JP4929939B2 - 一体型ターボ分子ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、ポンプユニットと電源ユニットとが一体になった一体型ターボ分子ポンプに関する。
ターボ分子ポンプにおいて、ポンプユニットとその電源ユニットとを一体化したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ポンプ内部に生成物が付着しやすいガスを排気する場合には、ポンプユニットにヒータや冷却装置を設けて、ポンプユニットの温度を70℃程度の高温にコントロールして使用する方法が知られている。
電源ユニットは発熱源であるコンバータやインバータを有しているため、冷却が必要である。クリーンな環境で使用されるターボ分子ポンプの場合、ファン冷却よりも冷却水を用いた冷却が好ましく、引用文献1に記載のターボ分子ポンプでは冷却水を用いた冷却ジャケットによりポンプユニットと電源ユニットとを冷却するようにしている。
特開平11−173293号公報
しかしながら、通常、電源ユニットは半密閉型構造となっているので、電源ユニット内部の露点温度は外気と同じになっている。ポンプユニットは高温に保持されているため、電源ユニット周囲の温度は比較的暖かく、一方、電源ユニットそのものは冷却ジャケットで冷却されているので比較的低温に保たれている。そのため、電源ユニットの温度が周囲の露点温度よりも低くなって結露が発生しやすい。
請求項1の発明は、生成物の堆積を防止するための温度コントロール手段を備えたターボ分子ポンプにおいて、真空排気を行うポンプユニットと、ポンプユニットに密着して固定された導電性の筐体を有し、ポンプユニットを駆動制御する電源ユニットと、電源ユニットに設けられた電気部品を冷却する冷却手段と、筐体内に形成され、冷却手段で冷却される電気部品および冷却手段が収容された空間を密閉する断熱部材とを備え、電気部品は、断熱部材の密閉空間内に収容された冷却手段上に搭載されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のターボ分子ポンプにおいて、冷却手段は、冷媒用流路が形成された熱伝導性部材から成るベース部材であって、電気部品をベース部材の表面に載置するようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載のターボ分子ポンプにおいて、ポンプユニットのベース部内に、断熱部材で密閉された空間を形成したものである。
本発明によれば、冷却手段で冷却される電気部品を断熱部材で密閉された空間に配置したので、電源ユニットの電気部品への結露を防止することができる。
以下、図を参照して本発明の実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明によるターボ分子ポンプの一実施の形態を示す図である。ターボ分子ポンプ1はポンプユニット2と電源ユニット3とから成り、ポンプユニット2には温度コントロールユニット4が装着されている。温度コントロールユニット4はヒータを用いた加熱部と水冷による冷却部とを備えており、それらを制御することによりポンプ温度を高温(例えば50〜70℃)に保持する。5は、ポンプユニット2を半導体製造装置6の真空チャンバに固定するための吸気口フランジである。
図2は、電源ユニット3の内部構造を説明する断面図である。電源ユニット3は金属製のシャーシ100を有しており、このシャーシ100はポンプユニット2に直接接触するように固定されている。シャーシ100の内側には、断熱部材101により密閉空間が形成されている。電源ユニット3を構成する回路部品は、この密閉空間内に設けられた冷却ベース102上に搭載されている。冷却ベース102は、熱伝導性の良い材料(例えば、銅やアルミ)で形成されている。断熱部材101はシャーシ100と別体で設けられても良いし、シャーシ内壁に一体に設けられていても良い。
冷却ベース102の内部には冷却水用の水路102aが形成されており、インレット103aから供給された冷却水は水路102aを巡った後に、アウトレット103bから排出される。インレット103aおよびアウトレット103bは断熱部材101およびシャーシ100を貫通して外部に露出するように設けられている。104は冷却ベース102上に固定されている電気部品であり、基板105は金属製の支柱106によってベース面に固定されている。その結果、電気部品104や基板105は十分低い温度に冷却されることになる。107は電源ユニット3とポンプユニット2とを結ぶケーブルである。
図3は、電源ユニット3の内外における温度分布および露点温度を定性的に示したものであり、(a)は断熱部材101を設けた場合、(b)は従来のように断熱部材101を設けない場合を示す。図3(a)の場合、シャーシ100はポンプユニット2に固定されているので、ポンプニット2の温度T1(50〜70℃程度)とほぼ同程度となっている。一方、回路部品は冷却ベース102により冷却され、温度T1よりも低い温度T2に保たれている。そのため、断熱部材101の外表面から回路部品までの温度分布は、図3(a)に示したようなものとなる。
断熱部材101で囲まれた領域は断熱部材101によって周囲と断熱されているので、その領域の温度は回路部品の温度T2とほぼ同程度となる。そのため、外気における露点温度T3に対して電源ユニット3内の露点温度T4は低下し、回路部品の温度T2よりも低くなる。その結果、回路部品に結露が発生するのを防止することができる。
なお、断熱部材101で囲まれた領域は、内部を乾燥空気で置換するとT4をより低くすることができ、結露防止に有効である。また、シャーシ100はポンプユニット2に直接接触するように固定されているので、電源ユニット3に電磁ノイズが印加された場合でも、シャーシ内部への電磁ノイズの印加は遮断される。その結果、電源ユニット3内部の回路部品を電磁ノイズから遮断することができる。
一方、図3(b)の従来タイプの電源ユニット3の場合、温度T2に冷却された回路部品が断熱部材101により密閉されていないため、シャーシ100を介して外気が回路部品周囲に入ってくる。その結果、露点温度は外気と同じT3となり、より温度の低い回路部品に結露が発生してしまう。
[変形例]
図4は本実施の形態の変形例を示す図である。図4に示すターボ分子ポンプでは、ポンプユニット2のベース部14内部に電源ユニットの回路部品が収められている。また、断熱部材101は回路部品の収納空間を密閉するとともに、磁気軸受15,16およびモータ17が設けられたスピンドル18の下部を覆うように設けられている。回路部品、スピンドル18およびベース部14は冷却水によって冷却され、さらにベース部14にはヒータ10が設けられている。ヒータ10の加熱と冷却水の冷却とを制御して、ポンプ温度を一定の温度T1に保持する。回転体11には回転翼13が形成され、ベース側には固定翼12が設けられている。
図4に示した変形例においても、電源ユニットの回路部品は断熱部材101により密閉されているため、回路部品に結露が生じるおそれがない。また、スピンドル18とベース14との間に断熱部材101を設け、スピンドル18を冷却するようにしたので、ポンプ温度を高温T1に保持しつつモータ17や磁気軸受15,16を効果的に冷却することができる。また、回路部品をポンプユニット2のベース部14内に設けるようにしたので、ターボ分子ポンプの小型化を図ることができる。
以上説明した実施の形態および変形例では、次のような作用効果を奏する。
(1)生成物の堆積を防止するための温度コントロールユニット4を備え、ポンプユニット2に密着して固定された導電性の筐体(シャーシ)100を有する一体型ターボ分子ポンプにおいて、冷却ベース102で冷却される電気部品が収容される空間であって、筐体100内に形成され、断熱部材101で密閉された空間を備えたので、電気部品104,105は断熱部材101で密閉された空間に配置され、電気部品104,105への結露を防止することができる。
(2)冷媒用流路102aが形成された熱伝導性部材から成る冷却ベース102を設け、その表面に電気部品104,105を載置するようにしたり、ポンプユニット2のベース部14内に、断熱部材で密閉された空間を形成したりしたので、ターボ分子ポンプの小型化を図ることができる。
実施の形態では、電源ユニット3の回路部品全てを断熱部材101で囲まれた密閉空間に配置したが、外気の露点温度よりも低い温度に冷却された部品に結露は発生するので、冷却されて温度が低くなっているのが一部の部品のみである場合には、その部品のみを断熱部材101で密閉すれば良い。また、冷却には冷却水以外の冷媒を用いてもかまわない。
以上説明した実施の形態と特許請求の範囲の要素との対応において、温度コントロールユニット4は温度コントロール手段を、シャーシ100は筐体を、冷却ベース102は冷却手段およびベース部材をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまでも一例であり、発明を解釈する際、上記実施の形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係に何ら限定も拘束もされない。
ターボ分子ポンプの外観を示す図である。 電源ユニットの内部構造の概略を説明する断面図である。 電源ユニット内外における温度分布および露点温度を説明する図であり、(a)は断熱部材101を設けた場合、(b)は従来のように断熱部材101を設けない場合を示す。 本実施の形態の変形例を示す図である。
符号の説明
1:ターボ分子ポンプ、2:ポンプユニット、3:電源ユニット、4:温度コントロールユニット、10:ヒータ、14:ベース部、18:スピンドル、100:シャーシ、101:断熱部材、102:ベース部材、104:電気部品、105:基板

Claims (3)

  1. 生成物の堆積を防止するための温度コントロール手段を備えたターボ分子ポンプにおいて、
    真空排気を行うポンプユニットと、
    前記ポンプユニットに密着して固定された導電性の筐体を有し、前記ポンプユニットを駆動制御する電源ユニットと、
    前記電源ユニットに設けられた電気部品を冷却する冷却手段と、
    前記筐体内に形成され、前記冷却手段で冷却される電気部品および前記冷却手段が収容された空間を密閉する断熱部材とを備え、
    前記電気部品は、前記断熱部材の密閉空間内に収容された前記冷却手段上に搭載されていることを特徴とするターボ分子ポンプ。
  2. 請求項1に記載のターボ分子ポンプにおいて、
    前記冷却手段は、冷媒用流路が形成された熱伝導性部材から成るベース部材であって、
    前記電気部品を前記ベース部材の表面に載置したことを特徴とするターボ分子ポンプ。
  3. 請求項に記載のターボ分子ポンプにおいて、
    前記ポンプユニットのベース部内に、前記断熱部材で密閉された空間を形成したことを特徴とするターボ分子ポンプ。
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