JP4929873B2 - 液体排出装置 - Google Patents
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Description
本発明に係る第1の実施の形態は、インクを排出することによって記録媒体上に所望の画像及び/又は文字(以下、単に画像と記載)を形成するプリンタ(液体排出装置)に本発明を適用した一例である。図1は、プリンタの概略構成図である。図1に示すように、プリンタ60は、導電性を有するインク(液体)を貯溜し、且つ、貯溜したインクをヘッド1に供給するインクカートリッジ53と、印刷用紙P(図6参照)に対してインクを排出して印刷するヘッド1と、プリンタ60の種々の動作、例えば、図示しない紙送り機構による印刷用紙Pの搬送動作やヘッド1の印刷動作等を制御する制御装置70(図5参照)とを有している。インクカートリッジ53とヘッド1とはインク供給管52により接続されている。インクカートリッジ53は、インクカートリッジ53に貯溜されているインクの液面の高さとヘッド1内のインクの液面の高さとの間に差が生じるように、即ち、水頭差が生じるように設置されている(加圧機構)。この水頭差によって、インクカートリッジ53に貯溜されているインクが加圧されてインク供給管52を介してヘッド1に供給される。
次に、本実施の形態による第1の変更形態について図10及び図11を参照しつつ説明する。図10は本変更形態に係るヘッドの平面断面図である。図11は、ヘッドの側面断面図である。図10及び図11に示すように、ヘッド101は、共通流路12から分岐してY方向に延びる複数のインク流路113を有している。各インク流路113は矩形の断面形状を有している。インク流路113のインク流路画定面110bには、排出口108からインク流動方向に関する上流側に向けて延在し、且つ、インク流路画定面110bの幅方向全域を占める絶縁膜121が形成されている。絶縁膜121と基材110との間に制御電極118が形成されている。つまり、絶縁膜121が制御電極118を被覆している。制御電極118は、絶縁膜121の下方において排出口108からインク流動方向に関する上流側に向けて延在している。そして、絶縁膜121が形成されている領域は、平面視で、排出口108に向かって先細りとなった台形形状を有しており、これに合わせて制御電極118及び絶縁膜121も台形形状を有している。つまり、インク流路113は、排出口108に向かって断面積が徐々に減少する減少領域(テーパー領域)113aと、減少領域113aと共通流路12との間に位置すると共にインク流動方向に関して断面積が均一な均一領域113bとを含んでいる。
次に、本実施の形態による第2変更形態について図12及び図13を参照しつつ説明する。図12は本変更形態に係るヘッドの平面断面図である。図13は、ヘッドの側面断面図である。図12及び図13に示すように、ヘッド201は、共通流路12から夫々分岐してY方向に延びる複数のインク流路213を有している。各インク流路213は矩形の断面形状を有している。インク流路213を画成する表面であるインク流路画定面210bには、排出口8からインク流動方向に関する上流側に向けて延在し且つインク流路画定面210bの幅方向全域にわたって形成されている絶縁膜221と、撥液性が絶縁膜221よりも低く且つ絶縁膜221のインク流動方向に関する上流側に隣接する隣接領域220とが形成されている。絶縁膜221と基材210との間には、制御電極218が形成されている。つまり、制御電極218は、絶縁膜221によって被覆されている。また、制御電極218は、絶縁膜221の下方において排出口8からインク流動方向に関する上流側に向けて延在している。制御電極218及び絶縁膜221は、平面視で略矩形の形状を有している。インク流路213を区画している各隔壁211bは、絶縁膜221と隣接領域220との境界において、互いに隣接した2つのインク流路213のそれぞれに向かって突出した2つの突起211cを有している。つまり、インク流路213の、インク流路画定面210bの幅方向(X方向:インク流動方向と直交する方向のうち絶縁膜221の平面に平行な方向)における幅は、絶縁膜221と隣接領域220との境界において狭くなっている。
次に、本発明に係る第2の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、第1の実施の形態と実質的に同じ部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。図14は、本発明に係る第2の実施の形態であるプリンタの概略構成図である。図14に示すように、プリンタ360は、インクカートリッジ53と、一方向に長い略直方体の形状であり、印刷用紙Pに対してインクを排出して印刷するヘッド301と、制御装置70とを有している。インクカートリッジ53とヘッド301とはインク供給管52により接続されている。インクカートリッジ53は、インクカートリッジ53に貯溜されているインクとヘッド301内のインクとの間に水頭差が生じるように設置されている(加圧機構)。この水頭差によって、インクカートリッジ53に貯溜されているインクが加圧されてインク供給管52を介してヘッド301に供給される。
8 排出口
10 基材
10a 共通流路画定面
10b インク流路画定面
11 カバー部材
11a 溝
11b 隔壁
12 共通流路
13 インク流路
17 接地電極
17a 配線部
18 制御電極
18a 配線部
20 隣接領域
21 絶縁膜
30 ヘッド制御部
32 電位制御部
60 プリンタ
70 制御装置
Claims (12)
- 導電性の液体を排出する液体排出装置であって、
排出口を有し、前記導電性を有する液体が流れる液体流路と、
前記液体流路の所定の面に形成され、前記排出口から、前記液体が流れる流動方向の上流側に向かって延在する電極と、
前記液体流路の前記所定の面において、前記排出口から前記流動方向の上流側に向かって延在し、前記液体流路の前記所定の面において前記流動方向に直交する幅方向全体に亘って形成され、且つ、前記電極を被覆する絶縁膜と、
前記液体流路の前記所定の面において、前記絶縁膜と前記流動方向の上流側で隣接する隣接領域と、
前記電極の電位を制御する電位制御機構と、
前記液体流路の液体を前記排出口に向かって流れるように加圧する加圧機構と、
を備え、
前記絶縁膜の撥液性は、前記隣接領域の撥液性よりも高く、
前記電位制御機構は、前記電極の電位を、第1の電位と第2の電位に切り換えることで前記排出口から排出される液体の量を制御するものであり、第1の電位は、前記絶縁膜と前記隣接領域との境界において、前記液体のメニスカスが形成されて前記排出口から液体が排出されないように前記絶縁膜の撥液性を設定する電位であり、第2の電位は、前記絶縁膜と前記隣接領域との境界において液体のメニスカスが形成されず前記排出口から液体が排出されるように前記絶縁膜の撥液性を低下させる電位である液体排出装置。 - 前記液体流路は、互いに間隔をあけて形成された複数の個別液体流路を備える請求項1に記載の液体排出装置。
- 前記液体流路の断面積は、前記排出口に向かって減少している請求項1に記載の液体排出装置。
- 前記液体流路は、前記流動方向に沿って均一な断面積を有する均一領域と、前記排出口に向かって断面積が徐々に減少する減少領域とを有し、
前記絶縁膜が、前記減少領域に形成されている請求項3に記載の液体排出装置。 - 前記液体流路の、前記流動方向と直交する方向の長さが、前記絶縁膜と前記隣接領域との境界において狭くなっている請求項1に記載の液体排出装置。
- 前記流動方向と直交する方向が、前記絶縁膜が形成された前記所定の面の面方向に平行な方向である請求項5に記載の液体排出装置。
- 前記液体流路が、板形状の基材と凹部が形成されたカバー部材とによって画成されており、
前記液体流路における前記所定の面は、前記基材に形成されており、
前記液体流路における前記所定の面を除く面は、前記カバー部材の前記凹部に形成されている請求項1に記載の液体排出装置。 - 前記液体流路は、互いに間隔をあけて形成された複数の個別液体流路を備え、
前記所定の面において、隣接する前記個別液体流路の間隙には、各々、前記絶縁膜及び前記隣接領域よりも高い撥液性を有する高撥液領域が形成され、これらの前記高撥液領域によって複数の前記個別液体流路が画成されている請求項1に記載の液体排出装置。 - 常に接地され且つ前記液体と接触する接地電極をさらに備えている請求項1に記載の液体排出装置。
- 前記複数の個別液体流路は、それぞれ個別排出口を有し、前記個別液体流路は、前記複数の個別排出口が一列に配列されるように配置されており、
前記複数の個別液体流路に接続されている共通流路をさらに備えている請求項2に記載の液体排出装置。 - 前記導電性の液体はインクであり、前記液体排出装置はインクヘッドである請求項1に記載の液体排出装置。
- 前記導電性の液体はインクであり、前記液体排出装置はインクヘッドである請求項8に記載の液体排出装置。
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