#3を使用すれば可能なようにされている。
このようにして、本実施の形態では、プログラムのアップデートに関する運用として、アップデートプログラムパッケージのパッケージバージョン(pkg_ver)が示す整数値ごとに対応するインストールキーが必要とされ、このインストールキーについては、有償で配布することとしているものである。そのうえで、アップデートプログラムパッケージのパッケージバージョンの整数値が同じとされる範囲内でのアップデートは、その整数値に対応するインストールキーを使用して行えるようにしているものである。
図6は、ユーザが行うとされるディスク記録再生装置10のプログラムをアップデート(インストール)するための作業に応じて、インストール制御装置33のモニタに表示されるユーザインターフェイス画像である、インストールダイアログ100の表示態様例を示している。また、先に述べたように、このインストールダイアログ100の表示は、ネットワーク経由でインストール制御装置33と接続されているディスク記録再生装置10がHTTPサーバ機能部61によるHTTPサーバ機能を利用して、HTTPによるWebページデータを送信してくることで実現されるものである。インストール制御装置33は、この送信されたWebページデータを、Webブラウザのアプリケーションソフトウェアにより再生して表示させる。
そして、ディスク記録再生装置10のプログラムをアップデートにあたっての事前の準備として、ユーザは、アップデートプログラムパッケージを入手するようにされる。
入手の仕方として、例えば一つには、アップデートプログラムパッケージの提供者が、ネットワーク上に、アップデートプログラムパッケージをアップロードするサーバを設置しておくようにされる。ユーザは、インストール制御装置33(PC)のネットワーク機能によりサーバにアクセスさせ、アップデートプログラムパッケージをダウンロードするようにされる。あるいは、リムーバブル形式の記憶媒体にアップデートプログラムパッケージを記憶して配布することとして、インストール制御装置33により、この記憶媒体からアップデートプログラムパッケージを読み出させるようにすることも考えられる。
そのうえで、ユーザは、インストール制御装置33とディスク記録再生装置10とをネットワーク経由で通信可能なようにセットするようにされる。これにより、インストール制御装置33は、ディスク記録再生装置10によりインストールを実行させるための制御機器として機能することになる。そして、インストール制御装置33に対して、アップデートプログラムパッケージのインストールを開始するための所定操作を行ったとされると、インストールダイアログ100として、図6(a)に示す内容の表示が、インストール制御装置33のモニタディスプレイの画面上に表示される。
図6(a)のダイアログ画面は、例えばインストール制御装置33にて保持しているとされるファイルのうちから、今回のアップグレードのためのアップデートプログラムパッケージとしてのファイルを指定するものとされ、例えばパッケージタイプを入力するパッケージタイプ入力ボックス110と、アップデートプログラムパッケージの所在(ディレクトリ)を入力するディレクトリ入力ボックス111が表示されている。また、ディレクトリ入力ボックス111に入力するディレクトリ(パス)を探索するための参照ボタン112もここでは配置表示されている。また、進むボタン113と中止ボタン114が配置表示されている。
ユーザは、パッケージタイプ入力ボックス110と、ディレクトリ入力ボックス111に対する操作を行って、今回のアップグレードに使用するアップデートプログラムパッケージを選択して、進むボタン113を操作するようにされる。
上記図6(a)の画面上での進むボタンの操作に応答しては、アップデート前のディスク記録再生装置10のプログラムパッケージのパッケージバージョンと、今回のアップデートのためのアップデートプログラムパッケージのパッケージバージョンとの関係により、図6(b)、図6(d)の何れかに進行することになる。
つまり、アップデート前のディスク記録再生装置10のプログラムのパッケージバージョンpkg_verが示す整数値に対して、今回のアップデートのためのアップデートプログラムパッケージのパッケージバージョンpkg_verが示す整数値が同じ、あるいは小さいとされる場合には、図6(b)に進む。
図6(b)のインストールダイアログ100は、ディスク記録再生装置10によりアップデートプログラムパッケージのインストールによるアップデートとしての処理が実行されていることを示している。また、図5では、アップデートのためには、パッケージバージョンの整数値に対応するインストールキーを使用するものとして説明していたが、図6(a)から図6(b)への遷移として示すようにして、実際においては、インストールキーを入力する操作は行われていない。
つまり、本実施の形態のアップデート手順の実際においては、図5にて説明したように、パッケージバージョンの整数値が同じ範囲でのアップデートに際しては、既に入手しているとされるインストールキーによるアップデートプログラムパッケージのインストールが可能であることを前提とした上で、この既に入手しているインストールキーをユーザが逐一入力しなければならない手間が省かれるようにして、インストール作業負担の軽減を図っているものである。
そして、例えばディスク記録再生装置10によりアップデートプログラムパッケージのインストール(アップデート)が完了したとされると、インストールダイアログ100は、図6(b)から図6(c)に示すようにして、アップデートが完了したことを示す表示に切り換わるようにされる。
これに対して、アップデート前のディスク記録再生装置10のプログラムのパッケージバージョンpkg_verが示す整数値に対して、今回のアップデートのためのアップデートプログラムパッケージのパッケージバージョンpkg_verが示す整数値のほうが大きい場合には、図6(d)の画面に移行する。
図5にて説明したように、上記のパッケージバージョンの関係となる場合には、現在においてディスク記録再生装置10にインストールされているプログラムのパッケージバージョンに対応して入手しているとされるインストールキーは使用不可であり、これとは異なるインストールキーが必要になる。
そこで、この場合には、インストールダイアログ100として、図6(d)に示される、今回インストールしようとしているアップデートプログラムパッケージに対応するインストールキーの入力を要求する画面を表示させる。
ここで、既にユーザが、今回インストールしようとしているアップデートプログラムパッケージに対応するインストールキーを購入して入手しているのであれば、この入手したインストールキーを、図6(d)の画面内におけるインストールキー入力ボックス115に対して入力する操作を行って、進むボタン113を操作すればよい。この操作に応じては、アップデートプログラムパッケージのインストールが開始され、インストールダイアログ100は図6(b)に示すものに移行することになる。逆に、インストールキー入力ボックス115に対して正しいインストールキーを入力しない限りは、アップデートプログラムパッケージのインストールは実行されることはない。
図7は、本実施の形態のディスク記録再生装置10において実行されるアップデートのための処理手順例を示している。なお、この図に示す処理は、例えば図2に示した第1CPU51が、HTTPサーバ機能ブロック61、認証処理ブロック62、プログラム書換処理ブロック63、及びプログラム読み出し機能ブロック64としての機能を実行することにより実現されるものとしてみることができる。つまり、第1CPU51が、第1CPU用プログラムD1を実行することにより実現される処理手順とされる。
例えばディスク記録再生装置では、HTTPサーバ機能ブロック61としての処理により、図6(a)に示すインストールダイアログ100を表示させている。
そして、例えば先の説明のようにして、図6(a)のインストールダイアログ100において、ディスク記録再生装置10をアップデートするためのアップデートプログラムパッケージのディレクトリ(保存先)を指定した上で、進むボタン113に対する操作が行われたとされると、インストール制御装置33は、指定されたディレクトリにおいてファイル形式で記憶されているアップデートプログラムパッケージを読み出して、そのデータをネットワーク経由でディスク記録再生装置10に対して送信する。
ディスク記録再生装置10は、ステップS101により、上記のようにして送信されてくるファイル形式のアップデートプログラムパッケージのデータを受信取得し、例えば制御部20内のRAM(図示せず)に保持するようにされる。
また、本実施の形態としては、アップデートプログラムパッケージは、所定方式による圧縮ファイル形式により配布することとされており、インストール制御装置33から送信されてくるアップデートプログラムパッケージも、この圧縮ファイル形式となっている。そこで、ステップS102により、受信取得したアップデートプログラムパッケージを解凍する処理を実行する。解凍により得られたアップデートプログラムパッケージは、例えばRAMに保持するようにされる。
解凍後のRAMに保持されたアップデートプログラムパッケージは、例えば図3に示した構造を有しているものとされる。ステップS103では、このアップデートプログラムパッケージから、マスターコードを読み込んで例えばレジスタに保持する。
また、次のステップS104は、フラッシュメモリ55からパッケージバージョン情報を読み出して保持するようにされる。
そして、ステップS105により、上記ステップS103により保持したマスターコードが示すコードナンバの値αと、ステップS104により保持したパッケージバージョン情報が示すバージョンの値βとを比較する処理を行い、ステップS107により、比較結果として、α≦βの関係が成立するか否かについての判別を行う。
ステップS107により、α≦βの関係が成立するとして肯定の判別結果が得られた場合には、今回のアップデートプログラムパッケージのパッケージバージョンの整数値が、現在インストールされているプログラムのパッケージバージョンの整数値と同じ、若しくはそれより小さいということになる。これは、図5によると、既に入手しているとされるインストールキーを使用したインストールが許可されている場合となる。
そこで、この場合には、ステップS107、S108の手順を実行する。
ステップS107、S108の手順は、例えばプログラム書き換え処理ブロック63としての機能により実現される。先ず、ステップS107によっては、現在においてRAMに保持しているとされるアップデートプログラムパッケージを利用したアップデートのための処理を実行する。つまり、アップデートプログラムパッケージとしては、例えば図3に示したように、第1CPU用アップデートプログラム、第2CPU用アップデートプログラム、FPGA用アップデートプログラム、DSP用アップデートプログラムが格納された構造を有するが、これらのアップデートプログラムを、それぞれ、フラッシュメモリ55に対して順次転送して、第1CPU用プログラムD1、第2CPU用プログラムD2、FPGA用プログラムD3、DSP用プログラムD4を上書きして書き換えるようにされる。また、次のステップS108によっては、アップデートプログラムパッケージに格納されていたパッケージバージョンのデータを読み出して、これをフラッシュメモリ55におけるパッケージバージョン情報の領域に対して上書きするようにされる。
これにより、4つの各プログラムがバージョンアップされた状態で記憶され、パッケージバージョン情報としては、このバージョンアップ後のバージョンを示す値を有することになる。
なお、ステップS107、S108の手順の実行に併行して、第1CPU51は、HTTPサーバ機能ブロック61により、インストール(フラッシュメモリ55へのアップデートプログラムの書き込み)の進行状況に応じて、図6(b)(c)に示したような、インストールの進捗状況を示すインストールダイアログ100が表示されるようにWebページ生成と、その送信処理も実行するようにされる。
これに対して、ステップS108にてα≦βの関係が成立しないとして否定の判別結果が得られた場合には、今回のアップデートプログラムパッケージのパッケージバージョンの整数値が、現在インストールされているプログラムのパッケージバージョンの整数値よりも大きい、つまり、パッケージバージョンの整数値が1つ以上増えるバージョンアップということになる。この場合には、既に入手しているとされるインストールキーではインストールが許可されず、アップデートプログラムパッケージに対応したインストールキーを入力する必要があることになる。
そこで、この場合には、ステップS109以降の手順を実行する。
先ず、ステップS109においては、インストール制御装置33に対してインストールキーの要求を行う。このためには、図6(d)に示した、インストールキー入力用のインストールダイアログ100のWebページデータをインストール制御装置33に対して送信する。インストール制御装置33は、このWebページのデータを受信してWebブラウザにより再生することで、図6(d)のインストールダイアログ100を表示させる。
次にディスク記録再生装置10は、ステップS110により、インストールキーが入力されるのを待機する。例えば図6(d)のインストールダイアログ100上で、ユーザがインストールキー入力ボックス115に対して入力を行って進むボタン113を操作したとされると、インストール制御装置33は、この入力されたデータを送信する。ディスク記録再生装置10は、このようして送信されてきた入力データを受信すると、ステップS110にて肯定の判別結果が得られたものとして、ステップS111に進むようにされる。
これに対して、例えば図6(d)のインストールダイアログ100にて表示される中止ボタン114に対する操作が行われたとされると、ステップS110にて否定の判別結果が得られたこととなって、この図に示す処理を終了する。このときには、例えばHTTPサーバ機能ブロック61により、これまでのインストールダイアログ100の表示を終了させる。
ステップS111では、認証処理ブロック62としての機能により、入力されたインストールキーを利用して認証処理を実行し、次のステップS112により、認証が成立したか否かについて判別するようにされる。
例えば、入力されたインストールキーが正しいものではなかったために認証が不成立となった場合には、ステップS112にて否定の判別結果が得られる。この場合には、アップデートを実行することなく、この図に示す処理を終了させる。
これに対して、入力されたインストールキーが正しいものだったことで認証が成立した場合には、ステップS112にて肯定の判別結果が得られることになり、ステップS106、S107の手順を実行する。つまり、アップデートプログラムを利用したアップデート処理を実行する。
以上説明したようにしてインストール(アップデート)が実行されるようにして、アップデートプログラムパッケージの構造や、インストールのためのアルゴリズムを構築することで、本実施の形態としては、パッケージバージョンの整数値が同じ範囲でのアップデートについては、入手済みのインストールキーにより許可するという運用が適切に行えることになる。また、パッケージバージョンの整数値が同じ範囲でのアップデートにあっては、インストールキーの入力を不要化するというユーザへの便宜も図られることになる。
なお、本願発明としては、これまでに説明した実施の形態としての構成に限定されるものではない。例えば、図3に示したアップデートプログラムパッケージの構造は一例であって、これに応じて、プログラムを実行するためのハードウェア構成としても、図2に示した例に限定はされない。また、図4により例示したCPUバージョンと、パッケージバージョンと、マスターコードの関係設定としても、運用如何により適宜変更されてよいものである。また、図6に示したインストールダイアログ100の表示態様であるとか、これに応じたインストール操作手順なども適宜変更されてよい。
また、上記実施の形態では、ディスク記録再生装置のプログラムをアップデートする場合を例に挙げているが、これ以外であって、プログラムを実行することにより少なくとも一部の機能動作が実現されるようにして構成された装置全般について、本願発明の適用が可能である。
また、アップデート、バージョンアップを、元の単位情報についての新規内容への書き換えとして捉えれば、本願発明における記憶用単位情報としては、プログラムのデータのみに限定されるものではなく、他の形式、種類のデータとされてよい。
本発明の実施の形態としてのディスク記録再生装置の構成例を示す図である。 実施の形態のディスク記録再生装置における、プログラムのアップデート(インストール)に関連した構成部位を抜き出して示したブロック図である。 実施の形態に対応するアップデートプログラムパッケージの構造例を示す図である。 実施の形態における、CPUバージョンとパッケージバージョンとマスターコードの各値についての具体的設定例を示す図である。 実施の形態のディスク記録再生装置のアップデートについての運用例を説明するための図である。 アップデートプログラムをインストールするときに表示されるユーザインターフェイス画面の表示態様例を示す図である。 実施の形態のディスク記録再生装置において実行される、アップデートのための処理手順例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ディスク記録再生装置、11 光ディスク、12 スピンドルモータ、13 ピックアップ部、14 RFアンプ、15 サーボ制御部、16 信号処理部、17 メモリコントローラ、18 メモリ、19 データ変換部、20 制御部、21 操作部、31 信号入出力装置、33 インストール制御装置、51 第1CPU、52 第2CPU、53 FPGA(Field Programmable Gate Array)、54 DSP、55 フラッシュメモリ、D1 第1CPU用プログラム、D2 第2CPU用プログラム、D3 FPGA用プログラム、D4 DSP用プログラム、D5 パッケージバージョン情報、100 インストールダイアログ

Claims (3)

  1. 所定種類の記憶用単位情報を新規に取得する記憶用単位情報取得手段と、
    上記記憶用単位情報の構造内における所定位置に格納される情報で、自身を格納する記憶用単位情報の実バージョンの値を含む所定のバージョン値の区切り範囲ごとに固有となる値を有するようにされたコードである、バージョン範囲識別情報を抽出して取得する識別情報取得手段と、
    記憶用単位情報の実バージョン値ごとに対応して固有となる値を有するようにされた情報である副次バージョン情報として、現在において所定の記憶部に記憶している記憶用単位情報についての副次バージョン情報を、所定の記憶部から読み出して取得する副次バージョン情報取得手段と、
    上記識別情報取得手段により取得したバージョン範囲識別情報と、上記副次バージョン情報取得手段により取得した副次バージョン情報とを比較する比較手段と、
    上記比較手段による比較結果に基づいて、上記記憶用単位情報取得手段により新規に取得した記憶用単位情報を所定の記憶部に記憶させる動作と、上記記憶用単位情報取得手段により新規に取得した記憶用単位情報を所定の記憶部に記憶させるためのキー情報の入力を要求する動作の何れかを実行させる記憶関連動作制御手段と、
    を備え情報処理装置。
  2. 所定種類の記憶用単位情報を新規に取得する記憶用単位情報取得手段と、上記記憶用単位情報の構造内における所定位置に格納される情報で、自身を格納する記憶用単位情報の実バージョンの値を含む所定のバージョン値の区切り範囲ごとに固有となる値を有するようにされたコードである、バージョン範囲識別情報を抽出して取得する識別情報取得手段と、記憶用単位情報の実バージョン値ごとに対応して固有となる値を有するようにされた情報である副次バージョン情報として、現在において所定の記憶部に記憶している記憶用単位情報についての副次バージョン情報を、所定の記憶部から読み出して取得する副次バージョン情報取得手段と、上記識別情報取得手段により取得したバージョン範囲識別情報と、上記副次バージョン情報取得手段により取得した副次バージョン情報とを比較する比較手段と、上記比較手段による比較結果に基づいて、上記記憶用単位情報取得手段により新規に取得した記憶用単位情報を所定の記憶部に記憶させる動作と、上記記憶用単位情報取得手段により新規に取得した記憶用単位情報を所定の記憶部に記憶させるためのキー情報の入力を要求する動作の何れかを実行させる記憶関連動作制御手段とを備える情報処理装置における情報処理方法であって、
    所定種類の記憶用単位情報を新規に取得する記憶用単位情報取得手順と、
    上記記憶用単位情報の構造内における所定位置に格納される情報で、自身を格納する記憶用単位情報の実バージョンの値を含む所定のバージョン値の区切り範囲ごとに固有となる値を有するようにされたコードである、バージョン範囲識別情報を抽出して取得する識別情報取得手順と、
    記憶用単位情報の実バージョン値ごとに対応して固有となる値を有するようにされた情報である副次バージョン情報として、現在において所定の記憶部に記憶している記憶用単位情報についての副次バージョン情報を、所定の記憶部から読み出して取得する副次バージョン情報取得手順と、
    上記識別情報取得手順により取得したバージョン範囲識別情報と、上記副次バージョン情報取得手順により取得した副次バージョン情報とを比較する比較手順と、
    上記比較手順による比較結果に基づいて、上記記憶用単位情報取得手順により新規に取得した記憶用単位情報を所定の記憶部に記憶させる動作と、上記記憶用単位情報取得手順により新規に取得した記憶用単位情報を所定の記憶部に記憶させるためのキー情報の入力を要求する動作の何れかを実行させる記憶関連動作制御手順と、
    情報処理装置において実行す情報処理方法。
  3. 所定種類の記憶用単位情報を新規に取得する記憶用単位情報取得手順と、
    上記記憶用単位情報の構造内における所定位置に格納される情報で、自身を格納する記憶用単位情報の実バージョンの値を含む所定のバージョン値の区切り範囲ごとに固有となる値を有するようにされたコードである、バージョン範囲識別情報を抽出して取得する識別情報取得手順と、
    記憶用単位情報の実バージョン値ごとに対応して固有となる値を有するようにされた情報である副次バージョン情報として、現在において所定の記憶部に記憶している記憶用単位情報についての副次バージョン情報を、所定の記憶部から読み出して取得する副次バージョン情報取得手順と、
    上記識別情報取得手順により取得したバージョン範囲識別情報と、上記副次バージョン情報取得手順により取得した副次バージョン情報とを比較する比較手順と、
    上記比較手順による比較結果に基づいて、上記記憶用単位情報取得手順により新規に取得した記憶用単位情報を所定の記憶部に記憶させる動作と、上記記憶用単位情報取得手順により新規に取得した記憶用単位情報を所定の記憶部に記憶させるためのキー情報の入力を要求する動作の何れかを実行させる記憶関連動作制御手順と、
    を情報処理装置に実行させプログラム。
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