JP4926544B2 - ワイパー装置付きサイトフロー - Google Patents

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本発明は、配管内を流れる水などの流体の状態を直接目視にて確認するためのサイトフローへの汚れの付着を防止するためのワイパー装置を備えたワイパー装置付きサイトフローに関する。
サイトフローとは、配管内を流れる水などの流体の状態や気体の混入の状態を外部から目視により確認するためのもので、一般的には配管同士の接続個所に配置される。図10に従来から用いられているサイトフローの正面図を示した。このサイトフロー(40)は、破線で示した配管(2)と同様の内径を有し両端にフランジ(41)が形成された円筒状の胴部(43)と、胴部の側面側に形成された透明な窓部(45)とを有している。配管とサイトフローとの接続は、配管の端部のフランジ部(4)とサイトフロー両端のフランジとを、図示しないパッキンを挟み込んだ上でボルト・ナット(47)で締結することによって行われる。
ここで図に示したような一般的なサイトフローでは、時間の経過とともに窓部に水垢等の汚れが付着してしまい、窓部から配管内の流体の状態を目視することができなくなることがあった。従来このような場合には、配管同士の接続個所からサイトフローを取り外してこれを清掃していたが、かかる清掃には多くの手間を要していた。なおこの分解清掃は定期的に行う必要があった。
そこで近年では、窓部に付着した汚れを除去するためのワイパー装置が設けられた種々のサイトフローも開発されている。図11に示した内部構造のワイパー装置付きサイトフローは、窓部に取り付けた羽根車が水流の勢いによって回転し、これが窓部の内面と摺接することにより窓部内面への汚れの付着を防止し、また、付着した汚れを擦り落とすようになっている。また特許文献1の「全方向型流体見視器」には、配管の周方向全周に渡って形成された窓部に付着した汚れを、配管内に設けた羽根車によって擦り落とすようにした技術が開示されている。
登録実用新案第3056571号公報
しかしながら図11のワイパー装置付きのサイトフロー等は、流体の流れ方向の幅が大きく配管同士の接続個所に配置する上でその配置が制限されることがあった。また配管経路内に羽根車が大きく伸長することから流体の流れに影響を与えることもあり、さらに一時的に大きな圧力が流体に加わったり流体に不純物が混入した場合には羽根車が破損しやすいといった問題があった。このことは特許文献1の「全方向型流体見視器」においても同様である。
本発明は上記問題点に鑑みて創案されたもので、その目的はその横幅が小さく配管同士の接続個所に配置しやすく、また流体の流れにほとんど影響を与えることもない、構造が単純でその故障・破損も少ない低廉なワイパー装置付きサイトフローを提供することにある。
上記問題を解決するために本発明は、液体が流れる配管(2)内の様子を観察するためのサイトフロー(10)であって、配管同士の連結接続のために対向させた配管端部のフランジ部(4)の間に配置され、中心部に流体を通過させるための流路が形成された透明な短筒状の短筒体(12)と、該短筒体と配管端部の前記フランジ部との間に挟止され、かつ、流体を通過させるための開口が形成されたドーナツ型円盤状の挟止部(16a)および該挟止部の内周縁に形成されたガイドレール部(16b)とからなる挟止体(16)と、流体の流れによって前記短筒体の内周面に摺接しながら回転するワイパー体(14)と、を有し、該ワイパー体(14)は、一対の挟止体の間に配置され、流体の流れによって前記ガイドレール部に沿って回転する、ことを特徴とするワイパー装置付きサイトフローを提供する。
また本発明は、液体が流れる配管(2)内の様子を観察するためのサイトフロー(10)であって、配管同士の連結接続のために対向させた配管端部のフランジ部(4)の間に配置され、中心部に流体を通過させるための流路が形成された透明な短筒状の短筒体(12)と、流体の流れによって前記短筒体の内周面に摺接しながら回転するワイパー体(14)と、を有し、前記短筒体の両端近傍の内周面には環状の凹溝(18)が形成されており、前記ワイパー体は、その両端の脚部(14a)が該凹溝に遊嵌され、流体の流れによって凹溝に沿って回転する、ことを特徴とするワイパー装置付きサイトフローを提供する。
なお前記挟止体(16)のガイドレール部(16b)は、前記短筒体(12)の内周面との間に一定の空隙(G)を形成するように屈曲して形成され、前記ワイパー体(14)は、その両端の脚部(14a)を対向するガイドレール部の該空隙に遊嵌されて取り付けられる、ものとすることが好ましい。
また、前記ワイパー体(14)は、流体の流れ方向に伸長し、かつ、両端の脚部(14a)を前記ガイドレール部(16b)又は前記凹溝(18)に取り付けられて前記短筒体(12)の内周面に摺接回転する基部(14b)と、該基部から流体内に延出し、かつ、流体を受け流すことで回転力を発生させる複数の翼部(14c)と、からなるものであるか、流体の流れ方向に対して傾斜して伸長し、かつ、軸方向に形成した翼部(14c)により流体を受け流すことで回転力を発生させて前記短筒体の内周面に摺接回転する基部(14b)と、該基部の両端を支え、かつ、前記ガイドレール部(16b)又は前記凹溝(18)に沿うように形成された円環枠状の支持枠体(22)と、からなるものであることが好ましい。
本発明によれば、対向させた配管端部のフランジ部の間に配置した透明な短筒体を配管内部を流れる流体を観察するためののぞき窓とし、流体の流れによって短筒体の内周面に摺接しながら回転するワイパー体を備えることで、短筒体の内周面への汚れの付着を防止することができることは勿論、流方向の幅が小さく、配管同士の接続個所に配置する際にもその配置が制限されにくいワイパー装置付きサイトフローが提供される。
また本発明のワイパー装置付きサイトフローは、プロペラのような羽根車が配管経路内に大きく伸長することもなく、ワイパー体の翼部または基部が流体を受け流すのみであるため、流体の流れに影響をほとんど与えず、また、不純物が流体に混入した場合にも、ワイパー部に破損が発生することもほとんどない。
なお本発明のワイパー装置付きサイトフローは、その構造が単純であるため製造コストが低廉であり、また、その故障も少ないといった特徴も有している。
本発明のワイパー装置付きサイトフローは、配管内部を流れる流体の様子を外部から目視により観察するためのものであり、配管同士を連結接続するために配管の両端に形成されるフランジ部同士の間に配置されて固定されるものである。なおフランジ部には配管同士を連結接続するためのボルト穴が複数(6個所)形成されている。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお各実施例において同一の構成の部位については同一の符号を付すことで重複する説明を省略する。
図1は第一の実施例のワイパー装置付きサイトフローの構造を説明するための分解斜視図であり、図2は各構成部品を組み付けた後のワイパー装置付きサイトフローの斜視図、図3はその軸方向断面図、図4は図3におけるX−X断面図である。
本実施例のワイパー装置付きサイトフロー10は、図1乃至図4に示したように、外部から配管2内の様子を目視するための透明な短筒体12と、短筒体12と配管2のフランジ部4との間に挟止される挟止体16と、流体の流れによって短筒体12の内周面に摺接しながら回転するワイパー体14とから構成されている。なお、フランジ部4と挟止体16の間および挟止体16と短筒体12との間にはパッキン21が挟み込まれる(図3参照)。
短筒体12は、中心部に流体を通過させるための流路が形成されたアクリル等で製作された透明な円筒形の短筒であり、その外径はフランジ部4の外径と同じで、内径は配管2の内径よりも若干大きく、肉厚はフランジ部4の径方向長さと同程度となっている。具体的には、例えば配管2の内径が10cm、フランジ部4の外形が14cm、配管2の肉厚が1cmである場合、短筒体12は外径が14cm、内径が11cmとなっている。なお短筒体12の軸方向長さは適宜変更可能であるが、10cm程度以下であることが好ましい。また短筒体12には、フランジ部4のボルト穴に対応する位置の軸方向にボルト23を通すための複数のボルト穴が形成されている。
挟止体16は、厚さ2mm程度のアルミ等の金属を加工することで製作され、流体を通過させるための開口が形成されたドーナツ型円盤状の挟止部16aおよび挟止部16aの内周縁に形成されたガイドレール部16bとからなる。短筒体12が上記の寸法の場合、挟止部16aはその外径が14cm、開口の径が10cmとなっている。ガイドレール部16bは、挟止部16aの内周縁において90度屈曲し、短筒体12の内周面との間に一定の空隙Gを形成するように、流体の流れ方向(軸方向)に1cm程度伸びた円環状に形成されている(図1および図3参照)。
ここで配管端部のフランジ部4間への挟止体16の取り付けは、短筒体12の両端に屈曲したガイドレール部16bが対向するようにしてなされる。なお挟止部16aには、フランジ部4のボルト穴に対応する位置に、ボルト23を通すための複数のボルト穴が形成されている。
図5に拡大斜視図で示したワイパー体14は、流体の流れ方向に伸長し、かつ、両端に挟止体16のガイドレール部16bに取り付けるための脚部14aが形成されたI型形状をした基部14bと、脚部14aを除く部分の基部14bから1cm程度延出する複数の翼部14cとからなる。また基部14bには翼部と反対側の面にその軸方向の全長に渡って、汚れを拭い去るのに適したゴム製のヘラ25が取り付けられている。
ワイパー体14はその両端の脚部14aを、対向する一対のガイドレール部16bの空隙Gに遊嵌されて取り付けられる(図3参照)。短筒体12および挟止体16に取り付けられたワイパー体14は、その翼部14cが流体の流れ方向に対して一定の方向に傾斜(15〜30°程度)している。翼部14cは、短筒体12内を通り抜ける流体の一部を受け流すことでワイパー体14に回転力を与え、これによりワイパー体14はガイドレール部16bに沿って短筒体12の内周面に摺接回転する。
ここでガイドレール部16bに沿ったワイパー体14の回転をより円滑に行わせるため、基部14bの脚部14aに図示しないベアリングを備えてやることなども好ましい。
なお本実施例ではワイパー体14の数は1つとなっているが、ガイドレール部16bに2つ以上ワイパー体を取り付けてやることも可能である。この場合、ワイパー体14はそれぞれ独立しているため、1つのワイパー体14が例えばゴミの挟み込みなどの障害によりその回転が阻害された場合にも、隣接するワイパー体14がこれに衝突して衝撃を与えることで、その障害が除去されて再び回転をはじめることが期待される。なおワイパー体14を2つ以上取り付ける場合には、各ワイパー体14のヘラ25がスリット状に汚れを拭い去るように、基部14bの軸方向に等間隔にヘラ25を互い違いに配置してやることも好ましい。
図6に本実施例のワイパー体14の変形例を示した。図に示したようにこのワイパー体14は円周上で等間隔に配置された3本の基部14bの両端が、ガイドレール部16bの空隙Gに遊嵌する円環枠状の支持枠体22により支えられた構造となっている。かかる構造ではワイパー体14が等間隔に配置されるため、ワイパー体14が短筒体12の内周面にバランスよく円滑に摺接回転することとなる。
以上説明した本実施例のワイパー装置付きサイトフロー10によれば、短筒体12の内周面への汚れの付着を防止することができることは勿論、流方向の幅もとらずに適宜変更可能で、配管2同士の接続個所に配置する際にもその配置の自由度を向上させることができる。また、ワイパー体14の翼部14cは流体を受け流すのみであるため、流体の流れに影響をほとんど与えず、また、延出部分が小さいため不純物が流体に混入した場合にも、ワイパー部に破損が発生することもほとんどなくなる。さらに本実施例のワイパー装置付きサイトフロー10は、その構造が単純であるため製造コストが低廉であり、それゆえその故障も少ない。
図7に第二の実施例のワイパー装置付きサイトフローに用いられるワイパー体の斜視図を示した。
本実施例のワイパー装置付きサイトフローは、実施例1のワイパー装置付きサイトフローとはワイパー体の構造が異なるが、その他の部位については同様であるため、以下にはワイパー体についてのみ説明する。
図に示したワイパー体14は、円周上で等間隔に配置された3本の基部14bの両端が、挟止体16のガイドレール部16bの空隙Gに遊嵌する円環枠状の支持枠体22により支えられた構造となっており、基部14bは流体の流れ方向に対して15〜30°程度傾斜するように支持枠体22に取り付けられている。また基部14bには、軸方向に伸長し1cm程度径方向内側に延出する一連の翼部14cがその全長に渡って形成されている。さらに基部14bには翼部14cと反対側の面にその軸方向の全長に渡って汚れを拭い去るのに適したゴム製のヘラ25が取り付けられている。
なお上記実施例1のように支持枠体22に設けずに、基部14bを脚部により支えて独立して回転させるように構成することも勿論可能である。
本実施例では基部14bと一連の翼部14cとを一体的に形成するためその構造がより単純化され、その製造コストもより低減することができる。また翼部14cが基部14bと一連かつ一体的に形成されているため翼部14cの強度が増加し、その破損もより一層低減させることができる。
図8に第三の実施例のワイパー装置付きサイトフローの分解斜視図、図9にその軸方向断面図を示した。
本実施例のワイパー装置付きサイトフロー10は、実施例1および実施例2のワイパー装置付きサイトフロー10の構成要件である挟止体16を不要としたものであり、図に示したように、外部から配管2内の様子を目視するための透明な短筒体12と、流体の流れによって短筒体12の内周面に摺接しながら回転するワイパー体14と、フランジ部4と短筒体12との間に挟み込まれるパッキン21から構成されている。
本実施例の短筒体12は、実施例1および実施例2の短筒体の両端近傍(角部を含む)の内周面に、ワイパー体14の両端を遊嵌することでこれを支える環状の凹溝18が対称に形成されている。この凹溝18はその深さが1cm程度であり、取り付けたワイパー体14が外れることのないようにL字型に形成されている。
ワイパー体14は、実施例1のように基部14bがI型のもの、実施例1の変形例のように複数のI型の基部14bが円環枠状の支持枠体22により支えられたもの、または実施例2のように基部14bを流体の流れ方向に対して傾斜して支持枠体22に取り付け、一連の翼部14cを基部14bと一体的に形成したもののいずれをも採用することができるが、その脚部14aや支持枠体22は、短筒体12に形成した凹溝18に遊嵌・係止するように基部14bの端から延出・屈曲して形成される必要がある。両端の脚部14aを短筒体12の凹溝18に遊嵌されたワイパー体14は、凹溝をレールにして短筒体12の内周面に摺接回転することにより短筒体12の内周面への汚れの付着を防止する。
以上に説明した本実施例のワイパー装置付きサイトフローによれば、短筒体に凹溝を形成してこれをレールにしてワイパー体を摺接回転させるため、実施例1や実施例2のように挟止体が不要となりその構造を単純化できるとともに製造コストも低減させることができる。
このように本発明によれば、のぞき窓である短筒体の内周面への汚れの付着をワイパー体の回転により防止することができることは勿論、その横幅が小さく配管同士の接続個所に配置しやすく、流体の流れにほとんど影響を与えることもなく、かつ、簡易な構造でその製造コストも低廉で故障や破損もほとんどないワイパー装置付きサイトフローが提供される。
実施例1のワイパー装置付きサイトフローの分解斜視図である。 各構成部品を組み付けた後のワイパー装置付きサイトフローの斜視図である。 実施例1のワイパー装置付きサイトフローの軸方向断面図である。 図3におけるX−X断面図である。 ワイパー体の拡大斜視図である。 実施例1のワイパー体の変形例を示した斜視図である。 実施例2のワイパー装置付きサイトフローに用いられるワイパー体を示した斜視図である。 実施例3のワイパー装置付きサイトフローの分解斜視図である。 実施例3のワイパー装置付きサイトフローの軸方向断面図である。 従来から用いられている一般的なサイトフローの正面図である。 従来のワイパー装置付きサイトフローの内部構造を示した図である。
符号の説明
2 配管
4 フランジ部
10 サイトフロー
12 短筒体
14 ワイパー体
14a 脚部
14b 基部
14c 翼部
16 挟止体
16a 挟止部
16b ガイドレール部
18 凹溝
21 パッキン
22 支持枠体
23 ボルト
25 ヘラ
G 空隙

Claims (5)

  1. 液体が流れる配管(2)内の様子を観察するためのサイトフロー(10)であって、
    配管同士の連結接続のために対向させた配管端部のフランジ部(4)の間に配置され、中心部に流体を通過させるための流路が形成された透明な短筒状の短筒体(12)と、
    該短筒体と配管端部の前記フランジ部との間に挟止され、かつ、流体を通過させるための開口が形成されたドーナツ型円盤状の挟止部(16a)および該挟止部の内周縁に形成されたガイドレール部(16b)とからなる挟止体(16)と、
    流体の流れによって前記短筒体の内周面に摺接しながら回転するワイパー体(14)と、を有し、
    該ワイパー体(14)は、一対の挟止体の間に配置され、流体の流れによって前記ガイドレール部に沿って回転する、ことを特徴とするワイパー装置付きサイトフロー。
  2. 液体が流れる配管(2)内の様子を観察するためのサイトフロー(10)であって、
    配管同士の連結接続のために対向させた配管端部のフランジ部(4)の間に配置され、中心部に流体を通過させるための流路が形成された透明な短筒状の短筒体(12)と、
    流体の流れによって前記短筒体の内周面に摺接しながら回転するワイパー体(14)と、を有し、
    前記短筒体の両端近傍の内周面には環状の凹溝(18)が形成されており、
    前記ワイパー体は、その両端の脚部(14a)が該凹溝に遊嵌され、流体の流れによって凹溝に沿って回転する、ことを特徴とするワイパー装置付きサイトフロー。
  3. 前記挟止体(16)のガイドレール部(16b)は、前記短筒体(12)の内周面との間に一定の空隙(G)を形成するように屈曲して形成され、前記ワイパー体(14)は、その両端の脚部(14a)を対向するガイドレール部の該空隙に遊嵌されて取り付けられる、ことを特徴とする請求項1に記載のワイパー装置付きサイトフロー。
  4. 前記ワイパー体(14)は、流体の流れ方向に伸長し、かつ、両端の脚部(14a)を前記ガイドレール部(16b)又は前記凹溝(18)に取り付けられて前記短筒体(12)の内周面に摺接回転する基部(14b)と、該基部から流体内に延出し、かつ、流体を受け流すことで回転力を発生させる複数の翼部(14c)と、からなる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のワイパー装置付きサイトフロー。
  5. 前記ワイパー体(14)は、流体の流れ方向に対して傾斜して伸長し、かつ、軸方向に形成した翼部(14c)により流体を受け流すことで回転力を発生させて前記短筒体の内周面に摺接回転する基部(14b)と、該基部の両端を支え、かつ、前記ガイドレール部(16b)又は前記凹溝(18)に沿うように形成された円環枠状の支持枠体(22)と、からなる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のワイパー装置付きサイトフロー。
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