JP4919824B2 - 緩衝装置及びこれを備えるテレビ装置 - Google Patents

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Description

本発明は段ボール箱等の箱体に収容して包装される電気機器などの被包装物に外部から加わる力を緩衝するための緩衝装置、及びこれを備えるテレビ装置に関する。
薄型テレビ等の電気機器を段ボール箱に収容して包装する場合、電気機器の下部外面と段ボール箱の下部内面との間、及び電気機器の上部外面と段ボール箱の上部内面との間に複数の緩衝体を配置し、外部から段ボール箱を経て電気機器に加わる力を緩衝するように構成されている。
図15は従来のテレビ装置、及びこれに用いられる緩衝装置の構成を示す斜視図である。比較的大形の薄型テレビを備えるテレビ装置にあっては、薄型液晶テレビ100の上両端部及び上中央部と直方体をなす段ボール箱101の上部内面との間に二つの端緩衝体102,103、中央緩衝体104が配置されている。二つの端緩衝体102,103は薄型液晶テレビ100の角部が嵌入される断面L字形の凹所が内側に設けられているため、段ボール箱101内で横方向への移動は規制される。また、中央緩衝体104は薄型液晶テレビ100の横方向中央部が嵌入される断面U字形の凹所が設けられているに過ぎないため、段ボール箱101内で横方向へ移動し、位置が安定しない。因って、中央緩衝体104の上面に係止凹部105を設ける一方、段ボール箱101の内形に対応する大きさの段ボール紙の中央部に、前記係止凹部105に嵌入される舌片106を切起し可能に設けてなる移動規制板107を端緩衝体102,103及び中央緩衝体104の上面に載置することにより、移動規制板107の位置を決め、中央緩衝体104が段ボール箱101内で移動するのを規制するように構成されている。
また、電気洗濯機の緩衝装置として、電気洗濯機の上四隅部に嵌合される四つの緩衝体に第1及び第2の鈎部を有する嵌入溝を設ける一方、矩形をなし、長手方向中央部が平面視で<形に折曲げられている段ボール紙の両端部に、二つの緩衝体の嵌入溝に嵌入され、且つ前記第1の鈎部に係止される第3の鈎部及び第2の鈎部に係止される舌片を有する連結板を設けることにより、二つの緩衝体同士を二つの連結板が連結するように構成されたものも知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭61−178882号公報
ところが、図15に示された緩衝装置及びテレビ装置にあっては、段ボール箱101の内形に対応する大きさの移動規制板107を必要とするため、移動規制板107の材料費が高くなり、緩衝装置のコストが増加することになる。また、移動規制板107の舌片106は切起しされているだけであるため、この舌片106の切起し位置が不安定であり、移動規制板107を取付ける際に舌片106を係止凹部105に嵌入し難く、移動規制板107の取付作業性が悪いという問題がある。また、移動規制板107の材料費を低減すべく移動規制板107を細幅に形成した場合、移動規制板107に反りが発生し易くなり、段ボール箱101の上側フラップが閉じられるまで段ボール箱101に対する移動規制板107の位置を維持することが困難になるし、また、舌片106が係止凹部105から抜出すことになり、段ボール箱による薄型テレビの包装作業能率が低下する。
また、特許文献1に記載されている緩衝装置にあっては、比較的細幅の段ボール紙を平面視で<形に折曲げ、該段ボール紙の両端部に鈎部及び舌片が設けられているに過ぎないため、例えば図15に示すように二つの端緩衝体及び中央緩衝体を有する構成において、中央緩衝体の端緩衝体、換言すると段ボール箱に対する移動を規制する場合、連結板の両端部を両手で把持しないことには該両端部を嵌入溝に嵌入することができず、連結板の取付け作業性が悪いし、また、中央緩衝体を位置決めし難いのであり、また、段ボール紙の幅方向両側に鈎部及び舌片が設けられているため、連結板の上下長さ、ひいては連結板が収容される段ボール箱の高さが高くなり、段ボール箱が大形になるという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は略矩形をなす連結板を、幅方向の途中で弾性復元を可能に略V字形に折曲げて二つの折曲板部、及び各折曲板部の長手方向両端部で幅方向へ窪む第1の被係止部を有する構成とし、各緩衝体を、前記各折曲板部の両端部が前記幅方向から嵌入される嵌入孔、及び前記各折曲板部の弾性復元により前記嵌入孔内で前記第1の被係止部を係止し、前記折曲板部の幅方向への移動を阻止する係止凸部を有する構成とすることにより、比較的少ない材料で形成することができる連結板の剛性を高めることができ、該連結板を片手で容易に取付けることができ、しかも、緩衝体を適正位置に容易に位置決めすることができるとともに、位置決め状態を維持することができる緩衝装置を提供することにある。
また、他の目的は前記嵌入孔内で前記係止凸部と並置され、前記各折曲板部の弾性復元を規制する二つの規制部を緩衝体に設けることにより、箱体に対する連結板のガタつきをなくすることができるとともに、緩衝体の位置決め状態をより一層強く維持することができる緩衝装置を提供することにある。
また、他の目的は前記二つの折曲板部の両端部に、前記第1の被係止部より長手方向中央側で、且つ二つの折曲板部の折曲部を欠除してなる第2の被係止部を設け、前記第2の被係止部を係止し、前記連結板の長手方向への移動を阻止する係止部を緩衝体に設けることにより、緩衝体の位置決め状態を一つの連結板により確実に維持することができる緩衝装置を提供することにある。
また、他の目的は略直方体をなす段ボール箱内に薄型テレビと上述の緩衝装置とを収容することにより、連結板を片手で容易に取付けることができることと相俟って段ボール箱による薄型テレビの包装作業能率を向上できるテレビ装置を提供することにある。
本発明に係る緩衝装置は、箱体内に離隔して収容される二つの緩衝体と、略矩形をなし、各緩衝体を連結する連結板とを備える緩衝装置において、前記連結板は、幅方向の途中で弾性復元を可能に略V字形に折曲げられ、略矩形をなす二つの折曲板部、及び各折曲板部の長手方向両端部で幅方向へ窪む第1の被係止部を有し、前記各緩衝体は、前記各折曲板部の端部が該折曲板部夫々の幅方向から嵌入される一つの嵌入孔、及び前記各折曲板部の弾性復元により折曲板部夫々の被係止部を前記一つの嵌入孔内で係止し、前記折曲板部夫々の幅方向への移動を阻止する係止凸部を有することを特徴とする。
この発明にあっては、略矩形をなす二つの折曲板部により連結板が形成されているため、連結板を比較的少ない材料で形成することができ、また、連結板は略V字形に折曲げられているため、連結板の剛性を高めることができ、該連結板を片手で容易に取付けることができる。しかも、連結板の両端部に設けてある第1の被係止部を嵌入孔に嵌入することにより緩衝体を適正位置に容易に位置決めすることができるとともに、折曲板部の弾性復元力により連結板の長手方向への移動、換言すると緩衝体の離隔方向への移動に抵抗を加えることができ、緩衝体の位置決め状態を維持することができる。また、略V字形に折曲げられている連結板の幅寸法を短くでき、連結板が収容される箱体を小形化できる。
また、本発明に係る緩衝装置は、前記緩衝体は、前記嵌入孔内で前記係止凸部と並置され、前記各折曲板部の弾性復元を規制する二つの規制部を有することを特徴とする。
この発明にあっては、各折曲板部の弾性復元を二つの規制部が規制しているため、箱体に対する連結板のガタつきをなくすることができる。しかも、各折曲板部の弾性復元により各折曲板部が規制部に弾圧され、連結板の長手方向への移動、換言すると緩衝体の離隔方向への移動により一層大きい抵抗を加えることができ、緩衝体の位置決め状態をより一層強く維持することができる。
また、本発明に係る緩衝装置は、前記二つの折曲板部の両端部は、前記第1の被係止部より長手方向中央側で、且つ二つの折曲板部の折曲部を欠除してなる第2の被係止部を有し、前記緩衝体は前記第2の被係止部を係止し、前記連結板の長手方向への移動を阻止する係止部を有することを特徴とする。
この発明にあっては、連結板の長手方向への移動、換言すると緩衝体の離隔方向への移動を一つの連結板により確実に阻止することができるため、緩衝体の位置決め状態を一つの連結板により確実に維持することができる。
また、本発明に係るテレビ装置は、略直方体をなす段ボール箱と、該段ボール箱内に収容されている薄型テレビと、該薄型テレビの上部及び前記段ボール箱の上部内面との間に収容される上述した発明の緩衝装置とを備えることを特徴とする。
この発明にあっては、二つの折曲板部により連結板が形成されているため、連結板を比較的少ない材料で形成することができ、また、連結板は略V字形に折曲げられているため、連結板の剛性を高めることができ、該連結板を片手で容易に取付けることができる。しかも、連結板の両端部に設けてある第1の被係止部を嵌入孔に嵌入することにより緩衝体を適正位置に容易に位置決めすることができるとともに、折曲板部の弾性復元力により連結板の長手方向への移動、換言すると緩衝体の離隔方向への移動に抵抗を加えることができ、緩衝体の位置決め状態を維持することができる。従って、連結板を片手で容易に取付けることができることと相俟って段ボール箱による薄型テレビの包装作業能率を向上でき、テレビ装置のコストを低減することができる。また、略V字形に折曲げられている連結板の幅寸法を短くでき、連結板が収容される段ボール箱、ひいてはテレビ装置を小形化できる。
本発明によれば、連結板は略V字形に折曲げられているため、連結板の剛性を高めることができ、該連結板を片手で容易に取付けることができる。しかも、連結板の両端部に設けてある第1の被係止部を嵌入孔に嵌入することにより緩衝体を適正位置に容易に位置決めすることができるとともに、折曲板部の弾性復元力により連結板の長手方向への移動、換言すると緩衝体の離隔方向への移動に抵抗を加えることができ、緩衝体の位置決め状態を維持することができる。また、略V字形に折曲げられている連結板の幅寸法を短くでき、連結板が収容される箱体を小形化できる。
また、本発明によれば、各折曲板部の弾性復元を二つの規制部が規制しているため、箱体に対する連結板のガタつきをなくすることができ、しかも、各折曲板部の弾性復元により各折曲板部が規制部に弾圧され、連結板の長手方向への移動、換言すると緩衝体の離隔方向への移動により一層大きい抵抗を加えることができ、緩衝体の位置決め状態をより一層強く維持することができる。
また、本発明によれば、連結板の長手方向への移動、換言すると緩衝体の離隔方向への移動を一つの連結板により確実に阻止することができるため、緩衝体の位置決め状態を一つの連結板により確実に維持することができる。
また、本発明によれば、連結板を片手で容易に取付けることができることと相俟って段ボール箱による薄型テレビの包装作業能率を向上でき、テレビ装置のコストを低減することができる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係るテレビ装置、及びこれに用いられる緩衝装置の構成を示す斜視図、図2は要部の構成を示す拡大斜視図、図3は緩衝装置の構成を示す斜視図、図4は二つの緩衝体と連結板との関連構成を示す斜視図、図5は連結板が緩衝体の嵌入孔に嵌入されている状態の拡大断面図、図6は図5のVI−VI線の断面図である。
図に示したテレビ装置は上部に開閉が可能な四つのフラップ1a〜1dを有し、略直方体をなす段ボール箱1と、該段ボール箱1内に収容される薄型液晶テレビ2と、該薄型液晶テレビ2の上両端部と段ボール箱1の上部内面との間に配置される二つの端緩衝体3,4と、薄型液晶テレビ2の上中央部と段ボール箱1の上部内面との間に配置される中央緩衝体5と、一方の端緩衝体3及び中央緩衝体5を連結する連結板6とを備える。端緩衝体3,4及び中央緩衝体5は発泡スチロール材を成形してなる。また、段ボール箱1が箱体を構成している。
図7の(a) は連結板の未折曲状態の構成を示す平面図、図7の(b) は連結板の折曲状態の構成を示す正面図である。連結板6は、段ボール紙を略矩形に切断してなり、幅方向中央の折曲部6aで弾性復元を可能に略V字形に折曲げられ、略矩形をなす二つの折曲板部61,61と、各折曲板部61,61の両端部で幅方向へ窪む第1の被係止部62,62、62a,62aと、第1の被係止部62,62、62a,62aより長手方向中央側で、且つ二つの折曲板部61,61の折曲部6aを欠除してなる第2の被係止部63,63aとを有する。尚、連結板6は図7に示すように幅方向中央部に薄肉の折曲部6aを有し、長手方向両端部の幅方向両縁に第1の被係止部62,62、62a,62aを有し、長手方向両端部の折曲部6aに第2の被係止部63,63aを有する略矩形の段ボール紙からなり、この段ボール紙を折曲部6aで折曲げることにより形成される。第2の被係止部63,63aは予め切抜いてある構成とする他、予め切目を枠状に設けた構成とし、使用時に切目から切抜くことができる構成としてもよい。
図8は端緩衝体の構成を示す平面図、図9は図8のIX−IX線の断面図、図10は図8のX −X 線の断面図である。端緩衝体3,4は薄型液晶テレビ2の角部が嵌入される断面L字形の凹所3a,4aを下部に有する。また、一方の端緩衝体3は折曲板部61,61の一端部(連結板6の一端部)が幅方向から嵌入される嵌入孔31を上部に有する。中央緩衝体5は薄型液晶テレビ2の横方向中央部が嵌入される断面U字形の凹所5aを下部に有し、折曲板部61,61の他端部(連結板6の他端部)が幅方向から嵌入される嵌入孔51を上部に有する。
嵌入孔31,51は端緩衝体3及び中央緩衝体5の上面3b,5bと内側面3c,5cとに開放されており、該嵌入孔31,51の内側に、各折曲板部61,61の弾性復元により第1の被係止部62,62、62a,62aを係止し、折曲板部61,61の幅方向への移動を阻止する二つの係止凸部32,52、及び係止凸部32,52と連結板6の長手方向へ並置され、各折曲板部61,61の弾性復元を規制する二つの規制部33,53を並置してある。
係止凸部32,52は、嵌入孔31,51を下方へ貫通させることにより一体に形成されている。具体的には、端緩衝体3及び中央緩衝体5の上部を成形する上型と、端緩衝体3及び中央緩衝体5の下部を成形する下型とにより嵌入孔31,51を貫通させ、係止凸部32,52を形成してある。
規制部33,53は連結板6の断面形状に対応して略V字形をなす面からなり、端緩衝体3及び中央緩衝体5の上部を成形する上型により形成されている。
また、端緩衝体3及び中央緩衝体5には規制部33,53の両側縁に連なり、第2の被係止部63、63aを係止して連結板6の長手方向への移動を阻止する係止部34,54を設けてある。具体的には嵌入孔31,51の貫通部内面3d,5d及び内側面3,5cの間で、且つ規制部33,53の両側縁に連なる部分を係止部34,54としてある。
以上のように構成された緩衝装置は、段ボール箱1内に上方から収容される薄型液晶テレビ2の上両端部と段ボール箱1の上部内面との間に二つの端緩衝体3,4が配置され、薄型液晶テレビ2の上中央部と段ボール箱1の上部内面との間に中央緩衝体5が配置される。二つの端緩衝体3,4は薄型液晶テレビ2の角部と段ボール箱1の上部内面との間で位置保持され、段ボール箱1に対する移動が阻止される。
この後、略V字形に折曲げられている連結板6の中央部が折曲板部61,61の弾性復元力に打勝って片手で把持され、該連結板6の一端部が端緩衝体3の嵌入孔31に、また、連結板6の他端部が中央緩衝体5の嵌入孔51に夫々嵌入されることにより、端緩衝体3に対する中央緩衝体5の位置を決めることができ、この位置で中央緩衝体5の移動を防ぐことができる。即ち、連結板6の両端部が嵌入孔31,51に嵌入されることにより、第2の被係止部63、63aが係止部34,54に係止されるとともに、折曲板部61,61が弾性復元し、第1の被係止部62,62、62a,62aが係止凸部32,52に係止され、各折曲板部61,61が規制部33,53に接触し、各折曲板部61,61の弾性復元を規制する。
第1の被係止部62,62、62a,62aが係止凸部32,52に係止されることにより、連結板6が嵌入孔31,51から上方へ抜出るのを防ぐことができ、第2の被係止部63,63aが係止部34,54に係止されることにより、端緩衝体3と中央緩衝体5との離隔方向への相対移動を確実に防ぐことができ、端緩衝体3に対する中央緩衝体5の位置を維持することができる。
また、折曲板部61,61の弾性復元力が規制部33,53に加わっているため、連結板6のガタつきをなくすることができる。
実施の形態2
図11は本発明に係るテレビ装置、及びこれに用いられる緩衝装置の構成を示す斜視図、図12は緩衝装置の構成を示す斜視図、図13は二つの緩衝体と連結板との関連構成を示す斜視図、図14の(a) は連結板の未折曲状態の構成を示す平面図、図14の(b) は連結板の折曲状態の構成を示す正面図である。この緩衝装置は、実施の形態1における第2の被係止部63,63aをなくし、一方の端緩衝体3と中央緩衝体5、及び他方の端緩衝体4と中央緩衝体5とを二つの連結板6,6により連結する構成としたものである。
他方の端緩衝体4には内側に係止凸部42及び規制部43を有する嵌入孔41を設けてあり、中央緩衝体5には内側に係止凸部52及び規制部53を有する嵌入孔51,51を並置してあり、二つの連結板6,6の各折曲板部61,61の両端部には第1の被係止部62,62、62a,62aが設けられている。
この緩衝装置にあっては、折曲板部61,61の弾性復元力に打勝って片手で把持される一方の連結板6の一端部が端緩衝体3の嵌入孔31に、また、他端部が中央緩衝体5の嵌入孔51に夫々嵌入されることにより、端緩衝体3に対する中央緩衝体5の位置を決めることができる。
また、折曲板部61,61の弾性復元力に打勝って片手で把持される他方の連結板6の一端部が端緩衝体4の嵌入孔41に、また、他端部が中央緩衝体5の嵌入孔51に夫々嵌入されることにより、一方の連結板6によって位置決めされた中央緩衝体5の前記離隔方向への移動を確実に防ぐことができる。
即ち、一方の連結板6の両端部が嵌入孔31,51に嵌入されることにより、折曲板部61,61が弾性復元し、第1の被係止部62,62、62a,62aが係止凸部32,52に係止され、各折曲板部61,61が規制部33,53に接触し、各折曲板部61,61の弾性復元を規制する。また、他方の連結板6の両端部が嵌入孔41,51に嵌入されることにより、折曲板部61,61が弾性復元し、第1の被係止部62,62、62a,62aが係止凸部42,52に係止され、各折曲板部61,61が規制部33,53に接触し、各折曲板部61,61の弾性復元を規制する。
尚、以上説明した実施の形態では略矩形をなす連結板6の長手方向への移動を阻止する手段として、二つの折曲板部61,61の折曲部6aに第2の被係止部63,63aを設け、この第2の被係止部63,63aを係止するための係止部34,54を規制部33,53の両側縁に連なる部分に設けたが、その他、例えば第1の被係止部62,62、62a,62aに凹状又は凸状の第2の被係止部を設け、該第2の被係止部に係合する凸状又は凹状の係止部を係止凸部32,52に設けて連結板6の長手方向への移動を阻止するように構成してもよいし、また、断面略V字形をなす規制部33,53の途中に凹状又は凸状の第2の被係止部を設け、該第2の被係止部に係合する凸状又は凹状の係止部を折曲板部61,61に設けて連結板6の長手方向への移動を阻止するように構成してもよい。
また、本発明に係るテレビ装置は薄型液晶テレビを備える構成である他、薄型プラズマテレビを備える構成であってもよい。
本発明に係るテレビ装置、及びこれに用いられる緩衝装置の構成を示す斜視図である。 本発明に係る緩衝装置の要部の構成を示す拡大斜視図である。 本発明に係る緩衝装置の構成を示す斜視図である。 本発明に係る緩衝装置の二つの緩衝体と連結板との関連構成を示す斜視図である。 本発明に係る緩衝装置の連結板が緩衝体の嵌入孔に嵌入されている状態の拡大断面図である。 図5のVI−VI線の断面図である。 本発明に係る緩衝装置の連結板の構成を示すもので、(a) は未折曲状態の構成を示す平面図、(b) は折曲状態の構成を示す正面図である。 本発明に係る緩衝装置の端緩衝体の構成を示す平面図である。 図8のIX−IX線の断面図である。 図8のX −X 線の断面図である。 本発明に係るテレビ装置、及びこれに用いられる緩衝装置の構成を示す斜視図である。 本発明に係る緩衝装置の構成を示す斜視図である。 本発明に係る緩衝装置の二つの緩衝体と連結板との関連構成を示す斜視図である。 本発明に係る緩衝装置の連結板の構成を示すもので、(a) は未折曲状態の構成を示す平面図、(b) は連結板の折曲状態の構成を示す正面図である。 従来のテレビ装置、及びこれに用いられる緩衝装置の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 段ボール箱(箱体)
3 端緩衝体(緩衝体)
31 嵌入孔
32 係止凸部
33 規制部
34 係止部
5 中央緩衝体(緩衝体)
51 嵌入孔
52 係止凸部
53 規制部
54 係止部
6 連結板
61 折曲板部
62,62a 第1の被係止部
63,63a 第2の被係止部

Claims (4)

  1. 箱体内に離隔して収容される二つの緩衝体と、略矩形をなし、各緩衝体を連結する連結板とを備える緩衝装置において、前記連結板は、幅方向の途中で弾性復元を可能に略V字形に折曲げられ、略矩形をなす二つの折曲板部、及び各折曲板部の長手方向両端部で幅方向へ窪む第1の被係止部を有し、前記各緩衝体は、前記各折曲板部の端部が該折曲板部夫々の幅方向から嵌入される一つの嵌入孔、及び前記各折曲板部の弾性復元により折曲板部夫々の被係止部を前記一つの嵌入孔内で係止し、前記折曲板部夫々の幅方向への移動を阻止する係止凸部を有することを特徴とする緩衝装置。
  2. 前記緩衝体は、前記嵌入孔内で前記係止凸部と並置され、前記各折曲板部の弾性復元を規制する二つの規制部を有する請求項1記載の緩衝装置。
  3. 前記二つの折曲板部の両端部は、前記第1の被係止部より長手方向中央側で、且つ二つの折曲板部の折曲部を欠除してなる第2の被係止部を有し、前記緩衝体は前記第2の被係止部を係止し、前記連結板の長手方向への移動を阻止する係止部を有する請求項1又は2記載の緩衝装置。
  4. 略直方体をなす段ボール箱と、該段ボール箱内に収容されている薄型テレビと、該薄型テレビの上部及び前記段ボール箱の上部内面との間に収容される請求項1乃至3のいずれか一つに記載の緩衝装置とを備えることを特徴とするテレビ装置。
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