JP2007200058A - 電子メール送信方法及び電子メール送信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯電話等の携帯端末のブラウザを用いて送信するWebメールに、携帯端末側に格納されたファイルを添付ファイルとして添付することが可能な電子メール送信システムを提供する。
【解決手段】 Webメールを送信するための入力フォームに添付ファイルを添付するための添付ボタンを設け、添付ボタンが押下されると携帯端末のメーラーが自動的に起動されて添付ファイルをメールサーバに送信する。添付ファイルを送信するメールにWebメールを送信するためのセッションを特定するセッション情報を本文又はタイトルに埋め込むことによって、送信した添付ファイルはセッション情報をキーに作成中のWebメールと関連付けてWebサーバに引き渡され、Webメールに添付して送信することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話等の携帯端末のブラウザを用いて送信するWebメールに、添付ファイルを添付することを可能にするための電子メール送信システム及び電子メール送信方法に関するものである。
電子メールの送受信は、端末側のメーラーの機能を用いて送受信者を特定する方式を採用することが一般的である。一方、外出先のネットカフェなどのパブリックスペースに設置された端末での電子メールの利用や、利用毎に接続環境の変化する携帯電話をはじめとするモバイル通信での電子メールの利用が普及することに伴って、Webブラウザを用いてアクセスするサーバ側でメールを管理することによって、端末側のメーラーに依存しないWebメールの利用が拡大している。携帯端末でWebメールを利用する場合、携帯端末のブラウザからアクセスすることが可能なWebサーバにメールアドレスを設定することによって、携帯端末に紐付けられたメールアドレスに制約されることなく、様々な端末によっても同一のメールアドレスを用いて電子メールを送受信することが可能になる。
例えば、近年は海外出張や海外旅行に際して、現地で利用可能な携帯電話をレンタルするユーザが増えているが、携帯電話のメーラーで電子メールを送受信する場合には、携帯端末に紐付けられたメールアドレスを利用しなければならなくなる。その結果、ユーザは通常用いているメールアドレスが使えないことに加えて、携帯電話を返却した後に自分宛のメールが他人に受信されてしまう恐れがある、これを回避するためにはレンタルの度にメールアドレスの変更を行わなければならなくなるなど、様々な問題が生じることとなってしまう。そこで、レンタル用の携帯電話については、Webメールを利用することとすれば、これらの問題を解消することが可能になる。
しかしながら、上記のWebメールは携帯端末のブラウザを用いて送受信が行われるため、Webメールの機能は携帯端末のブラウザの機能によって制約を受けることになる。例えば、携帯電話で通常用いられているブラウザは、端末に入力されたテキストをWebサーバに送信する機能は備えているものの、端末からWebサーバにファイルをアップロードする機能を備えていないことが一般的である。従って、携帯電話からWebメールを送信する場合には、添付ファイルを付すことができないこととなり、カメラ付携帯電話の普及により画像ファイル等を送信するユーザが増加している現状においては、携帯電話でWebメールを利用する際の欠点の一つとなっている。
一方、端末側の機能の限界から電子メールに添付ファイルを付すことができない場合に、これを可能にするための技術として、予めサーバ側に格納されたファイルを端末から指定して、電子メールに添付する発明が開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
特開2000−92115号公報 特開2002−108786号公報
特許文献1及び特許文献2に記載された発明は、いずれも電子メールに添付ファイルを添付して送信することを可能にするもので、予めサーバ側に格納されたファイルを端末側で選択すると、サーバが送信指示を受け付けた電子メールに選択されたファイルを添付して送信するよう構成されているものである。特に、特許文献2は、添付メールを付すことができないというWebメールにおける課題に対応するものとなっている。
しかしながら、これらの発明においては、Webメールに添付することが可能なファイルは、予めWebサーバにアップロードされていることが前提となっている。つまり、ユーザがWebメールに添付ファイルを付そうとする場合、予めパーソナルコンピュータ等の端末を用いて、添付したいファイルをWebサーバにアップロードしておくことが必要になる。
一方で、携帯電話でWebメールを利用するユーザのニーズを考えると、先に説明したように携帯電話のWebメールはレンタル用の携帯電話で用いられることが多いと考えられるが、海外出張や海外旅行においてカメラ付携帯電話で撮影した画像ファイルを送信したい場合に、特許文献2記載の発明では、そのまま携帯電話から送信することはできないことになる。かかる状況に対応するためには、携帯電話側に記憶された画像ファイル等を、そのまま電子メールに添付して送信する技術が求められることになる。
本発明は、このような課題に対応するためになされたものであり、携帯電話等の携帯端末のブラウザを用いて送信するWebメールに、携帯端末側に格納されたファイルを添付ファイルとして添付することが可能な、電子メール送信システム及び電子メール送信方法を提供することを目的とするものである。
このような課題を解決する本発明は、携帯端末のブラウザを用いて送信するWebメールに、添付ファイルの添付を可能にするための電子メール送信システムであって、前記携帯端末から、前記携帯端末に備えられたブラウザを用いてWebメールを送信する送信要求を受け付ける送信要求受付手段と、前記携帯端末に備えられたメーラーを起動して、添付ファイル送信用アドレスを送信先に指定し、本文又はタイトルには前記Webメールを送信するためのセッションを特定するセッション情報を記述した新規メール送信画面を表示させる、前記Webメールに添付ファイルを添付するための選択表示部が埋め込まれた、前記Webメールを送信するための入力フォームを前記携帯端末に表示させるためのデータを、前記携帯端末に送信する入力フォーム送信手段と、前記携帯端末から、前記携帯端末に備えられたメーラーを用いて前記新規メール送信画面を操作して送信された添付ファイルが付された電子メールを、前記添付ファイル送信用アドレスで受信して、前記電子メールの本文又はタイトルに記述されたセッション情報と前記電子メールに添付された添付ファイルを関連付けて記憶する添付ファイル記憶手段と、前記セッション情報から対応するセッションを特定し、前記セッションにおいて接続されている携帯端末に、前記セッション情報に関連付けられた添付ファイルを確認のために送信する添付ファイル送信手段と、前記セッションにおいて接続されている携帯端末から、前記添付ファイルを添付してWebメールを送信する送信命令を、前記Webメールの宛先とともに受信すると、前記添付ファイル記憶手段に記憶された前記セッションに対応するセッション情報に関連付けられた添付ファイルを添付して、前記宛先にWebメールを送信するWebメール送信手段と、を備えることを特徴とする電子メール送信システムである。
本発明においては、Webメールを送信するための入力フォームに添付ファイルを添付するための選択表示部を設け、かかる選択表示部を選択すると携帯端末のメーラーが自動的に起動されて添付ファイルを電子メールで送信できるよう構成し、添付ファイルを送信する電子メールにWebメールを送信するためのセッションを特定するセッション情報を本文又はタイトルに埋め込むことによって、送信した添付ファイルをセッション情報をキーに作成中のWebメールと関連付け、Webメールに添付して送信することが可能になっている。
また、本発明は、前記入力フォーム送信手段が送信する入力フォームには、添付ファイルを確認するための確認表示部が埋め込まれていて、前記添付ファイル送信手段は、前記セッションにおいて接続されている携帯端末において前記確認表示部が選択されたことを受け付けると、前記セッションに対応するセッション情報に関連付けて記憶された添付ファイルを前記携帯端末に送信することを特徴とすることもできる。
さらに、本発明は、前記携帯端末のユーザのユーザIDと、前記ユーザがWebメールの送信に用いるメールアドレスを関連づけて記憶するユーザ情報記憶手段を備えていて、前記送信要求受付手段は、前記携帯端末のユーザについて認証されたユーザIDに対応するメールアドレスを前記ユーザ情報記憶手段から取得し、前記Webメール送信手段は、前記メールアドレスを送信者に指定してWebメールを送信することを特徴としてもよい。
さらに、本発明は、前記携帯端末は、前記入力フォーム送信手段が送信したデータを受け付けると、前記携帯端末に備えられたブラウザを用いて、前記選択表示部が埋め込まれた入力フォームを表示し、前記入力フォームにおいて前記選択表示部が選択されたことを受け付けると、前記携帯端末に備えられたメーラーを起動して、添付ファイル送信用アドレスを送信先に指定し、本文又はタイトルには前記Webメールを送信するためのセッションを特定するセッション情報を記述した新規メール送信画面を表示して、前記新規メール送信画面において添付メールを添付する操作を実行し、添付ファイルが付された電子メールを、前記添付ファイル送信用アドレスに送信することを特徴としてもよい。
本発明にかかる電子メール送信システムは、携帯端末にはブラウザとメーラー、及び電子メール送信システムに備えられたWebサーバとメールサーバにより実行される電子メール送信方法として特定することもできる。
つまり、本発明にかかる電子メール送信方法は、携帯端末のブラウザを用いて送信するWebメールに、添付ファイルの添付を可能にするための電子メール送信方法であって、前記携帯端末にはブラウザとメーラーが備えられ、前記Webメールの送信を実行する電子メール送信システムはWebサーバとメールサーバから構成されていて、前記Webサーバが、前記携帯端末から、前記携帯端末に備えられたブラウザを用いてWebメールを送信する送信要求を受け付ける送信要求受付ステップと、前記Webサーバが、前記携帯端末に備えられたメーラーを起動して、添付ファイル送信用アドレスを送信先に指定し、本文又はタイトルには前記Webメールを送信するためのセッションを特定するセッション情報を記述した新規メール送信画面を表示させる、前記Webメールに添付ファイルを添付するための選択表示部が埋め込まれた、前記Webメールを送信するための入力フォームを前記携帯端末に表示させるためのデータを、前記携帯端末に送信する入力フォーム送信ステップと、前記メールサーバが、前記携帯端末から、前記携帯端末に備えられたメーラーを用いて前記新規メール送信画面を操作して送信された添付ファイルが付された電子メールを、前記添付ファイル送信用アドレスで受信する添付メール受信ステップと、前記Webサーバが、前記メールサーバが受信した前記電子メールの本文又はタイトルに記述されたセッション情報と前記電子メールに添付された添付ファイルを関連付けて記憶する添付ファイル記憶ステップと、前記Webサーバが、前記セッション情報から対応するセッションを特定し、前記セッションにおいて接続されている携帯端末に、前記セッション情報に関連付けられた添付ファイルを確認のために送信する添付ファイル送信ステップと、前記Webサーバが、前記セッションにおいて接続されている携帯端末から、前記添付ファイルを添付してWebメールを送信する送信命令を、前記Webメールの宛先とともに受信する送信命令受信ステップと、前記Webサーバが、前記送信命令を受信すると、前記セッションに対応するセッション情報に関連付けて記憶された添付ファイルを添付して、前記宛先にWebメールを送信する送信命令を、前記メールサーバに実行するWebメール送信ステップと、を有することを特徴とする電子メール送信方法である。
また、本発明にかかる電子メール送信方法は、前記入力フォーム送信ステップで送信する入力フォームには、添付ファイルを確認するための確認表示部が埋め込まれていて、前記添付ファイル送信ステップでは、前記Webサーバが、前記セッションにおいて接続されている携帯端末において前記確認表示部が選択されたことを受け付けると、前記セッションに対応するセッション情報に関連付けて記憶された添付ファイルを前記携帯端末に送信することを特徴とすることもできる。
本発明にかかる電子メール送信方法は、前記Webサーバには、前記携帯端末のユーザのユーザIDと、前記ユーザがWebメールの送信に用いるメールアドレスを関連づけて記憶するユーザ情報記憶部が備えられていて、前記送信要求受付ステップでは、前記携帯端末のユーザについて認証されたユーザIDに対応するメールアドレスを前記ユーザ情報記憶部から取得し、前記Webメール送信ステップでは、前記送信命令には、前記メールアドレスを送信者に指定してWebメールを送信する命令が含まれることを特徴としてもよい。
本発明にかかる電子メール送信方法は、前記携帯端末が、前記入力フォーム送信ステップにおいて送信されたデータを受け付けると、前記携帯端末に備えられたブラウザを用いて、前記選択表示部が埋め込まれた入力フォームを表示する入力フォーム表示ステップと、前記携帯端末が、前記入力フォームにおいて前記選択表示部が選択されたことを受け付けると、前記携帯端末に備えられたメーラーを起動して、添付ファイル送信用アドレスを送信先に指定し、本文又はタイトルには前記Webメールを送信するためのセッションを特定するセッション情報を記述した新規メール送信画面を表示する、新規メール送信画面表示ステップと、前記携帯端末が、前記新規メール送信画面において添付メールを添付する操作を実行し、添付ファイルが付された電子メールを、前記添付ファイル送信用アドレスに送信する添付メール送信ステップと、を有することを特徴としてもよい。
本発明によって、携帯電話等の携帯端末のブラウザを用いてWebメールを送信する場合に、携帯端末側に格納された、例えばカメラ付携帯電話で撮影した画像ファイル等のファイルを添付したWebメールを送信することが可能になる。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態は本発明を実施する場合の一例であって、本発明は以下に示した実施形態に限定されるものではない。また、以下の説明においては、メーラーを利用する通常の電子メールをPOPメール、ブラウザを利用する電子メールをWebメールとして区別することとする。
図1は、本発明にかかる電子メール送信システムの実施形態を示す図である。図2〜図11は、本発明にかかる電子メール送信システムによる電子メールの送信例を示す、それぞれ第1〜10の図である。図12は、本発明にかかる電子メール送信方法において、ログインを受け付けたWebサーバの処理フローを示すフローチャートである。図13は、本発明にかかる電子メール送信方法において、添付ファイルを送信する携帯電話の処理フローを示すフローチャートである。図14は、本発明にかかる電子メール送信方法において、添付ファイルを受信するメールサーバの処理フローを示すフローチャートである。図15は、本発明にかかる電子メール送信方法において、添付ファイル確認のためのWebサーバの処理フローを示すフローチャートである。図16は、本発明にかかる電子メール送信方法において、Webメールを送信する携帯電話の処理フローを示すフローチャートである。図17は、本発明にかかる電子メール送信方法において、添付ファイルを付してWebメールを送信するWebサーバの処理フローを示すフローチャートである。
図1を用いて、本発明にかかる電子メール送信システムの実施形態について説明する。携帯電話120、130には、それぞれブラウザ121、131、メーラー122、132がそれぞれ備えられていて、基地局を介してキャリアAの通信センター100とパケット通信網110で接続されている。通信センター100にはメールサーバが備えられていて、携帯電話120と携帯電話130から、それぞれメーラー122とメーラー132を用いることによって、パケット通信網110を介したPOPメールの送受信が可能となっている。また、通信センター100にはゲートウェイサーバ等のインターネット接続に必要な機能が備えられていて、携帯電話120、130からは、インターネットを介して他のキャリアに接続する携帯電話(例えば、携帯電話220)や、インターネットに接続可能なパーソナルコンピュータ(例えば、PC400)とも、POPメールの送受信が可能になっている。
また、通信センター100にはゲートウェイサーバ等のインターネット接続に必要な機能が備えられているため、携帯電話120と携帯電話130から、それぞれブラウザ121とブラウザ131を用いることによって、パケット通信網110を介してインターネットに接続し、携帯電話用のWebサーバにアクセスすることが可能となっている。この機能を利用して、Webメールシステムを備えたWebメールにアクセスすることによって、Webメールの送受信が可能となっている。
例えば携帯電話120からWebメールを送信する場合であれば、携帯電話120のブラウザ121を起動して、通信センター100からインターネットを介してWebサーバ300にアクセスする。Webサーバ300は、メールサーバ310、DBサーバ320と連動して、端末のブラウザからWebサーバ300に操作を行うことで電子メールを送受信する機能を備えていて、Webサーバ300は携帯電話120に所定の入力フォームを送信し、入力フォームに入力された宛先のメールアドレスやタイトル、本文が携帯電話120からWebサーバ300に送信される。尚、Webサーバ300、メールサーバ310、DBサーバ320は機能的に特定されるものなので、各々異なるコンピュータから成るものであってもよいし、少なくとも一部が一台のコンピュータにおいて共存するものであってもよい。
Webサーバ300は、受信した宛先のメールアドレスやタイトル、本文をメールサーバ310に引き渡して、メールサーバに設けられた携帯電話120のユーザ用のアカウントから、Webメールが送信される。Webメールの送信先は、インターネットに接続可能な端末であれば特に制限されるものではなく、キャリアAを利用する携帯電話130、キャリアBを利用する携帯電話220、PC400等において、Webメールが受信される。
尚、メールサーバ310において用いられる電子メール送受信のプロトコルは、特に限定されるものではなく、一般に用いられているPOP3方式の他、サーバ側でのメール管理を行うため、保存ファイルの容量やメールアドレス等を端末側に依存しないため、利用形態の広いIMAPを用いることもできる。
このように、携帯電話からWebメールを送信する場合において問題となるのが、Webメールにカメラ付携帯電話で撮影した画像ファイル等を添付したい場合である。携帯電話のブラウザは通常はWebサーバにファイルをアップロードする機能を備えていないため、メールアドレス、タイトル、本文等のテキストを送信することはできても、添付ファイルとして用いるためのファイルを併せて送信することができない。そこで本発明においては、以下のような構成によって、添付メールを付したWebメールを携帯電話から送信することを実現している。
まず、携帯電話120のブラウザ121を起動して、通信センター100からインターネットを介してWebサーバ300にアクセスして、Webメール送信のための操作を要求する。Webサーバ300が要求を受け付けると、ログイン用の画面を携帯電話120に送信し、携帯電話120では表示されたログイン画面にユーザIDやパスワード等の認証に必要な情報を入力して、Webサーバ300にログイン要求を送信する。
Webサーバ300がログイン要求を受け付けると、パスワード等からユーザ認証を行い、認証されたユーザのユーザIDからWebメールの送信者を特定するとともに、Webメールの入力フォームを携帯電話120へ送信する。このときに、携帯電話120とのWebメール送信のためのセッションが確立され、かかるセッションを特定するセッションID等のセッション情報を付与する。
送信されたWebメールの入力フォームには、添付ファイルを付したい場合に押下する添付ファイル送信ボタンが含まれている。添付ファイル送信ボタンを押下すると、携帯電話120においてメーラー122を起動して新規メールを作成させる命令と、メーラー122によって添付ファイルを送信するためのPOPメールを送信する宛先であるメールサーバ310に専用に設けられたアカウントのメールアドレスを該新規メールの宛先に、先に付与されたセッション情報を該新規メールのタイトル又は本文に埋め込む命令が、自動的に起動されるよう設定されている。尚、添付ファイル送信ボタンの表示形式は特に限定されるものではなく、ボタン状に描かれたマークであってもよいし、「添付ファイルをサーバに送信」等の文字を表示したものであってもよい。
携帯電話120がWebメールの入力フォームを受信すると、ブラウザ121によってWebメールの入力フォームが表示される。入力フォームには、宛先、タイトル、本文等の入力欄と併せて、添付ファイル送信ボタンが表示される。添付したいファイルがある場合には、添付ファイル送信ボタンを押下すると、メーラー122が起動され、新規メール作成画面が表示される。新規メール作成画面には、メールサーバ310に設けられたアカウントのメールアドレスが宛先に、先に付与されたセッション情報がタイトル又は本文に埋め込まれている。
携帯電話120のユーザは、新規メール作成画面において、通常の操作と同様に、添付したい画像ファイル等のファイルを選択して、新規メールに添付する操作を行う。該新規メールは、メーラー122によりPOPメールで送信されるものであるため、添付ファイルの送信が可能となっている。このように作成された添付ファイルが付されたPOPメールが、メールサーバ310に設けられた添付ファイル受信専用のアカウントのメールアドレスを宛先として送信される。
メールサーバ310が、携帯電話120から送信されたPOPメールを、添付ファイル受信専用のアドレスで受信すると、受信したメールの本文又はタイトルに記述されたセッション情報を読み取る。読み取ったセッション情報を、受信した添付ファイルと紐付けてWebサーバ300へ引き渡し、Webサーバ300では受け付けたセッション情報に対応するセッションで接続されている携帯電話120を特定する。セッション情報と紐付けられた添付ファイルは、確認のために携帯電話120に送信されるが、送信の方法は特に限定されるものではなく、例えばWebメールの入力フォームにおいて添付ファイルの確認ボタンが選択されたことをトリガとして送信するよう構成すればよい。尚、添付ファイルは、少なくともWebメール送信のセッションを切断するまでは、そのままWebサーバに記憶されている。
携帯電話120が添付ファイルを受信すると、ブラウザ121で表示されているWebメールの入力フォームには、宛先、タイトル、本文等の入力欄とともに、確認用に添付ファイルが表示される。携帯電話120のユーザは、入力した宛先、タイトル、本文等と併せて添付ファイルを確認して、送信するWebメールの内容を確定させる。確定した内容でWebメールの送信ボタンを押下すると、入力した宛先、タイトル、本文等のテキストデータがWebサーバ300に送信される。
Webサーバ300では、受信した宛先、タイトル、本文等によってWebメールの送信データを作成し、メールサーバ310に引き渡す。このときに、併せてWebメール送信を受け付けたセッションのセッション情報に対応する添付ファイルを、送信するWebメールの添付ファイルとして、メールサーバ310に引き渡す。メールサーバ310からは、指定された宛先に向けてWebメールが送信される。
尚、Webメールの添付ファイルは、メールサーバ310で受信した後はWebサーバ300において記憶されることとして説明したが、メール310からWebサーバ300に引き渡す添付ファイルは確認用のみに用いることとして、メールサーバ310側でWebメール送信時に添付するための添付ファイルを記憶しておくこととしてもよい。
本発明の実施例として、図2〜図11を用いて、携帯電話Aから携帯電話Bに添付ファイルを付したWebメールを送信する手順について説明する。この例において、携帯電話Aには、少なくともWebサーバにアクセスするためのブラウザと、POPメールを送信するためのメーラーが備えられるものとする。また、Webメールを送信するシステムには、Webサーバとメールサーバが備えられ、メールサーバには添付ファイルの受信専用にメールアドレスXが設けられているものとする。
携帯電話AからWebメールを送信したい場合、図2のように、携帯電話Aのブラウザを起動して、Webサーバにログインする。Webサーバへのログインの方法は特に限定されるものでないが、ユーザ認証を行うことによって送信者Aが特定される。また、Webメール送信のために携帯電話Aとの間で確立されたセッションを特定するセッション情報として、a0001のIDが付与される。付与されたセッション情報であるa0001のIDは、該セッションが切断されるまで、Webメール送信のためにWebサーバに記憶されることになる。
続いて、図3に示すように、Webメール作成のための入力フォームが、Webサーバから携帯電話Aに送信される。送信される入力フォームには、添付ファイルを付したい場合に押下される「添付」ボタン、添付ファイルの確認に押下される「確認」ボタン、Webメールの送信時に押下される「送信」ボタンが設けられている。「添付」ボタンには、携帯電話Aにおいてメーラーを起動するための起動命令と、起動したメーラーで新規メールの作成画面を表示させ、添付ファイルの受信専用のメールアドレスXを宛先に指定し、セッション情報であるa0001を本文に記述する命令が埋め込まれている。
入力フォームを受信した携帯電話Aの画面には、図3のようなWebメールの作成画面が表示される。図4に示したように、携帯電話Aのユーザは、この作成画面にWebメールを送信する宛先として携帯電話BのメールアドレスBを、本文には送信したいメッセージを入力し、このWebメールに画像ファイル等のファイルを添付したい場合には、「添付」ボタンを押下する。
「添付」ボタンが押下されると、これをトリガとするメーラーの起動命令によって携帯電話Aのメーラーが起動され、図4のように新規メールの作成画面が表示される。この新規メールには、宛先に添付ファイルの受信専用のメールアドレスXが指定され、本文にはセッション情報であるa0001が記述されている。尚、セッション情報は新規メールのいずれかの部分から識別できればよいので、例えばタイトル部分に記述されることとしてもよい。
新規メールの作成画面が表示されると、携帯電話Aのユーザは、メーラーのファイル添付機能を用いて携帯電話Aに記憶されている画像ファイル等を添付ファイルとして指定し、添付ファイル送信用の添付メールを作成する。尚、Webメールの作成画面に宛先や本文を入力するタイミングは特に限定されるものではなく、後述する添付ファイル確認のタイミングで入力することとしてもよい。また、添付されるファイルの種類も特に限定されるものではなく、文書ファイル等を添付することとしてもよい。
作成した添付メールがメーラーの送信機能によって送信されると、宛先に指定されたメールサーバのメールアドレスXで添付メールを受信して、図5のように、添付メールの本文に記述されたセッション情報a0001を識別する。続いて図6のように、識別した読み取ったセッション情報a0001からWebメール送信のために継続中のセッションを特定し、特定したセッションに対応する作成中のWebメールに添付するために、添付メールで受信した添付ファイルをWebサーバに引き渡す。
携帯電話Aのユーザは、添付メールをメールサーバへ送信した後は、作成中のWebメールに添付する添付ファイルを確認することができる。図7に示したように、携帯電話Aのユーザが、作成画面の「確認」ボタンを押下すると、Webサーバに添付ファイルの確認要求が送信される。Webサーバでは、図8に示したように、確認要求を受けたセッションに対応するメールサーバから引き渡された添付ファイルを特定し、これを携帯電話Aに送信する。携帯電話Aには添付ファイルが表示され、Webメールに送信するためにセットされている添付ファイルを確認することができる。
添付ファイルを含むWebメールの作成画面の内容を確認し、その内容で送信してよいと判断すると、作成画面の「送信」ボタンを押下する。図9に示したように、Webメールの宛先のメールアドレスBと、本文、タイトル等に入力されたテキストデータが、Webサーバに送信される。尚、携帯電話のブラウザは通常ファイルのアップロード機能を備えていないため、ここでは添付ファイルは送信されない。
これらを受信したWebサーバでは、図10に示したように、携帯電話Aから受信した宛先のメールアドレスB、本文、タイトル等の他に、受信したセッションに対応するセッション情報に紐付けられた添付ファイルを添付して、Webメールの送信用データを作成する。このようにして添付ファイルが付されたWebメールの送信用データは、メールサーバに引き渡される。尚、Webメールに添付されるファイルは、メールサーバから受け付けた後にWebサーバに一時記憶させておいたものを添付してもよいし、メールサーバに格納したファイルのファイル名やファイルパス等を指定して、メールサーバ側に格納されたファイルを用いることとしてもよい。
メールサーバに引渡されたWebメールの送信用データは、以後は通常のメールと同様に処理されて、図11に示したように、携帯電話Bの通信センターに備えられたメールサーバの、指定された宛先のメールアドレスBに対して送信される。携帯電話Bからは、通信センターにアクセスすることによって、パケット通信網を介してWebメールを受信することができる。
図12〜図17は、本発明にかかる電子メール送信方法において、携帯電話、Webサーバ、メールサーバにおいてそれぞれ実行される処理フローを示したフローチャートである。これらのフローチャートを用いて、本発明にかかる電子メール送信方法について説明する。
図12のフローチャートは、ログインを受け付けたWebサーバの処理フローを示している。Webサーバが、携帯電話からWebメールシステムへのログインを受け付けると(S01)、ログイン時に携帯電話に入力されたログインIDとパスワード等から本人認証を行う(S02)。本人であると認証されない場合はエラー処理が行われるが、本人であると認証された場合には、Webメールの送信者をログインIDから特定して(S03)、Webメールの入力フォームを携帯電話に送信する(S04)。
尚、ここで送信するWebメールの入力フォームには、ファイルを添付するための添付ボタンが含まれていて、該添付ボタンには、携帯電話のメーラーを起動して新規メールの作成画面を立ち上げ、新規メールの宛先には添付ファイル受信専用のメールアドレス(ここでは「X」とする。)を、新規メールの本文(タイトルでもよい。以下同じ。)にはWebメール送信のために開始されたセッションを特定するセッション情報を、それぞれ自動的に埋め込む命令が実行されるように設定されている。
図13のフローチャートは、添付ファイルを送信する携帯電話の処理フローを示している。携帯電話がWebメールの入力フォームを受信すると(S11)、Webメールの作成画面を表示して、携帯電話のユーザが入力したWebメールの宛先や本文等を受け付ける。ここで、Webメールにファイルを添付したい場合には、添付ボタンを押下する(S12)。
添付ボタンが押下されると、予め設定された処理命令によってメーラーが起動され(S13)、宛先にメールアドレス「X」、メールの本文にセッション情報が記述された新規メールの作成画面が表示される(S14)。ここで、メーラーのファイル添付機能を利用して、ユーザが添付したいファイルを指定すると、添付ファイルの指定としてこれを受け付けて(S15)、指定された添付ファイルを添付メールとしてメールサーバのメールアドレス「X」宛に送信する(S16)。
図14のフローチャートは、添付ファイルを受信するメールサーバの処理フローを示している。メールサーバが添付ファイルの付された添付メールを受信すると(S21)、受信した添付メールの本文に記述されたセッション情報を読み取って(S22)、読み取ったセッション情報と添付メールに付された添付ファイルを、Webサーバへ引き渡す(S23)。
図15のフローチャートは、添付ファイル確認のためのWebサーバの処理フローを示している。Webサーバが添付ファイルを受け付けると(S31)、併せて受け付けたセッション情報と関連付けて添付ファイルを記憶する(S32)。ここで、携帯電話においてWebメールに添付する添付ファイルを確認するための確認ボタンが押下され、Webサーバで確認要求を受け付けると(S33)、確認要求を受け付けたセッションに対応するセッション情報に関連付けられた添付ファイルを読み出して、添付ファイルの確認要求を行なった携帯電話に添付ファイルを送信する(S34)。
図16のフローチャートは、Webメールを送信する携帯電話の処理フローを示している。携帯電話がWebサーバから添付ファイルを受信すると(S41)、受信した添付ファイルをWebメールの作成画面に表示する(S42)。ユーザは、添付ファイルを含めた、Webメールの宛先、タイトル、本文等の送信内容を確認して、送信してよいと判断すれば送信ボタンが押下され(S43)、Webメールの宛先、タイトル、本文等のテキストデータがWebサーバへ送信される(S44)。尚、携帯電話のブラウザは、通常はファイルのアップロード機能を備えていないため、添付ファイルは送信されず、Webサーバに記憶された添付ファイルが使用される。
図17のフローチャートは、添付ファイルを付してWebメールを送信するWebサーバの処理フローを示している。WebサーバにおいてWebメールを受け付けると(S51)、Webメールを受け付けたセッションのセッション情報に対応する添付ファイルが記憶されているかを確認する(S52)。添付ファイルがある場合には、受け付けたWebメールの宛先、本文等に添付ファイルを添付して、Webメールを送信するための送信データを作成し(S53)、Webメールを発信するためにメールサーバへ引き渡す(S54)。
尚、Webメールにファイルを添付しない場合には、図13において、添付ボタンが押下されないため(S12)、携帯電話におけるメーラー起動から添付メール送信までの処理(S13〜S16)、図14のメールサーバの処理(S21〜S23)、図15のWebサーバの処理(S31〜S34)、さらに図16の添付ファイルの確認処理(S41、S42)が実行されずに、携帯電話に宛先、本文等の入力が行われると、送信ボタンが押下されることとなる(S43)。
この場合、Webサーバに予め添付ファイルが送信されることはないため、Webメール送信のセッションに対応するセッション情報には、添付ファイルが関連付けられることがない。従って、セッション情報に対応する添付ファイルは記憶されていないと判断されて(S52)、添付ファイルなしのWebメールとして、受け付けたWebメールの宛先、本文等から作成した送信データを、メールサーバに引き渡すこととなる(S54)。
本発明にかかる電子メール送信システムの実施形態を示す図である。 本発明にかかる電子メール送信システムによる電子メールの送信例を示す第1の図である。 本発明にかかる電子メール送信システムによる電子メールの送信例を示す第2の図である。 本発明にかかる電子メール送信システムによる電子メールの送信例を示す第3の図である。 本発明にかかる電子メール送信システムによる電子メールの送信例を示す第4の図である。 本発明にかかる電子メール送信システムによる電子メールの送信例を示す第5の図である。 本発明にかかる電子メール送信システムによる電子メールの送信例を示す第6の図である。 本発明にかかる電子メール送信システムによる電子メールの送信例を示す第7の図である。 本発明にかかる電子メール送信システムによる電子メールの送信例を示す第8の図である。 本発明にかかる電子メール送信システムによる電子メールの送信例を示す第9の図である。 本発明にかかる電子メール送信システムによる電子メールの送信例を示す第10の図である。 本発明にかかる電子メール送信方法において、ログインを受け付けたWebサーバの処理フローを示すフローチャートである。 本発明にかかる電子メール送信方法において、添付ファイルを送信する携帯電話の処理フローを示すフローチャートである。 本発明にかかる電子メール送信方法において、添付ファイルを受信するメールサーバの処理フローを示すフローチャートである。 本発明にかかる電子メール送信方法において、添付ファイル確認のためのWebサーバの処理フローを示すフローチャートである。 本発明にかかる電子メール送信方法において、Webメールを送信する携帯電話の処理フローを示すフローチャートである。 本発明にかかる電子メール送信方法において、添付ファイルを付してWebメールを送信するWebサーバの処理フローを示すフローチャートである。
符号の説明
100 通信センター
110 パケット通信網
120 携帯電話
121 ブラウザ
122 メーラー
130 携帯電話
131 ブラウザ
132 メーラー
200 通信センター
210 パケット通信網
220 携帯電話
221 ブラウザ
222 メーラー
300 Webサーバ
310 メールサーバ
320 DBサーバ
400 PC

Claims (8)

  1. 携帯端末のブラウザを用いて送信するWebメールに、添付ファイルの添付を可能にするための電子メール送信システムであって、
    前記携帯端末から、前記携帯端末に備えられたブラウザを用いてWebメールを送信する送信要求を受け付ける送信要求受付手段と、
    前記携帯端末に備えられたメーラーを起動して、添付ファイル送信用アドレスを送信先に指定し、本文又はタイトルには前記Webメールを送信するためのセッションを特定するセッション情報を記述した新規メール送信画面を表示させる、前記Webメールに添付ファイルを添付するための選択表示部が埋め込まれた、前記Webメールを送信するための入力フォームを前記携帯端末に表示させるためのデータを、前記携帯端末に送信する入力フォーム送信手段と、
    前記携帯端末から、前記携帯端末に備えられたメーラーを用いて前記新規メール送信画面を操作して送信された添付ファイルが付された電子メールを、前記添付ファイル送信用アドレスで受信して、前記電子メールの本文又はタイトルに記述されたセッション情報と前記電子メールに添付された添付ファイルを関連付けて記憶する添付ファイル記憶手段と、
    前記セッション情報から対応するセッションを特定し、前記セッションにおいて接続されている携帯端末に、前記セッション情報に関連付けられた添付ファイルを確認のために送信する添付ファイル送信手段と、
    前記セッションにおいて接続されている携帯端末から、前記添付ファイルを添付してWebメールを送信する送信命令を、前記Webメールの宛先とともに受信すると、前記添付ファイル記憶手段に記憶された前記セッションに対応するセッション情報に関連付けられた添付ファイルを添付して、前記宛先にWebメールを送信するWebメール送信手段と、
    を備えることを特徴とする電子メール送信システム。
  2. 前記入力フォーム送信手段が送信する入力フォームには、添付ファイルを確認するための確認表示部が埋め込まれていて、
    前記添付ファイル送信手段は、前記セッションにおいて接続されている携帯端末において前記確認表示部が選択されたことを受け付けると、前記セッションに対応するセッション情報に関連付けて記憶された添付ファイルを前記携帯端末に送信すること
    を特徴とする請求項1記載の電子メール送信システム。
  3. 前記携帯端末のユーザのユーザIDと、前記ユーザがWebメールの送信に用いるメールアドレスを関連づけて記憶するユーザ情報記憶手段を備えていて、
    前記送信要求受付手段は、前記携帯端末のユーザについて認証されたユーザIDに対応するメールアドレスを前記ユーザ情報記憶手段から取得し、
    前記Webメール送信手段は、前記メールアドレスを送信者に指定してWebメールを送信すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の電子メール送信システム。
  4. 前記携帯端末は、前記入力フォーム送信手段が送信したデータを受け付けると、前記携帯端末に備えられたブラウザを用いて、前記選択表示部が埋め込まれた入力フォームを表示し、
    前記入力フォームにおいて前記選択表示部が選択されたことを受け付けると、前記携帯端末に備えられたメーラーを起動して、添付ファイル送信用アドレスを送信先に指定し、本文又はタイトルには前記Webメールを送信するためのセッションを特定するセッション情報を記述した新規メール送信画面を表示して、
    前記新規メール送信画面において添付メールを添付する操作を実行し、添付ファイルが付された電子メールを、前記添付ファイル送信用アドレスに送信すること
    を特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の電子メール送信システム。
  5. 携帯端末のブラウザを用いて送信するWebメールに、添付ファイルの添付を可能にするための電子メール送信方法であって、
    前記携帯端末にはブラウザとメーラーが備えられ、前記Webメールの送信を実行する電子メール送信システムはWebサーバとメールサーバから構成されていて、
    前記Webサーバが、前記携帯端末から、前記携帯端末に備えられたブラウザを用いてWebメールを送信する送信要求を受け付ける送信要求受付ステップと、
    前記Webサーバが、前記携帯端末に備えられたメーラーを起動して、添付ファイル送信用アドレスを送信先に指定し、本文又はタイトルには前記Webメールを送信するためのセッションを特定するセッション情報を記述した新規メール送信画面を表示させる、前記Webメールに添付ファイルを添付するための選択表示部が埋め込まれた、前記Webメールを送信するための入力フォームを前記携帯端末に表示させるためのデータを、前記携帯端末に送信する入力フォーム送信ステップと、
    前記メールサーバが、前記携帯端末から、前記携帯端末に備えられたメーラーを用いて前記新規メール送信画面を操作して送信された添付ファイルが付された電子メールを、前記添付ファイル送信用アドレスで受信する添付メール受信ステップと、
    前記Webサーバが、前記メールサーバが受信した前記電子メールの本文又はタイトルに記述されたセッション情報と前記電子メールに添付された添付ファイルを関連付けて記憶する添付ファイル記憶ステップと、
    前記Webサーバが、前記セッション情報から対応するセッションを特定し、前記セッションにおいて接続されている携帯端末に、前記セッション情報に関連付けられた添付ファイルを確認のために送信する添付ファイル送信ステップと、
    前記Webサーバが、前記セッションにおいて接続されている携帯端末から、前記添付ファイルを添付してWebメールを送信する送信命令を、前記Webメールの宛先とともに受信する送信命令受信ステップと、
    前記Webサーバが、前記送信命令を受信すると、前記セッションに対応するセッション情報に関連付けて記憶された添付ファイルを添付して、前記宛先にWebメールを送信する送信命令を、前記メールサーバに実行するWebメール送信ステップと、
    を有することを特徴とする電子メール送信方法。
  6. 前記入力フォーム送信ステップで送信する入力フォームには、添付ファイルを確認するための確認表示部が埋め込まれていて、
    前記添付ファイル送信ステップでは、前記Webサーバが、前記セッションにおいて接続されている携帯端末において前記確認表示部が選択されたことを受け付けると、前記セッションに対応するセッション情報に関連付けて記憶された添付ファイルを前記携帯端末に送信すること
    を特徴とする請求項5記載の電子メール送信方法。
  7. 前記Webサーバには、前記携帯端末のユーザのユーザIDと、前記ユーザがWebメールの送信に用いるメールアドレスを関連づけて記憶するユーザ情報記憶部が備えられていて、
    前記送信要求受付ステップでは、前記携帯端末のユーザについて認証されたユーザIDに対応するメールアドレスを前記ユーザ情報記憶部から取得し、
    前記Webメール送信ステップでは、前記送信命令には、前記メールアドレスを送信者に指定してWebメールを送信する命令が含まれること
    を特徴とする請求項5又は6記載の電子メール送信方法。
  8. 前記携帯端末が、前記入力フォーム送信ステップにおいて送信されたデータを受け付けると、前記携帯端末に備えられたブラウザを用いて、前記選択表示部が埋め込まれた入力フォームを表示する入力フォーム表示ステップと、
    前記携帯端末が、前記入力フォームにおいて前記選択表示部が選択されたことを受け付けると、前記携帯端末に備えられたメーラーを起動して、添付ファイル送信用アドレスを送信先に指定し、本文又はタイトルには前記Webメールを送信するためのセッションを特定するセッション情報を記述した新規メール送信画面を表示する、新規メール送信画面表示ステップと、
    前記携帯端末が、前記新規メール送信画面において添付メールを添付する操作を実行し、添付ファイルが付された電子メールを、前記添付ファイル送信用アドレスに送信する添付メール送信ステップと、
    を有することを特徴とする請求項5乃至7いずれかに記載の電子メール送信方法。
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JP2009230696A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Nippon Shinko Kk 電子メールを用いた工事現場の写真転送システムおよび写真撮影ワークシート

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