JP4924050B2 - メールサーバ、メール送受信システム、メール送受信方法、およびメール送受信プログラム - Google Patents

メールサーバ、メール送受信システム、メール送受信方法、およびメール送受信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数のユーザ端末に対して、ネットワークを介して電子メールの送受信処理を行う送受信手段と、電子メールを一時的に記憶するメール記憶部と、を備えたメールサーバ、そのメールサーバを用いたメール送受信システム、メール送受信方法、およびメール送受信プログラムに関する。
近年、インターネットなどの通信技術の著しい向上に伴い、パーソナルコンピュータや携帯電話を用いてやりとりされる電子メールが一般的な情報伝達手段として広く用いられてきている。
ところが、電子メールでのやりとりの普及に伴い、受信者にとって不要な電子メールを勝手に送りつけてくる迷惑メール(スパムメール)が社会問題化している。このような迷惑メールの中には、コンピュータウイルスを添付ファイルに添付して送りつけてくるものもあり、ユーザが不意に添付ファイルを開いた結果、ユーザのパーソナルコンピュータや携帯電話がコンピュータウイルスに感染するなどして損害を被る場合もある。
そこで、迷惑メールの対策の一例として、携帯電話サービス事業者のメールセンターに設置されている、ユーザのメールを管理するメールサーバに、迷惑メール防止のための受信拒否アドレスのリスト(以下、ブラックリストと称する)を登録したり、受信しても良いメールアドレスのリスト(以下、ホワイトリストと称する)を登録するなどの対策が提供されたりしている。こうすることで、ブラックリストに登録されたメールアドレスを送信元とする迷惑メールの送信がサーバにて停止され、ユーザは迷惑メールを受信せずに済み、一方で、ホワイトリストに登録されたメールアドレスを送信元とする電子メールは受信することができる。
また、迷惑メールの対策の一例として、迷惑メールの受信回避を容易にするという電子メール管理方法の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示された技術によれば、まず、携帯電話サービス事業者のメールセンターのメールサーバが、ユーザごとに受信メールを蓄積して送信元のメールアドレスのメールリストを作成して、そのメールリストをユーザごとに送信する。その後、ユーザからの送信要求に応じて、電子メールをユーザに送信する。こうすることで、ユーザはメールリストを見て、必要な電子メールのみを送信要求することができ、不用意に迷惑メールを受信せずに済む。
特開2003−143232号公報
しかしながら、上述した対策では、依然として不十分であった。例えば、上述した、ブラックリストやホワイトリストを登録する対策方法では、ユーザは、ブラックリストに登録していない迷惑メールを受信してしまうという問題が生じる。また、ブラックリストやホワイトリストを登録する際に、ユーザがメールアドレスを手入力するなど手続きに手間と時間がかかるという問題が生じる。
また、上述した、電子メール管理方法の技術では、メールリストのほとんどが迷惑メールでない場合、ユーザが、その都度、受信したい電子メールを選択していく必要がある。例えば、毎日100通程度の電子メールを受信するユーザがいた場合、迷惑メールが一日数通程度しか来ない頻度であると、ユーザは、迷惑メール以外の受信したい電子メールをメールリストから選択しなければならず、手間と時間がかかり、操作が煩わしいという問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑み、ユーザに対する迷惑メールの送信を回避するとともに、ユーザに対する利便性の向上が施されたメールサーバ、そのメールサーバを用いたメール送受信システム、メール送受信方法、およびメール送受信プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のメールサーバは、
複数のユーザ端末に対して、ネットワークを介して電子メールの送受信処理を行う送受信手段と、電子メールを一時的に記憶するメール記憶部と、を備えたメールサーバにおいて、
上記メール記憶部に記憶された電子メールのメールリストを送信先となるユーザごとに作成するメールリスト作成部と、
上記メールリスト作成部で作成されたメールリストを送信先となるユーザのユーザ端末に送信するメールリスト送信部と、
上記メールリストを受信したユーザ端末からユーザにて指定された上記メールリストの内の電子メールの送信要求を受け付けて、その送信要求に応じて指定された電子メールをユーザ端末に送信する指定メール送信部と、
送信要求を受け付けて指定された電子メールの送信元メールアドレスを送信先となるユーザの認証メールアドレスとして登録する認証メールアドレス登録部と、
上記認証メールアドレス登録部に登録されたメールアドレスからの電子メールを、その電子メールの送信先となるユーザ端末からの送信要求を受けることなく、そのユーザ端末に電子メールを送信する認証メール送信部と、を備えたことを特徴とする。
本発明のメールサーバによれば、まず、上記メールリスト作成部が、上記メール記憶部に記憶された電子メールのメールリストを送信先となるユーザごとに作成し、上記メールリスト送信部が、そのメールリストを送信先となるユーザのユーザ端末に送信する。続いて、上記メールリストを受信したユーザ端末からユーザにて指定された上記メールリストの内の電子メールの送信要求を受け付けて、上記指定メール送信部がその送信要求に応じて指定された電子メールをユーザ端末に送信する。このとき、上記認証メールアドレス登録部が、送信要求を受け付けて指定された電子メールの送信元メールアドレスを送信先となるユーザの認証メールアドレスとして登録する。そして、その後、上記認証メール送信部が、上記認証メールアドレス登録部に登録されたメールアドレスからの電子メールを受け付けると、その電子メールの送信先となるユーザ端末からの送信要求を受けることなく、そのユーザ端末にメールを送信する。
上記構成にすることにより、迷惑メールの送信元のメールアドレスをブラックリストに登録することなく、迷惑メールの受信を抑制することができ、一方で、必要なメールについては、一度認証を行うことで、その後は登録されて自動的に送信される。従って、ユーザの手間を軽減しつつ、迷惑メールを排除でき、ユーザにとって利便性が向上する。
また、本発明のメールサーバにおいて、上記認証メールアドレス登録部は、ユーザからの指令に応じて上記認証メールアドレスの追加、削除を行うことが好ましい。
このような構成によれば、ユーザは、上記認証メールアドレス登録部内の認証メールアドレスの追加、削除を必要に応じて行うことができる。これにより、例えば、上記認証メールアドレス登録部に登録されたメールアドレスに変更が生じた場合、変更前のメールアドレスを上記認証メールアドレス登録部から削除し、変更後のメールアドレスを上記認証メールアドレスに追加することができる。
また、本発明のメールサーバにおいて、上記指定メール送信部は、上記メールリストのうち、ユーザから送信要求を受け付けていないメールを、所定期間経過後、自動的に削除する、ことが好ましい。
上記構成によれば、上記メールリストのうち、ユーザから送信要求を受け付けず、ユーザにとって不要な電子メールが所定期間経過後、自動的に削除される。したがって、ユーザが不要なメールをその都度削除するという手間が省ける。
また、本発明のメールサーバにおいて、上記メールリスト作成部は、ユーザごとに、上記メール記憶部に記憶された電子メールの数が予め設定されたメールの数を超えた場合に上記メールリストを作成し、上記メールリスト送信部は、ユーザ端末にそのメールリストをユーザごとに送信する、ことが好ましい。
上記構成によれば、上記メールリスト作成部は、ユーザごとに、上記メール記憶部に記憶された電子メールの数が予め設定されたメールの数を超えた場合に上記メールリストを作成し、上記メールリスト送信部は、ユーザ端末にそのメールリストをユーザごとに送信する。これにより、ユーザは、メールリストを受信する頻度を任意に設定することができる。
また、本発明のメールサーバにおいて、上記メールリスト作成部は、上記メール記憶部に記憶された電子メールが予め設定された時間経過後に、上記メールリストをユーザごとに作成し、上記メールリスト送信部は、ユーザのユーザ端末にそのメールリストをユーザごとに送信する、ことが好ましい。
上記構成によれば、上記メールリスト作成部は、上記メール記憶部に記憶された電子メールが予め設定された時間経過後に、上記メールリストをユーザごとに作成し、上記メールリスト送信部は、ユーザのユーザ端末にそのメールリストをユーザごとに送信する。これにより、メールリストが予め設定された時間経過ごとにユーザに送信されるので、ユーザがメールリストを要求する手間が省ける。
ここで、上記目的を達成する本発明のメール送受信システムは、
複数のユーザ端末と、
それらのユーザ端末に対してネットワークを介して電子メールの送受信処理を行う送受信手段と、電子メールを一時的に記憶するメール記憶部とを備えたメールサーバと、を有し、
上記メールサーバは、
上記メール記憶部に記憶された電子メールのメールリストを送信先となるユーザごとに作成するメールリスト作成手段と、
上記メールリスト作成手段で作成されたメールリストを送信先となるユーザのユーザ端末に送信するメールリスト送信手段と、
上記メールリストを受信したユーザ端末からユーザにて指定された上記メールリストの内の電子メールの送信要求を受け付けて、その送信要求に応じて指定された電子メールをユーザ端末に送信する指定メール送信手段と、
上記指定メール送信手段にて少なくとも上記ユーザ端末から送信要求を受け付けた後に、指定された電子メールの送信元メールアドレスを送信先となるユーザの認証メールアドレスとして登録する認証メールアドレス登録手段と、
上記認証メールアドレス登録手段により登録されたメールアドレスからの電子メールを、その電子メールの送信先となるユーザ端末からの送信要求を受けることなく、そのユーザ端末にメールを送信する認証メール送信手段と、を備え、
上記ユーザ端末は、
上記メールリスト送信手段により送信されたメールリスト内の電子メールを指定して、上記メールサーバに対して送信要求を行う送信要求手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明のメール送受信システムによれば、まず、上記メールサーバは、上記メールリスト作成手段にて上記メール記憶部に記憶された電子メールのメールリストを送信先となるユーザごとに作成し、上記メールリスト送信手段にて上記メールリスト作成手段で作成されたメールリストを送信先となるユーザのユーザ端末に送信する。そして、その後、上記メールリストを受信したユーザ端末からユーザにて指定された上記メールリストの内の電子メールの送信要求を受け付けて、上記指定メール送信手段にて、その送信要求に応じて指定された電子メールをユーザ端末に送信する。このとき、上記認証メールアドレス登録手段にて上記指定メール送信手段にて少なくとも上記ユーザ端末から送信要求を受け付けた後に、指定された電子メールの送信元メールアドレスを送信先となるユーザの認証メールアドレスとして登録する。そして、その後、上記認証メール送信手段にて、上記認証メールアドレス登録手段により登録されたメールアドレスからの電子メールを受け付けると、その電子メールの送信先となるユーザ端末からの送信要求を受けることなく、そのユーザ端末にメールを送信する。
また、上記ユーザ端末は、上記送信要求手段にて上記メールリスト送信手段により送信されたメールリスト内の電子メールを指定して、上記メールサーバに対して送信要求を行う。このようにして、ユーザに対する迷惑メールの送信を回避するとともに、ユーザに対する利便性の向上が施されたメールサーバを用いたメール送受信システムが構築される。
ここで、上記目的を達成する本発明のメール送受信方法は、
複数のユーザ端末に対して、ネットワークを介して電子メールの送受信処理を行う送受信手段と、電子メールを一時的に記憶するメール記憶部と、を備えたメールサーバによるメール送受信方法であって、
上記メール記憶部に記憶された電子メールのメールリストを送信先となるユーザごとに作成するメールリスト作成工程と、
上記メールリスト作成工程で作成されたメールリストを送信先となるユーザのユーザ端末に送信するメールリスト送信工程と、
上記メールリストを受信したユーザ端末からユーザにて指定された前記メールリストの内の電子メールの送信要求を受け付けて、その送信要求に応じて指定された電子メールをユーザ端末に送信する指定メール送信工程と、
上記指定メール送信工程にて少なくとも上記ユーザ端末から送信要求を受け付けた後に、指定された電子メールの送信元メールアドレスを送信先となるユーザの認証メールアドレスとして登録する認証メールアドレス登録工程と、
上記認証メールアドレス登録工程にて登録されたメールアドレスからの電子メールを、その電子メールの送信先となるユーザ端末からの送信要求を受けることなく、そのユーザ端末にメールを送信する認証メール送信工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明のメール送受信方法によれば、ユーザに対する迷惑メールの送信を回避するとともに、ユーザに対する利便性の向上が施されたメールサーバを用いたメール送受信方法が構築される。
ここで、本発明のメール送受信プログラムは、
複数のユーザ端末に対して、ネットワークを介して電子メールの送受信処理を行う送受信手段と、電子メールを一時的に記憶するメール記憶部と、を備えたメールサーバに、
上記メール記憶部に記憶された電子メールのメールリストを送信先となるユーザごとに作成するメールリスト作成手段と、
上記メールリスト作成手段で作成されたメールリストを送信先となるユーザのユーザ端末に送信するメールリスト送信手段と、
上記メールリストを受信したユーザ端末からユーザにて指定された前記メールリストの内の電子メールの送信要求を受け付けて、その送信要求に応じて指定された電子メールをユーザ端末に送信する指定メール送信手段と、
上記指定メール送信手段にて上記ユーザ端末から送信要求を受け付けた後に、指定された電子メールの送信元メールアドレスを送信先となるユーザの認証メールアドレスとして登録する認証メールアドレス登録手段と、
上記認証メールアドレス登録部に登録されたメールアドレスからの電子メールを、その電子メールの送信先となるユーザ端末からの送信要求を受けることなく、そのユーザ端末にメールを送信する認証メール送信手段と、を実現する。
本発明によれば、ユーザに対する迷惑メールの送信を回避するとともに、ユーザに対する利便性の向上が施されたメールサーバ、そのメールサーバを用いたメール送受信システム、メール送受信方法、およびメール送受信プログラムが提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ここでは、本発明のメール送受信プログラムの一実施形態が本発明のメールサーバの一実施形態に組み込まれ、そのメール送受信プログラムに基づいてメールサーバ上で本発明のメール送受信方法の一実施形態が実行され、その結果、そのメールサーバとユーザ端末との間で動作するメール送受信システムについて説明する。
[構成]
図1は、本発明の一実施形態のメール送受信システムの全体構成を示す図である。このメール送受信システムは、携帯電話網5およびインターネット6で構成されるネットワーク7を介して、携帯電話2、3やパーソナルコンピュータ4などのユーザ端末との間で電子メールの送受信を行うメールサーバ1と、を有する。ここで、携帯電話2、3やパーソナルコンピュータ4が、本発明にいうユーザ端末の一例に相当する。また、この携帯電話網5とインターネット6が本発明にいうネットワークの一例に相当する。なお、説明をわかりやすくするために、図1には、携帯電話2、3、およびパーソナルコンピュータ4が描かれているが、実際には、多数の携帯電話やパーソナルコンピュータがネットワーク7に繋がれている。
<メールサーバ>
図2は、図1に示すメールサーバ1の内部構成を示す図である。このメールサーバ1には、メールサーバ用CPU(Central processing Unit)10、メールサーバ用記憶部11が設けられている。そして、メールサーバ用CPU10は、このメールサーバ1の動作を総合的に制御するものである。このメールサーバ用CPU10には、本発明の一実施形態であるメール送受信プログラムが組み込まれることによって、メール受信部100、メールリスト作成部101、メールリスト送信部102、認証メールアドレス登録部103、認証メール送信部104、および指定メール送信部105が構築される。また、メールサーバ用記憶部11は、電子メール等を記憶するメモリである。
ここで、メール受信部100は、ネットワーク7を介して携帯電話2、3やパーソナルコンピュータ4などのユーザ端末から電子メールを受信し、その電子メールをメールサーバ用記憶部11にて各ユーザに割り振られた電子メール保存用のメモリに、割り振る処理などを行う。また、メールリスト作成部101は、以下に述べるメールリストをユーザごとに作成する。
図3は、メールリストの一例を表すイメージ図である。図3に示すメールリスト12は、受信した電子メールから、送信元となる差出人の名前、その差出人のメールアドレス、件名、受信日時、添付書類の有無を抽出したリストであって、ユーザごとにメールリストが作成される。ここで、特にユーザが指定しないデフォルト設定の場合には、電子メールを受信すると、受信先のユーザのメールリストに上述したリストが書き加えられていく。
なお、図中では、ユーザAからユーザDまでのメールリストが描かれているが、実際には、メールサーバ1に登録されているユーザ数分のメールリストが作成される。
一方、ユーザ設定の場合には、例えば、ユーザごとにメールサーバ用記憶部11に記憶された電子メールの数が所定の電子メールの数を超えるとメールリストを作成する設定にすることができる。また、他の例として、メールサーバ用記憶部11に記憶された電子メールが予め設定された時間経過後に、メールリストをユーザごとに作成することができる。本実施例では、デフォルト設定として以下説明する。
メールリスト送信部102は、メールリスト作成部101で作成されたメールリストを送信先となるユーザの携帯電話2、3やパーソナルコンピュータ4などのユーザ端末に送信する。なお、送信するタイミングについては、後ほど、動作の説明の際、フローチャートを用いて説明する。
ここで、指定メール送信部105は、メールリストを受信した携帯電話2、3やパーソナルコンピュータ4などのユーザ端末からユーザにて指定されたメールリストの内の電子メールの送信要求を受け付けて、その送信要求に応じて指定された電子メールを、送信要求した携帯電話2、3やパーソナルコンピュータ4などのユーザ端末に送信する。この指定メール送信部105は、メールリストのうち、ユーザから送信要求を受け付けていないメールを、所定期間経過後、自動的に削除する機能を有する。この機能により、ユーザにとって不要な電子メールが自動的に削除され、ユーザにとって利便性が向上する。
また、認証メールアドレス登録部103は、送信要求を受け付けて指定された電子メールの送信元メールアドレスを送信先となるユーザの認証メールアドレスとして、ユーザごとにリスト化してメールサーバ用記憶部11に登録する。つまり、以後、ユーザに送信を許可するメールアドレスとして登録することとなる。
認証メール送信部104は、電子メールを受信すると、まず、電子メールの送信先のユーザについて、メールサーバ用記憶部11に登録されている送信元のメールアドレスのリストに送信元のメールアドレスが登録されているか否か検索する。検索した結果、送信元のメールアドレスが登録されている場合には、認証メール送信部104は、送信先のユーザからの送信要求を受けることなく、送信先のユーザに電子メールを送信する。なお、認証メールアドレス登録部103は、ユーザからの指令に応じて認証メールアドレスの追加、削除を行う機能を有する。この機能により、認証メールアドレスの変更が容易にでき、ユーザにとって利便性が向上する。
<ユーザ端末(携帯電話)>
図4は、図1に示す携帯電話2の内部構成を示す図である。この携帯電話2には、表示部20、操作部21、マイク22、およびスピーカ23が設けられている。表示部20は、液晶表示用の液晶LCD(LCD:Liquid CrystalDisplay)からなり、携帯電話2のメニュー等を表示するものである。操作部21は、操作キー等により携帯電話2にて行う操作を受け付けて後述する中央処理装置(CPU)に処理の命令を出すものである。マイク22は、ユーザの声を集音するものであり、スピーカ23は、通話の際、携帯電話で話す際に相手の声を発するものである。また、この携帯電話2には、記憶部24、電源25、CPU26、無線部27、およびアンテナ28が設けられている。記憶部24は、不揮発性メモリであって、CPU26で実行するプログラム等を記憶しておくものである。また、電源25は、携帯電話2に電力を供給するものであり、無線部27は、アンテナ28を介して外部と無線通信を行うものである。
CPU26は、この携帯電話2の動作を総合的に制御するものである。CPU26には、メールサーバ1を提供する管理会社から提供される、本発明の一実施形態であるメール送受信プログラムが組み込まれることによって、メール送信部261、メール受信部262、およびメール送信要求部263が構築される。このメール送信部261が、メールサーバ1を介して、ユーザが作成した電子メールを相手先のメールアドレス宛に送信するものであり、メール受信部262は、メールサーバ1を介して電子メールを受信するものである。
また、メール送信要求部263は、メールリスト送信部102から送信されたメールリストのうち、ユーザにより指定された電子メールをメールサーバ1に送信要求するものである。具体的には以下に説明する手順によって、送信要求をする。
図5は、携帯電話の表示画面に表示されたメールリストのイメージ図である。図5に示すように、表示部20の表示画面上には、図3で示したメールリスト12の一部が表示されている。なお、メールリスト12の表示に伴って、ユーザがどの電子メールを受信するかを選択するためのチェックボックスが表示される。また、表示画面上には、切替メニュー、決定メニュー、および送信要求メニューも表示される。この切替メニューは、後述する携帯電話の操作部の操作キーにて選択することにより、メールリスト12の表示内容を切替えることができる。すなわち、切替メニューを選択することで、図3に示したメールリストの件名、受信日時、添付書類の有無の項目を表示させたり、まだ表示画面に表されていない差出人のリストなどを表示させたりすることができる。
また、決定メニューは、ユーザが、メールリストのうち、受信したい電子メールを決定するためのものであって、例えば、ユーザが差出人Bの電子メールを受信したい場合には、操作キーで差出人Bをまず選択して決定メニューを選択すると、この差出人Bのメールアドレスが、メールサーバ1に対して送信要求するメールアドレスとなる。また、決定メニューを選択すると、チェックボックスにレ印のチェックが表示される。これにより、ユーザは、メールサーバ1に対して送信要求するメールアドレスを確認することができる。
また、送信要求メニューは、ユーザがチェックボックスで指定した電子メールをメールサーバ1に対して送信要求するものであり、ユーザが、表示画面に表示されたメールリスト12について、受信したい電子メールのチェックを終えた後、この送信要求メニューを選択実行すると、メール送信部261が、ユーザがチェックボックスで指定した電子メールのメールアドレスのリストを自動的に作成し、メールサーバ1に向けて電子メールとして送信する。
なお、携帯電話3も携帯電話2と同様の内部構成である。また、携帯電話2、3は、実施例を説明するためのユーザ端末の一例であって、メールの送受信の機能を備え、上記メール送受信プログラムをダウンロードするなどして、本発明のメール送受信システムを使用可能とすれば、特定の携帯電話の機種によらない。
<ユーザ端末(パーソナルコンピュータ)>
図6は、図1に示すパーソナルコンピュータの内部構成を示す図である。このパーソナルコンピュータ4には、表示部41、入力用のキーボード42やマウス43、インターネット接続部44、CPU45、記憶部46、および電源47が設けられている。表示部41は、表示部20は、液晶表示用の液晶LCDからなり、画面表示するものである。CPU45は、このパーソナルコンピュータ4の動作を総合的に制御するものである。CPU45には、メールサーバ1を提供する管理会社から提供されるメール送受信プログラムが組み込まれることによって、携帯電話2に組み込まれたメール送受信プログラムと同様の機能を有するメール送信部451、メール受信部452、およびメール送信要求部453が構築される。インターネット接続部44は、図1に示すインターネット6と電気通信回線を通じて接続するインターフェースを提供するものである。
なお、パーソナルコンピュータ4は、実施例を説明するためのユーザ端末の一例であって、メールの送受信の機能を備え、上記メール送受信プログラムをダウンロードするなどして、本発明のメール送受信システムを使用可能とすれば、特定のパーソナルコンピュータの機種によらない。
[動作]
次に上記メール送受信システムの動作について説明する。
図7は、メール送受信システムの全体の動作を示すシーケンス図である。ここでは、説明をわかりやすくするため、携帯電話2を使用しているユーザAに向けて、携帯電話3を使用しているユーザB、パーソナルコンピュータ4を使用しているユーザCが電子メールを送信するものとする。また、パーソナルコンピュータ4を使用しているユーザCから迷惑メールが送信されるものとする。さらに、図1に図示していないユーザ端末からも、ユーザAに向けて電子メールが送信されるものとする。
まず、ユーザBが、図1に示す携帯電話3の電源をオンして、使用可能状態とした後、上述したメール送受信プログラムによるメールソフトを起動すると、CPU26には、メール送信部261、メール受信部262、およびメール送信要求部263が構築される。ユーザBが、ユーザA宛の電子メールを作成し、表示部20に表示されたメール送信のメニュー(不図示)を選択して実行をすると、メール送信部261からユーザA宛の電子メールが送信され、無線部27のアンテナ28から図1に示すネットワーク7を介して、メールサーバ1に送信される。
また、同様にして、ユーザCが、図1に示すパーソナルコンピュータ4の電源をオンにして、ユーザB同様、上述したメール送受信プログラムによるメールソフトを起動すると、CPU45には、メール送信部451、メール受信部452、およびメール送信要求部453が構築される。続いて、ユーザCがユーザA宛の迷惑メールを作成して、表示部に41に表示されているメール送信のメニュー(不図示)を選択して実行すると、メール送信部451よりA宛の迷惑メールが送信され、図1に示すネットワーク7を介して、メールサーバ1に送信される。
さらに、図1に図示していないユーザ端末からも、ユーザAに向けて電子メールが送信される。このようにして、ユーザAに向けて電子メールが複数のユーザから送信される(ステップS100)。なお、ユーザAも携帯電話2の電源をオンにしているものとして、以下、話を進める。
次に、メールサーバ1が電子メールを受け付けた後の処理について説明する。
図8は、メールサーバが電子メールを受信して開始される処理ルーチンのフローチャートである。図2に示すメール受信部100が電子メールを受信すると(図7のステップS101)、認証メールアドレス登録部103は、その電子メールのヘッダ情報等から、送信元のメールアドレスや送信先のメールアドレスを参照する。続いて、認証メールアドレス登録部103は、送信先のメールアドレスのユーザが既に上述した送信要求をし、送信元のメールアドレスを、メールリストに加えることなく受信してもよい認証メールアドレスとして登録済みか否かをチェックする。具体的には、認証メールアドレス登録部103は、メールサーバ用記憶部11に登録されている、送信先のメールアドレスのユーザの認証メールアドレスのリストを参照して、送信元のメールアドレスが認証メールアドレスとして登録されているか否かをチェックする(ステップS200、図7のステップS102)。なお、この認証メールアドレスの登録については、後で、図9のフローチャートを用いて説明する。
送信元のメールアドレスが認証メールアドレスとして登録されている場合には(ステップS201:Yes)、認証メール送信部104は、図7のステップS101でメール受信部100が受信した電子メールを、ネットワーク7を介してユーザAの携帯電話2に向けて送信する(ステップS206、図7のステップS103、認証メール送信工程)。そして、図8の処理ルーチンを終了する。
一方、送信元のメールアドレスが認証メールアドレスとして登録されていない場合には(ステップS201:No)、図7のステップS101でメール受信部100が受信した電子メールはメールサーバ用記憶部11に記憶される。この場合、ユーザごとに割り当てられているメモリに記憶される(ステップS202)。続いて、図2に示すメールリスト作成部101は、ステップS202の処理でメールサーバ用記憶部11に記憶された電子メールを参照し、送信者の名前、送信元のメールアドレス、電子メールの表題、受信日時、および添付書類の有無の情報を抽出し、送信先であるユーザのメールリストに書き加える(ステップS203、図7のステップS104、メールリスト作成工程)。
続いて、メールリストが自動配信設定になっているか否かの判定がなされる(ステップS204)。この自動配信設定は、メールサーバ1側で受信した電子メールが予め設定した数を超えた場合に、その設定した数を超えたユーザに対してメールリストを送信する。すなわち、メールリストが自動配信設定になっている場合には(ステップS204:Yes)、図2に示すメールリスト送信部102からメールリストを電子メールとしてユーザAに送信する(ステップS205、図7のステップS105、メールリスト送信工程)。この場合、メールリストの電子メールの件名は、‘メールリスト’となり、ユーザが電子メールを受信すると、件名から、メールリストが届いたことがわかる。なお、メールリストの電子メールの件名を、‘メールリスト’とする方法は一例であって、この方法に限定されるものではない。
一方、メールリストが自動配信設定になっていない場合には(ステップS204:No)、図8に示す処理ルーチンは終了する。なお、メールリストが自動配信設定になっていない場合には、メールソフト起動時にメールリストの受信の有無を表示画面に表示して、ユーザが有りを選択すると、メールリスト要求を表す電子メールがメールサーバ1側に送信される。そして、メールサーバ1のメール受信部100がユーザからのメールリスト要求を表す電子メールを受信すると、別途、図2に示すメールリスト送信部102からメールリストを電子メールとしてユーザAに送信する。(ステップS205、図7のステップS105、メールリスト送信工程)。また、ユーザは、メールソフト使用時に、メールリストの受信の有無を表示画面に表示させて、上述したやり方でメールリスト要求することもできる(図7のステップS107)。
上述したステップS105のメールリスト送信の処理によって、メールサーバ1側からメールリストの電子メールが送られてくると、図5に示したメールリストが表示部20の表示画面に表示される。ユーザAは、上述した通り、表示画面に表示されたメールリスト12について、受信したい電子メールのチェックを終えた後、送信要求メニューを選択実行すると、メール送信部261が、ユーザAがチェックボックスで指定した電子メールのメールアドレスのリストを自動的に作成し、メールサーバ1に向けて送信要求の電子メールを送信する(図7のステップS108)。メールサーバ1がこの送信要求の電子メールを受信すると、以下に示す処理が実行される。
図9は、メールサーバが送信要求の電子メールを受信して開始される処理ルーチンのフローチャートである。
メールサーバ1が送信要求の電子メールを受信すると、図2に示す指定メール送信部105は、メールサーバ用記憶部11に記憶されているユーザAのメールリスト内の送信元メールアドレスと、送信要求の電子メールにリスト化されているメールアドレスとを照合し、ユーザAのメールリスト内の送信元メールアドレスの中から、ユーザAが送信要求したメールアドレスと一致する送信元メールアドレスを抽出する(ステップS300)。
続いて、指定メール送信部105は、メールサーバ用記憶部11に記憶されている、抽出した送信元メールアドレスの電子メールをユーザAに送信する(ステップS301、図7のステップS106、指定メール送信工程)。
次に、図2に示す認証メールアドレス登録部103は、指定メール送信部105が抽出したメールアドレスを、認証メールアドレスとして、認証メールアドレスのリストに加え、メールサーバ用記憶部11に登録する(ステップS302、認証メールアドレス工程))。そして、図9に示す処理ルーチンを終了する。その後、指定メール送信部105は、メールリスト内で、指定メール送信部105が抽出しなかったメールアドレス(ユーザAから送信要求のなかったメールアドレス)の電子メールのうちで、メールサーバ用記憶部11に所定期間経過して記憶されている電子メールを削除する。
以上より、ユーザは、従来のようなホワイトリストやブラックリストの登録を行わずに希望する電子メールのみを受信することができるため、迷惑メールを受信することがなくなる。
また、本発明のメール送受信システムは、認証メールアドレス登録部が自動的にホワイトリストを作成することができるので、従来のような、手入力でホワイトアドレスを作成する手間と時間を省くことができる。また、一旦、認証メールアドレス登録部にて登録したメールアドレスが送信元になる電子メールについては、メールリストに登録されずに電子メールを受信でき、従来のような、メールリストが膨大になることを防ぐことができる。
本発明は、携帯電話やパーソナルコンピュータなどの端末間でやりとりされる電子メールの送受信を仲介するメールサーバに利用することができ、産業上の利用可能性を有する。
本発明の一実施形態のメール送受信システムの全体構成を示す図である。 図1に示すメールサーバ1の内部構成を示す図である。 メールリストの一例を表すイメージ図である。 図1に示す携帯電話2の内部構成を示す図である。 携帯電話の表示画面に表示されたメールリストのイメージ図である。 図1に示すパーソナルコンピュータの内部構成を示す図である。 メール送受信システムの全体の動作を示すシーケンス図である。 メールサーバが電子メールを受信して開始される処理ルーチンのフローチャートである。 メールサーバが送信要求の電子メールを受信して開始される処理ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
1 メールサーバ
2、3 携帯電話
4 パーソナルコンピュータ
5 携帯電話網
6 インターネット
7 ネットワーク
10 メールサーバ用CPU
11 メールサーバ用記憶部
12 メールリスト
20、41 表示部
21 操作部
22 マイク
23 スピーカ
24、47 電源
25、46 記憶部
26、45 CPU
27 無線部
28 アンテナ
41 表示部
42 キーボード
43 マウス
44 インターネット接続部
100 メール受信部
101 メールリスト作成部
102 メールリスト送信部
103 認証メールアドレス登録部
104 認証メール送信部
105 指定メール送信部
231a、231b、231c、231d メニューキー
251 実行キー
261、451 メール送信部
262、452 メール受信部
263、453 メール送信要求部

Claims (8)

  1. 複数のユーザ端末に対して、ネットワークを介して電子メールの送受信処理を行う送受信手段と、電子メールを一時的に記憶するメール記憶部と、を備えたメールサーバにおいて、
    前記メール記憶部に記憶された電子メールの送信元メールアドレスを含むメールリストを送信先となるユーザごとに作成するメールリスト作成部と、
    前記メールリスト作成部で作成されたメールリストを、送信先となるユーザのユーザ端末に電子メールにて送信するメールリスト送信部と、
    前記メールリストを電子メールにて受信したユーザ端末から、前記メールリストの内のユーザにて指定された電子メールの送信元メールアドレスのリストを、当該指定された電子メールの送信要求を表す電子メールにて受け付けて、当該送信要求の電子メール内の前記リストに含まれる送信元メールアドレスと、前記メール記憶部に記憶されている送信先となるユーザの前記メールリスト内の送信元メールアドレスと、を照合し、一致する送信元メールアドレスを前記メール記憶部に記憶されている送信先となるユーザの前記メールリストから抽出し、当該抽出した送信元メールアドレスの電子メールをユーザ端末に送信する指定メール送信部と、
    前記指定メール送信部にて抽出された送信元メールアドレスを送信先となるユーザの認証メールアドレスとして登録する認証メールアドレス登録部と、
    前記認証メールアドレス登録部に登録されたメールアドレスからの電子メールを、該電子メールの送信先となるユーザ端末からの送信要求を受けることなく、該ユーザ端末に電子メールを送信する認証メール送信部と、を備えたことを特徴とするメールサーバ。
  2. 前記認証メールアドレス登録部は、ユーザからの指令に応じて前記認証メールアドレスの追加、削除を行うことを特徴とする請求項1記載のメールサーバ。
  3. 前記指定メール送信部は、前記メールリストのうち、ユーザから送信要求を受け付けていないメールを、所定期間経過後、自動的に削除することを特徴とする請求項1又は2記載のメールサーバ。
  4. 前記メールリスト作成部は、ユーザごとに、前記メール記憶部に記憶された電子メールの数が予め設定されたメールの数を超えた場合に前記メールリストを作成し、前記メールリスト送信部は、ユーザ端末に該メールリストをユーザごとに送信する、ことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載のメールサーバ。
  5. 前記メールリスト作成部は、前記メール記憶部に記憶された電子メールが予め設定された時間経過後に、前記メールリストをユーザごとに作成し、前記メールリスト送信部は、ユーザのユーザ端末に該メールリストをユーザごとに送信する、ことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載のメールサーバ。
  6. 複数のユーザ端末と、
    それらのユーザ端末に対してネットワークを介して電子メールの送受信処理を行う送受信手段と、電子メールを一時的に記憶するメール記憶部とを備えたメールサーバと、を有し、
    前記メールサーバは、
    前記メール記憶部に記憶された電子メールの送信元メールアドレスを含むメールリストを送信先となるユーザごとに作成するメールリスト作成手段と、
    前記メールリスト作成手段で作成されたメールリストを、送信先となるユーザのユーザ端末に電子メールにて送信するメールリスト送信手段と、
    前記メールリストを電子メールにて受信したユーザ端末から、前記メールリストの内のユーザにて指定された電子メールの送信元メールアドレスのリストを、当該指定された電子メールの送信要求を表す電子メールにて受け付けて、当該送信要求の電子メール内の前記リストに含まれる送信元メールアドレスと、前記メール記憶部に記憶されている送信先となるユーザの前記メールリスト内の送信元メールアドレスと、を照合し、一致する送信元メールアドレスを前記メール記憶部に記憶されている送信先となるユーザの前記メールリストから抽出し、当該抽出した送信元メールアドレスの電子メールをユーザ端末に送信する指定メール送信手段と、
    前記指定メール送信手段にて抽出された送信元メールアドレスを送信先となるユーザの認証メールアドレスとして登録する認証メールアドレス登録手段と、
    前記認証メールアドレス登録手段にて登録されたメールアドレスからの電子メールを、該電子メールの送信先となるユーザ端末からの送信要求を受けることなく、該ユーザ端末にメールを送信する認証メール送信手段と、を備え、
    前記ユーザ端末は、
    前記メールリスト送信手段により送信されたメールリスト内の電子メールを指定して、前記メールサーバに対して送信要求を行う送信要求手段と、を備えたことを特徴とするメール送受信システム。
  7. 複数のユーザ端末に対して、ネットワークを介して電子メールの送受信処理を行う送受信手段と、電子メールを一時的に記憶するメール記憶部と、を備えたメールサーバによるメール送受信方法であって、
    前記メール記憶部に記憶された電子メールの送信元メールアドレスを含むメールリストを送信先となるユーザごとに作成するメールリスト作成工程と、
    前記メールリスト作成工程で作成されたメールリストを、送信先となるユーザのユーザ端末に電子メールにて送信するメールリスト送信工程と、
    前記メールリストを電子メールにて受信したユーザ端末から、前記メールリストの内のユーザにて指定された電子メールの送信元メールアドレスのリストを、当該指定された電子メールの送信要求を表す電子メールにて受け付けて、当該送信要求の電子メール内の前記リストに含まれる送信元メールアドレスと、前記メール記憶部に記憶されている送信先となるユーザの前記メールリスト内の送信元メールアドレスと、を照合し、一致する送信元メールアドレスを前記メール記憶部に記憶されている送信先となるユーザの前記メールリストから抽出し、当該抽出した送信元メールアドレスの電子メールをユーザ端末に送信する指定メール送信工程と、
    前記指定メール送信工程にて抽出された送信元メールアドレスを送信先となるユーザの認証メールアドレスとして登録する認証メールアドレス登録工程と、
    前記認証メールアドレス登録工程にて登録されたメールアドレスからの電子メールを、該電子メールの送信先となるユーザ端末からの送信要求を受けることなく、該ユーザ端末にメールを送信する認証メール送信工程と、を備えたことを特徴とするメール送受信方法。
  8. 複数のユーザ端末に対して、ネットワークを介して電子メールの送受信処理を行う送受信手段と、電子メールを一時的に記憶するメール記憶部と、を備えたメールサーバに、
    前記メール記憶部に記憶された電子メールの送信元メールアドレスを含むメールリストを送信先となるユーザごとに作成するメールリスト作成手段と、
    前記メールリスト作成手段で作成されたメールリストを、送信先となるユーザのユーザ端末に電子メールにて送信するメールリスト送信手段と、
    前記メールリストを電子メールにて受信したユーザ端末から、前記メールリストの内のユーザにて指定された電子メールの送信元メールアドレスのリストを、当該指定された電子メールの送信要求を表す電子メールにて受け付けて、当該送信要求の電子メール内の前記リストに含まれる送信元メールアドレスと、前記メール記憶部に記憶されている送信先となるユーザの前記メールリスト内の送信元メールアドレスと、を照合し、一致する送信元メールアドレスを前記メール記憶部に記憶されている送信先となるユーザの前記メールリストから抽出し、当該抽出した送信元メールアドレスの電子メールをユーザ端末に送信する指定メール送信手段と、
    前記指定メール送信手段にて抽出された送信元メールアドレスを送信先となるユーザの認証メールアドレスとして登録する認証メールアドレス登録手段と、
    前記認証メールアドレス登録手段にて登録されたメールアドレスからの電子メールを、該電子メールの送信先となるユーザ端末からの送信要求を受けることなく、該ユーザ端末にメールを送信する認証メール送信手段と、を実現するためのメール送受信プログラム。
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