JPH074443Y2 - 電気温水器 - Google Patents

電気温水器

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JPH074443Y2
JPH074443Y2 JP60690U JP60690U JPH074443Y2 JP H074443 Y2 JPH074443 Y2 JP H074443Y2 JP 60690 U JP60690 U JP 60690U JP 60690 U JP60690 U JP 60690U JP H074443 Y2 JPH074443 Y2 JP H074443Y2
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義則 原田
典明 宮岡
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四変テック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、深夜電力時間帯を利用してお湯を沸かして貯
湯する電気温水器に関する。
[従来技術] 従来、電力需要の少ない深夜電力時間帯(例えば、午後
11時から午前7時までの時間帯)の電力を用いてお湯を
沸かし貯湯しておく電気温水器が知られている。このよ
うな電気温水器への電力供給は、専用の深夜電力用系統
により行われている。第3図に深夜電力用系統を示し、
第2図にその電気温水器を示す。
第2図において、1は電気温水器本体、2は本体ケー
ス、3は断熱材、4は貯湯タンクである。貯湯タンク4
の下部には、水道管(図示せず)に接続される給水管5
が設けられ、貯湯タンク4の上部には、湯栓(図示せ
ず)に接続される給湯管6が設けられている。貯湯タン
ク4には、給水管5に臨ませて整流板7が設けられてい
る。貯湯タンク4内には、その下部に電気ヒータ8が設
けられ、この電気ヒータ8には、サーモスタット9、漏
電遮断器10を介して深夜電力用系統11が接続される。
第3図において、12はタイムスイッチ、13は積算電力
計、14は配線用遮断器である。
上記構成の電気温水器では、給湯管6に接続されている
湯栓が開くと給水管5から冷水が貯湯タンク4内に流入
し、且つ、給湯管6から深夜電力時間帯に電気ヒータ8
によって予め沸かされたお湯が流出する。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、この従来の電気温水器では、貯湯容量以
上のお湯を提供することができないという不具合があ
る。つまり、来客等によりお湯の使用量が貯湯容量を越
えた場合、湯切れをおこしてしまうという問題点があっ
た。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、深夜電力時間帯を利用してお湯を
沸かして貯湯するという長所を保ちつつも、昼間電力を
利用して追加分のお湯を湯切れを生ずることなく供給す
ることができる電気温水器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案は、下部から流入する
冷水を沸かして貯湯し、上部から貯湯されたお湯を流出
させる貯湯タンクを備え、深夜電力用系統のタイムスイ
ッチによってセットされた時間の間に、深夜電力用系統
を介して電力が供給される電気ヒータを貯湯タンクの下
部に設けた電気温水器において、昼間電力を電気ヒータ
に供給するための昼間電力用系統を設けると共に、タイ
ムスイッチによってセットされた時間外にプリペイドカ
ードリーダの選択作動指令により、昼間電力用系統を介
して電気ヒータへの電力供給が可能となるように制御す
る制御回路を有する制御装置を設けたことを特徴として
いる。
[作用] 上記構成の電気温水器によれば、深夜電力用系統のタイ
ムスイッチによってセットされた時間外の時間帯に追加
分のお湯が必要なときは、プリペイドカードリーダの選
択作動指令により電力供給経路が深夜電力系統から昼間
電力系統に切り変えられ、昼間電力系統を介して電気ヒ
ータへの電力供給が可能となるように制御される。
[実施例] 以下、本考案に係る電気温水器を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、電気温水器の一実施例を示したものである。
第1図において、Aは電気温水器であり、1は電気温水
器本体である。この電気温水器本体1は、第2図に示す
ものと同一の構成を有している。
電気ヒータ8には、サーモスタット9を介して漏電遮断
器10が接続されており、サーモスタット9は、電気ヒー
タ8よりも上方の貯湯タンク4の上方に設けられてい
る。サーモスタット9は、貯湯タンク4に貯湯されてい
るお湯の温度が設定温度以上のとき開成状態となり、且
つ、設定温度以下のとき閉成状態となる。この電気ヒー
タ8には、制御装置20を介して、深夜電力用系統30と昼
間電力用系統31の何れか一方から電力が供給される。
制御装置20は、深夜電力用系統30と昼間電力用系統31と
を切り替えるリレー21と、リレー21を制御する制御回路
40と、制御回路40へと制御指令信号を送出するプリペイ
ドカードリーダ22とを有している。また、配線用遮断器
24及び制御用電源部25、補助電源部26を有している。
深夜電力用系統30は、タイムスイッチ32と積算電力計33
と配線用遮断器34を有しており、昼間電力用系統31は、
配線用遮断器24に接続されている。
これら配線用遮断器34,24と漏電遮断器10は、配線用遮
断器34がリレー21の固定接点21aに、配線用遮断器24が
リレー21の固定接点21bに、漏電遮断器10がリレー21の
固定接点21cに、それぞれ接続されており、リレーコイ
ル23が通電状態でない時、可動接点21dは固定接点21aと
21cとの接続状態にあり、リレーコイル23が通電状態に
なると、可動接点21dは固定接点21bと21cとの接続状態
に切り替わる。
制御回路40は、マイクロコンピュータ41、インターフェ
イス42,43、記憶部44、変換器45を有している。
インターフェイス42には、電気温水器本体1を構成する
漏電遮断器10の1次側固定接点10aが接続されており、
インターフェイス43にはリレーコイル23が接続されてい
る。インターフェイス42は、マイクロコンピュータ41へ
の入力信号用であり、インターフェイス43は、マイクロ
コンピュータ41からの出力信号用である。記憶部44及び
変換器45は、共にマイクロコンピュータ41に接続されて
おり、記憶部44はマイクロコンピュータ41からのデータ
を記憶し、プリペイドカードリーダ22からのリード信号
は変換器45を介してマイクロコンピュータ41に伝えられ
る。プリペイドカードリーダ22は、マイクロコンピュー
タ41からの指令でプリペイドカードの記憶内容を書き替
える。
また、制御用電源部25は、昼間電力用系統31とは別の昼
間電力用系統35の積算電力計36に配線用遮断器37を介し
て接続されており、昼間電力用系統35から電力の供給を
受けて、制御回路40及びプリペイドカードリーダ22へ電
力を供給する。補助電源部26は、制御用電源部25の電力
供給が途絶えたとき、制御回路40及びプリペイドカード
リーダ22への電力供給をバックアップする。
次に、電気温水器の作用を説明する。
深夜電力時間帯になると、タイムスイッチ32がONし、一
定時間、例えば午後11時から午前7時までON状態が継続
される。
タイムスイッチ32がONすると、リレー21の固定接点21a
に深夜電力用系統30を介して電力が供給される。このと
き、固定接点21aと可動接点21dは常時閉であり、固定接
点21cに接続されているサーモスタット9が閉成状態で
あれば、深夜電力用系統30を介して電気ヒータ8に電力
が供給されることになり、深夜電力時間帯を利用して沸
かされたお湯が貯湯タンク5に貯湯される。なお、サー
モスタット9は、お湯が設定温度(例えば、80℃)以上
になると閉成する。
所定時間が経過して、タイムスイッチ32がOFFすると、
リレー21の固定接点21aは可動接点21dを介して固定接点
21cに接続されているので、電気ヒータ8への電力供給
は不可能な状態となっている。
しかしながら、プリペイドカードをプリペイドカードリ
ーダ22に読み込ませると、そのリード信号は、変換器45
を経てマイクロコンピュータ41に伝えられる。リード信
号を受けたマイクロコンピュータ41は、リレーコイル23
へ通電するようにインターフェイス43へ信号を送る。リ
レーコイル23が通電状態になると、リレー21の可動接点
21dは固定接点21bと固定接点21cを接続し(第1図中破
線で示す)、昼間電力用系統31を介して電気ヒータ8へ
の電力供給が可能な状態となる。このとき、電力供給可
能状態を示す信号が、インターフェイス42を通じてマイ
クロコンピュータ41に読み込まれると、マイクロコンピ
ュータ41は、プリペイドカードリーダ22に一回分使用し
たというデータを書き入れる。
一方、昼間電力用系統31を介して電気ヒータ8への電力
供給が可能な状態でお湯を使用すると、使用したお湯に
相当する分の冷水が給水管5から貯湯タンク4内に供給
される。そして、お湯の温度が設定温度以下になると、
サーモスタット9の接点が閉成され、使用したお湯に相
当する分が昼間電力で沸かされることになる。
ところで、マイクロコンピュータ41は、深夜電力用系統
30のタイムスイッチ32のOFF信号をインターフェイス42
を介して受け、その時からの時間カウントを記憶部44に
書き込み、更に読み出している。そして、OFF信号から1
0時間経過すると、マイクロコンピュータ41は通電停止
信号をインターフェイス43へと送り、リレーコイル23へ
の通電が停止される。すると、リレー21の可動接点21d
は固定接点21aと固定接点21cを接続するので、昼間電力
用系統31からの電気ヒータ8への電力供給は不可能な状
態となる。
従って、この実施例では、17時までに使用したお湯分を
昼間電力により追加して沸かすことになり、17時から23
時までに使用するお湯分は、深夜電力を利用して沸かす
ことになる。
以上、上記実施例においては、プリペイドカードは、深
夜電力時間帯の終了後使用したが、前日の17時以降に予
約するようにすることもできる。また、プリペイドカー
ドは、データを書き入れる方式にしたが、一回限りの回
数券方式とすることもできる。更に、昼間電力の供給時
間帯を17時以前としたが、これは制御回路22の記憶部44
のソフト内容の変更により時刻変更ができる。
なお、制御用電源部25への電力供給は、昼間電力系統35
からと補助電源部26によるバックアップの組み合せとし
ているが、電池によることもできる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案にかかる電気温水器によれ
ば、下部から流入する冷水を沸かして貯湯し、上部から
貯湯されたお湯を流出させる貯湯タンクを備え、深夜電
力用系統のタイムスイッチによってセットされた時間の
間に、深夜電力用系統を介して電力が供給される電気ヒ
ータを貯湯タンクの下部に設けた電気温水器において、
昼間電力を電気ヒータに供給するための昼間電力用系統
を設けると共に、タイムスイッチによってセットされた
時間外にプリペイドカードリーダの選択作動指令によ
り、昼間電力用系統を介して電気ヒータへの電力供給が
可能となるように制御する制御回路を有する制御装置を
設けたことを特徴としている。
このため、深夜電力時間帯の安い料金の電力を利用して
お湯を沸かして貯湯するという長所を保ちつつも、昼間
電力を利用して追加分のお湯を供給することができ、湯
切れを生じさせることがない。
また、追加分のお湯の供給に際して使用された電力料金
は、予め一定金額で購入したプリペイドカードにより清
算されるので、昼間電力の使用量を計るための電力量計
を必要とせず、従って、検針の手間も不要となる。
更に、制御装置は、既設の電気温水器或は新設の電気温
水器何れにも適用できるので、容易に制御装置を有する
電気温水器を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電気温水器を示すブロック図、第
2図は電気温水器本体を示す説明図、第3図は従来の電
気温水器を示すブロック図である。 A…電気温水器 1…電気温水器本体 4…貯湯タンク 8…電気ヒータ 16…プリペイドカードリーダ 20…制御装置 30…深夜電力用系統 31…昼間電力用系統 32…タイムスイッチ 40…制御回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部から流入する冷水を沸かして貯湯し、
    上部から貯湯されたお湯を流出させる貯湯タンクを備
    え、深夜電力用系統のタイムスイッチによってセットさ
    れた時間の間に、前記深夜電力用系統を介して電力が供
    給される電気ヒータを前記貯湯タンクの下部に設けた電
    気温水器において、 昼間電力を前記電気ヒータに供給するための昼間電力用
    系統を設けると共に、前記タイムスイッチによってセッ
    トされた時間外にプリペイドカードリーダの選択作動指
    令により、前記昼間電力用系統を介して前記電気ヒータ
    への電力供給が可能となるように制御する制御回路を有
    する制御装置を設けたことを特徴とする電気温水器。
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