JP4927199B2 - イオン発生機 - Google Patents

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Description

本発明はイオン発生装置が発生したイオンを、送風機が送出する空気とともに放出するイオン発生機に関する。
家庭、会社、学校、病院など、それぞれの居住空間や居住室内にはセラチア菌、バチルス菌等の細菌、ウイルス等が浮遊している。また、人が生活を営む生活空間には、さまざまな臭いが存在する。そこで、一般的な家庭内では、細菌、臭い等を解消する目的で、室内の空気を清浄化する空気調和機を室内に配していることが多い。
一例として、特許文献1および2に記載された空気調和機は、プラスイオンのH+ (H2 O)n及びマイナスイオンのO2 -(H2 O)nを発生させるイオン発生装置と、前記イオン発生装置が発生したH+ (H2 O)n及びO2 -(H2 O)nを室内に放出する送風機とを備える。この空気調和機はH+ (H2 O)n及びO2 -(H2 O)nを同時に発生、送出することにより、室内の浮遊菌等の表面で両方のイオンの化学反応によって活性種である水酸化ラジカル(・OH)又は過酸化水素H2 2を生成する。この水酸化ラジカル(・OH)又は過酸化水素H2 2は極めて強力な活性を示すため、浮遊細菌を分解、殺菌することができる。
特許第3770784号公報(特開2002−78788号公報) 特許第4436877号公報(特開2010−55960号公報)
特許文献1および2に示すような空気調和機では、空気中の浮遊菌やウイルスなどを殺菌、不活化することが主なる目的であり、カーテンや、ハンガー等に掛けられている衣類等に付着している付着臭を除去する効果は、ほとんど期待できない。これは、発生イオンを、室内に四散するようにしており、カーテンやハンガー等に掛けられた衣類に到達するときには、イオンの量が少なくなるため、付着した臭いを脱臭、また細菌を除去、殺菌、不活化するまでに至らない。
しかも、人肌が直接的に接触する帽子やヘルメット等の汗臭などは付着物質の量も多く除去することは、非常に困難で、容易ではなかった。
そこで、居室空間や、室内の空気を浄化するといった目的でなく、帽子を含めたヘルメット等の対象物に付着している臭い、細菌等を除去、殺菌等を行う目的で、対象物に集中してイオンを照射し、除去効果を期待できるものが望まれるようになった。
しかし、引用文献1、2に記載の空気調和機や、イオン発生機によれば、居室空間の空気を浄化する目的で利用されるものであって、帽子やヘルメット等の対象物に付着した付着菌、付着臭を除去することは期待できない。つまり、帽子や、ヘルメットをイオンの吹出口にかざす必要があり、その姿勢を人為的に長時間強要することになる。また、かざし方によっては効果が期待できないこともある。
本発明は、人が身に着けるヘルメットや帽子等の対象物に付着した臭いを除去することができるイオン発生機を提供することを目的とするものである。
本発明の目的は、通常はイオン発生機本来の使用目的、つまり室内の空気中に浮遊している細菌やウイルス、また臭い等を発生イオンで除去等を行なえ、それとは別に帽子やヘルメット等の対象物に発生イオンを集中させて効率よく照射できるようにしたイオン発生機を提供するものである。
本発明の目的は、イオン発生機と対象物の位置関係を特定できる位置決めを行なうことで、その対象物に集中的に発生イオンを照射可能にしたイオン発生機を提供する。
また、本発明においては、除菌、殺菌、脱臭等を行ないたい対象物近傍に持ち運びでき、対象物に集中させて発生イオンを照射できるようにしたイオン発生機を提供する。
本発明に係るイオン発生機は、送風機と、イオンを発生させるイオン発生装置とを備え、前記イオン発生装置が発生したイオンを、前記送風機が送出する空気とともに外部に放出するようにしたイオン発生機である。
本発明のイオン発生機は、対象物としてヘルメットが載置されたときに、ヘルメット内の最も臭い等が付着しやすい箇所に重点的にかつイオンが当たるようにヘルメットを載置する姿勢(位置)を特定する形状とした。
例えば、前記イオン発生機は、ヘルメットや帽子等の対象物へ発生イオンを効率よく照射できるように、対象物をイオン発生部分の近傍に位置決めし、その位置関係を維持できるように構成されている。
そのため、イオン発生機の外郭(外観)を構成する筐体に、対象物を決められた位置に維持できる位置決め部を設けている。この位置決め部としては、一つではなく、種類の異なる対象物を位置決めるため複数設けることもできる。
また対象物としては、人が身につけることができ、載置した際に形状が崩れず、空間部分が形成されるものである。例えば、帽子やヘルメット等がある。その対象物の空間部分へイオンを集中して放出させることで、その空間部分のイオン濃度を室内で使用するときの濃度と比べものにならないほど、高濃度にすることができる。
また、対象物であるヘルメットの種類を考慮してイオン発生機の外郭を構成する筐体形状を適宜決定することで、さまざまなヘルメット、他の対象物においても同様に消臭効果を期待できる。
また、イオン発生装置の取付面の風下にイオン検出器を設置することで、発生イオンを監視でき、イオンの照射を確実なものと出来る。
また、イオン発生機の筐体のヘルメットの頬当て部に対応する部分に補助吹出口を設けることができる。これにより、ヘルメットの姿勢を保ったままでヘルメット内部の頬当て部や側頭部分にも消臭効果を行き渡らせることが出来る。
本発明によれば、対象物(例えばヘルメット)をイオン発生機に載置した場合に、載置した姿勢を特定するようにしたので、特に臭いや汗が付着しやすい箇所にイオンを集中させて照射することが可能となる。これにより、付着している付着臭を除去する効果を大きくすることができる。
本発明に係るイオン発生機の外観を示す側面図である。 本発明に係るイオン発生機の外観を示す上面図である。 本発明に係るイオン発生機の内部構造を示す縦断面図である。 本発明のイオン発生機の外観を示す斜視図である。 本発明に係るイオン発生装置の一具体例を示す上面図である。 本発明に係るイオン発生機の使用状態の一例を示す図である。 図6における使用状態とは別の使用状態を示す図である。 本発明に係るイオン発生機の使用状態の他の例を示す図である。 本発明に係るイオン発生機の他の形態の外観を示す側面図である。 図9に示すイオン発生機を上部から目視した一部を破断して示した上面図である。 本発明に係るイオン発生機の他の形態による使用状態を示す図である。 本発明のイオン発生機におけるその他の形態を示すもので、(a)は収納状態を示す断面図、(b)は使用状態を示す断面図。 図12に示すイオン発生機における使用状態を示す図である。
(第1の実施形態)
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係るイオン発生機の外観を示す側面図、図2はイオン発生機の外観を示す上面図、図3は図2における中心部を切断したイオン発生機の構造を示す縦断面図、図4はイオン発生機の全体の外観を示す斜視図、図5は本発明に使用するイオン発生装置の一例を示すイオン発生部を上部から目視した上面図、また図6から図9は本発明のイオン発生機の各使用状態を示した図である。
まず、図1において、本発明のイオン発生機1について説明する。このイオン発生機1は、側面から見てイオン発生機1本体の外郭(外観)を構成する筐体2が概略楔形を呈している。つまり、イオン発生機1本体の外郭を構成する筐体2は、図1において左側(前方という)から右側(後方という)に向かうに従って、上部側が徐々に上勾配に傾斜するように形成されている。そして、その傾斜した部分の途中に、例えば人が身に着ける物のヘルメットの一部、例えばひたい部分やあご部分などヘルメットの種類に応じて位置決めすることができる突起Aが形成されている。また、この突起Aのさらに、傾斜方向上位置に突起Bが形成されている。この突起Aと突起Bとの間で、突起Aのほぼ直後には窪み3が形成される。この窪み3の部分は、突起Aを含めて位置決め部を構成するもので、後で詳細を説明する上記ヘルメットの顎(あご)部分、または額(ひたい)部分が載置され、ヘルメットをイオン発生機との位置関係を特定できる位置決めを行なうものである。また、突起Bのほぼ直後にも一段低くなる窪み4が形成され。この窪み4についても、窪み3同様の機能、作用を有する。
図2に示すように、イオン発生機1を上から見ると筐体2は、概ね五角形の外観を呈し、イオン発生機1の前方側(図面の左側)に空気を吸い込む吸込口5、後方側(図面の右側)に吹出口6が形成されている。この筐体2には、図2において両側面側(図において上側と下側)から突起Aと突起Bを挟むように、また内側へ湾曲形状に凹ました凹部7、7が形成されている。この筐体2は、突起Aと吹出口6を繋ぐ部分はあたかも山脈のように連なっている。特に、突起AとBとを結ぶ線が山の稜線となるように連なり、その稜線が中心となり、左右対称の形で筐体2が形成されている。
上述した両側面に形成された筐体2の凹部7、7は、例えばヘルメットを上記窪み3に係合させた際に、イオン発生機1本体がヘルメットの側面部分(例えば頬当て部分)が邪魔になるのを避け、このヘルメットの一部が凹部を形成する壁面に当接し、ヘルメットとの位置関係を特定できるように位置決めするものでもある。イオン発生機1本体の筐体2は、その外観は、底面に対し上部が、徐々に上位置、特に吹出口6の近くに向かうにしたがって、迫り上がり、山のように形成されている。そのため、底面側が非常に安定し、転倒を防止できる形状となっている。
次に、イオン発生機1の内部構造を図3を参照に詳細に説明する。図3において、筐体2の内部には、先に説明した前方および後方に吸込口5と、吹出口6とが形成され、それぞれをほぼ直線で結ぶ風路中に、ファンおよびモータ等からなる送風機8と、該送風機8と吹出口6とを接続して伸びる送風路9とを有している。また、送風路9には、イオン発生部を送風路9内に露出して配置されたイオン発生装置10が設置される。また、イオン発生装置10の風下には発生したイオンを検出するイオン検出器11が設けられている。このイオン検出器11は、イオン発生装置10で発生したイオンを検出するもので、発生状態を監視している。イオン発生を検出しなくなると、イオン発生機1本体は、イオンを検出できない場合、また発生量が少ないような場合、表示や報知を行なうことになる。
上記吹出口6には、外部から指等の異物が挿入されるのを防ぐためのグリッド61を配してある。また、吸込口5には、異物が内部に侵入するのを防止するパンチングメタル、また金網等からなるメッシュ51が設けられている。
また、イオン発生装置10は、イオンが発生する面が、図3に示すように送風路9を形成する平坦な下壁面に面するように送風路9に配置されている。そして、そのイオン発生装置10に近接するように、送風路9の上記壁面と面一になるようにイオン検出器11が配置されている。
以上のように、イオン発生装置10にて生成されるイオンは、送風機8の動作により、吸込口5から空気を吸引し、送風路9を通過する際に、その風に乗って吹出口6から放出される。図3に示すように、空気はイオン発生機1本体の筐体2の下部付近より吸引され、筐体形状に合わせて上傾斜になる送風路9を通り、吹出口6から斜め上方へと放出される。このように、送風経路は、上向きで、ほぼ直線形状となり、障害となる物がなく効率よくイオンを放出することができる。
また、送風機8が、吸込口5と対向するようにして、筐体2のほぼ中心よりも下側で前方に配置されているため、イオン発生機1の重心が底面側寄りになる。その結果、イオン発生機1本体は、載置状態が安定し、転倒の防止効果が助長される。そのため、上述したような筐体2の形状、特にほぼ五角形状で山型形状と相俟って、イオン発生機1本体を安定させた状態で配置でき、転倒等の問題を解消できる。
一方、送風路9に配設されるイオン発生装置10は、その一具体例を図6に示すように、正イオン発生部12と負イオン発生部13が独立して備えられている。このイオン発生部12、13を結ぶ直線は、送風機8が発生する風の通流方向と交差する方向となるように、二つのイオン発生部12、13が離隔して配置されている。
このイオン発生装置10は、正イオン発生部12と負イオン発生部13の二つのイオン発生部に電圧を供給する給電部(図示せず)と、イオン発生部及び給電部を保持する保持体16とを備え、給電部がイオン発生部12、13のそれぞれの放電電極14、15に正、負の高電圧を供給する。これにより、イオン発生部12、13がコロナ放電し、イオンを発生するように構成されている。
本実施の形態では、イオン発生装置10は、放電電極14、15を針状電極としており、これを環状に包囲する誘導電極からなる針電極型イオン発生部を使用している。このようなイオン発生部の構成ではなく、絶縁基板上に放電電極を印刷によって形成した平面電極型イオン発生装置でも使用可能である。平面電極型イオン発生部で放電電極が一つの場合には、電極の方向と気流の方向は平行であっても交差する方向であっても構わない。一方、正イオンと負イオンのそれぞれを別々に発生する電極が存在する場合には、前述の針電極型イオン発生装置と同様に気流と交差する方向に離隔して設置するほうがイオンの放出量が増えるので好ましい。なお、一つの放電電極で正負のイオンを発生させる場合には、該放電電極に正又は負の高電圧を交互に供給することになる。
本発明に使用するイオン発生装置10は、二つのイオン発生部を持ち、一方のイオン発生部12が正イオンH(HO)m(mは任意の整数)、他方のイオン発生部13が負イオンO (HO)n(nは任意の整数)を空気中に送出する。これらの発生したイオンが対象物に付着して反応する際に、OHラジカルや過酸化水素Hを生成して、殺菌や脱臭という効果をもたらす。正負の発生イオンの濃度は、高ければ高いほどその効果が顕著であることが知られている。この発生イオンは各々が再結合して消滅する性質を持つため、イオン発生装置10の極近傍では高濃度が実現出来ても、送出する距離が遠くなればなるほど急激にその濃度が減少する。
そのため、発生した正負イオンが結合して消滅する前に、目的の対象物まで発生イオンを到達させ、上述した脱臭や殺菌を行なうようにすればよい。従って、イオン発生装置10で発生したイオンを、効率よく吹出口6から放出させて、目的の対象物へと送り込む必要がる。図3に示す本発明のイオン発生機1によれば、送風機8を含む送風路9が、吹出口6までほぼ直線形状で、短く形成されているため、発生したイオンの結合をできるだけ抑え、吹出口6から効率よくイオンを放出でき、目的の対象物へと多くのイオンを送り込むことが可能となる。
図1から図3に示すイオン発生機1は、送風路9がほぼ直線形状に、また短くなることで、装置全体を小型化できる一方、発生イオンの結合をできるだけ抑えた状態で吹出口6から放出できる。そのため、イオン発生機1本体に任意の居室内に簡単に持ち運びでき、配置できる。また目的の対象物近傍に載置することができ、効率よくイオンを対象物に集中的に照射することが可能となる。また、任意の場所へと持ち運んで、配置しても、転倒するといったこともなく、安定した状態での使用が可能となる。
また、本発明では、イオン発生装置10で発生したイオンを、対象物としてヘルメットに対して集中させて放出することを可能とし、ヘルメットの脱臭と除菌に加え乾燥に用いることを配慮した形状にしている。すなわち、出来る限り対象物の近傍で正負イオンを発生させるようにイオン発生装置10を吹出口6の近傍に配置するとともに、対象となる例えば、ヘルメットとイオン発生機1との位置関係を最も好ましい状態が常に得られるように、イオン発生機1の外形を構成している。
しかも、本発明のイオン発生機1は、対象物の存在に関係なく、安定した設置が可能となったものでもある。また、イオン発生機1は、対象物の脱臭、細菌の除去、殺菌、また乾燥を行なう使用状態での位置関係を確実に維持できるように構成されている。
その使用例を図6に基づいて説明する。図6は顔が見えるタイプのヘルメット20をイオン発生機1に、上述した使用状態を維持できるように載置した状態を示す図である。このタイプのヘルメット20は、通常ジェットヘルメットと呼ばれている簡易型のヘルメットである。ジェット型ヘルメット20は、人の頭及び顔の額部から頭頂部、後頭部と頬(両頬)、顎部を保護できるように覆う形状で、顔前面部分が開放されている。そこで、人の頭の額部、頭頂部、後頭部、両頬、顎部に対応するヘルメット20の各部位を、順に符号で示しており21付近は額部分、22付近は頭頂部分、23付近は後頭部分、24付近は頬当て部分である。
そこで、イオン発生機1を使用目的の載置面100に設置(載置)する。設置されたイオン発生機1に対し、ジェット型ヘルメット20の額部分21を突起Aに対応した窪み3に載せる。窪み3に額部分21を載置したヘルメット20は、窪み3に係合し、突起Aでその位置に規制される格好となる。そして、ヘルメット20の両側の頬当て部分24の角部分が載置面100に載置され、位置決められた状態で維持(保持)される。
また、ヘルメット20の両側の頬当て部分24が、イオン発生機1の両側面に位置し湾曲形状に形成された凹部7の側壁面に対応することになり、その側壁面にヘルメットの一部が当接することで、位置決めが確実なものとなる。このときヘルメット20は、イオン発生機1との位置関係が特定され、その位置関係が位置決められた状態で載置される。また、イオン発生機1の両側に凹部7を形成していることで、ヘルメット20の載置を邪魔することなく、上述した位置決めを確実なもとしている。この凹部7,7間(側壁面71間)を挟み込むようにしてヘルメット20が特定の位置関係を保って載置される。
以上のようにヘルメット20がイオン発生機1に載置されると、吹出口6を中心にヘルメット20が両側から挟むように載置される。この載置された状態でイオン発生機1が運転されると、送風機8の送風によって吹出口6から放出された正負イオンがヘルメット20内部の後頭部分23や頭頂部分22に直接、また集中的に放出される。次いで、放出されたイオンがヘルメット20の内側全体に拡がり、至る所で付着する。このときのヘルメット20内部、つまり空間部分のイオン濃度は、正負イオンが各々数百万個/cmとなっており、通常のイオン発生装置を搭載した空気調和機が室内環境において実現できる濃度の100倍から1000倍に相当する雰囲気を作り出すことができる。このように従来実現出来得なかった超高濃度のイオン空間を実現することが可能となり、ヘルメット20の内壁面に付着する汗や皮脂の臭いが分解、消滅される。同時に、ウイルス等の付着菌、また浮遊菌についても殺菌、不活性化を効率よく行なえる。
また、イオンだけでなく、送風機8により送風される風により、ヘルメット20の内部壁面の水分を除去し、同時に乾燥効果に期待できる。
なお、ジェット型ヘルメット20としては、図6に示すような載置方法だけでなく、例えば図7に示すようにイオン発生機1に対して載置することができる。これは、ヘルメット20の頬当て部分24を、イオン発生機1の両側に設けられた凹部7、7に対応させて載置したものである。このヘルメット20は、両側の頬当て部分24でイオン発生機1の凹部7,7の両側壁面71間を挟み込むようにして位置決められる。このようにしても、ヘルメット20を凹部7,7にてイオン発生機1との位置関係を特定できる。
この載置状態において、後頭部分23の下部が載置面100と当接した状態で載置され、保持される格好となる。このヘルメット20を立てた状態で、イオン発生機1に対して位置決めした状態で載置している。
また、ヘルメット20の前面、つまり顔部分に対応した部分が、開放された状態でイオン発生機1に対し特定の位置関係を保って保持されている。そして、イオン発生機1の吹出口6と対向するヘルメット20の内部は、頭頂部分22と後頭部分23との間を集中するようにしてイオンが照射される。そして、ヘルメットの内部の空間部分にイオンが拡がり、図6に示すような載置状態と同様に、ヘルメット内部(空間部分)が高濃度イオンの雰囲気となる。これにより、上述した図6と同様の作用効果を期待できる。
以上のように、図7に示すようにヘルメット20を載置する場合、凹部7,7が、対象物であるヘルメット20の位置決め部を構成する。従って、凹部7、7はジェット型(タイプ)のヘルメット20の頬当て部分24の一部と当接し、保持できるように、その形状に合わせて形成されている。
また、図8は、フルフェースと呼ばれる顔全体を包むタイプのヘルメット30に対する使用例を示す。このタイプのヘルメット30は、頭を挿入する穴がある下部以外、人の頭の全方位を保護するように覆う形状に形成されている。本発明のイオン発生機1は、頭部を挿入するための穴からイオン吹出口6を挿入するような状態となるようにヘルメットとの位置関係が保たれる。なお、図8に示すヘルメット30を人が被ったときに、ヘルメット30の頭及び顔に対応する部位として、符号で示した31付近は額部分、32付近は頭頂部分、33付近は後頭部分、34付近は頬当て部分、35付近は顎部分に対応する。
このフルフェイス型のヘルメット30は、顎部分35を、イオン発生機1の突起Aに対応した窪み3に載せるようにしている。このようにヘルメット30の顎部分35を決められた位置、つまり窪み3に載置すると、先に説明したように突起Aにてその移動が規制される。そして、ヘルメット30の頭挿入穴の周縁部(頬当て部分34)の一部がイオン発生機1両側の凹部7、7の両側壁面71に当接することになる。その側壁面71には凹部7が対応しているため、ヘルメット30を載置する場合に、邪魔になることはなく、吹出口6を挟むように位置決めすることができる。また、ヘルメット30の顎部分35と後頭部分33の下部36が、イオン発生機1を載置している載置面100に載置された状態で、ヘルメット30がイオン発生機1と特定の位置関係で保持される。
以上のように設置した状態でイオン発生機1が運転されると、送風機8の送風によって吹出口6から放出された正負イオンがヘルメット内部の頭頂部分32に当たり、次いで後頭部分33や空間部部の内側全体に拡がり、至る所で付着する。このときのヘルメット30内部のイオン濃度は、正負イオンが各々数百万個/cmとなっており、通常のイオン発生装置10を搭載した空気調和機が室内環境において実現できる濃度の100倍から1000倍に相当する。
なお、実験では、人工汗臭に対して、正負イオンを5千個/cmで約4時間照射した場合に比べて、2百万個/cmで照射した場合は臭気強度が1/100程度に軽減されることが明らかになっている。当然のこととして、脱臭だけでなく、ヘルメット30の内側に付着している細菌、またその内部で浮遊して細菌等についても、殺菌、またウイルス等については不活性化でき、その効果はイオン濃度を高濃度できることから、格段に向上される。
また、イオンだけでなく、送風機8により送風される風により、ヘルメット30の内部壁面の水分を除去し、同時に乾燥効果に期待できる。
なお、脱臭、殺菌等を行う対象物として、自動二輪(原付バイクを含め)、また自転車用のものを対象とした各種タイプのヘルメットによる使用例を説明した。その他、対象物として、野球用のヘルメットにおいても同様に使用可能で、同様の作用効果を期待できる。また、その他、載置してもその形状、形が維持されるような帽子(cap)でも同様に使用可能である。特に、載置しても形が崩れず、その形状を維持でき、かつ空間部分が存在するようなものであれば、対象物として使用できる。
上記ヘルメット20、30以外の形状のヘルメットや帽子については、そのヘルメットや帽子の対象物に合うようにイオン発生機1の筐体の外形を形成するようにすればよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の他の実施形態を説明する。この実施形態は、先に説明した第1の実施形態に対し、イオン発生機1の凹部7の側壁面71にさらに補助吹出口を設けた例である。従って、基本は第1の実施形態で説明したイオン発生機1と同様の構成であり、符号等を同一にしており、その説明については省く。
上記の説明のとおり、イオン発生機1の筐体2側面に形成した凹部7の両側壁面71はヘルメットの頬当て部分に対応するようにした箇所である。ヘルメットを人が装着している状態では人の頬に密着しており、イオン発生機に装着した状態でも側壁面71と対応することになり、ヘルメットの一部が当接する。
そのため、第1の実施形態に記載のイオン発生機1では放出されるイオンを直接当てることが出来ない。従って、ヘルメットの頬当て部分に直接イオンを照射できるように補助吹出口を設けた。その他の構成は第1の実施形態と同じである。
そこで、図9を参照すれば、上述した補助吹出口62は、凹部7の側壁面71に開口されて設けられている。詳細を図10に示すように、補助吹出口62は、送風路9から分岐された分岐通路92に連通されており、この通路92を通じてイオンを導く。この分岐通路92は、イオン発生装置10の風下に形成されている。また、補助吹出口62は、凹部7の側壁面71の上位置に設けている。これは、ヘルメットの部分が当接して開口の全てが閉塞されるのを避ける目的で、また縦長形状に形成している。
以上のように構成されたイオン発生機1を載置面に載置し、図11に示すようにフルフェイスタイプのヘルメット30を載置する。この載置状態は、図8で説明した形態と同一である。図11において、ヘルメット30が位置決められた状態で載置されると、頬当て部分34に対応するように補助吹出口62が対向する。そのため、その部分にも集中して直接発生イオンが放出されることになる。
したがって、ヘルメット30の頭頂部分32の付近だけでなく、頬当て部分34も直接イオンを集中するようにて放出できる。そのため、脱臭、除菌等の効果をさらに助長することができる。しかも、送風機8による風により、乾燥効果も同時に高まる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。通常、ヘルメットは頭部を保護するような形状に形成されており、使用目的等においてその形状等が異なる。上述の対象物として、特に自転車や、自動2輪等に搭乗する際の保護用のヘルメットを説明した。その他に、建設、工事用のヘルメットもある。そのようなヘルメットに対応するようにイオン発生機1の筐体2の外郭を、載置した場合に特定の位置関係を確保できるように形成される。
これらのヘルメットに共通しているのは、頭部からヘルメットが脱落するのを防止する目的で、顎紐が設けられている。この顎紐が、ヘルメットをイオン発生機1に載置する際に邪魔になるのを避けると同時に、この顎紐についても多量の汗等が付着する。この汗等による付着臭を同時に効率よく脱臭する形態が第3の実施形態であり、以下の図12を参照にその構成を詳細に説明する。なお、この第3の実施形態においても、顎紐に関する部分が第1および第2の実施形態とは異なり、その他の部分については同一である。そのため、同一符号で示しているものについては、説明を省く。
図12において、イオン発生機1の外郭を構成する筐体の一部には、顎紐を掛けるためのフック部17が収容できる部分を設けている。この部分は、送風路9および吹出口6の上部に設けられた空間領域であって、この空間領域にフック部19が設けられている。つまり、送風路9が形成される上部壁面91と筐体2の送風路9に対応する内壁面との間に空間領域が設けられている。
この空間領域に、送風方向の前後にスライド可能に棒状のスライド部18を設け、そのスライド部18の先端に回動自在に軸支19されたフック部17を設けている。また、スライド部18は、筐体2に対向する面側に、位置決め用の切欠き部18a、18bが形成されている。一方、筐体2側には切欠き部18a、18bに対向するように、この切欠き部に嵌まり込み、係止するための突起2aが設けられている。
上記フック部17は、先に説明したように顎紐を掛けるために設けられたもので、軸支部19と反対側の端部が、上方向に折り曲げされたL字形状に形成されている。
従って、フック部17は、非使用時には図12(a)に示すように、押し込むことでスライド部18が図において左方向(前方)にスライドされ、空間領域に収容される。この時、スライド部18の切欠き部18bが筐体2側の突起2aに嵌まり込み位置決められた状態で係止される。そして、フック部17は、紐を掛けるためのL字の先端部が突出し、その他の部分は収容されている。
そこで、ヘルメットをイオン発生機1に対し、脱臭、除菌等を行なう時には、ヘルメットの顎紐が邪魔にならないように、上記フック部17に顎紐を掛けるようにするために、フック部17を使用形態にする。
そのため、図12(a)の状態から、フック部17を右方向に引張る。この時、スライド部18の切欠き部18bが突起2aから外れる。そして、スライド部18の切欠き部18aに突起2aが対応した位置で嵌まり込み、その状態が維持される。これによりフック部17は、軸支部19にて回動し、図に示す状態で維持される。なお、フック部17は、回動自在に設けられているが、図12(b)に示すような位置で回動規制される構成となっている。これは、周知の構成、手段を用いることで簡単に構成できる。
図12(b)に示す状態でフック部17を引き出し、使用状態にセットすることで、図13に示すように顎紐25をフック部17に引っ掛けた状態でヘルメット20を載置する。このヘルメットは、図6、図7で示したジェットタイプのヘルメットである。その他のヘルメットでも同様である。
図13に示すようにヘルメット20の載置を完了すれば、イオン発生機1が動作し、先に説明したようにヘルメットの内部空間にイオンが放出され、高濃度イオンの雰囲気を作り出すことができる。この時、顎紐45が自由に動くことを規制されるため、吹出口6を閉塞したり、送風を邪魔することもない。また、顎紐45においても送出されるイオンで除菌、脱臭が効果的に行なわれ、同時に乾燥効果も期待できる。このように第1および第2実施形態で説明したと同様の作用効果を期待できる。
なお、この実施形態において、第1の実施形態で説明したように補助吹出口62を必要に応じて設けることができる。
(イオン発生機による他の使用例)
イオン発生機1においては、対象物の除菌、脱臭を行なう使用例を説明した。特に対象物として、載置した状態で形状が崩れず、空間部分が形成される帽子、ヘルメットについて説明した。
しかし、このような使用形態だけでなく、その他にも利用可能である。先に説明したイオン発生機1は、対象物を特定の位置関係を保持できるようにイオン発生機1に対して載置できるようにしてはいるが、イオン発生機1単体での利用もできる。
また、イオン発生機1は、送風機8と吹出口6との間の送風路9を短く、ほぼ直線形状に形成しているため、小型化ができ持運び自在に構成している。そのため、発生イオンをその傾斜方向へと放出できるため、途中に送風に障害となる部分がないため、効率よくイオンを外部空間へと放出することができる。また、吸込口5を含め吹出口6をほぼ直線状にし、同時に吹出口へと上傾斜に送風路9等を形成している。そのため、発生イオンを上傾斜に沿うようにして照射できるため、イオン発生1を載置した応対では、目的とする対象物に向けて集中してイオンを放出できる。
そこで、個人使用を行なう目的で、帰宅時等にイオン発生機をテーブル等の平坦面に載置する。人がその位置に座ることで、吹出口6を顔を含む頭部辺りに向けることができる。そして、イオン発生機1を動作させる。顔、頭髪にイオンを放出させることで、汗や臭いを効率よく除去することもできる。また、正負イオンを発生させることで、イオンには多量の水成分がクラスタ化しており、その水分で保湿等の効果も期待できる。
また、口中についても集中させてイオンを照射できるため、帰宅時のうがい用としても利用でき、効果を期待できると同時にウイルス、細菌等の殺菌、不活化により風邪等の予防にも効果的といえる。
なお、本発明のイオン発生機1において、ヘルメットの脱臭、細菌の除去等を行なう場合、より短時間にその効果を発揮させるためにも、イオン発生機1に加熱源を設けると効果的である。その例を、図12に示している。加熱源としては、例えばコイル状に形成したヒータ81を、送風機8の直後に配置する。このヒータ81は、イオン発生装置10の風上で、送風機8の風下の送風路9に設けられている。このようにヒータ81を設けることで、熱による汗等の水分を除去する効果が高まり、同時に脱臭効果も高められる。また、イオン発生がヒータ81の影響を差ほど受けることなく、吹出口よりイオンを放出できる。実験によればヒータを搭載した場合、布に付着した人口汗臭に対して、正負イオンを2百万個/cmで焼く1.5時間照射した結果と、ヒータを搭載せずに2百万個/cmで4時間照射した結果がほぼ同等の消臭効果を発揮することが明らかになっている。
1 イオン発生機
2 筐体
3 窪み(位置決め部)
5 吸込口
6 吹出口
62 補助吹出口
7 凹部(位置決め部)
8 送風機
81 ヒータ(熱源)
9 送風路
10 イオン発生装置
11 イオン検出器
20 ヘルメット(ジェット型)
30 ヘルメット(フルフェイス型)
A 突起(位置決め部)

Claims (5)

  1. 本体外観部を形成する筐体と、空気を吸い込む吸込口と、吸い込んだ空気を吹き出す吹出口と、吸込口と吹出口の間に位置して空気を送り出す送風機と、イオンを発生させるイオン発生装置とを備え、前記イオン発生装置が発生したイオンを、前記送風機が送出する空気とともに外部に放出するようになしてあり、
    前記筐体の上部には、
    フルフェイス型のヘルメットの顎部分が載置される窪みが設けられ、
    前記筐体の両側面には、
    前記ヘルメットの顎部分が前記窪みに載置され、かつ、該筐体を載置している載置面に該ヘルメットの後頭部分の下部が載置されているときに、該ヘルメットの左右両側の頬当て部分に挟み込まれ、該ヘルメットの一部が当接するように凹部が設けられており、
    左右両側の頬当て部分が前記凹部を挟み込むように、顎部分が前記窪みに後頭部分の下部が前記載置面にそれぞれ載置され、一部が該凹部に当接することにより、前記ヘルメットが位置決めされた状態で使用されるヘルメット用イオン発生機であって、
    前記吹出口は、
    前記位置決めされたヘルメットの内部に向けて、イオンを含んだ空気を吹き出すことを特徴とするイオン発生機。
  2. 本体外観部を形成する筐体と、空気を吸い込む吸込口と、吸い込んだ空気を吹き出す吹出口と、吸込口と吹出口の間に位置して空気を送り出す送風機と、イオンを発生させるイオン発生装置とを備え、前記イオン発生装置が発生したイオンを、前記送風機が送出する空気とともに外部に放出するようになしてあり、
    前記筐体の上部には、
    ジェット型のヘルメットの額部分が載置される窪みが設けられ、
    前記筐体の両側面には、
    前記ヘルメットの額部分が前記窪みに載置され、かつ、該筐体を載置している載置面に該ヘルメットの頬当て部分の角部分が載置されているときに、該ヘルメットの左右両側の頬当て部分に挟み込まれ、該ヘルメットの一部が当接するように凹部が設けられており、
    左右両側の頬当て部分が前記凹部を挟み込むように、額部分が前記窪みに頬当て部分の角部分が前記載置面にそれぞれ載置され、一部が該凹部に当接することにより、前記ヘルメットが位置決めされた状態で使用されるヘルメット用イオン発生機であって、
    前記吹出口は、
    前記位置決めされたヘルメットの内部に向けて、イオンを含んだ空気を吹き出すことを特徴とするイオン発生機。
  3. 前記凹部の側壁面に補助吹出口が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のイオン発生機。
  4. 前記筐体には、前記ヘルメットの顎紐を掛けるフック部が収容自在に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のイオン発生機。
  5. 前記送風機の風下で、かつ前記イオン発生装置の風上に、送風される空気を加熱する熱源を設けたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のイオン発生機。
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