JP4923910B2 - 生体認証装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

生体認証装置、制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザの生体情報と該ユーザの基準となる基準生体情報とを照合して生体認証を行う生体認証装置に関する発明である。
生体情報は経時変化しにくいとは言われているが、加齢するにつれて変化しないとは限らない。例えば、小学生のような体の成長が早い年代では、生体情報は経時変化すると考えられる。ユーザの生体情報が経時変化すると、該生体情報と該ユーザの基準となる基準生体情報との照合率が低下してしまい、ユーザ本人であるにも関わらず生体認証を受けられなくなるという問題が生じる。
従来から、生体情報の経時変化に対応するための様々な技術が提案されており、基準生体情報を更新登録する例が特許文献1、2に記載されている。
特開昭60‐072067号公報 特開2004‐157602号公報
一方で、基準生体情報を更新登録し続けると、該基準生体情報が初期登録されたものと大幅に異なってしまい、第三者が本人に成りすまして不正に認証を受けてしまう危険性が生じる。
本発明の課題は、ユーザの生体情報の経時変化に伴い基準生体情報を更新登録しても、セキュリティを維持して生体認証を行うことである。
本発明に係る生体認証装置は、ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成手段と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証手段とを有し、さらに、該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納する格納手段と、該認証手段が認証成功と判定した場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして更新登録する更新登録手段と、該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る生体認証装置は、ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成手段と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証手段とを有し、さらに、該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納する格納手段と、該認証手段が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定した後に、さらに算出する前回の認証において生成された生体認証データと該生体認証データとの第二の照合率が該照合率よりも高い場合、前回の認証において生成された該生体認証データを該第二基準生体データとして更新登録する更新登録手段と、該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る生体認証方法は、ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成工程と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証工程とを有し、さらに、該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納工程と、該認証工程が認証成功と判定した場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして更新登録する更新登録工程と、該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求工程とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る生体認証方法は、ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成工程と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証工程とを有し、さらに、該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納工程と、該認証工程が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定した後に、さらに算出する前回の認証において生成された生体認証データと該生体認証データとの第二の照合率が該照合率よりも高い場合、前回の認証において生成された該生体認証データを該第二基準生体データとして更新登録する更新登録工程と、該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求工程とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る生体認証プログラムは、ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを作成する生体認証データ生成ステップと、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証ステップとをコンピュータに実行させ、さらに、該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納ステップと、該認証ステップが認証成功と判定した場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして更新登録する更新登録ステップと、該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係る生体認証プログラムは、ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを作成する生体認証データ生成ステップと、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証ステップとをコンピュータに実行させ、さらに、該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納ステップと、該認証ステップが、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定した後に、さらに算出する前回の認証において生成された生体認証データと該生体認証データとの第二の照合率が該照合率よりも高い場合、前回の認証において生成された該生体認証データを該第二基準生体データとして更新登録する更新登録ステップと、該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、更新登録される基準生体データと初期登録された基準生体データとの照合率が設定された閾値を下回った場合、ユーザに該基準生体データの再登録を要求する。そのため、更新登録される基準生体データが初期登録されたものと大幅に異なることを防止して、該生体基準データを初期登録したユーザ本人によって生体認証が行われていることを保証することができる。ゆえに、第三者が本人に成りすまして生体認証を受けることを防止し、セキュリティを維持することができる。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。本実施例においては、生体情報として、手のひら静脈を用いる場合について説明するが、該生体情報として、指紋、虹彩等を用いてもよい。
[ハードウェア構成図]
図1は、生体認証装置のハードウェア構成の一例を簡略的に示すブロック図である。生体認証装置100は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)102、ユーザからのデータの入力を受け付ける操作部104、各種情報を表示する表示部106、OS(Operating System)等の各種プログラムを格納するROM(Read Only Memory)108、プログラムの実行やデータの記憶を行うRAM(Random Access Memory)110、ユーザの生体情報を画像として読み取る入力装置112、生体認証プログラムやユーザの基準となる基準生体データ等を格納する外部記憶装置114が、バス116によって接続され構成されている。ユーザによって操作部104から生体認証を行いたい旨の命令があると、CPU102は入力装置112を用いて生体情報の入力をするよう表示部106に表示する。入力装置112はユーザの生体情報を画像として読み取る。そして、CPU102は生体認証プログラムを外部記憶装置114から読み出してRAM110に展開することにより、該生体認証プログラムを実行する。該生体認証プログラムは、入力装置112が読み込んだ生体情報の画像から生体認証データを生成し、該生体認証データとユーザの基準となる基準生体データとを照合して生体認証を行う。
[機能ブロック図]
図2は、生体認証機能の一例を簡略的に示す機能ブロック図である。生体認証機能は、入力装置112、外部記憶装置114、生体認証データ生成手段202、認証手段204、更新登録手段206、再登録要求手段208から構成される。以下、生体認証機能の各手段について説明する。
[入力装置]
入力装置112は、ユーザの生体情報として手のひら静脈を画像として読み取る。そして、生体認証データ生成手段202に、読み取った手のひら静脈の画像に基づいて生体認証データを生成するよう命令する。
[生体認証データ生成手段]
生体認証データ生成手段202は、入力装置112が読み取った手のひら静脈の画像から特徴点等を抽出し、認証手段204が生体認証を行う際に使用する生体認証データを生成する。
[外部記憶装置]
外部記憶装置114は、生体認証データ生成手段202が生成した生体認証データを格納する。また、認証手段204が生体認証を行う際にユーザの基準となる基準生体データを格納している。
[認証手段]
認証手段204は、生体認証データ生成手段202が生成した生体認証データと、ユーザの基準となる基準生体データとの照合率を算出する。ここで、照合率とは、該生体認証データと該基準生体データとの一致の度合を言う。そして、該照合率が設定された閾値以上か否かを判定することで認証成功か否かを判定する。認証手段204は認証成功と判定した場合、該照合率と認証成功と判定した日時等とを対応付けた生体認証情報テーブル300を生成し、外部記憶装置114に格納する。また、認証失敗と判定した場合、該照合率と認証失敗した回数とを対応付けた生体認証失敗テーブル302を生成し、外部記憶装置114に格納する。なお、認証手段204の詳細な処理については、図5を用いて後述する。
[生体認証情報テーブル]
図11に、認証手段204によって、照合率と認証成功と判定した日時等とが対応付けられた生体認証情報テーブル300の一例を示す。認証回数402とは、認証手段204が認証成功と判定した回数である。基準生体データ404とは、ユーザの基準となる生体データである。該基準生体データ404は、生体認証装置100の使用を開始する際にユーザによって初期登録される。第二基準生体データ406とは、認証手段204が生体認証を行う場合にユーザの基準として使用するデータである。後述する更新登録手段206は設定された条件に基づいて、該第二基準生体データ406を更新登録する。照合率408とは、認証手段204が算出する生体認証データと第二基準生体データとの一致の度合いである。基準生体データ照合率410とは、後述する再登録要求手段208が算出する基準生体データ404と第二基準生体データ406との一致の度合いである。日時412とは、認証手段204が認証成功と判定した日時である。例えば、図11からは、6回目に認証成功と判定した時の基準生体データ404は「Data1」、第二基準生体データは「Data5」であることが分かる。さらに、生体認証データ生成手段202が生成した生体認証データと該第二基準生体データとの照合率408は「99.9%」、再登録要求手段208が算出した基準生体データ404と第二基準生体データとの基準生体データ照合率は「99.5%」、認証手段204が認証成功と判定した日時412は「2001.02.09」であることが分かる。なお、図11において、日時412に年月日のみを記述しているが、時刻も併せて記述しても良い。
[生体認証失敗テーブル]
図12に、認証手段204によって、照合率408と認証回数402と照合回数414とが対応付けられた生体認証失敗テーブル302の一例を示す。生体認証失敗テーブル302の縦の欄に記述された数字は認証回数402を表す。一方、横の欄に記述された数字は照合回数414を表す。照合回数414とは、認証手段204が、生体認証データと第二基準生体データとの照合率を算出した回数である。認証手段204は、該生体認証失敗テーブル302を参照することで、照合に失敗した回数を取得する。そして、照合失敗回数が設定された回数以内だった場合は、再び照合を行う。ここで、照合回数414の欄の数は照合失敗となっても良い猶予回数を表している。なお、図12では認証の猶予回数を3回としたが、ユーザは該猶予回数を任意に設定することができる。図12からは、1回目の認証において、1回目の照合率は「94.0%」、2回目の照合率は「93.0%」、3回目の照合率は記述されていないため、3回目の照合で認証成功と判定されたことが分かる。また、2回目の認証において、1回目の照合率は「65.0%」、2回目の照合率は「73.0%」、3回目の照合率は「68.0%」であるため、認証失敗と判定されることになる。また、3回目の認証において、1回目の照合率は「71.0%」、2回目の照合率は記述されていないため、2回目は認証成功と判定されたことが分かる。なお、本実施例においては、生体認証失敗テーブル302に照合率が記述されているが、該照合率の代わりに「NG」などが記述されても良い。
[更新登録手段]
更新登録手段206は設定された条件に基づき、生体認証データ生成手段202によって生成される生体認証データを第二基準生体データとして更新登録する。なお、更新登録手段206の詳細な処理については、図6、9を用いて後述する。
[再登録要求手段]
再登録要求手段208は生体認証情報テーブル300を参照して、基準生体データと第二基準生体データとの基準生体データ照合率を算出し、該基準生体データ照合率が設定された閾値以下になった場合は、基準生体データの再登録をユーザに要求する。また、再登録要求手段208は生体認証テーブル300を参照して、該照合率の変化の割合を算出し、該照合率の変化の割合が設定された閾値以上になった場合は、基準生体データの再登録をユーザに通知する。なお、再登録要求手段208の詳細な処理については、図7、10を用いて後述する。
[事前準備のフロー]
以下に図3、15を用いて、照合の際にユーザの基準となる基準生体データを初期登録する処理について説明する。
ステップS001において、生体認証データ生成手段202は、入力装置112が読み取ったユーザの手のひら静脈の画像に基づいて、照合の際にユーザの基準となる基準生体データを生成し、該基準生体データを外部記憶装置114に格納する(図15のステップ1)。処理はステップS002へ移行する。
ステップS002において、生体認証データ生成手段202は、該基準生体データをコピーしたデータを第二基準生体データとして外部記憶装置114に格納し(図15のステップ2)、処理は終了する。
本実施例においては、該第二基準生体データを生体認証を行う場合の実際の基準生体データとして用いている。そして、設定された条件に基づいて、生体認証データ生成手段202によって生成された生体認証データを該第二基準生体データとして更新登録する。これによれば、ユーザの生体情報が経時変化したとしても基準となる生体データも更新される。そのため、新に生成される生体認証データと該第二基準生体データとの照合率の低下を防ぐことができる。ゆえに、生体情報の経時変化が原因で認証失敗となる煩わしさをユーザに与えることが少なくなる。
一方、基準となる生体データを更新登録し続けると、初期登録された生体データと大幅に異なってしまい、第三者が本人に成りすまして不正に生体認証を受けてしまう危険性が生じる。この危険性を解消するため、本実施例では、基準生体データと第二基準生体データの2つのデータを用意している。そして、更新登録される第二基準生体データと初期登録された基準生体データとの一致の度合いである基準データ照合率が設定された閾値以下となった場合、ユーザに該基準データの再登録を要求する。なお、ユーザによって、基準生体データの再登録の要求があると、上述した処理を繰り返し、生体認証データ作成手段202によって新たな基準生体データと該基準生体データがコピーされた第二基準生体データが生成され外部記憶装置104に格納される。
[初回の認証フロー(前半)]
以下に図4を用いて、ユーザが初回の認証を行う場合の生体認証装置の処理について説明する。
ステップS101において、ユーザによって操作部104が操作され生体認証を行いたい旨の通知があると、表示部106は再登録要求手段208から基準生体データの再登録の要求があるか否かを判定する。該要求があった場合は、処理はステップS102へ移行する。そして、ステップS102において、再登録要求手段208は表示部106に基準生体データの再登録を要求する旨を表示する。一方、該要求がない場合は、処理はステップS103へ移行する。なお、再登録要求手段208の処理については図7を用いて後述する。
ステップS103において、生体認証データ生成手段202は、ユーザによって入力装置112から入力された生体情報の画像に基づいて、照合の際に使用する生体認証データを生成し(図15のステップ3)、外部記憶装置114に格納する。なお、本実施例においては、生体認証データを外部記憶装置114に格納する構成にしたが、例えば、RAM110に格納する構成にしても良い。処理はステップS104へ移行する。
ステップS104において、認証手段204は生体認証を行い、認証成功か否かを判定する。以下に図5を用いて、ステップS104の認証成功か否かを判定する処理について詳細に説明する。
[認証成功か否かの判定]
ステップSA01において、認証手段204は、ステップS103において生成されたユーザの生体認証データと、外部記憶装置114に格納されている該ユーザの基準となる第二基準生体データとの照合率を算出する(図15のステップ4)。処理はステップSA02へ移行する。
ステップSA02において、認証手段204は、ステップSA01において算出した照合率と、ユーザによって設定される閾値とを比較する。そして、該照合率が該閾値以上か否かを判定する。ユーザによって設定される閾値とは、該照合率が該閾値以上であれば、認証成功と判定するために設定される値である。ユーザは実現したいセキュリティレベルに基づいて該閾値を設定する。該照合率が該閾値以上の場合は、処理はステップSA03へ移行し、認証手段204は認証成功と判定する。そして、処理は図4のステップS106へ移行し、認証手段204は表示部106に認証成功の旨を表示する。一方、該照合率が該閾値以下の場合は、処理はステップSA04へ移行する。
ステップSA04において、認証手段204はステップSA01において算出した照合率を生体認証失敗テーブル302に記述する。処理はステップSA05へ移行する。
ステップSA05において、認証手段204は生体認証失敗テーブル302を参照し、照合が設定された回数行われたか否かを判定する。該生体認証失敗テーブル302の3回目の欄に既に照合率が記述されていれば、照合が設定された回数行われたと判定する。照合回数に猶予を設けているのは、以下の理由による。例えば、入力装置112への手のひらのかざし方が悪かったために、生成された生体認証データと第二基準生体データとの照合率が低くなってしまった場合、即座に認証失敗と判定してしまってはユーザに煩わしさを覚えさせてしまうからである。照合が設定された回数行われた場合は、処理はステップSA06へ移行し、認証手段204は認証失敗と判定する。そして、処理は図4のステップS105へ移行し、認証手段204は表示部106に認証失敗の旨を表示する。一方、照合が設定された回数行われていない場合は、処理は図4のステップS103へ戻り、ユーザに再び、手のひらを入力装置112にかざすよう要求する。そして、上述した処理を繰り返し、生体認証を行う。
[初回の認証フロー(後半)]
図4のステップS107において、認証手段204は、図5のステップSA01において算出した照合率と認証成功と判定した日時とを対応付けて生体認証情報テーブル300に記述する。処理はステップS108へ移行する。
ステップS108において、認証手段204は、認証が初回であるか否かを判定する。認証が初回であるか否かは以下のように判定する。認証手段204が生体認証情報テーブル300の「回数」の欄を参照し、実行された認証の回数を取得することにより行う。認証が初回の場合は、処理はステップS109へ移行する。一方、認証が初回でない場合は、処理は図6のステップS110へ移行する。
ステップS109において、更新登録手段206は、ステップS103において生体認証データ生成手段202が生成した生体認証データを仮基準生体データとして外部記憶装置114に格納する(図15のステップ5)。処理は終了する。なお、仮基準生体データとは、2回目の認証において、第二基準生体データを更新登録する際の候補となるデータである。
[2回目の認証フロー]
以下に図5、15、16、17を用いて、ユーザが2回目の認証を行う場合の生体認証装置の処理について説明する。ここでは、図4を用いて説明したように、初回の認証において生体認証データ生成手段202によって生成された生体認証データが、仮基準生体データとして外部記憶装置114に既に格納さているものとする(図15のステップ5))。なお、2回目の認証が開始されると、図4を用いて説明したステップS101からステップS107の処理が実行されるものとする。つまり、2回目の認証において生体認証データ生成手段202によって生成された生体認証データが、外部記憶装置114に既に格納されている(図15のステップ6)。そして、該生体認証データと第二基準生体データとの照合率が算出され(図15のステップ7)、認証成功と判定されているものとする。さらに、図4のステップS108において2回目の認証と判定され、処理はステップS110に移行しているものとする。
ステップS110において、認証手段204は、2回目の認証において生体認証データ生成手段202によって新たに生成された生体認証データと、初回の認証において生成された仮基準生体データとの照合率を算出する(図15のステップ8)。処理はステップS111へ移行する。
ステップS111において、更新登録手段206は、ステップS104において認証手段204が生体認証データと第二基準生体データに基づいて算出した照合率と、ステップS110において認証手段204が生体認証データと仮基準生体データに基づいて算出した照合率とを比較し、どちらのステップにおいて算出された照合率が高いかを判定する。ステップS104において算出された照合率の方が高い場合、更新登録手段206は、該第二基準生体データを更新登録することなく(図16のステップ9)、処理はステップS113へ移行する。一方、ステップS110において算出された照合率の方が高い場合、処理はステップS112へ移行する。これによれば、第二基準生体データと仮基準生体データのうち、生体認証データとの照合率が高いものが次の認証における第二基準生体データとなる。そのため、照合率がユーザによって設定される閾値で認証成功と判定された場合であっても、生成された生体認証データを第二基準生体データとして即座に更新登録することはせずに、該第二基準生体データの信頼性を高めることができる。
ステップS112において、更新登録手段206は、第二基準生体データを図4のステップS109において生成された仮基準生体データ(初回認証において生体認証データ生成手段202が生成した生体認証データ)に更新登録する(図17のステップ10)。これによれば、ユーザの生体情報に経時変化が生じたとしても、第二基準生体データを新たに生成された生体認証データに更新登録するため、照合率の低下を軽減することができる。処理はステップS113へ移行する。
ステップS113において、認証手段204は、仮基準生体データを2回目の認証において、生体認証データ生成手段202が生成した生体認証データに更新登録する(図17のステップ11、図17のステップ12)。処理は終了する。なお、該仮基準生体データは、3回目の認証において、第二基準生体データを更新登録する際の候補となるデータである。
[再登録通知のフロー(その1)]
以下に、図7を用いて図4のステップS101の再登録通知処理について詳細に説明する。
ステップSB01において、再登録要求手段208は、生体認証情報テーブル300を監視し、更新登録手段206によって、第二基準生体データが更新登録されたか否かを判定する。第二基準生体データが更新登録された場合、処理はステップSB02へ移行する。
ステップSB02において、再登録要求手段208は、生体認証情報テーブル300を参照して、外部記憶装置114に格納されている基準生体データと更新登録手段206によって更新登録された第二基準生体データとの基準生体データ照合率を算出し、該基準生体データ照合率を生体認証情報テーブル300に記述する。処理はステップSB03へ移行する。
ステップSB03において、再登録要求手段208は、ステップSB03において算出した基準生体データ照合率と、ユーザによって設定された閾値とを比較する。比較の結果、該基準生体データ照合率が該閾値を下回っていた場合は、ユーザに基準生体データの再登録を要求するため処理はステップSB04へ移行する。なお、該閾値は、該基準生体データ照合率がこれ以上低下すると、生体基準データを初期登録したユーザ本人によって生体認証が行われていることを保証することができず、第三者による本人成りすましが急激に増加してしまう値以上に設定されることが望ましい。例えば、基準生体データ照合率が「93.0%」を下回ると、生体基準データを初期登録したユーザ本人によって生体認証が行われていることを保証することができなくなるのであれば、該閾値は「95.0%」などに設定されるべきである。
ステップSB04において、再登録要求手段208は、表示部106に基準生体データの再登録を要求するための表示を行うよう命令する。処理は終了する。これによれば、該第二基準生体データが基準生体データと大幅に異なってしまった場合は、該基準生体データの再登録を要求することで、生体基準データを初期登録したユーザ本人によって生体認証が行われていることを保証することができる。ゆえに、第三者がユーザ本人に成りすまして不正に認証を受けてしまうことを防止することができる。また、ユーザの手のかざし方が悪く、照合率が閾値で認証成功と判定され続けた結果、該第二基準生体データの情報量が少なくなってしまうことを防止することができる。
[n回目の認証フロー]
実施例1における2回目の認証フローでは、生体認証データと仮基準生体データとの照合率の方が生体認証データと第二基準生体データとの照合率よりも高い場合、第二基準生体データを仮基準生体データに更新登録したが、他の構成にすることも考えられる。以下に、図8、9を用いて詳細に説明する。なお、ここでは、一般性を持たせるために、n回目(ただし、nは2以上の自然数)の認証フローとして説明する。
図8のステップS201からステップS207までの処理は図4を用いて説明した処理において、認証の回数がn回目となったものであるので説明を省略する。なお、ステップS201における再登録要求手段208の処理については図10を用いて後述する。
ステップS208において、認証手段204は、n回目の認証フローにおいて生体認証データ生成手段202によって新たに生成された生体認証データと、n‐1回目の認証フローにおいて生体認証データ生成手段202によって生成された仮基準生体データとの照合率を算出する。処理はステップS209へ移行する。
ステップS209において、更新登録手段206は、認証手段204が生体認証データと第二基準生体データに基づいて算出した照合率と、認証手段204が生体認証データと仮基準生体データに基づいて算出した照合率とを比較し、どちらの照合率が高いかを判定する。生体認証データと第二基準生体データに基づいて算出した照合率の方が高い場合は、処理はステップS212へ移行する。一方、生体認証データと仮基準生体データに基づいて算出した照合率の方が高い場合は、処理はステップS210へ移行する。
ステップS210において、更新登録手段206は、n回目の認証フローにおいて認証手段204が算出した照合率が、ユーザによって設定された閾値以下か否かを判定する。該照合率が該閾値以下の場合は、処理はステップS211へ移行する。一方、該照合率が該閾値以上の場合は、処理はステップS212へ移行する。
ステップS211において、更新登録手段206は、第二基準生体データを仮基準生体データに更新登録する。処理はステップS212へ移行する。図13に本実施例における生体認証情報テーブル300の一例を示す。図13では、照合率が「99.0%」を下回ると、認証失敗と判定されてしまうとしている。5回目の認証において照合率が99.0%を下回るまでは、更新登録手段206は第二基準生体データの更新登録は行っていない。そして、照合率が99.0%を下回ると、更新登録手段206は第二基準生体データの更新登録を行う。さらに、8回目の認証において照合率が再び99.0%を下回ると、再登録要求手段208は、ユーザに基準生体データの再登録を要求し、該基準生体データの再登録を行う。
ステップS212において、認証手段204は、仮基準生体データをn回目の認証において、生体認証データ生成手段202が生成した生体認証データに更新登録する。処理は終了する。なお、該照合基準生体データは、n+1回目の認証において、第二基準生体データを更新登録する際の候補となるデータである。
[再登録通知のフロー(その2)]
実施例1における再登録通知のフロー(その1)では、基準生体データと第二基準生体データとの基準生体データ照合率に基づいて、ユーザに該照合基準生体情報の再登録を要求したが、他の構成にすることも考えられる。ここでは、図14に示すように、例えば、初回から3回目の認証における照合率の変化の割合が図13と比較して大きい場合に、再登録要求手段208が実行する処理について図10を用いて説明する。
ステップSC01において、再登録要求手段208は、生体認証情報テーブル300を監視し、認証手段204によって、該生体認証情報テーブル300に照合率と認証成功と判定した日時とが対応付けられて新たに記述されたか否かを判定する。照合率と日時とが対応付けられて記述された場合、処理はステップSC02へ移行する。
ステップSC02において、再登録要求手段208は、生体認証情報テーブル300に基づいて、認証手段204によって新たに記述された照合率と日時と、認証手段204によって前回記述された照合率と日時とから、該照合率の変化の割合を算出する。なお、どの回を用いて該照合率の変化の割合を算出するかはユーザが任意に設定することができる。例えば、前回記述された照合率と日時ではなく、前々回記述された照合率と日時を用いても良い。処理はステップSC03へ移行する。
ステップSC03において、再登録要求手段208は、ステップSC02において算出した照合率の変化の割合と、ユーザによって設定された閾値とを比較する。比較の結果、該照合率の変化の割合が該閾値を上回っていた場合は、ユーザに基準生体データの再登録を要求するため、処理はステップSC04へ移行する。なお、該閾値は、該照合率の変化の割合に基づいて生体情報が経時変化すると、該基準生体情報の再登録をしなければ、生体基準データを初期登録したユーザ本人によって生体認証が行われていることを保証することができずに、第三者による本人成りすましが急激に増加してしまう値未満に設定されることが望ましい。例えば、1週間あたりの照合率の変化の割合が「0.7%」であり、該変化の割合に基づいて生体情報が経時変化した場合、生体基準データを初期登録したユーザ本人によって生体認証が行われていることを保証することができなくなるとすると、該閾値は「0.5%」などに設定されるべきである。
ステップSC04において、再登録要求手段208は、表示部106に基準生体データの再登録を要求するための表示を行うよう命令する。これによれば、照合率の変化の割合からユーザの生体情報の経時変化の割合を予測することができる。そして、照合率の変化の割合に基づいて事前にユーザに照合基準生体情報の再登録を要求することができる。そのため、ユーザは経時変化が原因で認証失敗と判定される前に、基準生体データの再登録などの行うべき対応を取ることができる。
以上の実施の形態は、本発明をより良く理解させるために具体的に説明したものであって、別形態を制限するものではない。従って、発明の趣旨を変更しない範囲で変更可能である。例えば、認証手段が、算出した生体認証データと第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定し、かつ、該照合率が設定された値以下の場合、更新登録手段は、該生体認証データを該基準生体データ及び該第二基準生体データとして更新登録するような構成にしても良い。これによれば、生体情報の経時変化によって認証失敗となる煩わしさをユーザに覚えさせることを少なくすることができる。
次に、以上に述べた生体認証装置の実施形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成手段と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証手段とを有する生体認証装置において、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納する格納手段と、
該認証手段が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定し、かつ、該照合率が設定された値以下の場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして更新登録する更新登録手段と、
該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求手段と、
を有することを特徴とする生体認証装置。
(付記2)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成手段と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証手段とを有する生体認証装置において、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納する格納手段と、
該認証手段が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率と、認証成功と判定した日時を記述したテーブルに基づいて、該照合率と該日時とから該照合率の変化の割合を算出し、該照合率の変化の割合が設定された値以上である場合は、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求手段と、
を有することを特徴とする生体認証装置。
(付記3)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成手段と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証手段とを有する生体認証装置において、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納する格納手段と、
該認証手段が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定し、かつ、該照合率が設定された値以下の場合、該生体認証データを該基準生体データ及び該第二基準生体データとして更新登録する更新登録手段と、
を有することを特徴とする生体認証装置。
(付記4)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成工程と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証工程とを有する生体認証方法において、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納工程と、
該認証工程が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定し、かつ、該照合率が設定された値以下の場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして更新登録する更新登録工程と、
該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求工程と、
を有することを特徴とする生体認証方法。
(付記5)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成工程と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証工程とを有する生体認証方法において、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納工程と、
該認証工程が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率と、認証成功と判定した日時を記述したテーブルに基づいて、該照合率と該日時とから該照合率の変化の割合を算出し、該照合率の変化の割合が設定された値以上である場合は、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求工程と、
を有することを特徴とする生体認証方法。
(付記6)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成工程と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証工程とを有する生体認証方法において、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納工程と、
該認証工程が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定し、かつ、該照合率が設定された値以下の場合、該生体認証データを該基準生体データ及び該第二基準生体データとして更新登録する更新登録工程と、
を有することを特徴とする生体認証方法。
(付記7)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成ステップと、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証ステップとをコンピュータに実行させる生体認証プログラムにおいて、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納ステップと、
該認証ステップが、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定し、かつ、該照合率が設定された値以下の場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして更新登録する更新登録ステップと、
該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求ステップと、
を有することを特徴とする生体認証プログラム。
(付記8)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成ステップと、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証ステップとをコンピュータに実行させる生体認証プログラムにおいて、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納ステップと、
該認証ステップが、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率と、認証成功と判定した日時を記述したテーブルに基づいて、該照合率と該日時とから該照合率の変化の割合を算出し、該照合率の変化の割合が設定された値以上である場合は、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする生体認証プログラム。
(付記9)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成ステップと、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証ステプとをコンピュータに実行させる生体認証プログラムにおいて、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納ステップと、
該認証ステップが、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定し、かつ、該照合率が設定された値以下の場合、該生体認証データを該基準生体データ及び該第二基準生体データとして更新登録する更新登録ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする生体認証プログラム。
ハードウェア全体構成を示した図である。 認証処理の機能ブロック図である。 事前準備処理のフローチャートである。 初回の認証処理のフローチャートである。 認証処理の詳細フローチャートである。 2回目の認証処理のフローチャートである。 再登録通知の詳細フローチャート(その1)である。 n回目の認証処理のフローチャート(その1)である。 n回目の認証処理のフローチャート(その2)である。 再登録通知の詳細フローチャート(その2)である。 生体認証情報テーブルを示す図(その1)である。 生体認証失敗テーブルを示す図(その2)である。 生体認証失敗テーブルを示す図(その3)である。 生体認証失敗テーブルを示す図である。 第二基準生体情報の更新登録処理を表す図(その1)である。 第二基準生体情報の更新登録処理を表す図(その2)である。 第二基準生体情報の更新登録処理を表す図(その3)である。
符号の説明
100 生体認証装置
102 CPU
104 操作部
106 表示部
108 ROM
110 RAM
112入力装置
114外部記憶装置
116 バス
202生体認証データ生成手段
204認証手段
206更新登録手段
208再登録要求手段
300 生体認証情報テーブル
302 生体認証失敗テーブル
402 認証回数
404 基準生体データ
406 第二基準生体データ
408 照合率
410 基準生体データ照合率
412 日時
414 照合回数
416 生体認証データ
418 仮基準生体データ

Claims (6)

  1. ユーザの生体認証データに基づいて認証判定を行う生体認証装置において、
    該ユーザの基準生体データと、第二基準生体データを格納する格納と、
    該ユーザの生体認証データを取得し、該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率を基に該ユーザの認証判定を行う処理部とを有し、
    該処理部は、
    該ユーザの認証成功したと判定した場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして前記格納部に更新登録し、
    該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、
    該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データの再登録をユーザに要求する、
    ことを特徴とする生体認証装置。
  2. ユーザの生体認証データに基づいて認証判定を行う生体認証装置において、
    該ユーザの基準生体データと、第二基準生体データを格納する格納と、
    該ユーザの生体認証データを取得し、該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率を基に該ユーザの認証判定を行う処理部とを有し、
    該処理部は、
    算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定した後に、さらに算出する前回の認証において生成された生体認証データと該生体認証データとの第二の照合率が該照合率よりも高い場合、前回の認証において生成された該生体認証データを該格納部に該第二基準生体データとして更新登録し、
    該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、
    該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データの再登録をユーザに要求する、
    ことを特徴とする生体認証装置。
  3. ユーザの生体認証データに基づいて認証判定を行う生体認証装置を制御する制御方法において、
    該生体認証装置が、
    該ユーザの基準生体データと、第二基準生体データ格納に格納し、
    該ユーザの生体認証データを取得し、該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率を基に該ユーザの認証判定を行い、
    該ユーザの認証成功したと判定した場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして前記格納部に更新登録し、
    該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、
    該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データの再登録をユーザに要求する、
    ことを特徴とする制御方法。
  4. ユーザの生体認証データに基づいて認証判定を行う生体認証装置を制御する制御方法において、
    該生体認証装置は、
    該ユーザの基準生体データと、第二基準生体データを格納に格納
    該生体情報に基づいて生体認証データを取得し、該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率を基に該ユーザの認証判定を行い、
    算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定した後に、さらに算出する前回の認証において生成された生体認証データと該生体認証データとの第二の照合率が該照合率よりも高い場合、前回の認証において生成された該生体認証データを該格納部に該第二基準生体データとして更新登録
    該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、
    該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データの再登録をユーザに要求する、
    ことを特徴とする制御方法。
  5. ユーザの生体認証データに基づいて認証判定を行う生体認証装置を制御する制御プログラムであって、
    該生体認証装置に、
    該ユーザの基準生体データと、第二基準生体データを格納に格納
    該ユーザの生体認証データを取得し、該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率を基に該ユーザの認証判定を行い、
    該ユーザの認証成功したと判定した場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして前記格納部に更新登録
    該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、
    該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データの再登録をユーザに要求する、
    処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
  6. ユーザの生体認証データに基づいて認証判定を行う生体認証装置を制御する制御プログラムであって、
    該生体認証装置に、
    該ユーザの基準生体データと、第二基準生体データを格納に格納
    該生体情報に基づいて生体認証データを取得し、該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率を基に該ユーザの認証判定を行い、
    算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定した後に、さらに算出する前回の認証において生成された生体認証データと該生体認証データとの第二の照合率が該照合率よりも高い場合、前回の認証において生成された該生体認証データを該格納部に該第二基準生体データとして更新登録
    該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、
    該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データの再登録をユーザに要求する、
    処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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