JP4923259B2 - 情報処理装置、属性値入力方法および属性値入力プログラム - Google Patents

情報処理装置、属性値入力方法および属性値入力プログラム Download PDF

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Description

本発明は、対象データの持つ属性情報についての属性値を入力してメモリに記憶する情報処理装置と、その情報処理装置が実行する属性値入力方法と、その情報処理装置の実現に用いられる属性値入力プログラムとに関し、特に、親画面で対象データを選択し、その親画面を起点として表示される子画面でその選択した対象データの持つ属性情報についての属性値を入力するという構成を採るときに、ユーザが簡単なコピー操作に従って属性値を入力できるようにする情報処理装置と、その情報処理装置が実行する属性値入力方法と、その情報処理装置の実現に用いられる属性値入力プログラムとに関する。
情報処理装置では、対象データについて、その対象データの持つ属性情報についての属性値を入力するという処理を行うことがある。
このとき、ある対象データで入力した属性値とほぼ同じ属性値を持つ対象データが存在することがある。
このような場合、従来の情報処理装置では、入力作業を簡単なものとするために、データのコピー機能を使って入力済みの属性値をコピーして、そのコピーした属性値の一部を変更することで、入力要求のある属性値を入力するようにしている。
ここで、本発明に関連する技術として、下記に示す特許文献1には、階層構造をなすクラスが定義された階層型データベースの階層構造を表示するにあたり、階層構造をなすいずれか一つのクラスを識別する第1の表示領域の少なくとも一部が、そのクラスから派生した子クラスを識別する第2の表示領域の全てを含むように、第1及び第2の表示領域を表示するという発明が記載されている。
特開2004−178015号公報
しかしながら、情報処理装置が、親画面で対象データを選択し、その親画面を起点として表示される子画面でその選択した対象データの持つ属性情報についての属性値を入力するという構成を採るときには、入力済みの属性値をコピーして、そのコピーした属性値の一部を変更することで、入力要求のある属性値を入力するという作業を行うことが難しいものとなるという問題がある。
すなわち、データをコピーするということは、どのデータをコピー対象とするのかということを指定する必要があるとともに、その指定したデータをどこにコピーするのかということを指定する必要がある。
したがって、親画面で対象データを選択し、その親画面を起点として表示される子画面でその選択した対象データの持つ属性情報についての属性値を入力するという構成を採るときには、ある対象データについての属性値の入力画面を使ってどの属性値をコピー対象とするのかということを指定すると、その指定した属性値をどこにコピーするのかということを指定するために、一度親画面に戻って、そこでコピー先となる対象データを選択して、それを起点として属性値の入力画面を開いて、そこでコピー対象として指定した属性値のコピー先を指定していく必要がある。
しかしながら、このように、ある入力画面でどの属性値をコピー対象とするのかということを指定した後に、別の画面を開いて、そこで、その指定した属性値のコピー先を指定しているようにすると、コピー作業の操作が一度途切れることになることから、ユーザが途中で何をしようとしているのかが分からなくなったり、別の作業に入ったと錯覚してしまうようなことが起こることで、そのコピー作業をスムーズに行うことができないという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、親画面で対象データを選択し、その親画面を起点として表示される子画面でその選択した対象データの持つ属性情報についての属性値を入力するという構成を採るときに、ユーザが簡単なコピー操作に従って属性値を入力できるようにする新たな属性値入力技術の提供を目的とする。
この目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、親画面で、対象データの中から属性値の入力対象となる対象データを選択し、その親画面を起点として表示される1つ又は複数の子画面で、その選択した対象データの持つ1種類又は複数種類の属性情報についての属性値を入力してメモリに記憶するという処理を行うために、(1)親画面又は子画面を表示する場合に、その表示に用いる画面部分とは別の画面部分に、メモリに記憶される対象データの名前の一覧を表示するとともに、各対象データ名に対応付けて、対象データの持つ全種類の属性情報の名前と、メモリに記憶されるそれらの属性情報についての属性値とを表示する表示制御手段と、(2)表示制御手段の表示した表示情報の中からコピー情報として選択される属性値と、その表示情報の中からコピー先として選択される対象データとを指定するコピー要求が発行されたのか否かを検出する検出手段と、(3)検出手段がコピー要求の発行を検出した場合に、コピー情報として選択された属性値がコピー先として選択された対象データの持つ属性値となるように、メモリ上でコピー処理を実行する実行手段とを備えるように構成する。
この構成を採るときに、検出手段は、コピー情報をコピー先に上書きする形態のコピー要求が発行される場合には、コピー情報の上書き先となる属性値についても指定するコピー要求の発行を検出することになる。
また、表示制御手段は、各属性情報について全ての属性値を表示するのではなくて、その一部を表示することがあり、このときには、実行手段は、コピー情報として選択された属性値の属する全ての属性値をコピー対象として、コピー処理を実行することになる。
また、表示制御手段は、対象データ名を階層レベル上位とし、属性情報名を階層レベル下位とし、属性値をその階層レベル下位よりもさらに階層レベル下位とする階層構造に従って、対象データ名の一覧と、対象データの持つ属性情報名と、各属性情報についての属性値とを表示することがある。
また、表示制御手段は、コピー要求が発行される場合に、コピー先となりうる箇所を示す情報を明示表示することがある。
以上の各処理手段はコンピュータプログラムでも実現できるものであり、このコンピュータプログラムは、適当なコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供されたり、ネットワークを介して提供され、本発明を実施する際にインストールされてCPUなどの制御手段上で動作することにより本発明を実現することになる。
このように構成される本発明の情報処理装置では、親画面や子画面を表示する場合に、親画面や子画面の表示に用いる画面部分とは別の画面部分に、メモリに記憶される対象データの名前の一覧を表示するとともに、各対象データ名に対応付けて、対象データの持つ全種類の属性情報の名前と、メモリに記憶されるそれらの属性情報についての属性値とを表示する。
これを受けて、ユーザは、その表示情報の中から属性値を選択するとともに、その表示情報の中から対象データを選択して、その選択した属性値をコピー情報として指定するとともに、その選択した対象データをコピー先として指定するコピー要求を発行する。
このコピー要求の発行を検出すると、本発明の情報処理装置は、コピー情報として選択された属性値がコピー先として選択された対象データの持つ属性値となるように、メモリ上でコピー処理を実行する。
このように、本発明の情報処理装置では、親画面で対象データを選択し、その親画面を起点として表示される子画面でその選択した対象データの持つ属性情報についての属性値を入力するという構成を採るときに、コピー情報となる属性値とその属性値のコピー先とを同一画面で指定できないことで、入力済みの属性値をコピーしてその一部を変更することで新たな属性値を入力するという作業を行うことが難しい状況にあることを解決するために、既に入力した情報あるいはそれの要約情報を例えば階層構造で表示して、その表示情報を使ってコピー情報となる属性値とその属性値のコピー先とを指定できるようにして、その指定に従って入力済みの属性値をコピーしてその一部を変更することで新たな属性値を入力できるようにすることを実現する。
本発明によれば、親画面で対象データを選択し、その親画面を起点として表示される子画面でその選択した対象データの持つ属性情報についての属性値を入力するという構成を採るときに、ユーザが簡単なコピー操作に従って属性値を入力できるようになる。
以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
図1に、本発明を具備する症例情報管理装置1の一実施形態例を図示する。
本発明を具備する症例情報管理装置1は、製薬会社や病院などに設置され、医薬品の副作用などの情報を得るために、各患者に投与した各医薬品の成分情報や投与情報を入力して記録するという処理を行う。
この処理を行うために、本発明を具備する症例情報管理装置1は、図1に示すように、マウスやキーボードなどの入力装置3を持つ入出力端末2を接続して、メモリ10と、画面表示・情報入力制御部11と、要約情報表示制御部12と、コピー要求検出部13と、ツリー構造体定義情報記憶部14と、コピー実行部15とを備える。
このメモリ10は、入出力端末2から入力された情報を記憶するものであり、各患者ごとに、その患者の患者情報や、その患者に投与した医薬品の成分情報(項目名と項目値との対データで構成される)や、その患者に投与した医薬品の投与情報(項目名と項目値との対データで構成される)などの情報を記憶する。
画面表示・情報入力制御部11は、入出力端末2の持つディスプレイの情報表示入力域20に、患者情報の入力画面や医薬品の成分情報の入力画面や医薬品の投与情報の入力画面などの入力画面を表示して、その入力画面に入力される情報に従って、患者情報や医薬品の成分情報や医薬品の投与情報などの情報を入力してメモリ10に書き込む。
要約情報表示制御部12は、ツリー構造体定義情報記憶部14の記憶するツリー構造体の定義情報を参照しつつ、入出力端末2の持つディスプレイの要約情報表示域21に、メモリ10に記憶される情報の要約情報(成分情報や投与情報の持つ重要な項目名・項目値のみで構成される情報)をツリー構造の形態で表示する。
コピー要求検出部13は、要約情報表示制御部12の表示する要約情報に対してのマウス操作によって発行されるコピー要求を検出する。
ツリー構造体定義情報記憶部14は、要約情報表示制御部12の表示するツリー構造を持つ表示情報のツリー構造体を定義する。
コピー実行部15は、コピー要求検出部13の検出したコピー要求に従って、メモリ10上で、そのコピー要求で指定されるある患者についてのある医薬品の成分情報を、そのコピー要求で指定されるその患者についての別の医薬品の成分情報としてコピーしたり、そのコピー要求で指定されるある患者についてのある医薬品の投与情報を、そのコピー要求で指定されるその患者についての別の医薬品の投与情報としてコピーするという、コピー処理を実行する。
図2および図3に、画面表示・情報入力制御部11の実行するフローチャートの一例を図示する。次に、このフローチャートに従って、画面表示・情報入力制御部11の実行する処理について説明する。
画面表示・情報入力制御部11は、図2および図3のフローチャートに示すように、先ず最初に、ステップS100で、入出力端末2の持つディスプレイに図4に示すような初期画面を表示して、情報の表示・入力対象となる患者の患者番号を入力する。
続いて、ステップS101で、表示した初期画面に対するユーザ操作を待って、ユーザ操作を検出すると、ステップS102に進んで、検出したユーザ操作が医薬品の情報入力を要求するユーザ操作であるのか否かを判断する。すなわち、ユーザは、医薬品の情報入力を要求する場合には、図4に示す初期画面の持つメニューで“医薬品情報”のメニュー項目を選択するので、このメニュー項目をクリックすることで発行される医薬品の情報入力要求のユーザ操作であるのか否かを判断するのである。
この判断処理に従って、医薬品の情報入力要求でない処理要求が発行されたことを判断するときには、ステップS103に進んで、ユーザ操作に応じた処理を実行してから、ステップS101の処理に戻る。
一方、ステップS102の判断処理に従って、医薬品の情報入力要求であることを判断するときには、ステップS104に進んで、入出力端末2の持つディスプレイの情報表示入力域20に、図5に示すような症例情報入力画面を表示する。
この症例情報入力画面では、図5に示すように、(i)第一被疑薬名や薬剤名や薬剤記号や薬剤コードや医薬品種別などの医薬品情報の入力に用いられる医薬品情報入力域と、(ii)その医薬情報入力域で入力された医薬品情報を表示する医薬品情報表示欄(*印の付いている医薬品が処理対象として選択された医薬品であり、医薬品情報入力域に表示される医薬品情報を持つ医薬品であることを示す)と、(iii)処理対象の医薬品に対して入力された成分情報を表示するとともに、処理対象の医薬品の成分情報の入力に用いる成分情報入力画面を呼び出すためのボタン(図中に示す“開くボタン”)を表示する成分情報表示域と、(iv)処理対象の医薬品に対して入力された投与情報を表示するとともに、処理対象の医薬品の投与情報の入力に用いる投与情報入力画面を呼び出すためのボタン(図中に示す“開くボタン”)を表示する投与情報表示域とを表示する。
なお、症例情報入力画面では、処理対象の医薬品に対して入力された使用理由情報を表示するとともに、処理対象の医薬品の使用理由情報の入力に用いる入力画面を呼び出すためのボタンを表示する使用理由表示域についても表示することになるが、使用理由表示域と成分情報表示域とはいずれか一方を選択的に表示するという構成を採っているので、図5では、使用理由表示域についてはその記載を省略している。
また、図5に示す症例情報入力画面では、医薬品1と医薬品2という2つの医薬品の医薬品情報を入力したことを想定している。
続いて、ステップS105で、表示した症例情報入力画面に対するユーザ操作を待って、ユーザ操作を検出すると、ステップS106に進んで、検出したユーザ操作が医薬品情報の入力を要求するユーザ操作であるのか否かを判断する。
この判断処理に従って、医薬品情報の入力要求であることを判断するときには、ステップS107に進んで、医薬品情報入力域を介してユーザと対話することで医薬品情報を入力するとともに、その入力した医薬品情報を医薬品情報表示欄に表示してから、ステップS105の処理に戻る。
一方、ステップS106の判断処理に従って、医薬品情報の入力要求でないことを判断するときには、ステップS108に進んで、検出したユーザ操作が処理対象の医薬品の成分情報の入力を要求するユーザ操作であるのか否かを判断する。
すなわち、ユーザが症例情報入力画面の持つ成分情報表示域に表示される成分情報入力画面を呼び出すためのボタンを操作したのか否かを判断することで、検出したユーザ操作が処理対象の医薬品の成分情報の入力を要求するユーザ操作であるのか否かを判断するのである。
この判断処理に従って、医薬品の成分情報の入力要求であることを判断するときには、ステップS109に進んで、図6に示すような成分情報入力画面を表示する。
この成分情報入力画面では、図6に示すように、(i)一般名コードや一般名や一般名(英名)や含有量などの成分情報の入力に用いられる成分情報入力域と、(ii)その成分情報入力域で入力された成分情報を表示する成分情報表示欄(*印の付いている成分情報が処理対象として選択された成分情報であり、成分情報入力域に表示される成分情報であることを示す)と、(iii)処理対象の成分情報を持つ医薬品についての代表的な医薬品情報(症例情報入力画面で入力した医薬品情報の一部)を表示する医薬品情報表示域とを表示する。
続いて、ステップS110で、成分情報入力域を介してユーザと対話することで成分情報(症例情報入力画面で処理対象として選択された医薬品の成分情報)を入力するとともに、その入力した成分情報を成分情報表示欄に表示する。
なお、1つの医薬品が複数の成分情報を持つことがあり、このような場合には、成分情報表示欄には、複数の成分情報が表示されることになる。
続いて、ステップS111で、成分情報入力画面を閉じる要求が発行されたのか否かを判断して、成分情報入力画面を閉じる要求が発行されないことを判断するときには、ステップS110の処理に戻って、成分情報入力域を介してユーザと対話することで成分情報を入力するとともに、その入力した成分情報を成分情報表示欄に表示していく。
そして、ステップS111の判断処理で、成分情報入力画面を閉じる要求が発行されたことを判断するときには、ステップS104の処理に戻って、図5に示すような症例情報入力画面の表示に戻る。
一方、ステップS108の判断処理で、成分情報の入力要求でないことを判断するときには、ステップS112に進んで、検出したユーザ操作が処理対象の医薬品の投与情報の入力を要求するユーザ操作であるのか否かを判断する。
すなわち、ユーザが症例情報入力画面の持つ投与情報表示域に表示される投与情報入力画面を呼び出すためのボタンを操作したのか否かを判断することで、検出したユーザ操作が処理対象の医薬品の投与情報の入力を要求するユーザ操作であるのか否かを判断するのである。
この判断処理に従って、医薬品の投与情報の入力要求であることを判断するときには、ステップS113に進んで、図7に示すような投与情報入力画面を表示する。
この投与情報入力画面では、図7に示すように、(i)S/O区分や投与経路コードや投与経路名称や一回投与量や一回投与量単位コードなどの投与情報の入力に用いられる投与情報入力域と、(ii)その投与情報入力域で入力された投与情報を表示する投与情報表示欄(*印の付いている投与情報が処理対象として選択された投与情報であり、投与情報入力域に表示される投与情報であることを示す)と、(iii)処理対象の投与情報を持つ医薬品についての代表的な医薬品情報(症例情報入力画面で入力した医薬品情報の一部)を表示する医薬品情報表示域とを表示する。
続いて、ステップS114で、投与情報入力域を介してユーザと対話することで投与情報(症例情報入力画面で処理対象として選択された医薬品の投与情報)を入力するとともに、その入力した投与情報を投与情報表示欄に表示する。
なお、医薬品の投与は一般的には複数回数行われるので、通常の場合、投与情報表示欄には、複数の投与情報が表示されることになる。
続いて、ステップS115で、投与情報入力画面を閉じる要求が発行されたのか否かを判断して、投与情報入力画面を閉じる要求が発行されないことを判断するときには、ステップS114の処理に戻って、投与情報入力域を介してユーザと対話することで投与情報を入力するとともに、その入力した投与情報を投与情報表示欄に表示していく。
そして、ステップS115の判断処理で、投与情報入力画面を閉じる要求が発行されたことを判断するときには、ステップS104の処理に戻って、図5に示すような症例情報入力画面の表示に戻る。
一方、ステップS112の判断処理で、投与情報の入力要求でないことを判断するときには、ステップS116に進んで、検出したユーザ操作が初期画面への復帰を要求するユーザ操作であるのか否かを判断する。
この判断処理に従って、初期画面への復帰要求でないことを判断するときには、ステップS117に進んで、ユーザ操作に応じた処理を実行してから、ステップS104の処理に戻って、図5に示すような症例情報入力画面の表示に戻る。
そして、ステップS116の判断処理で、初期画面への復帰要求であることを判断するときには、ステップS100の処理に戻って、図4に示すような初期画面の表示に戻る。
このようにして、画面表示・情報入力制御部11は、図2および図3のフローチャートを実行することで、入出力端末2の持つディスプレイの情報表示入力域20に、医薬品の成分情報や投与情報の入力画面を表示して、その入力画面に入力される情報に従って、患者に投与した医薬品の成分情報や投与情報を入力するように処理するのである。
画面表示・情報入力制御部11は、このようにして入力した情報をメモリ10に書き込むように処理し、これにより、メモリ10には、図1に示すように、各患者ごとに、その患者に投与した医薬品の成分情報(項目名と項目値との対データで構成される)と、その患者に投与した医薬品の投与情報(項目名と項目値との対データで構成される)とが書き込まれることになる。
図2および図3のフローチャートから分かるように、ユーザは、本発明を具備する症例情報管理装置1に対して、例えば“11222”という患者番号の患者に投与した例えば医薬品1,2の成分情報を入力する場合には、先ず最初に、初期画面で患者番号“11222”を入力してから、図5に示すような症例情報入力画面で、その患者番号“11222”の患者に投与した医薬品i(i=1,2)の医薬品情報を入力する。そして、医薬品i(i=1,2)を処理対象となる医薬品として選択してから、図6に示すような成分情報入力画面を開いて、その医薬品i(i=1,2)の成分情報を入力して症例情報入力画面に戻るようにする。
同様に、ユーザは、本発明を具備する症例情報管理装置1に対して、例えば“11222”という患者番号の患者に投与した例えば医薬品1,2の投与情報を入力する場合には、先ず最初に、初期画面で患者番号“11222”を入力してから、図5に示すような症例情報入力画面で、その患者番号“11222”の患者に投与した医薬品i(i=1,2)の医薬品情報を入力する。そして、医薬品i(i=1,2)を処理対象となる医薬品として選択してから、図7に示すような投与情報入力画面を開いて、その医薬品i(i=1,2)の投与情報を入力して症例情報入力画面に戻るようにする。
このような入力処理を行っているときに、医薬品1の成分情報と医薬品2の成分情報とが類似していることがあったり、医薬品1の投与情報と医薬品2の投与情報とが類似していることがある。
そのような場合、医薬品1の成分情報を医薬品2の成分情報としてコピーして、そのコピーした成分情報の一部を変更することで医薬品2の成分情報の入力を実現したり、医薬品1の投与情報を医薬品2の投与情報としてコピーして、そのコピーした投与情報の一部を変更することで医薬品2の投与情報の入力を実現できるようにすると、成分情報や投与情報の入力作業が極めて簡単なものとなる。
このようなコピー作業を行うためには、ユーザに対して、どの情報をコピー情報とするのかということを指定させる必要があるとともに、そのコピー情報のコピー先を指定させる必要がある。
しかるに、
症例情報入力画面→成分情報入力画面→症例情報入力画面→成分情報入力画面
という画面遷移を使って、医薬品1の成分情報と医薬品2の成分情報とを入力するという構成を採っていると、図8に示すように、最初に開く成分情報入力画面で、医薬品1の成分情報の中からコピー情報となる成分情報を選択し、その次に開く成分情報入力画面で、医薬品2の成分情報の中からコピー先となる成分情報を選択することになることから、コピー情報とコピー先とを1つの画面上で選択することができない。
このことについては、投与情報の入力でも、
症例情報入力画面→投与情報入力画面→症例情報入力画面→投与情報入力画面
という画面遷移を使うことから、同様に起こる問題である。
これから、現実の問題として、コピー機能を使って成分情報や投与情報を入力することができない。
そこで、本発明を具備する症例情報管理装置1では、上記のような画面遷移を使って成分情報や投与情報を入力するという構成を採るときに、コピー機能を使って成分情報や投与情報を入力することを可能にするために、図1に示すように、要約情報表示制御部12、コピー要求検出部13、ツリー構造体定義情報記憶部14およびコピー実行部15を備えるようにしている。
図9に、要約情報表示制御部12の実行するフローチャートの一例を図示し、図10に、コピー要求検出部13およびコピー実行部15の実行するフローチャートの一例を図示する。次に、このフローチャートに従って、要約情報表示制御部12、コピー要求検出部13およびコピー実行部15の実行する処理について説明する。
要約情報表示制御部12は、図9のフローチャートに示すように、先ず最初に、ステップS200で、ツリー構造体定義情報記憶部14から、自処理部がツリー構造で表示することになる情報についてのツリー構造体の定義情報を取得する。
続いて、ステップS201で、ツリー構造体定義情報記憶部14から取得したツリー構造体定義情報に従って、“医薬品情報”という文言を第1階層に表示する。
続いて、ステップS202で、ツリー構造体定義情報記憶部14から取得したツリー構造体定義情報に従って、前述の症例情報入力画面で入力した各“医薬品名(メモリ10に記憶されている)”を第2階層に表示し、さらに、その表示した“医薬品名”と第1階層との間にツリーを表示する。
続いて、ステップS203で、ツリー構造体定義情報記憶部14から取得したツリー構造体定義情報に従って、表示した各“医薬品名”に対応付けて、“成分情報”という文言を第3階層に表示し、さらに、その“成分情報”という文言と第2階層との間にツリーを表示する。
続いて、ステップS204で、ツリー構造体定義情報記憶部14から取得したツリー構造体定義情報に従って、表示した各“医薬品名”に対応付けて、“投与情報”という文言を第3階層に表示し、さらに、その“投与情報”という文言と第2階層との間にツリーを表示する。
続いて、ステップS205で、ツリー構造体定義情報記憶部14から取得したツリー構造体定義情報に従って、表示した“成分情報”という文言に対応付けて、前述の成分情報入力画面で入力した成分情報の内の予め定義される特定の“成分情報(メモリ10に記憶されており、項目名と項目値との対データで構成される)”を第4階層に表示し、さらに、その“成分情報”と第3階層との間にツリーを表示する。
続いて、ステップS206で、ツリー構造体定義情報記憶部14から取得したツリー構造体定義情報に従って、表示した“投与情報”という文言に対応付けて、前述の投与情報入力画面で入力した投与情報の内の予め定義される特定の“投与情報(メモリ10に記憶されており、項目名と項目値との対データで構成される)”を第4階層に表示し、さらに、その“投与情報”と第3階層との間にツリーを表示する。
このようにして、画面表示・情報入力制御部11が入出力端末2の持つディスプレイの情報表示入力域20に図5に示すような症例情報入力画面を表示しているときには、要約情報表示制御部12は、図11に示すように、入出力端末2の持つディスプレイの要約情報表示域21に、症例情報入力画面、成分情報入力画面および投与情報入力画面で入力された情報の要約(成分情報や投与情報の持つ項目値の一部の表示を省略する形の要約)をツリー構造の形態で表示するように処理するのである。
そして、画面表示・情報入力制御部11が入出力端末2の持つディスプレイの情報表示入力域20に図6に示すような成分情報入力画面を表示しているときには、要約情報表示制御部12は、図12に示すように、入出力端末2の持つディスプレイの要約情報表示域21に、症例情報入力画面、成分情報入力画面および投与情報入力画面で入力された情報の要約(成分情報や投与情報の持つ項目値の一部の表示を省略する形の要約)をツリー構造の形態で表示するように処理するのである。
そして、画面表示・情報入力制御部11が入出力端末2の持つディスプレイの情報表示入力域20に図7に示すような投与情報入力画面を表示しているときには、要約情報表示制御部12は、図13に示すように、入出力端末2の持つディスプレイの要約情報表示域21に、症例情報入力画面、成分情報入力画面および投与情報入力画面で入力された情報の要約(成分情報や投与情報の持つ項目値の一部の表示を省略する形の要約)をツリー構造の形態で表示するように処理するのである。
ここで、図9のフローチャートでは説明しなかったが、画面表示・情報入力制御部11がユーザに対して情報の入力および表示について権限を持たせて、入出力端末2の持つディスプレイの情報表示入力域20を使って、ログイン中のユーザに許される情報のみについて入力および表示を実行するようにするという構成を採る場合には、要約情報表示制御部12は、それに合わせて、ログイン中のユーザに表示することが許される情報のみを、入出力端末2の持つディスプレイの要約情報表示域21にツリー構造の形態で表示することになる。
次に、図10のフローチャートに従って、コピー要求検出部13およびコピー実行部15の実行する処理について説明する。
コピー要求検出部13は、図10のフローチャートに示すように、先ず最初に、ステップS300で、ユーザ操作を検出することで、要約情報表示域21に表示する成分情報および投与情報の中から、コピー情報となるものを特定する。
例えば、図11〜図13に示すように、要約情報表示域21に、医薬品1の成分情報としてdata1という成分情報(項目名と項目値との対データで構成される)が入力済みで、医薬品1の投与情報としてdata1〜data3という投与情報(項目名と項目値との対データで構成される)が入力済みで、医薬品2の成分情報として何も入力済みでなくて、医薬品2の投与情報としてdata1という投与情報(項目名と項目値との対データで構成される)が入力済みであるということを表示している場合に、ユーザがマウスで医薬品1の成分情報data1をコピー情報として選択した場合には、その成分情報data1をコピー情報として特定するのである。また、ユーザがマウスで医薬品1の投与情報data3をコピー情報として選択した場合には、その成分情報data3をコピー情報として特定するのである。
続いて、ステップS301で、特定したコピー情報の親となる属性情報の属性名と、その属性名に対応付けられる医薬品名(コピー元の情報として用いる)とを特定する。
例えば、医薬品1の成分情報data1をコピー情報として特定した場合には、ツリー構造に従って、“成分情報”が親となる属性名であるということを特定するとともに、その属性名に対応付けられる医薬品名が医薬品1であるということを特定し、また、医薬品1の投与情報data3をコピー情報として特定した場合には、ツリー構造に従って、“投与情報”が親となる属性名であるということを特定するとともに、その属性名に対応付けられる医薬品名が医薬品1であるということを特定するのである。
続いて、ステップS302で、ユーザ操作を検出することで、要約情報表示域21に表示する医薬品名の中から、コピー先となる医薬品名を特定する。
例えば、図11〜図13に示すように、要約情報表示域21に、医薬品1と医薬品2という医薬品名を表示している場合に、ユーザがマウスで医薬品2をコピー先として選択した場合には、医薬品2をコピー先として特定するのである。
続いて、ステップS303で、ステップS302で特定した医薬品名と、ステップS301で特定した属性名とに従って、最終的なコピー先を決定する。
例えば、ステップS302でコピー先として医薬品2を特定し、ステップS301で属性名として“成分情報”を特定した場合には、医薬品2の“成分情報”を最終的なコピー先として決定するのである。そして、ステップS302でコピー先として医薬品2を特定し、ステップS301で属性名として“投与情報”を特定した場合には、医薬品2の“投与情報”を最終的なコピー先として決定するのである。
この後、コピー実行部15が動作して、続いて、ステップS304で、コピー情報をコピー先に追加する形態で、メモリ10上でコピー処理を実行する。
例えば、ステップS300で、医薬品1の成分情報data1をコピー情報として特定し、ステップS303で、医薬品2の“成分情報”を最終的なコピー先として決定する場合には、図14中の(1)に示すように、メモリ10上で、医薬品1の成分情報data1を追加する形態で医薬品2の“成分情報”にコピーするのである。
そして、ステップS300で、医薬品1の投与情報data3をコピー情報として特定し、ステップS303で、医薬品2の“投与情報”を最終的なコピー先として決定する場合には、図14中の(2)に示すように、メモリ10上で、医薬品1の投与情報data3を追加する形態で医薬品2の“投与情報”にコピーするのである。
ここで、要約情報表示域21では、成分情報や投与情報の持つ項目値の一部を省略する形で表示が行われているが、このコピー処理では、表示が省略されている項目値についてもコピー対象としてコピーを実行することになる。
続いて、ステップS305で、ステップS304で行ったコピー処理に合わせて、情報表示入力域20および要約情報表示域21に表示する情報の更新処理を実行して、処理を終了する。
このようにして、本発明を具備する症例情報管理装置1は、症例情報入力画面で医薬品を選択して、その症例情報入力画面から開いた成分情報入力画面で、その選択した医薬品の成分情報を入力したり、その症例情報入力画面から開いた投与情報入力画面で、その選択した医薬品の投与情報を入力するという構成を採るときに、図14中の(3)に示すように、コピー情報とコピー先とを指定するために入力画面を切り替える必要があることで、コピー作業を行うことが難しい状況にあるということを解決するために、要約情報表示域21に表示する情報を使ってコピー情報とコピー先とを指定できるようにするという構成を採るのである。
この構成に従って、本発明を具備する症例情報管理装置1によれば、ユーザはコピー機能を使って医薬品の成分情報や投与情報を入力できるようになる。
ここで、図10のフローチャートでは説明しなかったが、ステップS301でコピー情報の親となる属性情報の属性名を特定した時点で、コピー先となりうるものは自ずと決定されることになるので、どこがコピー先となりうるのかをユーザに知らせるために、要約情報表示域21に表示する情報の色を変えることなどにより、どこがコピー先となりうるのかを明示表示するように処理している。例えば、ユーザがマウスで医薬品1の投与情報data3をコピー情報として選択した場合には、ステップS301で“投与情報”が親となる属性名であるということを特定することで、医薬品1を除いた医薬品iの“投与情報”がコピー先となりうることが自ずと決定されることになるので、それらの情報の色を変えることなどにより、どこがコピー先となりうるのかを明示表示するように処理することになる。
図10のフローチャートでは、コピー情報をコピー先に追加するという形態のコピー機能を用いることを想定したが、コピー情報をコピー先に上書きするという形態のコピー機能も用いられている。
そこで、コピー情報をコピー先に上書きするという形態のコピー機能を利用できるようにする場合には、コピー要求検出部13およびコピー実行部15は、図15のフローチャートに従ってコピー処理を実行する。
すなわち、コピー要求検出部13は、図15のフローチャートに示すように、先ず最初に、ステップS400で、ユーザ操作を検出することで、要約情報表示域21に表示する成分情報および投与情報の中から、コピー情報となるものを特定する。
例えば、ユーザのマウス操作を検出することで、図11〜図13に示す医薬品1の投与情報data3をコピー情報として特定するのである。
続いて、ステップS401で、特定したコピー情報の親となる属性情報の属性名と、その属性名に対応付けられる医薬品名とを特定する。
例えば、図11〜図13に示す医薬品1の投与情報data3をコピー情報として特定した場合には、ツリー構造に従って、“投与情報”が親となる属性名であるということを特定するとともに、その属性名に対応付けられる医薬品名が医薬品1であるということを特定するのである。
続いて、ステップS402で、ユーザ操作を検出することで、要約情報表示域21に表示する成分情報および投与情報の中から、コピー先となるものを特定する。
例えば、ユーザのマウス操作を検出することで、図11〜図13に示す医薬品2の投与情報data1をコピー先として特定するのである。
続いて、ステップS403で、特定したコピー先の親となる属性情報の属性名と、その属性名に対応付けられる医薬品名とを特定する。
例えば、図11〜図13に示す医薬品2の投与情報data1をコピー先として特定した場合には、ツリー構造に従って、“投与情報”が親となる属性名であるということを特定するとともに、その属性名に対応付けられる医薬品名が医薬品2であるということを特定するのである。
続いて、ステップS404で、コピー元として特定した属性名(ステップS401で特定した属性名)の階層レベルと、コピー先として特定した属性名(ステップS403で特定した属性名)の階層レベルとが同じであるのか否かを判断して、階層レベルが同じでないことを判断するときには、ステップS405に進んで、コピー不可能を表示して、処理を終了する。
すなわち、階層レベルが違う場合には、異種の情報であることでコピーが不可能であることを示しているので、コピー不可能を表示して、処理を終了するのである。
一方、ステップS404の判断処理で、コピー元として特定した属性名の階層レベルと、コピー先として特定した属性名の階層レベルとが同じであることを判断するときには、ステップS406に進んで、コピー元として特定した属性名(ステップS401で特定した属性名)と、コピー先として特定した属性名(ステップS403で特定した属性名)とが同じであるのか否かを判断して、属性名が同じでないことを判断するときには、ステップS407に進んで、コピー不可能を表示して、処理を終了する。
すなわち、成分情報から投与情報へのコピーや、投与情報から成分情報へのコピーは不可能であるので、属性名が違う場合には、コピー不可能を表示して、処理を終了するのである。
一方、ステップS406の判断処理で、コピー元として特定した属性名と、コピー先として特定した属性名とが同じであることを判断するときには、ステップS408に進んで、上書きモードのコピー処理を実行することが設定されているか、追加モードのコピー処理を実行することが設定されているのかを判断する。
この判断処理に従って、上書きモードのコピー処理を実行することが設定されていることを判断するときには、この後、コピー実行部15が動作して、ステップS409に進んで、コピー情報をコピー先に上書きする形態でメモリ10上でコピー処理を実行する。
例えば、ステップS400で、医薬品1の投与情報data3をコピー情報として特定し、ステップS402で、医薬品2の投与情報data1をコピー先として特定する場合には、メモリ10上で、医薬品2の投与情報data1を書き替える形態で医薬品1の投与情報data3をコピーするのである。
ここで、要約情報表示域21では、成分情報や投与情報の持つ項目値の一部を省略する形で表示が行われているが、このコピー処理では、表示が省略されている項目値についてもコピー対象としてコピーを実行することになる。
続いて、ステップS410で、ステップS409で行ったコピー処理に合わせて、情報表示入力域20および要約情報表示域21に表示する情報の更新処理を実行して、処理を終了する。
一方、ステップS408の判断処理で、追加モードのコピー処理を実行することが設定されていることを判断するときには、この後、コピー実行部15が動作して、ステップS411に進んで、コピー情報をコピー先に追加する形態でメモリ10上でコピー処理を実行する。
例えば、ステップS400で、医薬品1の投与情報data3をコピー情報として特定し、ステップS402で、医薬品2の投与情報data1をコピー先として特定する場合には、メモリ10上で、医薬品2の投与情報data1についてはそのまま残しながら、医薬品2の“投与情報”に追加する形態で医薬品1の投与情報data3をコピーするのである。
ここで、要約情報表示域21では、成分情報や投与情報の持つ項目値の一部を省略する形で表示が行われているが、このコピー処理では、表示が省略されている項目値についてもコピー対象としてコピーを実行することになる。
続いて、ステップS412で、ステップS411で行ったコピー処理に合わせて、情報表示入力域20および要約情報表示域21に表示する情報の更新処理を実行して、処理を終了する。
このように、本発明を具備する症例情報管理装置1は、コピー情報をコピー先に上書きするという形態のコピー機能を用いる場合には、図15のフローチャートに従ってコピー処理を実行するのである。
図10のフローチャートでは、コピー情報をコピー先に追加するという形態のコピー機能しか用いないという構成を採った。これから、例えば、医薬品1の投与情報data3をコピー情報として指定すると、どの医薬品にコピーするのかということが決まれば、その医薬品の“投与情報”にコピーすることができる。
これに対して、図15のフローチャートでは、コピー情報をコピー先に上書きするという形態のコピー機能も用いることができるようにするという構成を採った。これから、例えば、医薬品1の投与情報data3をコピー情報として指定すると、その投与情報data3をどの医薬品のどの投与情報に上書きするのかということを決める必要がある。
これから、図15のフローチャートは図10のフローチャートに比べて処理が複雑になっているのである。
ここで、図15のフローチャートでは説明しなかったが、ステップS401でコピー情報の親となる属性情報の属性名を特定した時点で、コピー先となりうるものは自ずと決定されることになるので、どこがコピー先となりうるのかをユーザに知らせるために、要約情報表示域21に表示する情報の色を変えることなどにより、どこがコピー先となりうるのかを明示表示するように処理している。例えば、ユーザがマウスで医薬品1の投与情報data3をコピー情報として選択した場合には、ステップS401で“投与情報”が親となる属性名であるということを特定することで、医薬品1を除いた医薬品iの“投与情報”配下のデータがコピー先となりうることが自ずと決定されることになるので、それらの情報の色を変えることなどにより、どこがコピー先となりうるのかを明示表示するように処理することになる。
本発明は、親画面で対象データを選択し、その親画面を起点として表示される子画面でその選択した対象データの持つ属性情報についての属性値を入力するという構成を採る情報処理装置に適用できるものであり、ユーザが簡単なコピー操作に従って属性値を入力できるようになる。
本発明を具備する症例情報管理装置の一実施形態例である。 画面表示・情報入力制御部の実行するフローチャートである。 画面表示・情報入力制御部の実行するフローチャートである。 初期画面の一例を示す図である。 症例情報入力画面の一例を示す図である。 成分情報入力画面の一例を示す図である。 投与情報入力画面の一例を示す図である。 コピー作業が難しいことを示す説明図である。 要約情報表示制御部の実行するフローチャートである。 コピー要求検出部およびコピー実行部の実行するフローチャートである。 要約情報表示制御部の表示する要約情報の説明図である。 要約情報表示制御部の表示する要約情報の説明図である。 要約情報表示制御部の表示する要約情報の説明図である。 本発明を具備する症例情報管理装置で実行するコピー処理の説明図である。 コピー要求検出部およびコピー実行部の実行するフローチャートである。
符号の説明
1 症例情報管理装置
2 入出力端末
3 入力装置
10 メモリ
11 画面表示・情報入力制御部
12 要約情報表示制御部
13 コピー要求検出部
14 ツリー構造体定義情報記憶部
15 コピー実行部
20 情報表示入力域
21 要約情報表示域

Claims (11)

  1. 親画面で、対象データの中から属性値の入力対象となる対象データを選択し、その親画面を起点として表示される1つ又は複数の子画面で、その選択した対象データの持つ1種類又は複数種類の属性情報についての属性値を入力してメモリに記憶する情報処理装置であって、
    前記親画面又は前記子画面を表示する場合に、その表示に用いる画面部分とは別の画面部分に、前記メモリに記憶される対象データの名前の一覧を表示するとともに、各対象データ名に対応付けて、対象データの持つ全種類の属性情報の名前と、前記メモリに記憶されるそれらの属性情報についての属性値とを表示する表示制御手段と、
    前記表示制御手段の表示した表示情報の中からコピー情報として選択される属性値と、その表示情報の中からコピー先として選択される対象データとを指定するコピー要求が発行されたのか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段がコピー要求の発行を検出した場合に、前記コピー情報として選択された属性値が前記コピー先として選択された対象データの持つ属性値となるように、前記メモリ上でコピー処理を実行する実行手段とを備えることを、
    特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記検出手段は、コピー情報をコピー先に上書きする形態のコピー要求が発行される場合には、コピー情報の上書き先となる属性値についても指定するコピー要求の発行を検出することを、
    特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
    前記表示制御手段は、各属性情報について全ての属性値を表示するのではなくて、その一部を表示し、
    前記実行手段は、前記表示制御手段が各属性情報について一部の属性値を表示する場合には、前記コピー情報として選択された属性値の属する全ての属性値をコピー対象として、前記コピー処理を実行することを、
    特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    前記表示制御手段は、対象データ名を階層レベル上位とし、属性情報名を階層レベル下位とし、属性値をその階層レベル下位よりもさらに階層レベル下位とする階層構造に従って、対象データ名の一覧と、対象データの持つ属性情報名と、各属性情報についての属性値とを表示することを、
    特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    前記表示制御手段は、コピー要求が発行される場合に、コピー先となりうる箇所を示す情報を明示表示することを、
    特徴とする情報処理装置。
  6. 親画面で、対象データの中から属性値の入力対象となる対象データを選択し、その親画面を起点として表示される1つ又は複数の子画面で、その選択した対象データの持つ1種類又は複数種類の属性情報についての属性値を入力してメモリに記憶する情報処理装置が実行する属性値入力方法であって、
    前記親画面又は前記子画面を表示する場合に、その表示に用いる画面部分とは別の画面部分に、前記メモリに記憶される対象データの名前の一覧を表示するとともに、各対象データ名に対応付けて、対象データの持つ全種類の属性情報の名前と、前記メモリに記憶されるそれらの属性情報についての属性値とを表示する過程と、
    前記表示した表示情報の中からコピー情報として選択される属性値と、その表示情報の中からコピー先として選択される対象データとを指定するコピー要求が発行されたのか否かを検出する過程と、
    前記コピー要求の発行を検出した場合に、前記コピー情報として選択された属性値が前記コピー先として選択された対象データの持つ属性値となるように、前記メモリ上でコピー処理を実行する過程とを備えることを、
    特徴とする属性値入力方法。
  7. 請求項6に記載の属性値入力方法において、
    前記検出する過程では、コピー情報をコピー先に上書きする形態のコピー要求が発行される場合には、コピー情報の上書き先となる属性値についても指定するコピー要求の発行を検出することを、
    特徴とする属性値入力方法。
  8. 請求項6又は7に記載の属性値入力方法において、
    前記表示する過程では、各属性情報について全ての属性値を表示するのではなくて、その一部を表示し、
    前記実行する過程では、各属性情報について一部の属性値を表示する場合には、前記コピー情報として選択された属性値の属する全ての属性値をコピー対象として、前記コピー処理を実行することを、
    特徴とする属性値入力方法。
  9. 請求項6ないし8のいずれか1項に記載の属性値入力方法において、
    前記表示する過程では、対象データ名を階層レベル上位とし、属性情報名を階層レベル下位とし、属性値をその階層レベル下位よりもさらに階層レベル下位とする階層構造に従って、対象データ名の一覧と、対象データの持つ属性情報名と、各属性情報についての属性値とを表示することを、
    特徴とする属性値入力方法。
  10. 請求項6ないし9のいずれか1項に記載の属性値入力方法において、
    前記表示する過程では、コピー要求が発行される場合に、コピー先となりうる箇所を示す情報を明示表示することを、
    特徴とする属性値入力方法。
  11. 親画面で、対象データの中から属性値の入力対象となる対象データを選択し、その親画面を起点として表示される1つ又は複数の子画面で、その選択した対象データの持つ1種類又は複数種類の属性情報についての属性値を入力してメモリに記憶する情報処理装置の実現に用いられる属性値入力プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記親画面又は前記子画面を表示する場合に、その表示に用いる画面部分とは別の画面部分に、前記メモリに記憶される対象データの名前の一覧を表示するとともに、各対象データ名に対応付けて、対象データの持つ全種類の属性情報の名前と、前記メモリに記憶されるそれらの属性情報についての属性値とを表示する表示制御手段と、
    前記表示制御手段の表示した表示情報の中からコピー情報として選択される属性値と、その表示情報の中からコピー先として選択される対象データとを指定するコピー要求が発行されたのか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段がコピー要求の発行を検出した場合に、前記コピー情報として選択された属性値が前記コピー先として選択された対象データの持つ属性値となるように、前記メモリ上でコピー処理を実行する実行手段として機能させるための属性値入力プログラム。
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