JP4921541B2 - 運搬容器 - Google Patents
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Description
この発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、収容物が把持孔から荷こぼれするのを防止することができるように構成された運搬容器用グリップカバーを容器本体へ容易に装着及び取外すことができるように構成した運搬容器を提供することにある。
図2(a)、(b)及び図3に示すように、本実施形態の運搬容器としての折り畳み式運搬容器を構成する容器本体11は、合成樹脂により有底長四角箱状に形成されている。この容器本体11は、長四角板状に形成された底壁12と、その底壁12の対向する一側縁に沿って立設された一対の短側壁13と、前記底壁12の対向する他側縁に沿って立設された一対の長側壁14とを備えている。さらに、この折り畳み式運搬容器は、前記容器本体11の対向する一対の短側壁13の内側面に脱着可能に装着される一対のグリップカバー15を備えている。この折り畳み式運搬容器の容器本体11は、一対の短側壁13を底壁12の上面に折り畳んだ後、一対の長側壁14を短側壁13の上面に折り畳むことによって、折り畳み可能に構成されている。
さて、上記のように構成された折り畳み式運搬容器を折り畳む際には、まず、一方の短側壁13の両側方に位置する押圧片43を好ましくは同時に各長側壁14の内側方に押圧する。すると、図5(a)及び(b)に二点鎖線で示されるように、前記押圧された押圧片43の内側面によって、係合突起33の先端部33bが長側壁14の内側方に押圧される。その結果、係合突起33の基端部33aに弾性変形が引き起こされ、係合突起33の先端部33bと係合突部45の係合面45bとの係合状態が解除される。
・ このグリップカバー15は、把持孔26の下方に位置する短側壁13の内側部に配設され、その把持孔26の内側部(開口部)を開閉可能に閉鎖している。さらに、このグリップカバー15には、前記把持孔26の外方から内方に向かって斜め上方に指の挿入をガイドするためのガイド突部53が設けられている。このため、容器本体11内に満載された収容物が把持孔26を通って外部に荷こぼれするのを防止することができる一方で、その把持孔26内に指を容易に挿入することができる。さらに、このグリップカバー15は、容器本体11外部からのゴミの進入を効果的に防止することもできる。
・ 容器本体11の底壁12、短側壁13及び長側壁14の壁面に多数の孔を貫設することによってメッシュ状に形成すること。或いは、容器本体11の底壁12の壁面に多数の孔を貫設することによって、底壁12をメッシュ状に形成すること。或いは、容器本体11の短側壁13及び長側壁14の壁面に多数の孔を貫設することによって、短側壁13及び長側壁14をメッシュ状に形成すること。このように構成した場合、容器本体11内に野菜や果物等の青果物を収容する場合には、その青果物の腐敗を効果的に抑制することができる。
・ ガイド突部53を側面円弧状に膨出するように形成してもよい。
・ グリップカバー15の上端部を延長して形成させること。例えば、容器本体11を把持したときに、指の先端部がグリップカバー15の上端縁よりも低い位置に配置されるように構成すること。このように構成した場合、指の先端部表側(爪の基端部の皮膚)がグリップカバー15の上端部と当接されないようにすることができる。
・ ガイド突部53が設けられた部分(中央部から上端部)を肉厚に形成させてもよい。このように構成した場合でも、肉厚に形成されていないグリップカバー15の中央部を中心に、グリップカバー15を適切に弾性変形させることができる。
・ 例えば添着凹部27を省略し、グリップカバー15の内側面を短側壁13の内側面よりも内側方に位置するように配設してもよい。このように構成した場合でも、収容物が把持孔26から荷こぼれするのを防止することができるとともに、把持孔26内に指を容易に挿入させることができる。
・ 前記グリップカバーは、前記ガイド部の上端部を円弧状に形成したことを特徴とする運搬容器。このように構成した場合、把持孔内に挿入される指を容易にガイドすることができる。
・ 前記ガイド部の外側部を把持孔内に収容するように構成したことを特徴とする運搬容器。このように構成した場合、把持孔内に指を容易に挿入することができる。
・ 前記グリップカバーは、弾性変形可能な合成樹脂によって構成したことを特徴とする運搬容器。
・ 底壁と、その底壁の周縁に沿って立設され、少なくとも対向する一対の把持孔を有する側壁とから構成される容器本体と、前記把持孔を有する側壁に配設されて前記把持孔を開閉可能にするグリップカバーとを備える運搬容器であって、前記グリップカバーは、前記把持孔の下端部又はその把持孔の下方に位置する側壁の内側部に配設され、前記把持孔の内側部を開閉可能に閉鎖するとともに、前記把持孔の外方から内方に向かって斜め上方に指の挿入をガイドするためのガイド部を設けたことを特徴とする運搬容器。
Claims (1)
- 底壁と、その底壁の周縁に沿って立設され、少なくとも対向する一対の把持孔を有する側壁とから構成される合成樹脂製の容器本体と、前記把持孔を有する側壁に配設されて前記把持孔を開閉可能にする合成樹脂製のグリップカバーとを備える運搬容器であって、
前記容器本体には、前記把持孔の周囲に位置する側壁の内側面に添着凹部が形成され、前記グリップカバーは、前記側壁の内側面と面一又はその内側面よりも外側方に位置するように前記側壁の内側面の前記添着凹部に着脱可能に配設されることを特徴とする運搬容器。
Priority Applications (1)
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JP2009269766A JP4921541B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 運搬容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009269766A JP4921541B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 運搬容器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000256210A Division JP4531951B2 (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 運搬容器 |
Publications (2)
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JP2010070264A JP2010070264A (ja) | 2010-04-02 |
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Family
ID=42202426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009269766A Expired - Lifetime JP4921541B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 運搬容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4921541B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6206956B2 (ja) * | 2013-09-06 | 2017-10-04 | 三甲株式会社 | コンテナー |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5114134A (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-04 | Fujikura Ltd | Kinzokumetsukiteepuno seizohoho |
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2009
- 2009-11-27 JP JP2009269766A patent/JP4921541B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2010070264A (ja) | 2010-04-02 |
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