JP4922907B2 - 現場情報管理システム及び現場情報管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、現場情報管理システム及び現場情報管理方法に関する。
消防機関では、火災毎に焼損面積や被災人数を調べ、その情報を管理することが重要になっている。従来は鎮火後に消防隊員が現場検証を行い、手作業で焼損面積を計算し、帰署後に現場で得た焼損面積や被災人数をシステムに入力していた。
このような作業負担を軽減し、現場で情報を入力して作業を終了させるために、特許文献1に記載のシステムが開示されている。当該システムでは、情報入力に特殊なドットパターンを印刷した用紙をカメラ機能を備えたデジタルペンで読取ることで、情報を筆記ストロークとして取得し、サーバに送信して文字に変換し、入力情報としている。当該用紙は入力シートとして予め印刷出力し、デジタルペンとともに現場に携帯することとしている。
このような方式のデジタルペン入力システムの仕組みは、非特許文献1に記載されており、デジタルペンに格納した筆記ストロークデータをASH(Application Service Handler)と呼ばれるアプリケーションプログラムにより、画像、文字、フラグデータ等に自動的に変換することができる。
特開2007−213354号公報(段落0009〜0014、図1) 日立製作所「デジタルペンソリューション」サイト(平成19年10月9日検索) http://www.hitachi.co.jp/Div/jkk/solution/tegaki/index.html
上記従来のシステムによれば、入力シートに手書きで情報を記入することで現場での情報入力が可能となる。しかし、火災現場が水平方向・垂直方向の広範囲に亘る場合、現場の図面は階毎、同一階の部分毎に分けて格納されており、それぞれについて入力シートを予め作成することになるために、現場に大量の図面を持ち込まなければならない。また入力シートの項目に被災人数等のデータを現場で記録することでシステムへの入力が完了するとしているが、焼損面積は手動で計算した値を事後にシステムに手動入力しなければならない。
本発明は上記課題を解決するために、前記入力シートを現場で出力でき、現場で特定の範囲を入力シートに書き込むことにより当該範囲の面積を自動計算でき、現場で入力した情報を画面表示し、確認・修正できる現場情報管理システム及び現場情報管理方法を提供することを目的とする。
本発明の現場情報管理システムは、各建物の各階ごとの見取り図と、当該建物の住所情報とが、識別子で識別して登録された第1の記憶部と、用紙に印刷するドットパターンを記憶した第2の記憶部と、端末装置から階数を指定した住所情報及び/又は前記識別子が含まれる見取り図の要求情報が送信されると、第1の記憶部を参照して、要求情報に対応する見取り図を取得するとともに、第2の記憶部からドットパターンを取得し、取得した見取り図とドットパターンとを合成した合成データを生成する合成データ生成部と、生成した合成データを、端末装置に送信する送信部とを備えたサーバを有し、前記端末装置が備えるプリンタにより、前記合成データを印刷して、ドットパターンが付された見取り図を端末装置にて印刷できるようにしたことを特徴とする。また、見取り図に記載された特定の範囲の面積を自動計算し、さらに、現場にて書き込まれた情報を確認・修正できるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、前記入力シートを現場で出力でき、現場で特定の範囲を入力シートに書き込むことにより当該範囲の面積を自動計算でき、現場で入力した情報を画面表示し、確認・修正できる現場情報管理システム及び現場情報管理方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態(以下「本実施形態」という)を詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る火災現場情報管理システム1の全体構成図である。
火災現場情報管理システム1は、センタサーバ2、現場端末装置3及び消防署端末装置4を有しており、これらはネットワーク5によって相互に接続されている。センタサーバ2は、消防機関の任意の場所に設置される。現場端末装置3は、消防隊員により火災現場へ携帯される。消防署端末装置4は、消防隊員が鎮火後現場から戻る場所、通常は消防署等に設置される。センタサーバ2、現場端末装置3及び消防署端末装置4の個数に制限はない。しかしながら、消防署端末装置4は消防署毎に1個、現場端末装置3は消防署毎に複数個、センタサーバ2は、消防署を所轄する本部組織に1個配置されるのが一般的である。
なお、「現場情報管理システム」、「サーバ」には、火災現場情報管理システム1、センタサーバ2がそれぞれ相当する。「端末装置」には、現場端末装置3、消防署端末装置4が相当する。
本実施形態は、火災現場の情報管理に関するものであるが、本発明は火災現場の情報管理に限定されるものではなく、火災以外の現場調査等にも適用しうる。
(センタサーバ2)
センタサーバ2は、相互にバスで接続された入力装置11、出力装置12、中央制御装置10、主記憶装置13、補助記憶装置14及び通信インタフェース(IF)15を有する。
センタサーバ2は、さらに、ASHアプリケーション101、図面管理部102、イメージ合成部103、焼損面積算出部104、データ管理部105及び画面表示作成部106を有する。これらはプログラムであり、以降「○○部は」と主体を記した場合は、中央制御装置10が補助記憶装置14より各プログラムを読み出して主記憶装置13にロードした上で各機能(後記)を実行するものとする。
センタサーバ2は、さらに、補助記憶装置14に、住居情報管理データベース110、ASHデータベース120及び焼損面積管理データベース130を格納している。
住居情報管理データベース110には、住居情報管理テーブル111、図面ファイル112及び格子ファイル113が、ASHデータベース120には、ASHデータテーブル121及びドットファイル122が、焼損面積管理データベース130には、焼損面積管理テーブル131及び画像情報ファイル132が、それぞれ格納されている。
なお、「第1の記憶部」、「第2の記憶部」、「第3の記憶部」、「送信部」には、それぞれ、住居情報管理データベース110、ASHデータベース120、焼損面積管理データベース130、通信インタフェース(IF)15が相当する。また、「合成データ生成部」、「面積算出部」には、イメージ合成部103、焼損面積算出部104がそれぞれ相当する。
前記のうち、ASHアプリケーション101及びASHデータベース120は、ドットパターンをデジタルペンで読取る方式のデジタルペンシステムが読取った情報を画像、文字、フラグデータ等に変換するために備える既存の構成であり、ベンダが提供する既存プログラム及びデータベースをセンタサーバ2にインストールしても、別サーバに待たせてもよい。また、外部業者がASP(Application Service Provider)として提供するシステムにセンタサーバ2がアクセスしてもよい。
センタサーバ2は、この他に、現場端末装置3や消防署端末装置4からのアクセス者を認証するためのユーザテーブルや認証プログラムを備えるが、当該部分は、既存の構成でよいので記載を省略する。
(現場端末装置3)
現場端末装置3は、バスで相互に接続された中央制御装置31、主記憶装置33、通信インタフェース(IF)34、デジタルペンインタフェース(IF)32、プリンタドライバ35、画面インタフェース(IF)36及び入力インタフェース(IF)37を有する。さらに、デジタルペンインタフェース(IF)32、プリンタドライバ35、画面インタフェース(IF)36及び入力インタフェース(IF)37に対してそれぞれ接続された、デジタルペン41、プリンタ38、画面装置39及び入力装置40も有している。
主記憶装置33には、サーバ識別情報42及び図面識別情報43が格納されている。
(消防署端末装置4)
消防署端末装置4の構成は、デジタルペンインタフェース32及びデジタルペン41が必須ではないことを除いて、現場端末装置3と同じであるので詳細の説明は省略する。
(住居情報管理テーブル111)
図2は、本実施形態に係る住居情報管理テーブル111の一例を示す図である。住居情報管理テーブル111は、住居情報管理データベース110に格納されており、消防機関が所轄する地域の住居(以下、オフィスビル、商業施設等も含めて「住居」という)に関する情報を格納したデータテーブルである。
住居ID欄201に記憶された住居IDに関連付けて、住所欄202には住所が、敷地面積欄203には敷地面積が、建物面積欄204には建物面積が、構造欄205には構造が、居住者欄206には居住者が、図面ファイル欄207には図面コードが、縮尺欄208には縮尺が、それぞれ記憶されている。
住居ID欄201の住居IDは、当該データテーブルのレコードを特定する識別子である。一般に、住居の図面は、建物毎、階毎、区画毎等、様々な区分で作成される。そこで、そのような区分を問わず、存在する見取り図(見取り図とは、間取りあるいは区画の様子がわかり、それに基づき全体又は部分の面積を計算できるような図面を意味する。以下単に「図面」という。)毎にレコードが作成され、当該レコードに対して住居IDが付与されるものとする。なお、「識別子」には、住居IDが相当する。
住所欄202の住所は、図面が示す住居が所在する所在地である。
敷地面積欄203の敷地面積は、図面が示す住居が存在する土地の面積である。
建物面積欄204の建物面積は、図面が示す住居の総床面積(階毎の面積ではない)である。
構造欄205の構造は、図面が示す住居の構造に関する情報である。
居住者欄206の居住者は、図面が示す住居に居住する人員数である。大人、子供別に人員数が判明している場合は、大人、子供別の人員が記憶される。オフィスビルのように、居住者が想定できない場合は、例えば昼間の在館人員を記憶してもよい。
図面ファイル欄207の図面コードは、図面ファイル112を特定する情報である。図面ファイル112とは、図面を電子化したファイルである。図面ファイル112そのものは図面コードを見出しとして付与されたうえで、住居情報管理データベース110に格納される。
縮尺欄208の縮尺は、図面上の距離と実際の距離との比率を示す数値である。
なお、図示しないが、高層ビルなどの現場からレコードを検索するユーザの便宜のために、図面の階数を示す情報の欄を設けるものとする。
住居情報管理テーブル111、図面ファイル112及び格子ファイル113は所与のものとする。
(ASHデータテーブル121)
図3は、本実施形態に係るASHデータテーブル121の一例を示す図である。ASHデータテーブル121は、ASHデータベース120に格納されており、住居IDと、図面に対して割り当てられたドットファイルとを関連付けるデータベースである。
ドットID欄211に記憶されたドットIDに関連付けて、住居ID欄212には住居IDが、ドットファイル欄213にはドットファイルコードがそれぞれ記憶されている。
ドットID欄211のドットIDは、住居IDとドットファイルコードの組み合わせを特定する識別子である。
住居ID欄212の住居IDは、図2の住居IDと同じである。
ドットファイル欄213のドットファイルコードは、図面に対して割り当てられたドットファイルを特定する情報である。
(ドットファイル)
ドット状のパターン(ドットパターン)が全面に付された想定平面上のある部分が重複しないように図面に対して関連付けられる。すると、読取られたパターンを解析することによって、どの図面についての情報であるかが特定されるだけでなく、当該図面のどの欄(後記する「死亡人数欄」等)についての情報であるかも特定される。
このようにして図面に対して割り振られたドットパターンの部分をドットファイルといい、ドットファイル122自体はドットファイルコードを見出しとして付与されたうえで、ASHデータベース120に格納される。
ASHデータテーブル121及びドットファイル122は所与のものとする。
(焼損面積管理テーブル131)
図4は、本実施形態に係る焼損面積管理テーブル131の一例を示す図である。焼損面積管理テーブル131は、焼損面積管理データベース130に格納されており、火災が発生するごとにレコードが作成され、死亡人数、総焼損面積等の被害情報を記憶するデータテーブルである。
災害番号欄221に記憶された災害番号に関連付けて、住居ID欄222には住居IDが、種別欄223には種別が、死亡人数欄224には死亡人数が、重症人数欄225には重症人数が、総焼損面積欄226には総焼損面積が、1階焼損面積欄227には1階焼損面積が、2階焼損面積欄228には2階焼損面積が、自由記入情報欄229には自由記入情報が、画像情報ファイル欄230には、画像情報ファイルコードがそれぞれ記憶されている。
災害番号欄221の災害番号は、発生した災害を特定する情報である。
住居ID欄222の住居IDは、図2の住居IDと同じである。
種別欄223の種別は、災害を特徴付ける区分である。例えば、「建物火災」「対象物火災」「車両火災」等、任意の区分を記憶することができる。
死亡人数欄224の死亡人数は、その災害によって死亡した人数であり、住居ID毎(従って図面毎)に記憶される。
重症人数欄225の重症人数は、その災害によって重症となった人数であり、住居ID毎(従って図面毎)に記憶される。
総焼損面積欄226の総焼損面積は、図面が示す住居の総面積のうち、その災害によって焼損した面積であり、住居ID毎(従って図面毎)に1の合計値が記憶される。
1階焼損面積欄227の1階焼損面積は、1階部分の焼損面積である。
2階焼損面積欄228の2階焼損面積は、2階部分の焼損面積である。
○階焼損面積の欄は、所管の地域に存在する住居の階数の最大値がn階であるとすると、1階面積、2階面積、3階面積、・・・、n階面積まで設定される。○階面積の欄には、住居IDに対応する図面に記載ある○階の面積のうち、焼損した面積が記憶される。それ以外の階には“0”が記憶される。
自由記入情報欄229の自由記入情報は、現場の様子を特徴付ける任意の備忘的な情報である。
画像情報ファイル欄230の画像情報ファイルコードは、デジタルペン41で入力された情報(ドットパターンの位置情報が時系列で連続したもの)から変換された画像情報(画像情報ファイル)を特定する情報である。画像情報ファイル132自身は画像情報ファイルコードを見出しとして付与されたうえで、焼損面積管理データベース130に格納される。
当該データテーブルのレコードは、図面に対応する住居ID毎に作成される。従って、同一災害番号に対して、複数のレコードが存在し得る。
(記入図面44)
図5は、本実施形態に係る記入図面44(記入前)の一例を示す図である。
災害番号欄241には災害番号が、住所欄242には住所が記載されている。
ドット付図面欄243には、ドットパターン(破線内網掛け部分)が重ね合わせられた図面が記載されている。図面には、縮尺244が付されている。住居情報欄245には、敷地面積、建物面積、構造及び居住者が記載されている。入力情報欄246には、死亡人数と重症人数を入力するスペース及び自由記入情報を書き込むスペース(自由記入欄)がある。自由記入欄の下側には、種別を選択する選択ボックスがある。該当する選択ボックスにチェックマークを書き込むことによって、種別欄223(図4)に記憶すべき文字情報が生成されることになる。これらのスペースに対しても、ドットパターン(破線内網掛け部分)が重ね合わせられている。このように、記入図面44は、図面自体と、その図面に関連付けられたドットファイルのドットパターンとが合成されたものを基に作成されている。
図6は、本実施形態に係る記入図面44(記入後)の一例を示す図である。
ユーザは、火災現場にて、鎮火後、現場端末装置3のプリンタ38で印刷した記入図面44に対して、デジタルペン41を用いて、焼損範囲251、発火点252、死亡人数253、重症人数254及び自由記入情報255を書き込む。デジタルペン41は、当該書き込まれた情報を位置情報としてデジタルペン41内の記憶装置(図示せず)に一旦記憶し、現場端末装置3を介して、センタサーバ2に送信する。
ちなみに、図6では、ユーザにより、焼損範囲251が閉曲線で囲まれた斜線として記入されている。発火点252は黒丸として記入されている。そして入力情報欄246には、手書きで、死亡人数253、重症人数254及び自由記入情報255が記載されている。また、選択ボックスにチェックマークが記入されている。
図7は、本実施形態に係る焼損面積を計算する仕組みを示す図である。
画像情報ファイル132と、格子ファイル113(破線内格子部分)が重ね合わされている。
焼損範囲251と重なりあっている格子ファイル113上の格子(面積の1単位)の個数と、縮尺208(図2)に基づいて焼損面積が計算される。マス目の一部のみが重なりあう場合もあるが、マス目を十分小さくすることにより精度を上げることは可能である。図7は、焼損面積を計算する仕組みを説明するためのものであるが、必ず画面に出力されなければならないものではない。
(修正画面45)
図8は、本実施形態に係る修正画面45の一例を示す図である。修正画面45は、消防署端末装置4の画面装置を介して出力される画面である。
災害番号欄261には災害番号が、住所欄262には住所が記載されている。
図面欄263には、図面(ドットファイルも格子ファイルも重ね合わされていないが、画像情報ファイルが重ね合わされている)が表示されている。図面には、縮尺264が付されている。住居情報欄265には、敷地面積、建物面積、構造及び居住者が表示されている。入力情報欄266には、死亡人数、重症人数、総焼損面積、各階焼損面積及び種別が表示されている。入力情報欄266の下部に修正情報入力欄267が空欄として表示されている。
ユーザは、修正画面45に表示されている入力情報欄266の情報を確認し、当該情報を修正する場合は、修正情報入力欄267に対し入力装置を介して修正後の数値を入力する。
以下、本実施形態に係る処理手順を説明する。処理手順は、現場端末装置3を介して行われる「現場処理手順」及び、消防署端末装置4を介して行われる「修正処理手順」の2つに分けられる。「修正処理手順」は、「現場処理手順」が行われたことが前提となっている。
(現場処理手順)
図9は、本実施形態に係る現場処理手順のフローチャートである。
ステップS401において、現場端末装置3は、センタサーバ2に対しログインを要求する。
具体的には、現場端末装置3は、ユーザから入力装置40を介して入力を受け付けたユーザのID、パスワード等の認証情報を、サーバ識別情報42に備えるアドレスによって特定されるセンタサーバ2に対して送信し、ログインを要求する。
ステップS402において、センタサーバ2は、ユーザ認証を行いアクセス許可を出す。
具体的には、ステップS401にて送信された認証情報を受信した後認証し、認証結果を、現場端末装置3に送信する。
ステップS403において、現場端末装置3は、住所等の入力を受け付け、センタサーバ2に送信する。
具体的には、現場端末装置3は、第一に、ユーザによる入力装置40を介しての階数を指定した住所の入力を受け付ける。このとき、ユーザが住居IDを知っている場合は、住居IDの入力を受け付けてもかまわない。これら両者を受け付けてもかまわない。
第二に、「第一」にて受け付けた階数を指定した住所又は住居IDをセンタサーバ2に対して送信する。
ステップS404において、センタサーバ2の図面管理部102は、住居情報管理テーブル111のレコードの選択を受け付ける。
具体的には、図面管理部102は、第一に、ステップS403にて現場端末装置3が送信した階数を指定した住所及び/又は住居IDを受信する。
第二に、「第一」で受信した階数を指定した住所及び/又は住居IDを検索キーとして住居情報管理テーブル111を検索する。
第三に、「第二」における検索の結果、該当したレコード(1つとは限らない)の一覧表を現場端末装置3に送信し、現場端末装置3の入力装置40を介したユーザの選択(選択されるレコードは1つとは限らない)を受け付ける。このとき、該当したレコードが1つであれば、当該1つが選択されたとする。
ステップS405において、イメージ合成部103は、図面ファイル112とドットファイル122とを合成する。
具体的には、第一に、ステップS404の「第三」にて選択を受け付けたレコードの住居IDを検索キーとして、ASHデータテーブル121を検索し、該当したレコードのドットファイルコードを取得する。
第二に、ASHデータベース120を検索し、「第一」にて取得したドットファイルコードを有するドットファイル122を取得し、住居情報管理データベース110を検索し、ステップS404の「第三」にて選択されたレコードの図面ファイルコードを有する図面ファイル112を取得し、当該取得したドットファイル122と図面ファイル112を重ね合わせる(以降、重ね合わせて作成された図面ファイルを「合成図面ファイル」という)。
ステップS406において、データ管理部105は、焼損面積管理テーブル131に新たなレコードを作成する。
具体的には、第一に、ステップS404の「第三」にて選択を受け付けたレコードの住居IDを住居ID欄に有する焼損面積管理テーブル131の新たなレコードを作成する。レコードの個数は、ステップS404の「第三」にて選択を受け付けたレコードの個数分作成する。
第二に、災害番号を採番し、「第一」にて作成した全てのレコードの災害番号欄221に記憶する。
ステップS407において、イメージ合成部103は、合成図面ファイルを現場端末装置3に対して送信する。
具体的には、第一に、ステップS405の「第二」の合成図面ファイルに対し、ステップS404の「第三」にて選択を受け付けたレコードの、住所、敷地面積、建物面積、構造、居住者及び縮尺を付与し、続いて、ステップS406の「第二」にて採番した災害番号を付与する。
第二に、「第一」にて住所等が付与された合成図面ファイルに対し、ステップS404の「第三」にて選択されたレコードの住居IDを付与したうえで、現場端末装置3に対して送信する。
ステップS408において、現場端末装置3は、記入図面44を印刷する。
具体的には、第一に、ステップS407の「第二」にて送信された合成図面ファイルを受信し、主記憶装置33に記憶する。合成図面ファイルに付されている住居IDは、図面識別情報43として記憶する。
第二に、「第一」にて受信した合成図面ファイルに基づいて、記入図面44を、プリンタ38を介して出力する。このとき、プリンタドライバ35は、合成図面ファイルに付されている縮尺に基づいて、用紙に収まるように記入図面44の印刷縮尺を決定する。
このあと、ユーザは、デジタルペン41を用いて記入図面44に対して、図形、文字
及びチェックマークを記入する。
ステップS409において、現場端末装置3は、デジタルペン41による入力情報を受け付ける。
具体的には、第一に、デジタルペン41は、ユーザが記入図面44に対しデジタルペン41を用いて記入した筆跡を読取り、デジタルペン41内の記憶装置(図示せず)に入力情報として記憶する。
第二に、デジタルペン41は、現場端末装置3の主記憶装置33に対して、「第一」にて記憶した入力情報を送信する。当該送信のタイミングは任意である。例えば、記入終了後ユーザからの指示を受けて送信してもよいし、一定の時間の経過後、自動的に送信してもよい。また、入力情報の全てについて1度に送信してもよいし、分割して送信してもよい。
第三に、現場端末装置3は、デジタルペン41から入力された入力情報を受信し、主記憶装置33に記憶する。
ステップS410において、現場端末装置3は、入力情報をセンタサーバ2に送信する。
具体的には、第一に、現場端末装置3は、ステップS409の「第三」にて記憶した入力情報を主記憶装置33から読み出す。
第二に、「第一」にて読み出した入力情報に対して、ステップS408の「第一」において図面識別情報43として記憶していた住居IDを付して、センタサーバ2に対して送信する。
ステップS411において、センタサーバ2のASHアプリケーション101は、入力情報を変換する。
具体的には、センタサーバ2のASHアプリケーション101は、第一に、ステップS410の「第二」にて送信された入力情報につき、ドット付図面欄243、入力情報欄246(死亡人数欄、重症人数欄、自由記入欄、選択ボックス)のいずれの欄に記入された情報であるかを識別する。
第二に、ドット付図面欄243に記入された入力情報を画像情報に変換する。
第三に、入力情報欄246(死亡人数欄、重症人数欄、自由記入欄、選択ボックス)に記入された入力情報を文字情報に変換する。選択ボックスに記入されたチェックマークはその位置に応じて「建物火災」等あらかじめ設定されている文字情報に変換されるものとする。
続いて、データ管理部105は、第四に、「第二」の画像情報に対し画像情報ファイルコードを採番のうえ付与し、ステップS410の「第二」にて付された住居IDを有する焼損面積管理テーブル131の画像情報ファイル欄230に、当該画像情報ファイルコードを記憶する。そして画像情報自体(画像情報ファイル)を焼損面積管理データベース130に記憶する。
第五に、「第三」の文字情報を、ステップS410の「第二」にて付された住居IDを有する焼損面積管理テーブル131の種別欄223、死亡人数欄224、重症人数欄225、自由記入情報欄229に記憶する。
ステップS412において、センタサーバ2は、焼損面積を算出する。
具体的には、焼損面積算出部104は、第一に、焼損面積管理テーブル131を検索し、最初のレコードの、住居IDと画像情報ファイルコードとを取得する。さらに、焼損面積管理データベース130を検索し、当該画像情報ファイルコードを有する画像情報ファイル132を取得する。
第二に、「第一」にて取得した住居IDを検索キーとして住居情報管理テーブル111を検索し、該当したレコードの縮尺を取得する。さらに、住居情報管理データベース110から格子ファイル113を取得する。
第三に、「第一」で取得した画像情報ファイル132と「第二」にて取得した格子ファイル113とを重ね合わせ、焼損範囲251と重なっている格子の個数を数え、当該個数と、「第二」にて取得した縮尺とに基づいて、焼損面積を算出する。
データ管理部105は、第四に、「第一」におけるレコードの対応階数の焼損面積欄227、228に「第三」にて算出した焼損面積を記憶する。そして、各階焼損面積欄227、228の値の合計値を計算し、総焼損面積欄226に記憶する。
「第一」〜「第四」の処理手順は、焼損面積管理テーブル131において、総焼損面積欄226、1階焼損面積欄227、2階焼損面積欄228、・・、n階焼損面積欄のいずれにも数値の記憶されていないレコードがなくなるまで各レコードについて繰り返す。
以上により、焼損面積管理テーブル131のレコードが完成することになる。
以上で、現場処理手順は終了する。
(修正処理手順)
図10は、本実施形態に係る修正処理手順のフローチャートである。
以下の修正処理手順の説明において、消防署端末装置4を構成するハードウエア等に付した符号(入力装置「40」等)は、図1において現場端末装置3を構成するハードウエア等に付した符号と同じである。これは、前記の通り消防署端末装置4と現場端末装置3とが、デジタルペン41及びデジタルペンインタフェース32を除いて、同様の構成を有していることに起因する。当然ながら、当該符号は、修正処理手順の説明においては消防署端末装置4の構成を示すものである。
ステップS501において、消防署端末装置4は、センタサーバ2に対しログインを要求する。
具体的には、消防署端末装置4は、ユーザから入力装置40を介して入力を受け付けたユーザのID、パスワード等の認証情報を、サーバ識別情報42に備えるアドレスによって特定されるセンタサーバ2に対して送信し、ログインを要求する。
ステップS502において、センタサーバ2は、ユーザ認証を行いアクセス許可を出す。
具体的には、ステップS501にて送信された認証情報を受信した後認証し、認証結果を、消防署端末装置4に送信する。
ステップS503において、消防署端末装置4は、住所等の入力を受け付け、センタサーバ2に送信する。
具体的には、消防署端末装置4は、第一に、ユーザによる入力装置40を介しての階数を指定した住所の入力を受け付ける。このとき、ユーザが住居IDを知っている場合は、住居IDの入力を受け付けてもかまわない。これら両者を受け付けてもかまわない。
第二に、「第一」にて受け付けた階数を指定した住所及び/又は住居IDをセンタサーバ2に対して送信する。
ステップS504において、センタサーバ2のデータ管理部105は、焼損面積管理テーブル131を検索する。
具体的には、第一に、ステップS503の「第二」で階数を指定した住所のみが送信された場合は、当該階数と住所を検索キーとして、住居情報管理テーブル111を検索し、該当したテーブルの住居IDを取得する。
第二に、ステップS503の「第二」で送信された住居IDまたは、ステップS504の「第一」にて取得した住居IDを検索キーとして、焼損面積管理テーブル131を検索し、該当したレコードを全て取得する。
ステップS505において、データ管理部105は、焼損面積管理テーブル131のレコード一覧を送信する。
具体的には、ステップS504の「第二」にて取得したレコードを一覧表の形式で消防署端末装置4に送信する。
ステップS506において、消防署端末装置4は、災害番号の選択を受け付ける。
具体的には、第一に、ステップS505にて送信された一覧表形式のレコードを画面装置39に表示する。
第二に、ユーザが入力装置40を介して「第一」にて表示されたレコードを選択するのを受け付ける。
第三に、「第二」にて選択されたレコードの災害番号をセンタサーバ2に対して送信する。
ステップS507において、センタサーバ2のデータ管理部105は、焼損面積管理テーブル131のレコードの情報を取得する。
具体的には、第一に、ステップS506の「第三」にて送信された災害番号を受信し、当該災害番号を検索キーとして焼損面積管理テーブル131を検索し、該当したすべてのレコードの、災害番号、住居ID、死亡人数、重症人数、総焼損面積、各階焼損面積及び画像情報ファイルコードを取得する。
第二に、焼損面積管理データベース130を検索し、「第一」にて取得した画像情報ファイルコードを有する画像情報ファイル132を取得する。
ステップS508において、センタサーバ2の画面表示作成部106は、住居情報管理テーブル111のレコードの情報を取得する。
具体的には、第一に、ステップS507の「第一」にて取得した住居IDを検索キーとして、住居情報管理テーブル111を検索し、該当したすべてのレコードの住所、敷地面積、建物面積、構造、居住者、図面ファイルコード、及び縮尺を取得する。
第二に、住居情報管理データベース110を検索し、「第一」にて取得した図面ファイルコードを有する図面ファイル112を取得する。
ステップS509において、センタサーバ2の画面表示作成部106は、表示ファイルを作成する。
具体的には、第一に、ステップS508の「第二」にて取得した図面ファイル112に対し、ステップS507の「第二」にて取得した画像情報ファイル132を重ね合わせ、表示ファイルとする。
第二に、「第一」の表示ファイルの余白部分に、ステップS508の「第一」にて取得した住所、敷地面積、建物面積、構造、居住者、縮尺、及び、ステップS507の「第一」にて取得した災害番号、住居ID、死亡人数、重症人数、総焼損面積、各階焼損面積を記憶する。
第三に、「第一」の表示ファイルの余白部分に、さらに、修正情報入力欄267を付加し、表示ファイルを完成させる。修正情報入力欄267には、修正後の死亡人数、重症人数、総焼損面積、修正階数、修正面積、種別を入力する欄を設けるものとする。
なお、表示ファイルは、焼損面積管理テーブル131のレコード毎に作成される。
ステップS510において、センタサーバ2の画面表示作成部106は、表示ファイルを送信する。
具体的には、ステップS509の「第三」にて完成された表示ファイルを、ステップS507の「第一」にて取得した住居IDを付したうえで消防署端末装置4に対して送信する。
ステップS511において、消防署端末装置4は、表示ファイルを画面に表示する。
具体的には、第一に、ステップS510にて送信された表示ファイルを受信する。このとき、表示ファイルに付されている住居IDを、図面識別情報43として主記憶装置33に記憶する。
第二に、「第一」にて受信した表示ファイルを画面装置39を介して、修正画面45として表示する。
ステップS512において、消防署端末装置4は、修正情報の入力を受け付ける。
具体的には、第一に、修正画面45に表示された死亡人数、重症人数、総焼損面積、各階焼損面積、種別の少なくとも1つ以上を修正する必要がある場合は、修正情報入力欄267の該当する欄にユーザによる修正後の情報(修正情報)の入力を入力装置40を介して受け付ける。修正する必要がない場合は何もしない。
第二に、ユーザによる画面上の送信ボタン268の押下を受け付け、「第一」にて受け付けた修正情報をセンタサーバ2に送信する。このとき、ステップS511の「第一」にて主記憶装置33に記憶した住居IDを読み出して、当該修正情報に対して付して送信するものとする。
ステップS513において、センタサーバ2のデータ管理部105は、修正情報を登録する。
具体的には、第一に、ステップS512の「第二」にて送信された修正情報を受信し、死亡人数、重症人数、総焼損面積、各階焼損面積、種別のいずれの欄に係る情報であるかを判別する。
第二に、「第一」にて受信した修正情報に付されている住居IDを検索キーとして焼損面積管理テーブル131を検索し、該当したレコードの死亡人数欄224、重症人数欄225、総焼損面積欄226、各階焼損面積欄227、228、種別欄223の値を、「第一」にて判別された修正情報によって更新する。
以上で、修正処理手順は終了する。
本実施形態に係る火災現場情報管理システムの全体構成図である。 本実施形態に係る住居情報管理テーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係るASHデータテーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る焼損面積管理テーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る記入図面(記入前)の一例を示す図である。 本実施形態に係る記入図面(記入後)の一例を示す図である。 本実施形態に係る焼損面積を計算する仕組みを示す図である。 本実施形態に係る修正画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る現場処理手順のフローチャートである。 本実施形態に係る修正処理手順のフローチャートである。
符号の説明
1 火災現場情報管理システム
2 センタサーバ
3 現場端末装置
4 消防署端末装置
10 中央制御装置
11 入力装置
12 出力装置
13 主記憶装置
14 補助記憶装置
15 通信インタフェース
38 プリンタ
39 画面装置
40 入力装置
41 デジタルペン
44 記入図面
45 修正画面
101 ASHアプリケーション
102 図面管理部
103 イメージ合成部
104 焼損面積算出部
105 データ管理部
106 画面表示作成部
110 住居情報管理データベース
111 住居情報管理テーブル
112 図面ファイル
113 格子ファイル
120 ASHデータベース
121 ASHデータテーブル
122 ドットファイル
130 焼損面積管理データベース
131 焼損面積管理テーブル
132 画像情報ファイル

Claims (4)

  1. ユニークなドットパターンが付された用紙を用いて、現場にて書き込まれた情報を通信回線を介して取得して処理する現場情報管理システムであって、
    現場の面積を計測しうる各建物の各階ごとの見取り図と、当該建物の住所情報とが、識別子で識別して登録され
    さらに、単位面積を表す格子の集合である格子ファイルと、前記識別子に関連付けられた前記見取り図の縮尺情報が登録された第1の記憶部と、
    前記用紙に印刷するドットパターンを記憶した第2の記憶部と、
    端末装置から階数を指定した住所情報及び/又は前記識別子が含まれる見取り図の要求情報が送信されると、前記第1の記憶部を参照して、前記要求情報に対応する見取り図を取得するとともに、前記第2の記憶部からドットパターンを取得し、前記取得した見取り図とドットパターンとを合成した合成データを生成する合成データ生成部と、
    前記端末装置にて印刷されたドットパターンが付された見取り図を用いて現場にて書き込まれた情報を、通信回線を介して受信すると、前記第1の記憶部を参照して前記格子ファイルと前記縮尺情報を取得し、前記現場にて書き込まれた情報に対して、前記取得した格子ファイルを重ね合わせたうえで前記取得した縮尺情報に基づいて、前記見取り図に記載された特定の範囲の面積を計算する面積算出部と、
    前記生成した合成データを、端末装置に送信する送信部と、
    を備えたサーバを有し、
    前記端末装置が備えるプリンタにより、前記合成データを印刷して、ドットパターンが付された見取り図を端末装置にて前記用紙として印刷できるようにしたこと、
    を特徴とする現場情報管理システム。
  2. 前記サーバは、
    前記端末装置にて印刷されたドットパターンが付された見取り図を用いて現場にて書き込まれた情報が、前記識別子に関連付けて登録された第3の記憶部と、
    端末装置から前記要求情報が送信されると、前記第1の記憶部を参照して、前記要求情報に対応する見取り図を取得するとともに、前記第3の記憶部から前記要求情報に対応する前記現場にて書き込まれた情報を取得し、前記取得した見取り図と前記現場にて書き込まれた情報を前記端末装置に対して前記送信部を介して送信したうえで前記端末装置の画面装置を介して表示し、前記現場にて書き込まれた情報を修正する必要がある場合は、修正された情報を前記端末装置から受け付ける画像表示作成部を有すること、
    を特徴とする請求項に記載の現場情報管理システム。
  3. ユニークなドットパターンが付された用紙を用いて、現場にて書き込まれた情報を通信回線を介して取得して処理する現場情報管理システムを用いる現場情報管理方法であって、
    前記現場情報管理システムのサーバは、
    現場の面積を計測しうる各建物の各階ごとの見取り図と、当該建物の住所情報とが、識別子で識別して登録され
    さらに、単位面積を表す格子の集合である格子ファイルと、前記識別子に関連付けられた前記見取り図の縮尺情報が登録された第1の記憶部と、
    前記用紙に印刷するドットパターンを記憶した第2の記憶部と、
    端末装置から階数を指定した住所情報及び/又は前記識別子が含まれる見取り図の要求情報が送信されると、前記第1の記憶部を参照して、前記要求情報に対応する見取り図を取得するとともに、前記第2の記憶部からドットパターンを取得し、前記取得した見取り図とドットパターンとを合成した合成データを生成する合成データ生成部と、
    前記端末装置にて印刷されたドットパターンが付された見取り図を用いて現場にて書き込まれた情報を、通信回線を介して受信すると、前記第1の記憶部を参照して前記格子ファイルと前記縮尺情報を取得し、前記現場にて書き込まれた情報に対して、前記取得した格子ファイルを重ね合わせたうえで前記取得した縮尺情報に基づいて、前記見取り図に記載された特定の範囲の面積を計算する面積算出部と、
    前記生成した合成データを、端末装置に送信する送信部と、
    を備え、
    前記端末装置が備えるプリンタにより、前記合成データを前記用紙として印刷して、ドットパターンが付された見取り図を端末装置にて印刷できるようにしたこと、
    を特徴とする現場情報管理方法。
  4. 前記サーバは、
    前記端末装置にて印刷されたドットパターンが付された見取り図を用いて現場にて書き込まれた情報が、前記識別子に関連付けて登録された第3の記憶部と、
    端末装置から前記要求情報が送信されると、前記第1の記憶部を参照して、前記要求情報に対応する見取り図を取得するとともに、前記第3の記憶部から前記要求情報に対応する前記現場にて書き込まれた情報を取得し、前記取得した見取り図と前記現場にて書き込まれた情報を前記端末装置に対して前記送信部を介して送信したうえで前記端末装置の画面装置を介して表示し、前記現場にて書き込まれた情報を修正する必要がある場合は、修正された情報を前記端末装置から受け付ける画像表示作成部を有すること、
    を特徴とする請求項に記載の現場情報管理方法。
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