JP4927620B2 - 煙感知システム - Google Patents

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この発明は、空気中に浮遊する煙等の汚染物資を光学的に検知する、煙感知システムに関するものであり、特に、超高感度煙感知器を用いる煙感知システムに関するものである。
火災予防や煙発生時の検知システムとして、或いは、一定の環境保全を必要とする半導体製造工場や食品工場において煙感知器が使用される。
従来の自動火災報知システムでは、誤報を防止するため、複数の2感度式火災感知器を低感度モードに設定して監視状態となし、いずれか1つが発報すると、発報した火災感知器以外が高感度モードとなり、該高感度モードの火災感知器の発報により火災警報を発している。
特開昭63−081592号公報
従来の自動火災報知システムでは、全ての火災感知器を2感度式火災感知器としているので、設備費が嵩むとともに、受信装置の感度制御が複雑になる、という問題がある。
この発明は、上記事情に鑑み、2感度式火災感知器を用いなくても、確実に火災を検出できるようにすることを目的とする。又、他の目的は、火災感知器が故障しても火災の検出に支障をきたさない様にすることである。
この発明は、監視空間に敷設されたサンプリング管と、該サンプリング管を介してサンプリングエアを導入する検煙部と、前記検煙部の煙検出レベルを判別する制御部と、を備えた煙感知器を複数設置して受信装置と接続した煙感知システムにおいて;少なくとも1台の煙感知器が火災を検出すると、前記受信装置は他の煙感知器のサンプリングエアの吸引量を増加させることを特徴とする煙感知システム、である。
この発明の前記サンプリング管は、直筒状に形成され、その両端にそれぞれ煙感知器が設置されていることを特徴とする。この発明のサンプリング管は、ループ状に形成され、前記煙感知器は、前記サンプリング管に互いに所定間隔をおいて複数配置されていることを特徴とする。
この発明は、少なくとも1台の煙感知器が火災を検出して、かつ、前記受信装置は他の煙感知器のサンプリングエアの吸引量を増加させるので、誤りなく早期に火災を判別することができる。
この発明の第1実施の形態を図1〜図4により説明する。
図1に示す様に、煙感知器2の暗箱21内には、発光素子11と、フォトダイオード等の受光素子12と、が配置されている。前記暗箱21の中央部には、検煙部25が設けられ、該検煙部25の入口4はサンプリング管1に接続されている。
前記サンプリング管1は、適宜(例えば、50cmピッチ)の間隔で、複数の吸引口34を有する直筒状管であり、火災が発生したか否かが監視されている空間、即ち、監視空間32に、例えば、約50mにわたって配設されている。前記サンプリング管1及び前記検煙部25は、ファン(図示省略)に連通しているが、このファンの駆動により監視空間34内の空気は前記吸引口34からサンプリング管1、検煙部25に吸引される。
前記ファンの操作は、制御部(図示省略)により行われる。この制御部は、前記受光素子12に接続されており、該受光素子12の検出信号Sの出力により火災を判断し、警報装置を作動させる。なお、前記煙感知器は、受信装置に接続されている。
図1において、23は遮光部22に設けた光トラップ、24は集光レンズ、26はアパーチャ、をそれぞれ示す。
次に、本実施例の作動について説明する。
火災監視時:
制御部は、煙感知器の検煙部25A、25Bの吸引力を、例えば、同一の強さに制御する。そうすると、監視空間32内の空気Aは、吸引孔34を通ってサンプリング管1内に吸引されるが、サンプリング管1の中間位置Cを境界 (分岐点) にして監視空間32から吸引される空気Aが、左右に分けられ、各検煙部25A、25B側に流れ込む(図2参照)。
煙検出時:
火災が発生し、火源36から煙SMが発生すると、前記煙SMは空気Aとともに、サンプリング管1内に吸引されるが、火源36が検煙部25A寄りなので、中間位置Cより検煙部25A寄りの吸引孔34からサンプリング管1内に吸引される。前記サンプリング管1に流入したサンプリングエアSAは、煙感知器の検煙部25Aに入り、煙を検出される(図3参照)。
検煙部25Aが煙を検出すると、該煙感知器は、前記制御部に煙検出信号を送出する。前記制御部はその煙検出信号の検出レベルに基づいて火災か否かを判断し、火災と判断したときには、検煙部25Aの吸引力Pを下げるか、又は、そのままとし、検煙部25Bの吸引力Pは上昇させる。例えば、検煙部25Aの吸引力は、P−ΔP、検煙部25Bの吸引力は、P+ΔP、に設定する(図4参照)。
前記のように検煙部25Bの吸引力を検煙部25Aより強くすると、煙SMは分岐部C2の吸引孔34bから吸引され、前記検煙部25B側に流入するので、該検出部25Bの煙感知器が煙を検出し、煙検出信号を制御部に送出する。
前記制御部は、前記煙検出信号が火災レベルか否かを判断し、火災レベルと判断した時には、警報装置を駆動させ発報させる。
故障時:
前記煙感知器のうち1台、例えば、検煙部25A(煙感知器)、がファン等の故障により作動しない場合には、他の検煙部25B(煙感知器)のみを用いて煙検出する。この場合、該検煙部25Bに供給するサンプリングエアを増大させるため、ファンの回転力を通常より大きく、例えば、2倍にして該検煙部25Bの吸引力を増大させる。従って、一方の煙感知器25Aが故障しても、他方の煙感知器25Bの吸引力を増大させることにより、火災を検出することができる。
この発明の第2実施の形態を図5、図6により説明するが、図1〜図4と同一図面符号はその名称も機能も同一である。
この実施の形態と第1実施の形態との相違は、(1)サンプリング管1がループ状に形成されていること、(2)検煙部(煙感知器)が所定間隔をおいてループ状のサンプリング管1Lからの分岐管1Sに2台以上、例えば、4台設けられていること、である。
この実施の形態の作動について説明する。
火災監視時:
各検煙部(煙感知器)25A、25B、25C、25Dの吸引力Pは、同一に調整されている。
煙検出時:
火災が発生し、火源36から煙SMが発生すると、前記火源36に最も近い検煙部25B(煙感知器)が煙を検出し、制御部に煙検出信号を送出する。前記制御部は、受信した前記煙検出信号が火災レベルか否かを判断する。
前記制御部が火災と判断したときには、煙を検出した検煙部25Bの吸引力を下げるか、又は、そのままにし、該検煙部25Bの両側の検煙部25A、25Cの吸引力は強くする。例えば、検煙部25Bの吸引力は、P−ΔPとし、前記検煙部25A、25Cの吸引力は、P+ΔPにする。
そうすると、火源36に近い方の検煙部25Aが速く煙を検出し、前記制御部に煙検出信号を送出する。前記制御部は前記信号出力が火災レベルか否かを判断し、火災レベルと判断した時には、警報装置を駆動させ発報させる。
故障時:
前記煙感知器のうち1台、例えば、検煙部25B(煙感知器)、がファン等の故障により作動しない場合には、他の検煙部(煙感知器)、例えば、検煙部25Bの両側の検煙部(煙感知器)25A、25Cの吸引力を増大させる。そうすると、火源36の煙SMは、空気とともに吸引口34cからサンプリング管1L内に吸引され、前記検煙部25Aにより煙検出される。従って、一台の煙感知器が故障しても、他の煙感知器の吸引力を増大させることにより、火災を検出することができる。
第1実施の形態及び第2実施の形態においては、制御部は1台の煙感知器が火災検出すると、他の煙感知器の吸引力を強くするため、速やかに他の煙感知器も火災検出でき、その結果、煙感知システムは誤報を発生せずに、早期火災検出できる。
第1実施の形態及び第2実施の形態においては、火災監視時の各煙感知器の検煙部25A、25B、25C、25Dの吸引力Pは同一に調整されている例を示したが、各吸引力は同一としなくてもよい。これによりサンプリング管1、1Lにおける分岐点Cを自由に設定できる。
本発明の第1実施の形態の暗箱を示す縦断面図である。 本発明の第1実施の形態を示す平面図である。 図2の他の状態を示す平面図である。 図2の他の状態を示す平面図である。 本発明の第2実施の形態を示す平面図である。 図5の他の状態を示す平面図である。
符号の説明
1 サンプリング管
1L サンプリング管
25A 検煙部
25B 検煙部
32 監視空間
34 吸引口
36 火源
SA サンプリングエア

Claims (3)

  1. 監視空間に敷設されたサンプリング管と、該サンプリング管を介してサンプリングエアを導入する検煙部と、前記検煙部の煙検出レベルを判別する制御部とを備えた、煙感知器を複数設置して受信装置と接続した煙感知システムにおいて;
    少なくとも1台の煙感知器が火災を検出すると、前記受信装置は他の煙感知器のサンプリングエアの吸引量を増加させることを特徴とする煙感知システム。
  2. 前記サンプリング管は、直筒状に形成され、その両端にそれぞれ煙感知器が設置されていることを特徴とする請求項1記載の煙感知システム。
  3. 前記サンプリング管は、ループ状に形成され、前記煙感知器は、前記サンプリング管に互いに所定間隔をおいて2台以上設置されていることを特徴とする請求項1記載の煙感知システム。
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