JP3917105B2 - カツラなどの脱臭・除菌装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カツラなどの脱臭・除菌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、カツラ、帽子、ヘルメットなどを一定時間以上に亘ってかぶっていると、発汗や雑菌などによりにおいが付着しやすくなる。またにおいのみならず、雑菌の繁殖は頭皮に悪影響を与える。
【0003】
しかし、特に美装用として使用されるカツラにあっては、公の場所での活動時間帯では人前では脱げない事情があり、かつらをはずすことができるのは、自宅などのプライベートな場所にいる時間帯に限られるため、日中の陰干しなどによる除菌作業は困難となっている。
【0004】
そこで、従来では、オゾン生成手段を利用してカツラの脱臭除菌する装置が開発されている。例えば特許文献1の技術では、カツラなどの脱臭・除菌対象物を載置する載置台と、空気中の酸素からオゾンを生成するオゾン生成手段と、オゾン生成手段によって生成されたオゾン含有空気を前記載置台に開設された吹出し口から吹出させる送風手段を備えている。
【0005】
【特許文献1】
登録実用新案第3037653号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近では所定濃度以上のオゾンは酸化作用を有するために、人体に対して有害であることが認められており、前記技術では、カツラの除菌及び消臭に効果的オゾン濃度を安全かつ一定時間安定して保つ構造とは言えなかった。
【0007】
オゾン濃度の安全範囲は、日本空気清浄協会の規定によれば、人体に対しては0.1ppm以下であるとされているが、前記技術において、カツラのオゾン吹出し口に対峙する部位は高濃度のオゾンにさらされるものの、それ以外の部位はオゾンが充分に行渡らず、以上の数値を遵守した場合には充分な消臭・除菌機能を発現できるものでなかった。
すなわち、オゾンは酸化作用を及す対象物に接して酸化反応を生じ、その分子数を急速に減少させるため、対峙した部位のみ汚れ、及びにおい成分と反応して個数を減少し、カツラの外周に到達した時点では、その除菌及び消臭能力はかなり減衰するものとなる。
【0008】
したがって、消臭・除菌作用をカツラ全体におよぼすためには、高濃度のオゾンを供給しなければならず、吹出し口付近での高濃度酸化作用による部分的な変色などを生じ、また、カツラ周囲に放散されたオゾンによるオゾン臭が鼻につくものとなるほか、前述のごとく人体に対して悪影響をおよぼすものとなっていた。
【0009】
本発明は以上の課題を解決するものであり、その目的とするところは、消臭・除菌に好適な濃度であって、カツラなどの各部位全体を均一なオゾン雰囲気に保つことにより、カツラ全体を均一に脱臭・除菌処理しつつ、周囲環境に対する悪影響も防止できるようにしたカツラなどの脱臭・除菌装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明に係るカツラなどの脱臭・除菌装置は、図の実施の形態にも示すように、ベースプレート2の上面に開閉可能に設けられ、かつ閉鎖状態で内部を実質的に密封し、プレート2との間で内部空間1aを形成するドーム状の蓋5と、ベースプレート2上に固定され、カツラなどの脱臭・除菌対象物Kを設置する硬質網体(金網)による通気構造の設置手段19と、設置手段19の内側に配置され、空気中の酸素からオゾンを生成するオゾン生成手段22と、生成されたオゾンを設置手段19側に向けて送風するとともに、蓋5により閉じられた内部空間1Aを循環させるための循環送風手段25と、を備えている。
【0011】
さらに、本発明では、装置の作動中、前記蓋により閉じられた内部空間において、装置の一部に設けた外気取入れ孔17aより内部空間1a内に外気を取入れ、前記ベースプレート2の一部に開けられた排出口7を通じて内部空間1a内の空気を外部に排出するようにして、オゾン生成手段22の作動を停止させた状態で、内部空気を外部空気と順次入れ換えるようにしている。
【0012】
したがって本発明にあっては、蓋によって閉鎖された装置の内部空間内で生成したオゾン含有空気を循環させることで、カツラ全体にオゾンを均一に接触させて均一な脱臭除菌作用を行い、オゾンを内部で消費させてしまうため、オゾンが外部に拡散することがなく、オゾンによる人体に対する悪影響を未然に防止できる。
【0013】
また、本発明によれば、前記外気取入れ・排出用送風手段26の空気流路中にマイナスイオン発生手段23を配置したことにより、マイナスイオンによるトリートメント効果なども生ずる。
【0014】
さらに本発明では、前記外気取入れ・排出用送風手段26の空気流路中に加熱手段24を設けたことにより、水分除去作用を効率的に行うことができる。
【0015】
したがって本発明では、最初の段階でカツラなどに付着した汗などの水分を除去し、次に比較的高濃度のオゾンの循環によりカツラなどの全体にオゾンを供給し、次いで、空気循環のみによりオゾン濃度を減じつつさらに、脱臭・除菌作用を行い、オゾン濃度が低減した状態で順次外気と入替えることで、人体に影響を与えることなく作業を終了できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態(第1の実施の形態)につき、添付図1乃至図6を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る脱臭・除菌装置のシステム構成を示す説明図、図2は同分解斜視図、図3は同組立状態を示す斜視図である。
図における装置1は、底部に複数の脚2aを設けた略円盤状の床置き式ベースプレート2と、ベースプレート2の上部に一体化された環状のフレーム3と、フレーム3の一端部にヒンジ4を介して開閉可能な蓋5とを備えている。
ベースプレート2はウレタン塗装仕上げの木製品あるいは合成樹脂成形体などからなるもので、その中央には矩形状の溝6が開口され、後部一カ所には排気口7が形成され、さらに前部側にあって、フレーム3の外側における非円形の突出部位にはこれをくりぬいた内部にマイコン駆動式の制御部8を内蔵し、この制御部8の上面にパネル状をした表示部9を非円形部位とつら一状に設け、さらに表示部9の傍らには、コース選択ボタン10及びスタートボタン11を配置している。
【0017】
前記蓋5は、略ドーム形をなし、不透明、半透明ないし透明のアクリル樹脂などからなる略半球状ドーム12と、ドーム12の周囲に一体化されたフランジ14と、フランジ14の下面に固着され、前記フレーム3の上縁に接して閉蓋状態で装置1の内部をほぼ気密に保持するためのガスケット15を備えている。
【0018】
また、前記蓋3の開閉端において、フレーム3の内側には閉蓋状態を検出するセンサ16(図1参照)が配置されている。
【0019】
前記溝6の開口部底面は底板17で覆われ、この底板17の中央上部には前記制御部8によって駆動制御される装置本体18及びこれの周囲を覆った状態で対象物K(美装用カツラ、図1に想像線で示す)を設置するための略ドーム形をなす設置手段19が配置されている。設置手段19は、多孔板あるいは硬質ネット形などの多孔質の通気構造とされている。
【0020】
前記装置本体18は、左右二分割室とした下ケース20及びこれの上部開口に嵌合された上ケース21とを備えている。
下ケース20の一方の分割室は有底であって、側面に空気取入れ口20a を形成したオゾン発生室であり、これの内部にはオゾン発生ユニット22が内蔵されている。
下ケース20の他方の分割室は無底であって、前記底板17に形成されたパンチメタル状の多数の外気取入れ孔17aと連通するイオン発生室であり、これの内部にはマイナスイオン発生ユニット23及びヒータユニット24が配置されている。
前記上ケース21も下ケース20と同じく左右二分割室に区画され、その底板21aにはそれぞれ前記オゾン発生室に連通する空気循環用ファン25、及びイオン発生室に連通する外気送風・排出用ファン26が設けられており、各ファン25,26により上ケース21の上面に開口された多数の通気孔21bを通じて装置1内部に送風し、空気循環及び/または空気入替えを行うようになっている。
【0021】
前記設置手段19は、硬質ネット構造であり、順次径の異なる複数の針金状の水平環27を前後一対の円弧状連結桿28との交点部分で溶接などにより一体化し、その外周を樹脂コーティングしてカツラ形状に合わせたものであり、連結桿28の左右端部28aは水平に曲成され、その端部28aを前記底板17の左右に固定された断面コ字型のネット固定金具29に形成された取付け孔に嵌め付けることにより、前記装置本体18の上部及び側周囲を覆って自立状態で固定される。
【0022】
以上の各ユニット22,23,24、ファン25,26及び閉蓋状態検出センサのリード線は前記制御部12に接続されており、制御部12の制御信号に基づき順次駆動される。
【0023】
なお図1において、符号30は制御部12及び前記各機器に対する給電用ACアダプタ、31は各種警告音を発生させるためのブザーである。
【0024】
次に、以上の装置1を用いたカツラの脱臭・除菌作用を図4〜図6を用いて説明する。
先ず、ACアダプタ30を家庭用コンセントに接続した上で、図4に示すように開蓋状態で、設置手段19上に対象物Kをかぶせ、矢印に示すごとく蓋5を閉じ、コース選択ボタン10を押すことによって、除菌消臭モードを選択し、表示部9の表示にしたがって駆動モードを選択した上で、スタートボタン11を押すことにより動作が実行される。
【0025】
表示部9は図4の下部に拡大して示すように、図に向って左側には現在の動作を処理順序に従って表示するための文字及び動作中を点灯表示するLEDが縦配列され、中央には、三つの駆動モードを表示するための文字及びこれの点灯表示用LEDが縦配列され、上部には解放禁止の表示及びこれの点灯表示用LEDが配置され、右端には7セグメント2桁の残時間表示部が配置されている。
実際の処理内容は「乾燥」、「脱臭除菌」、「排出」、「終了」の順で、その動作中にそれに応じた位置にLEDが点灯する。
また、駆動モードは「お急ぎ」、「標準」、「念入り」の三種類であって、コース選択ボタン10を押す毎にその三種類が順次選択され、残時間が表示される。
【0026】
図5は、以上の表示内容に基づく処理手順の全体の流れを示すもので、ACアダプタ31をコンセントに差込むことで、電源入状態となり、制御部8は初期化される。
コース選択ボタン10の順次押鍵より「お急ぎ」、「標準」、「念入り」が選択され、その駆動モードに応じて残時間表示がブリック点滅する(ST1〜ST17)。
また、この段階で蓋5があいていたら、警告表示がなされる。警告表示にしたがって蓋5が閉じられると、警告表示は停止し、それぞれの駆動モード〜に応じたセグメント表示の時間を減じつつ脱臭・除菌処理が実行される(ST8〜ST11)。
処理が終了(ST12)すると再びステップST1の初期化状態に戻ることが繰返される。なお、初期化状態においては前回選択した駆動モードが表示されることになる。
【0027】
図6は前記脱臭・除菌処理(ST11)における具体的処理工程を示すものであり、タイマー処理により各工程が制御される。
すなわち、ステップST11における脱臭・除菌処理が実行されると、最初に乾燥工程(ST111)が始り、マイナスイオン発生ユニット23,ヒータユニット24及びファン25,26が駆動される結果、図1の矢印に示すごとく内部の空気を循環させつつ一部の空気を外部から取入れ、かつ外部に排出することによって、装置1内を暖めながらマイナスイオン雰囲気にし、カツラKに付着した汗などの水分を外部に排出する。
タイムアップ(ST112)によりユニット23、24及びファン26は停止し、今度はオゾン放出工程(ST113)に切り替り、オゾン発生ユニット22、及びファン25のみが駆動され、装置1内部に空気を循環させつつユニット22から発生した比較的高濃度のオゾンがカツラKの内外を透過しつつ循環することでカツラKを脱臭。除菌する。
タイムアップ(ST114)によりユニット22の駆動は停止され、今度は放置工程(ST115)となり、送風ファン25のみが駆動され、装置1内部にオゾンを含む空気を循環させ、これがカツラK内外を透過することで、順次脱臭・除菌を行いつつ、オゾン濃度を低減させる。放置工程の駆動時間は先のオゾン放出工程で、放出されたオゾン濃度が人体に対する影響のない濃度まで低減する時間に設定されている。
タイムアップ(ST116)により、今度は残留オゾン排出工程(ST117)に切り替り、送風ファン25による装置1内部の空気を循環させると同時に送風ファン26を間欠的に駆動し、残留オゾン濃度に応じて順次その間欠幅を短縮しつつ順次装置1の内部空気を外部空気に入換える。
この時同時にマイナスイオン発生ユニット23が駆動され、装置内部はマイナスイオン雰囲気となり、カツラKに対するトリートメント効果を得ることになり、タイムアップ(ST118)により、処理を終了する。
【0028】
なお、前記各工程中、乾燥工程ST111、放置工程ST115、排出工程ST117実行中において蓋5が開けられると、警報が出力され、この警報に基づき、蓋5を閉じると警報が停止する処理(ST120〜ST123)がなされる。警告は、前記LEDの点滅及びブザー31の連続鳴動などによる。但し、以上の各工程では、処理そのものは持続される。
また、オゾン放出工程ST113において蓋5が開けられると、警報が出力され、同時にオゾン発生ユニット22、ファン25の駆動、及びタイマー処理が停止され、警報に基づき蓋5を閉じると、警報は停止し、同時に放出工程が再開される(ST124〜ST128)。この処理は、蓋5の解放によるオゾンの周囲拡散を防止するために行われる。
【0029】
以上における全処理時間は、例えば駆動モードで10分、で20分、で50分などにそれぞれ設定されており、また、処理中ボタン11が押される毎に処理時間短縮側にシフトされるようになっている。
【0030】
なお、本実施形態ではマイナスイオン発生ユニット23、ヒータユニット24を設けているが、省略させることも可能である。この場合、単なるファン25又はファン26による送風及び空気入替えだけでも、乾燥効果を得ることができる。
【0031】
また、本実施形態では、処理中開蓋されることで警報を発生させたり、処理を一時中断する構成としたが、電磁ロックなどを組込むことにより、処理中は開蓋できない構成とすることもできる。
【0032】
さらに本実施形態では排気口7を開口したままとし、ファン26の空気取込みによる内外気圧差によってここから内部空気を排出する構成としたが、ファン25による内部空気循環時においてもここを通じて一部が外部に排出されるおそれもあるため、電磁弁などを設けて、オゾン雰囲気中では、排気口7を閉じ完全に漏洩防止構造とすることもできる。
【0033】
またさらに本実施形態では床置き式としたが、壁掛タイプとすることも可能である。
【0034】
さらにまた本実施形態では、脱臭・除菌対象物Kを美装用カツラとしたが、時代劇、映画撮影などに用いられるカツラ、帽子、ヘルメットなど、いわゆるかぶり物一般に適用できることは言うまでもない。
【0035】
図7は、本発明の第2の実施の形態を示している。
第2の実施の形態に係る脱臭・除菌装置は、上記第1の実施の形態の簡略形であって、共通する構成部分には、共通する符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0036】
この脱臭・除菌装置1は、ベースプレート2の上面に開閉可能に設けられ、かつ閉鎖状態で内部を実質的に密封し、プレート2との間で内部空間1aを形成する略ドーム状の蓋5と、ベースプレート2上に固定され、カツラなどの脱臭・除菌対象物Kを設置する多孔板や硬質網体(金網)のような通気構造の略ドーム状の設置手段19と、設置手段19の内側に配置され、空気中の酸素からオゾンを生成するオゾン生成手段22と、生成されたオゾンを設置手段19側に向けて送風するとともに、蓋5により閉じられた内部空間1Aを循環させるためのファン循環送風手段25と、を備えている。
【0037】
第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、装置の一部に外気取入れ孔及び排出口を設け、外気取入れ孔より内部空間1a内に外気を取入れ、排出口を通じて内部空間1a内の空気を外部に排出するようにして、望ましくは、オゾン生成手段22の作動を停止させた状態で、ファン循環送風手段25を作動させて、内部空気を外部空気と順次入れ換えるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明により明らかなように、本発明によるカツラなどの脱臭・除菌装置にあっては、脱臭・除菌期間中は発生するオゾンを閉鎖空間中に閉じこめて循環させることで、脱臭・除菌に好適な濃度であって、カツラなどの各部位全体を均一なオゾン雰囲気に保つことにより、カツラ全体を均一に脱臭・除菌処理しつつ、人体及び周囲環境に対する悪影響を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る脱臭・除菌装置の第1の実施の形態のシステム構成を示す説明図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】同組立状態を示す斜視図である。
【図4】同装置にカツラを設置した状態を示す一部拡大部分を示す斜視図である。
【図5】同装置における全体的処理手順を示すフローチャートである。
【図6】同脱臭・除菌処理における実行手順の具体的内容を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る脱臭・除菌装置の第2の実施の形態のシステム構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 脱臭・除菌装置
1a 内部空間
2 ベースプレート
5 蓋
7 排出口
8 制御部
17 底板
17a 外気取入れ孔
18 装置本体
19 設置手段
22 オゾン発生ユニット(オゾン生成手段)
23 イオン発生ユニット(マイナスイオン発生手段)
24 ヒータユニット(ヒータ手段)
25 循環用ファン(循環送風手段)
26 外気取入れ・排出用ファン(外気取入れ・排出用送風手段)
K 対象物
Claims (4)
- ベースプレートの上面に開閉可能に設けられ、かつ閉鎖状態で内部空間を形成する蓋と、
前記ベースプレート上に固定され、上面にカツラなどの脱臭・除菌対象物を設置する硬質網体による通気構造の設置手段と、
設置手段の内側に配置されたオゾン生成手段と、
前記蓋により閉じられた内部空間において生成されたオゾン含有空気を設置手段側に向けて送風するとともに循環させるための循環送風手段と、
を備え、
前記蓋により閉じられた内部空間において、送風手段を作動させて装置の一部に設けた外気取入れ孔より内部空間内に外気を取入れ、前記オゾン生成手段の作動を停止させた状態で前記ベースプレートの一部に開けられた排出口を通じて内部空間内の空気を外部に排出するようにしたことを特徴とするカツラなどの脱臭・除菌装置。 - 前記設置手段は、複数の針金状の水平環を、円弧状連結桿により一体化してその外周を樹脂コーティングした硬質網体による通気構造としたことを特徴とする請求項1記載のカツラなどの脱臭・除菌装置。
- 前記設置手段の内側にマイナスイオン発生手段を配置したことを特徴とする請求項1又は2記載のカツラなどの脱臭・除菌装置。
- 前記内部空間を加温するヒータ手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカツラなどの脱臭・除菌装置。
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