JP4923910B2 - 生体認証装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents
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Description
図1は、生体認証装置のハードウェア構成の一例を簡略的に示すブロック図である。生体認証装置100は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)102、ユーザからのデータの入力を受け付ける操作部104、各種情報を表示する表示部106、OS(Operating System)等の各種プログラムを格納するROM(Read Only Memory)108、プログラムの実行やデータの記憶を行うRAM(Random Access Memory)110、ユーザの生体情報を画像として読み取る入力装置112、生体認証プログラムやユーザの基準となる基準生体データ等を格納する外部記憶装置114が、バス116によって接続され構成されている。ユーザによって操作部104から生体認証を行いたい旨の命令があると、CPU102は入力装置112を用いて生体情報の入力をするよう表示部106に表示する。入力装置112はユーザの生体情報を画像として読み取る。そして、CPU102は生体認証プログラムを外部記憶装置114から読み出してRAM110に展開することにより、該生体認証プログラムを実行する。該生体認証プログラムは、入力装置112が読み込んだ生体情報の画像から生体認証データを生成し、該生体認証データとユーザの基準となる基準生体データとを照合して生体認証を行う。
[機能ブロック図]
図2は、生体認証機能の一例を簡略的に示す機能ブロック図である。生体認証機能は、入力装置112、外部記憶装置114、生体認証データ生成手段202、認証手段204、更新登録手段206、再登録要求手段208から構成される。以下、生体認証機能の各手段について説明する。
[入力装置]
入力装置112は、ユーザの生体情報として手のひら静脈を画像として読み取る。そして、生体認証データ生成手段202に、読み取った手のひら静脈の画像に基づいて生体認証データを生成するよう命令する。
[生体認証データ生成手段]
生体認証データ生成手段202は、入力装置112が読み取った手のひら静脈の画像から特徴点等を抽出し、認証手段204が生体認証を行う際に使用する生体認証データを生成する。
[外部記憶装置]
外部記憶装置114は、生体認証データ生成手段202が生成した生体認証データを格納する。また、認証手段204が生体認証を行う際にユーザの基準となる基準生体データを格納している。
[認証手段]
認証手段204は、生体認証データ生成手段202が生成した生体認証データと、ユーザの基準となる基準生体データとの照合率を算出する。ここで、照合率とは、該生体認証データと該基準生体データとの一致の度合を言う。そして、該照合率が設定された閾値以上か否かを判定することで認証成功か否かを判定する。認証手段204は認証成功と判定した場合、該照合率と認証成功と判定した日時等とを対応付けた生体認証情報テーブル300を生成し、外部記憶装置114に格納する。また、認証失敗と判定した場合、該照合率と認証失敗した回数とを対応付けた生体認証失敗テーブル302を生成し、外部記憶装置114に格納する。なお、認証手段204の詳細な処理については、図5を用いて後述する。
[生体認証情報テーブル]
図11に、認証手段204によって、照合率と認証成功と判定した日時等とが対応付けられた生体認証情報テーブル300の一例を示す。認証回数402とは、認証手段204が認証成功と判定した回数である。基準生体データ404とは、ユーザの基準となる生体データである。該基準生体データ404は、生体認証装置100の使用を開始する際にユーザによって初期登録される。第二基準生体データ406とは、認証手段204が生体認証を行う場合にユーザの基準として使用するデータである。後述する更新登録手段206は設定された条件に基づいて、該第二基準生体データ406を更新登録する。照合率408とは、認証手段204が算出する生体認証データと第二基準生体データとの一致の度合いである。基準生体データ照合率410とは、後述する再登録要求手段208が算出する基準生体データ404と第二基準生体データ406との一致の度合いである。日時412とは、認証手段204が認証成功と判定した日時である。例えば、図11からは、6回目に認証成功と判定した時の基準生体データ404は「Data1」、第二基準生体データは「Data5」であることが分かる。さらに、生体認証データ生成手段202が生成した生体認証データと該第二基準生体データとの照合率408は「99.9%」、再登録要求手段208が算出した基準生体データ404と第二基準生体データとの基準生体データ照合率は「99.5%」、認証手段204が認証成功と判定した日時412は「2001.02.09」であることが分かる。なお、図11において、日時412に年月日のみを記述しているが、時刻も併せて記述しても良い。
[生体認証失敗テーブル]
図12に、認証手段204によって、照合率408と認証回数402と照合回数414とが対応付けられた生体認証失敗テーブル302の一例を示す。生体認証失敗テーブル302の縦の欄に記述された数字は認証回数402を表す。一方、横の欄に記述された数字は照合回数414を表す。照合回数414とは、認証手段204が、生体認証データと第二基準生体データとの照合率を算出した回数である。認証手段204は、該生体認証失敗テーブル302を参照することで、照合に失敗した回数を取得する。そして、照合失敗回数が設定された回数以内だった場合は、再び照合を行う。ここで、照合回数414の欄の数は照合失敗となっても良い猶予回数を表している。なお、図12では認証の猶予回数を3回としたが、ユーザは該猶予回数を任意に設定することができる。図12からは、1回目の認証において、1回目の照合率は「94.0%」、2回目の照合率は「93.0%」、3回目の照合率は記述されていないため、3回目の照合で認証成功と判定されたことが分かる。また、2回目の認証において、1回目の照合率は「65.0%」、2回目の照合率は「73.0%」、3回目の照合率は「68.0%」であるため、認証失敗と判定されることになる。また、3回目の認証において、1回目の照合率は「71.0%」、2回目の照合率は記述されていないため、2回目は認証成功と判定されたことが分かる。なお、本実施例においては、生体認証失敗テーブル302に照合率が記述されているが、該照合率の代わりに「NG」などが記述されても良い。
[更新登録手段]
更新登録手段206は設定された条件に基づき、生体認証データ生成手段202によって生成される生体認証データを第二基準生体データとして更新登録する。なお、更新登録手段206の詳細な処理については、図6、9を用いて後述する。
[再登録要求手段]
再登録要求手段208は生体認証情報テーブル300を参照して、基準生体データと第二基準生体データとの基準生体データ照合率を算出し、該基準生体データ照合率が設定された閾値以下になった場合は、基準生体データの再登録をユーザに要求する。また、再登録要求手段208は生体認証テーブル300を参照して、該照合率の変化の割合を算出し、該照合率の変化の割合が設定された閾値以上になった場合は、基準生体データの再登録をユーザに通知する。なお、再登録要求手段208の詳細な処理については、図7、10を用いて後述する。
[事前準備のフロー]
以下に図3、15を用いて、照合の際にユーザの基準となる基準生体データを初期登録する処理について説明する。
[初回の認証フロー(前半)]
以下に図4を用いて、ユーザが初回の認証を行う場合の生体認証装置の処理について説明する。
[認証成功か否かの判定]
ステップSA01において、認証手段204は、ステップS103において生成されたユーザの生体認証データと、外部記憶装置114に格納されている該ユーザの基準となる第二基準生体データとの照合率を算出する(図15のステップ4)。処理はステップSA02へ移行する。
[初回の認証フロー(後半)]
図4のステップS107において、認証手段204は、図5のステップSA01において算出した照合率と認証成功と判定した日時とを対応付けて生体認証情報テーブル300に記述する。処理はステップS108へ移行する。
[2回目の認証フロー]
以下に図5、15、16、17を用いて、ユーザが2回目の認証を行う場合の生体認証装置の処理について説明する。ここでは、図4を用いて説明したように、初回の認証において生体認証データ生成手段202によって生成された生体認証データが、仮基準生体データとして外部記憶装置114に既に格納さているものとする(図15のステップ5))。なお、2回目の認証が開始されると、図4を用いて説明したステップS101からステップS107の処理が実行されるものとする。つまり、2回目の認証において生体認証データ生成手段202によって生成された生体認証データが、外部記憶装置114に既に格納されている(図15のステップ6)。そして、該生体認証データと第二基準生体データとの照合率が算出され(図15のステップ7)、認証成功と判定されているものとする。さらに、図4のステップS108において2回目の認証と判定され、処理はステップS110に移行しているものとする。
[再登録通知のフロー(その1)]
以下に、図7を用いて図4のステップS101の再登録通知処理について詳細に説明する。
実施例1における2回目の認証フローでは、生体認証データと仮基準生体データとの照合率の方が生体認証データと第二基準生体データとの照合率よりも高い場合、第二基準生体データを仮基準生体データに更新登録したが、他の構成にすることも考えられる。以下に、図8、9を用いて詳細に説明する。なお、ここでは、一般性を持たせるために、n回目(ただし、nは2以上の自然数)の認証フローとして説明する。
[再登録通知のフロー(その2)]
実施例1における再登録通知のフロー(その1)では、基準生体データと第二基準生体データとの基準生体データ照合率に基づいて、ユーザに該照合基準生体情報の再登録を要求したが、他の構成にすることも考えられる。ここでは、図14に示すように、例えば、初回から3回目の認証における照合率の変化の割合が図13と比較して大きい場合に、再登録要求手段208が実行する処理について図10を用いて説明する。
(付記1)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成手段と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証手段とを有する生体認証装置において、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納する格納手段と、
該認証手段が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定し、かつ、該照合率が設定された値以下の場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして更新登録する更新登録手段と、
該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求手段と、
を有することを特徴とする生体認証装置。
(付記2)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成手段と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証手段とを有する生体認証装置において、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納する格納手段と、
該認証手段が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率と、認証成功と判定した日時を記述したテーブルに基づいて、該照合率と該日時とから該照合率の変化の割合を算出し、該照合率の変化の割合が設定された値以上である場合は、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求手段と、
を有することを特徴とする生体認証装置。
(付記3)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成手段と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証手段とを有する生体認証装置において、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納する格納手段と、
該認証手段が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定し、かつ、該照合率が設定された値以下の場合、該生体認証データを該基準生体データ及び該第二基準生体データとして更新登録する更新登録手段と、
を有することを特徴とする生体認証装置。
(付記4)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成工程と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証工程とを有する生体認証方法において、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納工程と、
該認証工程が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定し、かつ、該照合率が設定された値以下の場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして更新登録する更新登録工程と、
該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求工程と、
を有することを特徴とする生体認証方法。
(付記5)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成工程と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証工程とを有する生体認証方法において、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納工程と、
該認証工程が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率と、認証成功と判定した日時を記述したテーブルに基づいて、該照合率と該日時とから該照合率の変化の割合を算出し、該照合率の変化の割合が設定された値以上である場合は、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求工程と、
を有することを特徴とする生体認証方法。
(付記6)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成工程と、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証工程とを有する生体認証方法において、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納工程と、
該認証工程が、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定し、かつ、該照合率が設定された値以下の場合、該生体認証データを該基準生体データ及び該第二基準生体データとして更新登録する更新登録工程と、
を有することを特徴とする生体認証方法。
(付記7)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成ステップと、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証ステップとをコンピュータに実行させる生体認証プログラムにおいて、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納ステップと、
該認証ステップが、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定し、かつ、該照合率が設定された値以下の場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして更新登録する更新登録ステップと、
該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求ステップと、
を有することを特徴とする生体認証プログラム。
(付記8)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成ステップと、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証ステップとをコンピュータに実行させる生体認証プログラムにおいて、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納ステップと、
該認証ステップが、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率と、認証成功と判定した日時を記述したテーブルに基づいて、該照合率と該日時とから該照合率の変化の割合を算出し、該照合率の変化の割合が設定された値以上である場合は、該基準生体データ及び該第二基準生体データの再登録をユーザに要求する再登録要求ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする生体認証プログラム。
(付記9)
ユーザの生体情報に基づいて生体認証データを生成する生体認証データ生成ステップと、該ユーザの基準となる基準生体データを基に該生体認証データの認証判定を行う認証ステプとをコンピュータに実行させる生体認証プログラムにおいて、
該基準生体データと、該基準生体データがコピーされた第二基準生体データを格納手段に格納する格納ステップと、
該認証ステップが、算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定し、かつ、該照合率が設定された値以下の場合、該生体認証データを該基準生体データ及び該第二基準生体データとして更新登録する更新登録ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする生体認証プログラム。
102 CPU
104 操作部
106 表示部
108 ROM
110 RAM
112入力装置
114外部記憶装置
116 バス
202生体認証データ生成手段
204認証手段
206更新登録手段
208再登録要求手段
300 生体認証情報テーブル
302 生体認証失敗テーブル
402 認証回数
404 基準生体データ
406 第二基準生体データ
408 照合率
410 基準生体データ照合率
412 日時
414 照合回数
416 生体認証データ
418 仮基準生体データ
Claims (6)
- ユーザの生体認証データに基づいて認証判定を行う生体認証装置において、
該ユーザの基準生体データと、第二基準生体データを格納する格納部と、
該ユーザの生体認証データを取得し、該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率を基に該ユーザの認証判定を行う処理部とを有し、
該処理部は、
該ユーザの認証に成功したと判定した場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして前記格納部に更新登録し、
該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、
該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データの再登録をユーザに要求する、
ことを特徴とする生体認証装置。 - ユーザの生体認証データに基づいて認証判定を行う生体認証装置において、
該ユーザの基準生体データと、第二基準生体データを格納する格納部と、
該ユーザの生体認証データを取得し、該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率を基に該ユーザの認証判定を行う処理部とを有し、
該処理部は、
算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定した後に、さらに算出する前回の認証において生成された生体認証データと該生体認証データとの第二の照合率が該照合率よりも高い場合、前回の認証において生成された該生体認証データを該格納部に該第二基準生体データとして更新登録し、
該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、
該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データの再登録をユーザに要求する、
ことを特徴とする生体認証装置。 - ユーザの生体認証データに基づいて認証判定を行う生体認証装置を制御する制御方法において、
該生体認証装置が、
該ユーザの基準生体データと、第二基準生体データを格納部に格納し、
該ユーザの生体認証データを取得し、該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率を基に該ユーザの認証判定を行い、
該ユーザの認証に成功したと判定した場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして前記格納部に更新登録し、
該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、
該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データの再登録をユーザに要求する、
ことを特徴とする制御方法。 - ユーザの生体認証データに基づいて認証判定を行う生体認証装置を制御する制御方法において、
該生体認証装置は、
該ユーザの基準生体データと、第二基準生体データを格納部に格納し、
該生体情報に基づいて生体認証データを取得し、該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率を基に該ユーザの認証判定を行い、
算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定した後に、さらに算出する前回の認証において生成された生体認証データと該生体認証データとの第二の照合率が該照合率よりも高い場合、前回の認証において生成された該生体認証データを該格納部に該第二基準生体データとして更新登録し、
該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、
該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データの再登録をユーザに要求する、
ことを特徴とする制御方法。 - ユーザの生体認証データに基づいて認証判定を行う生体認証装置を制御する制御プログラムであって、
該生体認証装置に、
該ユーザの基準生体データと、第二基準生体データを格納部に格納し、
該ユーザの生体認証データを取得し、該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率を基に該ユーザの認証判定を行い、
該ユーザの認証に成功したと判定した場合、該生体認証データを該第二基準生体データとして前記格納部に更新登録し、
該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、
該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データの再登録をユーザに要求する、
処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。 - ユーザの生体認証データに基づいて認証判定を行う生体認証装置を制御する制御プログラムであって、
該生体認証装置に、
該ユーザの基準生体データと、第二基準生体データを格納部に格納し、
該生体情報に基づいて生体認証データを取得し、該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率を基に該ユーザの認証判定を行い、
算出した該生体認証データと該第二基準生体データとの照合率に基づき、認証成功と判定した後に、さらに算出する前回の認証において生成された生体認証データと該生体認証データとの第二の照合率が該照合率よりも高い場合、前回の認証において生成された該生体認証データを該格納部に該第二基準生体データとして更新登録し、
該基準生体データと更新登録された該第二基準生体データとの照合率を算出し、
該照合率が設定された値以下の場合、該基準生体データの再登録をユーザに要求する、
処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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