JP4926571B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4926571B2 JP4926571B2 JP2006182327A JP2006182327A JP4926571B2 JP 4926571 B2 JP4926571 B2 JP 4926571B2 JP 2006182327 A JP2006182327 A JP 2006182327A JP 2006182327 A JP2006182327 A JP 2006182327A JP 4926571 B2 JP4926571 B2 JP 4926571B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charging
- voltage
- roller
- value
- contamination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
(1)トナーの流動性をあげるため
(2)感光体ドラム表面に付着する紙粉等の低電気抵抗物質およびトナーを削り取るため
(3)現像剤の帯電を補助するため
である。
電子写真感光体に接触し回転可能な帯電部材に定電流制御される振動電圧を印加する電圧印加手段と、前記帯電部材に印加された前記振動電圧の振幅値Vpを検出する電圧振幅値検出手段と、前記振動電圧の微分波形の振幅値Vdを検出する微分電圧振幅値検出手段と、を有し、|Vp−Vd|が閾値Vth以上となった場合に、前記帯電部材表面に付着した汚染物を除去するためのクリーニングシーケンスを実行することを特徴とする画像形成装置である。
以下、この発明の第1の実施形態について図面を用いて説明する。図2に、この第1の実施形態によるレーザビームプリンタ200を示す。
ッキ201内の記録紙Pの有無を検知するための検知手段である。紙サイズ検知センサ203は、デッキ201内の記録紙Pのサイズを検知するためのサイズ検知手段である。ピックアップローラ204は、デッキ201から記録紙Pを繰り出すためのものである。
によって構成されるフィルタ回路335に入力され、フィルタ回路335からは+12Vを中心とした正弦波として出力される。この出力は、プッシュプルの高圧トランスドライブ回路305を介して高圧トランス304の一次巻線に入力され、二次巻線側に正弦波の交流高圧が発生する。
電圧検出回路Aは帯電交流電圧のピーク電圧値を検出する。図4に帯電交流波形と電圧検出回路Aによって検出されるピーク電圧値との関係を示す。図4Aは、帯電交流波形が正弦波の場合である。この場合、Vp1のレベルが電圧検出回路Aによって検出される。一方、図4Bに、交流波形のピーク部で歪みが発生した場合の波形を示す。破線は正弦波である図4Aの正弦波波形を示し、図4Bにおいてはピークとなる部分で歪みが生じてピーク電圧がVp1よりΔh低下している。電圧検出回路Aにおいては、Vp2の値が検出される。
ここで、C371はコンデンサC371の静電容量値、fは帯電交流出力の周波数、Vpは帯電交流出力のピーク電圧値である。この(式2−1)から明らかなように、半波電流の平均値:Icap(av)は、帯電交流電圧のピーク値に応じたレベルである。
容量は十分に大きく設定されており、半波電流はコンデンサ388および抵抗383によって整流されてコンデンサ388の端子間には直流電圧が発生する。
電圧検出回路Bは帯電交流電圧波形の微分波形のピーク電圧値を検出する。
ここで、C371はコンデンサC371の静電容量値、fは帯電交流出力の周波数、R373はR373の抵抗値、πは円周率、Vdは帯電交流電圧の微分値のピーク電圧である。上述した(式2)および(式3)から、ピーク電圧検出信号PRIVSと微分電圧検出信号PRIDVSとは、いずれもコンデンサC371の静電容量値に対し比例関係にある。すなわち、コンデンサC371の静電容量値が環境条件等によって変動した場合でも、両信号間の相対値は一定となる。
この発明は、帯電交流電圧のピーク値と帯電交流電圧微分値のピーク値とを検出して、帯電ローラの汚染量を検知する。このときの検知方法を以下に説明する。
図5に、帯電ローラに印加する帯電交流電圧ピーク値および帯電交流電圧微分ピーク値と帯電交流電流値Icとの特性を示す。帯電ローラに帯電交流電圧を印加することで帯電電流Icが流れる。帯電交流電圧が放電開始電圧Vh以下の領域(非放電発生領域)においては、帯電交流電圧の上昇に伴って帯電交流電圧のレベルに比例して帯電交流電流が直線的に上昇する。この領域においては、帯電ローラと感光体ドラム間の抵抗性負荷と容量性負荷に応じたニップ電流のみが流れる。さらに帯電交流電圧が上昇し、放電開始電圧Vhを超える領域(放電発生領域)に達すると、帯電ローラと感光体ドラム間において放電が起こり、前述のニップ電流に放電電流が加算された帯電電流Icが流れる。非放電発生領域においては、帯電交流電圧ピーク値と帯電交流電圧微分ピーク値とは一致する特性となる。ところが、放電開始領域においては、帯電交流電圧ピーク値はLINE−A、帯電交流電圧微分ピーク値はLINE−Bとなり、2つの特性に差が発生する。このときのLINE−AとLINE−Bとの差が図5(a)の放電電流値Isに対応することになる。
ここでΔVは、帯電交流電圧ピーク値と帯電交流電圧微分ピーク値との差分、Vinit.は
初期の帯電交流電圧ピーク値と帯電交流電圧微分ピーク値の差分を示している。ここで、ΔVは帯電ローラの汚染量と関連づけているが感光体ドラムの膜厚による影響も考えられる。しかし、本実施例においてはある程度汚れた帯電ローラの表面の汚れを除去すると初期のLINE−Aに戻ることから感光体の膜厚による影響は殆ど小さいといってよい。このため、ΔVは印字枚数が増加するにつれて大きくなり、ある閾値をもって画像上にハーフトーンの濃度むらといった画像不良が発生することとなる。
ここで、本実施例における帯電ローラの汚染量の検知と前記検知量を判断してクリーニングシーケンスを行うことによって帯電ローラの汚染量がどのように変化するのかを検証した。
とし、印字時に帯電ローラに直流電圧−600V、周波数1700Hz、1.6kVppの交流電圧を重畳した帯電バイアスを印加している。また、帯電バイアスを印加することによって感光体ドラムを流れる電流値を帯電電流値として、汚染量検出には1400μAの電流値における値を検出するようにしている。このような条件を用いて本検証実験においては印字率2%で通紙を行った。図9に、このときの帯電ローラの印字枚数と汚染量を示し、図10に、印字枚数とΔVの検出値を示し、図11に汚染量とΔVの検出値を示す。
VのDC電圧を印加するようにした。このとき感光体ドラムφ30、帯電ローラφ14、プロセススピード150mm/secであり、250msecごとに変化する振動電圧を印加する。そして、先に示した帯電ローラ汚染量の検知制御フローに応じて汚染量を検知し、上記クリーニングシーケンスを行うこととする。
次に、この発明の第2の実施形態による画像形成装置について説明する。この第2の実施形態においては、帯電電圧印加時における感光体ドラムを通して流れる電流値を一定にする定電流値制御に関するものである。
ここで、この第2の実施形態において帯電ローラの汚染量の検知と上述した検知量を判断して定電流値制御における帯電電流値を下げることによって、感光体ドラムの削れ量を低減できるか否かの検証を行う。条件としては、温度23℃、湿度50%の環境下において、プロセススピード150mm/sとし、印字時には帯電ローラに直流電圧-600V、周波数1700Hz、1.6kVppの交流電圧を重畳した帯電バイアスを印加する。ここで、帯電ローラの汚染量の検知機構は、第1の実施形態と同じものを用いる。
2 帯電ローラ
3 高圧電源部
4 プリンタ制御部
5c タイマ
128 外部装置
200 レーザビームプリンタ
200 装置本体
201 デッキ
202 デッキ紙有無センサ
203 紙サイズ検知センサ
204 ピックアップローラ
205 デッキ給紙ローラ
206 リタードローラ
207 給紙センサ
208 給紙搬送ローラ
209 レジストローラ対
210 レジ前センサ
211 レーザスキャナ部
212 プロセスカートリッジ
213 転写ローラ
214 除電針
214 放電部材
215 搬送ガイド
216 ハロゲンヒータ
217 定着ローラ
218 加圧ローラ
219 定着排紙センサ
220 両面フラッパ
222 排紙ローラ対
225 カットローラ
225 ローラ
226 両面センサ
227 両面搬送ローラ対
228 外部装置
228 後述外部装置
229 レーザユニット
230 ポリゴンミラー
231 スキャナモータ
232 結像レンズ群
233 ミラー
234 現像ローラ
235 トナー格納容器
236 メインモータ
238 インターフェイス
302 帯電ローラ
303 出力保護抵抗
304 トランス
304 高圧トランス
305 高圧トランスドライブ回路
335 フィルタ回路
Claims (1)
- 電子写真感光体に接触し回転可能な帯電部材に定電流制御される振動電圧を印加する電圧印加手段と、
前記帯電部材に印加された前記振動電圧の振幅値Vpを検出する電圧振幅値検出手段と、
前記振動電圧の微分波形の振幅値Vdを検出する微分電圧振幅値検出手段と、を有し、
|Vp−Vd|が閾値Vth以上となった場合に、前記帯電部材表面に付着した汚染物を除去するためのクリーニングシーケンスを実行する
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006182327A JP4926571B2 (ja) | 2006-06-30 | 2006-06-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006182327A JP4926571B2 (ja) | 2006-06-30 | 2006-06-30 | 画像形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008009325A JP2008009325A (ja) | 2008-01-17 |
JP2008009325A5 JP2008009325A5 (ja) | 2009-08-13 |
JP4926571B2 true JP4926571B2 (ja) | 2012-05-09 |
Family
ID=39067570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006182327A Expired - Fee Related JP4926571B2 (ja) | 2006-06-30 | 2006-06-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4926571B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6921611B2 (ja) * | 2016-06-01 | 2021-08-18 | キヤノン株式会社 | プロセスカートリッジ、及び画像形成装置、画像形成方法 |
JP7091780B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2022-06-28 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001194872A (ja) * | 2000-01-13 | 2001-07-19 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2001305837A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-11-02 | Canon Inc | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
JP2001312123A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2002023464A (ja) * | 2000-07-04 | 2002-01-23 | Canon Inc | 帯電装置および画像形成装置 |
JP4266787B2 (ja) * | 2003-11-20 | 2009-05-20 | キヤノン株式会社 | 帯電電圧制御回路及び画像形成装置 |
-
2006
- 2006-06-30 JP JP2006182327A patent/JP4926571B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008009325A (ja) | 2008-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4669356B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5512009B2 (ja) | 画像形成装置 | |
KR20130095791A (ko) | 컬러 이미지 형성 장치 | |
JP4926571B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US7551871B2 (en) | Power supply device and image forming apparatus using the same | |
JP4266787B2 (ja) | 帯電電圧制御回路及び画像形成装置 | |
JP3902974B2 (ja) | 帯電バイアス電圧制御方法、帯電バイアス電源回路、および、画像形成装置 | |
JP6607822B2 (ja) | 高圧電源装置及び画像形成装置 | |
US9727000B2 (en) | Determining surface potential of image bearing member of image forming apparatus | |
JP2005128150A (ja) | 像担持体の寿命検知装置および画像形成装置 | |
JP2007232856A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007133038A (ja) | 画像形成装置とその制御方法、及びカートリッジ、カートリッジに搭載される記憶装置 | |
JP5595115B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004085902A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH08334956A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6343969B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002023464A (ja) | 帯電装置および画像形成装置 | |
JP2012008448A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4713236B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5067857B2 (ja) | 画像形成装置及び出力制御方法 | |
JP2007011094A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5661412B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5656398B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4266691B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010139731A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090629 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090629 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110705 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110905 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111101 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120131 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4926571 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |