JP4921080B2 - メモリ制御回路及びメモリ制御方法 - Google Patents

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本発明はメモリ制御回路及びメモリ制御方法に関する。特に、EMI(電磁妨害) 、同時スイッチングノイズ(SSO)を抑制するために用いて好適な技術に関する。
近年、半導体プロセスの向上により、LSIの集積度、動作周波数は飛躍的に向上し、このLSIを使用した機器の処理能力も飛躍的に向上している。動作周波数の向上により、LSIの電磁放射も大きくなり、EMI(electro magnetic interference)の対策が困難になってきている。LSIの動作周波数が高くなると、クロック信号に含まれる高周波での高調波成分が大きくなり、高調波成分の放射が増大する。
EMI対策として、スペクトラム拡散クロックジェネレータ、SSCG(Spread Spectrum Clock Generator)が使用されている。SSCGは、LSIのクロック周波数をわずかに変動させて発振させる(周波数変調)ことによって、EMIのピークを低く抑える働きをする。また、LSIの動作周波数の向上に伴い、その信号の品質、いわゆるシグナル・インテグリティーをいかに確保するかが重要になってきている。
ところで、LSIチップ上のトランジスタがスイッチングすると、電源/グラウンド配線に高周波電流が流れる結果、電源/グラウンド配線に雑音が発生する。いわゆる電源バウンス、グラウンド・バウンスである。
このノイズは、スイッチングするトランジスタの数に比例して大きくなる。LSIチップに集積した数多くのトランジスタが同時にスイッチングすることによって生じる大きな電源バウンス、グラウンド・バウンスを同時スイッチグノイズ(SSOノイズ)と呼んでいる。
LSIの動作周波数と集積度の向上により、ノイズは増加しているが、その一方で、LSI電源電圧低下と動作周波数の向上によりノイズマージンが減少しており、ノイズ対策が重要課題となってきている。前記のようなノイズ及びEMIを有効に低減するための技術として、特許文献1には「メモリアクセス信号生成回路」が提案されている。
特開2004―213563号公報
前記特許文献1に記載の「メモリアクセス信号生成回路」においては、デジタル信号の遷移を検出しその信号を遅延させた場合は、同時に遷移を検出した次段のデジタル信号を遅延させないよう制御している。更に、同時に遷移を検出した次段のデジタル信号を遅延させるよう制御することにより、アドレスまたはデータ信号等のデジタル信号で発生する同時スイッチング数を常に1/2に制御する。ことにより、消費電力、ノイズ及びEMIを適切に低減できるようにしている。
しかしながら、前記特許文献1に記載の「メモリアクセス信号生成回路」の場合には、メモリリード、ライト時のデータ切り替え回数を低減する工夫が施されていなかった。このため、データ切り替え回数が多くなるとノイズが大きくなり、本ノイズによる動作マージン低減が問題となっていた。
本発明は前述の問題点に鑑み、メモリチップ、メモリモジュールの書き込み、読み出し時のデータ切り替えに伴うノイズを削減できるようにすることを目的としている。
本発明のメモリ制御回路は、複数個のバーストから成るライトデータをメモリに書き込む制御を行うとともに、前記メモリに書き込まれたデータを読み出す制御を行うメモリ制御回路であって、前記バーストの順番を並べ替えてn種類のライトデータを生成するライトデータ生成手段と、前記ライトデータ生成手段によって生成されたn種類のライトデータの中から、メモリに書き込む際のデータ切り替え回数が前記バーストの順番を並べ替える前よりも少ないライトデータを選択するライトデータ選択手段と、前記ライトデータ選択手段によって選択されたライトデータのバースト並び順を冗長ビットにエンコードするエンコード手段と、前記ライトデータ選択手段によって選択されたライトデータと、前記エンコード手段によってエンコードされた冗長ビットとを前記メモリに書き込む書き込み手段と、前記書き込み手段によって書き込まれたライトデータと冗長ビットとを前記メモリから読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段によって読み出された冗長ビットをデコードするデコード手段と、前記デコード手段のデコーダ結果に従って、前記読み出し手段によって前記メモリから読み出されたリードデータのバースト並び順を検出するバースト並び順検出手段と、前記バースト並び順検出手段の検出結果に従って前記リードデータのバースト並び順を並べ替えて前記並び替えを行う前のバーストの順番となるように復元するデータ復元手段とを有することを特徴とする。
本発明のメモリ制御方法は、複数個のバーストから成るライトデータをメモリに書き込む制御を行うとともに、前記メモリに書き込まれたデータを読み出す制御を行うメモリ制御方法であって、前記バーストの順番を並べ替えてn種類のライトデータを生成するライトデータ生成工程と、前記ライトデータ生成工程において生成されたn種類のライトデータの中から、メモリに書き込む際のデータ切り替え回数が前記バーストの順番を並べ替える前よりも少ないライトデータを選択するライトデータ選択工程と、前記ライトデータ選択工程において選択されたライトデータのバースト並び順を冗長ビットにエンコードするエンコード工程と、前記ライトデータ選択工程において選択されたライトデータと、前記エンコード工程においてエンコードされた冗長ビットとを前記メモリに書き込む書き込み工程と、前記書き込み工程において書き込まれたライトデータと冗長ビットとを前記メモリから読み出す読み出し工程と、前記読み出し工程において読み出された冗長ビットをデコードするデコード工程と、前記デコード工程におけるデコーダ結果に従って、前記読み出し工程において前記メモリから読み出されたリードデータのバースト並び順を検出するバースト並び順検出工程と、前記バースト並び順検出工程における検出結果に従って前記リードデータのバースト並び順を並べ替えて前記並び替えを行う前のバーストの順番となるように復元するデータ復元工程とを有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、複数個のバーストから成るライトデータをメモリに書き込む制御を行うとともに、前記メモリに書き込まれたデータを読み出す制御を行うメモリ制御手順をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記バーストの順番を並べ替えてn種類のライトデータを生成するライトデータ生成手順と、前記ライトデータ生成手順において生成されたn種類のライトデータの中から、メモリに書き込む際のデータ切り替え回数が前記バーストの順番を並べ替える前よりも少ないライトデータを選択するライトデータ選択手順と、前記ライトデータ選択手順において選択されたライトデータのバースト並び順を冗長ビットにエンコードするエンコード手順と、前記ライトデータ選択手順において選択されたライトデータと、前記エンコード手順においてエンコードされた冗長ビットとを前記メモリに書き込む書き込み手順と、前記書き込み手順において書き込まれたライトデータと冗長ビットとを前記メモリから読み出す読み出し手順と、前記読み出し手順において読み出された冗長ビットをデコードするデコード手順工程と、前記デコード手順におけるデコーダ結果に従って、前記読み出し手順において前記メモリから読み出されたリードデータのバースト並び順を検出するバースト並び順検出手順と、前記バースト並び順検出手順における検出結果に従って前記リードデータのバースト並び順を並べ替えて前記並び替えを行う前のバーストの順番となるように復元するデータ復元手順とをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、メモリリード、ライト時のデータ切り替え回数を低減することでEMIノイズ、SSOノイズの低減することができる。また、切り替え回数低減により、メモリリードライト時の消費電力を低減することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳述する。
まず、本発明の第1の実施形態に係るメモリシステムについて説明する。
図1は、本実施形態に係るメモリシステムについて説明する図である
図1において、2000はメモリコントローラ、2100はメモリである。メモリコントローラ2000はバスインターフェース2010、コマンド生成回路2040、ライトデータ生成回路2030、リードデータ受信回路2020より構成されている。
ライトデータ生成回路2030は、ライトデータバッファ2033、データ判定部2031、エンコード部2032より構成されている。また、リードデータ受信回路2020はリードデータバッファ2021、データ並び替え制御回路2022、デコード部2023から構成されている。
システムバスからライト要求を受け取ったメモリコントローラ2000は、バスインターフェース2010でバスプロトコルに応じてコマンド、ライトデータを生成する。そして、コマンドはコマンド生成回路2040に送信し、ライトデータはライトデータ生成回路2030に送信する。
コマンド生成回路2040は、受け取ったコマンドをメモリコマンドに変換する。ライトデータ生成回路2030は、受信したライトデータをライトデータバッファ2033に書き込む。ライトデータバッファ2033内に書き込まれたライトデータは、データ判定部2031で並び替えの順序を判定される。データ判定部2031の判定結果をエンコード部2032でエンコードする。次に、データ判定部2031とエンコード部2032の出力結果により、メモリ2100に書き込むメモリライトデータを生成する。
一方、リード時には、デコード部2023のデコード結果を元にデータ並び替え制御回路2022でデータの並び替えを行う。リードデータバッファ2021はデータ並び替え後のデータを保持し、バスインターフェース2010を介して、システムバスにリードデータを送信する。
次に、図2を用いてデータ判定部2031について説明する。
本実施形態のデータ判定部2031は、データ並び替え部0〜n(110−0〜110−n)、データ切り替わりカウント部0〜n(120−0〜120−n)、最小値判定回路130、データ選択回路140等により構成されている。
本実施形態では、バースト長4を使用して説明する。ライトデータバッファ2033内のライトデータは、バースト0〜バースト3(101〜104)のデータに各々分割される。バースト0〜バースト3(101〜104)のデータは、並び替え部0〜n(110−0〜110−n)で各並び替えパターンに基づきデータの並び替えが行われる。
データ並び替え後のデータは、切り替わりカウント部0〜n(120−0〜120−n)に入力され、各データパターンの切り替わり回数が出力される。最小値判定回路130は、データ切り替わりカウント部0〜n(120−0〜120−n)の出力の最小値を判定し、判定結果をエンコード部(エンコーダ)2032、データ選択回路140に出力する。データ選択回路140の選択結果をメモリライトデータの一部として出力する。
次に、図3を用いて、データ並び替えの具体例を示す。本実施形態では、バースト長4、データ8ビット幅を使用して説明する。また、ライトデータが「FF→0F→F0→FF」の場合を使用して説明する。
並び替え0(0→1→2→3、データの並び替えをしない)の場合、バースト0〜バースト1の間に4ビット、バースト1〜バースト2の間に8ビット、バースト2〜バースト3の間に4ビットのデータが切り替わる。これをまとめると、1バースト中にデータの切り替わりが16回発生する。
次に、並び替え1(バースト1→バースト0→バースト3→バースト2の順の並び替えを行う)の場合、各バースト間で、4ビット、0ビット、4ビットのデータ切り替わりが発生し、トータルで8ビットの切り替わりが発生する。同様に、並び替え2は、12ビットの切り替えが発生する。データ切り替え回数が最小となるのは、並び替え1のパターンであり、本データ並び替え結果をエンコードした「0011」がメモリライトデータに付加される。
図4にタイミングチャートの一例を示す。図4において、DQSはデータストローブ、DQはデータ信号、DQMはデータマスク信号を示している。従来例(本実施形態を適用していない例)ではライトデータをそのまま、DQに出力していた。それに対して、本実施形態においてはDQ冗長ビットを用いてエンコード結果を送信し、かつ、データ並び替え結果を通常のDQで転送を行っている。
これにより、メモリリード及びライト時に行うデータ切り替え回数を低減することが可能となり、EMIノイズ、SSOノイズを低減することができる。また、切り替え回数を低減することにより、メモリリード及びライトを行うことにより消費される電力を低減することができる。
次に、図10を参照しながらメモリ制御手順の一例を説明する。
先ず、最初のステップS101において、ライトデータバッファ2033内のライトデータのバースト順番を並び替えてn種類のライトデータを生成する。
次に、ステップS102において、各ライトデータにおけるデータパターンの切り替わり回数を検出する。次に、ステップS103においてデータ切り替わり回数が最も少ないライトデータを選択する。
次に、ステップS104において、ステップS103において選択されたライトデータのバースト並び順を冗長ビットにエンコードする。このエンコードは、前述したように例えば、4ビットで符号化される。そして、エンコードした冗長ビットがライトデータに付加される。次に、ステップS105において、前記選択されたライトデータと、前記エンコードされた冗長ビットとを前記メモリ2100に書き込む。
次に、ステップS106に進み、前述のようにしてメモリ2100に書き込まれたライトデータと冗長ビットとを前記メモリから読み出す。次に、ステップS107に進み、読み出された冗長ビットをデコードする。次に、ステップS108に進み、ステップS107で行われたデコーダ結果に従って、メモリ2100から読み出されたリードデータのバースト並び順を検出する。
次に、ステップS109に進み、バースト並び順検出結果に従って、メモリ2100から読み出されたリードデータのバースト並び順を並べ替えて、前記並び替えを行う前のバーストの順番となるようにリードデータを復元する。
本実施形態のメモリ制御方法は、前述したようにして、メモリ2100に書き込む際のデータ切り替え回数が最も少なくなるように、バーストの順番を並べ替えてライトデータを生成する。これにより、メモリ2100に書き込む際のノイズ、及びメモリ2100から読み出す際のノイズを低減することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るメモリシステムについて説明する。
図5は、本実施形態に係るメモリシステムについて説明する図である
3000はメモリコントローラ、3100はメモリである。メモリコントローラ3000は、バスインターフェース3010、コマンド生成回路3040、ライトデータ生成回路3030、リードデータ受信回路3020等より構成されている。
ライトデータ生成回路3030は、ライトデータバッファ3033、データ判定部3031、エンコード部3032、データ固定制御部3034等により構成されている。また、リードデータ受信回路3020は、リードデータバッファ3021、リードデータ選択部3022、デコード部3023等から構成されている。
システムバスからライト要求を受け取ったメモリコントローラ3000は、バスインターフェース3010でバスプロトコルに応じてコマンド、ライトデータを生成する。そして、コマンドはコマンド生成回路3040、ライトデータはライトデータ生成回路3030に送信される。
コマンド生成回路3040は、受け取ったコマンドをメモリコマンドに変換する。ライトデータ生成回路3030は、受信したライトデータをライトデータバッファ3033に書き込む。ライトデータバッファ3033内のライトデータは、データ判定部3031でライトデータが特定パターンと一致するかを判定する。データ判定部3031の判定結果をエンコード部3032でエンコードする。
また、データ固定制御部3034は、データ判定部3031に応じてメモリにライトするデータを固定する。データ固定制御部3034とエンコード部3032の出力結果により、メモリライトデータが生成される。
リード時には、デコード部3023でメモリリードデータをデコードし、特定パターンと一致しているか判定する。リードデータ選択部3022で一致している場合には、リードデータを特定パターンに変更し、リードデータバッファ3021に送信する。リードデータバッファ3021はデータ並び替え後のデータを保持し、バスインターフェース3010を介して、システムバスにリードデータを送信する。
次に、図6を用いてデータ判定部3031について説明する。
データ判定部3031は、データ比較回路(210−0〜210−n)、データパターン保持回路220、データヒットフラグ生成回路230等より構成されている。本実施形態では、バースト長4を使用して説明する。
ライトデータバッファ3033内のライトデータは、バースト0〜バースト3(201〜204)のデータに分割できる。バースト0〜バースト3のデータは、データ比較回路(210−0〜210−n)で各データパターンとの比較が行われる。データ比較結果はエンコー部3032に送信され、エンコードされる。また、比較結果は演算されヒットフラグが生成され、データ固定制御部3034に送信される。
データ固定制御部3034は、ヒットフラグが「1」の場合、ライトデータを固定し、それ以外の場合には、ライトデータをそのまま、メモリライトデータの一部として出力する。
次に、図7及び図10を用いて、データ固定の具体的な処理手順の一例を説明する。本実施形態では、バースト長4、データ8ビット幅を使用して説明する。
先ず、ステップS101において、ライトデータを、パターン0〜パターンnと比較する。図7に示したように、ライトデータが「FF→00→FF→00」の場合、パターン1に一致するため、データ判定部3031は、ヒット1とヒットフラグが「1」となる。エンコード部3032は、ヒット0〜nの結果を元に「0010」をエンコードする。また、データ固定制御部3034は、ヒットフラグが立っているため、データを「0」に固定して送信する。なお、パターン0〜パターンnは、データの切り替え回数の多いパターンである。
また、ライトデータが「00→01→02→03」の場合、パターンに一致しないので、エンコード部3032は「0000」を出力し、データ固定制御部3034はライトデータをそのまま、メモリライトデータとして出力する。
次に、図8にタイミングチャートを示す。従来例(本実施形態を適用していない例)ではライトデータをそのまま、DQに出力していたのに対して、DQ冗長ビットを用いてエンコード結果を送信し、かつ、データ固定結果を通常のDQで転送を行っている。A0へのライトの場合、アクセスパターンに一致するため、DQ[7:0]は「0」に固定され、DQ冗長ビットにエンコードされた結果が送信される。A1へのライト時には、アクセスパターンに一致せず、ライトデータがそのまま、DQ[7:0]に出力され、DQ冗長ビットは「0000」となる。
次に、図9を用いて、リードデータ選択部3022について説明する。
リードデータ選択部3022は、データパターン選択回路310及びデータパターン保持回路320より構成されている。本実施形態ではデータパターン保持回路220、320をリード、ライト個別に設けたが、同一のデータを保持するため共用も可能である。デコード部3023からのデコード結果に基づき、リードデータを選択する。
デコード結果が「0000」の場合、図7より特定パターンに該当しないため、メモリリードデータがそのまま、リードバッファに出力される。また、デコード結果により特定パターンに一致した場合、データパターン保持回路320からのデータが選択される。
以上、説明した手順により、本実施形態のメモリシステムにおいては、データの切り替え回数を削減することができ、メモリチップ、メモリモジュールの書き込み、読み出し時のデータ切り替えに伴うノイズを削減することができる。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態におけるメモリ制御回路を構成する各手段、並びにメモリ制御方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図10に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接されてもよい。あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどである。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)なども含む。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのものをダウンロードすることによっても供給できる。もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明のメモリコントローラの第1の実施形態の構成を示す図である。 第1の実施形態のデータ判定部の構成を示す図である。 第1の実施形態におけるデータ順序の入れ替え例を示す図である。 第1の実施形態におけるライト時のメモリインターフェースの動作タイミングを示す図である。 本発明のメモリコントローラの第2の実施形態の構成を示す図である。 第2の実施形態のデータ判定部の構成を示す図である。 第2の実施形態におけるデータパターン比較例を示す図である。 第2の実施形態におけるライト時のメモリインターフェースの動作タイミングを示す図である。 第2の実施形態におけるリードデータ復元回路の構成を示す図である。 データをメモリに書き込むとき、及びメモリからデータを読み出すときの処理手順の一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
2000 メモリコントローラ
2100 メモリ
2010 バスインターフェース
2020 リードデータ受信回路
2030 ライトデータ生成回路
2040 コマンド生成回路
2021 リードデータバッファ
2022 データ並び替え制御回路
2023 デコード部
2031 データ判定部
2032 エンコード部
2033 ライトデータバッファ回路

Claims (5)

  1. 複数個のバーストから成るライトデータをメモリに書き込む制御を行うとともに、前記メモリに書き込まれたデータを読み出す制御を行うメモリ制御回路であって、
    前記バーストの順番を並べ替えてn種類のライトデータを生成するライトデータ生成手段と、
    前記ライトデータ生成手段によって生成されたn種類のライトデータの中から、メモリに書き込む際のデータ切り替え回数が前記バーストの順番を並べ替える前よりも少ないライトデータを選択するライトデータ選択手段と、
    前記ライトデータ選択手段によって選択されたライトデータのバースト並び順を冗長ビットにエンコードするエンコード手段と、
    前記ライトデータ選択手段によって選択されたライトデータと、前記エンコード手段によってエンコードされた冗長ビットとを前記メモリに書き込む書き込み手段と、
    前記書き込み手段によって書き込まれたライトデータと冗長ビットとを前記メモリから読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段によって読み出された冗長ビットをデコードするデコード手段と、
    前記デコード手段のデコーダ結果に従って、前記読み出し手段によって前記メモリから読み出されたリードデータのバースト並び順を検出するバースト並び順検出手段と、
    前記バースト並び順検出手段の検出結果に従って前記リードデータのバースト並び順を並べ替えて前記並び替えを行う前のバーストの順番となるように復元するデータ復元手段とを有することを特徴とするメモリ制御回路。
  2. 前記ライトデータ選択手段は、前記ライトデータの切り替え回数が最小となるように前記バーストの順番が並べ替えられたライトデータを選択することを特徴とする請求項1に記載のメモリ制御回路。
  3. 複数個のバーストから成るライトデータをメモリに書き込む制御を行うとともに、前記メモリに書き込まれたデータを読み出す制御を行うメモリ制御回路であって、
    前記バーストと所定のデータパターンとを比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果を冗長ビットにエンコードするエンコード手段と、
    前記比較手段の比較により前記バーストが前記所定のデータパターンと一致しなかった場合、前記バーストをそのまま、ライトデータの一部として、一方、前記比較手段の比較により前記バーストが前記所定のデータパターンと一致した場合、前記所定のデータパターンと一致した前記バーストに代えて、固定の値のライトデータを、ライトデータの一部として出力するデータ固定制御手段と、
    前記データ固定制御手段によって出力されたライトデータの一部と、前記エンコード手段によってエンコードされた冗長ビットとを前記メモリに書き込む書き込み手段と、
    前記書き込み手段によって書き込まれたライトデータと冗長ビットとを前記メモリから読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段によって読み出された冗長ビットをデコードするデコード手段と、
    前記デコード手段のデコード結果に従って、前記読み出し手段によって読み出されたライトデータをリードデータとして出力するか、前記所定のデータパターンをリードデータとして出力するか選択する選択手段とを有することを特徴とするメモリ制御回路。
  4. 複数個のバーストから成るライトデータをメモリに書き込む制御を行うとともに、前記メモリに書き込まれたデータを読み出す制御を行うメモリ制御方法であって、
    前記バーストの順番を並べ替えてn種類のライトデータを生成するライトデータ生成工程と、
    前記ライトデータ生成工程において生成されたn種類のライトデータの中から、メモリに書き込む際のデータ切り替え回数が前記バーストの順番を並べ替える前よりも少ないライトデータを選択するライトデータ選択工程と、
    前記ライトデータ選択工程において選択されたライトデータのバースト並び順を冗長ビットにエンコードするエンコード工程と、
    前記ライトデータ選択工程において選択されたライトデータと、前記エンコード工程においてエンコードされた冗長ビットとを前記メモリに書き込む書き込み工程と、
    前記書き込み工程において書き込まれたライトデータと冗長ビットとを前記メモリから読み出す読み出し工程と、
    前記読み出し工程において読み出された冗長ビットをデコードするデコード工程と、
    前記デコード工程におけるデコーダ結果に従って、前記読み出し工程において前記メモリから読み出されたリードデータのバースト並び順を検出するバースト並び順検出工程と、
    前記バースト並び順検出工程における検出結果に従って前記リードデータのバースト並び順を並べ替えて前記並び替えを行う前のバーストの順番となるように復元するデータ復元工程とを有することを特徴とするメモリ制御方法。
  5. 複数個のバーストから成るライトデータをメモリに書き込む制御を行うとともに、前記メモリに書き込まれたデータを読み出す制御を行うメモリ制御手順をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記バーストの順番を並べ替えてn種類のライトデータを生成するライトデータ生成手順と、
    前記ライトデータ生成手順において生成されたn種類のライトデータの中から、メモリに書き込む際のデータ切り替え回数が前記バーストの順番を並べ替える前よりも少ないライトデータを選択するライトデータ選択手順と、
    前記ライトデータ選択手順において選択されたライトデータのバースト並び順を冗長ビットにエンコードするエンコード手順と、
    前記ライトデータ選択手順において選択されたライトデータと、前記エンコード手順においてエンコードされた冗長ビットとを前記メモリに書き込む書き込み手順と、
    前記書き込み手順において書き込まれたライトデータと冗長ビットとを前記メモリから読み出す読み出し手順と、
    前記読み出し手順において読み出された冗長ビットをデコードするデコード手順工程と、
    前記デコード手順におけるデコーダ結果に従って、前記読み出し手順において前記メモリから読み出されたリードデータのバースト並び順を検出するバースト並び順検出手順と、
    前記バースト並び順検出手順における検出結果に従って前記リードデータのバースト並び順を並べ替えて前記並び替えを行う前のバーストの順番となるように復元するデータ復元手順とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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