JP4928483B2 - ガラス溶着方法 - Google Patents

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本発明は、第1のガラス部材と第2のガラス部材とを溶着してガラス溶着体を製造するガラス溶着方法に関する。
上記技術分野における従来のガラス溶着方法として、第1のガラス部材と第2のガラス部材との間に、ガラスフリットを含むガラスフリット層を溶着予定領域に沿って配置する配置工程と、レーザ光を溶着予定領域に沿って照射し、第1のガラス部材と第2のガラス部材とを溶着する溶着工程と、を含むものが知られている。
特許文献1には、配置工程において、第1のガラス部材にガラスフリットを焼成によって固着させ、ガラスフリット層を形成した後に、ガラスフリット層をその厚さが均一となるように研磨し、研磨したガラスフリット層を介して第1のガラス部材上に第2のガラス部材を配置するガラス溶着方法が記載されている。これは、ガラスフリット層と第2のガラス部材とを密着させて、溶着工程における溶着強度の向上を図るためである。
特表2006−524419号公報
しかしながら、特許文献1記載のガラス溶着方法には、ガラスフリット層を研磨する必要があるため、ガラス溶着体の製造工程が煩雑化するという問題がある。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、溶着強度の高いガラス溶着体を簡易に製造することができるガラス溶着方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るガラス溶着方法は、第1のガラス部材と第2のガラス部材とを溶着してガラス溶着体を製造するガラス溶着方法であって、第1のガラス部材と第2のガラス部材との間に、複数のガラス片を含むガラス片層を溶着予定領域に沿って配置する配置工程と、第1のガラス部材に対して第2のガラス部材が押圧された状態で、第1のレーザ光を溶着予定領域に沿って照射し、少なくともガラス片層を溶融させる溶融工程と、第1のレーザ光よりも入熱量が大きくなるように第2のレーザ光を溶着予定領域に沿って照射し、第1のガラス部材と第2のガラス部材とを溶着する溶着工程と、を含むことを特徴とする。
このガラス溶着方法では、第1のガラス部材に対して第2のガラス部材が押圧された状態で、第1のレーザ光を溶着予定領域に沿って照射し、少なくともガラス片層を溶融させる。これにより、ガラス片層と第1のガラス部材や第2のガラス部材との間に隙間が存在していたとしても、その隙間が埋まって、ガラス片層と第1のガラス部材や第2のガラス部材とが密着することになる。そして、ガラス片層と第1のガラス部材や第2のガラス部材とが密着した状態で、第1のレーザ光よりも入熱量が大きくなるように第2のレーザ光を溶着予定領域に沿って照射し、第1のガラス部材と第2のガラス部材とを溶着する。従って、このガラス溶着方法によれば、溶着強度の高いガラス溶着体を簡易に製造することができる。
本発明に係るガラス溶着方法においては、配置工程では、第1のガラス部材にガラス片を固着させ、ガラス片層を溶着予定領域に沿って形成した後に、ガラス片層を介して第1のガラス部材上に第2のガラス部材を配置することが好ましい。この場合、溶着予定領域からのガラス片のずれが防止されるため、溶着予定領域において精度良く第1のガラス部材と第2のガラス部材とを溶着することができる。
このとき、溶融工程では、第2のガラス部材を介して第1のレーザ光を溶着予定領域に沿って照射し、溶着工程では、第2のガラス部材を介して第2のレーザ光を溶着予定領域に沿って照射することが好ましい。第1のガラス部材にガラス片を固着させると、ガラス片層の第2のガラス部材側の表面に凹凸が生じる場合がある。そこで、第2のガラス部材を介して第1のレーザ光を溶着予定領域に沿って照射することで、ガラス片層の第2のガラス部材側の表面に生じた凹凸を効率良く平坦化することができる。更に、第2のガラス部材を介して第2のレーザ光を溶着予定領域に沿って照射することで、ガラス片層と第2のガラス部材との界面近傍を効率良く溶融させることができる。
本発明に係るガラス溶着方法においては、溶融工程では、ガラス片層に集光スポットが合うように第1のレーザ光を集光し、溶着工程では、ガラス片層に集光スポットが合うように第2のレーザ光を集光することが好ましい。この場合、ガラス片層が局所的に加熱されるため、例えばガラス片に低融点ガラスを用いることが不要になるなど、ガラス片に用いるガラス材料の選択の自由度を大きくすることができる。
本発明によれば、溶着強度の高いガラス溶着体を簡易に製造することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明に係るガラス溶着方法の一実施形態によって製造されたガラス溶着体の斜視図である。図1に示されるように、ガラス溶着体1は、ガラスフリット(ガラス片)2を含むガラスフリット層(ガラス片層)3を介して、ガラス部材(第1のガラス部材)4とガラス部材(第2のガラス部材)5とが溶着予定領域Rに沿って溶着されたものである。溶着予定領域Rは、ガラス部材4,5の外縁に沿うように環状に設定されている。なお、ガラス部材4,5は、例えば、無アルカリガラスからなる厚さ0.7mmの矩形板状の部材であり、後述するレーザ光L1,L2に対して透過性を有している。一方、ガラスフリット2は、例えば、低融点ガラス(バナジウムリン酸系ガラス、鉛ホウ酸ガラス等)からなる粉末状の部材であり、後述するレーザ光L1,L2に対して吸収性を有している。
次に、上述したガラス溶着体1を製造するためのガラス溶着方法について説明する。
まず、図2に示されるように、ガラス部材4にガラスフリット2を焼成によって固着させ、ガラスフリット層3を溶着予定領域Rに沿って形成する。具体的には、ディスペンサやスクリーン印刷等によって溶着予定領域Rに沿うようにフリットペースト(ガラスフリット2、有機溶剤及びバインダを混練したもの)をガラス部材4の表面に塗布した後、フリットペーストが塗布されたガラス部材4を乾燥機内で乾燥させて有機溶剤を除去し、更に加熱炉内で焼成(仮焼成)してバインダを除去する。このとき、ガラスフリット層3の表面(ガラス部材4と反対側の表面)には、図2(c)に示されるように、凹凸が生じる。
続いて、図3に示されるように、ガラスフリット層3を介してガラス部材4上にガラス部材5を配置し、ガラス部材4に対してガラス部材5が押圧されるように、ガラス部材4とガラス部材5とを双方が重ね合わされた状態で固定する。このとき、ガラスフリット層3とガラス部材5との間には、図3(c)に示されるように、隙間Gが生じる。なお、ガラス部材4に対してガラス部材5がその自重によって押圧されれば、ガラス部材4とガラス部材5とを固定せずに、ガラスフリット層3を介してガラス部材4上にガラス部材5を配置するだけでもよい。
続いて、図4に示されるように、ガラス部材4に対してガラス部材5が押圧された状態で、レーザ光(第1のレーザ光)L1を溶着予定領域Rに沿って照射し、少なくともガラスフリット層3を溶融させる。このとき、ガラスフリット層3に集光スポットFS1が合うようにレーザ光L1を集光し、ガラス部材5を介してレーザ光L1を溶着予定領域Rに沿って照射する。
このレーザ光L1の照射によって生じる具体的現象は、次の通りである。まず、レーザ光L1が照射されると、レーザ光L1がガラス部材5を透過してガラスフリット層3に吸収され、ガラスフリット層3においてレーザ光L1が照射された部分が400℃〜500℃程度の温度に発熱して軟化・溶融し、図4(c)に示されるように、溶融領域6が形成される。このとき、ガラス部材4に対してガラス部材5が押圧されているため、ガラス部材5が若干沈み込むような状態となり、溶融領域6がレーザ光L1の移動方向前方に流れる。これにより、ガラスフリット層3とガラス部材5との間に生じていた隙間Gが埋められていき、ガラスフリット層3とガラス部材5とが密着する(すなわち、ガラスフリット層3とガラス部材5とが濡れて馴染み易くなる)。
続いて、図5に示されるように、レーザ光L1よりも入熱量が大きくなるようにレーザ光(第2のレーザ光)L2を溶着予定領域Rに沿って照射し、ガラス部材4とガラス部材5とを溶着して、ガラス溶着体1を得る。このとき、ガラスフリット層3に集光スポットFS2が合うようにレーザ光L2を集光し、ガラス部材5を介してレーザ光L2を溶着予定領域Rに沿って照射する。
このレーザ光L2の照射によって生じる具体的現象は、次の通りである。まず、レーザ光L2が照射されると、レーザ光L2がガラス部材5を透過してガラスフリット層3に吸収され、ガラスフリット層3においてレーザ光L2が照射された部分が700℃〜800℃程度の温度に発熱してその部分及びその部分の周辺部分(ガラス部材4,5の表面部分)が溶融し、図5(c)に示されるように、溶融領域7が形成される。このとき、ガラスフリット層3とガラス部材4,5とが密着しているため、溶着予定領域Rの全領域において、ガラスフリット層3からガラス部材4,5への熱の伝播量が同等となり、その結果、溶融領域7の形成度合いも同等となる。そして、その溶融領域7が再固化することで、ガラス部材4とガラス部材5とが溶着される。
ここで、上述したレーザ光L1,L2の照射条件の一例について説明する。
レーザ光L1は、スポット径1.6mm、スキャン速度(溶着予定領域Rに沿った集光スポットFS1の相対移動速度)1mm/sec、レーザパワー16Wで照射される。このとき、レーザ光L1の集光スポットFS1の中心部付近における入熱量[J/mm]は、数式(1)により26[J/mm]と近似される。数式(1)において、r:集光スポットの半径[mm]、v:スキャン速度[mm/sec]、P:レーザパワー密度[W/mm](=レーザパワー[W]÷集光スポットの面積[mm]である。
(数1)
入熱量=P×2r÷v・・・(1)
一方、レーザ光L2は、スポット径1.6mm、スキャン速度(溶着予定領域Rに沿った集光スポットFS2の相対移動速度)1mm/sec、レーザパワー20Wで照射される。このとき、レーザ光L2の集光スポットFS2の中心部付近における入熱量[J/mm]は、数式(1)により32[J/mm]と近似される。
このように、レーザ光L2の入熱量よりもレーザ光L1の入熱量を小さくするのは、次の理由による。すなわち、図4に示されるように、レーザ光L1を照射した場合、ガラスフリット層3とガラス部材5との接触部分では、ガラスフリット層3からガラス部材5への熱伝導が大きくなる一方で、ガラスフリット層3とガラス部材5との離間部分(隙間Gに対応する部分)では、ガラスフリット層3からガラス部材5への熱伝導が隙間Gによって阻害されて小さくなる。そのため、例えばレーザ光L2と入熱量が同等となるようにレーザ光L1を照射すると、ガラスフリット層3とガラス部材5との離間部分において入熱過多となり、ガラスフリット層3がダメージを受けるおそれがある。よって、レーザ光L2よりも入熱量が小さくなるようにレーザ光L1を溶着予定領域Rに沿って照射する(換言すれば、レーザ光L1よりも入熱量が大きくなるようにレーザ光L2を溶着予定領域Rに沿って照射する)。
なお、レーザ光L1の照射によってガラスフリット層3を十分に変形させて、ガラスフリット層3とガラス部材5とを確実に密着させるために、レーザ光L2よりもスキャン速度が低くなるようにレーザ光L1を溶着予定領域Rに沿って照射することが好ましい。レーザ光L1のスキャン速度よりもレーザ光L2のスキャン速度を高くしても、レーザ光L2を照射する際にはガラスフリット層3とガラス部材5とが密着しているので、ガラス部材4とガラス部材5とが確実に溶着される。
以上説明したように、上記ガラス溶着方法においては、ガラス部材4に対してガラス部材5が押圧された状態で、レーザ光L1を溶着予定領域Rに沿って照射し、少なくともガラスフリット層3を溶融させる。これにより、ガラスフリット層3とガラス部材5との間に存在した隙間Gが埋まって、ガラスフリット層3とガラス部材4,5とが密着することになる。そして、ガラスフリット層3とガラス部材4,5とが密着した状態で、レーザ光L1よりも入熱量が大きくなるようにレーザ光L2を溶着予定領域Rに沿って照射し、ガラス部材4とガラス部材5とを溶着する。このとき、ガラスフリット層3とガラス部材4,5とが密着しているため、溶着予定領域Rの全領域において、ガラスフリット層3からガラス部材4,5への熱の伝播量が同等となり、その結果、溶融領域7の形成度合いも同等となる。そして、その溶融領域7が再固化することで、ガラス部材4とガラス部材5とが溶着されるので、溶着予定領域Rの全領域において溶着強度の低下が防止される。従って、上記ガラス溶着方法によれば、溶着強度の高いガラス溶着体1を簡易に製造することができる。
また、ガラス部材4にガラスフリット2を固着させ、ガラスフリット層3を溶着予定領域Rに沿って形成した後に、ガラスフリット層3を介してガラス部材4上にガラス部材5を配置するため、溶着予定領域Rからのガラスフリット2のずれが防止される。これにより、溶着予定領域Rにおいて精度良くガラス部材4とガラス部材5とを溶着することができる。
このとき、ガラス部材4にガラスフリット2を固着させることで、ガラスフリット層3のガラス部材5側の表面に凹凸が生じても、ガラス部材5を介してレーザ光L1,L2を溶着予定領域Rに沿って照射するため、ガラスフリット層3のガラス部材5側の表面に生じた凹凸を効率良く平坦化することができると共に、ガラスフリット層3とガラス部材5との界面近傍を効率良く溶融させることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、ガラスフリット2は、低融点ガラスからなる粉末状の部材に限定されず、ガラス部材4,5と同程度の融点を有するガラスからなる部材であってもよい。ガラスフリット層3に集光スポットFS1,FS2が合うようにレーザ光L1,L2を集光することで、ガラスフリット層3が局所的に加熱されるからである。このように、本発明に係るガラス溶着方法によれば、ガラスフリット2に用いるガラス材料の選択の自由度を大きくすることができる。
また、ガラス部材4にガラスフリット2を固着させず、ガラス部材4とガラス部材5との間にガラスフリット2を介在させることで、ガラスフリット層3を溶着予定領域Rに沿って形成してもよい。
また、ガラスフリット層3のガラス部材5側の表面に凹凸が生じている場合であっても、ガラスフリット層3が薄いときには、ガラス部材4を介してレーザ光L1,L2を溶着予定領域Rに沿って照射してもよい。
本発明に係るガラス溶着方法の一実施形態によって製造されたガラス溶着体の斜視図である。 本発明に係るガラス溶着方法の一実施形態における配置工程の前半を説明するための図である((a):斜視図、(b):(a)のIIb−IIb線に沿っての断面図、(c):(a)のIIc−IIc線に沿っての一部断面図)。 本発明に係るガラス溶着方法の一実施形態における配置工程の後半を説明するための図である((a):斜視図、(b):(a)のIIIb−IIIb線に沿っての断面図、(c):(a)のIIIc−IIIc線に沿っての一部断面図)。 本発明に係るガラス溶着方法の一実施形態における溶融工程を説明するための図である((a):斜視図、(b):(a)のIVb−IVb線に沿っての断面図、(c):(a)のIVc−IVc線に沿っての一部断面図)。 本発明に係るガラス溶着方法の一実施形態における溶着工程を説明するための図である((a):斜視図、(b):(a)のVb−Vb線に沿っての断面図、(c):(a)のVc−Vc線に沿っての一部断面図)。
符号の説明
1…ガラス溶着体、2…ガラスフリット(ガラス片)、3…ガラスフリット層(ガラス片層)、4…ガラス部材(第1のガラス部材)、5…ガラス部材(第2のガラス部材)、R…溶着予定領域、L1…レーザ光(第1のレーザ光)、L2…レーザ光(第2のレーザ光)、FS1,FS2…集光スポット。

Claims (4)

  1. 第1のガラス部材と第2のガラス部材とを溶着してガラス溶着体を製造するガラス溶着方法であって、
    前記第1のガラス部材と前記第2のガラス部材との間に、複数のガラス片を含むガラス片層を溶着予定領域に沿って配置する配置工程と、
    前記第1のガラス部材に対して前記第2のガラス部材が押圧された状態で、第1のレーザ光を前記溶着予定領域に沿って照射し、少なくとも前記ガラス片層を溶融させる溶融工程と、
    前記第1のレーザ光よりも入熱量が大きくなるように第2のレーザ光を前記溶着予定領域に沿って照射し、前記第1のガラス部材と前記第2のガラス部材とを溶着する溶着工程と、を含むことを特徴とするガラス溶着方法。
  2. 前記配置工程では、前記第1のガラス部材に前記ガラス片を固着させ、前記ガラス片層を前記溶着予定領域に沿って形成した後に、前記ガラス片層を介して前記第1のガラス部材上に前記第2のガラス部材を配置することを特徴とする請求項1記載のガラス溶着方法。
  3. 前記溶融工程では、前記第2のガラス部材を介して前記第1のレーザ光を前記溶着予定領域に沿って照射し、
    前記溶着工程では、前記第2のガラス部材を介して前記第2のレーザ光を前記溶着予定領域に沿って照射することを特徴とする請求項2記載のガラス溶着方法。
  4. 前記溶融工程では、前記ガラス片層に集光スポットが合うように前記第1のレーザ光を集光し、
    前記溶着工程では、前記ガラス片層に集光スポットが合うように前記第2のレーザ光を集光することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載のガラス溶着方法。
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